JP4776257B2 - 櫛形ポリマーおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
で表される櫛形エポキシ樹脂を提供する。
又、ジグリシジル化合物としては、分子中にグリシジル基を2個有するものであり、芳香族ジグリシジル化合物、脂肪族ジグリシジル化合物、脂環式ジグリシジル化合物、ヘテロ環式ジグリシジル化合物などがある。
で表されるキサンテン骨格を有する二価の基は、耐熱性と溶解性が高いため好ましい。
で表されるビスフェノール骨格を有する二価の基は、溶解性が高いため好ましい。
で表される二価の基は溶解性と耐候性が高いため好ましい。
又は下記式(13)
又は下記式(14)
又は下記式(16)
又は下記式(17)
から選ばれる一種である直鎖状ポリマー鎖は、構造制御が容易であるため好ましい。
又はポリN−アシルエチレンイミン−ポリアルキレンエーテルブロック単位、好ましくは下記式(19)
ポリN−エチレンイミンブロック単位とポリアルキレンエーテルブロック単位からなる二重ブロックポリマー鎖を導入した櫛形エポキシ樹脂は、上記の方法により得られたポリN−アシルエチレンイミンブロック単位とポリアルキレンエーテルブロック単位からなる二重ブロックの櫛形エポキシ樹脂の二重ブロック中のポリN−アシルエチレンイミンブロック単位を酸又は塩基触媒を用いた加水分解反応を行うことにより簡単に得ることができる。
側鎖に2級ヒドロキシ基を有するビスフェノールA型線状エポキシ樹脂0.347g(大日本インキ化学工業(株)社製「AM−040−P」、側鎖ヒドロキシ基1mmol)を含むトルエン(0.5ml)−アセトニトリル(0.5ml)混合溶液を窒素雰囲気下、塩を含む氷で氷冷撹拌し、トリエチルアミン0.208ml(1.5mmol(前記エポキシ樹脂中の側鎖ヒドロキシ基の1.5当量),0.152g)、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,3−プロパンジアミン0.0166ml(0.1mmol(前記エポキシ樹脂中の側鎖ヒドロキシ基の0.1当量),0.013g)を加えた。p−トルエンスルフォン酸クロライド2.09g(1.5mmol(前記エポキシ樹脂中の側鎖ヒドロキシ基の1.5当量))を含むトルエン(1ml)溶液を、窒素雰囲気下、氷冷撹拌しながら滴下した。滴下終了後、同温度で1時間攪拌した後、直ちに水2mlを加え、氷冷下強力撹拌した後、酢酸エチルで抽出し、水、飽和食塩水溶液で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過、減圧濃縮した。得られた無色固形物をクロロフォルム1mlで希釈後、メタノール10ml中に撹拌しながら滴下し、生じた淡橙色ゲル状沈殿液を氷冷下、粉砕し、得られた白色粉末沈殿を、吸引濾過、冷メタノール、冷水、冷メタノールの順に洗浄した後、室温で減圧乾燥して、変性エポキシ樹脂(1)を得た。収量は0.348g、収率は69%であった。
得られた変性エポキシ樹脂(1)の1H−NMR(日本電子株式会社製、JNM−LA300、300MHz)測定結果より、ヒドロキシ基のp−トルエンスルホニル基への変性率は94%であり、グリシジル基の残存率は99%であった。
側鎖に2級ヒドロキシ基を有するビスフェノールA型線状エポキシ樹脂3.47g(大日本インキ化学工業(株)社製「AM−040−P」、側鎖ヒドロキシ基10mmol)を含むクロロフォルム溶液10mlを窒素雰囲気下、氷冷撹拌し、ピリジン8.04ml(100mmol(前記エポキシ樹脂中の側鎖ヒドロキシ基の10当量),7.9g)を加えた。p−トルエンスルフォン酸クロライド19g(100mmol(前記エポキシ樹脂中の側鎖ヒドロキシ基の10当量))を含むクロロフォルム溶液10mlを、窒素雰囲気下、氷冷撹拌しながら滴下した後、1時間氷冷撹拌した。さらに40℃で3時間半反応させた後、得られた淡黄色透明液にクロロフォルム70mlを加え、氷冷撹拌下、N,N−ジメチルエチレンジアミン10.74ml(99mmol(前記エポキシ樹脂中の側鎖ヒドロキシ基の9.9当量),8.67g)を滴下した。