JP2009159249A - 通信端末機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
使い勝手が向上した通信端末機を提供する。
【解決手段】
発言権を獲得した1台の通信端末機からユーザデータをネットワークを介して他の通信端末機に一斉に送信する通信システムにおける通信端末機100において、ユーザによる発言権獲得要求を受け付けて、発言権要求データの送信を指示する発言権要求部310と、受信部による発言許可データの受信を受けて発言権を獲得したことを認識する発言権獲得認識部330と、データを記憶するデータ記憶部380と、発言要求部によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点以降取得されたユーザデータをデータ記憶部に記憶させ、発言権獲得認識部による発言権獲得の認識を受けて、発言要求部によるユーザからの発言獲得要求を受け付けた時点以降に取得されたユーザデータを送信させるデータマネジメント部301とを備えた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、通信端末機に関する。
通信端末機として例えば複数台の携帯電話端末をトランシーバのように利用するコミュニケーションの方式として、PoC/W(Push to talk over Cellular/Wireless)が知られている(例えば、特許文献1参照)。PoC/W(以降、単にRoCとも称する。)では、1対1の通話はもちろん、通話したい相手の携帯電話端末とグループを形成することで、ネットワーク上におけるグループ内の複数の携帯電話端末に共通の情報を同時に発信する通話(以下、一斉同報通話という)が可能である。PoC/Wによる通話では、発言権を要求して獲得したユーザのみが、発言権の獲得から一定時間内に発言する。つまり、PoC/Wの通話では一斉同報通話の性質から発言権の獲得が必要であり、発言権を獲得できない限り、通話参加者がユーザデータ(音声、静止画、動画など)を他の通話参加者へ伝えることはできない。
特表2007−503182号公報
発言権を獲得するためには、発言権獲得要求として例えばPoCキーの押下といった所定の操作を行う必要があるが、この操作はあくまでも発言権の獲得を要求するものであり、従来のトランシーバのような音声データの送信可能状態を意味するものではない。このため、操作について利用者の誤解を招く可能性が大きく、利用者が操作するタイミングに所望するデータを送信することが出来ないというデメリットがある。
これに対し例えば上記特許文献1では、グループの生成セッションの開始時に、セッションを開始させたユーザの端末にサーバから擬似的な応答信号を送出することで、セッションが確立したように見せかけ、セッションが実際に確立するまでの間にユーザの端末から送出された音声データをサーバで記憶する。
しかしながら、上記特許文献1では、セッションの開始時における端末の操作のタイミングと送信タイミングのギャップを短縮することはできるものの、端末におけるセッション開始要求の操作のタイミングから、擬似的な応答信号の送出までは時間がかかるため、
送信タイミングのギャップは依然として残っている。また、セッションが確立した後の、グループの各端末間におけるギャップは依然として残っている。
本発明は、上記事情に鑑み、ユーザによる発言権獲得要求のタイミングとユーザデータの入力タイミングとのギャップが短縮され使い勝手が向上した通信端末機を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の通信端末機は、複数台の通信端末機からなる通信グループ内で、発言権を獲得した1台の通信端末機で取得したユーザデータをこの1台の通信端末機からネットワークを介して残りの通信端末機に一斉に送信する通信システムにおける通信端末機において、
ネットワークに向けてデータを送信する送信部と、
ネットワークを経由してきたデータを受信する受信部と、
ユーザからの発言権獲得要求を受け付けて、上記送信部に発言権要求データの送信を指示する発言権要求部と、
上記受信部による発言許可データの受信を受けて発言権を獲得したことを認識する発言権獲得認識部と、
ユーザデータを取得するデータ取得部と、
データを記憶するデータ記憶部と、
上記データ取得部で取得され、上記発言要求部によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点以降のユーザデータを上記データ記憶部に記憶させ、上記発言権獲得認識部による発言権獲得の認識を受けて、上記送信部に、上記発言要求部によるユーザからの発言獲得要求を受け付けた時点以降に上記データ取得部で取得されたユーザデータを送信させるデータマネジメント部とを備えたことを特徴とする。
本発明の通信端末機では、ユーザによる発言権獲得要求の時点から入力しされたユーザデータが欠けることなく一斉送信される。したがって、従来のトランシーバに慣れたユーザにとって使いやすく自然な操作が実現し、使い勝手が向上する。また、従来のPoC/W情報送信サービスでは不可能であった、発言権獲得前のデータ(リアルタイムデータ)を送出することが可能となる。
ここで、上記本発明の通信端末機において、上記データマネジメント部は、上記発言権獲得認識部により発言権獲得が認識された以降のユーザデータも上記データ記憶部に記憶させ、上記送信部に、上記発言権要求部によるユーザからの発言権獲得の要求を受け付けた時点以降上記データ取得部で取得されたユーザデータを取得された順序で上記データ記憶部から読み出して送信させるものであることが好ましい。
ユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点以降に取得されたユーザデータが、発言権獲得の認識を受けた時点で取得された部分で途切れることなく送信される。
また、上記本発明の通信端末機において、上記発言権要求部は、ユーザからの発言権獲得要求を受け付けて上記送信部に発言権要求データの送信を指示するとともに、ユーザからの発言権放棄要求を受け付けて上記送信部に発言権放棄データの送信を指示するものであって、
上記データマネジメント部は、上記発言権要求部がユーザからの発言権放棄要求を受け付けた時点で上記データ記憶部におけるユーザデータの記憶を停止させ、上記送信部からの、この発言権放棄要求を受け付けた時点以前のユーザデータの送信が完了した後に、上記発言権要求部に、上記送信部に対し発言権放棄データの送信を指示させるものであることが好ましい。
