JP4776400B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に演出図柄を表示される制御手段、特に、ノイズ等の影響を受けた時にも不自然なく図柄を表示することができる制御手段を備えたパチンコ機に関するものである。
近年、遊技に関する制御を行なうための遊技制御部と、液晶表示装置等に表示する図柄に関する制御を行なうための図柄制御部とを備えたパチンコ機において、遊技制御部の制御負担を軽減させるために、遊技制御部からは、必要最小限のデータ(制御コマンド)のみを図柄制御部へ送信するにとどめ、従来、遊技制御部で行なっていた制御を図柄制御部で行なうようにしたパチンコ機、例えば、図柄変動遊技において、図柄の変動開始に基づいて当たりか、はずれか、のみのデータ(制御コマンド)を遊技制御部から図柄制御部へ送信し、液晶表示装置に停止表示させる最終的な各図柄の種類等の制御を図柄制御部で行なうようにしたパチンコ機が開発されてきた。しかし、この制御方法では、遊技制御部の制御負担の軽減は図れるものの、従来から不具合点として指摘されている、ノイズの影響等によるコマンド化けの発生に対しては対策されていなかった。
ところで、従来から、ノイズ等の影響によって主制御基板側から図柄制御基板側へコマンドの通信に異常が発生し、図柄制御基板側で変動パターンコマンドや停止図柄コマンドを取りこぼしてしまった場合に、遊技への影響をできる限り小さくするための、取りこぼしたコマンドに対応する表示手段が種々開示されている。下記に示す特許文献1には、停止図柄コマンドを受信エラーした場合には、エラー用の停止図柄と、その停止図柄に対応する所定の変動パターンとに基づいて図柄の変動表示を制御され、変動パターンコマンドを受信エラーした場合には、正常の停止図柄コマンドで指定される停止図柄と、その停止図柄に対応するエラー用の変動パターンとに基づいて図柄の変動表示を制御する表示手段が開示されている。そしてこのような表示手段によって、変動パターンと仮停止図柄との間の不一致を防止し、遊技者の期待を裏切らないようにしている。
特開2005−95204号公報
しかし、上記特許文献1に開示されたパチンコ機は、3つの停止図柄に対して、それぞれに停止図柄コマンドが設けられており、正常に受信できた停止図柄コマンドに対応する特別図柄については、その停止図柄コマンドによって指定された停止図柄で特別図柄の変動を停止させ、受信エラーとなった停止図柄コマンドに対応する特別図柄については、所定のエラー図柄、例えば「×」で特別図柄の変動が停止するようになっているものの、いずれかの停止図柄コマンドが他の特別図柄を示す停止図柄コマンドに化けて受信されたような場合には、エラー受信であることは判別されない(見過ごされてしまう)ため、例えば、「7、6、7」の特別図柄が抽選で選択されたのに、「6」のコマンドが「7」のコマンドに化けて受信されると「7、7、7」の特別図柄が指定されて停止表示されるといった不具合が生じ得る。また、特許文献1に開示されたパチンコ機では、そのコマンド化けが発生したことを判別することもできなかった。
そこで、本願発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、主制御部の制御負担の軽減を図ったパチンコ機において、演出図柄の情報に関するコマンドの欠落、コマンド化けがあった場合でも、演出図柄の表示が遊技者にとって不都合となること、あるいは視覚的に不自然な表示となることを抑制し、遊技者の興趣を損なうことのないパチンコ機の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係るパチンコ機の発明は、始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて、複数種類の演出図柄が表示装置に変動表示され、所定時間経過後に停止表示されて、該停止表示された演出図柄の組合せが予め定められた特定の演出図柄の組合わせである場合に、短期間に多くの遊技球を獲得でき遊技者にとって有利な当たり状態となるパチンコ機において、前記始動入賞口への遊技球の入賞に基づき、該入賞に対する当たり/はずれの抽選を行ない、該抽選の結果から、前記入賞に対する変動表示のパターンを指定する変動パターンコマンドと、はずれ演出図柄の指定情報または当たり状態情報を指定するはずれ図柄指定コマンドと、当たり演出図柄の指定情報またははずれ状態情報を指定する当たり図柄指定コマンドとを送信する遊技制御部と、該遊技制御部から送信されたコマンドに基づいて前記表示装置に表示される演出図柄の表示制御を行なう図柄制御部とを備え、前記変動表示のパターンは、前記遊技制御部に設けられた変動パターンテーブルの変動パターンから選択され、少なくとも当たり/はずれの識別情報と変動時間情報とを有し、前記演出図柄の情報は、前記遊技制御部に設けられた演出図柄テーブルの演出図柄情報から決定され、少なくともはずれの情報又は当りの種類情報であり、前記はずれ演出図柄の指定情報と前記当たりの状態情報は、前記遊技制御部の第1演出図柄指定コマンドテーブルに設けられ、前記当たり演出図柄の指定情報と前記はずれの状態情報は、前記遊技制御部の第2演出図柄指定コマンドテーブルに設けられ、前記遊技制御部は、前記入賞に対する抽選がはずれの変動であると判別した場合には、前記第1演出図柄指定コマンドテーブルからはずれ演出図柄の指定情報を指定してそのはずれ図柄指定コマンドを送信すると共に、前記第2演出図柄指定コマンドテーブルからはずれ状態信号を指定してその当たり図柄指定コマンドを送信し、前記入賞に対する抽選が当たりの変動であると判別した場合には、前記第2演出図柄指定コマンドテーブルから当たり演出図柄の指定情報を指定してその当たり図柄指定コマンドを送信すると共に、前記第1演出図柄指定コマンドテーブルから当たり状態信号を指定してそのはずれ図柄指定コマンドを送信し、前記図柄制御部は、前記遊技制御部から送信される変動パターンコマンドによって当たりの変動かはずれの変動かを判別し、その判別結果と前記遊技制御部から送信されてくる当たり図柄指定コマンド及びはずれ図柄指定コマンドとの当たり・はずれの整合を行ない、その整合結果に基づき演出図柄の表示制御を行なっていることを特徴とするものである。
また、請求項2に係るパチンコ機の発明は、前記図柄制御部は、前記整合の結果、当たり・はずれの整合が取れている場合には、前記遊技制御部から送信された第2変動パターンコマンドに基づいて演出図柄の変動/停止制御を行ない、整合が取れていない場合には、予め定められている変動パターンと停止図柄で演出図柄の変動/停止制御を行なうことを特徴とするものである。
