JP4778941B2 - 冷却方法および冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、全ての産業で使用されている冷却塔および冷凍機における冷却方法に関し、また、その冷却塔および冷凍機を備えた冷却装置に関する。
従来、多くの産業において、冷却塔および冷凍機を備えた冷却装置が使用されている(例えば特許文献1参照)。上記冷却装置では、冷却塔内の冷却水を冷凍機に供給すると共に、冷凍機に供給された冷却水を冷却塔に戻して循環させている。
上記冷却塔は、熱交換器の一種で丸型や角型のものがあり、主として屋外に設置されている。そして、上記冷却塔は、冷凍機の熱を吸収して戻った冷却水を大気と直接または間接的に接触させて冷却する。
上記冷却水は水温の関係から細菌やアメーバなどの微生物の増殖に適しており、レジオネラ属菌が冷却水中に増えやすい。このため、上記冷却塔の使用期間中は、レジオネラ属菌の増殖を抑制するため、冷却水に殺菌剤を継続的に添加する。この殺菌剤としては塩素剤などがある。
また、上記冷却水が通過する箇所で、スケール、スライムまたは腐蝕が発生すると、殺菌剤の効果が低下してしまう。このため、上記冷却水には、スケール、スライム、腐蝕防止用の薬剤を適正な濃度で投入している。
一方、上記冷凍機は、ヒートポンプとも呼ばれ、蒸発器および凝縮器を有している。この凝縮器には冷却塔からの冷却水が導入され、凝縮器で吸熱した冷却水が冷却塔へ戻るようになっている。
このように、上記従来の冷却装置では、冷却水に、殺菌剤を添加したり、スケール、スライム、腐蝕防止用の薬剤を投入したりするため、ランニングコストが高くなるという問題がある。
また、上記スケール、スライム、腐蝕防止用の薬剤を冷却水に投入しても、冷却装置を長く使用運転していると、冷却水が流れる箇所にスケールが発生してしまう。
その結果、上記冷却水の熱交換効率が低下して、冷却塔および冷凍機の性能を高く維持することができないという問題がある。
特開平06−257881号公報
そこで、本発明の課題は、ランニングコストを下げることができ、その上、冷却塔および冷凍機の性能を高く維持することができる冷却方法および冷却装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の冷却方法は、
冷却塔に設けられた冷却塔水槽内の冷却水に磁気活水ナノバブルを含有させる工程と、
この磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を冷凍機に供給する工程と、
この冷凍機に供給された上記冷却水を上記冷却塔に戻して循環させる工程と
を備え、
上記磁気活水ナノバブルは、
気体をせん断してマイクロバブルを発生させる第1気体せん断部と
上記第1気体せん断部の下流側に配置された第2気体せん断部
上記第2気体せん断部の下流側に配置された磁気活水器
上記磁気活水器の下流側に配置された第3気体せん断部
で得られ、
上記第1気体せん断部で発生したマイクロバブルを、上記第2気体せん断部と上記第3気体せん断部とに、水配管を通じて導入し、流体運動としてせん断することによって、上記マイクロバブルからナノバブルを発生させることを特徴としている。
上記構成の冷却方法によれば、上記冷却塔水槽内の冷却水に磁気活水ナノバブルを含有させることによって、磁気活水ナノバブルが磁気とナノバブルの相乗効果による強力な酸化作用で冷却水を除菌するので、冷却水中に微生物が過剰繁殖するのを防止して、冷却水の水質を維持することができる。すなわち、上記冷却水中において、例えばスライム、藻、水垢の発生を防止することができると共に、感染症を引き起こすレジオネラ菌の繁殖を防止することができる。
したがって、上記冷却水への殺菌剤の添加や、冷却水へのスケール、スライム、腐蝕防止用の薬剤の投入を無くして、ランニングコストを下げることができる。
また、上記磁気活水ナノバブルを含有した冷却水が冷却塔と冷凍機との間で循環することによって、磁気活水ナノバブルが洗浄力を有するので、冷却水が流れる箇所にスケールが発生するのを防ぐことができる。
したがって、上記冷却水の熱交換効率が低下せず、冷却塔および冷凍機の性能を高く維持することができる。
また、上記磁気活水ナノバブルは冷却水中に長期間存在するので、冷却水の水質を長期に良好な状態で維持できる。
また、例えば第1循環ポンプによって、磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を冷却塔と冷凍機との間で循環させる場合、この磁気活水ナノバブルを含有した冷却水と、冷却水が流れる箇所との摩擦抵抗が小さいので、第1循環ポンプの使用電力が少なく、省エネ効果が得られる。
一実施形態の冷却方法では、
上記冷却塔水槽内で上記磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を、活性炭が充填された急速ろ過機に供給し、この急速ろ過機でろ過した上記冷却水を上記冷却塔に戻して循環させる。
上記実施形態の冷却方法によれば、上記冷却塔水槽内で磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を、活性炭が充填された急速ろ過機に供給するので、冷却水中に発生した汚泥が急速ろ過機で除去されると共に、その冷却水中の有機物が活性炭に吸着される。
その結果、上記汚泥および有機物が除去された冷却水が冷却塔に戻るので、冷却塔内の冷却水の水質を向上させることができる。
また、上記活性炭に繁殖した微生物を磁気活水ナノバブルで活性化することができるので、活性炭が吸着した有機物を微生物分解して、活性炭の寿命を大幅に延長することができる。
尚、上記活性炭の取替えは場合によって不要となる。
本発明の冷却装置は、
冷凍機と、
冷却水を溜める冷却塔水槽が設けられた冷却塔と、
上記冷却塔水槽内の冷却水に磁気活水ナノバブルを含有させる磁気活水ナノバブル発生機と、
上記磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を上記冷却塔と上記冷凍機との間で循環させるための第1循環流路と、
上記第1循環流路に設けられ、上記第1循環流路に上記冷却水を循環させる第1循環ポンプと
を備え、
上記磁気活水ナノバブル発生機は、
気体をせん断してマイクロバブルを発生させる第1気体せん断部と、
上記第1気体せん断部の下流側に配置された第2気体せん断部と、
上記第2気体せん断部の下流側に配置された磁気活水器と、
上記磁気活水器の下流側に配置された第3気体せん断部と
を有し、
