JP4776413B2 - 補助蒸気供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、補助蒸気供給装置に関し、さらに詳しくは、複数の系列を有する発電所のコンバインド設備から、屋外設備に補助蒸気を安定的に供給する補助蒸気供給装置に関するものである。
近年の発電所では、水力発電に替わってガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたコンバインドサイクル発電が主流となっている。このコンバインドサイクル発電は、圧縮した空気の中で燃料を燃やしてガスを発生させ、その膨張力を利用して発電機を回すガスタービン発電と、このガスタービンの排ガスの余熱を回収して蒸気タービンを回す汽力発電を組み合わせることにより、熱効率を約40%以上まで高めることができる。また、コンバインドサイクル発電は、比較的小容量の発電機を複数組み合わせて1つの大容量発電設備を構成するのが特徴であり、各発電設備を軸と呼んでいる。そして複数の軸により1系列のコンバインド設備を構成し、この系列が複数存在して発電所の全体を構成している。
また各系列には蒸気タービンを回転させるための高圧蒸気を発生する高圧蒸気ドラムがあり、高圧蒸気ドラムにより発生された高圧蒸気を蒸気タービンや発電所内のボイラに供給する主蒸気管が張り巡らされている。更に、この高圧蒸気の一部を減圧、減温して屋外設備に供給できるようになっている。
図4は従来の屋外設備補助蒸気供給装置の構成例を示す図である。この屋外設備補助蒸気供給装置200は、主蒸気管を備えた1号系列コンバインド設備30と、主蒸気管の圧力を減圧する圧力調整バルブ31と、減圧された蒸気を通過又は遮断する供給バルブ32と、供給された蒸気の温度を減温する減温器33と、減温器33に冷却水を供給する減温水ポンプ35と、減温水ポンプ35から供給される冷却水を通過又は遮断する供給バルブ34と、を備えて構成され、1号系列の補助蒸気を屋外設備41に供給する。尚、屋外設備41は、脱気のための真空蒸気エゼクタに使用する純水装置42と、潤滑油タンクの加湿に用いる戻りガスブロア43と、液化アンモニアを蒸気で気化させるアンモニア気化設備44と、LNG受け入れ時に試料採取のために気化させるLNGサンプリング気化器45と、を備えている。また第2号系列は第1号系列と同様の構成により屋外設備46に個別に補助蒸気を供給している。
また補助蒸気系統に関する従来例として特許文献1には、第一の蒸気源として自軸の発生蒸気を、第二の蒸気源として系列を構成する各々の軸の蒸気タービンの抽気とし、第一の蒸気源から圧力制御装置および補助蒸気供給元弁を介して系列を構成する各々の軸に設けられた第一の補助蒸気母管に蒸気を導入し、この母管から各軸の補助蒸気使用先に蒸気を供給するように構成した系統と、この系列を構成する各々の軸の第二の蒸気源から補助蒸気止め弁を介して系列用として設けられた第二の補助蒸気母管に蒸気を導入し、この母管から各々の軸に設けられた第一の補助蒸気母管に圧力制御装置および補助蒸気供給元弁を介して蒸気を供給する補助蒸気系統について開示されている。
特開平5−312008号公報
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、複数系列のコンバインド設備に夫々備えられた主蒸気管より蒸気を取り出し、該蒸気を減圧及び減温して補助蒸気を生成し、該補助蒸気を補助蒸気管により設備に供給する補助蒸気供給装置であって、前記系列毎に1つ備えられた前記主蒸気管から供給される蒸気を合流させる少なくとも1つ以上の連絡弁と、前記主蒸気管から供給される蒸気の圧力を個別に減圧するために前記系列毎に1つ備えられた減圧手段と、該減圧手段により減圧された減圧蒸気の通過又は停止を行なうために前記系列毎に1つ備えられた供給バルブと、該供給バルブを通過した減圧蒸気の温度を低下させるために前記系列毎に1つ備えられた減温器と、該減温器に冷却水を供給するために前記系列毎に1つ備えられた減温水ポンプと、前記減温器の出口での圧力及び温度を検知するために前記系列毎に1つ備えられた圧力・温度検知手段と、前記圧力・温度検知手段により検知された夫々の圧力又は温度に基づいて、前記連絡弁、供給バルブの開閉及び減温水ポンプの駆動非駆動を制御する制御手段と、を備え、前記各主蒸気管は分岐して配設され、該主蒸気管の一方は前記連絡弁に接続され、他方は前記系列毎に1つ備えられた前記減圧手段、及び前記供給バルブを介して前記減温器に夫々接続され、前記補助蒸気管は前記各減温器の出口同士を接続する管として構成することを特徴とする。
