JP4778060B2 - 吸引ノズル、及び該吸引ノズルを備えられる掃除機 - Google Patents

吸引ノズル、及び該吸引ノズルを備えられる掃除機 Download PDF

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Description

本発明は、掃除機に対する吸引ノズルに係る。当該吸引ノズルは、細長い吸引開口を備えられる吸引ヘッド、吸引ヘッドを掃除機に対して接続する結合体、及び吸引ヘッドを担持する担持手段を有する。吸引ヘッドは、第1の回転軸の周囲に結合体に対して回転可能に接続され、細長い吸引開口が当該ノズルの移動方向に対して実質的に横断方向に延在する第1の位置と細長い吸引開口が移動方向に対して実質的に平行に延在する第2の位置との間において、回転され得る。また、第1の位置において、担持手段は、吸引ヘッドのトレーリングエッジ(trailing edge)の後方に配置される。
本発明は更に、吸引ノズルを有する掃除機に係る。
上述された種類の吸引ノズルは、EP 1 110 496(特許文献1)から既知である。該既知の吸引ノズルは、その回転自在性及び担持手段により、多用途である。回転自在性は、ノズルの幅をその移動方向で見て低減し得るため、狭い空間の清掃に対する使用を可能にする。担持手段は、ローラを有し、該ローラは、ノズルの移動を容易にし、且つ吸引ノズルが硬質表面及び軟質表面のいずれにも使用され得るようにする。
この既知の吸引ノズルの不利点は、吸引ヘッドが第1の位置にある際、担持手段が吸引ヘッドのトレーリングエッジの比較的後方に離れて、特には第1の位置から第2の位置まで回転している際に吸引ヘッドによって占められる回転領域から外れて配置される、ことである。この担持手段の配置は、第2の位置へと回転する際に吸引ヘッドを妨害しないよう、必要である。しかしながら、この担持手段の離れた位置は、吸引ノズルの操縦性に悪影響を与える。
EP 1 110 496
本発明は、冒頭に記載された種類の吸引ノズル及び掃除機を与える、ことを目的とする。既知の吸引ノズルの不利点は避けられ、その利点は保持される。より特には、本発明は、既知の吸引ノズルと同様に多用途であり且つ少なくとも第1の位置において向上された操縦性を有する吸引ノズルを与える、ことを目的とする。
この目的を達成するよう、本発明に従った吸引ノズルは、吸引ヘッドの第1の位置において担持手段が、第1の位置から第2の位置までの回転中に吸引ヘッドによって占められる回転領域において配置され、吸引ノズルが、第1の位置から第2の位置までの吸引ヘッドの回転時及び回転中に、担持手段を吸引ヘッドの回転領域から出て動かす手段を有する、ことを特徴とする。
この目的を達成するよう、本発明に従った掃除機は、使用される吸引ノズルが本発明に従った吸引ノズルである、ことを特徴とする。
本発明に従った吸引ノズルを有して、第1の位置において延在する吸引ヘッドを有する担持手段は、吸引ヘッドに可能な限り近い位置を推測し得、それによって吸引ヘッドの向上された操縦性が得られる。一方、吸引ヘッドの第2の位置に対する回転中の担持手段は、吸引ヘッドの回転範囲の外の位置を推測するようにされ、それによって吸引ヘッドは、担持手段によって妨害されることなく自由に回転することができる。本願において、吸引ヘッドの「回転領域」という用語は、第1の位置から第2の位置へと回転する際に吸引ヘッドによって占められる空間を示す。
更には、担持手段の位置変化が吸引ヘッドの回転を介してもたらされるため、ユーザは、特別な操作を行う必要はない。言い換えれば、吸引ヘッドの回転時に、担持手段は、自動的に吸引ヘッドの回転領域から出て動かされ、吸引ヘッドの使用の容易性が高まる。
本発明に従った吸引ノズルの特定の一実施例は、担持手段が結合体に対して接続される、ことを特徴とする。この実施例では、第1の位置における吸引ヘッドを有し、担持手段は、望ましくは、移動方向で見て吸引ヘッドのトレーリングエッジのすぐ後方に配置され、より望ましくは、使用中に結合体が結合され得るところの吸引管と一線上に配置される。このようにして、清掃されるべき表面に沿って吸引ノズルを動かすよう吸引管上に加えられる力は、担持手段を介して表面に対して直接伝達される。このことによって、吸引ヘッドを前出の力から解放し、担持手段の直接の操作が可能となり、結果として吸引ノズルのより優れた操縦性及び制御がもたらされる。
