JP4779218B2 - Cmosイメージセンサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はCMOSイメージセンサに係わり、特に画素を構成するフォトダイオードの出力を増幅するアンプの占める面積を抑制しながら低雑音化するのに好適なCMOSイメージセンサの素子構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
固体の光電変換素子すなわち半導体の光イメージセンサとして、大きく分けてCCD方式とCMOSセンサ方式の2種類のイメージセンサがある。
CCD方式イメージセンサ(以下、単にCCDともいう)は現在広く実用に供されているが、光電変換部と光電変換を駆動する駆動部(すなわち周辺回路部)とは、半導体素子構造が異なるので、別々の半導体集積回路の製造工程(プロセス)によって製造されている。
【0003】
一方、CMOSセンサ方式のイメージセンサ(以下、単にCMOSイメージセンサともいう)においては、光電変換部及び駆動部は、通常のCMOS−LSIプロセスとほとんど同じ工程によって製造することができるので、CMOS−LSI用の製造ラインをそのまま使えること、同一基板上に光電変換部と駆動部を混在して作製することができるので、小型化されたイメージセンサを低コストで製造できるというメリットがある。
【0004】
他方、CMOSイメージセンサにはCCDに比べて固定パターン雑音が大きいという問題があることが知られている。これに対しては、光電変換部の出力信号をノイズキャンセラである相関二重サンプリング回路(Correlate Double Sampling 回路、以下、単にCDS回路ともいう)を通すことによって、ノイズを低減している。
【0005】
以下、添付図面を参照して、従来例のCMOSイメージセンサを具体的に説明する。
図1は、従来例のCMOSイメージセンサの基本構成を示す図である。図1には、表示の簡便さのために2行2列分の画素構成を有するCMOSイメージセンサ1が表示されている。従って、実際には、例えばエリアセンサにおいては、縦横にそれぞれ所定数の画素100Aが配列されており(すなわち、画素100Aの所定数の行と列が形成されている)、また、例えばラインセンサにおいては、所定数の画素100Aが1行、あるいは1列だけ配列されている。
【0006】
各画素100Aは、行選択トランジスタ6、リセット用トランジスタ7、アンプ用トランジスタ8及びフォトダイオード9より構成されている。
フォトダイオード9のP側は接地されており、フォトダイオード9のN側は、リセット用トランジスタ7のソース電極(単に、ソースともいう)及びアンプ用トランジスタ8のゲート電極(単に、ゲートともいう)に接続されている。
【0007】
リセット用トランジスタ7のドレイン電極(単に、ドレインともいう)は、行選択トランジスタ6のドレイン及び基準電圧供給線17に接続されている。行選択トランジスタ6のソースは、アンプ用トランジスタ8のドレインに接続されている。
基準電圧供給線17は、図示しない基準電圧電源に接続されており、所定の電圧が供給されている。
なお、後述するトランジスタも含めて、各トランジスタのゲート、ドレイン、ソースは、図中において、それぞれ、G,D,Sと表示されている。
【0008】
各画素100Aを駆動し、各画素100A(の素子)からの出力信号を取り出し、図示しない信号処理回路に出力するために、垂直シフトレジスタ5、負荷トランジスタ2、ノイズキャンセラ11、信号読み出し用トランジスタ14及び水平シフトレジスタ13が配置されている。
垂直シフトレジスタ5には、所定行数の行信号出力線15及びリセット信号出力線16が接続されている。
行信号出力線15は、行選択トランジスタ6のゲートに接続されている。
リセット信号出力線16は、リセット用トランジスタ7のゲートに接続されている。
【0009】
各画素列毎に負荷トランジスタ2が配置されている。図示しない基準電圧電源に接続され、所定の基準電圧が供給されている基準電圧供給線3に、負荷トランジスタ2のドレインが接続されている。負荷トランジスタ2のゲートは、負荷トランジスタ駆動線4に接続されている。
負荷トランジスタ2のソースは列信号出力線10に接続されている。列信号出力線10は、各画素列毎に配置されている。列信号出力線10は、各画素アンプ用トランジスタ8のソースに接続されており、後述するノイズキャンセラ11に接続されている。
【0010】
信号読出し用トランジスタ14のドレインはノイズキャンセラ11に、ソースは信号出力線12に、ゲートは水平シフトレジスタ13に、それぞれ接続されている。