発言権放棄要求を受け付けた時点以前のユーザデータの送信が完了した後に、発言権放棄データが送信されるので、記憶されたユーザデータの読み出しが発言権放棄要求を受け付けた時点に至る前に途切れることが防止でき、従来のトランシーバにより近い自然な操作が実現できる。
また、上記本発明の通信端末機において、上記データマネジメント部は、上記発言要求部によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点を起点とした所定の期間経過時に上記データ記憶部に記憶されている未送信のユーザデータを破棄するものであることが好ましい。
これによって、所定の期間で送信されることのなかったユーザデータは破棄され、送信されるユーザデータが新しいもので更新される。
また、上記本発明の通信端末機において、上記データマネジメント部は、ユーザからのユーザデータ破棄要求を受け付けて上記データ記憶部に記憶されている未送信のユーザデータを破棄するリセット部を備えたものであることが好ましい。
所定の期間中であっても、例えば話題の展開等により、ユーザが記憶されたユーザデータを送信すべきでないと考える状況がある。このような場合にユーザは任意にユーザデータを破棄することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ユーザによる発言権獲得要求のタイミングとユーザデータの入力タイミングとのギャップが短縮され、使い勝手が向上した通信端末機が実現する。
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の通信端末機の一実施形態である携帯端末を含んだ通信システムを示す図である。
図1に示す通信システム10は、複数の基地局120と、複数の携帯端末100(100A,100B,100C)と、基地局制御装置130と、PoCサーバ140を含んでいる。
基地局120は、基地局の通信エリア内の携帯端末100同士が通信を行うときに中継局として動作するとともに、通信エリア内の携帯端末100を相手局として通信を行う。基地局制御装置130は、これらの複数の基地局120を管理し、異なる基地局120に接続された携帯端末100間の通信を中継する。PoCサーバ140は、基地局制御装置130とIPネットワークで接続され、PoCユーザと携帯端末100で構成されるグループを管理し、PoC制御機能またはPoC参加機能を実行することによって、PoCサービスのためのネットワーク機能を実現する。PoCサーバ140は、携帯端末100100A,100B,100C間で、発言権の排他制御を行い、携帯端末100100A,100B,100Cのうちの1台にのみ発言を許可する。PoC制御機能を実行しているPoCサーバ140は携帯端末100の数だけSIPセッションを持ち、携帯端末100からの発言の制御は1つのPoCセッションで行う。PoC制御機能はPoC参加機能と通信を行い、PoC参加機能は携帯端末100と通信する。
通信システム10では、複数台の携帯端末100からなる通信グループ内で、発言権を獲得した1台の携帯端末100Aからこの携帯端末100Aで取得したユーザデータをネットワークを介して残りの携帯端末100B,110Cに一斉に送信する。
次に、携帯端末100の構成について説明する。
図2は、図1に示す携帯端末のハードウェア構成を示す図である。
図1に示す携帯端末100は、ネットワークを介して無線通信を行う通信部240と、入力スイッチからなる操作部210と、マイク260と、スピーカ250と、画像を取得するカメラ230と、画像を表示する液晶表示部220と、携帯端末100の各部を制御するCPU270と、データを記憶するメモリ280とを有している。通信部240、操作部210、マイク260、スピーカ250、カメラ230、液晶表示部220、メモリ280、およびCPU270は、制御ラインおよびデータラインによって互いに接続されている。
通信部240は、ネットワークに向けてデータを送信する送信機能と、ネットワークを経由してきたデータを受信する受信機能とを有している。
操作部210は、PoCボタン210_1、発言権選択スイッチ210_2、破棄モード選択スイッチ210_3を有している。発言権選択スイッチ210_2は、ユーザによる発言権要求選択操作を受け付け、PoCボタン210_1の操作により発言権を要求するボタンモードと、マイク260への音声入力により発言権を要求する音声モードとの間で設定を切り替える。PoCボタン210_1は、ボタンモードにおいて、ユーザが発言権を獲得したい場合に押下操作するものである。破棄モード選択スイッチ210_3は、ユーザによる破棄モード選択操作を受け付け、データ破棄およびデータ保持のいずれかを破棄モードとして選択する。発言権選択スイッチ210_2が本発明にいう発言権要求選択操作部の一例に相当し、破棄モード選択スイッチ210_3が本発明にいう破棄モード選択操作部の一例に相当する。また、操作部210には、PoCボタン210_1、発言権選択スイッチ210_2、破棄モード選択スイッチ210_3以外にも、ユーザデータ破棄要求として強制破棄の操作を受け付けるスイッチや、その他設定・登録を行うための各種スイッチが備えられている。
マイク260はユーザデータとしての音声を取得するものであり、スピーカ250は音声を出力するものである。カメラ230は画像を取得するものであり、液晶表示部220は画像を表示出力するものである。CPU270は、メモリ280とともに制御部300を構成し、メモリ280に記憶されたプログラムを実行することによって、CPU270以外の各部の動作を制御する。
例えば、図1に示す3台の携帯端末100A,100B,100Cからなる通信グループ内で、携帯端末100Aが発言権を獲得している状態では、マイク260で集音された音声からなるユーザデータを、通信部240からネットワークを介して、PoC通信グループに属する携帯端末100B,100Cに一斉に送信する。また、携帯端末100Aは、PoC通信グループに属する他の装置が発言権を獲得している状態では、他の携帯端末100B,100Cからネットワークを介して通信部240にて受信した音声からなるユーザデータを、液晶表示部220、スピーカ250から出力する。なお、本実施形態では、携帯端末100が送信するユーザデータとして音声の例で説明するが、本発明のユーザデータには、例えばカメラ230で撮影された画像や、画像と音声の組合せを採用することもできる。
送信機能を担う場合の通信部240が本発明にいう送信部の一例に相当し、受信機能を担う場合の通信部240が本発明にいう受信部の一例に相当する。また、発言権選択スイッチ210_2が本発明にいう発言権要求選択操作部の一例に相当する。