滴下による急激な発熱を、十分氷冷撹拌して液温25℃以下に保った後、得られた黄色液に10%塩酸水溶液100mlを加え、クロロフォルムで抽出した。さらに、10%塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥し、吸引濾過、減圧濃縮した。得られた黄色粘ちょう液をクロロフォルム10mlで希釈後、氷冷撹拌下、メタノール100ml中に滴下し、さらに1時間、氷冷下で攪拌した。得られた黄色沈殿を吸引濾過、メタノール洗浄した後、室温で減圧乾燥して変性エポキシ樹脂(2)を得た。収量は4.34g、収率は83%であった。
得られた変性エポキシ樹脂(2)の1H−NMR(300MHz)測定結果より、ヒドロキシ基のp−トルエンスルホニル基への変性率は100%であり、末端は3−クロロ−2−(p−トルエンスルホニルオキシ)−プロピル基であった。
[キサンテン−ビフェニレン共重合型線状エポキシ樹脂の合成]
2,7−ジグリシジルオキシ−1,3,4,5,6,8−ヘキサメチル−9−フェニルキサンテン1.555g(大日本インキ化学工業(株)社製「EXA7335」、3.2mmol)、4,4’−ジグリシジルオキシビフェニル0.238g(0.8mmol)、4,4’−ジヒドロキシビフェニル0.67g(3.6mmol)及びエチルトリフェニルフォスフォニウムアセテートの70%メタノール溶液0.0106g(0.02mmol)を、N,N−ジメチルアセトアミド2.463g中、窒素雰囲気下、160℃に加熱攪拌して、4時間反応させた。放冷後、淡黄色透明の半固形反応液をN,N−ジメチルアセトアミド11.495gで希釈し、氷に滴下した。析出した白色塊状沈殿を吸引濾過、氷水洗浄後、塊状沈殿を水200ml中、強力攪拌しながら30分間沸煮した。放冷後、デカンテーションして得られた沈殿を粉砕し、粉末化した沈殿を水、メタノールで洗浄後、60℃で減圧乾燥して、キサンテン−ビフェニレン共重合型線状エポキシ樹脂を得た。得られたキサンテン−ビフェニレン共重合型線上エポキシ樹脂の収量は2.33g、収率は95%であった。
側鎖に2級ヒドロキシ基を有するビスフェノールA型線状エポキシ樹脂3.47gを、合成例3で得られた側鎖に2級ヒドロキシ基を有するキサンテン−ビフェニレン共重合型線状エポキシ樹脂3.42g(側鎖ヒドロキシ基10mmol)に代えた以外は、合成例2と同様にして、変性エポキシ樹脂(3)を得た。収量は2.97g、収率は60%であった。
得られた変性エポキシ樹脂(3)の1H−NMR(300MHz)測定結果より、ヒドロキシ基のp−トルエンスルホニル基への変性率は100%であり、末端は3−クロロ−2−(p−トルエンスルホニルオキシ)−プロピル基であった。
[キサンテン−ビスフェノールA共重合型線状エポキシ樹脂の合成]
2,7−ジグリシジルオキシ−1,3,4,5,6,8−ヘキサメチル−9−フェニルキサンテン1.555g(大日本インキ化学工業(株)社製「EXA7335」、3.2mmol)、4,4’−ジグリシジルオキシビフェニル0.238g(0.8mmol)、4,4’−ジヒドロキシビフェニル0.67g(3.6mmol)を、2,7−ジグリシジルオキシ−1,3,4,5,6,8−ヘキサメチル−9−フェニルキサンテン1.944g(大日本インキ化学工業(株)社製「EXA7335」、4.0mmol)、ビスフェノールA0.821g(3.6mmol)に変えた以外は、合成例3を実行し、キサンテン−ビスフェノールA共重合型線状エポキシ樹脂を得た。得られたキサンテン−ビスフェノールA共重合型線上エポキシ樹脂の収量は2.69g、収率は97%であった。
側鎖に2級ヒドロキシ基を有するビスフェノールA型線状エポキシ樹脂3.47gを、合成例5で得られた側鎖に2級ヒドロキシ基を有するキサンテン−ビスフェノールA共重合型線状エポキシ樹脂3.84g(側鎖ヒドロキシ基10mmol)に代えた以外は、合成例4と同様にして、変性エポキシ樹脂(4)を得た。収量は3.44g、収率は64%であった。
得られた変性エポキシ樹脂(4)の1H−NMR(300MHz)測定結果より、ヒドロキシ基のp−トルエンスルホニル基への変性率は100%であり、末端は3−クロロ−2−(p−トルエンスルホニルオキシ)−プロピル基であった。
