JP4779833B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ光源を用いて光ディスク等の情報記録媒体に対して情報を光学的に記録あるいは再生する光ディスク装置に関する。
一般に、記録型光ディスクにおいては、各半径位置における線速度を正確に検出するために、線速度一定(CLV)制御を行ったときに光ディスク上に刻まれたトラックの蛇行から検出されるウォブル信号の周波数が一定となるようなフォーマットが採用されている。
具体的には、DVD−RやDVD−RW(以後、DVD−R/RWと表記する)は、各半径位置での線速度を正確に検出できるようにするためにトラックを蛇行させるウォブリングがディスク製造時に施されており、CLV(線速度一定)回転制御を行った際に、ウォブル周波数が一定となるようなフォーマットとなっている。これにより、光ディスク装置が、ウォブル信号を検出し、ディスクの回転制御(回転との同期)を行ったり、記録用クロックを生成したりすることになる。
また、CD−RやCD−RWでは、ATIPと呼ばれるアドレス(時間)情報を、周波数変調方式によりウォブル信号として記録している。また、DVD+RやDVD+RWでは、ADIPというアドレス情報を位相変調方式によりウォブル信号として記録している。
なお、ATIP(Absolute Time In Pre-groove)は、CD−Rメディアの製造元、メディアの種類などの情報が記載されている部分であり、メディアの最内周の部分で書き込みすることができない場所を示唆するものである。
また、ADIP(Address In Pre-groove)は、メディア上の位置を示すアドレス情報が含まれており、記録時、及び、再生時に光ピックアップの位置制御を正確に行うために必要な情報を示唆するものである。さらに、ADIPには、メディアの回転速度に同期した信号が含まれており、所定の位置の情報を正確に記録するために用いられている。
従来の光ディスク装置を図10に示す。まず、図10に示した光ディスク装置の光学系構成14についての詳細を図11aに示す。図中、1はレーザ光源で、このレーザ光源1からの光束は偏光ビームスプリッタ2を透過し、コリメートレンズ3で平行光となり、λ/4板4を通って対物レンズ5に入射する。そして、この対物レンズ5によって光ディスク6上に微小なスポットとして照射する。この光ディスク6からの反射光は対物レンズ5、λ/4板4を通り、コリメートレンズ3を通り、偏光ビームスプリッタ2にて図中+X方向に反射し、集光レンズ8、シリンドリカルレンズ9を通って光検出器10に入射する。この光検出器10は図11bに示すように4つの光検出素子10a、10b、10c、10dを搭載する。なお、110は光検出器10に入射する光を表している。
ここで、光検出素子10a、10b、10c、10dのうち、1チャンネル分の回路構成図を図12に示す。図12では光検出素子10aから出力される信号について述べるが、他の光検出素子10b、10c、10dについても同様の構成となっている。図12において、光検出器10は、光検出素子10aから流れる電流を電圧に変換する電流電圧変換回路1201を備える。この電流電圧変換回路1201は、演算増幅器1202と、この演算増幅器1202の反転入力端子と出力端子1203間に直列に接続した抵抗R3とから構成され、演算増幅器1202の反転入力端子とアース間には光検出素子10aが接続され、演算増幅器1202の非反転入力端子には電圧Vcが供給されている。このように構成された光検出素子10aに入射した光信号は電流電圧変換回路1201の抵抗R3で決まる所定のゲインによって電流電圧変換された電気信号となり、出力端子1203より信号Saが出力される。同様に、他の光検出素子10b、10c、10dからそれぞれ信号Sb、Sc、Sdが出力される。これらの信号Sa、Sb、Sc、Sdは図10における信号演算回路101に入力され、トラッキングエラー信号(TE)、フォーカスエラー信号(FE)、情報信号(RF)、ウォブル信号(WBL)が検出される。すなわち、
RF=Sa+Sb+Sc+Sd (数1)
FE=(Sa+Sc)−(Sb+Sd) (数2)
TE=(Sa+Sb)−(Sc+Sd) (数3)
WBL=(Sa+Sb)−(Sc+Sd) (数4)
が得られる。なお、FEは公知の非点収差法、TEは公知のプッシュプル法により検出される。
図10における信号演算回路101からの出力FE、TEは、対物レンズ駆動回路102を介し、対物レンズ駆動装置103を駆動し、対物レンズ5を光ディスク6の厚み方向および半径方向に移動させる。また、信号演算回路101は、(数4)により得られたウォブル信号(WBL)から光ディスクの回転情報および位置情報などの光ディスクの付帯情報を検出し、モータ駆動回路104およびレーザ発光回路105へそれぞれ出力を行う。モータ駆動回路104はモータ駆動装置106により、光ディスクの回転制御などを行う。一方で、レーザ発光回路105は、レーザ光源1の光出力についての制御を行い、光ディスク6に対して記録再生を行う。
光ディスク6は追記型光ディスクタイプのものであり、このタイプの光ディスクの記録を行う際には、レーザ光源1から、例えば図4aに示すように、再生時は再生パワーPr、記録時はピークパワーがPw、ボトムパワーがPb(再生パワーPrと同じ)の光が出力されるように構成されている。
ここで、ピークパワーは光ディスクの記録膜を変質させる期間に出力され、ボトムパワーは記録膜を変質させない期間に出力されるレベルに相当する。図4aにおいて、図中aの期間はPwとは異なる出力レベルであるが、Pwと同様に記録膜を変質させる期間に出力されるレベルであり、ピークパワーはこのように複数のレベルをとる場合も含まれる。また、同様に図中bの期間は、Pbとは異なる出力レベルであるが、記録膜を変質させない期間に出力されるレベルであり、ボトムパワーはこのように複数のレベルをとる場合も含まれる。
さらに、従来の光ディスク装置で用いられている演算増幅器1202について説明する。図5aは光ディスク6の再生時及び記録時に得られる信号であるSa、Sb、Sc、Sdを棒グラフで示したものである。図5aにおいて、αは再生時のピットの有る部分から得られる信号レベル、βはグルーブがあってピットのない部分から得られる信号レベル、γはミラーレベル(グルーブがなく、かつピットのない部分、すなわち鏡面部から得られる信号レベル)、δは記録中の光ディスクからの反射レベル、εは記録開始時の光ディスクからの瞬時反射レベルを示している。
サーボ信号用光検出器10に搭載された演算増幅器1202について、記録レベルδよりも小さく、ミラーレベルγよりも大きい範囲、例えば図中のレベルAで演算増幅器1202の出力1203が飽和するようにゲイン(図12における抵抗R3に相当)が所定の値に設定されている。このような構成をとることにより、レーザ光源1からピークパワーが出力されているときは、Sa、Sb、Sc、Sdは電源電圧Vcに固定され、光量変化が検出されず、(数3)によるトラッキングエラー信号(TE)、及び(数2)によるフォーカスエラー信号(FE)はゼロとなり、検出されない。一方、レーザ光源1から再生パワーが出力されているとき、すなわち再生時の常時と、記録時のボトムパワー出力時とに、TE、FEが検出される構成となっている。