図3は、図2に示す制御部の構成を示すブロック図である。
図3に示す制御部300の各部は、図2に示すCPU270が、メモリ280に記憶されたプログラムを実行することによって実現するものであり、各部は図2に示すハードウェアの各部と協同して動作する。以下、図2も参照して説明する。
制御部300は、発言権要求部310、発言権放棄部320、発言権獲得部330、音声入力部340、音声データ記憶部380、圏外検出部390、一覧表示部312、音声データ受信部311、および、データマネジメント部301を有している。データマネジメント部301は、音声データ書込部360、音声データ読出部370、および音声データ出力部350を有している。
発言権要求部310と発言権放棄部320との組み合わせが本発明にいう発言権要求部の一例に相当し、発言権獲得部330が本発明にいう発言権獲得認識部の一例に相当し、音声入力部340が本発明にいうデータ取得部の一例に相当し、音声データ記憶部380が本発明にいうデータ記憶部の一例に相当し、データマネジメント部301が本発明にいうデータマネジメント部の一例に相当する。
発言権要求部310および発言権放棄部320は、ユーザからの発言権獲得要求を受け付けて通信部240に発言権要求データの送信を指示するとともに、ユーザからの発言権放棄要求を受け付けて通信部240に発言権放棄データの送信を指示する。発言権要求部310が獲得を担当し、発言権放棄部320が放棄を担当する。より詳細には、発言権要求部310は、ユーザによる発言権獲得要求を受け付け、通信部240(図2参照)に発言権要求データの送信を指示する。通信部240から送信された発言権要求データは、PoCサーバ140(図1参照)に供給される。PoCサーバ140は、発言権要求データを送信した携帯端末100Aの他の携帯端末100B,100Cに発言を許可している場合には発言権放棄データを受信した後、いずれの携帯端末100B,100Cにも発言権を許可していない場合には直ちに、携帯端末100Aに対し発言許可データを送信する。なお、発言許可データには、発言権の許可順番を表す属性情報が付随しており、属性情報には、一連の会話を識別するPoC番号、送信時刻、および、許可した携帯端末を表す情報も含まれている。発言権要求部310は、発言権選択スイッチ210_2で受け付けられた発言権要求選択操作に応じて、ユーザによる発言権獲得要求として受け付ける入力の種類を選択する。すなわち、発言権選択スイッチ210_2がボタンモードに設定されている場合には、PoCボタン210_1の押下操作をユーザによる発言権獲得要求として受け付け、発言権選択スイッチ210_2が音声モードに設定されている場合には、音声入力部340による音声の取得をユーザによる発言権獲得要求として受け付ける。
発言権獲得部330は、通信部240(図2参照)による発言許可データの受信を受けて発言権を獲得したことを認識する。
発言権放棄部320は、ユーザによる発言権放棄要求を受け付け、また、通信部240に発言権放棄データを送信させる。ここで、発言権放棄部320は、発言権放棄要求を受け付けて直ちに発言権放棄データを送信させるのではなく、音声データ記憶部380に記憶させた音声データの送信が完了した後で発言権放棄データを送信させる。なお、発言権放棄部320は、発言権選択スイッチ210_2で受け付けられた発言権要求選択操作に応じて、ユーザによる発言権放棄要求として受け付ける入力の種類を選択する。すなわち、発言権選択スイッチ210_2がボタンモードに設定されている場合には、PoCボタン210_1の戻し操作をユーザによる発言権放棄要求として受け付け、発言権選択スイッチ210_2が音声モードに設定されている場合には、音声入力部340による無音状態の検出をユーザによる発言権獲得要求として受け付ける。
音声入力部340は、マイク260からユーザデータとしての音声データを取得する。
音声データ記憶部380は、メモリ280で構成されており、音声、および音声データに対応した発言権の許可順番を表す属性情報を記憶する。
圏外検出部390は、通信部240(図2参照)の通信状態を検査し、ネットワークに対しデータの送受信が可能な通信圏内状態と通信圏外状態との間での状態の変化を検知する。
データマネジメント部301は、音声入力部340で取得された音声データを音声データ記憶部380に記憶させ、また、音声データ記憶部380に記憶させた音声データを読み出し、通信部240に送信させる。音声データには、PoCサーバ140から得られた属性情報を付随して送信する。音声データ記憶部380への記憶は音声データ書込部360によって行われる。また、音声データ記憶部380からの読み出しは音声データ読出部370によって行われ、読み出したデータの送信は音声データ出力部350によって行われる。音声データ出力部350は、データ読出依頼の信号を音声データ読出部370に送信することで音声データ読出部370に音声データを読み出させる。音声データ読出部370は、音声データ記憶部380から音声データを読み出すとき、音声データ中の音声レベルを検知する。そして、音声データ中の音声レベルが所定の基準よりも低い無音部分は無効部分として音声データ出力部350に供給せず、残りの部分を連続して供給する。
図4は、データ記憶部に記憶された音声データの構成と送信される音声データの構成の例を示す図である。
図4に示すように、記憶された音声データ700には、データA710、データB730、データC750の間に、無音部分720,740が含まれている。音声データ読出部370は、無音部分720,740を音声データ出力部350に送信せず、データA710、データB730、およびデータC750を送信する。なお、送信される音声データ800におけるデータA710、データB730、およびデータC750の間には、無音部分720,740を飛ばしたことをしめすための短い無音部分810,820が挿入される。これによって、無音部分を飛ばし音声が効率よく送信される。また、音声データ読出部370は、圏外検出部390によって通信圏内から通信圏外への変化が検知された場合、音声データの読出しおよび送信を中断し、圏外検出部390によって通信圏外から通信圏内への変化が検知された場合、音声データの読出し送信を再開する。
ここで、データマネジメント部301をより詳細に説明する。