上記第1気体せん断部でマイクロバブルを発生させて、上記第2気体せん断部と上記第3気体せん断部とに、水配管を通じて導入し、流体運動としてせん断することによって、上記マイクロバブルからナノバブルを発生させることを特徴としている。
上記構成の冷却装置によれば、上記磁気活水ナノバブル発生機が冷却塔水槽内の冷却水に磁気活水ナノバブルを含有させることによって、磁気活水ナノバブルが磁気とナノバブルの相乗効果による強力な酸化作用で冷却水を除菌するので、冷却水中に微生物が過剰繁殖するのを防止して、冷却水の水質を維持することができる。すなわち、上記冷却水中において、例えばスライム、藻、水垢の発生を防止することができると共に、感染症を引き起こすレジオネラ菌の繁殖を防止することができる。
したがって、上記冷却水への殺菌剤の添加や、冷却水へのスケール、スライム、腐蝕防止用の薬剤の投入を無くして、ランニングコストを下げることができる。
また、上記磁気活水ナノバブルを含有した冷却水が冷却塔と冷凍機との間で循環することによって、磁気活水ナノバブルが洗浄力を有するので、冷却水が流れる箇所にスケールが発生するのを防ぐことができる。
したがって、上記冷却水の熱交換効率が低下せず、冷却塔および冷凍機の性能を高く維持することができる。
また、上記磁気活水ナノバブルは冷却水中に長期間存在するので、冷却水の水質を長期に良好な状態で維持できる。
また、上記第1循環ポンプによって、磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を冷却塔と冷凍機との間で循環させるが、この磁気活水ナノバブルを含有した冷却水と第1循環流路との摩擦抵抗が小さいので、第1循環ポンプの使用電力が少なく、省エネ効果が得られる。
一実施形態の冷却装置は、
活性炭が充填された急速ろ過機と、
上記磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を上記冷却塔と上記急速ろ過機との間で循環させるための第2循環流路と、
上記第2循環流路に設けられ、上記第2循環流路に上記冷却水を循環させる第2循環ポンプと
を備える。
上記実施形態の冷却装置によれば、上記第2循環ポンプが磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を第2循環流路に循環させることによって、磁気活水ナノバブルを含有した冷却水が、活性炭が充填された急速ろ過機に供給されるので、その冷却水中に発生した汚泥が急速ろ過機で除去されると共に、その冷却水中の有機物が活性炭に吸着される。
その結果、上記汚泥および有機物が除去された冷却水が冷却塔に戻るので、冷却塔内の冷却水の水質を向上させることができる。
また、上記活性炭に繁殖した微生物を磁気活水ナノバブルで活性化することができるので、活性炭が吸着した有機物を効果的に微生物分解して、活性炭の寿命を大幅に延長することができる。
尚、上記活性炭の取替えは場合によって不要となる。
一実施形態の冷却装置では、
上記活性炭上に、上記活性炭よりも重いろ材が配置されている。
上記実施形態の冷却装置によれば、上記活性炭上に、活性炭よりも重いろ材が配置されているので、冷却水が活性炭を通過する際、活性炭が散乱するのを防ぐことができる。
一実施形態の冷却装置は、
上記冷却塔水槽内の冷却水の電気伝導度を検出する電気伝導度計と、
上記電気伝導度計の検出結果に基づいて、上記磁気活水ナノバブル発生機および上記第2循環ポンプの運転を制御する制御装置と
を備える。
上記実施形態の冷却装置によれば、上記制御装置が、電気伝導度計の検出結果に基づいて、磁気活水ナノバブル発生機および第2循環ポンプの運転を制御するので、冷却水の電気伝導度を目安に冷却水の水質を向上させることができる。
一実施形態の冷却装置は、
上記冷却塔水槽内の冷却水の濁度を検出する濁度計と、
上記濁度計の検出結果に基づいて、上記磁気活水ナノバブル発生機および上記第2循環ポンプの運転を制御する制御装置と
を備える。
上記実施形態の冷却装置によれば、上記制御装置が、濁度計の検出結果に基づいて、上記磁気活水ナノバブル発生機および上記第2循環ポンプの運転を制御するので、冷却水の濁度を目安に冷却水の水質を向上させることができる。
一実施形態の冷却装置は、
上記冷却塔水槽内の冷却水の全有機炭素を検出する全有機炭素計と、
上記全有機炭素計の検出結果に基づいて、上記磁気活水ナノバブル発生機および上記第2循環ポンプの運転を制御する制御装置と
を備える。
上記実施形態の冷却装置によれば、上記制御装置が、全有機炭素計の検出結果に基づいて、磁気活水ナノバブル発生機および第2循環ポンプの運転を制御するので、冷却水の全有機炭素を目安に冷却水の水質を向上させることができる。
一実施形態の冷却装置は、
上記冷却塔水槽内の冷却水の溶存酸素を検出する溶存酸素計と、
上記溶存酸素計の検出結果に基づいて、上記磁気活水ナノバブル発生機および上記第2循環ポンプの運転を制御する制御装置と
を備える。
上記実施形態の冷却装置によれば、上記制御装置が、溶存酸素計の検出結果に基づいて、磁気活水ナノバブル発生機および第2循環ポンプの運転を制御するので、冷却水の溶存酸素を目安として冷却水の水質を向上させることができる。
上記冷却水中に汚濁物質としての有機物が多い場合、冷却水の溶存酸素が少なくなる。したがって、上記冷却水の溶存酸素を冷却水の水質の目安として用いることができる。
一実施形態の冷却装置では、
上記磁気活水ナノバブル発生機および上記急速ろ過機は上記冷却塔外に配置されている。
上記実施形態の冷却装置によれば、上記磁気活水ナノバブル発生機および急速ろ過機は冷却塔外に配置されているので、磁気活水ナノバブル発生機および急速ろ過機のメンテナンスが容易である。
一実施形態の冷却装置は、
上記冷凍機の運転状態を示す信号に基づいて、上記第1循環ポンプの送水量を制御するインバータを備える。
上記実施形態の冷却装置によれば、上記インバータが、冷凍機の運転状態を示す信号に基づいて、第1循環ポンプの送水量を制御するので、適切な量の冷却水を冷凍機に送ることができる。
一実施形態の冷却装置では、
上記冷却塔は開放型冷却塔である。
上記実施形態の冷却装置によれば、上記冷却塔は開放型冷却塔であることによって、冷却塔水槽に溜めた冷却水が大気に接触して蒸発するので、冷却水を効率良く冷却することができる。
一実施形態の冷却装置では、
上記開放型冷却塔内にはポリ塩化ビニリデン充填物が充填されている。
上記実施形態の冷却装置によれば、上記開放型冷却塔内にはポリ塩化ビニリデン充填物が充填されているので、ポリ塩化ビニリデン充填物に微生物を繁殖させ、冷却水中の有機物をその微生物で分解することができる。