本発明は、かかる課題に鑑み、各系列の減温器の操作を自動的に行なうために、夫々の減温器の出口に圧力・温度検知部を備え、補助蒸気の圧力又は温度の検知結果に基づいて減温水ポンプを制御するようにして、1系列の補助蒸気を効率よく屋外設備に供給する補助蒸気供給装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、複数系列のコンバインド設備に夫々備えられた主蒸気管より蒸気を取り出し、該蒸気を減圧及び減温して補助蒸気を生成し、該補助蒸気を補助蒸気管により設備に供給する補助蒸気供給装置であって、前記各系列の主蒸気管から供給される蒸気を合流させる少なくとも1つ以上の連絡弁と、前記各系列の主蒸気管から供給される蒸気の圧力を個別に減圧する減圧手段と、該減圧手段により減圧された減圧蒸気の通過又は停止を行なう供給バルブと、該供給バルブを通過した減圧蒸気の温度を低下させる減温器と、該減温器に冷却水を供給する減温水ポンプと、前記減温器の出口での圧力及び温度を検知する圧力・温度検知手段と、前記圧力・温度検知手段により検知された圧力又は温度に基づいて、前記連絡弁、供給バルブ及び減温水ポンプを制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の特徴は、複数系列ある主蒸気管を連通し、各系列に夫々減圧する減圧手段と減温する減温器を備え、各減温器の出口における圧力と温度を監視し、その結果に基づいて、どの系列の補助蒸気管を有効とするかを決定するものである。従って、例えば2系列の補助蒸気管があった場合は、常に一方の系列の補助蒸気管により設備に補助蒸気を供給し、他方の系列は停止しておく。そして一方の系列が故障した場合は、他方の系列に自動的に切り換えて運転を継続する二重化システムを構成することができる。
請求項2は、前記制御手段は、前記各主蒸気管から供給される蒸気を前記連絡弁を開放することにより合流し、前記各主蒸気管から供給される蒸気のうち少なくとも1系列の蒸気を減圧及び減温して補助蒸気を生成し、該補助蒸気を前記設備に供給するように前記供給バルブ及び減温水ポンプを制御することを特徴とする。
本発明の通常の動作としては、複数ある系列のうち1系列のみを運転し、他の系列はそのとき運転を停止しておき、無駄な電力の消費を最小限にするものである。
請求項3は、前記制御手段は、特定の前記系列に備えられた前記圧力・温度検知手段により該系列の前記減温器の出口での圧力が所定の圧力範囲内であることを検知し、且つ該系列の前記減温器の出口での温度が所定の温度範囲内であることを検知した場合は、減温器から出力される前記補助蒸気を前記設備に供給するように該系列の前記供給バルブの開閉及び減温水ポンプの駆動非駆動を制御することを特徴とする。
本発明は、圧力・温度検知手段が正常な圧力と温度を検知している間は運転が正常であると見做し、現在稼働中の減温器から出力される補助蒸気を設備に供給するようにする。
請求項4は、前記制御手段は、特定の前記系列に備えられた前記圧力・温度検知手段により前記減温器の出口での圧力が所定の圧力範囲を超えたことを検知するか、又は該系列の前記減温器の出口での温度が所定の温度範囲を超えたことを検知した場合は、警報を発生し、減温器から出力される前記補助蒸気を前記設備に供給することを停止すると共に、他の系列の前記減温水ポンプを駆動し、該減温水ポンプにより減温される減温器から出力される前記補助蒸気を前記設備に供給するように前記供給バルブの開閉及び減温水ポンプの駆動非駆動を制御することを特徴とする。
