JP4776671B2 - ウェブ接続機能を有する携帯電話機 - Google Patents
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Description
ここで、「コンテンツの属性」とは、コンテンツに起因する種々の性質、例えば、コンテンツのデータの種類、コンテンツのデータサイズ、コンテンツの記述言語、コンテンツのファイル名などのことをいう。
これにより、取得すべきコンテンツの属性に応じた適切な通信接続方式を自動的に選択し、ウェブ上からの当該コンテンツの取得に用いることができる。
これにより、取得すべきコンテンツの属性に応じて通信接続方式を自動的に切替えることができる。
さらに、前記特定のデータは、静止画データ、動画データ、音楽データ、放送データの何れかであることとすることができる。
これにより、取得すべきコンテンツのデータに応じて通信接続方式を自動的に切替えることができる。
又、本発明は、ウェブと第1及び第2接続方式で接続可能な通信端末であって、ウェブ上からコンテンツを取得するための通信プロトコールの指定をユーザーから受取る受取手段と、指定された通信プロトコールに応じて、前記第1接続方式と第2接続方式の何れかから当該コンテンツを取得するために使用する接続方式を選択する選択制御手段とを備えることとすることができる。
本発明の実施の形態における携帯電話機は、複数の通信接続方式による通信が可能な、ウェブ接続機能を備えた携帯電話機である。
ここで、「ウェブ」とは、「WWW(World Wide Web)」を略した言葉であり、ウェブサーバーと呼ばれる、コンテンツを提供するコンピュータを通信網によってリンクさせた通信システムのことをいう。
図1は、本発明の実施の形態における携帯電話機100の構成を示す機能ブロック図である。携帯電話機100は、図1に示す通り、携帯電話用アンテナ101、携帯電話無線部102、スピーカ103、マイク104、入力操作部105、制御部106、表示部107、メモリ108、PHS用アンテナ109、PHS(Personal Handyphone System)無線部110から構成される。
ここで、「通信データ」とは、通話の音声データ、文字データ、画像データなどのことをいう。
携帯電話無線部102は、ウェブとパケット接続方式により接続し、ウェブに接続している各ウェブサーバと、パケット通信網を介して通信データの送受信を行う。
PHS無線部110は、PHS用アンテナ109を介して入力されたPHSの通信電波を通信データに復調処理して、制御部106に出力し、制御部106より入力される通信データを変調処理し、PHSの通信電波としてPHSアンテナ109を介して送信する。
ここで、「PIAFS」とは、1995年に電波産業会、電信電話技術委員会等により設立されたPHSインターネットアクセスフォーラム(現在の名称 MITF−Mobile Internet Access Forum)によって策定されたPHS向けの高速データ通信方式の規格のことをいう。
スピーカー103は、制御部106から出力された音声データに基づいて音声を発生する。
マイク104は、ユーザーから入力された通話音声を音声信号として制御部106に出力する。
メモリ108は、ウェブサーバから、携帯電話無線部102又はPHS無線部110、及び制御部106を介してダウンロードされたウェブコンテンツを記憶する。
又、メモリ108は、後述する接続方式選択制御処理において、判定に用いる特定の文字列を記憶している。
又、ROMには、接続方式選択制御プログラムが記録されており、制御部106は、当該接続方式選択制御プログラムを起動して、実行することにより、以下に示す接続方式選択制御処理を行う。
<動作>
図2は、制御部106の行う接続方式選択制御処理の動作を示すフローチャートである。以下、図2のフローチャートを参照して、上記動作について説明する。
ここで、「接続用サーバ」とは、例えばインターネットのサービスプロバイダのサーバコンピュータや、あるいはローカルエリアネットワークや、イントラネット或いはエクストラネットのサーバコンピュータのことをいう。
次に制御部106は、メニューページ画面から、入力操作部105を介してリンクボタンがユーザーによって選択されることにより、ダウンロードするコンテンツに対する取得要求を受取ると(ステップS203:Y)、選択されたリンクボタンによって指定される、当該コンテンツに関するURLの文字列に、予めメモリ108に記憶されている特定の文字列(例えば、図3の例で示す、「movie」、「melody」、「image」の何れかの文字列)が含まれているか否かを判定する(ステップS204)。