データマネジメント部301は、発言権要求部310によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点以降の音声データを音声データ記憶部380に記憶させ、発言権獲得部330による発言権獲得の認識を受けてから、音声データ記憶部380に記憶させた音声データの読出しを開始し、読み出した音声データを通信部240に送信させる。これによって、ユーザからの発言獲得要求を受け付けた時点以降に取得されたユーザデータが、後に発言権獲得の認識を受けて送信される。ここで、データマネジメント部301は、発言権獲得部330による発言権獲得の認識を受けた時点以降も、音声入力部340で取得された音声データを音声データ記憶部380に記憶させ、発言権放棄部320がユーザからの発言権放棄要求を受け付けた時点でデータ記憶部における音声データの記憶を停止させる。また、発言権要求部310によるユーザからの発言権獲得の要求を受け付けた時点以降、音声入力部340で取得された音声データを取得された順序でデータ記憶部380から読み出して送信させる。
発言権要求部310の指示によって発言権要求データが送信された場合に、PoCサーバ140(図1参照)が他の携帯端末100B,100Cに発言を許可しているときは、携帯端末100Aに対し発言許可データが送信されない。データマネジメント部301は、破棄モード選択スイッチ210_3でデータ破棄モードを選択する操作が受け付けられた場合に、発言権要求部310によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点以降所定の期間内で発言権獲得部330が発言権を獲得しない場合、音声データ記憶部380に記憶させた未送信のユーザデータを破棄する。これによって、所定の期間内に送信されることのなかった音声データが削除され、新しい音声データで更新される。この一方、破棄モード選択スイッチ210_3でデータ保持モードを選択する操作が受け付けられた場合には、所定の期間内で発言権獲得部330が発言権を獲得しない場合、音声データ記憶部380に記憶させた未送信のユーザデータを累積して保持し、発言権獲得部330が後に発言権を獲得した場合、この未送信のユーザデータを通信部240に送信させる。これによって、発言権を獲得した場合、過去に取得した音声データを漏らさず送信することができる。ただし、データマネジメント部301の音声データ書き込み部360は、データ保持モードが選択されている場合であっても、操作部210によってユーザデータ破棄要求として強制破棄の操作が受け付けられた場合には、データ記憶部380に記憶されている未送信のユーザデータを破棄する。これによって、ユーザデータの破棄がユーザによる任意のタイミングで実行できる。音声データ書き込み部360が本発明にいうリセット部の一例に相当する。
また、データマネジメント部301によって読み出され送信された音声データは直ちに破棄されるのではなく、送信されたデータのデータベースとしてそのまま音声データ記憶部380に保持される。
図3に示す音声データ受信部311は、他の携帯端末100B,100Cからネットワークを介し通信部240にて受信した音声データを音声データ記憶部380にデータベースとして記憶する。通信部240は、音声データに付随して、この音声データの発言権の許可順番を表す属性情報も受信する。この属性情報には、一連の会話を識別するPoC番号、送信時刻、および、携帯端末100A,100B,100Cのうち発言権を得て音声データを送信したものを表す発言者の情報も含まれている。
図5は、データ記憶部に記憶されたデータベースの構造を示す図である。
音声データ受信部311は、各音声データ630を、PoC番号640、送信時刻610、発言者610、および、発言権の許可順番である発言順序620に対応付けて記憶させる。音声データ受信部311は、音声データと属性情報を対応付けて音声データ記憶部380に記憶することで、音声データの履歴表示を可能とする。
また、携帯端末100A自身が音声データを送信する場合にも、通信部240はPoCサーバ140から、発言許可データに付随して発言権の許可順番を表す属性情報を受信する。この属性情報は、音声データ記憶部380に記憶されている未送信の音声データに対応するものであり、データマネジメント部301により、音声データ記憶部380に上記未送信の音声データと対応付けて記憶される。図5に示すデータベースのうち、発言者610の項目が‘A‘となっているものは、携帯端末100A自身が送信した音声データである。
一覧表示部312は、音声データ記憶部380に記憶されたデータベースを読み出し、音声データの一覧を液晶表示部220に表示する。このとき、一覧表示部312は属性情報があらわす発言権の許可順番の順に並べて表示する。
続いて、図1、図2、および図3も参照して、通信システム10における携帯端末100の動作を説明する。ここでは、PoCサーバ140が複数の携帯端末100からなるグループのリストや、携帯端末100を使用するユーザのプロファイル情報等をすでに保持・管理してしているものとして説明する。また、ここでは、携帯端末100の制御部300について主に説明する。例えば送受信の前提となる通信部240等の動作については、省略する場合もある。
図6は、携帯端末100のボタンモードでのデータ送信動作を示すフローである。
携帯端末100では、まず、ユーザの各種操作によりユーザ設定が行われる(S400)。例えば、発言権選択スイッチ210_2が発言権要求選択操作を受け付け、PoCボタン210_1の操作により発言権を要求するボタンモードが選択される。また、破棄モード選択スイッチ210_3は、破棄モードとして、データ破棄が選択される。
ボタンモードが選択されている場合には、ユーザが発言をしようとして、携帯端末100のPoCボタン210_1を押すと、発言権要求部310は、携帯端末100のPoCボタン210_1が押下されことをユーザによる発言権獲得要求として受け付け(S401)、通信部240に発言権要求データの送信を指示する(S402)。これによって発言権要求データがPoCサーバ140に送信される。このとき、発言権要求部310は、所定の発言待機時間の計時を開始する。所定の発言待機時間は、ユーザの操作によって任意に設定可能であり、例えば15秒である。
PoCサーバ140から発言権獲得部330へ発言許可が送信されてくる前に、音声入力部340が、マイク260から音声データを取得するとともに、音声データ書込部360へデータ記憶要求信号を送信する(S403)。音声データ書込部360は、音声データの書込みを開始する。これによって、ユーザがPoCボタン210_1を操作するとほぼ同時にマイク260に向かってしゃべった音声は音声入力部340によって取得され、データマネジメント部301によって、音声データ記憶部380に記憶される。