【0011】
次に、画素100Aの基本動作について説明する。
まず、(1)垂直シフトレジスタ5より、ある行のリセット信号出力線16を通してリセット用トランジスタ7のゲートに、ある所定レベルの電圧Vdを印加して、これによりリセット用トランジスタ7をオンする。基準電圧供給線17には、電源電圧Vddが供給されている。行選択トランジスタはオフである。
【0012】
ここで、リセット用トランジスタ7のしきい値電圧がVthrstとすると、フォトダイオード9のN型端子には、Vp(=電源電圧Vdd−リセット用トランジスタのしきい値電圧Vthrst)の電圧がかかる。この電圧がフォトダイオード9の初期電圧となる。
【0013】
次に、(2)リセット信号出力線16に印加した電圧をローレベルに切り替え、リセット用トランジスタ7をオフにする。この状態で、光がフォトダイオード9に入射すると、フォトダイオード9には、光電効果により光の量に比例した電子ホール対が発生する。ホールはグランドの方へ逃げていき、電子がフォトダイオード9のN型へ行って、フォトダイオード9のN型端子電圧(すなわちアンプ用トランジスタ8のゲート電圧)がVsigだけ低下して、(Vp−Vsig)となる。
【0014】
その後、(3)垂直シフトレジスタ5から行信号出力線15を通して所定の電圧を行選択トランジスタ6のゲートに印加して、行選択用トランジスタ6をオンする。この結果、基準電圧供給線17を通して、行選択トランジスタ6のドレインに電圧が印加されているので、行選択トランジスタ6のソースを通して、アンプ用トランジスタ8のドレインに電圧がかかり、アンプ用トランジスタ8がオンする。
【0015】
ここで、アンプ用トランジスタ8はソースフォロア回路になっており、列信号出力線10の電位Vas(=アンプ用トランジスタ8のソース電位)は、「ゲート電位(=フォトダイオード9のN型端子電位:Vp−Vsig)−アンプ用トランジスタ8のしきい値電圧(ここで、しきい値電圧をVthampとする)」となる。電位Vas(=Vp−Vsig−Vthamp)は、列信号出力線10を通してノイズキャンセラ11に記憶される。
【0016】
次に、(4)再び、リセット用トランジスタ7をオンにする。すると、フォトダイオード9のN型端子はリセットされて、電位Vpとなり、行選択トランジスタ6がオンしているから、画素100Aの出力、即ち列信号出力線10の電位Vasは(Vp−Vthamp)となる。ノイズキャンセラ11は、この値から、先に記憶した値を差引いて、Vsigを取り出し、信号出力線12に出力する。
次に、(5)行選択トランジスタ6をオフして、最初の状態に戻り、(2)からの動作を繰り返すことにより、各画素100Aより、光に応じた電気信号が取り出される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ノイズキャンセラから信号Vsigを得るとき、アンプ用トランジスタのしきい値電圧は変化しないということで、上述の説明を行った。しかし現実には、ソースフォロア回路においては、トランジスタのウエルの電圧が一定で、ソースの電位が変化するために、しきい値電圧は基板バイアス効果を受けて変化する。
【0018】
基板バイアス効果は、ソースとウエルの電位差が変化するときのしきい値電圧の変化として、次のような式で表わされる。
ΔVth=(2εs*q*N*ΔVsb)1/2/(εox/Tox)………(1)式
ここで、ΔVth:しきい値の変化、εs:シリコンの誘電率、q:電子の電荷、N:ウエルの不純物濃度、ΔVsb:ソースと基板間の電位差の変化、Tox:ゲート酸化膜厚、εox:シリコン酸化膜の誘電率、をそれぞれ示す。
【0019】
通常、ΔVsbは0Vで固定であるが、ソースフォロア回路の場合には、ソース電位が変動するために、基板バイアス効果が発生する。
基板バイアス効果があると、(1)アンプ用トランジスタ(以下、単にアンプともいう)の増幅率が0.8程度と低くなる、(2)増幅率が各画素のアンプ毎にばらつき、これが雑音になる、という問題がある。
例えば、Tox=9nm、N=1×1017cm-3、ΔVsb=1V、シリコンの比誘電率を11.8、シリコン酸化膜の比誘電率を3.98として、基板バイアスによる効果(しきい値電圧のソース基板間電圧依存性)を計算すると、次のようになる。
【0020】
【表1】
【0021】
出力信号Vsigが2.5Vから1.5Vに変化すると、上の表より、基板バイアス効果によるしきい値電圧Vthの変化分ΔVthは、753mV−584mV=151mVとなる。
