JP4778838B2 - 移動局 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の移動局を含むグループ内で通話データが送受信され、通話データを送信する権限である送信権がグループ内に含まれる移動局に割り当てられるグループ通話に参加可能な移動局に関する。
従来、複数の移動局を含むグループ内で音声信号などの通話データが送受信されるグループ通話(例えば、PTT;Push−To−Talk)が一般的に広く知られている。
このようなグループ通話では、音声信号などの通話データを送信する権限(以下、送信権)がグループに含まれる一の移動局に割り当てられ、グループに含まれる他の移動局は、送信権を有する一の移動局によって送信される通話データを受信する。
なお、通話データを送信可能な時間をユーザに対して十分に与え、かつ、通話データを送信する機会を各ユーザに平等に配分するという観点から、上述したグループ通話では、送信権が有効化される時間は、発言制限時間(例えば、30秒)内に限られている。
また、グループ通話が行われる通信システムは、例えば、SIP(Session Initiation Protocol)が用いられるパケット交換NW(ネットワーク)によって構成されており、グループ通話サーバによって管理される(例えば、非特許文献1)。
"SIP:Session Initiation Protocol"、RFC3261
しかしながら、移動局(ユーザ)がグループ通話から離脱しようとする際に、グループに含まれる他の移動局に対してグループ通話から離脱する旨などの発言(メッセージ)を送信しようとする場合には、当該ユーザは、自局に送信権が割り当てられるまで待たなければならない。
具体的には、ユーザは、他のユーザに割り当てられた送信権について発言制限時間が経過するまで待たなければならない。また、ユーザは、発言制限時間が経過しても、さらに他のユーザに送信権が割り当てられた場合には、さらに待たなければならない。
一方で、グループ通話を行っている最中に、ユーザが電車に乗車する場合や会議を開始するような場合には、移動局(ユーザ)はグループ通話からすぐに離脱したい。このような場合に、自局に送信権が割り当てられるまで待たなければならないので、ユーザの利便性が低下する。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、グループ通話から離脱する旨などのメッセージを伝えることを容易とするとともに、ユーザの利便性を向上することを可能とする移動局を提供することを目的とする。
本発明の一の特徴は、グループ通話に参加可能な移動局(移動局10)が、前記グループ通話に参加する移動局に対して通話データを送信する権限である送信権が割り当てられていない場合に、マイク(マイク14a)によって収音される音を録音メッセージとして記憶する記憶部(メモリ19)と、前記グループ通話から離脱する指示を取得した後に、前記送信権の割当て要求を送信する送信部(制御部20、ベースバンド処理部17、RF/IF変換器12、パワーアンプ13、アンテナ11など)とを備え、前記送信部が、前記送信権の割当て要求に応じて前記送信権が割り当てられた場合に、前記記憶部に記憶された前記録音メッセージを前記グループ通話に参加する移動局に対して送信することを要旨とする。
かかる特徴によれば、記憶部が、送信権が割り当てられていない場合に、マイクによって収音される音を録音メッセージとして記憶するとともに、送信部が、アプリケーションの表示を終了した後に取得した送信権によって、記憶部に記憶された録音メッセージをグループ通話に対して送信する。すなわち、移動局は、そのユーザに対してアプリケーションが終了したように見せながら、何らユーザの操作を必要とせずにバックグラウンドで録音メッセージをグループ通話に対して送信する。
従って、グループ通話から離脱する旨などのメッセージの送信を容易とするとともに、ユーザの利便性を向上することができる。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記記憶部に符号化して記憶された前記録音メッセージを復号する再生部(再生処理部25)を移動局がさらに備え、前記送信部が、前記再生部によって復号された前記録音メッセージを送信することを要旨とする。
本発明によれば、グループ通話から離脱する旨などのメッセージを伝えることを容易とするとともに、ユーザの利便性を向上することを可能とする移動局を提供することができる。