一方で、発言権獲得部330が、発言権要求部310により計時された発言待機時間以内に、PoCサーバ140から発言許可を受信すると(S405)、発言権獲得部330は、音声データ出力部350へ音声出力開始信号を送信する(S406)。音声データ出力部350は、発言権獲得部330から渡された音声出力開始信号を受信して、音声データ読出部370へデータ読出依頼信号を送信する(S407)。音声データ読出部370は、音声データ出力部350から渡されたデータ読出依頼信号を受信して、音声データ記憶部380からデータの読出しを行う(S408)。音声データ読出部370は、音声データ記憶部380からのデータ読出しが完了すると、読み出したデータを音声データ出力部350へ送信する(S409)。音声データ出力部350は、音声データ読出部370からデータの受信を完了すると、音声データを(通信部240を介して)PoCサーバ140へ送信する(S410)。音声データ書込部360は、音声データ読出部370がデータを読み出している間、音声データ記憶部380へのデータ記憶を継続して行う。一方で、音声データ記憶部380からの読出しも継続して繰り返し行われる(S413、S414、S415)。このようにして、データマネジメント部301が、発言権要求部310によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点以降の音声データを音声データ記憶部380に記憶させ、発言権獲得部330による発言権獲得の認識を受けた後、音声データ記憶部380に記憶させた音声データの読出しを開始し、音声データを取得された順序でデータ記憶部380から読み出し通信部240に送信させる。
仮に、発言権要求部310により計時された発言待機時間以内に、発言権獲得部330が、PoCサーバ140から発言許可を受信しない場合、データマネジメント部301が、音声データ記憶部380に記憶された未送信の音声データを破棄する。この場合については後述する。
図6のフローで説明したように、携帯端末100では、ユーザによる発言権要求の操作と、送信される音声の入力タイミングがほぼ一致する。
PoC/W通話は一斉同報通話であるために必ず発言権の獲得が必要であり、この発言権の獲得が行われない限り、通話参加者がPoC情報(音声、静止画、動画など)を他の通話参加者へ送信することができない。発言権の獲得を行うため、ユーザが操作(PoCボタンの押下)を行う必要がある。従来、この操作はあくまでも発言権の獲得を要求するものであり、トランシーバのような音声受付開始を意味するものでなかったため、利用者の誤解を招く可能性が大きく、この結果、利用者が所望するタイミングに所望するデータを送信することが出来ないというようなデメリットがあった。
上述した本実施例の携帯端末100によれば、発言権獲得後に発言の途中から音声が送出されるといったことなく通話することが可能となる。
図7は、図6に続くの発言権放棄動作を示すフローである。
ボタンモードが選択されている場合には、ユーザが発言を終了しようとして、携帯端末100のPoCボタン210_1を戻すと、発言権放棄部320は、携帯端末100のPoCボタン210_1が戻されことをユーザによる発言権放棄要求として受け付ける(S424)。また、データマネジメント部301の音声データ書込部360は、発言権放棄部320がユーザからの発言権放棄要求を受け付けた時点で音声データ記憶部380におけるユーザデータの記憶を終了させる(S425)。音声データ記憶部380には、それまで記憶されていた音声データが残っているので、データマネジメント部301による音声データの読出しおよび送信は記憶が終了した時点まで継続されるが(S421,S422,S423)、やがて音声データ送出は完了する(S426)。発言権放棄部320は、音声データ出力部350へ、音声データ送出完了確認信号を送信する(S428)。音声データ出力部350は、発言権放棄部320からの音声データ送出完了確認信号を受信して、音声出力が完了していることを確認した後、音声出力が完了していれば、発言権放棄部320へ音声データ送信完了済信号を送信する(S429)。もし、音声出力が完了していなければ、全蓄積データの送信完了を待ち合わせて、発言権放棄部320へ音声データ送信完了済信号を送信する。発言権放棄部320は、音声出力部からの音声データ送信完了済信号を受信して、PoCサーバ140へ発言権放棄要求を送信する(S430)。このようにして、データマネジメント部301は、発言権放棄要求を受け付けた時点以前の音声データの送信が完了した後、発言権放棄部320に、通信部240に対し発言権放棄データの送信を指示させる。発言権放棄部320が、PoCサーバより発言権放棄完了を受信すると(S431)、一連のPoC通信システム動作が完了する。
このように、ボタンモードでは、ユーザがPoCボタンを押した時点から入力した発言の音声が欠けることなく一斉送信される。また、発言権を獲得した以降に入力された音声も途切れずに連続して送信され、PoCボタンを戻した場合に、その時点まで入力された音声が送信される。したがって、従来のトランシーバに慣れたユーザにとって使いやすく自然な操作が実現する。
続いて、音声モードでのデータ送信動作を説明するが、音声モードでは、ボタンモードと異なる部分ついて説明し、共通の部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
図8は、携帯端末100の音声モードでのデータ送信動作を示すフローである。
携帯端末100では、まず、ユーザの各種操作によりユーザ設定が行われる(S500)。ここでは、発言権選択スイッチ210_2が発言権要求選択操作を受け付け、マイク260への音声入力により発言権を要求する音声モードが選択される。また、破棄モード選択スイッチ210_3は、破棄モードとして、データ破棄が選択される。
音声モードが選択されている場合には、ユーザがマイク260に向かってしゃべると、その音声がマイク260に入力され、発言権要求部310は、携帯端末100の音声入力部340に音声データが入力されたことをユーザによる発言権獲得要求として受け付け(S501)、通信部240に発言権要求データの送信を指示する(S402)。また、音声入力部340が、マイク260から音声データを取得するとともに、音声データ書込部360へデータ記憶要求信号を送信する(S403)。音声データ書込部360は、音声データの書込みを開始する。これによって、ユーザがPoCボタン210_1を操作するとほぼ同時にマイク260に向かってしゃべった音声は音声入力部340によって取得され、データマネジメント部301によって、音声データ記憶部380に記憶される。これ以降は、図6で説明したボタンモードの場合と同様である。
