JP4779888B2 - 排気浄化方法及び排気浄化装置 - Google Patents

排気浄化方法及び排気浄化装置 Download PDF

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Description

本発明は、排気浄化方法及び排気浄化装置、特にディーゼルエンジンの排気中のパティキュレートを捕集するフィルタの再生処理に関する。
ディーゼルエンジンから排出されるパティキュレートマターをトラップし、パティキュレートマターの大気中への放出を防止するためにディーゼルエンジンの排気通路にパティキュレートフィルタを設けることが知られている。このパティキュレートフィルタは、エンジンの運転中に排出されるパティキュレートマターを堆積できるが、その堆積できるパティキュレートマターには許容量がある。このため一般的に、堆積したパティキュレートマターが許容量に相当する値に到達するとパティキュレートフィルタの温度を昇温させて、堆積したパティキュレートマターを燃焼除去し、フィルタを再生することが行われている(特許文献1参照)。
特開2004−239200公報
ところで、排気中のパティキュレートを捕集するフィルタが搭載されたディーゼルエンジンにおいて、フィルタの再生時期になったか否かを判断する際の情報(例えばパティレート堆積量や運転履歴など)は、エンジンの運転停止後も失われないようにエンジンコントローラ内のEEPROM(記憶装置)に記憶されている。
この場合に、記憶装置を有するエンジンコントローラが新品に交換されると、上記の情報が失われてしまう。このため、交換後の新しいエンジンコントローラではフィルタにパティキュレートが堆積していないものとして制御を開始する。つまり、エンジンコントローラが交換されたタイミングでフィルタにパティキュレートが堆積していれば、そのパティキュレート堆積分が誤差として生じる。従って、エンジンコントローラが交換されたタイミングでフィルタに堆積しているパティキュレートをそのままにしておくと、新しいエンジンコントローラがフィルタの再生時期になったと判定するときには、フィルタに過度のパティキュレートが堆積していることが考えられる。
そこで、エンジンコントローラを新品に交換した後に初めてフィルタの再生時期になったときに、フィルタに過度のパティキュレートが堆積していないように、エンジンコントローラの交換時にフィルタの再生処理を強制的に行い、フィルタからパティキュレートをいったん燃焼除去(再生)する必要がある。このため従来は、ディーラー(販売店)やサービス工場においてエンジンコントローラを交換する際には所定のサービスツールを使用して強制的にフィルタの再生処理を行わせていた。
しかしながら、地域やディーラーなどの事情により上記のサービスツールを使用したサービスが受けられないことがある。この場合、エンジンコントローラの交換時にフィルタにパティキュレートが堆積していても交換後のエンジンコントローラでは、フィルタにパティキュレートが堆積していないものとして制御を開始する。このため、エンジンコントローラの交換後に初めてフィルタの再生時期になったと判定されたとき、フィルタに許容値を超えるパティキュレートが堆積していることがあり、こうしたエンジンコントローラ交換後の初めてのフィルタの再生処理時に許容値を超えるパティキュレートが燃焼したのでは、フィルタの耐久性が損なわれる。
そこで本発明は、エンジンコントローラの交換時にサービスツールを使用したサービスが受けられない場合においても、フィルタの耐久性が損なわれることがないようにする排気浄化方法及び排気浄化装置を提供することを目的とする。
本発明は、パティキュレートフィルタに堆積するパティキュレート捕集量を推定し、推定した捕集量が所定量となったときにパティキュレートフィルタを昇温することで堆積したパティキュレートを再生させる排気浄化装置に適用される。
エンジンコントローラが、エンジンコントローラ自身が交換された後の初回のエンジン運転であるかを判定する判定処理手順を備える。この判定処理手順により、エンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定した場合は、パティキュレート捕集量が所定量以下であってもパティキュレートフィルタを再生する再生実行処理手順を備える。
さらに、トランスポンダーキー固有の電子的コードが車両移動禁止用エンジンコントローラが保持するコードと一致する場合にのみエンジンコントローラとの通信条件を成立させ、前記通信条件が成立した場合に前記車両移動禁止用エンジンコントローラと前記エンジンコントローラがそれぞれ持つ識別コードを照合し、前記識別コードが一致する場合にのみエンジンの始動を許可するイモビライザーを備え、前記判定処理手順は、エンジン運転開始時に前記エンジンコントローラへの前記識別コードの書込みが初回であるか否かを判定し、この判定結果よりエンジンコントローラへの識別コードの書込みが初回である場合に、前記エンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定する。
本発明によれば、エンジンコントローラがエンジンコントローラ自身が交換された後の初回のエンジン運転時であると判定すると、フィルタの再生処理を行うので、エンジンコントローラの交換時にサービスツールを使用したサービスが受けられない場合においても、エンジンコントローラ交換後の初めてのフィルタの再生処理時に許容値を超えるパティキュレートが燃焼することがなく、フィルタの耐久性が損なわれることを防止できる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す概略構成図である。
図1において、1はディーゼルエンジンである。排気通路2と吸気通路3のコレクタ部3aとを結ぶEGR通路4に、圧力制御弁(図示しない)からの制御圧力に応動するダイヤフラム式のEGR弁6を備える。圧力制御弁は、エンジンコントローラ31からのデューティ制御信号により駆動される。これによって運転条件に応じた所定のEGR率が得られる。なお、EGR弁6の駆動方式はこれに限らず、ステップモータにより駆動するものでも良い。