本発明の圧力・温度検知手段が減温器の出口での圧力が異常であることを検知した場合は、主蒸気管そのものの圧力が異常になったか、或いは減圧手段が故障したと見做す。また減温器の出口での温度が異常であることを検知した場合は、減温器が故障したか、あるいは減温水ポンプが故障したと見做すことができる。このような事態が発生した場合は、警報を発生し、現在稼動中の減温器を停止して、他の系列の減温器を稼動してその補助蒸気を設備に供給する。
請求項5は、前記制御手段は、前記各主蒸気管から供給される蒸気を前記連絡弁を開放することにより合流し、前記各主蒸気管から供給される夫々の蒸気を減圧及び減温して補助蒸気を生成し、該補助蒸気を前記設備に供給するように前記供給バルブ及び減温水ポンプを制御することを特徴とする。
本発明の他の構成として、主蒸気管の蒸気を合流し、各系列からの蒸気を夫々減圧及び減温して並列に補助蒸気管に補助蒸気を供給する。この構成は主蒸気管と補助蒸気管の全てに蒸気を供給し、常に並列に設備に補助蒸気を供給するものである。
請求項6は、前記制御手段は、前記各主蒸気管から供給される蒸気を前記連絡弁を閉鎖することにより分流し、前記各主蒸気管から供給される夫々の蒸気を減圧及び減温して補助蒸気を生成し、該補助蒸気を前記設備に供給するように前記供給バルブ及び減温水ポンプを制御することを特徴とする。
本発明の他の構成として、主蒸気管の蒸気を合流させないように連絡弁を閉鎖し、各系列からの蒸気を夫々減圧及び減温して並列に補助蒸気管に補助蒸気を供給する。この構成は主蒸気管と補助蒸気管の全てに蒸気を供給するが、独立した主蒸気管から補助蒸気を発生して、常に並列に設備に補助蒸気を供給するものである。
請求項7は、前記コンバインド設備は、ガスタービン発電及び蒸気タービン発電を組み合わせた発電方式により構成されていることを特徴とする。
発電所におけるコンバインド設備は、1軸にガスタービンと蒸気タービンを組み合わせて発電機を回転する動力としている。そしてガスタービンの余熱を有効に利用して蒸気を発生して蒸気タービンの動力としている。
請求項8は、前記制御手段は、前記圧力・温度検知手段が全ての系列の前記減温器から出力される補助蒸気の圧力又は温度が所定の値を満足しないと検知した場合は、警報を発生して前記供給バルブの全てを閉鎖することを特徴とする。
全系列の補助蒸気の圧力又は温度が所定の値を満足しなくなった場合は、大きな異常が発生したと見做して、警報を発して設備への補助蒸気の供給を停止する。
請求項9は、前記制御手段は、稼動を停止した前記コンバインド設備に備えられた主蒸気管からの蒸気の供給を停止するように前記連絡弁を制御することを特徴とする。
複数の系列の主蒸気管がある場合、発電需要が少なくなると、系列を少なくして主蒸気管の一つを停止する場合がある。そのような時、停止した主蒸気管に他の系列の蒸気が行かないように連絡弁を閉じる方が効率よく設備に補助蒸気を供給することができる。
本発明によれば、複数系列ある主蒸気管を連通し、各系列に夫々減圧する減圧手段と減温する減温器を備え、各減温器の出口における圧力と温度を監視し、その結果に基づいて、どの系列の補助蒸気管を有効とするかを決定するので、一方の系列が故障した場合は、他方の系列に自動的に切り換えて運転を継続する二重化システムを構成することができる。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の実施形態に係る補助蒸気供給装置の構成を示す図である。この補助蒸気供給装置100では、2系列のコンバインド設備に夫々備えられた主蒸気管23、24より蒸気を取り出し、この蒸気を減圧及び減温して補助蒸気を生成し、この補助蒸気を補助蒸気管25により例えば屋外設備17に供給する装置について説明する。