また、請求項3に係るパチンコ機の発明は、始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて、複数種類の演出図柄が表示装置に変動表示され、所定時間経過後に停止表示されて、該停止表示された演出図柄の組合せが予め定められた特定の演出図柄の組合わせである場合に、短期間に多くの遊技球を獲得でき遊技者にとって有利な当たり状態となるパチンコ機において、前記始動入賞口への遊技球の入賞に基づき、該入賞に対する当たり/はずれの抽選を行ない、該抽選の結果から、前記変動表示のパターンを指定する第1変動パターンコマンドと前記演出図柄の情報を指定する図柄指定コマンドとを送信する主制御部と、該主制御部から送信された第1変動パターンコマンドと図柄指定コマンドとに基づき、前記入賞に対する変動表示のパターンを指定する第2変動パターンコマンドと、はずれ演出図柄の指定情報または当たり状態情報を指定するはずれ図柄指定コマンドと、当たり演出図柄の指定情報またははずれ状態情報を指定する当たり図柄指定コマンドとを送信する演出制御部と、該演出制御部から送信されたコマンドに基づいて前記表示装置に表示される演出図柄の表示制御を行なう図柄制御部とを備え、前記変動表示のパターンは、前記主制御部に設けられた変動パターンテーブルの変動パターンから選択され、少なくとも当たり/はずれの識別情報と変動時間情報とを有し、前記演出図柄の情報は、前記主制御部に設けられた演出図柄テーブルの演出図柄情報から決定され、少なくともはずれの情報又は当りの種類情報であり、前記はずれ演出図柄の指定情報と前記当たりの状態情報は、前記演出制御部の第1演出図柄指定コマンドテーブルに設けられ、前記当たり演出図柄の指定情報と前記はずれの状態情報は、前記演出制御部の第2演出図柄指定コマンドテーブルに設けられ、前記演出制御部は、前記主制御部から送信された第1変動パターンコマンドと図柄指定コマンドとに基づいて、前記入賞に対する抽選がはずれの変動であると判別した場合には、前記第1演出図柄指定コマンドテーブルからはずれ演出図柄の指定情報を指定してそのはずれ図柄指定コマンドを送信すると共に、前記第2演出図柄指定コマンドテーブルからはずれ状態信号を指定してその当たり図柄指定コマンドを送信し、前記入賞に対する抽選が当たりの変動であると判別した場合には、前記第2演出図柄指定コマンドテーブルから当たり演出図柄の指定情報を指定してその当たり図柄指定コマンドを送信すると共に、前記第1演出図柄指定コマンドテーブルから当たり状態信号を指定してそのはずれ図柄指定コマンドを送信し、前記図柄制御部は、前記演出制御部から送信される第2変動パターンコマンドによって当たりの変動かはずれの変動かを判別し、その判別結果と前記演出制御部から送信されてくる当たり図柄指定コマンド及びはずれ図柄指定コマンドとの当たり・はずれの整合を行ない、その整合結果に基づき演出図柄の表示制御を行なっていることを特徴とするものである。
また、請求項4に係るパチンコ機の発明は、請求項3に記載の発明において、前記図柄制御部は、前記整合の結果、当たり・はずれの整合が取れている場合には、前記演出制御部から送信された第2変動パターンコマンドに基づいて演出図柄の変動/停止制御を行ない、整合が取れていない場合には、予め定められている変動パターンと停止図柄で演出図柄の変動/停止制御を行なうことを特徴とするものである。
本発明によれば、演出図柄情報に関するコマンドの欠落、コマンド化けがあった場合でも、遊技者にとって不都合な演出図柄表示となることはなく、また視覚的にも不自然な演出表示となることもないパチンコ機を提供することができる。
以下、本発明に係るパチンコ機の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、パチンコ機の一形態を示す正面図である。このパチンコ機1は、遊技領域5の略中央部にいわゆるセンター役物として画像表示装置2を備えたパチンコ機である。画像表示装置2には、例えば、複数列あるいは複数行に、複数種類の演出図柄が変動表示あるいは停止表示される。
図示を省略する発射装置から遊技球が打ち出され、打ち出された遊技球が所定の入賞口(例えば、始動入賞口10)へ入賞すると、その入賞に基づいて画像表示装置2に複数の演出図柄(数字や文字あるいは絵柄等)が予め定められた所定時間変動表示される。所定時間経過後に、乱数の中から抽選によって選択された演出図柄が停止表示され、その停止表示された演出図柄が予め定められた特定の組み合わせ図柄の場合、大入賞口3が所定時間(例えば、30秒間)連続して開放し遊技球の入賞し易い状態となって短時間で多くの賞球を得ることが可能となり、遊技者に有利な特別遊技状態(当たり状態)が発生する。また、当たり遊技状態の発生に伴って当たり演出の画像が表示される。
パチンコ機1は前面枠21を備えており、その前面枠21に対して開閉可能に窓枠22が蝶着されている。窓枠22の裏側には、略正方形状の遊技盤が配設されている。遊技盤上には、発射装置から打出された遊技球を誘導する略円弧状の外レール8a及び内レール8bが設けられ、この二つのレール8aと8bによって囲まれた部分が遊技領域5を形成している。発射装置から打出された遊技球はこの遊技領域5を流下する。そして遊技球が遊技領域5に設けられている入賞口に入賞する等の所定の条件を満たすと予め定められている賞球が払い出される。遊技領域5の略中央には画像表示装置(例えば、液晶表示装置)2が設けられ、この画像表示装置2には、演出図柄の変動表示と停止表示、および動画像による演出表示等が行われる画像表示部(液晶表示部)9が設けられている。画像表示部9には、この形態では3列からなる左表示部9a、中表示部9b、右表示部9cが設けられており、それぞれの表示部に複数種類の演出図柄が上下方向へ独立して変動表示、および停止表示される。また、画像表示部9の全体を使用して、特別遊技状態発生時に当たり演出画像が表示される。尚、画像表示部9の構成はこの形態に限定されるものではなく、例えば、3行からなる上表示部9a'、中表示部9b'、下表示部9c'の3つの表示部を設け、それぞれの表示部に、複数の図柄が左右方向へ独立して変動表示、および停止表示するようにしてもよい。