[一実施形態]
(通信システムの構成)
以下において、本発明の一実施形態に係る通信システムについて、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。
図1に示すように、通信システムは、基地局30を含む回線交換NW300と、基地局40を含むパケット交換NW400と、回線交換NW300に接続されたSMSサーバ100と、パケット交換NW400に接続されたグループ通話サーバ200とを有する。なお、SMSサーバ100及びグループ通話サーバ200は接続されている。
なお、一実施形態では、基地局30及び基地局40が別々の基地局であるものとして説明するが、これに限定されるものではない。具体的には、回線交換NW300及びパケット交換NW400の両方に含まれる一の基地局が基地局30及び基地局40が有する機能を併せ持っていてもよい。
複数の移動局10(移動局10a〜移動局10d)は、通信システムに接続可能な携帯電話端末である。具体的には、各移動局10は、回線交換NW300に含まれる基地局30及びパケット交換NW400に含まれる基地局40と接続可能である。
回線交換NW300は、回線交換によって通信が行われるネットワーク(例えば、cdma2000で用いられる1x網)であり、移動局10が通信を行う際に移動局10のアドレス登録が必要とされないネットワークである。一方、パケット交換NW400は、パケット交換によって通信が行われるネットワーク(例えば、cdma2000で用いられるEV−DO(Evolution Data Optimized)網)であり、移動局10が通信を行う際に移動局10のアドレス登録が必要とされるネットワークである。
また、パケット交換NW400では、一の移動局10(発信側移動局)と、一の移動局10(発信側移動局)によって指定された他の移動局10(指定移動局)のうち、発信側移動局からの呼び出しに応答した移動局10とによってグループ通話が開始される。
なお、以下において、発信側移動局と指定移動局とを含むグループを初期グループと称し、発信側移動局が移動局10aであり、指定移動局が移動局10b〜移動局10dであるものとして説明する。
また、一実施形態に係るグループ通話では、グループ通話に参加している移動局10は、グループ通話に参加していない移動局10をグループ通話に参加させるために、グループ通話に参加していない移動局10を呼び出すことが可能である。
ここで、グループ通話とは、音声信号のみを通話データとして送受信するPTT(Push−To−Talk)や音声信号及び映像信号を通話データとして送受信するIP−TVを含む。また、グループ通話では、グループ通話に参加する移動局10のいずれかに、通話データを送信する権利である送信権(発言権)が割り当てられる。
SMSサーバ100は、上述したように、回線交換NW300に接続されており、グループ通話サーバ200へのアドレス登録を要求するSMS(登録要求)を指定移動局に送信する。
グループ通話サーバ200は、グループ通話を管理するサーバである。具体的には、グループ通話サーバ200は、グループ通話の開始を要求するINVITE(新規)を発信側移動局から受信すると、SMS(登録要求)の送信を要求するSMS(送信要求)をSMSサーバ100に送信する。続いて、グループ通話サーバ200は、グループ通話サーバ200にアドレスが登録された指定移動局にINVITE(新規)を送信する。また、グループ通話サーバ200は、INVITE(新規)に応答した指定移動局と発信側移動局との間で通話データが送受信されるグループ通話を開始する。なお、グループ通話サーバ200の詳細については後述する(図4を参照)。
(移動局の構成)
以下において、本発明の一実施形態に係る移動局の構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る移動局10の構成を示す図である。なお、移動局10a〜移動局10dは同様の構成を有しているため、以下においては、これらを移動局10と総称して説明する。
図2に示すように、移動局10は、アンテナ11と、RF/IF変換器12と、パワーアンプ13と、音声入出力部14と、映像入出力部15と、コーデック処理部16と、ベースバンド処理部17と、操作部18と、メモリ19と、制御部20とを有する。