又、ステップS203において、コンテンツに対する取得要求がなく(ステップS203:N)、入力操作部105を介して、ユーザーからウェブ接続終了指示が入力されると(ステップS211:Y)、接続方式選択制御処理を終了する。
<補足>
以上、本発明に係る携帯電話機について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれら実施の形態に限られないことは勿論である。
(1)実施の形態においては、図2に示す接続方式選択制御処理の動作において、取得要求されたコンテンツに関するURLに特定の文字列が含まれるか否かによって、当該コンテンツを取得するために用いる接続方式を選択することとしたが、当該コンテンツのデータサイズに応じて、上記接続方式を選択することとしてもよい。
ここで、ステップS504については、上記の通り説明済みであり、又、その他の処理については、図2に示す接続方式選択制御処理の対応する(下位2桁のステップ番号が一致する)各処理と同様であるので、図5のフローチャートの説明は省略する。
(2)本実施の形態において、図2のステップS204において判定対象となる特定の文字列は、URLにおける通信プロトコールを示す部分に含まれる文字列であってもよいし、ドメイン名を示す部分に含まれる文字列であってもよいし、ファイル名を示す部分に含まれる文字列であってもよいし、コンテンツを記述する言語を示す文字列であってもよい。
(3)本実施の形態においては、接続方式選択制御処理において判定対象として用いる特定の文字列を予めメモリ108が記憶していることとしたが、当該特定の文字列をユーザーが入力操作部105から入力してメモリ108に記憶させることにより、当該特定の文字列を指定することとしてもよい。
(4)本実施の形態においては、選択制御処理を行うべき接続方式は、パケット接続方式とPHS接続方式の2つとしたが、本発明において選択制御できる接続方式は、上記の接続方式に限らず他の接続方式(例えば、CDMA(符号分割多元接続)であってもよいし、選択制御する接続方式は2種類以上であってもよい。
(5)本実施の形態における携帯電話機100と同様の構成要素(図1におけるスピーカ103、マイク104を除く構成要素)を備えるものであれば、本発明は、携帯電話機に限らず他の通信端末(例えば、PDA(Personal Digital Assistance)、PC(Personal Computer)など)であってもよい。
101 携帯電話用アンテナ
102 携帯電話無線部
103 スピーカ
104 マイク
105 入力操作部
106 制御部
107 表示部
108 メモリ
109 PHS用アンテナ
110 PHS無線部
401 パケット通信網
402 PHS通信網
403 ウェブ
404 ウェブサーバ
Claims (3)
- ウェブのコンテンツに対するリンク先を示すURLにおいて使用される文字列であって、当該コンテンツが特定のデータ種別に属することを示す文字列を記憶している記憶手段と、
URLを指定したコンテンツの取得要求を受取る受取手段と、
指定されたURLに、前記記憶手段に記憶されている前記文字列が含まれているか否かにより、当該コンテンツが特定のデータ種別に属するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に応じて、取得要求されたコンテンツをウェブから取得するための接続方式を選択する選択制御手段と、を備え、
前記記憶手段は、前記URLのドメイン名毎に当該ドメイン名に対応付けて前記文字列を記憶し、
前記判定手段は、指定されたURLに、当該URLの示すドメイン名に対応付けられている前記文字列が含まれているか否かを判定することを特徴とする通信端末。 - 前記選択制御手段は、取得要求されたコンテンツをウェブから取得するための接続方式を、パケット接続方式及び回線接続方式から選択することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
- 前記特定のデータ種別が、静止画データ、動画データ、音楽データ、放送データの何れかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末。
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