図9は、図8に続く発言権放棄動作を示すフローである。
ユーザが発言を終了して黙ると、マイク260への音声の入力が途切れ無音となり、音声入力部340は一定時間にわたる無音を検出する(S520)。音声モードが選択されている場合、発言権放棄部320は、音声入力部340による無音状態の検出をユーザによる発言権放棄要求として受け付ける。また、データマネジメント部301の音声データ書込部360は、音声入力部340が無音状態を検出し発言権放棄部320が発言権放棄要求を受け付けた時点で音声データ記憶部380におけるユーザデータの記憶を終了させる(S425)。この後の動作は、図7で説明したボタンモードと同様である。
このように、音声モードでは、ユーザがPoCボタンを押さなくともマイク260に向かってしゃべると、発言権が獲得され音声が一斉送信される。また、マイク260に向かってしゃべるのを止めると、発言権を放棄する。したがって、携帯電話に慣れたユーザにとってより使いやすく自然な操作が実現する。
これまでは、発言権要求部310により計時された所定の発言待機時間以内に、発言権獲得部330が、PoCサーバ140から発言許可を受信した場合の動作について説明したが、続いて、発言権獲得部330が、所定の発言待機時間でPoCサーバ140から発言許可を受信しなかった場合の動作について説明する。これまでと異なる部分ついて説明し、共通の部分については同一の符号を付し、説明を省略する。
図10は、携帯端末100の、データ破棄モードにおける発言許可を受信しなかった場合の動作を示すフローである。
携帯端末100では、まず、ユーザの各種操作によりユーザ設定が行われる(S900)。ここでは、発言権選択スイッチ210_2が発言権要求選択操作を受け付け、マイク260への音声入力により発言権を要求する音声モードが選択される。また、破棄モード選択スイッチ210_3は、破棄モードとして、データ破棄が選択される。
ボタンモードが選択されている場合には、ユーザが発言をしようとして、携帯端末100のPoCボタン210_1を押すと、発言権要求部310は、携帯端末100のPoCボタン210_1が押下されことをユーザによる発言権獲得要求として受け付け(S901)、通信部240に発言権要求データの送信を指示する(S902)。これによって発言権要求データがPoCサーバ140に送信される。また、発言権要求部310は、所定の発言待機時間の計時を開始する。所定の発言待機時間は、ユーザの操作によって任意に設定可能であり、例えば15秒である。
PoCサーバ140から発言権獲得部330へ発言許可が送信されてくる前に、音声入力部340が、マイク260から音声データを取得するとともに、音声データ書込部360へデータ記憶要求信号を送信する(S905)。音声データ書込部360は、音声データの書込みを開始する(S906)。
ここで、別ユーザの携帯端末100Cが発言権を獲得している場合(S903)、PoCサーバ140は、発言不許可データを送信し、発言許可データを送信しない。したがって、発言権獲得部330が発言権を獲得しない。発言権獲得部330は、所定の発言待機時間以内に発言権を獲得しない場合、音声データ破棄要求をデータマネジメント部301の音声データ書込部360に送信し(S907)、音声データ書込部360は、音声データ記憶部380に記憶させた未送信のユーザデータを破棄する(S908)。このようにして、データマネジメント部301は、発言権要求部310によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点以降所定の発言待機時間内で発言権獲得部330が発言権を獲得しない場合、音声データ記憶部380に記憶させた未送信の音声データを破棄する。ただし、音声データ記憶部380にはこの後も、音声入力部340によって取得された音声データがデータマネジメント部301によって、記録され続ける。すなわち、音声データが最新のもので更新される。
この後、ユーザが再び発言を試みようとして、携帯端末100のPoCボタン210_1を押すと、発言権要求部310は、携帯端末100のPoCボタン210_1が押下されことをユーザによる発言権獲得要求として受け付け(S910)、通信部240に発言権要求データの送信を指示する(S911)。また、改めて発言待機時間の計時を開始する。これによって発言権要求データがPoCサーバ140に送信される。
この間に、別ユーザの携帯端末100Cは発言権を開放しているため(S909)、今度は、発言待機時間以内に、PoCサーバ140から発言許可を受信する(S912)。発言権獲得部330は、音声データ出力部350へ音声出力開始信号を送信する(S413)。音声データ出力部350は、発言権獲得部330から渡された音声出力開始信号を受信して、音声データ読出部370へデータ読出依頼信号を送信する(S914)。音声データ読出部370は、音声データ出力部350から渡されたデータ読出依頼信号を受信して、音声データ記憶部380からデータの読出しを行う(S915)。この後は、図6で説明した動作と同様である。
このようにして、最新の音声データが一斉送信される。
続いて、破棄モードとして、データ保持が選択された場合に、発言権獲得部330が、所定の発言待機時間でPoCサーバ140から発言許可を受信しなかった場合の動作について説明する。データ保持が選択された場合は、図10を流用し、データ破棄と異なる部分ついて説明する。
データ保持が選択される場合、ユーザ設定(S900)で、破棄モード選択スイッチ210_3は、破棄モードとして、データ保持が選択される。
データ保持が選択された場合、発言権獲得部330は、所定の発言待機時間以内に発言権を獲得しない場合でも、音声データ破棄要求を送信しない。したがって、音声データ書込部360は、音声データ記憶部380に記憶させた未送信のユーザデータを保持する。
この結果、発言権獲得部330が後に発言権を獲得した場合(S912)、データマネジメント部301は未送信のユーザデータを通信部240に送信させると、未送信のユーザデータがすべて、記憶されていた順に一斉送信される。
続いて、携帯端末100が、基地局120(図1参照)を含むネットワークに対しデータの送受信が不可能な通信圏外に移動した場合の動作について説明する。
図11は、携帯端末100が通信圏外に一旦移動した場合の動作を示すフローである。