この補助蒸気供給装置100は、1号系列コンバインド設備1の主蒸気管23から供給される蒸気と2号系列コンバインド設備9の主蒸気管24から供給される蒸気とを合流させる連絡弁3と、1号系列コンバインド設備1の主蒸気管23から供給される蒸気の圧力を減圧する圧力調整バルブ(減圧手段)2と、圧力調整バルブ2により減圧された減圧蒸気の通過又は停止を行なう供給バルブ4と、供給バルブ4を通過した減圧蒸気の温度を低下させる減温器5と、減温器5に冷却水26を供給する減温水ポンプ7と、減温器5の出口での圧力及び温度を検知する圧力・温度検知部(圧力・温度検知手段)8と、圧力・温度検知部8により検知された圧力又は温度に基づいて、連絡弁3、供給バルブ4及び減温水ポンプ7を制御する制御部(制御手段)22と、を備えて1号系列が構成されている。
また2号系列は、2号系列コンバインド設備9の主蒸気管24から供給される蒸気の圧力を減圧する圧力調整バルブ(減圧手段)10と、圧力調整バルブ10により減圧された減圧蒸気の通過又は停止を行なう供給バルブ12と、供給バルブ12を通過した減圧蒸気の温度を低下させる減温器14と、減温器14に冷却水27を供給する減温水ポンプ11と、減温器14の出口での圧力及び温度を検知する圧力・温度検知部(圧力・温度検知手段)15と、圧力・温度検知部15により検知された圧力又は温度に基づいて、連絡弁3、供給バルブ12及び減温水ポンプ11を制御する制御部(制御手段)22と、を備えて構成されている。尚、共通の制御部22により1号系列と2号系列を制御しても良く、各系列毎に制御部を備えても構わない。また図1では、実線は蒸気や冷却水を通過させる管を表し、破線は制御部22が連絡弁3、供給バルブ12及び減温水ポンプ11を制御する制御線を表している。
また屋外設備17は、脱気のための真空蒸気エゼクタに使用する純水装置18と、潤滑油タンクの加湿に用いる戻りガスブロア19と、液化アンモニアを蒸気で気化させるアンモニア気化設備20と、LNG受け入れ時に試料採取のために気化させるLNGサンプリング気化器21と、を備えている。
また図1では、1号系列コンバインド設備1から圧力調整バルブ2及び連絡弁3までを主蒸気管23と呼び、また2号系列コンバインド設備9から圧力調整バルブ10及び連絡弁3までを主蒸気管24と呼ぶ。そして主蒸気管23、24を流れる蒸気を主蒸気と呼ぶ。また減温器5と減温器14を接続する管を補助蒸気管25と呼び、補助蒸気管25を流れる蒸気を補助蒸気と呼ぶ。尚、図1では減温水ポンプ7、11から放流される冷却水の通過又は停止を行なう供給バルブ6、13があるが、省略しても構わない。
図2は本発明の実施形態に係る補助蒸気供給装置の代表的な動作例を示すフローチャートである。図1を参照して説明する。尚、1号系列コンバインド設備1の蒸気圧と2号系列コンバインド設備9の蒸気圧は予め略等しくなるように調整され、圧力調整バルブ2、10は予め所定の圧力(7kg/cm2)に調整されている。まず1号系列コンバインド設備1を流れる主蒸気と2号系列コンバインド設備9を流れる主蒸気とを合流させるために制御部22は制御線56を介して連絡弁3を開放する(S1)。次に、制御部22は1号系列の供給バルブ4を閉鎖して減温器5に補助蒸気が供給されないようにする(S2)。更に、電力の無駄を回避するために制御部22は1号系列の減温水ポンプ7を停止して冷却水26が減温器5に供給されないようにする(S3)。次に、制御部22は2号系列の供給バルブ12を開放して減温器14に補助蒸気が供給されるようにする(S4)。更に、2号系列の減温水ポンプ11を駆動して冷却水27が減温器14に供給されるようにする(S5)。これにより、減温器14からは減圧され且つ減温された補助蒸気が出力される。この補助蒸気は補助蒸気管25を介して屋外設備17に供給される。また、補助蒸気は常時、圧力・温度検知部15によりその圧力と温度が検知され(S6、S18)、データが制御部22に信号線55を介して伝えられる。圧力と温度が正常な場合は(S6とS18が共にYESのルート)、ステップS5に戻って2号系列の減温水ポンプ11を駆動し続ける。