アンテナ11は、回線交換NW300に含まれる基地局30によって送信される信号(受信信号)及びパケット交換NW400に含まれる基地局40によって送信される信号(受信信号)を受信する。また、アンテナ11は、回線交換NW300に含まれる基地局30及びパケット交換NW400に含まれる基地局40に対して信号(送信信号)を送信する。
RF/IF変換器12は、アンテナ11によって受信された受信信号の周波数(無線周波数(Radio Frequency))をベースバンド処理部17で扱われる周波数(中間周波数(Intermediate Rfequency))に変換する。また、RF/IF変換器12は、ベースバンド処理部17から取得した送信信号の周波数(中間周波数(IF))を無線通信で用いられる周波数(無線周波数(RF))に変換する。なお、RF/IF変換器12は、無線周波数(RF)に変換された送信信号をパワーアンプ13に入力する。
パワーアンプ13は、RF/IF変換器12から取得した送信信号を増幅して、増幅された送信信号をアンテナ11に入力する。
音声入出力部14は、音声を集音するマイク14aと、音声を出力するスピーカ14bとを有する。マイク14aは、集音された音声に基づいて音声信号をコーデック処理部16に入力し、スピーカ14bは、コーデック処理部16から取得した音声信号に基づいて音声を出力する。
映像入出力部15は、被写体を撮像するカメラ15aと、文字や映像などを表示する表示部15bとを有する。カメラ15aは、撮像された映像(静止画像や動画像)に基づいて映像信号をコーデック処理部16に入力し、表示部15bは、コーデック処理部16から取得した映像信号に基づいて映像を表示する。なお、表示部15bは、操作部18を用いて入力される文字なども表示する。
コーデック処理部16は、所定の符号化方式(例えば、ITU−Tで規定されたG.729)に従って音声信号の符号化及び復号を行う音声コーデック処理部16aと、所定の符号化方式(例えば、MPEG(Moving Picture coding Experts Group)−4など)に従って映像信号の符号化及び復号を行う映像コーデック処理部16bとを有する。
音声コーデック処理部16aは、音声入出力部14から取得した音声信号を符号化し、ベースバンド処理部17から取得した音声信号を復号する。映像コーデック処理部16bは、映像入出力部15から取得した映像信号を符号化し、ベースバンド処理部17から取得した映像信号を復号する。
ベースバンド処理部17は、所定の変調方式(BPSK(Binary Phase Shift Keying)やQPSK(Quadrature Phase Shift Keying))などに従って送信信号の変調や受信信号の復調を行う。具体的には、ベースバンド処理部17は、コーデック処理部16から取得した音声信号や映像信号などのベースバンド信号を変調して、変調されたベースバンド信号(送信信号)をRF/IF変換器12に入力する。また、ベースバンド処理部17は、RF/IF変換器12から取得した受信信号を復調して、復調された受信信号(ベースバンド信号)をコーデック処理部16に入力する。
ベースバンド処理部17は、制御部20によって生成された情報を変調して、変調された情報(送信信号)をRF/IF変換器12に入力する。また、ベースバンド処理部17は、RF/IF変換器12から取得した受信信号を復調して、復調された受信信号を制御部20に入力する。
操作部18は、文字や数字などを入力する入力キー、グループ通話を開始するための発呼キー、着信(呼び出し)に応答するための応答キーなどによって構成されたキー群である。また、操作部18は、各キーが押下されると、押下されたキーに対応する入力信号を制御部20に入力する。
メモリ19は、移動局10の動作を制御するためのプログラム、着信履歴やアドレス帳のような各種データなどを記憶する。なお、メモリ19は、例えば、不揮発性の半導体メモリであるフラッシュメモリや揮発性の半導体メモリであるSRAM(Static Random Access Memory)などによって構成される。
また、メモリ19は、マイク14aによって集音された音声を録音メッセージとして記憶する。なお、録音メッセージは、マイク14aによって集音された音声が音声コーデック処理部16aによって符号化されたデータである。
制御部20は、メモリ19に記憶されたプログラムに従って、移動局10(映像入出力部15、コーデック処理部16、ベースバンド処理部17など)の動作を制御する。