更に詳細には、担持手段は、回転領域から出る位置まで、吸引ヘッドの回転領域において動くよう配置され得る。あるいは、若しくは追加的には、担持手段は、吸引ヘッドの上方の位置まで、回転領域に対して垂直に動くよう配置され得る。当然のことながら、かかる2つの運動の組合せは可能である。いずれの場合にも、1つ又はそれより多いギアホイール、トゥースラック(tooth rack)、カム及び/又はカム従動子、又は同様のもの等である従来の伝達手段は、吸引ヘッドの回転運動を担持手段の所望の運動に変換するよう使用され得る。
望ましい一実施例では、第1の回転軸は、吸引ヘッドの底板に対して傾斜される。吸引ヘッドが平坦な表面上にその底板を有して位置付けられる際、かかる傾斜された回転軸により、結合体、及び特にはそれに接続される担持手段は、傾斜された軸の周囲に回転される際に螺旋形状の運動を描く。かかる螺旋形状の運動により、担持手段は、結合体に対して移動される必要なく、吸引ヘッドの上方に位置付けられ得、比較的単純且つ堅固な設計を可能にする。
上述された効果は、第1の回転軸がノズルの移動方向でみて、後方又は側方のいずれかに向かって傾斜される場合に十分である。しかしながら、非常に有利な一実施例では、第1の回転軸は、後方及び側方のいずれの方向にも傾斜される。そのようにすることによって、第1の位置から第2の位置への回転時に結合体が吸引ヘッドに対してねじれることは、防がれる。第1の回転軸を実質的には第1の方向に対して垂直である第2の方向に同程度の傾斜角度にわたって傾斜させることによって、結合体は、第1の位置から第2の位置までその回転を完了する際に、ねじり戻され、第1の位置において、結合体及び吸引ヘッドは、互いに対して実質的に「平行に」延在する。本願における「平行」とは、担持手段の担持表面が、いずれの位置においても、吸引ヘッドの底板に対して実質的に平行である、ことを意味する。かかる「平行な」配向は、ノズルの操作特性及び操縦性にとって有益である。
更に詳細には、ノズルは、第1及び第2の位置において吸引ヘッドをロックするようロック手段を備えられ得る。かかるロック手段は、例えば、吸引ヘッドにおける夫々の凹部又はフックと係合し得るフック又は凹部を結合体において与えられ得、それらの間における相対運動を防ぐ。既知のロック手段は、通常、バイアス手段によってそのロック位置において維持され、バイアス力を超える力を吸引ヘッド上に与えることによってロック解除され得る。かかるロック手段の不利点は、例えば使用中に吸引ヘッドが物体に無意図的に衝突する際に、該ロック手段が時期尚早にロックを解除し得る、ことである。したがって、本発明に従ったノズルにおいて、ロック手段は、望ましくはユーザによって確実にロック及び/又はロック解除されるよう設計される。
更に有利な一実施例では、第1の位置において吸引ヘッドは、吸引開口に対して実質的に平行に延在する第2の軸の周囲に回転体に対して回転可能である。かかる第2の回転軸により、吸引ヘッドの配向は、清掃されるべき表面における凹凸に対して調整され得、細長い吸引開口は、そこに実質的に平行な位置を保持し得る。故に、優れた一定の吸引性能は、達成され得る。
本発明に従った吸引ノズルの特に有利な一実施例では、結合体は、吸引開口を掃除機に対して接続する可撓性の結合管を有する。かかる可撓性の管は、吸引ヘッドが第1の位置から第2の位置まで回転する際に、結合体に対する吸引ヘッドの長さ及び配向における変化に対して調節する。更には、該管は、製造が容易であり、且つ吸引ヘッドが低い高さを有するようにする。このことは同様に、担持手段が吸引ヘッドを第2の位置までもたらす際に低い高さを持ち上げられれば良いため、第1の回転軸の傾斜角度を小さくする。
本発明に従った吸引ノズル及び掃除機の実施例は、添付の図面を参照して以下に詳細に記載される。