画像表示装置2の下側には始動入賞口10が設けられており、この始動入賞口10への遊技球の入賞に基づいて、画像表示部9に演出図柄の変動表示動作が開始される。始動入賞口10の下側には、表示部9a〜9cに特定の図柄の組み合わせが停止表示したとき、例えば、「6」「6」「6」、「7」「7」「7」のように同じ図柄が3つ停止表示したとき(以下、当たり発生時ともいう)に開状態と閉状態とに変化する大入賞口(アタッカーともいわれる)3が設けられている。大入賞口3には、開閉動作する扉が設けられ、扉の閉鎖時には遊技領域5から大入賞口3内に遊技球が入賞することはなく、開放時にのみ入賞可能な構成になっている。
大入賞口3の左右両側には、一般入賞口11が設けられている。また、大入賞口3の下側には、遊技領域5を流下していずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球、いわゆる外れ球が排出されるアウト口12が設けられている。アウト口12の右側には特別図柄を表示するための特別図柄表示部15が設けられている。特別図柄表示部15には、特別図柄の変動表示および停止表示が行なわれ、表示内容自体は画像表示装置2に表示される図柄とは相違している。特別図柄表示部15には、主制御部(CPU)において抽選により選択された特別図柄が表示されるのに対し、画像表示装置2には、抽選により選択されたデモ用図柄、即ち、演出図柄が表示される。特別図柄表示部15は、例えば、2桁からなる7セグLEDによって構成されている。
遊技盤の前面を覆う窓枠22の下方部には、球皿部13を備えた一体皿14が配設されている。一体皿14の右側下部には、回転操作によって発射装置から発射される遊技球の発射強度、即ち、遊技球の飛距離を調整するためのハンドルグリップ18が設けられている。
発射装置から打ち出された遊技球が始動入賞口10に入賞すると、その入賞に対する当たり/外れ等を決定する乱数の抽選が主制御部において行なわれる。乱数は、主制御部(CPU)の乱数発生手段によって生成されている。乱数発生手段は、制御部で生成される動作クロック(例えば、周期4ms)により値を+1(更新)して行き、最大値を超えると0に戻り、以後、これを繰り返すカウンタ機能を使用している。抽選は、始動入賞口10内の入賞球検出スイッチが遊技球を検出した時の乱数の値を読込み、その乱数値を予め定められた当たり数値、あるいは演出モード数値と比較することで行われる。乱数値と当たり値との比較の結果、それらが一致する場合に当たりとなり不一致の場合に外れとなる。従って、始動入賞口10への遊技球の入賞に基づく図柄の変動表示動作の当たり/外れは、乱数の抽選が行なわれた時点で決定される。
また、抽選された乱数の結果(数値)に対応して、画像表示部9に停止表示される演出図柄の組合せ(以下、停止図柄ともいう)は予め決められており、乱数の抽選が行なわれるとその抽選された乱数値に対応する停止図柄が読み込まれ、画像表示部9における所定時間の図柄の変動表示の後に、読み込まれた停止図柄が各表示部9a〜9cに停止表示される。この表示部9a〜9cに停止表示される図柄のうち、左表示部9aと右表示部9cに停止表示された図柄が同じ場合(左表示部9aと右表示部9cに図柄が停止表示され、中表示部9bにのみ図柄が変動表示されている状態)には、いわゆるリーチ状態が発生する。そして、このリーチ状態が発生するか否かも、画像表示部9に停止表示される図柄が読み込まれた時点、即ち、乱数の抽選が行なわれた時点で決定される。
始動入賞口10への遊技球の入賞に基づき選択され、開始される演出図柄の変動表示の態様(変動パターン)は予め複数種類設けられている。具体的には、先ず、変動表示されている時間、即ち、変動表示を開始してから停止表示するまでの時間の違いによって、確変時短用変動パターンと通常時用変動パターンとに分けて設けられている。確変時短用変動パターンには5.5秒変動(時短1変動)と2秒変動(時短2変動)とが設けられており、通常時用変動パターンには11.5秒変動が設けられている。
また、これら2つの変動パターンには、それぞれはずれ変動パターンと当たり変動パターンとが設けられ、さらに、はずれ変動パターンには、通常はずれパターンとリーチはずれパターンとが設けられている。通常時用変動パターンにおいてリーチはずれパターンが選択された場合には、約11.5秒の演出図柄の変動表示後に、リーチ演出表示が行なわれ、最終的に、はずれ図柄の組合せが停止表示される。一方、通常はずれパターンが選択された場合には、確変時短用変動パターンでも通常時用変動パターンでもリーチ演出表示は行なわれず、それぞれ、約5.5秒あるいは約2秒、または約11.5秒の演出図柄の変動表示後に、はずれ図柄の組合せが停止表示される。
これに対して、当たり変動パターンが選択された場合には、約11.5秒の演出図柄の変動表示後に、リーチ演出表示が行なわれ、最終的に、当たり図柄の組合せが停止表示される。尚、リーチ状態の演出表示には、演出画像の種類および演出時間の違いにより複数種類のものが用意されている。
大当りの発生に基づいて大入賞口3は、予め定められた所定時間(例えば、30秒間)継続しての開放状態となる。また、大入賞口3は、所定時間の継続開放後、一旦、閉鎖状態となり、再度開放状態となる動作を繰り返す。この所定時間の開放状態から閉鎖状態となるまでの一連の動作を、いわゆる1ラウンドといい、一連の動作を繰返し得る回数を継続最大ラウンド数という。この形態では、複数種類の当たりが設けられており、継続最大ラウンド数はその当たりの種類により15回、10回、5回に設定されている。これらの当たりの種類のことを、以下、15R当たり、10R当たり、5R当たりという。尚、各ラウンドの終了は、所定時間によってのみ制限されるものではなく、所定時間内に予め定められた遊技球数が大入賞口に入賞した場合は、その遊技球数が検出された時点でそのラウンドは終了し、次のラウンドが開始される。大入賞口3に入賞した遊技球の検出は、大入賞口3内に設けられている検出スイッチによって検出され、その検出球数は検出スイッチに接続されている制御回路(制御手段)によってカウントされる。
図2は、本発明に係るパチンコ機の制御部の主な構成を示すブロック図の一形態である。以下、このブロック図に基づいて画像表示装置2に表示される演出図柄の制御内容について説明する。
制御部は、遊技の主な制御を司っている主制御部30と、主制御部30からの制御コマンドに基づいて図柄制御部32、音声制御部、ランプ制御部等の制御を行っている演出制御部31と、演出制御部31からの制御コマンドに基づいて演出図柄(デモ図柄)に関する表示部(画像表示装置)2の制御を行なっている図柄制御部32とから構成されている。主制御部30及び演出制御部31のことを遊技制御部ともいう。そして、各制御部は、ROMとRAMを備えたCPUからなり、ROMには各制御プログラム及び各種演出図柄データ等が書き込まれ、RAMはデータの書き込みおよび読み出し領域として使用されている。