エンジン1にはコモンレール式の燃料噴射装置10が備えられる。この燃料噴射装置10は、主に燃料タンク(図示しない)、低圧ポンプ(図示しない)、高圧サプライポンプ14、コモンレール(蓄圧室)16、気筒毎に設けられるインジェクタ17からなる。高圧サプライポンプ14により加圧された燃料はコモンレール16にいったん蓄えられる。コモンレール16内の燃料圧力を所望の圧力に制御するために高圧サプライポンプ14は必要な量だけ燃料を圧送する必要がある。そのために一個のリニアソレノイドタイプの吸入量制御弁を有しており、吸入ポートの面積を変えることによってプランジャ室への燃料供給量を制御している。
このコモンレール16の高圧燃料は、各気筒のインジェクタ17に供給される。そして、インジェクタ17を開弁駆動することによって各気筒のシリンダ内にコモンレール16内の高圧燃料が直接的に噴射される。
インジェクタ17は、ソレノイド、二方弁、出口オリフィス、入口オリフィス、コマンドピストン、ノズルニードルなどによって構成される。ソレノイドに通電されていない状態では二方弁はスプリング力によって下方に押しつけられ、出口オリフィスは閉じた状態にある。このため、コマンドピストンを押し下げようとすると、コマンドピストン上端の制御室圧力とノズルニードルを押し上げようとする圧力は同じになり、受圧面積の違いとノズルスプリング力によりノズルニードルはシート部に当接して閉弁状態を維持し、燃料噴射は行われない。
ソレノイドに通電が開始されると、二方弁はソレノイドの吸引力により上方に引き上げられる。これにより出口オリフィスが開き、制御室の燃料が上方へ流出する。燃料が流出すると、コマンドピストンに対して下向きに作用している制御室圧力が低下する。このため、コマンドピストン及びノズルニードルが上昇し、噴孔より燃料噴射が開始される。さらにソレノイドへの通電を続けると、ノズルニードルは最大リフトに達し、最大噴射率の状態になる。
一方、ソレノイドへの通電を遮断すると、二方弁が下降して出口オリフィスが閉じられる。このため、制御室へ入口オリフィスより燃料が流入して制御室圧力が上昇する。これにより、ノズルニードルが急激に下降してシート部に当接する。その後、噴孔が閉じられ、燃料噴射が終了する。
従って、ソレノイドへの通電時期により燃料噴射時期が、ソレノイドへの通電時間により燃料噴射量が制御される。このソレノイドへの通電・通電遮断を1サイクル中に複数回繰り返すことで、多段噴射を実現できる。多段噴射とは、メイン噴射に先立つパイロット噴射や、メイン噴射の後に行われるポスト噴射などのことである。
EGR通路4の開口部下流の排気通路2に、排気の熱エネルギーを回転エネルギーに変換するタービン22と吸気を圧縮するコンプレッサ23とを同軸で連結した可変容量ターボ過給機21を備える。タービン22のスクロール入口に、アクチュエータ25により駆動される可変ノズル24(可変容量機構)が設けられる。そして、エンジンコントローラ31は、低回転速度側ではタービン22に導入される排気の流速を高めるために可変ノズル24のノズル開度を傾動状態に制御する。これにより、低回転速度域から所定の過給圧が得られる。一方、高回転速度側では排気を抵抗なくタービン22に導入させるためにノズル開度を全開状態に制御する。
上記のアクチュエータ25は、制御圧力に応動して可変ノズル26を駆動するダイヤフラムアクチュエータ26と、このダイヤフラムアクチュエータ26への制御圧力を調整する圧力制御弁27とからなる。そして、可変ノズル24の実開度が目標ノズル開度となるように、デューティ制御信号が作られ、このデューティ制御信号が圧力制御弁27に出力される。
コレクタ3a入口には、アクチュエータ43により駆動される吸気絞り弁42が設けられている。上記のアクチュエータ43は、制御圧力に応動して吸気絞り弁42を駆動するダイヤフラムアクチュエータ44と、このダイヤフラムアクチュエータ44への制御圧力を調整する圧力制御弁45とからなる。そして、吸気絞り弁42が目標開度まで閉じられるように、デューティ制御信号が作られ、このデューティ制御信号が圧力制御弁45に出力される。
エンジンコントローラ31は、アクセルセンサ32からのアクセル開度(アクセルペダルの踏込量のこと)、クランク角センサ33からのエンジン回転速度、水温センサ34からの冷却水温、エアフローメータ35からの吸入空気量の各信号が入力される。そして、エンジンコントローラ31では、エンジン負荷(アクセル開度など)及びエンジン回転速度に基づいて、燃料噴射時期及び燃料噴射量を算出し、これらに対応する開弁指令信号をインジェクタ17へ出力する。
また、エンジンコントローラ31では、エンジン負荷及びエンジン回転速度に基づいて目標コモンレール燃料圧力を算出し、圧力センサにより検出されるコモンレール16内の実際の燃料圧力がその算出した目標コモンレール燃料圧力と一致するように上記の吸入量制御弁を制御する。また、エンジンコントローラ31では、目標EGR率と目標過給圧とが得られるようにEGR制御と過給圧制御を協調して行う。
なお、エンジンコントローラ31は中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成されている。
排気通路2には排気中のパティキュレートを捕集するフィルタ41が設置される。フィルタ41のパティキュレート堆積量が所定値(閾値)に達すると、フィルタの再生処理を開始し、フィルタ41に堆積しているパティキュレートを燃焼除去する。
フィルタ41の圧力損失(フィルタ41の上流と下流の圧力差)を検出するために、フィルタ41をバイパスする差圧検出通路に差圧センサ36が設けられる。
この差圧センサ36により検出されるフィルタ41の圧力損失ΔPは、温度センサ37からのフィルタ入口温度T1、温度センサ38からのフィルタ出口温度T2と共にエンジンコントローラ31に送られる。エンジンコントローラ31では、これらに基づいてフィルタ41の再生時期になったときに公知の排気昇温手段(例えば空気過剰率をスモーク限界近傍の値に制御する手段)を用いて目標温度までフィルタ41を昇温させてフィルタ41の再生処理を行う。
一方、フィルタ41に堆積しているパティキュレートの全てが燃焼除去される完全再生を行わせるには再生処理時にフィルタ41の許容温度を超えない範囲で少しでもパティキュレートの燃焼温度を高めてやることが必要となる。このことを考慮して、本実施形態ではフィルタ41を構成する担体に酸化触媒をコーティングしている。このような酸化触媒によりパティキュレートが燃焼する際の酸化反応を促進してその分フィルタ41のベッド温度を実質的に上昇させ、フィルタ41内のパティキュレートの燃焼を促進させる。