図1は、吸引管2及び可撓性の吸引ホース3を夫々介して掃除機1に対して接続される本発明に従った吸引ノズル10を備えられる本発明に従った掃除機1を示す。図1は、特にはキャニスタ又はシリンダ型である掃除機である具体的な型の掃除機1を示すが、本発明に従った吸引ノズル10は、直立型又は手持ち型等のいかなる種類の掃除機にも適用可能である、ことは理解されるべきである。
図2A及び2Bにおいてもっともよく見られる通り、吸引ノズル10は、吸引ヘッド12及び結合体15を有する。吸引ヘッド12は、実質的にくさび形状の筐体13及び実質的に矩形の底板14を有し、幅W、奥行きD、及び長手方向軸Lを有する。底板14は、望ましくは底板14の全幅Wにわたって延在し、中央吸引流路17において終わる細長い吸引開口5(図3B及び3C参照)を備えられる。該流路は、筐体13の上方表面から延在し、同様に管状の結合端部21において終わる。使用中、吸引ヘッド12は、以下において「移動方向」と称される方向Tにおいて清掃されるべき表面に沿って動かされる。
結合体15は、吸引ヘッド12の上述された結合端部21に対して回転可能に結合される第1の結合端部20を有し、それによって吸引ヘッド12は、第1の「広範囲(‘broad reach’)」位置と第2の「狭範囲(‘narrow reach’)」位置との間において回転し得、ノズル10を狭い空間における使用に対して適切であるようにする。図1及び図2A中に示される該第1の「広範囲」位置において、細長い吸引開口5は、ノズル10の移動方向Tに対して略横断方向に延在し、図2B及び3C中に示される第2の「狭範囲」位置において、吸引開口5は、横断方向Tに対して実質的に平行に延在し、底板14の奥行きDに対応する幅を有する。
結合体15は更に、掃除機1までの接続に対する第2の結合端部22、及び第1の結合端部20と第2の結合端部22との間において延在する管18を有する。以下により詳細に記載される通り、第1及び第2の結合端部20,22の相対配向が使用中に変わり得るため、管18は、望ましくは可撓性の管を有する。伸縮性部分を有して作られる管等である他の代替案は使用可能であるが、可撓性の管は、製造が最も単純であり、且つ吸引ヘッド12の全体的な高さを低減する役割を果たす。この高さの低減は、以下において明らかにされる理由により有益である。
結合体15は更に、図示される実施例においては一組のホイールとして形成される担持手段16を有するが、他の実施例は、代替的な回転及び/又は摺動手段を有し得る。かかる担持手段16により、吸引ヘッド12は、軟質のカーペット敷きの表面上、及び潤滑で硬質な表面上のいずれにおいても使用され得る。かかる潤滑で硬質な表面の利点に対して、吸引ヘッド12は、格納式のブラシ23(格納された位置において図3A中に示される)を望ましくは備えられる。該ブラシは、ユーザによって作動されるよう、レバー24を用いて伸展位置へと傾斜され得る。かかる格納式のブラシ及びレバーは既知であるため、本願では更には説明されない。伸展位置において、ブラシ23及び担持手段16は、底板14と硬質な表面との間の直接接触を防ぎ、起こり得る損傷を防ぐ。軟質の表面上では、ホイール16は、吸引ヘッド12の先端部分を該表面から僅かに持ち上げるよう吸引ヘッド12が僅かに傾斜されるようにし、それによって、移動を妨害する吸引ヘッド12と表面との間において形成される真空を防ぐ。
図2A及び3Aにおいて見られる通り、ホイール16は、望ましくは、吸引ヘッド12のトレーリングエッジのすぐ後方に、望ましくはノズル10が使用時に接続され得るところの吸引管2と一線上に、取り付けられる。かかる配置を有して、ノズル10を動かすよう吸引管2上に加えられる力は、担持手段16に対して直接伝達される。