ハンドル18の操作によって発射装置から打ち出された遊技球が始動入賞口10へ入賞すると、その遊技球は始動入賞口に設けられた始動検出スイッチによって検出される。始動検出スイッチの検出信号は、始動入賞信号として主制御部30に入力される。主制御部30は、この始動入賞信号の入力に基づいて、その遊技球の入賞に対する乱数の抽選処理を行ない、演出図柄変動表示の当たり/はずれを決定する。
主制御部30は、決定された演出図柄変動表示の態様(当たり/はずれ)に基づいて、変動のモード(通常変動、時短1変動、時短2変動)、リーチ変動、当たりの場合にはノーマル当たり/確変当たり等の情報を含む変動パターンを指定し、変動パターンコマンド(第1の変動パターンコマンド)33として演出制御部31に送信する。また、主制御部30は、変動表示される図柄の停止表示時期を示す情報を、その変動表示の停止時期に合わせて図柄停止コマンド35として演出制御部31に送信する。即ち、図柄の変動表示が通常変動のときはその変動時間の経過時に合わせて図柄停止コマンド35を送信し、時短変動のときはその変動時間の経過時に合わせて送信する。さらに、主制御部30は、はずれを示す情報、または当たり及びその種類(例えば、15R当たり、10R当たり、5R当たりのいずれであるか)を示す情報である特別演出図柄情報を指定して図柄指定コマンド34として演出制御部31に送信する。
変動パターンは、そのときの遊技状態に応じて予め定められている変動パターンテーブルの中から選択される。例えば、通常遊技状態の時には、通常時用の変動パターンテーブルの中から、確変期間の遊技状態の時には、確変時短変動パターンテーブルの中から変動パターンが予め定められている比率に応じて選択される。また、特別演出図柄情報は、特別演出図柄情報テーブルの中から選択される。これらの変動パターンテーブルは主制御部30のROM内に格納されている。演出図柄の停止表示時期は、指定された変動パターンによって決定されているためその情報から演出図柄を停止表示させることはできるが、図柄停止コマンド35の送信により停止表示時期を確実に制御できる。
また、主制御部30は、特別図柄表示部15の制御を行なっており、始動入賞信号の入力に基づき特別図柄表示部15で特別図柄の変動表示を行なった後、抽選により選択された特別図柄を停止表示させている。
演出制御部31は、主制御部30から変動パターンコマンド33を受信することにより始動入賞口10への遊技球の入賞を検出している。演出制御部31はこの検出に基づいて、変動パターンコマンド(第2の変動パターンコマンド)36を図柄制御部32に送信している。変動パターンコマンド36は上記変動パターンコマンド33と同じ内容のコマンドである。また、変動表示される特別図柄の停止表示時期を示す旨の図柄停止コマンド40を図柄制御部32に送信する。図柄停止コマンド40は上記図柄停止コマンド35と同じ内容のコマンドである。
また、演出制御部31は、主制御部30から受信した変動パターンコマンド33と図柄指定コマンド34に基づいて、演出図柄の指定を行なっている。ここでいう演出図柄とは、画像表示部9に停止表示される図柄のことを指し、主制御部30での抽選結果がはずれ変動であった場合には、はずれ図柄が指定され、主制御部30での抽選結果が当たり変動であった場合には、当たり図柄が指定される。これらの演出図柄(停止表示されるはずれ図柄と当たり図柄)は、演出制御部31のROMに設けられた演出図柄指定テーブルに格納されている。図3(a)、(b)に演出図柄指定テーブルを示す。
図3(a)は、主制御部30での抽選結果がはずれ変動であった場合に指定されるはずれ図柄情報51〜60が格納されている「はずれ図柄指定テーブル」50である。抽選結果がはずれ変動であった場合、はずれ図柄情報51〜60のいずれかが指定され、そのはずれ図柄が画像表示部9に停止表示される。但し、この形態では、画像表示部9の左表示部9a、中表示部9b、右表示部9cの内、演出制御部31によって指定されるのは左表示部9aに停止表示されるはずれ図柄のみである。その他の表示部(中表示部9b、右表示部9c)に停止表示されるはずれ図柄の指定は、後述する図柄制御部32によって行なわれている。具体的には、はずれ図柄情報51は、はずれ図柄として「1」が設定され、はずれ図柄情報52は「2」、…、はずれ図柄情報60は「0」が設定されている。主制御部30から送信されてきた抽選の結果がはずれ変動パターンであって、例えば、はずれ図柄情報51(B101H)が指定された場合には、画像表示部9の左表示部9aには、はずれ図柄としての「1」が停止表示され、はずれ図柄情報57(B107H)が指定された場合には、はずれ図柄としての「7」が停止表示されることになる。
また、「はずれ図柄指定テーブル」50には、主制御部30での抽選結果が当たり変動であった場合に指定される当たり状態情報61が格納されている。この情報は主制御部30で行なわれた抽選の結果が当たりであったことのみを示す情報であり、後述する、コマンドの欠落またはコマンド化けの発生を検出するために用いられる整合情報である。
この形態のように、図柄指定の制御、即ち、画像表示部9に停止表示させる図柄の制御を演出制御部31によって行なうようにしたので、図柄制御部32のCPUの仕様が確定した後にも、演出制御部31のCPUのプログラム変更により停止表示図柄を制御することができ、図柄の停止表示の偏りを演出制御部31によって意図的に制御することができる。具体的には、主制御部30からはずれの変動パターンコマンドが送信されてきた場合、演出制御部31は、「はずれ図柄指定テーブル」50から、コマンドに対応したはずれ図柄情報51〜60を指定しはずれ図柄指定コマンド41として図柄制御部32へ送信するが、このときはずれ図柄情報51〜60の指定を演出制御部31によって意図的に偏らせることにより、停止表示される図柄(左表示部9a)に偏りを持たせることができる。