以下において、本発明の一実施形態に係る制御部の構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る制御部20の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、制御部20は、離脱処理受付部21と、グループ通話処理部22と、録音処理部23と、送信権取得部24と、再生処理部25とを有する。
離脱処理受付部21は、グループ通話から離脱するための離脱処理を受け付ける。具体的には、離脱処理受付部21は、ユーザが操作部18によって入力した離脱指示をグループ通話中に受け付けて、受け付けた離脱指示をグループ通話処理部22に入力する。
グループ通話処理部22は、グループ通話に係るアプリケーションの起動、実行及び終了を統括的に制御する。具体的には、グループ通話処理部22は、グループ通話に係るアプリケーションの実行中に離脱処理受付部21から離脱指示を取得した際に、自局が送信権を保有していない場合には、送信権の取得を送信権取得部24に指示する。
また、グループ通話処理部22は、送信権を取得することができなかった場合には、メッセージの録音を録音処理部23に指示する。
さらに、グループ通話処理部22は、録音処理部23によるメッセージの録音処理が終了すると、グループ通話に係るアプリケーションの表示の終了を映像入出力部15に指示する。このように、グループ通話処理部22は、グループ通話に係るアプリケーションの表示を終了させることによって、ユーザに対してアプリケーションを終了したように見せる。
一方で、グループ通話処理部22は、メッセージの録音を録音処理部23に指示した後に、送信権取得部24によって送信権が取得された場合には、録音メッセージの再生を送信権取得部24に指示する。
また、グループ通話処理部22は、送信権取得部24による録音メッセージの再生処理が終了すると、グループ通話に係るアプリケーションを終了する。
なお、グループ通話処理部22は、上述した動作に加えて、グループ通話サーバ200へのアドレス登録に係る処理、SIPで必要とされる各種処理を行う。
録音処理部23は、グループ通話処理部22の指示に応じて、メッセージの録音処理を行う。具体的には、録音処理部23は、マイク14aによって収音された音声を音声コーデック処理部16aに符号化させるとともに、符号化された音声を録音メッセージとしてメモリ19に記憶する。
送信権取得部24は、グループ通話処理部22の指示に応じて、送信権の割り当てを要求する送信権割り当て要求を生成して、生成した送信権割り当て要求をベースバンド処理部17に入力する。なお、送信権割り当て要求は、ベースバンド処理部17、RF/IF変換器12、パワーアンプ13及びアンテナ11を介して、グループ通話サーバ200に送信される。また、送信権割当て要求は、送信権を取得することができるまで、所定の周期(例えば、5秒毎)で繰り返して送信される。
再生処理部25は、グループ通話処理部22の指示に応じて、録音メッセージの再生処理を行う。具体的には、再生処理部25は、メモリ19に記憶された録音メッセージを音声コーデック処理部16aに復号させて、復号された録音メッセージを再生する。なお、再生処理部25によって再生された録音メッセージは、ベースバンド処理部17、RF/IF変換器12、パワーアンプ13及びアンテナ11を介して、グループ通話サーバ200に送信される。
また、再生処理部25は、録音処理部23による録音処理の途中で、送信権取得部24によって送信権が取得された場合には、メモリ19に記憶されたデータから順に録音メッセージを再生する。すなわち、録音メッセージは、録音処理部23による録音処理の途中であっても、再生処理部25によって再生されたデータから順にグループ通話サーバ200に送信される。
(グループ通話サーバの構成)
以下において、本発明の一実施形態に係るグループ通話サーバの構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、本発明の一実施形態に係るグループ通話サーバ200を示すブロック図である。
図4に示すように、グループ通話サーバ200は、送受信部(移動局側)210と、グループ通話管理DB220と、グループ通話処理部230と、送受信部(サーバ側)240とを有する。