基板バイアス効果によるアンプ用トランジスタのしきい値電圧の変化分が、全ての画素のアンプ用トランジスタについて同じであれば問題はないが、実際にはしきい値電圧がばらつくのと同じ原因でこの変化分もばらつく。
【0022】
例えばToxのプロセスに起因した妥当なバラツキは1.5%程度と考えられるが、Toxが1.5%ばらつくとすると、ΔVthも1.5%、つまり151×0.015=2.25mVがバラツキとなる。
このバラツキはノイズとして作用する。
信号のダイナミックレンジが1.15Vとすると、ノイズが2.25mVの場合、S/N比は54.1dBとなるが、これはCCDにおけるS/N比(55dBから60dB)よりも低くなる。
【0023】
このような基板バイアス効果を避けるために、本願出願人は、特願平11−341819号公報において、画素のアンプ用トランジスタを構成するMOSFETのウエルを、画素の他の素子と分離し、アンプのソースと接続する方法を開示した。
【0024】
以下、その内容の概略を改善した従来例として説明する。
図2は、改善された従来例のCMOSイメージセンサの構成を示す図であり、図3は、改善された従来例のCMOSイメージセンサの素子構造を示す断面構成図である。
図2の改善された従来例において、画素100Bは、リセット用トランジスタ7、アンプ用トランジスタ8、行選択トランジスタ6及びフォトダイオード9から構成され、これらの各端子間の接続は、アンプ用トランジスタ8のソースがウエル101と接続されている以外は、従来例のCMOSイメージセンサ1を構成する画素100Aと同一である。
【0025】
図2に示すように、アンプ用トランジスタ8のウエル101をソースとつなぐと、ウエル101の電位がソース電位と一緒に動くので、基板バイアス効果は発生しない。
しかし、アンプ用トランジスタ8のウエル101を、他の行選択トランジスタ6及びリセット用トランジスタ7のウエルと電気的に分離して、フローティングにする必要がある。
【0026】
図3により、以下、フローティング構造を説明する。
図3に示すように、N−型の基板102には、P型のウエル103とP型のウエル104が、距離Lだけ分離されてそれぞれ形成されている。
P型ウエル103には、フォトダイオード9のN型端子(N+拡散層)及び接地されるP型端子(P+拡散層)、行選択トランジスタ6のソース(N+拡散層)及びドレイン(N+拡散層)、及びリセット用トランジスタ7のソース(N+拡散層)及びドレイン(N+拡散層)が形成されている。
【0027】
P型ウエル104には、アンプ用トランジスタ8のソースとなる高濃度のN+拡散層(以下,単にソースともいう)8S及びドレインとなる高濃度のN+拡散層(以下,単にドレインともいう)8D及びソース8Sをウエル104に接続するためのP+拡散層101が形成され、ソースとウエル104は同電位になるように配線されている。ソース8S及びウエル104は列信号出力線10に接続されている。
【0028】
次に、ウエル104の詳細を説明する。
図4は、図3に示されるアンプ用トランジスタの周辺の詳細断面構成図であり、図5は、図3に示されるA部の拡大断面図である。
アンプ用ウエル104は他の素子のウエル103とはN型の領域により、距離Lだけ分離されている(図3)。
【0029】
アンプ用ウエル104の表面に、ドレインのN+拡散層8D、ソースのN+拡散層8S、分離されたアンプ用ウエル104への接続用にP+拡散層101が設けられている。N+拡散層8D、N+拡散層8S、P+拡散層101の周囲には、フィールド酸化膜111A,111B,111Cが形成されている(N+拡散層8D、N+拡散層8S、P+拡散層101は、フィールド酸化膜111A,111B,111Cをセルフアラインのマスクにして作製する)。
【0030】
ソース8Sとドレイン8Dとの間の上方に、ゲート酸化膜110を介してゲート電極8Gが形成されている。
P+拡散層101、ソース8S、ドレイン8D、フィールド酸化膜111A,111B,111Cおよびゲート電極8Gの周囲は第1絶縁膜108で覆われている。
【0031】
P+拡散層101、ソース8S、ドレイン8D、およびゲート電極8Gの上部の第1絶縁層108には、導電性のコンタクト107、コンタクト107S、コンタクト107G、コンタクト107Dがそれぞれ形成されており、P+拡散層101はコンタクト107を介し、ソース8Sはコンタクト107Sを介してメタル配線106Sに接続され、ゲート電極8Gはコンタクト107Gを介してメタル配線106Gに接続され、ドレイン8Dはコンタクト107Dを介してメタル配線106Dに接続している。
【0032】