図3(b)は、主制御部30での抽選結果が当たり変動であった場合に指定される当たり図柄情報71〜80が格納されている「当たり図柄指定テーブル」70である。抽選結果が当たり変動であった場合、当たり図柄情報71〜80のいずれかが指定され、その当たり図柄が画像表示部9に停止表示される。具体的には、当たり図柄情報71は、当たり図柄として「1」が設定され、当たり図柄情報72は「2」、…、当たり図柄情報80は「0」が設定されている。主制御部30から送信されてきた抽選の結果が当たり変動パターンであって、例えば、はずれ図柄情報73(B203H)が指定された場合には、画像表示部9には、当たり図柄としての「3」が停止表示され、当たり図柄情報79(B209H)が指定された場合には、当たり図柄としての「9」が停止表示されることになる。
また、「当たり図柄指定テーブル」70には、主制御部30での抽選結果がはずれ変動であった場合に指定される、はずれ状態情報81が格納されている。この情報は主制御部30で行なわれた抽選の結果がはずれであったことのみを示す情報であり、後述する、コマンドの欠落またはコマンド化けの発生を検出するために用いられる整合情報である。
「はずれ図柄指定テーブル」50から指定された情報(はずれ図柄情報51〜60又は当たり状態情報61)は、はずれ図柄情報コマンド41として図柄制御部32へ送信される。また、「当たり図柄指定テーブル」70から指定された情報(当たり図柄情報71〜80又ははずれ状態情報81)は、当たり図柄情報コマンド42として図柄制御部32へ送信される。
すなわち、演出制御部31は、主制御部30から受信した変動パターンコマンド33と図柄指定コマンド34に基づいて、主制御部30での抽選結果がはずれ変動であると判別した場合には、「はずれ図柄指定テーブル」50からはずれ図柄情報51〜60のいずれかを指定すると共に、「当たり図柄指定テーブル」70からはずれ状態情報81を指定し、はずれ図柄情報(51〜60のいずれか)をはずれ図柄指定コマンド(第1の演出図柄指定コマンド)41として、はずれ状態情報81を当たり図柄指定コマンド(第2の演出図柄指定コマンド)42として図柄制御部32へ送信する。また、主制御部30での抽選結果が当たり変動であると判別した場合には、「当たり図柄指定テーブル」70から当たり図柄情報71〜80のいずれかを指定すると共に、「はずれ図柄指定テーブル」50から当たり状態情報61を指定し、当たり図柄情報(71〜80のいずれか)を当たり図柄指定コマンド42として、当たり状態情報61をはずれ図柄指定コマンド41として図柄制御部32へ送信する。
主制御部30での抽選結果がはずれ変動であると判別した場合には、異なる図柄指定テーブル(「はずれ図柄指定テーブル」50と「当たり図柄指定テーブル」70)から、それぞれはずれ変動であることを示すはずれ図柄情報(51〜60のいずれか)とはずれ状態情報81とを、異なるコマンドであるはずれ図柄指定コマンド41と当たり図柄指定コマンド42として図柄制御部32へ送信している。また、主制御部30での抽選結果が当たり変動であると判別した場合には、異なる図柄指定テーブル(「当たり図柄指定テーブル」70と「はずれ図柄指定テーブル」50)から、それぞれ当たり変動であることを示す当たり図柄情報(71〜80のいずれか)と当たり状態情報61とを、異なるコマンドである当たり図柄指定コマンド42とはずれ図柄指定コマンド41として図柄制御部32へ送信している。
また、演出制御部31は、画像表示装置2に表示される演出図柄の変動表示に同期させて、音声制御部とランプ制御部の制御を行っている。
図柄制御部32は、演出制御部31から送信されてくるコマンド(変動パターンコマンド36とはずれ図柄指定コマンド41と当たり図柄指定コマンド42)を受信すると、それらのコマンドの組合わせが予め定められたコマンドの組合わせと一致しているか(コマンドの組合せが整合しているか)どうか、即ち、コマンドの欠落またはコマンド化けが発生していないかどうかの判別を行なう。そして、コマンドの組合わせが一致していない場合にはコマンドの欠落またはコマンド化けが発生したと認識する。図4にコマンド組合せの正誤判別とその表示部の処理内容について示す。
変動パターン指定85は、演出制御部31から送信されてくる変動パターンコマンド36によって指定されるものであり、当たり変動85aとはずれ変動85bとに分類される。当たり指定86は、演出制御部31から送信されてくるはずれ図柄指定コマンド41によって指定されるものであり、当たり変動時に「はずれ図柄指定テーブル」50から指定された当たり状態情報61[B100H]を示す。はずれ指定87は、演出制御部31から送信されてくる当たり図柄指定コマンド42によって指定されるものであり、はずれ変動時に「当たり図柄指定テーブル」70から指定されたはずれ状態情報81[B200H]を示す。当たり図柄指定88は、演出制御部31から送信されてくる当たり図柄指定コマンド42によって指定されるものであり、当たり変動時に「当たり図柄指定テーブル」70から指定された当たり図柄情報(71〜80のいずれか)[B20XH]を示す。はずれ図柄指定89は、演出制御部31から送信されてくるはずれ図柄指定コマンド41によって指定されるものであり、はずれ変動時に「はずれ図柄指定テーブル」50から指定されたはずれ図柄情報(51〜60のいずれか)[B10XH]を示す。
変動パターンコマンド36が当たり変動85aを指定している場合には、はずれ図柄指定コマンド41によって当たり状態情報61[B100H]が指定されているか、そして、当たり図柄指定コマンド42によって当たり図柄情報(71〜80のいずれか)[B20XH]が指定されているかの判別を行なう。はずれ図柄指定コマンド41によって当たり状態情報61が指定、即ち、正常受信86aされ、当たり図柄指定コマンド42によって当たり図柄情報(71〜80のいずれか)が指定、即ち、正常受信88aされている場合には、主制御部30から送信されたコマンドは正常である、つまり正常変動であるとみなして、当たり図柄指定コマンド42によって指定された当たり図柄情報(71〜80のいずれか)による当たり図柄で演出図柄を画像表示部9に停止表示させる。
また、はずれ図柄指定コマンド41は正常受信86bされたが、当たり図柄指定コマンド42によって当たり図柄情報(71〜80のいずれか)[B20XH]が指定されていなかった場合88b、即ち、コマンドが欠落していた又はコマンド化けしていた場合88bには、主制御部30から送信されてきたコマンドの組合わせは予め定められていたコマンドの組合わせと一致していない、つまりコマンド指定による変動は異常変動であるとみなして、受信した変動パターンによる表示は行わず、予め定められている変動、例えば、高速変動を開始させる。そして、演出制御部31から送信される図柄停止コマンド40にしたがって、予め定められたはずれ図柄を画像表示部9に停止表示させる。