[キサンテン−ビフェニレン−ネオペンチレン共重合型線状エポキシ樹脂の合成]
4,4’−ジグリシジルオキシビフェニル0.238g(0.8mmol)を、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル0.173g(0.8mmol)に変えた以外は、合成例3を実行し、キサンテン−ビフェニレン−ネオペンチレン共重合型線状エポキシ樹脂を得た。得られたキサンテン−ビフェニレン−ネオペンチレン共重合型線上エポキシ樹脂の収量は2.28g、収率は95%であった。
側鎖に2級ヒドロキシ基を有するビスフェノールA型線状エポキシ樹脂3.47gを、合成例7で得られた側鎖に2級ヒドロキシ基を有するキサンテン−ビフェニレン−ネオペンチレン共重合型線状エポキシ樹脂3.33g(側鎖ヒドロキシ基10mmol)に代えた以外は、合成例4と同様にして、変性エポキシ樹脂(5)を得た。収量は2.87g、収率は59%であった。
得られた変性エポキシ樹脂(5)の1H−NMR(300MHz)測定結果より、ヒドロキシ基のp−トルエンスルホニル基への変性率は100%であり、末端は3−クロロ−2−(p−トルエンスルホニルオキシ)−プロピル基であった。
[キサンテン−ビフェニレン−水素添加ビスフェノールA共重合型線状エポキシ樹脂の合成]
4,4’−ジグリシジルオキシビフェニル0.238g(0.8mmol)を、水素添加ビスフェノールAジグリシジルエーテル0.282g(0.8mmol)に変えた以外は、合成例3を実行し、キサンテン−ビフェニレン−水素添加ビスフェノールA共重合型線状エポキシ樹脂を得た。得られたキサンテン−ビフェニレン−水素添加ビスフェノールA共重合型線上エポキシ樹脂の収量は2.42g、収率は96%であった。
側鎖に2級ヒドロキシ基を有するビスフェノールA型線状エポキシ樹脂3.47gを、合成例9で得られた側鎖に2級ヒドロキシ基を有するキサンテン−ビフェニレン−水素添加ビスフェノールA共重合型線状エポキシ樹脂3.48g(側鎖ヒドロキシ基10mmol)に代えた以外は、合成例4と同様にして、変性エポキシ樹脂(6)を得た。収量は3.02g、収率は60%であった。
得られた変性エポキシ樹脂(6)の1H−NMR(300MHz)測定結果より、ヒドロキシ基のp−トルエンスルホニル基への変性率は100%であり、末端は3−クロロ−2−(p−トルエンスルホニルオキシ)−プロピル基であった。
側鎖に2級ヒドロキシ基を有するビスフェノールA型線状エポキシ樹脂0.347g(大日本インキ化学工業(株)社製「AM−040−P」、側鎖ヒドロキシ基1mmol)を含むクロロフォルム溶液0.5mlを窒素雰囲気下、塩を含む氷で氷冷撹拌し、ピリジン0.096ml(1.2mmol(前記エポキシ樹脂中の側鎖ヒドロキシ基の1.2当量),0.095g)を加えた。トリフルオロメタンスルホン酸無水物0.197ml(1.2mmol(前記エポキシ樹脂中の側鎖ヒドロキシ基の1.2当量))を、窒素雰囲気下、氷冷撹拌しながら滴下した後、2時間氷冷撹拌した。さらに冷水中で2時間反応させた後、得られた少し濁りのある溶液を吸引濾過、減圧濃縮し、変性エポキシ樹脂(7)を得た。収量は0.344g、収率は72%であった。
得られた変性エポキシ樹脂(7)の1H−NMR(300MHz)測定結果より、ヒドロキシ基のトリフルオロメタンスルホニル基への変性率は99%であり、グリシジル基の残存率は60%であった。
側鎖に2級ヒドロキシ基を有するビスフェノールA型線状エポキシ樹脂3.47gを、合成例3で得られた側鎖に2級ヒドロキシ基を有するキサンテン−ビフェニレン共重合型線状エポキシ樹脂3.42g(側鎖ヒドロキシ基10mmol)に代えた以外は、合成例11と同様にして、変性エポキシ樹脂(8)を得た。収量は3.02g、収率は60%であった。
得られた変性エポキシ樹脂(8)の1H−NMR(300MHz)測定結果より、ヒドロキシ基のトリフルオロメタンスルホニル基への変性率は92%であり、末端は2,3−ジ(トリフルオロメタンスルホニルオキシ)プロピル基であった。
