JP4777864B2 - 自動二輪車 - Google Patents
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Description
また、右サイドチューブ23の後端部から円形断面を有する右サイドチューブ23が外方に張り出しながら斜め上方に延設され、角パイプフレーム24を起点として設けた右側のシートパイプ26に連結されている。
角パイプフレーム24と右サイドチューブ23との間には、エンジン11と変速機とを一体化させたパワーユニットが揺動自在に設けられている。
しかし、右サイドチューブ23は、外方に張り出して延設されているので、車幅が拡大し、車両の小型化を図ることが難しく、特に車両のバンク角に影響を与える位置のため改善したいという課題がある。
請求項4に係る発明では、車両を構成する車体フレームは、ヘッドパイプと、このヘッドパイプに取り付け斜め後方に延設した後、略水平後方に延設したダウンフレームと、このダウンフレームの後端部に取り付けたクロスメンバと、このクロスメンバの両端から斜め後方に立ち上げた左右のフレームと、これらの左右のフレームの車両前後方向略中間部に配置されるシートクロスフレームとを備え、角パイプフレームは、クロスメンバからシートクロスフレームに向けて、略直線的に延びるものであって、丸パイプフレームは、上方に屈曲してクロスメンバからシートクロスフレームに向けて延びることで、重複部が、車両を側方から見たときに、車両の上方に向かってパワーユニットから逃げるように形成されることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、パワーユニットは、エンジンのシリンダブロックの下方に配置されるピボット部を中心に揺動自在に支持されることを特徴とする。
また、この逃げ部は、車両の上方に向かって設けられているので、車幅が拡大することはない。車幅が拡大することがないため、車両の小型化を図ることができる。
また、パワーユニットは、外気取入部材を備え、この外気取入部材は、逃げ部と重なるように設けられているので、車幅の拡大を招くことがなく、車両の小型化を図ることができる。
また、ステップフロア支持フレームは、他の部品を介在させることなくピボットプレートを含むピボット部に直接溶接されているので、車体フレームの構造を簡素化できる。加えて、車体フレームの部品点数を減らすことができる。併せて、車体フレームの構造を簡素化することによって、車体フレームを溶接する溶接工数を低減することができる。さらに、車体フレームの軽量化を図ることができる。
従って、路面からの力は、リヤクッションを介して剛性の高い方の角パイプフレームにて受けるようにし、丸パイプフレームでは軽量化を行うことができる。併せて、丸パイプフレームでは曲げ加工を容易に行うことができるので、フレームの加工費用を低減することもできる。
また、シートを左右のフレームに取り付けるために新たな部品を追加する必要はない。
図1は本発明に係る自動二輪車の左側面図であり、スクータ型車両としての自動二輪車10は、車体フレーム11の後部にピボット軸12を含むリンク機構14を介して、車体フレーム11にパワーユニット15を揺動自在に取り付けた車両である。
ダウンフレーム22と、クロスメンバ23と、左右のフレーム24L、24Rとからメインフレーム25が構成されている。
リヤスイングアームを兼ねるパワーユニット15の後端には、後輪19が取り付けられ、パワーユニット15の後部及びフレーム24Lの間には、リヤクッションユニット31が掛け渡されている。
変速機ケース17に開口部35を設け、この開口部35にダクト36を接続し、このダクト36を用いて外の空気を変速機ケース17内へ供給することでベルト式無段変速機18を冷却するようにした。
吸気装置38は、エアクリーナ41と、このエアクリーナ41に接続した燃料供給装置42と、からなる。
排気装置39は、エンジン16に接続し後方に延ばした排気管43と、この排気管43に接続し後方に延ばした消音器44とからなる。
エンジン冷却機構60は、エンジン16のシリンダブロック37の周囲にケース部材61を設け、このケース部材61の側方にこのケース部材61に外気を供給するファン62を設け、このファン62の側方に外気取入口63を有する外気取入部材64を設けてなる。
ファン62は、エンジン16のクランクシャフト66に連結されている。エンジン16の回転に伴いファン62が回転し、外気取入口63からケース部材61の内側に外気を取り込むようにした。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ21に取り付け斜め後方に延設した後、略水平後方に延設した1本のダウンフレーム22と、このダウンフレーム22の後端部に左右方向水平に取り付けたクロスメンバ23と、このクロスメンバ23両端部の側面23s、23sから斜め後方に立ち上げた左右のフレーム24L、24Rとを備える。
図4を参照して、逃げ部82とは、重複部81であって、車体フレーム11を側方からみたときに、右側のフレーム24Rが、左側のフレーム24Lよりも上方にある領域をいう。