本発明に従った結合体15は更に、担持ホイール16の回転軸と望ましくは一致する第2の回転軸R2を備えられ得る。かかる第2の回転軸は、例えば、カーペットの段差に対して調整し、並びに/あるいは傾斜表面を通過するよう、吸引ヘッド12及び結合体15の一部が持ち上げられるようにする。望ましくは、第3の回転軸R3は与えられる。図3A中で最もよく見られる通り、該第3の回転軸は、第2の回転軸R2と吸引流路17との間において略半分を第2の回転軸R2に対して実質的に平行に延在する。かかる第3の回転軸R3により、吸引ヘッド12は、第2の軸R2の周囲の回転を介して高い位置にもたらされる際に、底板14が清掃されるべき表面に対して実質的に平行に延在する位置まで傾斜し戻され得、吸引及び清掃性能に効果的である。この吸引ヘッドの配向の調整は、使用中にヘッド12上に作用する吸引力によって自動的に行われる。更には、第3の軸R3は、吸引ノズル10及び吸引管2が「低範囲(‘low reach’)」位置を予測し得るようにする。該低範囲において、吸引管2は、清掃されるべき表面に対して実質的に平坦に延在するため、例えばソファ、戸棚等の下である限られた高さを有する空間の清掃を可能にする。
図3A、3B及び3C中で夫々最もよく見られる通り、第1の回転軸R1は、底板14の平常位置Nに対して角度αにわたって後方に、また角度βにわたって側方に傾斜される。かかる角度α,βにより、吸引ヘッド12及び結合体15は、第1の回転軸R1に対して垂直に延在し、且つ底板14の角度α,βを有する平面Sに沿って互いに対して回転する。結果として、結合体15に対する吸引ヘッド12を回転させる際、担持手段16は、ヘッド12の上方に延在する位置まで、底板14に対して持ち上げられる。故に、吸引ヘッドは、その広範囲位置から狭範囲位置まで単一の回転動作を有して自由に回転され得る。
担持手段16が回転中に持ち上げられる高さは、担持手段16と第1の回転軸R1との間における距離(図3A,3C中のアームA)を増大させることによって増大され得る、ことは明らかである。しかしながら、吸引ヘッド12の優れた操縦性に対して、担持手段16は望ましくは、比較的短いアームAに対応して吸引ヘッドの後方に密接して位置付けられる、ことは上述されている。かかる場合において、傾斜角度α,βは、担持手段が十分な高さを持ち上げられるよう増大され得る、ことが理解される。同時に、若しくは代わりに、所望される持ち上げ高さは、例えば上述された可撓性の管18を使用することによって吸引ヘッド12の高さを最低限に抑えることで低減され得る。かかる可撓性の管18は更に、前述された第2及び第3の回転軸R2,R3の設計及び位置に関して更なる自由を与え、実質的には漏れがないため、高い吸引力が得られる。
最適な角度α,βは状況によって異なり得る、ことは上述から明らかである。故に、特定の値は、最善の結果に対して与えられ得ない。しかしながら、典型的な角度α,βは、約7°乃至20°で変化する。かかる値は、一例としてのみ与えられ、制限的であると解釈されるべきではない、ことは留意される。
原則的に、1つの傾斜角度α又はβは、担持手段16の所望の持ち上げ効果を達成するよう十分である。しかしながら、第1の回転軸R1を後方及び側方に傾斜させることによって、第2の狭範囲位置における結合体15は、担持手段16の回転軸、並びに第2及び第3の回転軸R2,R3が全て底板14に対して実質的に平行に延在する傾斜されない位置を推測し得る、という追加的な利点が得られ得、狭範囲位置におけるノズル10の操縦性及び操作特性に寄与する。
図3B及び3C中で最もよく見られる通り、ロック手段19が与えられ、吸引ヘッド12を第1及び第2の位置においてロックする。該ロック手段は、所定の実施例において、吸引ヘッド12に対して回転可能に接続されるレバー19を有し、また、結合体15の第1の結合端部20の凹部へとフックされ得るフック形端部25を備えられ、それによってかかる部分の相対回転を遮断する。当然のことながら、多くの他のロック手段が可能である。
更には、第2のロック手段は、第3の回転軸R3の周囲における結合体15の下方回転を遮断又は制限するよう与えられ得る(明らかに図示はされない)。かかる回転は、担持手段16を下方に動かし、第1の回転軸R1の周囲における回転の持上げ効果を相殺する。故に、第3の回転軸R3の周囲における回転を制限することによって、第1の回転軸R1の持上げ能力は、制限され得、同様に第1の回転軸の所望される傾斜角度を制限する。