特開平7−98874号公報
図10にて示した従来の光ディスク装置において、(数4)に基づき検出されるウォブル信号は、上記でも述べたようなTE、FEと同様に、レーザ光源1から再生パワーが出力されているとき、すなわち再生時と記録時のボトムパワー出力時のみ、これら検出信号が検出される構成となっている。このような構成においては、レーザ光源1からピークパワーが出力されているときは、Sa、Sb、Sc、Sdは電源電圧Vcに固定され、光量変化が検出されないため、(数4)に基づくウォブル信号WBLはゼロとなり、検出されない。
そのため、記録中においては、ウォブル信号はボトムパワーでの出力時にしか検出することができず、間欠的にしか得ることができない。例えば、記録デューティーが1/3の時には再生時に対して検出することのできる期間が2/3になってしまう。
そのため、ウォブル信号の検出感度が劣化し、光ディスクの回転との同期がとれない、あるいはアドレス情報が検出できないことになり、記録エラーが発生しやすくなり、記録性能が劣化してしまうという課題があった。さらに、光ディスクの回転数が増加するに従い、ウォブルを検出する期間がさらに短くなるために、これらの情報の検出が極めて不安定となり、高倍速記録への対応への課題となっていた。
上述したように、ウォブル信号には、光ディスクの記録再生を行うための光ディスクに関する付帯情報が含まれており、記録中にこのウォブル信号より生成されるATIP情報およびADIP情報が正しく検出できないと、光ディスクの回転との同期がとれなくなったり、アドレス情報が検出できなくなったりするため、記録エラーが発生する場合がある。特に、追記型であるDVD+R、DVD−R、CD−Rにおいては、記録エラーが発生するとその光ディスクは再使用が不可となってしまう。従って、これらのADIP情報およびATIP情報、すなわちウォブル信号を正確に検出することが光ディスクの記録を行う際には非常に重要である。
また、ウォブル信号を安定して検出するために、演算増幅器1202において図12の抵抗R3以外に複数の抵抗(複数のゲイン)を用意しておき、レーザ光源1からの光出力に応じてスイッチなどの切替え手段を用いて、演算増幅器1202が常に飽和しないようにゲインを切替え、光出力に関わらずウォブル信号を検出可能な構成も考えられるが、近年の光ディスク装置の小型化、低コスト化に対する要求は大きく、光ディスク装置に付随する部品の削減、回路の簡素化が求められているため、上述した構成では回路規模の増大を招き、光ディスクの低コスト化や小型化に対して不利となる。
本発明はかかる問題点に鑑み、トラッキングエラー信号を生成する光検出素子とウォブル信号を検出する光検出素子が互いに異なることにより、トラッキングエラー信号を生成する光検出素子のゲインを再生と記録とで共通にすることができるため、トラッキングエラー信号を生成するための光検出素子に付随する回路を簡素化できるとともに、ウォブル信号については記録中にも連続して検出が可能となるために、安定にウォブル信号を検出することが可能となり、優れた記録再生性能を有す光ディスク装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の光ディスク装置は、光源と、前記光源を出射する光を光ディスクに集光する対物レンズと、前記光ディスクからの反射光を分岐する光分岐手段と、前記光分岐手段により導かれた光をそれぞれ検出する複数の光検出素子と、前記光検出素子から出力される電流を所定のゲインに基づいてそれぞれ電流電圧変換する電流電圧変換回路とを有し、前記電流電圧変換回路から出力される電気信号を用いて、トラッキングエラー信号と前記光ディスクにおける付帯情報を含む記録領域の蛇行に基づくウォブル信号とを生成し、前記複数の光検出素子のうち、前記トラッキングエラー信号を生成する光を検出する光検出素子と前記ウォブル信号を生成する光を検出する光検出素子とを独立に設けたことにより、トラッキングエラー信号を生成する光検出器のゲインを再生と記録とで共通にすることができるためトラッキングエラー信号を生成するための光検出素子に付随する回路を簡素化できるとともに、ウォブル信号については記録中も連続して検出が可能となるために、安定にウォブル信号を検出することが可能となり、優れた記録再生性能を有す光ディスク装置の実現が可能となる。
さらに、光源から出力される光のレベルが、光源から出力される光のレベルが、第1のレベルと、前記第1のレベルより低い第2のレベルとを有し、トラッキングエラー信号を生成する電気信号を出力する電流電圧変換回路からの出力において前記光源から出力される光が前記第1のレベルであるときは飽和し、前記第2のレベルでは飽和しないように前記電流電圧変換回路のゲインを設定し、ウォブル信号を生成する電気信号を出力する電流電圧変換回路からの出力は前記光源から出力される光が前記第1のレベルおよび前記第2のレベルであるとき飽和しないように前記電流電圧変換回路のゲインを設定することにより、記録中も連続して安定にウォブル信号の検出が可能となるため、優れた記録再生性能を実現できる。
また、光源から出力される光のレベルが、第1のレベルと、前記第1のレベルより低い第2のレベルと、前記第1のレベルと前記第2のレベルとの中間にある第3のレベルとを有し、トラッキングエラー信号を生成する電気信号を出力する電流電圧変換回路からの出力において前記光源から出力される光が前記第1のレベルであるときは飽和し、前記第2のレベルおよび前記第3のレベルであるときは飽和しないように前記電流電圧変換回路のゲインを設定し、ウォブル信号を生成する電気信号を出力する電流電圧変換回路からの出力は前記光源から出力される光が前記第1のレベルおよび前記第2のレベルおよび第3のレベルであるとき飽和しないように前記電流電圧変換回路のゲインを設定することにより、書換え型ディスクの記録中も連続して安定にウォブル信号の検出が可能となるため、優れた記録再生性能を実現できる。