さらに、はずれ図柄指定コマンド41によって当たり状態情報61[B100H]が指定されていなかった、即ち、コマンドが欠落していた又はコマンド化けしていた場合86c、86dには、当たり図柄指定コマンド42によって当たり図柄情報(71〜80のいずれか)[B20XH]が指定されている場合88cでも、指定されていない場合88dでも、即ち、コマンドが正常受信88cされている場合でも、欠落又はコマンド化けしている場合88dでも、主制御部30から送信されてきたコマンドの組合わせは予め定められていたコマンドの組合わせと一致していない、つまりコマンド指定による変動は異常変動であるとみなして、受信した変動パターンによる表示は行わず、予め定められている変動、例えば、高速変動を開始させる。そして、演出制御部31から送信される図柄停止コマンド40にしたがって、予め定められたはずれ図柄を画像表示部9に停止表示させる。
また、変動パターンコマンド36がはずれ変動85bを指定している場合には、当たり図柄指定コマンド42によってはずれ状態情報81[B200H]が指定されているか、そして、はずれ図柄指定コマンド41によってはずれ図柄情報(51〜60のいずれか)[B10XH]が指定されているかの判別を行なう。当たり図柄指定コマンド42によってはずれ状態情報81が指定、即ち、正常受信87aされ、はずれ図柄指定コマンド41によってはずれ図柄情報(51〜60のいずれか)が指定、即ち、正常受信89aされている場合には、主制御部30から送信されたコマンドは正常である、つまり正常変動であるとみなして、はずれ図柄指定コマンド41によって指定されたはずれ図柄情報(51〜60のいずれか)によるはずれ図柄で演出図柄を画像表示部9に停止表示させる。
また、当たり図柄指定コマンド42は正常受信87bされたが、はずれ図柄指定コマンド41によってはずれ図柄情報(51〜60のいずれか)[B10XH]が指定されていなかった場合89b、即ち、コマンドが欠落していた又はコマンド化けしていた場合89bには、主制御部30から送信されてきたコマンドの組合わせは予め定められていたコマンドの組合わせと一致していない、つまりコマンド指定による変動は異常変動であるとみなして、受信した変動パターンによる表示は行わず、予め定められている変動、例えば、高速変動を開始させる。そして、演出制御部31から送信される図柄停止コマンド40にしたがって、予め定められたはずれ図柄を画像表示部9に停止表示させる。
さらに、当たり図柄指定コマンド42によってはずれ状態情報81[B200H]が指定されていなかった、即ち、コマンドが欠落していた又はコマンド化けしていた場合87c、87dには、はずれ図柄指定コマンド41によってはずれ図柄情報(51〜60のいずれか)[B10XH]が指定されている場合88cでも、指定されていない場合89dでも、即ち、コマンドが正常受信89cされている場合でも、欠落又はコマンド化けしている場合89dでも、主制御部30から送信されてきたコマンドの組合わせは予め定められていたコマンドの組合わせと一致していない、つまりコマンド指定による変動は異常変動であるとみなして、受信した変動パターンによる表示は行わず、予め定められている変動、例えば、高速変動を開始させる。そして、演出制御部31から送信される図柄停止コマンド40にしたがって、予め定められたはずれ図柄を画像表示部9に停止表示させる。画像表示装置2(画像表示部9)の図柄表示制御は、図柄制御部32から送信されるでも図柄表示信号43によって行なわれている。
このように演出図柄の停止表示に際して、演出制御部31から図柄制御部32に送信されてくる3種類のコマンドの関係(コマンドの組合せの整合)を判別することにより、信号線等へのノイズ等の影響によるコマンドの欠落あるいはコマンド化けの発生を確実に検出することができ、パチンコ機の実際の遊技状態と、画像表示部9に停止表示される図柄との間に不整合が生じ遊技者に不都合となるような状態の発生を防止することができる。
図5から図7は、本発明に係るパチンコ機の各制御部30、31、32の制御内容を示すフローチャートである。
図5は、主制御部30における、演出制御部31へ送信するコマンドの選択処理を示すフローチャートである。
始動入賞口10への遊技球の入賞に基づいて当たり/はずれの抽選が行なわれる。ステップ90において抽選結果が当たりであるか否かの判別が行なわれる。当たりであると判別された場合には、ステップ91に進み、抽選結果に基づいて特別図柄表示部15に停止表示させる特別図柄を選択すると共に、当たり及びその種類の情報を含む特別演出図柄情報を選択する。続いてステップ92に進み、当たり時の変動パターンアドレス選択テーブルを選択する。続いてステップ93に進み、現在の遊技状態(内部状態)に応じて確変時短用変動パターンアドレス選択テーブル又は通常時用変動パターンアドレス選択テーブルを選択し、ステップ94に進んで、選択された変動パターン選択テーブルから、抽選結果に対応した当たり変動パターンを選択する。次に、ステップ95に進んで、選択した変動パターンを変動パターンコマンド33として演出制御部31へ送信する。また、ステップ96において、選択した特別演出図柄情報を図柄指定コマンド34として演出制御部31へ送信する。
一方、ステップ90において、抽選結果がはずれであると判別された場合には、ステップ97に進み、抽選結果に基づいて特別図柄表示部15に停止表示させる特別図柄を選択すると共に、はずれ情報を含む特別演出図柄情報を選択する。続いてステップ98に進み、はずれ時の変動選択パターンアドレス選択テーブルを選択する。続いてステップ99に進み、現在の遊技状態(内部状態)に応じて確変時短用変動パターンアドレス選択テーブル又は通常時用変動パターンアドレス選択テーブルを選択し、ステップ100に進んで、選択された変動パターン選択テーブルから、抽選結果に対応したはずれ変動パターンを選択する。次に、ステップ95に進んで、選択した変動パターンを変動パターンコマンド33として演出制御部31へ送信する。また、ステップ96において、選択した特別演出図柄情報を図柄指定コマンド34として演出制御部31へ送信する。
図6は、演出制御部31における、図柄制御部32へ送信するコマンドの選択処理を示すフローチャートである。