こうした酸化触媒を担持したフィルタ41を対象として、エンジンコントローラ31では、フィルタ41のベッド温度Tbedを検出し、この検出されるベッド温度が目標ベッド温度Tx以上となっている期間を積算した値を有効再生期間teとして演算する。そして、この有効再生期間teに基づいてフィルタ41に堆積しているパティキュレートの燃焼除去量であるパティキュレート再生量PMrを推定し、この推定されるパティキュレート再生量PMrからパティキュレートの再生効率ηPMを演算し、この演算される再生効率ηPMに基づき、目標入口温度Tdを高く設定する(特開2005−201251号公報参照)。
なお、フィルタ41の再生処理の方法はここに記した方法に限られるものでなく、公知の再生処理の方法を用いても良い。
さて、排気中のパティキュレートを捕集するフィルタ41が搭載されたディーゼルエンジンにおいて、フィルタ41の再生時期になったか否かを判断する際の情報(例えばパティレート堆積量や運転履歴など)は、エンジンの運転停止後も失われないようにエンジンコントローラ31内のEEPROM(記憶装置)に記憶されている。
この場合に、記憶装置を有するエンジンコントローラ31が新品に交換されると、上記の情報が失われてしまう。このため、新しいエンジンコントローラではフィルタ41にパティキレートが堆積していないものとして制御を開始する。つまり、エンジンコントローラ31が交換されたタイミングでフィルタ41にパティキュレートが堆積していれば、そのパティキュレート堆積分が誤差として生じる。従って、エンジンコントローラ31が交換されたタイミングでフィルタ41に堆積しているパティキュレートをそのままにしておくと、新しいエンジンコントローラ31がフィルタ41の再生時期になったと判定するときには、フィルタ41に過度のパティキュレートが堆積していることが考えられる。
そこで、エンジンコントローラ31を新品に交換した後に初めてフィルタ41の再生時期になったときに、フィルタ41に過度のパティキュレートが堆積していないように、エンジンコントローラ31の交換時にフィルタ41の再生処理を強制的に行い、フィルタ41からパティキュレートをいったん燃焼除去(再生)する必要がある。このため従来は、ディーラー(販売店)やサービス工場においてエンジンコントローラ31を交換する際に所定のサービスツールを使用して強制的にフィルタの再生処理を行わせていた。
しかしながら、地域やディーラーなどの事情により上記のサービスツールを使用したサービスが受けられないことがある。この場合、エンジンコントローラ31の交換時にフィルタ41にパティキュレートが堆積していても交換後のエンジンコントローラ31では、フィルタ41にパティキュレートが堆積していないものとして制御を開始する。すると、交換後のエンジンコントローラ31が、エンジンコントローラ31の交換後に初めてフィルタ41の再生時期になったと判定したときは、フィルタ41に許容値を超えるパティレートが堆積していることがある。そして、こうしたエンジンコントローラ31交換後に行われる初めてのフィルタ41の再生処理時において、フィルタ41に許容値を超えるパティキュレートが堆積し、それを燃焼させたのでは、異常燃焼によりフィルタ41の耐久性が損なわれる虞がある。
そこで本発明では、エンジンコントーラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であるか否かを判定し、エンジンコントーラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であると判定される場合に、フィルタ41の再生処理を強制的に実行する。
この場合に、エンジンコントーラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であるか否かは次のようにして判定する。すなわち、イモビライザーを備えている場合には、エンジン運転開始時にエンジンコントローラ31に初回の識別コードの書込みが行われているか否かを判定する。そして、この判定結果よりエンジンコントローラ31に初回の識別コードの書込みが行われている場合に、エンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であると判定する。
これに対して、イモビライザーを備えていない場合には次のように判定することができる。故障したエンジンコントローラ31を、他の車両で使用していたエンジンコントローラ31へ交換する場合、EEPROMに記憶されているアナログ値は他の車両で使用されていたときのものである。このため、今回新たに入力されるアナログ値は車両が異なることから当然記憶されているアナログ値とは異なるものとなる。そこで、EEPROMに記憶されているアナログ値と今回新たに入力されてEEPROMの別の領域に記憶されるアナログ値とを比較することで、故障したエンジンコントローラ31を他の車両で使用していたエンジンコントローラ31に交換した場合を判定できる。中古品に交換した場合も同様である。
具体的には、図2に示したようにエンジンコントローラ31に入力される10種類のアナログ値であって前回のエンジン運転時のアナログ値をエンジン停止後もその値が失われることがないようにエンジンコントローラ31内のEEPROM(記憶装置)に記憶しておく。そして、このEEPROMに記憶されている前回のエンジン運転時の複数種のアナログ値と、エンジン運転開始時に入力される複数種のアナログ値とを比較する。比較する際には同じ種類のアナログ値を比較する。
この比較結果によりEEPROMに記憶されている複数のアナログ値のうち、いくつの種類のアナログ値が今回入力されるアナログ値と異なるのかを判断する。判断した結果、異なるアナログ値の種類の数がしきい値以上である場合にエンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であると判定する。