送受信部(移動局側)210は、SIPで規定された各種メッセージ(例えば、INVITE(新規)、INFO(参加者通知)、100Trying、180Ringing、200OK、ACK、BYE)を送受信する。なお、送受信部(移動局側)210は、パケット交換NW400を通じて、これらの各種メッセージを移動局10と送受信する。また、送受信部(移動局側)210は、送信権が割り当てられた移動局10から通話データを受信して、送信権が割り当てられていない他の移動局10に通話データを送信する。
送受信部(移動局側)210は、送信権の割当てを要求する送信権割当て要求を移動局10から受信する。また、送受信部(移動局側)210は、送信権が移動局10に割り当てられた場合には、送信権が割り当てられたことを示す送信権割当て通知をその移動局10に送信する。
グループ通話管理DB220は、グループ通話を管理するための情報を記憶するデータベースである。具体的には、グループ通話管理DB220は、図5に示すように、移動局10を特定する情報(移動局識別子欄)と、移動局10が初期グループに含まれているか否かを示す情報(初期グループ欄)と、移動局10がグループ通話に参加しているか否かを示す情報(参加メンバー欄)と、送信権が割り当てられている移動局10を特定する情報(送信権欄)とを記憶している。
ここで、移動局識別子欄の情報は、移動局10を特定可能な情報であればよく、移動局10の識別子、移動局10の電話番号、移動局10のSIPアドレス、移動局10のユーザ名などである。
初期グループ欄には、移動局10が初期グループに含まれる場合に「○」が記憶され、移動局10が初期グループに含まれない場合に「×」が記憶される。なお、上述したように、初期グループに含まれない移動局10であっても、グループ通話に参加している移動局10から呼び出されれば、グループ通話に途中参加することが可能である。
参加メンバー欄には、移動局10が現在グループ通話に参加している場合に「○」が記憶され、移動局10がグループ通話に参加していない場合に「×」が記憶される。
送信権欄には、移動局10に送信権が割り当てられている場合に「○」が記憶され、移動局10に送信権が割り当てられていない場合に「×」が記憶される。
グループ通話処理部230は、グループ通話を管理する。例えば、グループ通話処理部230は、発信側移動局からINVITE(新規)を受信した場合には、SMS(登録要求)の送信要求の送信を送受信部(サーバ側)240に指示する。
グループ通話処理部230は、送信権の割当てを要求する送信権割当て要求を移動局10から受信した場合に、送信権が他の移動局10に既に割り当てられているか否かに応じて、送信権割当て要求を送信した移動局10に送信権を割り当てる。すなわち、グループ通話処理部230は、送信権が他の移動局10に割り当てられていない場合に、送信権割当て要求を送信した移動局10に送信権を割り当てる。
続いて、グループ通話処理部230は、送信権が割り当てられたことを示す送信権割当て通知の送信を送受信部(移動局側)210に指示する。なお、送受信部(移動局側)210は、送信権が割り当てられた移動局10に対して送信権割当て通知を送信する。
なお、送信権が有効化される時間は、通話データを送信可能な時間をユーザに対して十分に与え、かつ、通話データを送信する機会を各ユーザに平等に配分するという観点から、送信権制限時間(例えば、30秒)内に限られる。すなわち、送信権は、送信権制限時間が経過すると、他のユーザに対して自動的に開放される。
送受信部(サーバ側)240は、グループ通話処理部230の指示に応じて、SMS(登録要求)の送信要求SMSサーバ100に送信する。
(通信システムの動作)
以下において、本発明の一実施形態に係る通信システムの動作について、図面を参照しながら説明する。図6及び図7は、本発明の一実施形態に係る通信システムの動作を示すシーケンス図である。なお、図6及び図7では、上述したように、発信側移動局が移動局10aであり、指定移動局が移動局10b〜移動局10dであるものとして説明する。また、図6及び図7では、SIPで規定された各種処理の一部(例えば、INFO(参加者通知)、100Trying、180Ringing、200OK、ACK、BYEなどの送受信)については省略されている点に留意すべきである。
図6に示すように、ステップ10において、移動局10aは、グループ通話サーバ200にアドレス登録(ログイン)を行う。
ステップ11において、移動局10aは、グループ通話を開始するために、INVITE(新規)をグループ通話サーバ200に送信する。なお、INVITE(新規)は、指定移動局(移動局10b〜移動局10d)を識別する識別子を含む。
