JP3940420B2 - 電気掃除機 - Google Patents
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Description
本発明は、一般家庭等で使用される電気掃除機に関するものである。
送風機を有する掃除機本体と、吸込み具の付いた延長管とを可撓性ホースで繋いで成る電気掃除機においては、通常、可撓性ホースは掃除機本体の前部から前方に向かって略水平に取付けられている。また、この掃除機を移動する時に持つ把手は掃除機本体の上部付近に取付けられている。また、掃除機を収納する時には掃除機本体の後部を下にして、可撓性ホースが上向きになる様に立て、その横に吸込み具の付いた延長管を抱く様に立てて収納する(例えば、特許文献3参照)。
その中で、一部においては把手が上方に移動するもの(例えば、特許文献1参照)や、清掃作業中に吸込み具の付いた延長管を立てかける様にしたもの(例えば、特許文献2参照)が考えられている。
前述の構造の場合、清掃作業時に吸込み具の付いた延長管を前後に移動させると、それに伴って可撓性ホースが撓んで床面に接触し引き摺る状態になる。その結果、可撓性ホースには床面の塵埃が付着したり、またそれを撒き散らしたりする。一般に可撓性ホースは蛇腹状に形成されており、それが故にその表面は清掃しづらく、出来れば解決したい課題であった。
また、可撓性ホースを引き摺る分が抵抗になり操作力を重くしていた。
また、清掃作業時には時においてその作業を一時中断して床面の物品を移動したり整理したりする場合がある。その際、吸込み具の付いた延長管を付近の家具等に立てかけたり、床面に寝かせて置いたりした。床面に置く場合には膝をかがめたり中腰になったり、身体的負担が大きかった。
また、清掃作業時に段差を乗り越えたり、収納時に持ち運んだりする際に持つ把手は低い位置にあるから、膝をかがめたり中腰になったり、身体的負担が大きかった。
また、収納時に掃除機本体の向きを上向きに変えたりする作業が煩雑であり出来れば解決したい課題であった。
第1発明では、この課題を解決する手段として、送風機を有する掃除機本体の前部の吸気口から略上方に向かって本体側接続管を設け、この本体側接続管の先端と吸込み具の付いた延長管との間を可撓性ホースで接続する構造とした。また、この本体側接続管の長さは、通常の立ち姿勢で掃除機を使用中に、可撓性ホースが床面に接触しない様に可撓性ホースの一端を持ち上げる様に設定する。さらに、本体側接続管をその下方を回動支点として掃除機本体に対して前後に回動する様に軸着し、かつ、後方に向けて回動する様にバネ等で付勢し、前方に向けて可撓性ホースを引っ張った場合にバネがたわみ前方に回動して、これによって掃除機本体への衝撃を吸収する構造とした。
第2発明では、第1発明によるところの本体側接続管の上部に、吸込み具の付いた延長管を立てかけるための係止部を設けた。
第3発明では、第1発明によるところの本体側接続管の上部に、電気掃除機本体を移動する際につかむ把手を設けた。
第4発明では、把手を持って持ち上げた時に掃除機本体が回動しない様に、本体側接続管と掃除機本体との間の回動する関係を一時的に固定し、本体側接続管を略垂直方向に保つ 機構を設けた。
第1発明によっては、清掃作業中においては、可撓性ホースは掃除機本体より高い位置にある本体側接続管の上部と、延長管との接続部との間で宙吊り状態にあり床面に接触しない。また前方に向けて可撓性ホースを強く引っ張った場合に、本体側接続管はその下方を回動支点として掃除機本体に対して前方に回動して衝撃を吸収する。したがって、可撓性ホースに床面の塵埃が付着したり、またそれを撒き散らしたりすることを防止でき、また床面と可撓性ホースとの間の摺動抵抗は発生せず操作力の軽減にも役立つとともに掃除機本体の転倒を防止する効果がある。