また、エンジン運転開始時にEEPROMに前回エンジン運転時のアナログ値が記憶されていない場合にもEEPROMに記憶される複数種のアナログ値と、今回EEPROMに記憶される別領域のアナログ値とが異なると判断されるため、エンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であると判定することができる。
図2に示したようにエンジンコントローラ31に入力されるアナログ入力値は次の〈1〉〜〈10〉に示す通りである。アナログ入力値は、それぞれEGR弁6の全閉点位置を検出するセンサ51、EGR弁6の全開点位置を検出するセンサ52、第1アクセルセンサの全閉点位置を検出するセンサ53、第2アクセルセンサの全閉点位置を検出するセンサ54、吸気絞り弁42の全閉点位置を検出するセンサ55、吸気絞り弁42の全開点位置を検出するセンサ56、1番気筒インジェクタの筒機差補正抵抗値を検出するセンサ57、2番気筒インジェクタの筒機差補正抵抗値を検出するセンサ58、3番気筒インジェクタの筒機差補正抵抗値を検出するセンサ59、4番気筒インジェクタの筒機差補正抵抗値を検出するセンサ60により検出される。
〈1〉EGR弁6の全閉点位置
〈2〉EGR弁6の全開点位置
〈3〉第1アクセルセンサの全閉点位置
〈4〉第2アクセルセンサの全閉点位置
〈5〉吸気絞り弁42の全閉点位置
〈6〉吸気絞り弁42の全開点位置
〈7〉1番気筒インジェクタの筒機差補正抵抗値
〈8〉2番気筒インジェクタの筒機差補正抵抗値
〈9〉3番気筒インジェクタの筒機差補正抵抗値
〈10〉4番気筒インジェクタの筒機差補正抵抗値
これら10個のアナログ入力値は、エンジン個体差によりある程度のばらつきや経時劣化が生じるものあるいはEGR弁6、アクセルペダル、吸気絞り弁42、インジェクタ17などの部品個体差によりある程度のばらつきや経時劣化が生じるものの例として挙げている。
例えば、上記〈3〉、〈4〉のアクセルセンサの全閉位置とは、アクセルペダルを一杯にまで踏み込んだときのアクセルペダル位置のことである。このアクセルペダル位置は機械的に定まるので、アクセルペダル部品の個体差により、センサ出力電圧値にある程度のばらつきが生じることになる。同様にして上記〈1〉、〈2〉のEGR弁6の全閉点位置、全開点位置や上記〈5〉、〈6〉の吸気絞り弁42の全閉点位置、全開点位置も機械的に定まるので、EGR弁部品、吸気絞り弁部品の個体差により、センサ出力電圧値にある程度のばらつきが生じる。なお、アクセルセンサの全閉点位置が2つあるのは、アクセルセンサ32については安全上の理由により2系統のセンサが設定されているためである。
インジェクタ17のひとつひとつの燃料噴射特性の個体ばらつきを補正するため、上記ソレノイドに対して所定の抵抗が予め接続されている。上記〈7〉〜〈10〉のインジェクタ17の筒機差補正抵抗値とは、このインジェクタ17の個体差に伴う気筒間での燃料噴射量のばらつきを補正して気筒間で燃料噴射量を同じにするために接続されている上記抵抗の抵抗値のことである。本実施形態では4気筒エンジンを対象としているため、インジェクタ17の筒機差補正抵抗値も4つあることになる。
なお、アナログ入力値の中には自己診断のために既にエンジンコントローラ31に入力されているものがあるので、この場合には、改めてセンサを設ける必要はない。
エンジンコントローラ31により実行されるこの制御を図3のフローチャートに基づいて詳述する。
図3のフローはイグニッションキースイッチがOFFよりONされたとき、つまり今回のエンジン運転開始時に実行する。なお、フローは操作の流れを示しており、一定時間毎に繰り返し実行するものでない。
ステップ1ではエンジンがイモビライザーを備えているか否かをみる。イモビライザーを備えているか否かの情報は、エンジンコントローラ31内のROM内に格納されているので、その情報をみればよい。
イモビライザーを備えていればステップ11に進み、強制的再生処理フラグをみる。このフラグは、後述するようにエンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時にフィルタ41の再生処理を強制的に実行したとき、強制的再生処理フラグ=1となるフラグである。今は、強制的再生処理フラグ=0であったとすると、ステップ12に進み、識別コードのエンジンコントーラ31への書込みは初回であるか否かをみる。
ここで、イモビライザーは、特開平8−244558号公報に記載されているように、簡単には図4のように構成されている。すなわち、車両移動禁止用コントローラ71とエンジンコントローラ31とが双方向通信装置72を介して連結されている。車両移動禁止用コントローラ71にはトランスポンダーキー74が備えられ、車両移動禁止用コントローラ71からアンテナ73を介し電磁波(あるいは電波)を送ってトランスポンダーキー74に呼びかけると、トランスポンダーキー74が固有の電子的コードを送ってよこす。そして、このコードと車両移動禁止用コントローラ71に保持しているコードとが一致するかどうかをみることによって、トランスポンダーキー74と車両移動禁止用コントローラ71との組み合わせが正しいかどうかを確認することができる。車両移動禁止用コントローラ71を取り外し、代わりに他の車両の車両移動禁止用コントローラを組み付けたり、車両移動禁止用コントローラ71はそのままで他の車両のトランスポンダーキーを持ってきたりしても、車両移動禁止用コントローラ71とエンジンコントローラ31の通信条件は成立しない。つまり車両移動禁止用コントローラ71とエンジンコントローラ31との間で通信条件を成立させるためには、トランスポンダーキー74の所持が必要となる。
また、イグニッションスイッチのOFFからONへの切換時に、車両移動禁止用コントローラ71の記憶している識別コードとエンジンコントローラ31の記憶している識別コードが照合される。照合結果が一致すればエンジンの始動が許可されるが、照合結果が一致しなればエンジンの始動が禁止(つまり車両の発進が阻止)される。さらに、エンジンの停止時には、車両移動禁止用コントローラ71の記憶している識別コードとエンジンコントローラ31の記憶している識別コードとが別のコードへと更新される。
一方、エンジンコントローラ31の故障時には、エンジンコントローラ31と車両移動禁止用コントローラ71と(トランスポンダーキー74についても)が一体で交換され、両コントローラ31、71に対して識別コードの初回の書き込みが行われる。この初回の書き込みがステップ12でいう初回の書き込みである。