また、上記磁気活水ナノバブルを含有した冷却水をポリ塩化ビニリデン充填物に付着させことにより、ポリ塩化ビニリデン充填物に繁殖した微生物を磁気活水ナノバブルで活性化することもできる。
本発明の冷却方法によれば、冷却塔水槽内の冷却水に磁気活水ナノバブルを含有させることによって、冷却水が除菌されるので、冷却水中に、例えばスライム、藻、水垢の発生が防止することができると共に、レジオネラ菌が繁殖するのを防止することができる。
したがって、上記冷却水への薬剤の投入を無くして、ランニングコストを下げることができる。
また、上記磁気活水ナノバブルを含有した冷却水が冷却塔と冷凍機との間で循環することによって、磁気活水ナノバブルが洗浄力を有するので、冷却水が流れる箇所にスケールが発生するのを防ぐことができる。
したがって、上記冷却水の熱交換効率が低下せず、冷却塔および冷凍機の性能を高く維持することができる。
本発明の冷却装置によれば、磁気活水ナノバブル発生機が冷却塔水槽内の冷却水に磁気活水ナノバブルを含有させることによって、冷却水が除菌されるので、冷却水中に、例えばスライム、藻、水垢の発生が防止することができると共に、レジオネラ菌が繁殖するのを防止することができる。
したがって、上記冷却水への薬剤の投入を無くして、ランニングコストを下げることができる。
また、上記磁気活水ナノバブルを含有した冷却水が冷却塔と冷凍機との間で循環することによって、磁気活水ナノバブルが洗浄力を有するので、冷却水が流れる箇所にスケールが発生するのを防ぐことができる。
したがって、上記冷却水の熱交換効率が低下せず、冷却塔および冷凍機の性能を高く維持することができる。
以下、本発明の冷却方法および冷却装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の冷却装置を模式的に示す図である。
上記冷却装置は、主として、開放型冷却塔1、冷却水ポンプ41、磁気活水ナノバブル発生機61、急速ろ過機36および冷凍機46を備えている。尚、上記冷却水ポンプ41は第1循環ポンプの一例である。
上記開放型冷却塔1であり、大きくは、上部32、中間部2、下部3から構成されている。
上記上部32には、散水貯槽4およびファン5が設けられている。このファン5によって、熱交換前外気17が中間部2内に取り入れられて、冷却塔水槽9内の冷却水と熱交換する。この熱交換を終えた熱交換後外気6は上部32から排出される。
上記中間部2には冷却水の飛散防止用のルーバー7が設けられている。また、上記中間部2内には複数のひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材28が配置されている。
上記複数のひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材28には、時間の経過と共に、微生物が安定的に繁殖する。これにより、上記開放型冷却塔1が工場周辺に設置されている場合、冷却水が工場周辺の大気より持ち込み溶解する有機物に対して微生物処理し、冷却水の水質を向上させることができる。
上記複数のひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材28に繁殖する微生物の濃度は、排水処理における接触酸化槽での微生物濃度ほど高濃度ではなく、微生物を肉眼で確認できるか、できないかのレベルで、排水処理の場合と比較して低濃度である。
また、上記複数のひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材28には、磁気活水ナノバブルを含有した冷却水が散水貯槽4から散水される。これにより、上記磁気活水ナノバブルがひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材28に付着し、冷却水と空気との熱交換効率が向上する。
上記冷却水と空気との熱交換効率が向上する理由としては、ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材28に無数の磁気活水ナノバブルが付着すると、ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材28そのものの物理的性状が変化するからである。また、当然、上記冷却水自体も磁気活水ナノバブルを含有しているので、冷却水自体の物理的性状も変化して、結果的に磁気活水ナノバブルが付着したひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材28と、磁気活水ナノバブルを含有した冷却水との親和性が改善されて、冷却水と空気との熱交換効率が改善されることになる。
上記下部3には、冷却水を溜める冷却塔水槽9が設けられている。そして、上記冷却塔水槽9内には、冷却水の電気伝導度を測定するための電気伝導度計11が設置されている。これにより、上記冷却塔水槽9に溜められた冷却水の電気伝導度を電気伝導度計11で検出することができる。この電気伝導度計11の検出結果を示す信号は、配線16を通じて電気伝導度調節計14に送られる。上記信号を受けた電気伝導度調節計14は、その信号に基づいて、冷却水ポンプ41、冷凍機46、気液混合循環ポンプ12、急速ろ過機ポンプ34が最適な運転状態となるように制御する。この制御のための信号は、電気伝導度調節計14から信号線62を通じて冷却水ポンプ41、冷凍機46、気液混合循環ポンプ12、急速ろ過機ポンプ34に送られる。尚、上記気液混合循環ポンプ12は磁気活水ナノバブル発生機61が有するポンプである。また、上記急速ろ過機ポンプ34は、急速ろ過機36が有するポンプであり、第2循環ポンプの一例である。
上記電気伝導度調節計11を用いた制御をより詳しく説明すると、冷却塔水槽9内の冷却水の電気伝導度が上昇して所定の設定値よりも高くなると、磁気活水ナノバブル発生機61の気液混合循環ポンプ12、急速ろ過機36の急速ろ過機ポンプ34とが自動的に運転されるようになっている。これにより、上記冷却塔水槽9内の冷却水は、磁気活水ナノバブル発生機61が発生した磁気活水ナノバブルの作用で水処理され、その結果、冷却水中に配管スケールを起因とする汚泥が発生することになる。このとき、上記急速ろ過機ポンプ34が稼働していて、バルブ38,50が開き、かつ、バルブ39,49が閉まっている。その結果、上記汚泥を含んだ冷却水は、吸込み配管33および吐出配管35を介して急速ろ過機36に導入される。上記冷却水中の汚泥は、急速ろ過機36内の上部に設置したろ材層52を構成するアンスラサイトろ材により物理的にろ過され、冷却水から除去される。そして、上記急速ろ過機36内の下部には活性炭からなる活性炭層53が充填されているので、冷却水中の有機物が活性炭に吸着処理されて、水質が改善される。この改善された冷却水は、出口配管37を流れ、バルブ50で流量を調整されて散水貯層4に導入され、その後散水口18から散水される。尚、上記吸込み配管33、吐出配管35および出口配管37は第2循環流路の一例である。