ステップ110において、主制御部30から変動パターンコマンド33を受信し、ステップ111において、主制御部30から図柄指定コマンド34を受信する。受信した変動パターンコマンド33と図柄指定コマンド34に基づき、ステップ112において、はずれ図柄指定テーブル50から、はずれ変動のときは、はずれ図柄情報(51〜60のいずれか)を選択し、当たり変動のときは、当たり状態情報61を選択する。続いて、ステップ113において、当たり図柄指定テーブル70から、当たり変動のときは、当たり図柄情報(71〜80のいずれか)を選択し、はずれ変動のときは、はずれ状態情報81を選択する。次に、ステップ114に進み、図柄制御部32に変動パターンコマンド41を送信する。また、ステップ115に進み、はずれ図柄指定テーブル50および当たり図柄指定テーブル70から選択した情報を、はずれ図柄指定コマンド41と当たり図柄指定コマンド42として図柄制御部32に送信する。
図7は、図柄制御部32における、画像表示部9の表示制御処理を示すフローチャートである。
ステップ120において、演出制御部31から変動パターンコマンド36とはずれ図柄指定コマンド41と当たり図柄指定コマンド42を受信する。ステップ121において、演出制御部31から受信した変動パターンコマンド36に基づき、当たり変動かはずれ変動かを判別する。当たり変動であると判別した場合には、ステップ122に進み、はずれ図柄指定コマンド41で指定されている情報を検出する。続いてステップ123に進み、はずれ図柄指定コマンド41が、はずれ図柄指定テーブル50の当たり状態情報61を指定しているか否かの判別を行なう。当たり状態情報61を指定していると判別した場合には、ステップ124に進み、当たり図柄指定コマンド42で指定されている情報を検出する。続いてステップ125に進み、当たり図柄指定コマンド42が、当たり図柄指定テーブル70の当たり図柄情報(71〜80のいずれか)を指定しているか否かの判別を行なう。当り図柄情報を指定していると判別した場合には、ステップ126に進み、当たり変動時の通常の処理を行なう。画像表示部9には、当たり図柄が停止表示される演出図柄の変動表示が表示される。
一方、ステップ123で、当たり状態情報61が指定されていない、即ち、変動パターンコマンド36とはずれ図柄指定コマンド41との間にコマンド組み合わせの不一致が生じている場合には、はずれ図柄指定コマンド41の受信に際してコマンドの欠落、あるいはコマンド化けが発生したと判別して、ステップ127に進み、エラー処理として、予め定められた変動パターン、例えば、高速変動によって表示を行い、演出制御部31から送信されてくる図柄停止コマンド40に従って図柄の変動停止を行なう。また、ステップ125で、当たり図柄情報(71〜80のいずれか)が指定されていない、即ち、変動パターンコマンド36及びはずれ図柄指定コマンド41と、当たり図柄指定コマンド42との間にコマンド組み合わせの不一致が生じている場合には、当たり図柄指定コマンド42の受信に際してコマンドの欠落、あるいはコマンド化けが発生したと判別して、ステップ127に進み、上記と同様にエラー処理を行なう。
一方、ステップ121において、当たり変動ではないと判別した場合には、ステップ128に進み、はずれ図柄指定コマンド41で指定されている情報を検出する。続いてステップ129に進み、はずれ図柄指定コマンド41が、はずれ図柄指定テーブル50のはずれ図柄情報(51〜60のいずれか)を指定しているか否かの判別を行なう。
はずれ図柄情報を指定していると判別した場合には、ステップ130に進み、当たり図柄指定コマンド42で指定されている情報を検出する。続いてステップ131に進み、当たり図柄指定コマンド42が、当たり図柄指定テーブル70のはずれ状態情報81を指定しているか否かの判別を行なう。はずれ状態情報を指定していると判別した場合には、ステップ132に進み、はずれ変動時の通常の処理を行なう。画像表示部9には、はずれ図柄が停止表示される演出図柄の変動表示が表示される。
一方、ステップ129で、はずれ図柄情報(51〜60のいずれか)が指定されていない、即ち、変動パターンコマンド36とはずれ図柄指定コマンド41との間にコマンド組み合わせの不一致が生じている場合には、はずれ図柄指定コマンド41の受信に際してコマンドの欠落、あるいはコマンド化けが発生したと判別して、ステップ127に進み、エラー処理として、予め定められた変動パターン、例えば、高速変動によって表示を行い、演出制御部31から送信されてくる図柄停止コマンド40に従って図柄の変動停止を行なう。また、ステップ131で、はずれ状態情報81が指定されていない、即ち、変動パターンコマンド36及びはずれ図柄指定コマンド41と、当たり図柄指定コマンド42との間にコマンド組み合わせの不一致が生じている場合には、当たり図柄指定コマンド42の受信に際してコマンドの欠落、あるいはコマンド化けが発生したと判別して、ステップ127に進み、上記と同様にエラー処理を行なう。
本発明に係るパチンコ機の、全体正面図の一形態を示す図である。 本発明に係るパチンコ機の制御系を表わすブロック図である。 (a)は、はずれ変動のとき指定されるはずれ図柄情報と当たり変動のとき指定される当たり状態情報が設けられているはずれ図柄指定テーブルであり、(b)は、はずれ変動のとき指定される当たり状態情報と当たり変動のとき指定される当たり図柄情報が設けられている当たり図柄指定テーブルである。 図柄制御部に送信されるコマンドの組合せの正誤と、それに対する表示部の処理内容を示す図である。 演出制御部の制御内容を示すフローチャートである。 演出制御部の制御内容を示すフローチャートである。 演出制御部の制御内容を示すフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ機
2 画像表示装置
3 大入賞口
5 遊技領域
9 画像表示部
10 始動入賞口
15 特別図柄表示部
30 主制御部(遊技制御部)
31 演出制御部(遊技制御部)
32 図柄制御部
33 変動パターンコマンド(第1の変動パターンコマンド)
34 図柄指定コマンド
36 変動パターンコマンド(第2の変動パターンコマンド)
40 図柄停止コマンド
41 はずれ図柄指定コマンド
42 当たり図柄指定コマンド
50 第1演出図柄指定コマンドテーブル
51〜60 はずれ図柄情報
61 当り状態情報
70 第2演出図柄指定コマンドテーブル
71〜80 当たり図柄情報
81はずれ状態情報

Claims (4)