[キサンテン−ビフェニレン共重合型線状エポキシ樹脂の合成(2)]
2,7−ジグリシジルオキシ−1,3,4,5,6,8−ヘキサメチル−9−フェニルキサンテン0.972g(大日本インキ化学工業(株)社製「EXA7335」、2mmol)、4,4’−ジヒドロキシビフェニル0.372g(2mmol)、トリフェニルフォスフィン2.62mg(0.01mmol)及びN,N−ジメチルアセトアミド1.34gを、窒素雰囲気下、160℃で4時間反応させた。放冷後、N,N−ジメチルアセトアミドで反応液を不揮発分15%に希釈した後、水100ml中に滴下し、得られた白濁分散液を室温で1時間撹拌した。遠心分離後、吸引濾過して得られた沈殿をメタノールで洗浄した後、60℃で減圧乾燥して、キサンテン−ビフェニレン共重合型線状エポキシ樹脂を得た。得られたキサンテン−ビフェニレン共重合型線状エポキシ樹脂の収量は1.033g、収率は77%であった。
合成例13で得られた側鎖に2級ヒドロキシ基を有するキサンテン−ビフェニレン共重合型線状エポキシ樹脂0.336g(側鎖ヒドロキシ基1mmol)及びピリジン10mlを、窒素雰囲気下氷冷撹拌し、p−トルエンスルフォン酸クロライド(1.5mmol(前記エポキシ樹脂中の側鎖ヒドロキシ基の1.5当量))及びジメチルアミノピリジン(0.15mmol(前記エポキシ樹脂中の側鎖ヒドロキシ基の0.15当量))を加え、1時間氷冷後、室温でさらに24時間撹拌した。反応液を氷水100mlに加え、振とう攪拌した後、冷蔵庫で3晩静置した。無色上澄液をデカンテーションして除き、吸引濾過して得られた粉末状の白色沈殿を氷40gに加え、30分間攪拌した後、吸引濾過、氷水洗浄、冷メタノール洗浄後、30℃で減圧乾燥して変性エポキシ樹脂(9)を得た。収量は0.392g、収率は80%であった。
得られた変性エポキシ樹脂(9)の1H−NMR(300MHz)測定結果より、ヒドロキシ基のp−トルエンスルホニル基への変性率は58%であった。
合成例1で得られた変性エポキシ樹脂(1)0.354g(p−トルエンスルホニロキシ基0.708mmol)、2−メチルオキサゾリン1.5ml(1.51g,17.7mmol)及びN,N−ジメチルアセトアミド1mlを、窒素雰囲気下、100℃で48時間攪拌した。得られた黄色の半固形物に酢酸エチル20mlを加え、室温で強力攪拌した後、濾過、酢酸エチル洗浄、減圧乾燥して白色粉末固体1.67gを得た。重合時の収率は90%だった。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を主鎖とし、p−トルエンスルホニロキシ基のo位水素(δ 7.82ppm)とポリ(N−アセチルエチレンイミン)のエチレン水素(δ 3.47ppm)との積分比から数平均重合度33のポリ(N−アセチルエチレンイミン)を側鎖とする櫛型ポリマーであることが確認された。
合成例1で得られた変性エポキシ樹脂(1)0.354g(p−トルエンスルホニロキシ基0.708mmol)を、合成例2で得られた変性エポキシ樹脂(2)0.147g(p−トルエンスルホニロキシ基0.354mmol)に代えた以外は、実施例1と同様にして、淡黄色粉末固体1.51gを得た。重合時の収率は92%だった。実施例1と同様にして1H−NMR分析から、得られた上記固体は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を主鎖とし、数平均重合度70のポリ(N−アセチルエチレンイミン)を側鎖とする櫛型ポリマーであることが確認された。
合成例1で得られた変性エポキシ樹脂(1)0.354g(p−トルエンスルホニロキシ基0.708mmol)を、合成例4で得られた変性エポキシ樹脂(3)0.089g(p−トルエンスルホニロキシ基0.20mmol)に、2−メチルオキサゾリン1.50ml(1.51g,17.7mmol)を2−メチルオキサゾリン0.846ml(0.850g,10mmol)、N,N−ジメチルアセトアミド1mlをN,N−ジメチルアセトアミド3.5mlに、反応時間を48時間から134時間に代えた以外は、実施例1と同様にして、白色粉末固体0.347gを得た。重合時の収率は37%だった。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、キサンテン−ビフェニレン共重合型エポキシ樹脂を主鎖とし、数平均重合度25のポリ(N−アセチルエチレンイミン)を側鎖とする櫛型ポリマーであることが確認された。