上記ろ材層52の重量は活性炭層53の重量よりも重くなっているので、冷却水が活性炭層53を通過しても、活性炭層53の活性炭が散乱するのを防ぐことができる。
一方、上記ろ材層52の上部に堆積したスケール起因汚泥54が多量堆積すると、急速ろ過機36外の気圧と急速ろ過機36内の気圧との差圧が大きくなる。そして、上記差圧が所定値以上になった場合、バルブ38,50を閉めると共に、バルブ39,49を開ける。これにより、上記急速ろ過機36に対して逆洗浄が実施され、スケール起因汚泥54は急速ろ過機36外に排出され、逆洗水と共に逆洗水配管51を流れる。
ここで、上記磁気活水ナノバブル発生機61について詳細に説明する。
上記磁気活水ナノバブル発生機61は、開放型冷却塔1の外部に設置されて、第1気体せん断部13を含む気液混合循環ポンプ12と、第2気体せん断部21と、磁気活水器29と、第3気体せん断部31と、空気を第1気体せん断部13に導入するための電動ニードルバルブ15とを有している。
また、上記第1気体せん断部13は空気配管20を介して電動ニードルバルブ15と接続されている。また、上記磁気活水器29は吐出配管30を介して第3気体せん断部31と接続されている。
また、上記磁気活水器29はフランジ22とフランジ27との間に設置されている。そして、上記磁気活水器29の内部には、厚み30mm以下の液体通過部26が厚み30mm以下の平板状に形成されている。また、上記液体通過部26を挟むように、S極磁石24およびN極磁石23がそれぞれ3つづつ設置されている。このS極磁石24とN極磁石23との間に磁力線25が出ている。上記磁力線25の強さは、液体通過部26の中心部で1000ガウスである。
そして、上記第1気体せん断部13を含む気液混合循環ポンプ12が運転されることにより、冷却塔水槽9内の冷却水が吸込み配管8,33を介して気液混合循環ポンプ12に導入される。また、上記第1気体せん断部13は、電動ニードルバルブ15から導入した空気をせん断してマイクロバブルを製造する。このマイクロバブルの一部は第2気体せん断部21および第3気体せん断部31でせん断されてナノバブルとなる。
上記電動ニードルバルブ15は、気液混合循環ポンプ12の運転が開始してから60秒以上経ってから開かれる。上記気液混合循環ポンプ12の運転の開始と同時に電動ニードルバルブ15を開くと、気液混合循環ポンプ12がキャビテーション現象を起こして損傷してしまう。そこで、上記電動ニードルバルブ15による空気の導入は、気液混合循環ポンプ13内を冷却水で充満させてから行われように、気液混合循環ポンプ12の運転が開始してから60秒以上経ってから開始するとしている。
上記ナノバブルは、大きくは、第1段階と第2段階とを経て製造される。
まず、上記第1段階について簡単に説明する。この第1段階では、第1気体せん断部13において、流体力学的に圧力を制御し、負圧形成部分から気体を吸入し、高速流体運動させて、負圧部を形成し、マイクロバブルを発生させる。より解かりやすく簡単に説明すると、水と空気を効果的に自給混合溶解し、圧送することにより、有用物質含有マイクロバブル白濁水を製造する。
続いて、上記第2段階について簡単に説明する。この第2段階では、第1気体せん断部13、第2気体せん断部21および第3気体せん断部31において、高速流体運動させて、負圧部を形成し、第1気体せん断部13でマイクロバブルを発生させて、第2気体せん断部21と第3気体せん断部31とに、水配管を通じて導入し、流体運動としてせん断することによって、マイクロバブルからナノバブルを発生させることになる。
さらにより詳細に、上記第1段階と第2段階とについて説明する。
上記第1段階および第2段階で運転される気液混合循環ポンプ12は、揚程40m以上(すなわち、4kg/cmの高圧)の高揚程のポンプである。
すなわち、上記第1気体せん断部13を有する気液混合循環ポンプ12は、かならず、高揚程のポンプであり、かつ、トルクが安定している2ポールのポンプであることが必要である。尚、上記気液混合循環ポンプ12として4ポールのポンプを用いることができるが、トルクが安定する観点上、4ポールのポンプよりも2ポールのポンプを用いる方が好ましい。
ここで、上記第1気体せん断部13を含む気液混合循環ポンプ12のマイクロバブル発生のメカニズムを記載する。
上記第1気体せん断部13において、マイクロバブルを発生させるために、まず「高速流体運動」として、ポンプのインペラと呼ばれている羽を超高速で回転させて、液体および気体の混相旋回流を発生させ、第1気体せん断部13を中心部に高速旋回させる気体空洞部を形成させる。次に、上記気体空洞部を圧力で竜巻状に細くして、より高速で旋回する回転せん断流を発生させる。上記気体空洞部に気体としての空気(酸素ガスの場合もあるが、本発明では、単に空気としたが、目的によって、他の気体を選定しても良い。)を、マイナス圧(負圧)を利用して、自動的に供給させる。さらに、上記空気を切断・粉砕しながら混相流を回転する。この切断・粉砕は、装置出口付近における内外の気液二相流体の旋回速度差により起きる。その時の回転速度は500〜600回転/秒である。
すなわち、上記第1気体せん断部13において、流体力学的に圧力を制御することで、負圧形成部分から気体を吸入し、高揚程ポンプで高速流体運動させて、負圧部を形成し、マイクロバブルを発生させる。より解かりやすく簡単に説明すると、高揚程ポンプで水と空気を効果的に自給混合溶解し、圧送することにより、マイクロバブル白濁水を製造することが第1段階である。
上記負圧形成部分とは、装置出口付近における内外の気液二相流体の旋回速度差により発生する。
上記負圧部とは、気体・液体混合物中で、周りと比較して圧力が小さな領域を意味する。
尚、上記気液混合循環ポンプ12の運転は、シーケンサー(図示せず)の信号により設定している。
上記第1気体せん断部13の内部形状は、楕円形であり、最大の効果の形状は、真円形であり、更に内部摩擦を小さくするために鏡面仕上げとしている。
また、上記第1気体せん断部13の内部に流体の旋回乱流を制御するために溝深さ0.3mm〜0.6mm、溝幅0.8mm以内の溝を設けている。