音声データ記憶部380に記憶された音声データが読み出され、送信されている状態で(S801,S802,S803)、携帯端末100の移動や電波環境の悪化等により、携帯端末100が、データの送受信が不可能な通信圏外に移動すると、圏外検出部390が、通信圏内状態から通信圏外状態への状態の変化を検出し(S804)、データマネジメント部301の音声データ出力部350に対し音声データ送信停止要求を行う(S805)。この結果、データマネジメント部301の音声データ読出部370は、音声データの読出し、および送信を中断する(S806)。
この後、携帯端末100が、データの送受信が可能な通信圏内に再び移動すると、圏外検出部390が、通信圏外状態から通信圏内状態への状態の変化を検出し(S807)、データマネジメント部301の音声データ出力部350に対し音声データ送信再開要求を行う(S808)。この結果、データマネジメント部301の音声データ読出部370および音声データ出力部350は、音声データの読出し、および送信を再開する(S806)。これによって、携帯端末100が通信圏外に移動しても音声データが失われることなく、通信圏内に戻った後ですべて送信される。したがって、発言権を得て発言しているユーザの音声が、通信圏外で途切れてしまった場合、圏内に復帰した後、もう一度発言し直す必要がない。
なお、上述した実施形態では、本発明の通信端末機として、携帯端末の例で説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、一斉送信が可能な通信システムの端末機であればよい。
また、上述した実施形態では、本発明のユーザデータとして、音声データの例で説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、画像データであってもよい。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する
(付記1)
複数台の通信端末機からなる通信グループ内で、発言権を獲得した1台の通信端末機で取得したユーザデータを該1台の通信端末機からネットワークを介して残りの通信端末機に一斉に送信する通信システムにおける通信端末機において、
ネットワークに向けてデータを送信する送信部と、
ネットワークを経由してきたデータを受信する受信部と、
ユーザからの発言権獲得要求を受け付けて、前記送信部に発言権要求データの送信を指示する発言権要求部と、
前記受信部による発言許可データの受信を受けて発言権を獲得したことを認識する発言権獲得認識部と、
ユーザデータを取得するデータ取得部と、
データを記憶するデータ記憶部と、
前記データ取得部で取得され、前記発言要求部によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点以降のユーザデータを前記データ記憶部に記憶させ、前記発言権獲得認識部による発言権獲得の認識を受けて、前記送信部に、前記発言要求部によるユーザからの発言獲得要求を受け付けた時点以降に前記データ取得部で取得されたユーザデータを送信させるデータマネジメント部とを備えたことを特徴とする通信端末機。
(付記2)
前記データマネジメント部は、前記発言権獲得認識部により発言権獲得が認識された以降のユーザデータも前記データ記憶部に記憶させ、前記送信部に、前記発言権要求部によるユーザからの発言権獲得の要求を受け付けた時点以降前記データ取得部で取得されたユーザデータを取得された順序で前記データ記憶部から読み出して送信させるものであることを特徴とする付記1記載の通信端末機。
(付記3)
前記発言権要求部は、ユーザからの発言権獲得要求を受け付けて前記送信部に発言権要求データの送信を指示するとともに、ユーザからの発言権放棄要求を受け付けて前記送信部に発言権放棄データの送信を指示するものであって、
前記データマネジメント部は、前記発言権要求部がユーザからの発言権放棄要求を受け付けた時点で前記データ記憶部におけるユーザデータの記憶を停止させ、前記送信部からの、該発言権放棄要求を受け付けた時点以前のユーザデータの送信が完了した後に、前記発言権要求部に、前記送信部に対し発言権放棄データの送信を指示させるものであることを特徴とする付記1または2記載の通信端末機。
(付記4)
前記データマネジメント部は、前記発言要求部によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点を起点とした所定の期間経過時に前記データ記憶部に記憶されている未送信のユーザデータを破棄するものであることを特徴とする付記3記載の通信端末機。
(付記5)
前記データマネジメント部は、ユーザからのユーザデータ破棄要求を受け付けて前記データ記憶部に記憶されている未送信のユーザデータを破棄するリセット部を備えたものであることを特徴とする付記3記載の通信端末機。
(付記6)
ユーザによる、データ破棄モードおよびデータ保持モードのいずれかを選択する破棄モード選択操作を受け付ける破棄モード選択操作部をさらに備え、
前記データマネジメント部は、前記破棄モード選択操作部でデータ破棄モードを選択すする操作が受け付けられた場合に、前記発言要求部によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点以降所定の期間内で前記発言権獲得認識部が発言権を獲得しない場合、前記データ記憶部に記憶させた未送信のユーザデータを破棄し、前記破棄モード選択操作部でデータ保持モードを選択する操作が受け付けられた場合に、前記発言要求部によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点以降所定の期間内で前記発言権獲得認識部が発言権を獲得しない場合、前記データ記憶部に記憶させた未送信のユーザデータを保持し、前記発言権獲得認識部が後に発言権を獲得した場合、該未送信のユーザデータを前記送信部に送信させるものであることを特徴とする付記1から3いずれか1項記載の通信端末機。
(付記7)
前記データ取得部はユーザデータとして音声を取得するものであり、
前記発言権要求部は、前記データ取得部による音声の取得をユーザによる発言権獲得要求として受け付けるものであることを特徴とする付記1から6いずれか1項記載の通信端末機。
(付記8)
ユーザによる発言権要求選択操作を受け付ける発言権要求選択操作部を備え、
前記発言権要求部は、発言権要求選択操作部で受け付けられた発言権要求選択操作に応じて、ユーザによる発言権獲得要求として受け付ける入力の種類を選択するものであることを特徴とする付記1から6いずれか1項記載の通信端末機。
(付記9)
前記データ取得部はユーザデータとして音声を取得するものであり、
前記発言権要求部は、前記データ取得部による無音状態の検出をユーザによる発言権放棄要求として受け付けるものであることを特徴とする付記3から8いずれか1項記載の通信端末機。