  1. 始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて、複数種類の演出図柄が表示装置に変動表示され、所定時間経過後に停止表示されて、該停止表示された演出図柄の組合せが予め定められた特定の演出図柄の組合わせである場合に、短期間に多くの遊技球を獲得でき遊技者にとって有利な当たり状態となるパチンコ機において、
    前記始動入賞口への遊技球の入賞に基づき、該入賞に対する当たり/はずれの抽選を行ない、該抽選の結果から、前記入賞に対する変動表示のパターンを指定する変動パターンコマンドと、はずれ演出図柄の指定情報または当たり状態情報を指定するはずれ図柄指定コマンドと、当たり演出図柄の指定情報またははずれ状態情報を指定する当たり図柄指定コマンドとを送信する遊技制御部と、
    該遊技制御部から送信されたコマンドに基づいて前記表示装置に表示される演出図柄の表示制御を行なう図柄制御部とを備え、
    前記変動表示のパターンは、前記遊技制御部に設けられた変動パターンテーブルの変動パターンから選択され、少なくとも当たり/はずれの識別情報と変動時間情報とを有し、
    前記演出図柄の情報は、前記遊技制御部に設けられた演出図柄テーブルの演出図柄情報から決定され、少なくともはずれの情報又は当りの種類情報であり、
    前記はずれ演出図柄の指定情報と前記当たりの状態情報は、前記遊技制御部の第1演出図柄指定コマンドテーブルに設けられ、
    前記当たり演出図柄の指定情報と前記はずれの状態情報は、前記遊技制御部の第2演出図柄指定コマンドテーブルに設けられ、
    前記遊技制御部は、前記入賞に対する抽選がはずれの変動であると判別した場合には、前記第1演出図柄指定コマンドテーブルからはずれ演出図柄の指定情報を指定してそのはずれ図柄指定コマンドを送信すると共に、前記第2演出図柄指定コマンドテーブルからはずれ状態信号を指定してその当たり図柄指定コマンドを送信し、前記入賞に対する抽選が当たりの変動であると判別した場合には、前記第2演出図柄指定コマンドテーブルから当たり演出図柄の指定情報を指定してその当たり図柄指定コマンドを送信すると共に、前記第1演出図柄指定コマンドテーブルから当たり状態信号を指定してそのはずれ図柄指定コマンドを送信し、
    前記図柄制御部は、前記遊技制御部から送信される変動パターンコマンドによって当たりの変動かはずれの変動かを判別し、その判別結果と前記遊技制御部から送信されてくる当たり図柄指定コマンド及びはずれ図柄指定コマンドとの当たり・はずれの整合を行ない、その整合結果に基づき演出図柄の表示制御を行なっていることを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記図柄制御部は、前記整合の結果、当たり・はずれの整合が取れている場合には、前記遊技制御部から送信された第2変動パターンコマンドに基づいて演出図柄の変動/停止制御を行ない、整合が取れていない場合には、予め定められている変動パターンと停止図柄で演出図柄の変動/停止制御を行なうことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 始動入賞口への遊技球の入賞に基づいて、複数種類の演出図柄が表示装置に変動表示され、所定時間経過後に停止表示されて、該停止表示された演出図柄の組合せが予め定められた特定の演出図柄の組合わせである場合に、短期間に多くの遊技球を獲得でき遊技者にとって有利な当たり状態となるパチンコ機において、
    前記始動入賞口への遊技球の入賞に基づき、該入賞に対する当たり/はずれの抽選を行ない、該抽選の結果から、前記変動表示のパターンを指定する第1変動パターンコマンドと前記演出図柄の情報を指定する図柄指定コマンドとを送信する主制御部と、
    該主制御部から送信された第1変動パターンコマンドと図柄指定コマンドとに基づき、前記入賞に対する変動表示のパターンを指定する第2変動パターンコマンドと、はずれ演出図柄の指定情報または当たり状態情報を指定するはずれ図柄指定コマンドと、当たり演出図柄の指定情報またははずれ状態情報を指定する当たり図柄指定コマンドとを送信する演出制御部と、
    該演出制御部から送信されたコマンドに基づいて前記表示装置に表示される演出図柄の表示制御を行なう図柄制御部とを備え、
    前記変動表示のパターンは、前記主制御部に設けられた変動パターンテーブルの変動パターンから選択され、少なくとも当たり/はずれの識別情報と変動時間情報とを有し、
    前記演出図柄の情報は、前記主制御部に設けられた演出図柄テーブルの演出図柄情報から決定され、少なくともはずれの情報又は当りの種類情報であり、
    前記はずれ演出図柄の指定情報と前記当たりの状態情報は、前記演出制御部の第1演出図柄指定コマンドテーブルに設けられ、
    前記当たり演出図柄の指定情報と前記はずれの状態情報は、前記演出制御部の第2演出図柄指定コマンドテーブルに設けられ、
    前記演出制御部は、前記主制御部から送信された第1変動パターンコマンドと図柄指定コマンドとに基づいて、前記入賞に対する抽選がはずれの変動であると判別した場合には、前記第1演出図柄指定コマンドテーブルからはずれ演出図柄の指定情報を指定してそのはずれ図柄指定コマンドを送信すると共に、前記第2演出図柄指定コマンドテーブルからはずれ状態信号を指定してその当たり図柄指定コマンドを送信し、前記入賞に対する抽選が当たりの変動であると判別した場合には、前記第2演出図柄指定コマンドテーブルから当たり演出図柄の指定情報を指定してその当たり図柄指定コマンドを送信すると共に、前記第1演出図柄指定コマンドテーブルから当たり状態信号を指定してそのはずれ図柄指定コマンドを送信し、
    前記図柄制御部は、前記演出制御部から送信される第2変動パターンコマンドによって当たりの変動かはずれの変動かを判別し、その判別結果と前記演出制御部から送信されてくる当たり図柄指定コマンド及びはずれ図柄指定コマンドとの当たり・はずれの整合を行ない、その整合結果に基づき演出図柄の表示制御を行なっていることを特徴とするパチンコ機。
  4. 前記図柄制御部は、前記整合の結果、当たり・はずれの整合が取れている場合には、前記演出制御部から送信された第2変動パターンコマンドに基づいて演出図柄の変動/停止制御を行ない、整合が取れていない場合には、予め定められている変動パターンと停止図柄で演出図柄の変動/停止制御を行なうことを特徴とする請求項3に記載のパチンコ機。
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