また、上記第1気体せん断部13を構成する金属の厚みが薄いと、気液混合循環ポンプ12が運転されることにより、振動が発生し、流体運動エネルギーが、振動として外部に伝播して逃げ、そのことが、必要な高速流動運動すなわち、高速旋回とせん断エネルギーを低下させる。このため、上記第1気体せん断部13を構成する金属の厚みは、6mm〜12mmの範囲が好ましい。
一方、上記第2段階では、第1気体せん断部13を含む気液混合循環ポンプ12で、発生させたマイクロバブルを、第2気体せん断部21に水配管を通じて圧送する際、第2気体せん断部21と第3気体せん断部31とにおいては、第1段階後さらに、配管サイズを細くして、かつ、高速流体運動させて、竜巻状に細くして、より高速で旋回する回転せん断流を発生させる。よって、上記マイクロバブルからナノバブルが発生すると同時に、超高温の極限反応場が形成される。
上記第2気体せん断部21と第3気体せん断部31とを設けている理由は、ナノバブル量をより多く発生させるためには、気体せん断部も2段階で構成する方が、1段階で気体せん断部を構成するよりも、ナノバブル量が多量であるからである。
すなわち、上記超高温の極限反応場が形成されると、局部的に高温高圧状態となり、不安定なフリーラジカルができ、同時に熱を発生する。
上記第2気体せん断部21と第3気体せん断部31はステンレス製が一般である、その形状は、楕円形好ましくは、真円形である。
また、上記第2気体せん断部21と第3気体せん断部31には小孔(図示せず)が設けられているが、この小孔の吐出口径は4mm〜9mmが最適である。
以上が磁気活水ナノバブル発生機61のメカニズムである。
上記磁気活水ナノバブル発生機61は、市販されているものならば、メーカーを限定するものではなく、具体的には、磁気活水器29としては例えば株式会社ビー・シー・オーのBKタイプBK−50を採用することができ、第2気体せん断部21と第3気体せん断部31としては株式会社 協和機設の商品であるバビタスHYK−32を採用することができる。
また、上記した様に、電気伝導度調節計14は、電気伝導度計11の検出結果(測定値)に基づいて、気液混合循環ポンプ12、急速ろ過機ポンプ34および冷却水ポンプ41のモータ回転数を調整のための信号を発する。より詳しくは、図9に示すインバータ102が、電気伝導度計11の検出結果に基づいて、冷却水ポンプ41のモータ101の回転数を変更するようになっている。
上記インバータ102は、伝導度調節計14が発した信号が入力される制御装置103と、この制御装置103によって制御され、モータ101へ信号を出力するインバータ本体104とを有している。これにより、上記冷却水ポンプ41の送水量は電気伝導度計11の測定値に応じて変更されて、目的に合った運転が実施される。
また、図示しないが、気液混合循環ポンプ12および急速ろ過機ポンプ34のそれぞれにも、インバータ102と同様のインバータを接続している。これにより、上記気液混合循環ポンプ12および急速ろ過機ポンプ34のモータ回転数を変更できるようになっている。
すなわち、上記電気伝導度計11の測定値が高くなると、冷却水中の溶解イオン量が増加して、ナノバブルが発生しやすくなるので、気液混合循環ポンプ12のモータ回転数を増加させて、磁気活水ナノバブルを多量に発生させて、さらに複数のひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材28に磁気活水ナノバブルを多量に付着させて、開放型冷却塔1の性能を自動的に向上させることができる。
上記開放型冷却塔1の性能の向上とは、複数のひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材28には磁気活水ナノバブルを複数付着させて、かつ、磁気活水ナノバブルを含有する冷却水を散水し、物理的性状が変化した冷却水と空気との熱交換効率を向上させる内容である。
また、上記磁気活水ナノバブルを多量に発生させて、磁気活水ナノバブルの洗浄効果により、開放型冷却塔1内でのスケールやスライム発生の防止に役立つ内容となる。
また、上記冷凍機46内の熱交換器に対してもスケール発生の防止に有効となる。
逆に、上記冷却塔水槽9内の冷却水の電気伝導度が低い場合は、冷却装置全体としては、冷却装置が円滑に運転されるため、特に問題も発生しない。
上記電気伝導度が低い場合は、磁気活水ナノバブルも効率良く発生しないので、気液混合循環ポンプ12、急速ろ過機ポンプ34、および冷却水ポンプ41のモータ回転数を減少させて、省エネ運転をすることができる。
また、上記開放型冷却塔1の下部3近傍には、冷却塔水槽9の冷却水を上部散水貯槽4に移送するための散水ポンプ10が設置されている。この散水ポンプ10によって、冷却塔水槽9の冷却水を上部32と下部3との間で常時循環させている。
上記熱交換前外気17は、ファン5によって、ルーバー7を介して開放型冷却塔1の中間部2内に導入され、複数のひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材28に接触する。
上記複数のひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材28に多量の磁気活水ナノバブルが付着していれば、より空気に近づくので、外気との熱交換が効率よくできることとなる。
上記冷却塔水槽9内の冷却水は、ストレーナ40および冷却水還配管42を介して冷却水ポンプ41に吸い込まれた後、冷凍機46へ向かって送出される。ここで、上記冷却塔水槽9内の冷却水には、磁気活水ナノバブル発生機61で磁気活水ナノバブルを含有させているので、この磁気活水ナノバブルを含有した冷却水が冷凍機46に送水されていることになる。尚、上記冷却水還配管42は第1循環流路の一例である。
上記冷凍機46の内部には、凝縮器内熱交換器44と蒸発器内熱交換器45とが設置されている。この蒸発器内熱交換器45には冷水還配管48および冷水往配管47が接続されている。
上記冷凍機46の運転を長く継続させていると、凝縮器内熱交換器44内でスケールが発生して、凝縮器内熱交換器44の熱交換効率が低下してくるが、冷却水に磁気活水ナノバブルを含有させていると、磁気活水ナノバブルの洗浄効果により、凝縮器内熱交換器44内でのスケール発生が少なくなり、凝縮器内熱交換器44の熱交換効率が当初と同じ性能で維持することができる。
上記凝縮器内熱交換器44を出た冷却水は、冷却水往配管43を流れて開放型冷却塔1の上部32の散水貯槽4に流入する。上記凝縮器内熱交換器44から散水貯槽4に流入する冷却水の量はバルブ19によって調節される。尚、上記冷却水往配管43は第1循環流路の一例である。