ステップ12において、グループ通話サーバ200は、指定移動局に対するSMS(登録要求)の送信要求をSMSサーバ100に送信する。
ステップ13b〜ステップ13dにおいて、SMSサーバ100は、各指定移動局にSMS(登録要求)を送信する。
ステップ14b〜ステップ14dにおいて、各指定移動局は、グループ通話サーバ200にアドレス登録(ログイン)を行う。
ステップ15b〜ステップ15dにおいて、グループ通話サーバ200は、各指定移動局を呼び出すためのINVITE(新規)を各指定移動局に送信する。
ステップ16b〜ステップ16dにおいて、移動局10b〜移動局10dは、INVITE(新規)に応答する。
ステップ17において、移動局10a〜移動局10dを参加メンバーとするグループ通話が開始する。
続いて、図7に示すように、ステップ20において、移動局10a〜移動局10dを参加メンバーとするグループ通話が継続している。なお、送信権は、移動局10d以外の他の移動局10(移動局10a)に割り当てられている。
ステップ21において、移動局10dは、操作部18に対するユーザの操作に応じて、グループ通話から離脱する離脱処理を受け付ける。
ステップ22において、移動局10dは、送信権の割り当てを要求する送信権割り当て要求をグループ通話サーバ200に送信する。
ステップ23において、グループ通話サーバ200は、移動局10d以外の他の移動局10(移動局10a)に送信権が既に割当てられているため、送信権の割当てが不可であることを示す送信権割当て不可通知を移動局10dに送信する。
ステップ24において、移動局10dは録音処理を行う。具体的には、移動局10dは、マイク14aによって収音された音声を音声コーデック処理部16aに符号化させるとともに、符号化された音声を録音メッセージとしてメモリ19に記憶する。
ステップ25において、移動局10dは、グループ通話に係るアプリケーションの表示を終了する。
ステップ26において、移動局10dは、送信権の割り当てを要求する送信権割り当て要求をグループ通話サーバ200に送信する。なお、以下において、移動局10d以外の他の移動局10(移動局10a)に割当てられた送信権は、例えば、送信権制限時間が経過することによって開放されているものとする(ステップ34)。
ステップ27において、グループ通話サーバ200は、送信権が開放されているため、移動局10dに送信権を割当てるとともに、送信権を割当てたことを示す送信権割当て通知を移動局10dに送信する。
ステップ28において、移動局10dは再生処理を行う。具体的には、移動局10dは、メモリ19に記憶された録音メッセージを音声コーデック処理部16aに復号させて、復号された録音メッセージを再生する。
ステップ29において、移動局10dは、ステップ29で再生された録音メッセージをグループ通話に対して送信する。すなわち、移動局10dは、移動局10a〜移動局10cに対して録音メッセージを通話データとして送信する。
ステップ30において、移動局10dは、グループ通話サーバ200へのアドレス登録を解除する。
ステップ31において、移動局10dは、グループ通話に係るアプリケーションを終了する。
ステップ32a〜ステップ32cにおいて、グループ通話サーバ200は、グループ通話の参加メンバーが更新されたことを示す(INFO(参加者更新通知))を移動局10a〜移動局10cに送信する。
ステップ33において、移動局10a〜移動局10cを参加メンバーとするグループ通話が継続される。
(作用及び効果)
本発明の一実施形態に係る移動局10によれば、メモリ19が、送信権が割り当てられていない場合に、マイク14aによって収音される音を録音メッセージとして記憶し、送信権取得部24が、アプリケーションの表示を終了した後に送信権を取得する。また、グループ通話処理部22は、送信権取得部24によって送信権が取得された場合に、メモリ19に記憶された録音メッセージをグループ通話に対して送信する。すなわち、移動局10は、そのユーザに対してアプリケーションが終了したように見せながら、何らユーザの操作を必要とせずにバックグラウンドで録音メッセージをグループ通話に対して送信する。