本発明によれば、トラッキングエラー信号を再生と記録で共通のゲインを用いることができ、記録中も連続して安定したウォブル信号の検出が可能となるため、優れた記録性能を持つ小型で低コストである光ディスク装置の実現に有効である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1を図1から図5に基づいて説明する。なお、従来例と共通の要素については、同一図、同一の番号を振って説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における光ディスク装置の概略を示すものであり、図1に示した光ディスク装置の光学系構成13について詳細を図2aに示す。図中1はレーザ光源で、このレーザ光源1からの光束は偏光ビームスプリッタ2を透過し、コリメートレンズ3で平行光となり、λ/4板4を通って対物レンズ5に入射する。そしてこの対物レンズ5によって光ディスク6上に微小なスポットとして照射する。この光ディスク6からの反射光は対物レンズ5、λ/4板4、コリメートレンズ3を通り、偏光ビームスプリッタ2にて図中+X方向に反射し、光分岐手段としてのビームスプリッタ7に入射する。ビームスプリッタ7に入射した光のうち、図中+X方向に進む光は、集光レンズ8、シリンドリカルレンズ9を通ってサーボ信号用光検出器10に入射する。一方、ビームスプリッタ7に入射した後、図中−Z方向に進む光は、集光レンズ11を通り情報信号用光検出器12に入射する。このサーボ信号用光検出器10および情報信号用光検出器12はそれぞれ、図2b、図2cに示すようにそれぞれ4つの光検出素子10a、10b、10c、10dおよび12e、12f、12g、12hを搭載する。なお、100、120はそれぞれの光検出素子に入射する光を表している。
ここで、サーボ信号用光検出器10のうち、1チャンネル分の回路構成図を図3aに示す。図3aでは光検出素子10aから出力される信号について述べるが、他の光検出素子10b、10c、10dについても同様の構成となっている。図3aにおいて、サーボ信号用光検出器10は、光検出素子10aから流れる電流を電圧に変換する電流電圧変換回路301を備える。この電流電圧変換回路301は演算増幅器302と、この演算増幅器302の反転入力端子と出力端子303間に直列に接続した抵抗R1とから構成され、演算増幅器302の反転入力端子とアース間には光検出素子10aが接続され、演算増幅器302の非反転入力端子には電圧Vcが供給されている。このように構成された光検出素子10aに入射した光信号は電流電圧変換回路301の抵抗R1で決まる所定のゲインによって電流電圧変換された電気信号となり、出力端子303より信号Saが出力される。同様に、他の光検出素子10b、10c、10dからそれぞれ信号Sb、Sc、Sdが出力される。これらの信号Sa、Sb、Sc、Sdは図1における信号演算回路101に入力され、トラッキングエラー信号(TE)、フォーカスエラー信号(FE)が検出される。すなわち、
FE=(Sa+Sc)−(Sb+Sd) (数5)
TE=(Sa+Sb)−(Sc+Sd) (数6)
が得られる。なお、FEは公知の非点収差法、TEは公知のプッシュプル法により検出される。信号演算回路101からの出力FE、TEは対物レンズ駆動回路102を介し、対物レンズ駆動装置103を駆動し、対物レンズ5を高さ方向、および光ディスク6の半径方向に移動させる。
一方、図1における情報信号用光検出器12のうち、1チャンネル分の回路構成図を図3bに示す。図3bでは光検出素子12eから出力される信号について述べるが、他の光検出素子12f、12g、12hについても同様の構成となっている。図3bにおいて、情報信号用光検出器12は光検出素子12eから流れる電流を電圧に変換する電流電圧変換回路304を備える。この電流電圧変換回路304は演算増幅器305と、この演算増幅器305の反転入力端子と出力端子306間に直列に接続した抵抗R2とから構成され、演算増幅器305の反転入力端子とアース間には光検出素子12eが接続され、演算増幅器305の非反転入力端子には電圧Vcが供給されている。このように構成された光検出素子12eに入射した光信号は電流電圧変換回路304の抵抗R2で決まる所定のゲインによって電流電圧変換された電気信号となり、出力端子306より信号Seが出力される。同様に、他の光検出素子12f、12g、12hからそれぞれ信号Sf、Sg、Shが出力される。これらの信号Se、Sf、Sg、Shは信号演算回路101に入力され、以下の演算により情報信号(RF)、ウォブル信号(WBL)が検出される。すなわち、
RF=Se+Sf+Sg+Sh (数7)
WBL=(Se+Sf)−(Sg+Sh) (数8)
が得られる。信号演算回路101は、(数8)により得られたウォブル信号(WBL)から光ディスクの回転情報および位置情報などの光ディスクの付帯情報を検出し、モータ駆動回路104およびレーザ発光回路105へそれぞれ出力を行う。モータ駆動回路104はモータ駆動装置106により、光ディスクの回転制御などを行う。一方で、レーザ発光回路105は、レーザ光源1の光出力についての制御を行い、光ディスク6に対して記録再生を行う。
光ディスク6が追記型光ディスクである場合、このタイプの光ディスクの記録を行う際には、レーザ光源1は、例えば図4aに示すように、再生時は再生パワーPr、記録時はピークパワー(第1のレベル)がPw、ボトムパワー(第2のレベル)がPb(再生パワーPrと同じ)の光が出力されるように構成されている。
ここで、ピークパワーは光ディスクの記録膜を変質させる期間に出力され、ボトムパワーは記録膜を変質させない期間に出力されるレベルに相当する。図4aにおいて、図中aの期間はPwとは異なる出力レベルであるが、Pwと同様に記録膜を変質させる期間に出力されるレベルであり、ピークパワー(第1のレベル)はこのように複数のレベルをとる場合もある。また、同様に図中bの期間は、Pbとは異なる出力レベルであるが、記録膜を変質させない期間に出力されるレベルであり、ボトムパワー(第2のレベル)はこのように複数のレベルをとる場合もある。
なお、図4aに示した光源の光出力パターンは一例であり、光ディスクの種類などによって異なるが、いずれの光ディスクにおいても記録時における光出力パターンは第1のレベル、第2のレベルに相当するレベルの組み合わせとなる。そのため、図4aの出力パターンに従って述べる以下の説明において、その他の出力パターンの場合についても適用可能である。
ここで、本実施の形態における光ディスク装置で用いられている演算増幅器302、305について説明する。図5aは光ディスク6の再生時及び記録時に得られる信号であるSa〜Shを棒グラフで示したものである。図5aにおいて、αは再生時のピットの有る部分から得られる信号レベル、βはグルーブがあってピットのない部分から得られる信号レベル、γはミラーレベル(グルーブがなく、かつピットのない部分、すなわち鏡面部から得られる信号レベル)、δはピークパワーPw出力時の記録中の光ディスクからの反射レベル、εはピークパワーPw出力時での記録開始時の光ディスクからの瞬時反射レベルを示している。
サーボ信号用光検出器10に搭載された演算増幅器302について、記録レベルδよりも小さく、ミラーレベルγよりも大きい範囲、例えば図中のレベルAで演算増幅器302の出力303が飽和するようにゲイン(図3aにおける抵抗R1に相当)を所定の値に設定する。