上記冷凍機46の運転状態を示す信号は、信号線62を通じて、図9に示す制御装置103に入力されている。そして、上記制御装置103は、その信号に基づいてインバータ本体104を制御している。これにより、上記冷凍機46の運転状態に応じて、モータ101の回転数が調節され、冷却水ポンプ41の送水量が変更される。
以上から明らかなように、上記冷却装置は、磁気活水ナノバブル発生機61が冷却塔水槽9内の冷却水に磁気活水ナノバブルを含有させることによって、磁気活水ナノバブルが磁気とナノバブルの相乗効果による強力な酸化作用で冷却水を除菌するので、冷却水中に微生物が過剰繁殖するのを防止して、冷却水の水質を維持することができる。すなわち、上記冷却水中において、例えばスライム、藻、水垢の発生を防止することができると共に、感染症を引き起こすレジオネラ菌の繁殖を防止することができる。
したがって、上記冷却水への殺菌剤の添加や、冷却水へのスケール、スライム、腐蝕防止用の薬剤の投入を無くして、ランニングコストを下げることができる。
また、上記磁気活水ナノバブルを含有した冷却水が冷却塔1と冷凍機46との間で循環することによって、磁気活水ナノバブルが洗浄力を有するので、冷却水が流れる箇所にスケールが発生するのを防ぐことができる。
したがって、上記冷却水の熱交換効率が低下せず、冷却塔および冷凍機の性能を高く維持することができる。
また、上記磁気活水ナノバブルは冷却水中に長期間存在するので、冷却水の水質を長期に良好な状態で維持できる。
また、上記冷却水ポンプ41によって、磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を冷却塔と冷凍機との間で循環させるが、この磁気活水ナノバブルを含有した冷却水と、冷却水還配管42および冷却水往配管43との摩擦抵抗が小さいので、冷却水ポンプ41の使用電力が少なく、省エネ効果が得られる。
ここで、3種類のバブルについて説明する。
(1)通常のバブル(気泡)は水の中を上昇して、ついには表面でパンとはじけて消滅する。
(2)マイクロバブルは、直径が50ミクロン(μm)以下の微細気泡で、水中で縮小していき、ついには消滅(完全溶解)してしまう。
(3)ナノバブルは、マイクロバブルよりさらに小さいバブル(直径が1ミクロン以下の100〜200nm)でいつまでも水の中に存在することが可能なバブルである。
このように言われており、マイクロナノバブルとは、マイクロバブルとナノバブルとが混合したバブルと説明できる。
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態の冷却装置を模式的に示す図である。また、図2において、図1に示した第1実施形態の構成部と同一構成部は、図1における構成部と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記冷却装置は、図1の電気伝導度計11が濁度計55に置き換わり、また、図1の電気伝導度調節計14が濁度調節計56に置き換わっている点のみが第1実施形態と異なっている。
上記濁度計55は冷却塔水槽9に溜められた冷却水の濁度を検出する。この濁度計55の検出結果を示す信号は、配線16を通じて濁度調節計56に送られる。上記信号を受けた濁度調節計56は、その信号に基づいて、冷却水ポンプ41、冷凍機46、気液混合循環ポンプ12、急速ろ過機ポンプ34が最適な運転状態となるように制御する。
すなわち、上記濁度調節計56は、濁度計55の検出結果(測定値)に基づいて、気液混合循環ポンプ12、急速ろ過機ポンプ34および冷却水ポンプ41のモータ回転数を調整のための信号を発する。この信号は図9のインバータ102の制御装置103に入力される。また、図示しないが、上記信号は、気液混合循環ポンプ12および急速ろ過機ポンプ34のインバータの制御装置にも入力される。
上記構成の冷却装置は、冷却塔水槽9に溜められた冷却水の溶解イオンが少なくても、濁りとしての濁度を判断基準にして、その冷却水の水質を適切に管理することができる。尚、上記冷却水の溶解イオンが多い場合、図1の電気伝導度計11および電気伝導度調節計14を用いて、上記冷却水の水質を適切に管理することができる。
要するに、上記冷却水の水質によって、どの検出器を採用するかを決定すれば良い。
また、システムが複雑となるが、複数の検出器を採用して、木目細かく冷却装置を管理運転できることは言うまでもない。
(第3実施形態)
図3は、本発明の第3実施形態の冷却装置を模式的に示す図である。また、図3において、図1に示した第1実施形態の構成部と同一構成部は、図1における構成部と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記冷却装置は、図1の電気伝導度計11が全有機炭素計57に置き換わり、また、図1の電気伝導度調節計14が全有機炭素調節計58に置き換わっている点のみが第1実施形態と異なっている。
上記全有機炭素計57は冷却塔水槽9に溜められた冷却水の濁度を検出する。この全有機炭素計57の検出結果を示す信号は、配線16を通じて全有機炭素調節計58に送られる。上記信号を受けた全有機炭素調節計58は、その信号に基づいて、冷却水ポンプ41、冷凍機46、気液混合循環ポンプ12、急速ろ過機ポンプ34が最適な運転状態となるように制御する。
すなわち、上記全有機炭素調節計58は、全有機炭素計57の検出結果(測定値)に基づいて、気液混合循環ポンプ12、急速ろ過機ポンプ34および冷却水ポンプ41のモータ回転数を調整のための信号を発する。この信号は図9のインバータ102の制御装置103に入力される。また、図示しないが、上記信号は、気液混合循環ポンプ12および急速ろ過機ポンプ34のインバータの制御装置にも入力される。
また、上記全有機炭素調節計58は、冷凍機46の運転状態を示す信号を信号線62を通じて受け、その信号に基づいて、冷却水ポンプ41の送水量を制御する。
上記構成の冷却装置は、冷却塔水槽9に溜められた冷却水の溶解イオンが少なくても、全有機炭素を判断基準にして、その冷却水の水質を適切に管理することができる。尚、上記冷却水の溶解イオンが多い場合、図1の電気伝導度計11および電気伝導度調節計14を用いて、上記冷却水の水質を適切に管理することができる。
要するに、上記冷却水の水質によって、どの検出器を採用するかを決定すれば良い。
また、システムが複雑となるが、複数の検出器を採用して、木目細かく冷却装置を管理運転できることは言うまでもない。
(第4実施形態)