第2の発明によっては、掃除機本体より高い位置にある本体側接続管の上部、即ち清掃作業中の使用者にとって身近な所に延長管を立てかけるための係止部を設けたから、清掃作業を中断した際に一時的に延長管を立てかける事ができて便利である。従来の様に延長管を床面に寝かせて置いたりして膝をかがめたり中腰になったりすることがなく身体的負担が軽減される。また、延長管を立てかける時には本体側接続管は前方に引かれた状態ではないから、延長管を立てかけるための係止部は比較的に高い位置にあり使い易い。また、本体側接続管が係止部を高い位置に持ち上げるための部材を兼用するため合理的である。
第3の発明によっては、掃除機本体より高い位置にある本体側接続管の上部、即ち清掃作業中の使用者にとって従来より近い所に把手があるから掴み易く、掃除機本体を移動する際に姿勢の変化が少なくて済み膝をかがめたり中腰になったりすることがなく身体的負担が軽減される。また、把手を持つ時には、本体側接続管は前方に引かれた状態ではないから把手は比較的に高い位置にあり使い易い。また、本体側接続管が把手を高い位置に持ち上げるための部材を兼用するため合理的である。
第5の発明によっては、把手を持って持ち上げた時に掃除機本体が回動しない様に、本体側接続管と掃除機本体との間の回動する関係を一時的に固定し、持ち運びし易くする。
また、本発明によると、掃除機本体の前部の吸気口から略上方に向かって本体側接続管を設けたため、従来の掃除機にある様にホースが前方に飛出していないので、使用状態の姿勢のままでも床面占有面積が少ない。従って、収納時に従来の様に掃除機本体の姿勢を上向きに変えたりする必要がなく、掃除機本体は使用状態の姿勢のままでもコンパクトに収納できるという副次的効果がある。
収納時には、本体側接続管と掃除機本体との間の回動する関係を一時的に固定することより安定的に収納できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例における電気掃除機の全体の構成を示す斜視図である。符号によって説明すると、送風機を有する掃除機本体1の前部の吸気口に接続され、そこから略上方に向かって延設する様に本体側接続管2を設け、本体側接続管2と吸込み具3の付いた延長管4との間を可撓性ホース5で接続する。本体側接続管2は通常の立ち姿勢で掃除機を使用中にこの可撓性ホース5が床面に接触しない様にその長さを設定する。本体側接続管2の下方には回動支点を設け、掃除機本体1に対して前方に回動する様に軸着し、更に後方に向けてバネ等で付勢する。
この本体側接続管2の上部に、吸込み具3の付いた延長管4を立てかけられる様に係止部6を形成する。
同様に本体側接続管2の上部に把手7を設け、把手7を持って掃除機本体を移動できる様にする。
本体側接続管と掃除機本体との間の回動する関係を一時的に固定し、本体側接続管を略垂直方向に保つ機構を設け、把手を持って持ち上げた時に掃除機本体が回動しない様にする。また、係止部6に吸込み具3の付いた延長管4を立てかける際、あるいは掃除機を収納する際に本体側接続管を略垂直方向に安定的に保つ。
この様に構成すると次の様な効果が得られる。
図2は本発明の実施例における掃除機の清掃作業中の状態を示す側面図であり、可撓性ホース5の後端部、即ち本体側接続管2との接続部が高い位置にある事がわかる。可撓性ホース5は延長管4との接続部と本体側接続管2との接続部の間で宙吊り状態にある。清掃作業は、この図の状態で吸込み具3の付いた延長管4を前後に移動して行われる。吸込み具3の付いた延長管4を前後に移動しても可撓性ホース5を引き摺る事はない。従って床面の塵埃が付着する事はなく、また、床面を摺動する抵抗は発生しない。
図2は本発明の実施例における掃除機の清掃作業中の状態を示す側面図であり、可撓性ホース5の後端部、即ち本体側接続管2との接続部が高い位置にある事がわかる。可撓性ホース5は延長管4との接続部と本体側接続管2との接続部の間で宙吊り状態にある。清掃作業は、この図の状態で吸込み具3の付いた延長管4を前後に移動して行われる。吸込み具3の付いた延長管4を前後に移動しても可撓性ホース5を引き摺る事はない。従って床面の塵埃が付着する事はなく、また、床面を摺動する抵抗は発生しない。