このような構成をとることにより、レーザ光源1からピークパワーが出力されているときは、Sa、Sb、Sc、Sdは電源電圧Vcに固定され、光量変化が検出されず、トラッキングエラー信号(TE)、及びフォーカスエラー信号(FE)は検出されない。一方、レーザ光源1から再生パワーが出力されているとき、すなわち再生時の常時と、記録時におけるボトムパワー出力時とに、TE、FEが検出される構成となっている。
従って、この構成によれば、記録時および再生時で共通のゲインを用いることができるため、電源電圧変換回路のゲインとして抵抗R1の他に複数の抵抗を用意しておき、スイッチ等で切替える必要がなく、抵抗およびスイッチング用の回路が不要となり、サーボ信号用光検出器の小型化、簡素化に有利である。
一方、情報信号用光検出器12に搭載された演算増幅器305について、記録中瞬時反射レベルεよりも小さく、記録レベルδよりも大きい範囲、例えば図中のレベルBで演算増幅器305の出力306が飽和するようにゲイン(図3bにおける抵抗R2)を設定する。このような構成をとることにより、レーザ光源1からピークパワーが出力されている時には記録開始時(記録中瞬時反射レベルε)の期間を除き、情報信号(RF)、及びウォブル信号(WBL)が検出され、再生パワーが出力されているときは常に検出される。なお、このとき、記録開始時は、演算増幅器305の出力306が飽和するためSe、Sf、Sg、Shは電源電圧Vcに固定され、光量変化が検出されず、RF信号、WBL信号が検出できないが、この期間は極めて短いため、ウォブル信号は十分安定に検出可能である。
すなわち、このような構成をとることにより、トラッキングエラー信号を生成するための光検出素子に付随する回路を簡素化できるとともに、ウォブル信号を記録中にも連続して検出することが可能となるため、優れた記録性能を実現する光ディスク装置の小型化や低コスト化が可能となる。
さらに、光ディスク6が書換え型光ディスクである場合について述べる。このタイプの光ディスクの記録を行う際には、前記レーザ光源1からの出力は、例えば図4bに示すように、再生時は再生パワーPr、記録時はピークパワー(第1のレベル)がPw、ボトムパワー(第2のレベル)がPb(Prと同じ)、イレースパワー(第3のレベル)がPeとなるように構成されている。なお、一般にイレースパワーはピークパワーとボトムパワーの中間のレベルに設定される。例えば、ピークパワーが10mWときにはイレースパワーは5mW程度である。
ここで、書換え型光ディスクにおいて、情報の記録する際にはディスクの記録膜を変質させ、低反射率であるマーク領域と高反射率であるスペース領域との反射率の異なる領域を形成する。このときレーザ光源1から出力されるピークパワーは光ディスクの記録膜を変質させマーク領域を形成する期間に出力され、ボトムパワーは記録膜を変質させない期間に出力され、イレースレベルは記録膜を変質させスペース領域を形成する期間に出力される。図4bにおいて、図中aの期間はPwとは異なる出力レベルであるが、Pwと同様にマーク領域を形成する期間に出力されるレベルであり、ピークパワー(第1のレベル)は図4bに示したように複数のレベルをとる場合もある。また、同様に図中bの期間は、Pbとは異なる出力レベルであるが、記録膜を変質させない期間に出力されるレベルであり、ボトムパワー(第2のレベル)は図4bに示したように複数のレベルをとる場合もある。さらに、図中cの期間は、Peとは異なる出力レベルであるが、記録膜を変質させスペース領域を形成する期間に出力されるレベルであり、イレースレベル(第3のレベル)は図4bに示したように複数のレベルをとる場合もある。
なお、図4bに示した光源の光出力パターンは一例であり、光ディスクの種類などによって異なるが、いずれの光ディスクにおいても記録時における光出力パターンは第1のレベル、第2のレベルおよび第3のレベルに相当するレベルの組み合わせとなる。そのため、図4bの出力パターンに従って述べる以下の説明において、その他の出力パターンの場合についても適用可能である。
ここで、図5bは光ディスク6の再生時及び記録時に得られる信号であるSa〜Shを棒グラフで示したものである。図5bにおいて、αは再生時のピットの有る部分から得られる信号レベル、βはグルーブがあってピットのない部分から得られる信号レベル、γはミラーレベル(グルーブがなく、かつピットのない部分、すなわち鏡面部から得られる信号レベル)、ζはレーザ光源1からの出力がイレースパワーPeでの記録中における光ディスクからの反射レベル、δはピークパワーPwでの記録中における光ディスクからの反射レベル、εはピークパワーPwでの記録開始時の光ディスクからの瞬時反射レベルを示している。
サーボ信号用光検出器10に搭載された演算増幅器302について、ピークパワー記録レベルδよりも小さく、イレースパワー記録レベルζよりも大きい範囲、例えば図中のレベルAで演算増幅器302の出力303が飽和するようにゲイン(図3aにおける抵抗R1に相当)を所定の値に設定する。
このような構成をとることにより、レーザ光源1からピークパワーが出力されているときは、Sa、Sb、Sc、Sdは電源電圧Vcに固定され、光量変化が検出されず、トラッキングエラー信号(TE)、及びフォーカスエラー信号(FE)は検出されない。一方、レーザ光源1から再生パワーが出力されているとき、すなわち再生時の常時と、記録時のボトムパワー出力時およびイレースパワー出力時とに、TE、FEが検出される構成となっている。
一方、情報信号用光検出器12に搭載された演算増幅器305について、ピークパワー記録中瞬時反射レベルεよりも小さく、ピークパワー記録レベルδよりも大きい範囲、例えば図中のレベルBで演算増幅器305の出力306が飽和するようにゲイン(図3bにおける抵抗R2)を設定する。このような構成をとることにより、レーザ光源1からピークパワーおよびイレースパワーが出力されている時にはピークパワー記録開始時(記録中瞬時反射レベルε)の期間を除き、情報信号(RF)、及びウォブル信号(WBL)が検出され、再生パワーが出力されているときは常に検出される。なお、このとき、記録開始時は、演算増幅器305の出力306が飽和するためSe、Sf、Sg、Shは電源電圧Vcに固定され、光量変化が検出されず、RF信号、WBL信号が検出できないが、この期間は極めて短いため、ウォブル信号は十分安定に検出可能である。
すなわち、このような構成をとることにより、トラッキングエラー信号を生成するための光検出素子に付随する回路を簡素化できるとともに、ウォブル信号を記録中にも連続して検出することが可能となるため、優れた記録性能を実現する光ディスク装置の小型化や低コスト化が可能となる。
なお、本実施の形態においては光学系構成として図2のような構成を挙げたが、他の構成であっても本発明の効果は同様であり、本実施の形態の光ディスク装置の構成に限定されるものではない。