従って、グループ通話から離脱する旨などのメッセージの送信を容易とするとともに、ユーザの利便性を向上することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では、SMSサーバ100とグループ通話サーバ200とが別々なサーバであるものとして説明したが、これに限定されるものではない。具体的には、回線交換NW300及びパケット交換NW400の両方に接続された一のネットワークサーバが、SMSサーバ100の機能及びグループ通話サーバ200の機能を併せ持っていてもよい。
また、上述した実施形態では、移動局10は、メモリ19に記憶された録音メッセージを音声コーデック処理部16aに復号させて、復号された録音メッセージを再生するとともに、再生された録音メッセージをグループ通話サーバ200に送信するが、これに限定されるものではない。具体的には、移動局10は、メモリ19に記憶された録音メッセージを復号せずにグループ通話サーバ200に送信してもよい。
さらに、上述した実施形態では、移動局10は、マイク14aによって収音された音声を音声コーデック処理部16aに符号化させて、符号化された音声を録音メッセージとしてメモリ19に記憶するが、これに限定されるものではない。具体的には、移動局10は、マイク14aによって収音された音声を符号化せずに録音メッセージとしてメモリ19に記憶してもよい。
この場合において、移動局10は、メモリ19に記憶された録音メッセージを音声コーデック処理部16aに符号化させて、符号化された録音メッセージをグループ通話サーバ200に送信してもよい。
また、上述した実施形態において、移動局10は、操作部18によって離脱指示が入力されて送信権割当て要求を送信する前に、メッセージを残すかどうかについてユーザに確認して、ユーザからの指示に基づいて、メッセージの録音及び送信に係る処理を行うか否かを決定してもよい。
本発明の一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る移動局10の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る制御部20の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るグループ通話サーバ200の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るグループ通話管理DB220に記憶された情報を示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信システムの動作を示すシーケンス図である(その1)。 本発明の一実施形態に係る通信システムの動作を示すシーケンス図である(その2)。
符号の説明
10・・・移動局、11・・・アンテナ、12・・・RF/IF変換器、13・・・パワーアンプ、14・・・音声入出力部、14a・・・マイク、14b・・・スピーカ、15・・・映像入出力部、15a・・・カメラ、15b・・・表示部、16・・・コーデック処理部、16a・・・音声コーデック処理部、16b・・・映像コーデック処理部、17・・・ベースバンド処理部、18・・・操作部、19・・・メモリ、20・・・制御部、21・・・離脱処理受付部、22・・・グループ通話処理部、23・・・録音処理部、24・・・送信権取得部、25・・・再生処理部、30・・・基地局、40・・・基地局、100・・・SMSサーバ、200・・・グループ通話サーバ、210・・・送受信部(移動局側)、グループ通話管理DB220、グループ通話処理部230、送受信部(サーバ側)240、300・・・回線交換NW、400・・・パケット交換NW

Claims (2)

  1. グループ通話に参加可能な移動局であって、
    前記グループ通話に参加する移動局に対して通話データを送信する権限である送信権が割り当てられていない場合に、マイクによって収音される音を録音メッセージとして記憶する記憶部と、
    前記グループ通話から離脱する指示を取得した後に、前記送信権の割当て要求を送信する送信部とを備え、
    前記送信部は、前記送信権の割当て要求に応じて前記送信権が割り当てられた場合に、前記記憶部に記憶された前記録音メッセージを前記グループ通話に参加する移動局に対して送信することを特徴とする移動局。
  2. 前記記憶部に符号化して記憶された前記録音メッセージを復号する再生部をさらに備え、
    前記送信部は、前記再生部によって復号された前記録音メッセージを送信することを特徴とする請求項1に記載の移動局。
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