図4A,4Bは、本発明に従ったノズル10の他の一実施例を示す。図中、同様の参照符号は同様の部分を示す。該実施例は、吸引ヘッド12の回転時に担持手段16が移動方向Tにおいて、前後に動くことが可能であるよう摺動可能に取り付けられる、という点において、図1乃至3において示される実施例とは異なる。そのため、結合体15‘は、2つの部分26,27に分割され、第1の部分26は、吸引ヘッド12に対して回転可能に接続され、第2の部分27は、吸引管2に対する接続用の結合端部22及び担持手段16を有する。部分26,27は、伸縮自在に相互接続され得るか、あるいは、案内スロット又は同様のものである他の摺動配置を介して相互接続され得る。バイアス手段28は、第1の部分26に向かって第2の部分27にバイアスをかけるよう与えられ得、担持手段16は、吸引ヘッド12のトレーリングエッジのすぐ後方に配置される。このトレーリングエッジは、矢印Qの方向における吸引ヘッド12の回転時に第2の部分27の先端エッジ27Aと接触する湾曲されたカム29を備えられ、それによって、図4B中に示される通り、担持手段を有するこの部分27をバイアス手段に対して後方に押す。この構造により、吸引ヘッド12は、広範囲位置と狭範囲位置との間において、底板14に対して実質的に垂直に延在する第1の回転軸R1の周囲に自由に回転され、担持手段16は、実線で示される第1の位置から破線で示される第2の位置まで動かされる。
この実施例は、摺動可能に接続された結合体部分26,27により、前の実施例より更に複雑な設計を有し得るが、担持手段16が第1及び第2の位置のいずれにおいても積極的な担持の役割を果たし得る、という利点を与える。更には、結合端部22及び吸引管2が担持手段16と共に移動するという事実により、優れた操作性は保持され、また、該構成要素の相対配向は損なわれずに残る。
更に他の一実施例では、担持手段16は、図5A,B中に示される通り、例えば移動方向Tに対して垂直である上方向において移動可能であり得る。図中、同様の部分は、同様の参照符号で示される。この実施例では、担持手段16は、結合ピース15‘’の内側壁において与えられ得る案内スロット32において上下に動き得るU字型ブラケット30の脚部間に回転可能に取り付けられる吸引ヘッド12は、案内要素29’を備えられる。該案内要素は、吸引ヘッド12の上方表面から床近くの位置まで下方向に傾斜し、矢印Qの方向における吸引ヘッド12の回転時に担持手段16をすくい上げるよう配置される。続いて担持手段16は、案内要素29’の傾斜に沿って、図5B中破線で示される担持手段16が吸引ヘッド12の上部上におかれる第2の位置まで上方に押される。吸引ヘッド12が広範囲位置まで回転し戻される際、ホイール16は、可能であれば重力の助けを得て、スプリング(図示せず)等であるバイアス手段によって下方に動かされ得る。
本発明は、本明細書及び図面において示される典型的な実施例にいかようにも制限されない。本願中に図示及び記載される実施例の(部分)の組合せは、本発明の範囲内にあるものとして明らかに理解される。更には、多くの変化形は、請求項によって概説される本発明の範囲内において可能である。
例えば、第1の回転軸は、2つの別個の軸に置換えられ得る。該2つの軸の一方は、担持ホイールの回転軸に対して略平行に延在し、結合体が上方に回転され得るようにし、それによってホイールをフロアから持上げる。他方の軸は、底板に対して実質的に垂直に延在し、その後ホイールが吸引ヘッドの上方延在する位置まで結合体が90°にわたって回転されるようにする。
吸引ヘッドの回転運動は、1つ又はそれより多いギアホイール及び/又はトゥースラック等である他の従来の伝達手段を介して、図4及び5中に示される担持手段の直線状の移動において変換され得る。
図示される実施例において吸引ヘッド内で中心に延在する吸引流路及び第1の回転軸は、中心から外れた位置まで側方にシフトされ得る。
これらの及び多くの同様の変形は、添付の請求項によって外接される本発明の範囲内であると理解される。