また、本実施の形態における光ディスク装置が搭載する各回路についての構成については一例であり、例えば、信号演算回路101が対物レンズ駆動回路105の機能を含んでいてもよく、回路構成は本発明の実施の形態に限定されるものではない。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2を図6から図9に基づいて説明する。なお、従来例と共通の要素については、同一図、同一の番号を振って説明する。図6は本発明の実施の形態2における光ディスク装置の概略を示すものであり、図6に示した光ディスク装置の光学系構成607について詳細を図7aに示す。
図7aは実施の形態2に於ける光ディスク装置の断面構成を示しており、レーザ光源701とその周辺に関する側面図も下に付け加えている。図7aに於いて光検出器基板709は、レーザ光源701と光検出面709aを同一基板上に集積されたものであり、光検出器基板709上に取り付けられたレーザ光源701の発光点700を出射する光は、光検出器基板709上に取り付けられた反射ミラー710を反射して、コリメートレンズ704により平行光に変換され、偏光性ホログラム基板702へ入射し、1/4波長板703により直線偏光(S波またはP波)から円偏光に変換され、対物レンズ5により集光されて光ディスク6の信号面上に集光スポットを結ぶ。信号面を反射する光は対物レンズ5を経て、1/4波長板703により直線偏光(P波またはS波)に変換され、光分岐手段である偏光性ホログラム基板702内のホログラム面702aに入射し、これを回折して光軸707を対称軸とする1次回折光708、−1次回折光708’に分岐し、コリメートレンズ704を経て各回折光が収束性の光となり、光検出器基板709上の光検出面709aに入射する。1/4波長板703はホログラム面702aと同一の基板上に構成され、対物レンズ6と一体で移動する。光検出面709aはコリメートレンズ704の焦平面位置(すなわちレーザ光源1の仮想発光点位置)にほぼ位置する。ホログラム面702aによる戻り光の回折効率は例えば0次光が0%程度、±1次光がそれぞれ41%程度である。
図7bは本実施の形態における光ディスク装置のホログラム面702aの構成を示しており、ともに光ディスク側からホログラム面側を見た場合である。ホログラム面702aと光軸707との交点を720として、ホログラム面702aは点720で直交する2直線(X軸、Y軸)で4分割され領域71、72、73、74に分割されている。
ここで、70は光ディスク6の反射光のうち信号面におけるトラックの形状によって反射し回折されない0次回折光が入射する領域を表す。図7b、図8に於いて、Y軸が光ディスク6の半径方向である。
図8は本実施の形態の光ディスク装置における光検出素子パターンとその上の光スポット分布の様子を示しており、いずれも光ディスク側からホログラム面側を見た場合である。図8は発光点700を出射するレーザ光源に対する戻り光の光分布の様子を示している。
発光点700から出射され、光ディスク6により反射された光は偏光性ホログラム基板702へ入射し、ホログラム面702aの第1象限の領域71を回折する1次回折光はトラッキング信号用光検出素子8S1に収まる光スポット81Bに、−1次回折光は情報信号用光検出素子8T1に収まる光スポット81Fに、第2象限の領域72を回折する1次回折光はトラッキング信号用光検出素子8S2に収まる光スポット82Bに、−1次回折光情報信号用光検出素子8T2に収まる光スポット82Fに、第3象限の領域73を回折する1次回折光はフォーカス信号用光検出素子F2a、F1bを跨る光スポット83Bに、−1次回折光は情報信号用光検出素子8T3に収まる光スポット83Fに、第4象限の領域74を回折する1次回折光はフォーカス信号用光検出素子F2c、F1dを跨る光スポット84Bに、−1次回折光は情報信号用光検出素子8T4に収まる光スポット84Fに集光する。1次回折光から生成される光スポット81B、82B、83B、84Bは光検出面709aの奥側(ホログラム面702aから遠ざかる側)で集光する光なので、光検出面709a上でのスポット形状はホログラム面702a上での光分布と相似であり、−1次回折光から生成される光スポット81F、82F、83F、84Fは光検出面709aの手前(ホログラム面702aに近づく側)で集光する光なので、検出面709a上でのスポット形状はホログラム面2a上での光分布を点90に対し反転した形状に相似である。
このとき、図8における光検出素子のいくつかは導通されており、結果として以下の8つの光信号が得られるように構成されている。
f1=(フォーカス信号用光検出素子F1aで得られる光信号)+(フォーカス信号用光検出素子F1bで得られる光信号)+(フォーカス信号用光検出素子F1cで得られる光信号)+(フォーカス信号用光検出素子F1dで得られる光信号)
f2=(フォーカス信号用光検出素子F2aで得られる光信号)+(フォーカス信号用光検出素子F2bで得られる光信号)+(フォーカス信号用光検出素子F2cで得られる光信号)+(フォーカス信号用光検出素子F2dで得られる光信号)
t1=情報信号用光検出素子8T1で得られる光信号
t2=情報信号用光検出素子8T2で得られる光信号
t3=情報信号用光検出素子8T3で得られる光信号
t4=情報信号用光検出素子8T4で得られる光信号
s1=トラッキング信号用光検出素子8S1で得られる光信号
s2=トラッキング信号用光検出素子8S2で得られる光信号
ここで、トラッキング信号用光検出素子8S1の回路構成図を図9aに示す。図9aではトラッキング信号用光検出素子8S1から出力される信号s1について述べるが、トラッキング信号用光検出素子8S2についても同様の構成となっている。図9aにおいて、光検出器基板709は、トラッキング信号用光検出素子8S1から流れる電流を電圧に変換する電流電圧変換回路901を備える。この電流電圧変換回路901は演算増幅器902と、この演算増幅器902の反転入力端子と出力端子903間に直列に接続した抵抗R4とから構成され、演算増幅器902の反転入力端子とアース間にはトラッキング信号用光検出素子8S1が接続され、演算増幅器902の非反転入力端子には電圧Vcが供給されている。このように構成されたトラッキング信号用光検出素子8S1に入射した光信号s1は電流電圧変換回路901の抵抗R4で決まる所定のゲインによって電流電圧変換された電気信号となり、出力端子903より信号Ss1が出力される。同様に、他方のトラッキング信号用光検出素子8S2から信号Ss2が出力される。これらの信号Ss1、Ss2は、図6における信号演算回路101に入力され、以下の演算にてトラッキングエラー信号(TE)が検出される。
TE=Ss1−Ss2 (数9)