第1絶縁層108およびメタル配線106S、106G,106D上には、第2の絶縁層が形成されている。
ここで、コンタクト107とフィールド酸化膜111Bとの距離ΔLco、また、コンタクト107Sとフィールド酸化膜111Bとの距離ΔLcoは、コンタクト107,107Sを形成するときに用いるステッパの位置ずれにより、コンタクトがフィールド酸化膜111Bに接近して形成されるのを防ぐための余裕度で決まる。
【0033】
図5には、図4のA部の拡大図が示されるが、コンタクト107Sがフィールド酸化膜111Bに近接して形成される場合には、ソース8Sのフィールド酸化膜111B側は濃度が薄いため、そこのコンタクト107Sの部分がウエル104とショート個所112でショートすることを示しており、これを防止するのに、距離ΔLcoの余裕度が必要なのである。
この余裕度は、0.35μmルールではΔLco=0.2μm程度である。
また、フィールド酸化膜111Bの幅には、形成できる最小の幅ΔLfがあり、ルール化されており、0.35μmルールでは0.6μm程度である。
【0034】
ところで、近年の高精細CMOSイメージセンサにおける画素面積は、例えば7.5μmx7.5μm以下の小さいものとなっている。上述の改善された従来例に示すように、アンプ用トランジスタであるMOSFETのソースとウエルとを接続する方法は、アンプ特性を改善するには効果的ではあるが、コンタクトの数が増えて、その結果アンプ用トランジスタの画素に占める面積割合が増加し、その分フォトダイオードの面積割合が減少し、CMOSイメージセンサの感度が下がってしまうという課題があった。
また、コンタクトとフィールド酸化膜までの距離には、所定の余裕度が必要であり、さらに、ソースとウエルに接続するP+拡散層の間にフィールド酸化膜を設けており、アンプ用トランジスタの占める面積をそれ以上減らせられないという課題があった。
【0035】
そこで本発明は、上記課題を解決し、CMOSイメージセンサにおいて、画素を構成するアンプ用トランジスタの基板バイアス効果を抑制する構造を小さいアンプ用トランジスタ領域内で実現できるようにし、それにより雑音の少ない高精細のCMOSイメージセンサを提供することを目的とするものである。
【0036】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は次のCMOSイメージセンサを提供する。
1)接地された第1のウェルと、前記第1のウェルに形成されたフォトダイオードと、前記第1のウェルとは電気的に分離して形成された、前記第1のウェルと同じ導電型の第2のウェルと、前記第2のウェルに形成された、前記第2のウェルとは逆の導電型の第1の高濃度不純物領域であるソースを有し、前記フォトダイオードで光電変換により生成された電荷を増幅するアンプ用トランジスタと、前記第2のウェルに形成され、前記第1の高濃度不純物領域と所定の境界部で接して前記ソースと前記第2のウェルとを同電位にする、前記第2のウェルと同じ導電型の第2の高濃度不純物領域と、前記アンプ用トランジスタの出力線部に電気的に接続し、かつ前記第1の高濃度不純物領域及び前記第2の高濃度不純物領域に前記所定の境界部を含んで接する導電性のコンタクト部と、を備えていることを特徴とするCMOSイメージセンサ。
2)前記第1の高濃度不純物領域及び前記第2の高濃度不純物領域は、不純物濃度がそれぞれ1×10 20 cm −3 以上であることを特徴とする1)記載のCMOSイメージセンサ。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、好ましい実施例により、図面を参照して説明する。なお、説明の簡便のため、従来例の構成と同一の構成については、同一の参照符号を付しその説明を省略している。
【0039】
<実施例>
図6は、本発明によるCMOSイメージセンサの素子構造の実施例を示す断面図である。
ここでは、図3に示す改善された従来例のアンプ用ウエル(以下、単にウエルともいう)104に形成されたアンプ用トランジスタ8に代えて、本発明に係わるアンプ用ウエル124に形成されたアンプ用トランジスタ28が示されており、画素120の他の素子部分は、図3に示す内容と同一である。本発明に係わるCMOSイメージセンサの画素120の図示しない等価回路は、画素100Bの等価回路と同一である。
【0040】
図6、図3に示すように、アンプ用トランジスタ28の形成されるウエル124は、N−基板102において、フォトダイオード9等の形成されるウエル103とは、距離Lだけ分離されて、形成されている(図3参照)。