ステップ12で識別コードの書き込みが初回の書き込みであるときには、エンジンコントローラ31が新品に交換された後の初回のエンジン始動時(初回のエンジン運転時)である。つまりデータ(フィルタ41の再生時期になったか否かを判断する際の情報)が失われていると判断し、ステップ7に進んで車室内の運転パネルに設けている警告灯62を点灯し、運転者に対してフィルタ41の再生処理の運転を促す。
ここで、運転者にフィルタ41の再生処理の運転を促すのは、フィルタ41の再生処理を強制的に行わせるためである。フィルタ41の再生処理を強制的に行わせる方法には、〈a〉車室内の運転パネルに設けている警告灯62を点灯し、運転者に対してフィルタ4
1の再生処理の運転を促す方法、
〈b〉車室内の運転パネルに設けている再生運転スイッチを運転者が押すことを促す方法

〈c〉エンジンコントローラ31が働いて全て自動でフィルタ41の再生処理を強制的に
行う方法
の3つの考え方があり、図3のフローには〈a〉の方法を示している。
運転者にフィルタ41の再生処理の運転を促した後には、ステップ8でフィルタ41の再生処理の運転が完了(終了)したか否かをみる。例えば差圧センサ36により検出されるフィルタ41の圧力損失ΔPが所定値を超えていれば、そのまま待機する。上記の警告灯62の点灯を受けて、運転者が所定時間連続して車両を高速走行させれば、フィルタ41の圧力損失ΔPが所定値以下になるので、このときにはフィルタ41の再生処理の強制的な運転が完了したと判断し、ステップ9に進んで警告灯62を消灯する。
一方、上記〈b〉、〈c〉の方法の場合には、所定の時間だけエンジンコントローラ31によってフィルタ41の再生処理の運転を強制的に行わせる。この場合、エンジンコントローラ31の交換により、フィルタ41の再生時期になったか否かを判断する際の情報が失われているので、例えばパティキュレートがフィルタ41に許容限界まで堆積しているものとして、この許容限界のパティキュレート堆積量が全て燃焼除去される時間(適合値)、フィルタ41の再生処理の運転を強制的に行わせる。これにより、フィルタ41がパティキュレートの堆積していない初期状態へと戻る。
これで、エンジンコントローラ31が新品に交換された後の初回のエンジン運転時における、フィルタ41の再生処理の強制的な運転が完了するので、ステップ10では強制的再生処理フラグ=1とする。この強制的再生処理フラグの値は、エンジン停止後もその値が消失しないようにエンジンコントローラ内31のEEPROMに記憶する。
この強制的再生処理フラグ=1により、次回のエンジン運転以降、エンジンコントローラ31の交換がなければステップ11で強制的再生処理フラグ=1であることよりそのまま処理を終了することになる。一方、次回のエンジン運転以降にエンジンコントローラ31が再び交換されれば、ステップ11で強制的再生処理フラグ=0であることより、ステップ12に進んで上述した操作を繰り返す。
一方、ステップ1でイモビライザーを備えていないと判定した場合には、ステップ2に進み、ステップ11と同じに強制的再生処理フラグをみる。ここでも強制的再生処理フラグ=0であったとすると、ステップ3に進み、今回のエンジン運転開始時にサンプリングしたアナログ入力値を読み込む。ステップ4で前回のエンジン運転時のアナログ入力値がエンジンコントローラ31内のEEPROMに記憶されているか否かをみる。ここでは、前回のエンジン運転時のアナログ入力値がエンジンコントローラ31内のEEPROMに記憶されているとすると、ステップ5に進み、今回の運転開始時にサンプリングしたアナログ入力値が前回のエンジン運転時のアナログ入力値と同様か否かをみる。
ここで、アナログ入力値は、センサ51〜60により検出される上記〈1〉〜〈10〉の10個のアナログ値(センサー出力電圧値)である。
ステップ5で10個のアナログ入力値の全てについて今回のエンジン運転開始時のアナログ入力値と前回のエンジン運転時のアナログ入力値との差が許容範囲内であれば、エンジンコントローラ31は前回のエンジン運転時に電源がOFFされたエンジンが今回の運転のため再び電源がONされたと認識する。つまりエンジンコントローラ31が交換されていないと判定し、そのまま処理を終了する。
一方、エンジンコントローラ31が新品に交換されていれば、前回のエンジン運転時のアナログ入力値が新品のエンジンコントローラ31内のEEPROMには記憶されていないため、今回のエンジン運転開始時のアナログ入力値と前回のエンジン運転時のアナログ入力値との差が許容範囲内にないことになる。つまり、今回のエンジン運転開始時のアナログ入力値と前回のエンジン運転時のアナログ入力値との差が許容範囲内にないことにより、エンジンコントローラ31は、エンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であることを判定できる。
ただし、例えばEGR弁6、アクセルペダル、吸気絞り弁42などの部品交換によっても、今回のエンジン運転開始時のアナログ入力値と前回のエンジン運転時のアナログ入力値との差が許容範囲内にないことになる。そこで、両者を区別するため、つまりエンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であるか否かの判定に誤判定が生じることを避けるため、今回のエンジン運転開始時のアナログ入力値と前回のエンジン運転時のアナログ入力値との差が許容範囲内にないときには、ステップ5よりステップ6に進む。
ここで、10個のアナログ入力値について今回エンジン開始時の値と前回エンジン運転時の値とを比較するのであるから、今回エンジン開始時の値と前回エンジン運転時の値との差が許容範囲にない場合には次の〈ケース1〉〜〈ケース10〉の10個のケースが理論的に考えられ、いずれのケースであっても、ステップ6に進ませる。
〈ケース1〉1つのアナログ入力値について今回エンジン始動時の値と前回エンジン運
転時の値との差が許容範囲にない場合
〈ケース2〉2つのアナログ入力値について今回エンジン始動時の値と前回エンジン運
転時の値との差が許容範囲にない場合
〈ケース3〉3つのアナログ入力値について今回エンジン始動時の値と前回エンジン運