さらにフォーカス信号用光検出素子F1a〜F2dについて、導通されたフォーカス信号用光検出素子F1a、F1b、F1c、F1dの回路構成図を図9bに示す。図9bでは導通されたフォーカス信号用光検出素子F1a、F1b、F1c、F1dから出力される信号f1について述べるが、他の導通されたフォーカス信号用光検出素子F2a、F2b、F2c、F2dから得られる信号f2についても同様の構成となっている。図9bにおいて、光検出器基板709は、導通されたフォーカス信号用光検出素子F1a、F1b、F1c、F1dから流れる電流を電圧に変換する電流電圧変換回路904を備える。この電流電圧変換回路904は演算増幅器905と、この演算増幅器905の反転入力端子と出力端子906間に直列に接続した抵抗R5とから構成され、演算増幅器905の反転入力端子とアース間には導通されたフォーカス信号用光検出素子F1a、F1b、F1c、F1dが接続され、演算増幅器905の非反転入力端子には電圧Vcが供給されている。このように構成された導通されたフォーカス信号用光検出素子F1a、F1b、F1c、F1dに入射した光信号f1は電流電圧変換回路904の抵抗R5で決まる所定のゲインによって電流電圧変換された電気信号となり、出力端子906より信号Sf1が出力される。同様に、他のフォーカス信号用光検出素子F2a、F2b、F2c、F2dから信号Sf2が出力される。これらの信号Sf1、Sf2は図6における信号演算回路101に入力され、フォーカスエラー信号(TE)が検出される。
FE=Sf1−Sf2 (数10)
図6において、信号演算回路101からの出力FE、TEは対物レンズ駆動回路102を介し、対物レンズ駆動装置103を駆動し、対物レンズ5および偏光ホログラム基板702を高さ方向、および光ディスク6の半径方向に移動させる。
また、情報信号用光検出素子8T1、8T2、8T3、8T4のうち、1チャンネル分の回路構成図を図9cに示す。図9cでは情報信号用光検出素子8T1から出力される信号t1について述べるが、他の情報信号用光検出素子8T2、8T3、8T4についても同様の構成となっている。図9cにおいて、光検出器基板709は情報信号用光検出素子から流れる電流を電圧に変換する電流電圧変換回路907を備える。この電流電圧変換回路907は演算増幅器908と、この演算増幅器908の反転入力端子と出力端子909間に直列に接続した抵抗R6とから構成され、演算増幅器908の反転入力端子とアース間には情報信号用光検出素子8T1が接続され、演算増幅器908の非反転入力端子には電圧Vcが供給されている。このように構成された情報信号用光検出素子8T1に入射した光信号t1は電流電圧変換回路907の抵抗R6で決まる所定のゲインによって電流電圧変換された電気信号となり、出力端子909より信号St1が出力される。同様に、他の情報信号用光検出素子8T2、8T3、8T4からそれぞれ信号St2、St3、St4が出力される。これらの信号St1、St2、St3、St4は図6における信号演算回路101に入力され、以下の演算により情報信号(RF)、ウォブル信号(WBL)が検出される。
RF=St1+St2+St3+St4 (数11)
WBL=(St1+St4)−(St2+St3) (数12)
図6における信号演算回路101は、(数12)により得られたウォブル信号(WBL)から光ディスクの回転情報および位置情報などの光ディスクの付帯情報を検出し、モータ駆動回路104およびレーザ発光回路105へそれぞれ出力を行う。モータ駆動回路104はモータ駆動装置106により、光ディスク6の回転制御などを行う。一方で、レーザ発光回路105は、レーザ光源1の光出力についての制御を行い、光ディスク6に対して記録再生を行う。
光ディスク6が追記型光ディスクである場合、このタイプの光ディスクの記録を行う際には、レーザ光源1は、例えば図4aに示すように、再生時は再生パワーPr、記録時はピークパワー(第1のレベル)がPw、ボトムパワー(第2のレベル)がPb(再生パワーPrと同じ)の光が出力されるように構成されている。
ここで、ピークパワーは光ディスクの記録膜を変質させる期間に出力され、ボトムパワーは記録膜を変質させない期間に出力されるレベルに相当する。図4aにおいて、図中aの期間はPwとは異なる出力レベルであるが、Pwと同様に記録膜を変質させる期間に出力されるレベルであり、ピークパワー(第1のレベル)はこのように複数のレベルをとる場合も含まれる。また、同様に図中bの期間は、Pbとは異なる出力レベルであるが、記録膜を変質させない期間に出力されるレベルであり、ボトムパワー(第2のレベル)はこのように複数のレベルをとる場合も含まれる。
なお、図4aに示した光源の光出力パターンは一例であり、光ディスクの種類などによって異なるが、いずれの光ディスクにおいても記録時における光出力パターンは第1のレベル、第2のレベルに相当するレベルの組み合わせとなる。そのため、図4aの出力パターンに従って述べる以下の説明において、その他の出力パターンの場合についても適用可能である。
ここで、本実施の形態における光ディスク装置で用いられている演算増幅器902、905、908について説明する。図5aは光ディスク6の再生時及び記録時に得られる信号であるSt1〜St4、Sf1、Sf2、Ss1、Ss2を棒グラフで示したものである。図5aにおいて、αは再生時のピットの有る部分から得られる信号レベル、βはグルーブがあってピットのない部分から得られる信号レベル、γはミラーレベル(グルーブがなく、かつピットのない部分、すなわち鏡面部から得られる信号レベル)、δはピークパワーPw出力時の記録中の光ディスクからの反射レベル、εはピークパワーPw出力時での記録開始時の光ディスクからの瞬時反射レベルを示している。
トラッキング信号用光検出素子8S1、8S2に付随する演算増幅器902について、記録レベルδよりも小さく、ミラーレベルγよりも大きい範囲、例えば図中のレベルAで演算増幅器902の出力903が飽和するようにゲイン(図9aにおける抵抗R4に相当)を所定の値に設定する。
また、フォーカス信号用光検出素子F1a〜F1d、F2a〜F2dに付随する演算増幅器905についても、記録レベルδよりも小さく、ミラーレベルγよりも大きい範囲、例えば図中のレベルAで演算増幅器905の出力906が飽和するようにゲイン(図9bにおける抵抗R5に相当)を所定の値に設定する。
このような構成をとることにより、レーザ光源1からピークパワーが出力されているときは、Ss1、Ss2、Sf1、Sf2は電源電圧Vcに固定され、光量変化が検出されず、トラッキングエラー信号(TE)、及びフォーカスエラー信号(FE)は検出されない。一方、レーザ光源1から再生パワーが出力されているとき、すなわち再生時の常時と、記録時におけるボトムパワー出力時とに、TE、FEが検出される構成となっている。