合成例1で得られた変性エポキシ樹脂(1)0.354g(p−トルエンスルホニロキシ基0.708mmol)を、合成例6で得られた変性エポキシ樹脂(4)0.171g(p−トルエンスルホニロキシ基0.354mmol)に、N,N−ジメチルアセトアミド1mlをN,N−ジメチルアセトアミド3.5mlに、反応時間を48時間から144時間に代えた以外は、実施例1と同様にして、白色粉末固体0.704gを得た。重合時の収率は42%だった。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、キサンテン−ビスフェノールA共重合型エポキシ樹脂を主鎖とし、数平均重合度32のポリ(N−アセチルエチレンイミン)を側鎖とする櫛型ポリマーであることが確認された。
合成例1で得られた変性エポキシ樹脂(1)0.354g(p−トルエンスルホニロキシ基0.708mmol)を、合成例8で得られた変性エポキシ樹脂(5)0.155g(p−トルエンスルホニロキシ基0.354mmol)に、N,N−ジメチルアセトアミド1mlをN,N−ジメチルアセトアミド3.5mlに、反応時間を48時間から144時間に代えた以外は、実施例1と同様にして、白色粉末固体0.664gを得た。重合時の収率は40%だった。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、キサンテン−ビフェニレン−ネオペンチレン共重合型エポキシ樹脂を主鎖とし、数平均重合度30のポリ(N−アセチルエチレンイミン)を側鎖とする櫛型ポリマーであることが確認された。
合成例1で得られた変性エポキシ樹脂(1)0.354g(p−トルエンスルホニロキシ基0.708mmol)を、合成例10で得られた変性エポキシ樹脂(6)0.16g(p−トルエンスルホニロキシ基0.354mmol)に、N,N−ジメチルアセトアミド1mlをN,N−ジメチルアセトアミド3.5mlに、反応時間を48時間から144時間に代えた以外は、実施例1と同様にして、白色粉末固体0.649gを得た。重合時の収率は39%だった。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、キサンテン−ビフェニレン−水素添加ビスフェノールA共重合型エポキシ樹脂を主鎖とし、数平均重合度27のポリ(N−アセチルエチレンイミン)を側鎖とする櫛型ポリマーであることが確認された。
合成例1で得られた変性エポキシ樹脂(1)0.354g(p−トルエンスルホニロキシ基0.708mmol)を、合成例11で得られた変性エポキシ樹脂(7)0.085g(トリフルオロメタンスルホニロキシ基0.177mmol)に、N,N−ジメチルアセトアミド1mlをN,N−ジメチルアセトアミド3.5mlに、反応時間を48時間から144時間に代えた以外は、実施例1と同様にして、白色粉末固体1.49gを得た。重合時の収率は93%だった。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を主鎖とし、数平均重合度140のポリ(N−アセチルエチレンイミン)を側鎖とする櫛型ポリマーであることが確認された。
合成例1で得られた変性エポキシ樹脂(1)0.354g(p−トルエンスルホニロキシ基0.708mmol)を、合成例12(8)で得られた変性エポキシ樹脂0.378g(トリフルオロメタンスルホニロキシ基0.885mmol)に、N,N−ジメチルアセトアミド1mlをN,N−ジメチルアセトアミド3.5mlに、反応時間を48時間から144時間に代えた以外は、実施例1と同様にして、白色粉末固体1.56gを得た。重合時の収率は83%だった。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、キサンテン−ビフェニレン共重合型エポキシ樹脂を主鎖とし、数平均重合度25のポリ(N−アセチルエチレンイミン)を側鎖とする櫛型ポリマーであることが確認された。