図4は、本発明の第4実施形態の冷却装置を模式的に示す図である。また、図4において、図1に示した第1実施形態の構成部と同一構成部は、図1における構成部と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記冷却装置は、図1の電気伝導度計11が溶存酸素計59に置き換わり、また、図1の電気伝導度調節計14が溶存酸素調節計60に置き換わっている点のみが第1実施形態と異なっている。
上記溶存酸素計59は冷却塔水槽9に溜められた冷却水の濁度を検出する。この溶存酸素計59の検出結果を示す信号は、配線16を通じて溶存酸素調節計60に送られる。上記信号を受けた溶存酸素調節計60は、その信号に基づいて、冷却水ポンプ41、冷凍機46、気液混合循環ポンプ12、急速ろ過機ポンプ34が最適な運転状態となるように制御する。
すなわち、上記溶存酸素調節計60は、溶存酸素計59の検出結果(測定値)に基づいて、気液混合循環ポンプ12、急速ろ過機ポンプ34および冷却水ポンプ41のモータ回転数を調整のための信号を発する。この信号は図9のインバータ102の制御装置103に入力される。また、図示しないが、上記信号は、気液混合循環ポンプ12および急速ろ過機ポンプ34のインバータの制御装置にも入力される。
また、上記溶存酸素調節計60は、冷凍機46の運転状態を示す信号を信号線62を通じて受け、その信号に基づいて、冷却水ポンプ41の送水量を制御する。
上記構成の冷却装置は、冷却水に溶解イオンが少なくても、汚濁物があれば、溶存酸素濃度が汚濁度と比例するので、溶存酸素濃度を判断基準にして、その冷却水の水質を適切に管理することができる。尚、上記冷却水の溶解イオンが多い場合、図1の電気伝導度計11および電気伝導度調節計14を用いて、上記冷却水の水質を適切に管理することができる。
要するに、上記冷却水の水質によって、どの検出器を採用するかを決定すれば良い。
また、システムが複雑となるが、複数の検出器を採用して、木目細かく冷却装置を管理運転できることは言うまでもない。
(第5実施形態)
図5は、本発明の第5実施形態の冷却装置を模式的に示す図である。また、図5において、図1に示した第1実施形態の構成部と同一構成部は、図1における構成部と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記冷却装置は、図1の吸込み配管33、急速ろ過機ポンプ34、吐出配管35、急速ろ過機36、出口配管37、バルブ38,39,49,50および逆洗水配管51を備えていない点が第1実施形態と異なっている。
上記構成の冷却装置は、冷却塔水槽9に溜められた冷却水の水質が良く、また水質が良い状態で維持される場合に適している。
上記冷却水に磁気活水ナノバブルが含有されるので、その磁気活水ナノバブルは冷却水中に相当長く持続するので水質が良好な状態で維持される。
(第6実施形態)
図6は、本発明の第6実施形態の冷却装置を模式的に示す図である。また、図6において、図2に示した第2実施形態の構成部と同一構成部は、図2における構成部と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記冷却装置は、図2の吸込み配管33、急速ろ過機ポンプ34、吐出配管35、急速ろ過機36、出口配管37、バルブ38,39,49,50および逆洗水配管51を備えていない点が第2実施形態と異なっている。
上記構成の冷却装置は、冷却塔水槽9に溜められた冷却水の水質が良く、また水質が良い状態で維持される場合に適している。
上記冷却水に磁気活水ナノバブルが含有されるので、その磁気活水ナノバブルは冷却水中に相当長く持続するので水質が良好な状態で維持される。
(第7実施形態)
図7は、本発明の第7実施形態に模式的に示す図である。また、図7において、図3に示した第3実施形態の構成部と同一構成部は、図3における構成部と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記冷却装置は、図3の吸込み配管33、急速ろ過機ポンプ34、吐出配管35、急速ろ過機36、出口配管37、バルブ38,39,49,50および逆洗水配管51を備えていない点が第2実施形態と異なっている。
上記構成の冷却装置は、冷却塔水槽9に溜められた冷却水の水質が良く、また水質が良い状態で維持される場合に適している。
上記冷却水に磁気活水ナノバブルが含有されるので、その磁気活水ナノバブルは冷却水中に相当長く持続するので水質が良好な状態で維持される。
(第8実施形態)
図8は、本発明の第7実施形態に模式的に示す図である。また、図8において、図4に示した第4実施形態の構成部と同一構成部は、図4における構成部と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記冷却装置は、図4の吸込み配管33、急速ろ過機ポンプ34、吐出配管35、急速ろ過機36、出口配管37、バルブ38,39,49,50および逆洗水配管51を備えていない点が第2実施形態と異なっている。
上記構成の冷却装置は、冷却塔水槽9に溜められた冷却水の水質が良く、また水質が良い状態で維持される場合に適している。
上記冷却水に磁気活水ナノバブルが含有されるので、その磁気活水ナノバブルは冷却水中に相当長く持続するので水質が良好な状態で維持される。
上記第1〜第8実施形態では、開放型冷却塔1を用いていたが、この開放型冷却塔1の代わりに例えば密閉型冷却塔を用いてもよい。つまり、本発明に使用できる冷却塔は開放型冷却塔に限定されず、様々な冷却塔を用いることができる。
本発明は、上記第1〜第8実施形態に限定されるわけではなく、第1〜第8実施形態を適宜組み合わせたものでもよい。例えば、上記第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせて、冷却塔水槽9内に電気伝導度計11および濁度計55を設置すると共に、電気伝導度計11,濁度計55の検出結果を示す信号を受ける電気伝導度調節計14,濁度調節計56を開放型冷却塔1外に設置してもよい。
(実験例)
図1の冷却装置に基づいて実験装置を製作した。この実験装置では、散水貯槽4の容量約0.3m、中間部2の容量約4m、冷却塔水槽9の容量約1mとし、また、冷却水ポンプ41は小型冷却水ポンプとし、さらに、冷凍機46は小型冷凍機とした。
このような実験装置の開放型冷却塔1に工業用水を導入して1ケ月試運転を行った。試運転後、従来の開放型冷却塔と開放型冷却塔1とのスケールの発生量を比較したところ、磁気活水ナノバブルを含有させた開放型冷却塔1の方が従来の開放型冷却塔の約15%程度のスケールの発生量であった。