転時の値との差が許容範囲にない場合
〈ケース4〉4つのアナログ入力値について今回エンジン始動時の値と前回エンジン運
転時の値との差が許容範囲にない場合
〈ケース5〉5つのアナログ入力値について今回エンジン始動時の値と前回エンジン運
転時の値との差が許容範囲にない場合
〈ケース6〉6つのアナログ入力値について今回エンジン始動時の値と前回エンジン運
転時の値との差が許容範囲にない場合
〈ケース7〉7つのアナログ入力値について今回エンジン始動時の値と前回エンジン運
転時の値との差が許容範囲にない場合
〈ケース8〉8つのアナログ入力値について今回エンジン始動時の値と前回エンジン運
転時の値との差が許容範囲にない場合
〈ケース9〉9つのアナログ入力値について今回エンジン始動時の値と前回エンジン運
転時の値との差が許容範囲にない場合
〈ケース10〉10のアナログ入力値に全てについて今回エンジン始動時の値と前回エ
ンジン運転時の値との差が許容範囲にない場合
ステップ6では、今回エンジン始動時の値と前回エンジン運転時の値との差が許容範囲になかったアナログ入力値の数としきい値を比較し、今回エンジン始動時の値と前回エンジン運転時の値との差が許容範囲になかったアナログ入力値の数がしきい値以上であれば、エンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であると判断し、ステップ7以降に進む。これに対して今回エンジン始動時の値と前回エンジン運転時の値との差が許容範囲になかったアナログ入力値の数がしきい値未満であるときには、エンジンコントローラ31は交換されていないと判断し、そのまま処理を終了する。
ここで、しきい値は少なくとも2以上の数とする。しきい値を1としないのは、部品故障などにより前回エンジン運転時までに部品交換が行われている場合にエンジンコントローラ31は交換されていないのにエンジンコントローラ31が交換されたと誤判定されるのを防ぐためである。例えば、部品故障などによりEGR弁6、アクセルペダル、吸気絞り弁42のうちの1つの部品が交換されていると、エンジンコントローラ31は交換されていないのに上記の〈ケース1〉が成立する。この場合に、しきい値が1であれば、エンジンコントローラ31が交換されたと誤判定されてしまうためである。
こうした点を考慮すると、上記10個のケースのうち部品交換によって成立し得る数より大きな値をしきい値として設定すればよいことになる。すると、部品交換において、アナログ入力の5個以上の部品が一度に交換されることはあり得ないので、ここではしきい値として5に設定している。実際にしきい値を設定する際には、エンジンの搭載される車両のプロジェクトや部品公差を考慮に入れる必要があり、車種により異なる値を採ると考えられる。
従って、今回エンジン始動時と前回エンジン運転時とで異なるアナログ入力値の数が1、2、3、4のいずれかである場合には、エンジン始動時と前回エンジン運転時とでアナログ入力値が違ったのはエンジンコントローラ31が交換されたからではなく部品故障などによる部品交換があったからであると判定し、そのまま処理を終了する。なお、今回エンジン始動時と前回エンジン運転時とで異なるアナログ入力値の数が0の場合にも、エンジンコントローラ31は交換されていないと判断し、そのまま処理を終了する。
今回エンジン始動時と前回エンジン運転時とで異なるアナログ入力値の数が5、6、7、8、9、10のいずれかの場合には今回エンジン始動時と前回エンジン運転時とでアナログ入力値が違ったのはエンジンコントローラ31が交換されたからである、つまりエンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であると判定し、ステップ7〜9の操作を実行して強制的にフィルタ41の再生処理を行わせる。
一方、ステップ4で前回のエンジン運転時のアナログ入力値がエンジンコントローラ31内のEEPROMに記憶されていない場合にもエンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であると判断する。そして、ステップ5、6を飛ばしてステップ7〜9に進みステップ7〜9の操作を実行して、強制的にフィルタ41の再生処理を行わせる。
これで、イモビライザーを備えていない場合に、エンジンコントローラ31が新品に交換された後の初回のエンジン運転時における、フィルタ41の再生処理の強制的な運転が完了するので、ステップ10で強制的再生処理フラグ=1とする。この強制的再生処理フラグの値は、エンジン停止後もその値が消失しないようにエンジンコントローラ内31のEEPROMに記憶する。
この強制的再生処理フラグ=1により、次回のエンジン運転以降、エンジンコントローラ31の交換がなければステップ2で強制的再生処理フラグ=1であることよりそのまま処理を終了することになる。一方、次回のエンジン運転以降にエンジンコントローラ31が再び交換されれば、ステップ2で強制的再生処理フラグ=0であることより、ステップ3以降に進んで上述した操作を繰り返す。
実施形態では、アナログ入力値の例10個全てについて判定する場合で説明したが、これに限られるものでなく、アナログ入力値10個のうちいくつかについて判定すればよい。実際に判定するアナログ入力値の数をいくつに設定するかは、エンジンの搭載される車両のプロジェクトや部品公差を考慮に入れた上での適合値とする。
ここで、本実施形態の作用効果を説明する。
本実施形態によれば、エンジンコントローラが、エンジンコントローラ自身が交換された後の初回のエンジン運転であるかを判定する判定処理手順を備える。この判定処理手順により、エンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定した場合は(図3のステップ1、12またはステップ1、3、4、5、6参照)、パティキュレート捕集量が所定量以下であってもパティキュレートフィルタを再生する(図3のステップ7、8、9参照)。、これにより、エンジンコントローラ31の交換時にサービスツールを使用したサービスが受けられない場合においても、エンジンコントローラ31交換後の初めてのフィルタ41の再生処理時に許容値を超えるパティキュレートが燃焼することがなく、フィルタ41の耐久性が損なわれることを防止できる。