P−型ウエル103には、フォトダイオード9のN型端子(N+拡散層)及び接地されるP型端子(P+拡散層)、行選択トランジスタ6のソース(N+拡散層)及びドレイン(N+拡散層)、及びリセット用トランジスタ7のソース(N+拡散層)及びドレイン(N+拡散層)が形成されている(図3参照)。
【0041】
P−型ウエル124には、アンプ用トランジスタ28のソース28S(N+拡散層)及びドレイン28D(N+拡散層)、及びソース28Sをウエル124に接続するためにソース28Sと境界部135で隣接接触する領域121(P+拡散層)が形成され、ソース28Sとウエル124は同電位にされている。
フィールド酸化膜131Aが領域121に、フィールド酸化膜131Bがドレイン28Dにそれぞれ隣接して形成されている。
【0042】
ソース28Sとドレイン28Dの間の上方には、ゲート酸化膜130を介してゲート電極28Gが形成されている。
領域121、ソース28S,ドレイン28D、フィールド酸化膜131A、131B、およびゲート電極28G、ゲート酸化膜130の周囲は、第1絶縁層128で覆われており、領域121、ソース28S,ドレイン28D、およびゲート電極28Gの一部上方の第1絶縁層128が除去され、そこに導電性のコンタクト127、127G,127Dがそれぞれ形成され、これにメタル配線126、126G、126Dが接続している。メタル配線126,126G,126Dおよび第1絶縁層128上には、所定厚さの第2絶縁層が形成されている。
【0043】
コンタクト127の位置は領域121とソース28Gが接触している境界である。コンタクト127はソース28G、領域121に接続し、メタル配線126を通して、列信号出力線10に接続している。
コンタクト127Gの位置はゲート電極28G上であり、ゲート電極28G、に接続し、メタル配線126Gを通して、フォトダイオード9のN型端子などに接続している。
【0044】
コンタクト127Dの位置はドレイン28D上であり、ドレイン28Dに接続し、メタル配線126Dを通じて行選択トランジスタ6のソースに接続している。
ここで、コンタクト127とフィールド酸化膜131A(コンタクト127Dとフィールド酸化膜131Bも同様)との距離は、ステッパの位置ずれを考慮した余裕度ΔLcoしかとっていないが、これでコンタクトとウエルとのショートを防止できる。。
【0045】
領域121(P+拡散層)とソース28G(N+拡散層)は、境界部135で接触しているが、これは、イオン注入装置を用いて、N型のイオンとしてヒ素を、P型のイオンとしてBF2を用い、互いが部分的にオーバーラップするようにイオン注入して作製する。この作製法では、質量はヒ素の方が大きいので、不純物濃度のピークはBF2の不純物濃度のピークよりも基板表面にくることが多い。そこで、境界部135は図示のように例えば階段状となり、上側の部分がN型となり、その下がP型となる構造をとる。なお、このように領域121とソース28Sを境界部135においてオーバーラップさせるのは、確実に領域121とソース28Sを接触接続させるためである。なお、境界部135は単に上下方向の平面状でも、斜めの平面状等、いずれの形状であっても、領域121とソース28Sの境界を形成しておれば良い。
【0046】
このように本実施例のCMOSイメージセンサでは、改善された従来例のCMOSイメージセンサとは異なり、アンプ用トランジスタについて、ソースとなるN+拡散層とウエル接続のための領域となるP+拡散層が接触しており、従ってN+拡散層とP+拡散層を分離するためのフィールド酸化膜を必要とせず、フィールド酸化膜ΔLfの分とその両側の余裕度ΔLcoの分だけ小さい領域で形成できる。接触するN+拡散層とP+拡散層をコンタクト127の長さと、余裕度ΔLcoの2倍の長さの領域に構成すればよい。
【0047】
なお、P+拡散層とN+拡散層を接触させると、PN接合ができる。PN接合は順バイアス(P型の電位>N型の電位)では電流が流れ、逆バイアスではほとんど電流が流れない。しかし逆バイアスを大きくすると、ブレークダウンが起こり、電流が流れるようになる。P型拡散層とN型拡散層の濃度を濃くしていくと、このブレークダウン電圧は小さくなっていき、P+、N+と呼ばれる濃度1020cm-3以上の濃度ではほとんど0Vになる。これを、図7に示す。
【0048】
図7は、本発明によるCMOSイメージセンサにおけるP+拡散層/N+拡散層(PN接合)の電流−電圧特性を示すグラフ図である。測定には、ヒューレット・パッカード(現アジレント・テクノロジー)社製の半導体パラメータアナライザ4145Aを用いた。