合成例14で得られた変性エポキシ樹脂(9)0.13g(p−トルエンスルホニロキシ基0.089mmol)、2−メチルオキサゾリン1.5ml(1.51g,17.7mmol)及びN,N−ジメチルアセトアミド5mlを、窒素雰囲気下、100℃で24時間攪拌した。得られた淡黄色のやや粘性のある溶液を酢酸エチル30ml中に、室温で強力攪拌しながら加え、生じた白濁液をさらに室温で1時間攪拌した。静置後、デカンテーションして上澄み液を除き、沈殿に酢酸エチル20mlを加え、室温で30分攪拌した。静置後、再びデカンテーションして上澄み液を除き、沈殿に酢酸エチル20mlを加え、室温で30分攪拌した。濾過、酢酸エチル洗浄、減圧乾燥して淡黄色粉末固体0.335gを得た。重合時の収率は20%だった。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、キサンテン−ビフェニレン共重合型線状エポキシ樹脂を主鎖とし、数平均重合度20のポリ(N−アセチルエチレンイミン)を側鎖とする櫛型ポリマーであることが確認された。
合成例1で得られた変性エポキシ樹脂(1)0.177g(p−トルエンスルホニロキシ基0.354mmol)、2−メチルオキサゾリン0.75ml(0.752g,8.85mmol)、2−エチルオキサゾリン0.89ml(0.876g,8.85mmol)及びN,N−ジメチルアセトアミド5mlを、窒素雰囲気下、100℃で72時間攪拌した。得られた黄色の半固形物に酢酸エチル25mlを加え、室温で強力攪拌した後、濾過、酢酸エチル洗浄、減圧乾燥して白色粉末固体1.8gを得た。重合時の収率は91%だった。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を主鎖とし、アセチルエチレンイミン構造単位とプロピオニルエチレンイミン構造単位とからなり、アセチル基とプロピオニル基のモル数が等モルである、数平均重合度69のポリエチレンイミンランダムポリマー鎖を側鎖とする櫛型ポリマーであることが確認された。
合成例2で得られた変性エポキシ樹脂(2)0.147g(p−トルエンスルホニロキシ基0.354mmol)、2−メチルオキサゾリン0.75ml(0.752g,8.85mmol)、及びN,N−ジメチルアセトアミド3.5mlを、窒素雰囲気下、100℃で36時間攪拌した後、反応液温度を60℃に下げ、2−エチルオキサゾリン0.89ml(0.876g,8.85mmol)とN,N−ジメチルアセトアミド1.5mlとの混合物を、窒素雰囲気下で加えた後、再び100℃で36時間攪拌した。得られた黄色の半固形物に酢酸エチル25mlを加え、室温で強力攪拌した後、濾過、酢酸エチル洗浄、減圧乾燥して白色粉末固体1.82gを得た。重合時の収率は92%だった。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を主鎖とし、アセチルエチレンイミン構造単位からなるポリマーブロックと、プロピオニルエチレンイミン構造単位からなるポリマーブロックとからなり、アセチル基とプロピオニル基のモル数が等モルである、数平均重合度69のポリエチレンイミンブロックポリマー鎖を側鎖とする櫛型ポリマーであることが確認された。
実施例2で得られた櫛形エポキシ樹脂0.3gを、5規定塩酸水2.32g中、90℃で8時間攪拌した。放冷後、時間とともに生成してきた白色沈殿を含む溶液にアセトン約10mlを加え、静置後、上澄み液をデカンテーションして除き、再度アセトン添加、静置、デカンテーションを繰り返した。このアセトン添加、静置、デカンテーション操作をさらに8回繰り返した後、白色沈殿を濾過し、アセトンで洗浄した後、室温で減圧乾燥して、白色粉末固体0.257gを得た。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を主鎖とし、数平均重合度70のポリエチレンイミン塩酸塩を側鎖とする櫛形エポキシ樹脂であることが確認された。加水分解時の収率は92%だった。