また、エンジンコントローラ31の交換時にサービスツールを使用したサービスを受けられる場合にあっても、作業者がフィルタ41の再生処理を行うために特別な処置を必要とせず、エンジンコントローラ31の交換に伴う作業を削減できる。
本実施形態によれば、トランスポンダーキー固有の電子的コードが車両移動禁止用コントローラが保持するコードと一致する場合にのみエンジンコントローラとの通信条件を成立させ、通信条件が成立した場合に前記車両移動禁止用エンジンコントローラと前記エンジンコントローラがそれぞれ持つ識別コードを照合し、識別コードが一致する場合にのみエンジンの始動を許可するイモビライザーを備え、判定処理手順は、エンジン運転開始時にエンジンコントローラ31への識別コードの書込みが初回であるか否かを判定し(図3のステップ1、12参照)、この判定結果よりエンジンコントローラ31への識別コードの書き込みが初回である場合に、エンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であると判定する(図3のステップ1、19、7〜9参照)。そして、イモビライザーを備えてさえいれば、エンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時を判定できる。
本実施形態によれば、判定処理手順は、エンジンコントローラ31に入力される複数のアナログ値をエンジンコントローラ31内のEEPROM(記憶装置)に記憶しておき、このEEPROMに記憶されている前回エンジン運転時の複数種のアナログ入力値と、エンジン運転開始時に今回新たに入力される複数種のアナログ入力値であって前回のエンジン運転時のアナログ入力値と同じ種類のアナログ入力値とを比較する(図3のステップ1、3、5参照)。そして、この比較結果より複数種のアナログ入力値について前回の運転時とエンジン運転始動時とで異なる場合に、異なるアナログ入力値の種類の数をカウントし、カウントした異なるアナログ入力値の種類の数と所定のしきい値をさらに比較し(図3のステップ6参照)、この比較結果より異なるアナログ入力値の種類の数がしきい値以上である場合にエンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であると判定する(図3のステップ6、7〜9参照)。これにより、イモビライザーを備えていなくても、エンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時を判定できる。
本実施形態によれば、イモビライザーを備えない場合に、エンジンコントローラ31に入力される複数種のアナログ入力値であって前回のエンジン運転時の複数種のアナログ入力値をエンジンコントローラ31内のEEPROM(記憶装置)に記憶しておき、エンジン運転開始時にこのEEPROMに前回エンジン運転時の複数種のアナログ入力値が記憶されていない場合にエンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時であると判定する(図3のステップ1、3、4参照)。これにより、イモビライザーを備えていなくても、エンジンコントローラ31が交換された後の初回のエンジン運転時を判定できる。
本発明の一実施形態を示す概略構成図。 アナログ入力値を説明するためのシステム図。 エンジンコントローラが新品に交換された後の初回のエンジン運転時における、フィルタの強制的再生処理を説明するためのフローチャート。 イモビライザーの概略構成図。
符号の説明
1 エンジン
31 エンジンコントローラ
41 フィルタ
51〜60 センサ
62 警告灯

Claims (7)

  1. パティキュレートフィルタに堆積するパティキュレート捕集量を推定し、推定した捕集量が所定量となったときに前記パティキュレートフィルタを昇温することで堆積したパティキュレートを再生させる排気浄化装置において、
    エンジンコントローラが、
    エンジンコントローラ自身が交換された後の初回のエンジン運転であるかを判定する判定処理手順と、
    エンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定した場合に、前記パティキュレート捕集量が所定量以下であっても前記パティキュレートフィルタを再生する再生実行処理手順と、
    を含み、トランスポンダーキー固有の電子的コードが車両移動禁止用エンジンコントローラが保持するコードと一致する場合にのみエンジンコントローラとの通信条件を成立させ、前記通信条件が成立した場合に前記車両移動禁止用エンジンコントローラと前記エンジンコントローラがそれぞれ持つ識別コードを照合し、前記識別コードが一致する場合にのみエンジンの始動を許可するイモビライザーを備え、
    前記判定処理手順は、エンジン運転開始時に前記エンジンコントローラへの前記識別コードの書込みが初回であるか否かを判定し、この判定結果よりエンジンコントローラへの識別コードの書込みが初回である場合に、前記エンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定することを特徴とする排気浄化方法。
  2. パティキュレートフィルタに堆積するパティキュレート捕集量を推定し、推定した捕集量が所定量となったときに前記パティキュレートフィルタを昇温することで堆積したパティキュレートを再生させる排気浄化装置において、
    エンジンコントローラが、
    エンジンコントローラ自身が交換された後の初回のエンジン運転であるかを判定する判定処理手順と、
    エンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定した場合に、前記パティキュレート捕集量が所定量以下であっても前記パティキュレートフィルタを再生する再生実行処理手順と、
    を含むと共に、
    前記判定処理手順は、
    前記エンジンコントローラに入力される複数種のアナログ値をエンジンコントローラの有する記憶装置に記憶する記憶手順と、
    エンジンの運転開始時にこの記憶装置に記憶されている前回のエンジン運転時のアナログ値と、今回新たに入力される複数種のアナログ値とで、同じ種類のアナログ値を比較する比較手順と、