ここで圧力又は温度に異常が発生すると(S6又はS18のいずれかがNOのルート)、制御部22は警報を発生し(S7)、制御部22は2号系列の供給バルブ12を閉鎖して減温器14に補助蒸気が供給されないようにする(S8)。更に、電力の無駄を回避するために制御部22は2号系列の減温水ポンプ11を停止して冷却水27が減温器14に供給されないようにする(S9)。次に、制御部22は1号系列の供給バルブ4を開放して減温器5に補助蒸気が供給されるようにする(S10)。更に、1号系列の減温水ポンプ7を駆動して冷却水26が減温器5に供給されるようにする(S11)。これにより、減温器5からは減圧され且つ減温された補助蒸気が出力される。この補助蒸気は補助蒸気管25を介して屋外設備17に供給される。また、補助蒸気は常時、圧力・温度検知部8によりその圧力と温度が検知され(S12、S19)、データが制御部22に信号線52を介して伝えられる。圧力と温度が正常な場合は(S12とS19が共にYESのルート)、ステップS11に戻って1号系列の減温水ポンプ7を駆動し続ける。
ここで圧力又は温度に異常が発生すると(S12又はS19のいずれかがNOのルート)、制御部22は警報を発生し(S13)、制御部22は1号系列の供給バルブ4を閉鎖して減温器5に補助蒸気が供給されないようにする(S14)。更に、電力の無駄を回避するために制御部22は1号系列の減温水ポンプ7を停止して冷却水26が減温器5に供給されないようにする(S15)。そして2号系列が復帰したかをチェックし(S16)、復帰していれば(S16でYESのルート)ステップS4に戻って繰り返す。一方、ステップS16で復帰していなければ(S16でNOのルート)、補助蒸気の供給を停止するために、供給バルブ4と12を閉鎖する(S17)。
尚、本実施形態ではメインとして2号系列補助蒸気を屋外設備に供給し、1号系列補助蒸気をバックアップとして説明したが、1号系列補助蒸気をメインとして屋外設備に供給するようにしても構わない。
図3は本発明の補助蒸気供給装置の各実施形態を模式化して表した図であり、主な構成要素のみ記載し、その他の構成要素は図示を省略している。同じ構成要素には図1と同じ参照番号を付して説明する。図3(a)は第1の実施形態を示す図である。この実施形態では、連絡弁3が開放し、供給バルブ4が閉鎖され、供給バルブ12が開放され、減温水ポンプ11が駆動している。即ち、1号系列コンバインド設備1から供給される主蒸気と2号系列コンバインド設備9から供給される主蒸気とが連絡弁3により合流され、供給バルブ12を介して2号系列の減温器14により減温され、補助蒸気管25を介して屋外設備17に供給されている。
図3(b)は第1の実施形態の変形例を示す図である。この実施形態では、連絡弁3が開放し、供給バルブ12が閉鎖され、供給バルブ4が開放され、減温水ポンプ7が駆動している。即ち、1号系列コンバインド設備1から供給される主蒸気と2号系列コンバインド設備9から供給される主蒸気とが連絡弁3により合流され、供給バルブ4を介して1号系列の減温器5により減温され、補助蒸気管25を介して屋外設備17に供給されている。
図3(c)は第2の実施形態の変形例を示す図である。この実施形態では、連絡弁3が開放し、供給バルブ4と12が開放され、減温水ポンプ7と11が駆動している。即ち、1号系列コンバインド設備1から供給される主蒸気と2号系列コンバインド設備9から供給される主蒸気とが連絡弁3により合流され、供給バルブ4を介して1号系列の減温器5により減温され、補助蒸気管25を介して屋外設備17に供給されると共に、供給バルブ12を介して2号系列の減温器14により減温され、補助蒸気管25を介して屋外設備17に供給される。
図3(d)は第3の実施形態の変形例を示す図である。この実施形態では、連絡弁3が閉鎖し、供給バルブ4と12が開放され、減温水ポンプ7と11が駆動している。即ち、1号系列コンバインド設備1から供給される主蒸気と2号系列コンバインド設備9から供給される主蒸気とが連絡弁3が閉鎖しているため分流され、1号系列コンバインド設備1から供給される主蒸気は、供給バルブ4を介して1号系列の減温器5により減温され、補助蒸気管25を介して屋外設備17に供給されると共に、2号系列コンバインド設備9から供給される主蒸気は、供給バルブ12を介して2号系列の減温器14により減温され、補助蒸気管25を介して屋外設備17に供給される。