本発明に従った吸引ノズルを備えられる本発明に従った掃除機の通常作動位置における斜視図である。 第1の「広範囲」位置における図1に従った吸引ヘッドを図示する。 第2の「狭範囲」位置における図1に従った吸引ヘッドを図示する。 第1の位置におけるより詳細な図2A中の吸引ヘッドの側部断面図である。 第1の位置におけるより詳細な図2A中の吸引ヘッドの正面図である。 第2の位置における図2B中の吸引ヘッドの側部断面図である。 本発明に従った吸引ヘッドの他の一実施例の概略的な平面図である。 本発明に従った吸引ヘッドの他の一実施例の概略的な側面図である。 本発明に従った吸引ヘッドの更に他の一実施例の概略的な平面図である。 本発明に従った吸引ヘッドの更に他の一実施例の概略的な側面図である。

Claims (9)

  1. 掃除機に対する吸引ノズルであって:
    ・ 細長い吸引開口を備えられる吸引ヘッドと;
    ・ 該吸引ヘッドを前記掃除機に対して接続する結合体と;
    ・ 前記吸引ヘッドを担持する担持手段と、
    を有し、
    前記吸引ヘッドは、第1の回転軸の周囲に回転可能であるよう前記結合体に対して接続され、前記細長い吸引開口が当該ノズルの移動方向に対して実質的に横断方向に延在する第1の位置と前記細長い吸引開口が前記移動方向に対して実質的に平行に延在する第2の位置との間において吸引ヘッドが回転され、
    前記担持手段は、前記吸引ヘッドの前記第1の位置から前記第2の位置への回転の際に前記吸引ヘッドの上方に持ち上げられ、
    前記第1の位置において、前記担持手段は前記吸引ヘッドのトレーリングエッジ部の後方に配置され、
    前記吸引ヘッドの前記第1の位置において、前記担持手段は、前記第1の位置から前記第2の位置の回転中に前記吸引ヘッドによって占められる回転領域において配置され、当該吸引ノズルは、前記第1の位置から前記第2の位置の前記吸引ヘッドの回転の際並びに回転を通して前記担持手段を前記吸引ヘッドの前記回転領域から出るように動かす手段を有する、
    ことを特徴とする吸引ノズル。
  2. 前記担持手段は、前記結合体に対して接続される、
    ことを特徴とする請求項1記載の吸引ノズル。
  3. 前記第1の回転軸は、前記吸引ヘッドの底板の平常位置に対して傾斜される、
    ことを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一項記載の吸引ノズル。
  4. 前記第1の回転軸は、当該ノズルの前記移動方向で見て、ある角度にわたって後方に傾斜される、
    ことを特徴とする請求項記載の吸引ノズル。
  5. 前記第1の回転軸は、当該ノズルの前記移動方向見て、ある角度にわたって側方に傾斜される、
    ことを特徴とする請求項又は記載の吸引ノズル。
  6. ロック手段は、前記第1の位置及び前記第2の位置において前記吸引ヘッドをロックするよう与えられ、該ロック手段は、望ましくはユーザによってロック又はロック解除されるよう設計される、
    ことを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一項記載の吸引ノズル。
  7. 前記第1の位置において、前記吸引ヘッドは、前記吸引開口に対して実質的に平行に延在する第2の軸の周囲に前記結合体に対して回転可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一項記載の吸引ノズル。
  8. 前記結合体は、前記吸引開口を前記掃除機に対して接続する可撓性の結合管を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のうちいずれか一項記載の吸引ノズル。
  9. 吸引ノズルを有する掃除機であって、
    該吸引ノズルは、請求項1乃至のうちいずれか一項記載の吸引ノズルである、
    ことを特徴とする掃除機。
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