一方で、情報信号用光検出素子8T1、8T2、8T3、8T4に搭載された演算増幅器908について、記録中瞬時反射レベルεよりも小さく、記録レベルδよりも大きい範囲、例えば図中のレベルBで演算増幅器908の出力909が飽和するようにゲイン(図9cにおける抵抗R6)を設定する。このような構成をとることにより、レーザ光源1からピークパワーが出力されている時には記録開始時(記録中瞬時反射レベルε)の期間を除き、情報信号(RF)、及びウォブル信号(WBL)が検出され、再生パワーが出力されているときは常に検出される。なお、このとき、記録開始時は、演算増幅器908の出力909が飽和するためSt1、St2、St3、St4は電源電圧Vcに固定され、光量変化が検出されず、RF信号、WBL信号が検出できないが、この期間は極めて短いため、ウォブル信号は十分安定に検出可能である。
従って、このような構成をとることにより、トラッキングエラー信号を生成するための光検出素子に付随する回路を簡素化できるとともに、ウォブル信号を記録中にも連続して検出することが可能となるため、優れた記録性能を実現する光ディスク装置の小型化や低コスト化が可能となる。
また、本実施の形態における光ディスク装置における、レーザ光源701と複数の光検出素子が同一基板上に搭載された光検出器基板709を用いることにより、光学系を構成する部品の削減が図れることに加え、本発明により回路の削減や簡素化が図れるために光検出器基板709の小型化・低コスト化が可能となるため、本発明の効果はより大きなものとなる。
さらに、光ディスク6が書換え型光ディスクである場合について述べる。このタイプの光ディスクの記録を行う際には、前記レーザ光源1からの出力は、例えば図4bに示すように、再生時は再生パワーPr、記録時はピークパワー(第1のレベル)がPw、ボトムパワー(第2のレベル)がPb(Prと同じ)、イレースパワー(第3のレベル)がPeとなるように構成されている。なお、一般にイレースパワーはピークパワーとボトムパワーの中間のレベルに設定される。例えば、ピークパワーが10mWのときにはイレースパワーは5mW程度である。
ここで、書換え型光ディスクにおいて、情報の記録する際にはディスクの記録膜を変質させ、低反射率であるマーク領域と高反射率であるスペース領域との反射率の異なる領域を形成する。このときレーザ光源1から出力されるピークパワーは光ディスクの記録膜を変質させマーク領域を形成する期間に出力され、ボトムパワーは記録膜を変質させない期間に出力され、イレースレベルは記録膜を変質させスペース領域を形成する期間に出力される。図4bにおいて、図中aの期間はPwとは異なる出力レベルであるが、Pwと同様にマーク領域を形成する期間に出力されるレベルであり、ピークパワー(第1のレベル)は図4bに示したように複数のレベルをとる場合もある。また、同様に図中bの期間は、Pbとは異なる出力レベルであるが、記録膜を変質させない期間に出力されるレベルであり、ボトムパワー(第2のレベル)は図4bに示したように複数のレベルをとる場合もある。さらに、図中cの期間は、Peとは異なる出力レベルであるが、記録膜を変質させスペース領域を形成する期間に出力されるレベルであり、イレースレベル(第3のレベル)は図4bに示したように複数のレベルをとる場合もある。
なお、図4bに示した光源の光出力パターンは一例であり、光ディスクの種類などによって異なるが、いずれの光ディスクにおいても記録時における光出力パターンは第1のレベル、第2のレベルおよび第3のレベルに相当するレベルの組み合わせとなる。そのため、図4bの出力パターンに従って述べる以下の説明において、その他の出力パターンの場合についても適用可能である。
ここで、図5bは光ディスク6の再生時及び記録時に得られる信号であるSt1〜St4、Sf1、Sf2、Ss1、Ss2を棒グラフで示したものである。図5bにおいて、αは再生時のピットの有る部分から得られる信号レベル、βはグルーブがあってピットのない部分から得られる信号レベル、γはミラーレベル(グルーブがなく、かつピットのない部分、すなわち鏡面部から得られる信号レベル)、ζはレーザ光源1からの出力がイレースパワーPeでの記録中における光ディスクからの反射レベル、δはピークパワーPwでの記録中における光ディスクからの反射レベル、εはピークパワーPwでの記録開始時の光ディスクからの瞬時反射レベルを示している。
トラッキング信号用光検出素子8S1、8S2に付随する演算増幅器902について、ピークパワー記録レベルδよりも小さく、イレースパワー記録レベルζよりも大きい範囲、例えば図中のレベルAで演算増幅器902の出力903が飽和するようにゲイン(図9aにおける抵抗R4に相当)を所定の値に設定する。
また、フォーカス信号用光検出素子F1a〜F1d、F2a〜F2dに付随する演算増幅器905について、ピークパワー記録レベルδよりも小さく、イレースパワー記録レベルζよりも大きい範囲、例えば図中のレベルAで演算増幅器905の出力906が飽和するようにゲイン(図9bにおける抵抗R5に相当)を所定の値に設定する。
このような構成をとることにより、レーザ光源1からピークパワーが出力されているときは、Ss1、Ss2、Sf1、Sf2は電源電圧Vcに固定され、光量変化が検出されず、トラッキングエラー信号(TE)、及びフォーカスエラー信号(FE)は検出されない。一方、レーザ光源1から再生パワーが出力されているとき、すなわち再生時の常時と、記録時におけるボトムパワー出力時およびイレースパワー出力時とに、TE、FEが検出される構成となっている。
一方、情報信号用光検出素子8T1、8T2、8T3、8T4に搭載された演算増幅器908について、ピークパワー記録中瞬時反射レベルεよりも小さく、ピークパワー記録レベルδよりも大きい範囲、例えば図中のレベルBで演算増幅器908の出力909が飽和するようにゲイン(図9cにおける抵抗R6)を設定する。このような構成をとることにより、レーザ光源1からピークパワーおよびイレースパワーが出力されている時にはピークパワー記録開始時(記録中瞬時反射レベルε)の期間を除き、情報信号(RF)、及びウォブル信号(WBL)が検出され、再生パワーが出力されているときは常に検出される。なお、このとき、記録開始時は、演算増幅器908の出力909が飽和するためSt1、St2、St3、St4は電源電圧Vcに固定され、光量変化が検出されず、RF信号、WBL信号が検出できないが、この期間は極めて短いため、ウォブル信号十分安定に検出可能である。
すなわち、このような構成をとることにより、トラッキングエラー信号を生成するための光検出素子に付随する回路を簡素化できるとともに、ウォブル信号を記録中にも連続して検出することが可能となるため、優れた記録性能を実現する光ディスク装置の小型化や低コスト化が可能となる。
また、本実施の形態における光ディスク装置における、レーザ光源701と複数の光検出素子が同一基板上に搭載された光検出器基板709を用いることにより、光学系を構成する部品の削減が図れることに加え、本発明により回路の削減や簡素化が図れるために光検出器基板709の小型化・低コスト化が可能となるため、本発明の効果はより大きなものとなる。