実施例3で得られた櫛形エポキシ樹脂0.15gを、5規定塩酸水1.16g中、95℃で7時間攪拌した。放冷後、時間とともに生成してきた白色沈殿を含む溶液にアセトン約10mlを加え、静置後、上澄み液をデカンテーションして除き、再度アセトン添加、静置、デカンテーションを繰り返した。このアセトン添加、静置、デカンテーション操作をさらに8回繰り返した後、白色沈殿を濾過し、アセトンで洗浄した後、室温で減圧乾燥して、白色粉末固体0.113gを得た。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、キサンテン−ビフェニレン共重合型エポキシ樹脂を主鎖とし、数平均重合度25のポリエチレンイミン塩酸塩を側鎖とする櫛形エポキシ樹脂であることが確認された。加水分解時の収率は91%だった。
実施例2で得られた櫛形エポキシ樹脂0.3gを、5規定塩酸水2.32g中、85℃で2時間攪拌した。放冷後、アセトン15mlを加え、生成した白色沈殿を含む溶液を静置した後、上澄み液をデカンテーションして除き、再度アセトン添加、静置、デカンテーションを繰り返した。このアセトン添加、静置、デカンテーション操作をさらに3回繰り返した後、白色沈殿を濾過し、アセトンで洗浄した後、室温で減圧乾燥して、白色粉末固体0.173gを得た。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を主鎖とし、窒素原子の30%がアセチル基で置換された数平均重合度70のポリエチレンイミン塩酸塩を側鎖とする櫛形エポキシ樹脂であることが確認された。加水分解時の収率は88%だった。
実施例12で得られた櫛形エポキシ樹脂0.1gを含む水溶液5mlを、セルロース透析膜に入れ、5%アンモニア500ml中室温で8時間攪拌した後、4日間放置した。透析膜を水洗した後、水500ml中室温で1時間半攪拌した後、透析膜を水洗し、新しい水500ml中、再び室温で1時間半攪拌した。同様の水洗、水中再攪拌を行った後、アセトンで透析膜を洗浄した後、アセトン500ml中室温で2時間攪拌した。半透膜をアセトンで洗浄した後、新しいアセトン500ml中、再び室温で4時間攪拌した後、1晩静置した。半透膜を室温で風乾した後、半透膜を開封し、白色粉末0.045gを得た。1H−NMRによる分析から、得られた上記固体は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂を主鎖とし、数平均重合度70のポリエチレンイミンを側鎖とする櫛型ポリマーであることが確認された。脱塩時の収率は、82%だった。
合成例2で得られた変性エポキシ樹脂(2)0.354g(p−トルエンスルホニロキシ基0.708mmol)、2−メチルオキサゾリン3.0ml(3.02g,35.4mmol)及びN,N−ジメチルアセトアミド20mlを、窒素雰囲気下、100℃で24時間攪拌した。引き続き、2−メチルオキサゾリンのリビングカチオン重合より得られたDMA反応溶液に数平均分子量2000のメトキシポリエチレングリコール2.78g(1.42mmol)と炭酸カリウム 0.49g(3.54mmol)を加えた後、100℃、48時間反応させた。反応後、炭酸カリウムをろ過より除去した後、酢酸エチル/ヘキサン=1/1(wt/wt)混合溶液で再沈、洗浄を行った。生成物はろ過後、80℃で真空乾燥して4.2gを得た。
100mlナスフラスコに実施例16のようにして合成したポリN−アシルエチレンイミン−ポリアルキレンエーテルブロック単位からなる櫛型ブロックコポリマー2.0gを秤取り、5NHCl水溶液4.57g(HCl:22.8mmol)を加え、マグネティックスターラを入れて共栓をした。超音波洗浄器で1時間処理して分散させた後、90℃で10時間攪拌した。
実施例2で得られた櫛形エポキシ樹脂3mgに純水10mlを加え、超音波で1時間分散した後、24時間以上静置した上澄み液を支持膜に滴下し、乾燥した。得られた薄膜を電子顕微鏡で観察した結果、直径約10nmの円形(球状)ミセルが確認された。
また、実施例2で得られた櫛形エポキシ樹脂の水中での臨界ミセル濃度は、ピレンをプローブとした蛍光スペクトル測定法により、0.01g/l以下であることが確認された。