    前記同じ種類のアナログ値を比較した結果、異なる結果となったアナログ値の種類の数をカウントするカウント手順と
    を含み、
    前記カウント手順によりカウントされた異なる結果となったアナログ値の種類の数と所定のしきい値をさらに比較し、この比較結果より異なる結果となったアナログ値の種類の数がしきい値以上である場合にエンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定することを特徴とする排気浄化方法。
  3. パティキュレートフィルタに堆積するパティキュレート捕集量を推定し、推定した捕集量が所定量となったときに前記パティキュレートフィルタを昇温することで堆積したパティキュレートを再生させる排気浄化装置において、
    エンジンコントローラが、
    エンジンコントローラ自身が交換された後の初回のエンジン運転であるかを判定する判定処理手順と、
    エンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定した場合に、前記パティキュレート捕集量が所定量以下であっても前記パティキュレートフィルタを再生する再生実行処理手順と、
    を含むと共に、
    前記判定処理手順は、
    前記エンジンコントローラに入力される複数種のアナログ値をエンジンコントローラの有する記憶装置に記憶する記憶手順
    を含み、
    エンジン運転開始時に前記記憶装置に前回エンジン運転時の複数種のアナログ値が記憶されていない場合にエンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定することを特徴とする排気浄化方法。
  4. 前記エンジンコントローラに入力される複数種のアナログ値は、エンジン個体差または部品個体差によりばらつきまたは経時劣化を生じるものであることを特徴とする請求項2または3に記載の排気浄化方法。
  5. パティキュレートフィルタに堆積するパティキュレート捕集量を推定し、推定した捕集量が所定量となったときに前記パティキュレートフィルタを昇温することで堆積したパティキュレートを再生させる排気浄化装置において、
    エンジンコントローラが、
    エンジンコントローラ自身が交換された後の初回のエンジン運転であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段がエンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定した場合に、前記パティキュレート捕集量が所定量以下であっても前記パティキュレートフィルタを再生する再生実行手段と、
    を備えると共に、
    トランスポンダーキー固有の電子的コードが車両移動禁止用コントローラが保持するコードと一致する場合にのみエンジンコントローラとの通信条件を成立させ、前記通信条件が成立した場合に前記車両移動禁止用エンジンコントローラと前記エンジンコントローラがそれぞれ持つ識別コードを照合し、前記識別コードが一致する場合にのみエンジンの始動を許可するイモビライザーを備え、
    前記判定手段は、エンジン運転開始時に前記エンジンコントローラへの前記識別コードの書込みが初回であるか否かを判定し、この判定結果よりエンジンコントローラへの識別コードの書込みが初回である場合に、前記エンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定することを特徴とする排気浄化装置
  6. パティキュレートフィルタに堆積するパティキュレート捕集量を推定し、推定した捕集量が所定量となったときに前記パティキュレートフィルタを昇温することで堆積したパティキュレートを再生させる排気浄化装置において、
    エンジンコントローラが、
    エンジンコントローラ自身が交換された後の初回のエンジン運転であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段がエンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定した場合に、前記パティキュレート捕集量が所定量以下であっても前記パティキュレートフィルタを再生する再生実行手段と、
    を備えると共に、
    前記エンジンコントローラに入力される複数種のアナログ値をエンジンコントローラの有する記憶装置に記憶する記憶手段を備え、
    前記判定手段は、前記記憶手段によりエンジンの運転開始時にこの記憶装置に記憶されている前回のエンジン運転時のアナログ値と、今回新たに入力される複数種のアナログ値とで、同じ種類のアナログ値を比較し、前記同じ種類のアナログ値を比較した結果、異なる結果となったアナログ値の種類の数が、所定のしきい値以上である場合にエンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定することを特徴とする排気浄化装置。
  7. パティキュレートフィルタに堆積するパティキュレート捕集量を推定し、推定した捕集量が所定量となったときに前記パティキュレートフィルタを昇温することで堆積したパティキュレートを再生させる排気浄化装置において、
    エンジンコントローラが、
    エンジンコントローラ自身が交換された後の初回のエンジン運転であるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段がエンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定した場合に、前記パティキュレート捕集量が所定量以下であっても前記パティキュレートフィルタを再生する再生実行手段と、
    を備えると共に、
    前記エンジンコントローラに入力される複数種のアナログ値をエンジンコントローラの有する記憶装置に記憶する記憶手段を備え、
    前記判定処理手順は、エンジン運転開始時に前記記憶手段により前記記憶装置に前回エンジン運転時の複数種のアナログ値が記憶されていない場合にエンジンコントローラが交換された後の初回のエンジン運転時であると判定することを特徴とする排気浄化装置。
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