なお、本実施の形態における光ディスク装置が搭載する各回路についての構成については一例であり、例えば、信号演算回路101が対物レンズ駆動回路105の機能を含んでいてもよく、回路構成は本発明の実施の形態に限定されるものではない。
以上のように、本発明にかかる光ディスク装置は、レーザ光源を用いて光ディスク等の光情報記録装置に対して情報を光学的に記録あるいは再生する光情報記録装置等の光ディスク装置として有用である。
本発明の実施の形態1による光ディスク装置の構成図 同光ディスク装置における光学系の構成図 同光ディスク装置におけるサーボ信号用光検出器の構成図 同光ディスク装置における情報信号用光検出器の構成図 同光ディスク装置におけるサーボ信号用光検出器の1チャンネル分の回路構成図 同光ディスク装置における情報信号用光検出器の1チャンネル分の回路構成図 光ディスク装置の追記型光ディスク記録時の出力パターンを示す波形図 光ディスク装置の書換え型光ディスク記録時の出力パターンを示す波形図 光ディスク装置における再生および記録時に得られる信号レベルを示す模式図 光ディスク装置における再生および記録時に得られる信号レベルを示す模式図 本発明の実施の形態2による光ディスク装置の構成図 同光ディスク装置における光学系の構成図 同光ディスク装置におけるホログラム面の模式図 同光ディスク装置における光検出器基板の光検出素子パターンとその上の光スポット分布を示す模式図 同光ディスク装置におけるトラッキング信号用光検出素子1チャンネル分の回路構成図 同光ディスク装置におけるフォーカス信号用光検出素子1チャンネル分の回路構成図 同光ディスク装置における情報信号用光検出素子1チャンネル分の回路構成図 従来の光ディスク装置の構成図 従来の光ディスク装置における光学系の詳細図 従来の光ディスク装置における光検出器の模式図 従来の光ディスク装置における光検出器の1チャンネル分の回路構成図
符号の説明
1、701 レーザ光源
2 偏光ビームスプリッタ
3、704 コリメートレンズ
4、703 1/4波長板
5 対物レンズ
6 光ディスク
7 ビームスプリッタ
8、11 集光レンズ
9 シリンドリカルレンズ
10、12 光検出器
13,14 光学系
101 信号演算回路
102 対物レンズ駆動回路
103 対物レンズ駆動装置
104 モータ駆動回路
105 レーザ発光回路
106 モータ駆動装置
301、304、901、904、907、1201 電流電圧変換回路
302、305、902、905、908、1202 増幅演算器
700 発光点
702 偏光性ホログラム基板
702a ホログラム面
710 反射ミラー

Claims (2)

  1. 光源と、
    前記光源から出射された光を光ディスクに集光する対物レンズと、
    前記光ディスクからの反射光を第1の光及び第2の光に分岐する分岐手段と、
    前記分岐手段で分岐された第1の光を検出する第1の光検出素子と、
    前記第1の光検出素子と独立して設けられ、前記分岐手段で分岐された第2の光を検出する第2の光検出素子と、
    前記第1の光検出素子で得られた電気信号を基に、トラッキングエラー信号を生成する第1の生成手段と、
    前記第2の光検出素子で得られた電気信号を基に、ウォブル信号を生成する第2の生成手段と、
    前記第1の光検出素子で得られた電気信号のゲインを第1の値に設定する第1のゲイン設定手段と、
    前記第1の光検出素子で得られた電気信号を前記第1の値のゲインで増幅し、その増幅させた電気信号を前記第1の生成手段に出力する第1の演算増幅手段と、
    前記第2の光検出素子で得られた電気信号のゲインを前記第1の値に比べて小さい第2の値に設定する第2のゲイン設定手段と
    前記第2の光検出素子で得られた電気信号を前記第2の値のゲインで増幅し、その増幅させた電気信号を前記第2の生成手段に出力する第2の演算増幅手段
    を備え、
    前記第1のゲイン設定手段は、前記第1の光検出素子から出力された電気信号において、第1の光量で飽和し、前記第1の光量よりも少ない第2の光量で飽和しないようにゲインを設定し、
    前記第2のゲイン設定手段は、前記第2の光検出素子から出力された電気信号において、当該第1の光量及び前記第2の光量で飽和しないようにゲインを設定し、
    前記第1の光量は、前記光ディスクに情報を記録するために前記光源から出射された光が前記光ディスクで反射された光の光量であり、
    前記第2の光量は、前記光ディスクに記録された情報を再生するために前記光源から出射された光が前記光ディスクの鏡面で反射された光の光量である、光ディスク装置。
  2. 光源と、
    前記光源から出射された光を光ディスクに集光する対物レンズと、
    前記光ディスクからの反射光を第1の光及び第2の光に分岐する分岐手段と、
    前記分岐手段で分岐された第1の光を検出する第1の光検出素子と、
    前記第1の光検出素子と独立して設けられ、前記分岐手段で分岐された第2の光を検出する第2の光検出素子と、
    前記第1の光検出素子で得られた電気信号を基に、トラッキングエラー信号を生成する第1の生成手段と、
    前記第2の光検出素子で得られた電気信号を基に、ウォブル信号を生成する第2の生成手段と、
    前記第1の光検出素子で得られた電気信号のゲインを第1の値に設定する第1のゲイン設定手段と、
    前記第1の光検出素子で得られた電気信号を前記第1の値のゲインで増幅し、その増幅させた電気信号を前記第1の生成手段に出力する第1の演算増幅手段と、
    前記第2の光検出素子で得られた電気信号のゲインを前記第1の値に比べて小さい第2の値に設定する第2のゲイン設定手段と
    前記第2の光検出素子で得られた電気信号を前記第2の値のゲインで増幅し、その増幅させた電気信号を前記第2の生成手段に出力する第2の演算増幅手段
    を備え、
    前記第1のゲイン設定手段は、前記第1の光検出素子から出力された電気信号において、第1の光量で飽和し、当該第1の光量よりも少ない第3の光量及び当該第3の光量よりも少ない第2の光量で飽和しないようにゲインを設定し、
    前記第2のゲイン設定手段は、前記第2の光検出素子から出力された電気信号において、前記第1の光量、前記第3の光量、及び前記第2の光量で飽和しないようにゲインを設定し、
    前記第1の光量は、前記光ディスクに低反射率の領域を形成して情報を記録するために前記光源から出射された光が前記光ディスクで反射された光の光量であり、
    前記第3の光量は、前記光ディスクに高反射率の領域を形成して情報を記録するために前記光源から出射された光が前記光ディスクで反射された光の光量であり、
    前記第2の光量は、前記光ディスクに記録された情報を再生するために前記光源から出射された光が前記光ディスクの鏡面で反射された光の光量である、光ディスク装置。
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