実施例12で得られた櫛形エポキシ樹脂3mgに純水10mlを加え、超音波で1時間分散した後、24時間以上静置した上澄み液を支持膜に滴下し、乾燥した。得られた薄膜を電子顕微鏡で観察した結果、直径約5nmの円形(球状)ミセルが確認された。
また、実施例12で得られた櫛形エポキシ樹脂の水中での臨界ミセル濃度は、ピレンをプローブとした蛍光スペクトル測定法により、0.005g/l以下であることが確認された。
Claims (11)
- 二級アルコール構造を有するエポキシ樹脂における前記二級アルコール構造部の側鎖のヒドロキシ基が、アルキルスルホニルオキシ基又はアリールスルホニルオキシ基で置換された変性エポキシ樹脂をカチオン重合開始剤として使用して、該変性エポキシ樹脂中のアルキルスルホニルオキシ基又はアリールスルホニルオキシ基で置換された側鎖からカチオン重合により重合可能なモノマーをカチオン重合させることにより、プロピレン単位を有するエポキシ樹脂骨格からなる主鎖に、カチオン重合可能なモノマーの重合により得られる直鎖状ポリマー鎖を側鎖とすることを特徴とする櫛形ポリマーの製造方法。
- 前記アルキルスルホニルオキシ基又はアリールスルホニルオキシ基が、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基又はp−トルエンスルホニルオキシ基である請求項1に記載の櫛形ポリマーの製造方法。
- 前記カチオン重合により重合可能なモノマーがオキサゾリンモノマーである請求項1又は2に記載の櫛形エポキシ樹脂の製造方法。
- 請求項3に記載の方法により得られる、プロピレン単位を有するエポキシ樹脂骨格からなる主鎖に、オキサゾリンモノマーのカチオン重合により得られるN−アシルエチレンイミン構造単位からなるポリマー鎖を側鎖として有する櫛形ポリマー中のN−アシルエチレンイミン構造単位の全部又は一部を加水分解して、前記側鎖の全部又は一部をエチレンイミン構造単位とすることを特徴とするエチレンイミン構造単位を含むポリマー鎖を側鎖とする櫛形ポリマーの製造方法。
- 請求項3に記載の方法により得られる、プロピレン単位を有するエポキシ樹脂骨格からなる主鎖に、オキサゾリンモノマーのカチオン重合により得られるN−アシルエチレンイミン構造単位からなるポリマー鎖を側鎖に有する櫛形ポリマー樹脂中の該側鎖ポリマー鎖の活性末端スルホニルオキシ残基をポリアルキレングリコールで置換することを特徴とするポリN−アシルエチレンイミン−ポリアルキレンエーテルブロック単位からなるポリマー鎖を側鎖に有することを特徴とする櫛形ポリマーの製造方法。
- 請求項3に記載の方法により得られる、プロピレン単位を有するエポキシ樹脂骨格からなる主鎖に、オキサゾリンモノマーのカチオン重合により得られるN−アシルエチレンイミン構造単位からなるポリマー鎖を側鎖に有する櫛形ポリマー樹脂中の該側鎖ポリマー鎖の活性末端スルホニルオキシ残基をポリアルキレングリコールで置換し、次いで該側鎖ポリマー鎖中のN−アシルエチレンイミン単位を加水分解反応することを特徴とするポリエチレンイミン−ポリアルキレンエーテルブロック単位を側鎖に有する櫛形ポリマーの製造方法。
- 二級アルコール構造を有するエポキシ樹脂が、エピハロヒドリンと芳香族ジヒドロキシ化合物とから得られるものである請求項1〜6の何れか1項記載の櫛形ポリマーの製造方法。
- 二級アルコール構造を有するエポキシ樹脂が、ジグリシジル化合物と芳香族ジヒドロキシ化合物とから得られるものである請求項1〜6の何れか1項記載の櫛形ポリマーの製造方法。
- 二級アルコール構造を有するエポキシ樹脂中の側鎖ヒドロキシ基の数が6〜400の範囲である請求項1〜8の何れか1項記載の櫛形ポリマーの製造方法。
- 前記側鎖ポリマー鎖の数平均重合度が5〜200の範囲である請求項1〜8の何れか1項記載の櫛形ポリマーの製造方法。
- 請求項1〜6の何れか1項記載の製造方法で得られることを特徴とする櫛形ポリマー。
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