以上の説明の通り本発明によれば、2系列ある主蒸気管23と24を流れる主蒸気を連絡弁3により合流させ、各系列に夫々減圧する圧力調整バルブ2、10と減温する減温器5、14を備え、各減温器5、14の出口における圧力と温度を監視し、その結果に基づいて、どの系列の補助蒸気を有効とするかを決定するので、一方の系列が故障した場合は、他方の系列に自動的に切り換えて運転を継続する二重化システムを構成することができる。
また、複数ある系列のうち1系列のみを運転し、他の系列はそのとき運転を停止しておくので、無駄な電力を最小限にすることができる。
また、圧力・温度検知部8又は15が正常な圧力と温度を検知している間は運転が正常であると見做し、現在稼働中の減温器から出力される補助蒸気を屋外設備17に供給するので、減温器から出力される補助蒸気の圧力又は温度から的確に装置の状態を判断することができる。
また、圧力・温度検知部8又は15により異常事態を検知した場合は、警報を発生し、現在稼動中の減温器を停止して、他の系列の減温器を稼動してその補助蒸気を屋外設備17に供給するので、自動的に他の系列に切り替わり、屋外設備17への補助蒸気を中断することを防ぐことができる。
また、主蒸気管の主蒸気を合流し、各系列からの蒸気を夫々減圧及び減温して並列に補助蒸気管に補助蒸気を供給するので、屋外設備の容量が増加しても十分補助蒸気を供給することができる。
また、主蒸気管の主蒸気を合流しないように連絡弁を遮断し、各系列からの蒸気を夫々減圧及び減温して並列に補助蒸気管に補助蒸気を供給するので、1系列がダウンしても他の系列から補助蒸気を供給することができる。
また、コンバインド設備は、ガスタービン発電及び蒸気タービン発電を組み合わせた発電方式により構成されているので、発電効率を最大限に高めることができる。
また、制御手段は、全ての系列の減温器から出力される補助蒸気の圧力又は温度が所定の値を満足しなくなった場合は、警報を発生して供給バルブの全てを遮断するので、屋外設備に異常な蒸気を供給することを防ぐことができる。
また、制御手段は、稼動を停止したコンバインド設備に備えられた主蒸気管からの蒸気の供給を停止するように連絡弁を制御するので、停止した主蒸気管に他の系列の蒸気が行かないようにして、効率よく屋外設備に補助蒸気を供給することができる。
本発明の実施形態に係る補助蒸気供給装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る補助蒸気供給装置の代表的な動作例を示すフローチャートである。 本発明の補助蒸気供給装置の各実施形態を模式化して表した図である。 従来の屋外設備補助蒸気供給装置の構成例を示す図である。
符号の説明
1 1号系列コンバインド設備、2 圧力調整バルブ、3 連絡弁、4 供給バルブ、5 減温器、7 減温水ポンプ、8 圧力・温度検知部、9 2号系列コンバインド設備、22 制御部、23 主蒸気管、24 主蒸気管、26 冷却水、100 補助蒸気供給装置

Claims (9)

  1. 複数系列のコンバインド設備に夫々備えられた主蒸気管より蒸気を取り出し、該蒸気を減圧及び減温して補助蒸気を生成し、該補助蒸気を補助蒸気管により設備に供給する補助蒸気供給装置であって、
    前記系列毎に1つ備えられた前記主蒸気管から供給される蒸気を合流させる少なくとも1つ以上の連絡弁と、前記主蒸気管から供給される蒸気の圧力を個別に減圧するために前記系列毎に1つ備えられた減圧手段と、該減圧手段により減圧された減圧蒸気の通過又は停止を行なうために前記系列毎に1つ備えられた供給バルブと、該供給バルブを通過した減圧蒸気の温度を低下させるために前記系列毎に1つ備えられた減温器と、該減温器に冷却水を供給するために前記系列毎に1つ備えられた減温水ポンプと、前記減温器の出口での圧力及び温度を検知するために前記系列毎に1つ備えられた圧力・温度検知手段と、前記圧力・温度検知手段により検知された夫々の圧力又は温度に基づいて、前記連絡弁、供給バルブの開閉及び減温水ポンプの駆動非駆動を制御する制御手段と、を備え