図1は本発明の第1実施形態の冷却装置の模式図である。 図2は本発明の第2実施形態の冷却装置の模式図である。 図3は本発明の第3実施形態の冷却装置の模式図である。 図4は本発明の第4実施形態の冷却装置の模式図である。 図5は本発明の第5実施形態の冷却装置の模式図である。 図6は本発明の第6実施形態の冷却装置の模式図である。 図7は本発明の第7実施形態の冷却装置の模式図である。 図8は本発明の第8実施形態の冷却装置の模式図である。 図9は本発明の第1〜8実施形態のインバータの模式図である。
1 開放型冷却塔
9 冷却塔水槽
11 電気伝導度計
14 電気伝導度調節計
19 バルブ
28 ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材
33 吸込み配管
34 急速ろ過機ポンプ
35 吐出配管
36 急速ろ過機
37 出口配管
41 冷却水ポンプ
42 冷却水還配管
43 冷却水往配管
46 冷凍機
52 ろ材層
53 活性炭層
55 濁度計
56 濁度調節計
57 全有機炭素計(TOC計)
58 全有機炭素調節計(TOC調節計)
59 溶存酸素計
60 溶存酸素調節計
61 磁気活水ナノバブル発生機
102 インバータ
103 制御装置
104 インバータ本体

Claims (13)

  1. 冷却塔に設けられた冷却塔水槽内の冷却水に磁気活水ナノバブルを含有させる工程と、
    この磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を冷凍機に供給する工程と、
    この冷凍機に供給された上記冷却水を上記冷却塔に戻して循環させる工程と
    を備え、
    上記磁気活水ナノバブルは、
    気体をせん断してマイクロバブルを発生させる第1気体せん断部と
    上記第1気体せん断部の下流側に配置された第2気体せん断部
    上記第2気体せん断部の下流側に配置された磁気活水器
    上記磁気活水器の下流側に配置された第3気体せん断部
    で得られ、
    上記第1気体せん断部で発生したマイクロバブルを、上記第2気体せん断部と上記第3気体せん断部とに、水配管を通じて導入し、流体運動としてせん断することによって、上記マイクロバブルからナノバブルを発生させることを特徴とする冷却方法。
  2. 請求項1に記載の冷却方法において、
    上記冷却塔水槽内で上記磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を、活性炭が充填された急速ろ過機に供給し、この急速ろ過機でろ過した上記冷却水を上記冷却塔に戻して循環させることを特徴とする冷却方法。
  3. 冷凍機と、
    冷却水を溜める冷却塔水槽が設けられた冷却塔と、
    上記冷却塔水槽内の冷却水に磁気活水ナノバブルを含有させる磁気活水ナノバブル発生機と、
    上記磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を上記冷却塔と上記冷凍機との間で循環させるための第1循環流路と、
    上記第1循環流路に設けられ、上記第1循環流路に上記冷却水を循環させる第1循環ポンプと
    を備え、
    上記磁気活水ナノバブル発生機は、
    気体をせん断してマイクロバブルを発生させる第1気体せん断部と、
    上記第1気体せん断部の下流側に配置された第2気体せん断部と、
    上記第2気体せん断部の下流側に配置された磁気活水器と、
    上記磁気活水器の下流側に配置された第3気体せん断部と
    を有し、
    上記第1気体せん断部でマイクロバブルを発生させて、上記第2気体せん断部と上記第3気体せん断部とに、水配管を通じて導入し、流体運動としてせん断することによって、上記マイクロバブルからナノバブルを発生させることを特徴とする冷却装置。
  4. 請求項3に記載の冷却装置において、
    活性炭が充填された急速ろ過機と、
    上記磁気活水ナノバブルを含有した冷却水を上記冷却塔と上記急速ろ過機との間で循環させるための第2循環流路と、
    上記第2循環流路に設けられ、上記第2循環流路に上記冷却水を循環させる第2循環ポンプと
    を備えたことを特徴とする冷却装置。
  5. 請求項4に記載の冷却装置において、
    上記活性炭上に、上記活性炭よりも重いろ材が配置されていることを特徴とする冷却装置。
  6. 請求項4または5に記載の冷却装置において、
    上記冷却塔水槽内の冷却水の電気伝導度を検出する電気伝導度計と、
    上記電気伝導度計の検出結果に基づいて、上記磁気活水ナノバブル発生機および上記第2循環ポンプの運転を制御する制御装置と
    を備えたことを特徴とする冷却装置。
  7. 請求項4から6までのいずれか一項に記載の冷却装置において、
    上記冷却塔水槽内の冷却水の濁度を検出する濁度計と、
    上記濁度計の検出結果に基づいて、上記磁気活水ナノバブル発生機および上記第2循環ポンプの運転を制御する制御装置と
    を備えたことを特徴とする冷却装置。
  8. 請求項4から7までのいずれか一項に記載の冷却装置において、
    上記冷却塔水槽内の冷却水の全有機炭素を検出する全有機炭素計と、
    上記全有機炭素計の検出結果に基づいて、上記磁気活水ナノバブル発生機および上記第2循環ポンプの運転を制御する制御装置と
    を備えたことを特徴とする冷却装置。
  9. 請求項4から8までのいずれか一項に記載の冷却装置において、
    上記冷却塔水槽内の冷却水の溶存酸素を検出する溶存酸素計と、
    上記溶存酸素計の検出結果に基づいて、上記磁気活水ナノバブル発生機および上記第2循環ポンプの運転を制御する制御装置と
    を備えたことを特徴とする冷却装置。
  10. 請求項4から9までのいずれか一項に記載の冷却装置において、
    上記磁気活水ナノバブル発生機および上記急速ろ過機は上記冷却塔外に配置されていることを特徴とする冷却装置。
  11. 請求項3から10までのいずれか一項に記載の冷却装置において、
    上記冷凍機の運転状態を示す信号に基づいて、上記第1循環ポンプの送水量を制御するインバータを備えたことを特徴とする冷却装置。
  12. 請求項3から11までのいずれか一項に記載の冷却装置において、
    上記冷却塔は開放型冷却塔であることを特徴とする冷却装置。
  13. 請求項12に記載の冷却装置において、
    上記開放型冷却塔内にはポリ塩化ビニリデン充填物が充填されていることを特徴とする冷却装置。
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