この点、本発明では、外気取入部材64は、逃げ部82と重なるように設けられているので、車幅の拡大を避けることができ、車両の小型化を図ることができる。
ピボット穴87には支持軸(図1の符号32)が取り付けられる。
上述したように、クロスメンバ23は、ピボット部86に直接溶接されている。また、ステップフロア支持フレーム91、91は、ピボット部86に直接溶接されている。
溶接は、各々のワークの境界に溶加材を溶融・付加させてワーク同士を接合するすみ肉溶接である。溶接法は、アーク溶接法によって行われるが、この他、ガス溶接法、レーザ溶接法などの方法を利用することは差し支えない。
図2に戻って、一方のフレームとしての右フレーム24Rには逃げ部82が形成されているので、この右フレーム24Rとパワーユニット15とが重複する重複部81がある場合でも、パワーユニット15の逃げ部82への干渉を避けることができる。
また、この逃げ部82は、車両の上方に向かって設けられているので、車幅が拡大することはない。車幅が拡大することがないため、車両の小型化を図ることができる。
重複部81には、車両の上方に向かってパワーユニット15から逃げるように逃げ部82が形成されている。メインフレーム25に逃げ部82を形成したので、パワーユニット15が上下に大きく揺動しても、パワーユニット15がメインフレーム25へ干渉することを回避することができ、後輪19のクッションストロークを大きくとることができる。パワーユニット15が揺動したときに、外気取入部材64がメインフレーム25に干渉する虞はない。
また、他方の側に角パイプフレーム84が配置されることで、リヤクッションユニット31が接続される左側のフレーム24Lに十分な強度をもたせることができる。
また、請求項1では、左右のフレームを丸パイプフレームのみで構成しても良いし、角パイプフレームのみで構成しても良い。
Claims (5)
- 左右2本のフレーム(24L、24R)を有するメインフレーム(25)と、このメインフレーム(25)に設けたピボット部(86)と、このピボット部(86)に下方へ揺動自在に設けられるパワーユニット(15)と、このパワーユニット(15)の後部と前記メインフレーム(25)との間に設けられるリヤクッションユニット(31)と、を備える自動二輪車において、
車両を上からみたときに、前記左右のフレーム(24L、24R)のうちのいずれか一方のフレームには、前記パワーユニット(15)と重なる重複部(81)が設けられ、この重複部(81)には、車両の上方に向かって前記パワーユニット(15)から逃げるように逃げ部(82)が形成され、
前記パワーユニット(15)は、前記パワーユニット(15)を冷却する外気を取り入れる外気取入部材(64)を備え、この外気取入部材(64)は、車両を上からみたときに、前記逃げ部(82)と重なるように設けられ、
前記ピボット部(86、86)にステップフロア(58)を支持するステップフロア支持フレーム(52、52)が直接溶接されていることを特徴とする自動二輪車。 - 前記左右のフレーム(24L、24R)は、丸パイプフレーム(83)と角パイプフレーム(84)とを含み、この角パイプフレーム(84)には、前記リヤクッションユニット(31)が結合されるとともに、前記逃げ部(82)は、前記丸パイプフレーム(83)に設けられていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
- 前記左右のフレーム(24L、24R)は、車両の後方に向かって斜め上方に向かって延設され、車両を側方からみたときに、シート支持部(85)の近傍で重なるように配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車。
- 前記車両を構成する車体フレーム(11)は、ヘッドパイプ(21)と、このヘッドパイプ(21)に取り付け斜め後方に延設した後、略水平後方に延設したダウンフレーム(22)と、このダウンフレーム(22)の後端部に取り付けたクロスメンバ(23)と、このクロスメンバ(23)の両端から斜め後方に立ち上げた左右のフレーム(24L、24R)と、これらの左右のフレーム(24L、24R)の車両前後方向略中間部に配置されるシートクロスフレーム(75)とを備え、
前記角パイプフレーム(84)は、前記クロスメンバ(23)から前記シートクロスフレーム(75)に向けて、略直線的に延びるものであって、
前記丸パイプフレーム(83)は、上方に屈曲して前記クロスメンバ(23)から前記シートクロスフレーム(75)に向けて延びることで、前記重複部(81)が、車両を側方から見たときに、車両の上方に向かって前記パワーユニット(15)から逃げるように形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の自動二輪車。 - 前記パワーユニット(15)は、エンジン(16)のシリンダブロック(37)の下方に配置される前記ピボット部(86)を中心に揺動自在に支持されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の自動二輪車。
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