図3は清掃作業中における一時休止状態を示す側面図である。清掃作業中には時においてその作業を一時中断して床面の物品を移動したり整理したりする場合がある。その際、本発明では吸込み具3の付いた延長管4は図3の様に係止部6に立てかける。係止部6は本体側接続管2の上部の高い位置にあるため、従来の様に床面に置いたり取上げたりする動作と較べ身体的負担が少ない。
掃除機本体1を移動する際には本体側接続管2の上部にある把手7を持って行う。把手7は高い位置にあるため、従来の様に掃除機本体の上面付近等にある把手と較べて膝をかがめたり中腰になったりすることがなく身体的負担が少ない。また、本体側接続管2と掃除機本体1との間の回動する関係を一時的に固定し、本体側接続管2を略垂直方向に保つ機構を設けたため、持ち上げた際に掃除機本体1が振れずに安定的に移動することができる。
図4は清掃作業中に吸込み具3の付いた延長管4を強く前方に移動した状態を示す側面図である。清掃作業中に吸込み具3の付いた延長管4を強く前方に移動し、可撓性ホース5の撓みではその力を吸収出来なくなった場合には、図4に示す様に本体側接続管2は下方の支点を軸としてバネに抗して前方に回動し衝撃を吸収する。これによって掃除機本体1の転倒を防止すると共に抵抗感を軽減する。
図5は本発明による掃除機を収納した状態を示す側面図である。通常このタイプの掃除機の場合、前方に向かってホースが出ているので、後部を下にして上向きに立て、その横に吸込み具3の付いた延長管4を抱く様に立てて収納する。本発明によると、使用状態の姿勢のままでも前方に向かってホースが出ていない分だけ床面占有面積が少ないため、掃除機本体1の姿勢を変える事無く使用時の状態そのままの姿勢で収納位置に置けば良い。図5の様に吸込み具3の付いた延長管4を掃除機本体1の上に載せても良い。
この様に収納時の動作も、また再使用時の段取りも簡単なので便利である。また、本体側接続管2と掃除機本体1との間の回動する関係を一時的に固定し、本体側接続管2を略垂直方向に保つ機構を利用すると、可撓性ホース5や吸込み具3の付いた延長管4をより安定的に、コンパクトに収納出来る。
以上のように、本発明によるところの本体側接続管2を設けることによりホースの引き摺りを防止し、延長管4を一時的に立てかける場所を提供し、さらに、本体を移動し易い把手を提供することが出来る。また、本体を使用状態の姿勢のままでコンパクトに収納出来る使い易い掃除機を提供出来る
なお、図1に示す実施例では、本体側接続管2と可撓性ホース5とは直線状に接続されているが、これは接続の状態を限定するものではなく、曲折を伴った接続であっても良い。また、屈曲自在継手であっても良い。
1…掃除機本体
2…本体側接続管
3…吸込み具
4…延長管
5…可撓性ホース
6…係止部
7…把手
2…本体側接続管
3…吸込み具
4…延長管
5…可撓性ホース
6…係止部
7…把手
Claims (4)
- 送風機を有する電気掃除機本体と、その前部の吸気口に接続されそこから略上方に向かって設けた本体側接続管と、一端を前記の本体側接続管に接続され他端を吸込み具の付いた延長管に接続された可撓性ホースを有し、前記の本体側接続管は電気掃除機を使用中にこの可撓性ホースが床面に接触しない様に可撓性ホースの一端を持ち上げる役割を果たし、更にその本体側接続管は下方を回動支点として電気掃除機本体に対して前後に回動する様に軸着し、かつ、後方に向けて回動する様にバネ等で付勢し、前方に向けて可撓性ホースを引っ張った時にバネがたわみ本体側接続管が前方に回動して衝撃を吸収する構造とした電気掃除機。
- 本体側接続管の上部に延長管を立てかけるための係止部を設けた請求項1記載の電気掃除機。
- 本体側接続管の上部に電気掃除機本体を移動する際につかむ把手を設けた請求項1、請求項2記載の電気掃除機。
- 本体側接続管を、略垂直方向においてその角度を固定出来る構造とした請求項1、請求項2、請求項3記載の電気掃除機。
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