    前記各主蒸気管は分岐して配設され、該主蒸気管の一方は前記連絡弁に接続され、他方は前記系列毎に1つ備えられた前記減圧手段、及び前記供給バルブを介して前記減温器に夫々接続され、前記補助蒸気管は前記各減温器の出口同士を接続する管として構成することを特徴とする補助蒸気供給装置。
  2. 前記制御手段は、前記各主蒸気管から供給される蒸気を前記連絡弁を開放することにより合流し、前記各主蒸気管から供給される蒸気のうち少なくとも1系列の蒸気を減圧及び減温して補助蒸気を生成し、該補助蒸気を前記設備に供給するように前記供給バルブ及び減温水ポンプを制御することを特徴とする請求項1に記載の補助蒸気供給装置。
  3. 前記制御手段は、特定の前記系列に備えられた前記圧力・温度検知手段により該系列の前記減温器の出口での圧力が所定の圧力範囲内であることを検知し、且つ該系列の前記減温器の出口での温度が所定の温度範囲内であることを検知した場合は、減温器から出力される前記補助蒸気を前記設備に供給するように該系列の前記供給バルブの開閉及び減温水ポンプの駆動非駆動を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の補助蒸気供給装置。
  4. 前記制御手段は、特定の前記系列に備えられた前記圧力・温度検知手段により前記減温器の出口での圧力が所定の圧力範囲を超えたことを検知するか、又は該系列の前記減温器の出口での温度が所定の温度範囲を超えたことを検知した場合は、警報を発生し、減温器から出力される前記補助蒸気を前記設備に供給することを停止すると共に、他の系列の前記減温水ポンプを駆動し、該減温水ポンプにより減温される減温器から出力される前記補助蒸気を前記設備に供給するように前記供給バルブの開閉及び減温水ポンプの駆動非駆動を制御することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の補助蒸気供給装置。
  5. 前記制御手段は、前記各主蒸気管から供給される蒸気を前記連絡弁を開放することにより合流し、前記各主蒸気管から供給される夫々の蒸気を減圧及び減温して補助蒸気を生成し、該補助蒸気を前記設備に供給するように前記供給バルブ及び減温水ポンプを制御することを特徴とする請求項1に記載の補助蒸気供給装置。
  6. 前記制御手段は、前記各主蒸気管から供給される蒸気を前記連絡弁を閉鎖することにより分流し、前記各主蒸気管から供給される夫々の蒸気を減圧及び減温して補助蒸気を生成し、該補助蒸気を前記設備に供給するように前記供給バルブ及び減温水ポンプを制御することを特徴とする請求項1に記載の補助蒸気供給装置。
  7. 前記コンバインド設備は、ガスタービン発電及び蒸気タービン発電を組み合わせた発電方式により構成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の補助蒸気供給装置。
  8. 前記制御手段は、前記圧力・温度検知手段が全ての系列の前記減温器から出力される補助蒸気の圧力又は温度が所定の値を満足しないと検知した場合は、警報を発生して前記供給バルブの全てを閉鎖することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の補助蒸気供給装置。
  9. 前記制御手段は、稼動を停止した前記コンバインド設備に備えられた主蒸気管からの蒸気の供給を停止するように前記連絡弁を制御することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の補助蒸気供給装置。
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