(付記10)
前記受信部が、前記発言許可データに付随して発言権の許可順番を表す属性情報を受けるものであり、
データマネジメント部は、前記データ記憶部に、ユーザデータと、該ユーザデータに対応する属性情報を記憶させるものであることを特徴とする付記1から9いずれか1項記載の通信端末機。
(付記11)
前記受信部が、この通信端末機とは別の通信端末機からネットワークを介してユーザデータおよび発言権の許可順番を表す属性情報を受けるものであり、
データマネジメント部は、前記データ記憶部に、前記受信部で受けたユーザデータおよび属性情報を記憶させるものであることを特徴とする付記1から10いずれか1項記載の通信端末機。
(付記12)
前記データ記憶部に記憶されたユーザデータの一覧を、該ユーザデータに対応付けられた属性情報によって表される許可順番の順に並べて表示する一覧表示部をさらに備えたことを特徴とする付記10または11記載の通信端末機。
(付記13)
前記データマネジメント部は、前記データ記憶部からユーザデータを読出し、読み出したユーザデータのうち所定の無効部分は前記送信部に送信させず、残りの部分を連続して送信させるものであることを特徴とする付記1から12いずれか1項記載の通信端末機。
(付記14)
この通信端末機が、前記ネットワークに対しデータの送受信が可能な通信圏内状態と通信圏外状態との間での状態の変化を検知する圏内外検知部を備え、
前記データマネジメント部は、前記圏内外検知部によって通信圏内から通信圏外への変化が検知された場合、ユーザデータの送信を中断し、前記圏内外検知部によって通信圏外から通信圏内への変化が検知された場合、ユーザデータの送信を再開するものであることを特徴とする付記1から13いずれか1項記載の通信端末機。
本発明の通信端末機の一実施形態である携帯端末を含んだ通信システムを示す図である。 図1に示す携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 図2に示す制御部の構成を示すブロック図である。 データ記憶部に記憶された音声データの構成と送信される音声データの構成の例を示す図である。 データ記憶部に記憶されたデータベースの構造を示す図である。 図1に示す携帯端末のボタンモードでのデータ送信動作を示すフローである。 図6に続くの発言権放棄動作を示すフローである。 図1に示す携帯端末の音声モードでのデータ送信動作を示すフローである。 図8に続く発言権放棄動作を示すフローである。 図1に示す携帯端末の、データ破棄モードにおける発言許可を受信しなかった場合の動作を示すフローである。 図1に示す携帯端末が通信圏外に一旦移動した場合の動作を示すフローである。
符号の説明
10 通信システム
100(100A,100B,100C) 携帯端末(通信端末機)
140 PoCサーバ
210 操作部
210_2 発言権選択スイッチ(発言権要求選択操作部)
210_3 破棄モード選択スイッチ(破棄モード選択操作部)
240 通信部(送信部、受信部)
260 マイク
280 メモリ
301 データマネジメント部
310 発言権要求部(発言権放棄部320とあわせて発言権要求部)
311 音声データ受信部
312 一覧表示部
320 発言権放棄部
330 発言権獲得部(発言権獲得認識部)
340 音声入力部(データ取得部)
350 音声データ出力部
360 音声データ書込部
370 音声データ読出部
380 音声データ記憶部(データ記憶部)
390 圏外検出部(圏内外検知部)

Claims (5)

  1. 複数台の通信端末機からなる通信グループ内で、発言権を獲得した1台の通信端末機で取得したユーザデータを該1台の通信端末機からネットワークを介して残りの通信端末機に一斉に送信する通信システムにおける通信端末機において、
    ネットワークに向けてデータを送信する送信部と、
    ネットワークを経由してきたデータを受信する受信部と、
    ユーザからの発言権獲得要求を受け付けて、前記送信部に発言権要求データの送信を指示する発言権要求部と、
    前記受信部による発言許可データの受信を受けて発言権を獲得したことを認識する発言権獲得認識部と、
    ユーザデータを取得するデータ取得部と、
    データを記憶するデータ記憶部と、
    前記データ取得部で取得され、前記発言要求部によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点以降のユーザデータを前記データ記憶部に記憶させ、前記発言権獲得認識部による発言権獲得の認識を受けて、前記送信部に、前記発言要求部によるユーザからの発言獲得要求を受け付けた時点以降に前記データ取得部で取得されたユーザデータを送信させるデータマネジメント部とを備えたことを特徴とする通信端末機。
  2. 前記データマネジメント部は、前記発言権獲得認識部により発言権獲得が認識された以降のユーザデータも前記データ記憶部に記憶させ、前記送信部に、前記発言権要求部によるユーザからの発言権獲得の要求を受け付けた時点以降前記データ取得部で取得されたユーザデータを取得された順序で前記データ記憶部から読み出して送信させるものであることを特徴とする請求項1記載の通信端末機。
  3. 前記発言権要求部は、ユーザからの発言権獲得要求を受け付けて前記送信部に発言権要求データの送信を指示するとともに、ユーザからの発言権放棄要求を受け付けて前記送信部に発言権放棄データの送信を指示するものであって、
    前記データマネジメント部は、前記発言権要求部がユーザからの発言権放棄要求を受け付けた時点で前記データ記憶部におけるユーザデータの記憶を停止させ、前記送信部からの、該発言権放棄要求を受け付けた時点以前のユーザデータの送信が完了した後に、前記発言権要求部に、前記送信部に対し発言権放棄データの送信を指示させるものであることを特徴とする請求項1または2記載の通信端末機。
  4. 前記データマネジメント部は、前記発言要求部によるユーザからの発言権獲得要求を受け付けた時点を起点とした所定の期間経過時に前記データ記憶部に記憶されている未送信のユーザデータを破棄するものであることを特徴とする請求項3記載の通信端末機。
  5. 前記データマネジメント部は、ユーザからのユーザデータ破棄要求を受け付けて前記データ記憶部に記憶されている未送信のユーザデータを破棄するリセット部を備えたものであることを特徴とする請求項3記載の通信端末機。
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