図7において、横軸はPN接合への印加電圧を、縦軸はそのときの電流を表し、P型拡散層とN型拡散層の濃度を1×1020cm-3とした場合であり、ブレークダウン電圧がほぼ0Vになっている様子が分かる。
【0049】
このように、P+拡散層とN+拡散層を接触させることで、互いに接続するメタル配線を通さずにアンプ用トランジスタのソースとアンプ用ウエルの電気的接続が可能となり、同電位にすることができる。従って、基板バイアス効果を抑制し、雑音を低減できるし、アンプ用トランジスタの形成領域も小さくできる
またコンタクトをP+拡散層とN+拡散層の境界部に形成すると、コンタクトはP+拡散層、N+拡散層の両方に導通をとれるので、より確実にアンプ用トランジスタのソースとウエルを同電位にすることができる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のCMOSイメージセンサによれば、画素を構成するアンプ用トランジスタの基板バイアス効果を抑制する構造を小さいアンプ用トランジスタ領域内で実現できるようにし、それにより雑音の少ない高精細のCMOSイメージセンサを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のCMOSイメージセンサの基本構成を示す図である。
【図2】改善された従来例のCMOSイメージセンサの構成を示す図である。
【図3】改善された従来例のCMOSイメージセンサの素子構造を示す断面構成図である。
【図4】図3に示されるアンプ用トランジスタの周辺の詳細断面構成図である。
【図5】図3に示されるA部の拡大断面図である。
【図6】本発明によるCMOSイメージセンサの素子構造の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明によるCMOSイメージセンサにおけるP+拡散層/N+拡散層の電流−電圧特性を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1…CMOSイメージセンサ、2…負荷トランジスタ、3…基準電圧供給線、4…負荷トランジスタ駆動線、5…垂直シフトレジスタ、6…行選択トランジスタ、7…リセット用トランジスタ、8…アンプ用トランジスタ、8D…N+拡散層(ドレイン)、8G…ゲート電極、8S…N+拡散層(ソース)、9…フォトダイオード、10…列信号出力線、11…ノイズキャンセラ、12…信号出力線、13…水平シフトレジスタ、14…信号読出し用トランジスタ、15…行信号出力線、16…リセット信号出力線、17…基準電圧供給線、28…アンプ用トランジスタ、28D…N+拡散層、28G…ゲート電極、28S…N+拡散層、100A、100B…画素、101…P+拡散層、102…N−基板、103…P−ウエル、104…(アンプ用)P−ウエル、105…N型層、106D,106G,106S…メタル配線、107,107D,107G,107S…コンタクト、108…第1絶縁膜、109…第2絶縁膜、110…ゲート酸化膜、111,111A,111B,111C…フィールド酸化膜、112…ショート個所、120…画素、121…P+ウエル、122…N−基板、124…(アンプ用)P−ウエル、126,126D,106G…メタル配線、127,127D,127G…コンタクト、128…第1絶縁膜、129…第2絶縁膜、130…ゲート酸化膜、131A,131B…フィールド酸化膜、135…境界部。
Claims (2)
- 接地された第1のウェルと、
前記第1のウェルに形成されたフォトダイオードと、
前記第1のウェルとは電気的に分離して形成された、前記第1のウェルと同じ導電型の第2のウェルと、
前記第2のウェルに形成された、前記第2のウェルとは逆の導電型の第1の高濃度不純物領域であるソースを有し、前記フォトダイオードで光電変換により生成された電荷を増幅するアンプ用トランジスタと、
前記第2のウェルに形成され、前記第1の高濃度不純物領域と所定の境界部で接して前記ソースと前記第2のウェルとを同電位にする、前記第2のウェルと同じ導電型の第2の高濃度不純物領域と、
前記アンプ用トランジスタの出力線部に電気的に接続し、かつ前記第1の高濃度不純物領域及び前記第2の高濃度不純物領域に前記所定の境界部を含んで接する導電性のコンタクト部と、
を備えていることを特徴とするCMOSイメージセンサ。 - 前記第1の高濃度不純物領域及び前記第2の高濃度不純物領域は、不純物濃度がそれぞれ1×10 20 cm −3 以上であることを特徴とする請求項1記載のCMOSイメージセンサ。
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