JP4775301B2 - 透明アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、VHF帯、UHF帯等を受信する無線通信用のアンテナに係り、特にアンテナの視認性を低減した透明アンテナに関するものである。
VHF帯(30〜300MHz)、UHF帯(300MHz〜3GHz)を送受信するアンテナ素子として、半波長ダイポールアンテナが用いられる。図12に示すように、半波長ダイポールアンテナ(モデル)80は、一対の導体(導体板)81とその導体81に接続される給電部82とで構成される。
アンテナ素子としては、導体81が導電性ペーストによる印刷や線状導体で構成されるフィルム状のアンテナがある。
導電の長さLは、最も原理的なものでは波長1/2倍で、例えば500MHzの電波送受信するアンテナでは、波長が600mmのため、L=約300mmとなる。この場合、導体81の幅Wの実用的な寸法としては、導体11として抵抗率の低い銅線を使用した場合、給電部82とインピーダンスと整合とるために抵抗を低減するには数mm以上が一般的である。
従来のアンテナの製造方法として以下のような方法がある。
(1)導電性の細線を専用ツール(ノズル)に通し、細線を吐出させながらその専用ツールの軌道を移動させて粘着シート上に細線を貼り付けることによりアンテナとする(描画方式、例えば特許文献1参照)。
(2)基材を用意し、メッシュ版を用いて導電インキをスクリーン印刷し、これを乾燥・硬化することによりアンテナを形成する(ペイント方式、例えば特許文献2参照)。
(3)導電体として金属箔を用い、アンテナとして残したい部分をマスキングして、その残したい部分以外の部分をエッチングにより除去してコイルとする(エッチング方式、例えば特許文献3参照)。
また、車両の窓や車内、テレビ受信機の周辺など、車内からの外観の視認性低下による安全性や全体のデザイン調和上の観点から、透明フィルム内に線状導体を埋設した透明アンテナがある。
図13に示すように、透明アンテナ90は、2枚の絶縁性フィルム91の間に複数本の線状導体92を並列して挟み込んだ構造体をアンテナ素子とし、絶縁性フィルム91の上に金属板93をはりつけ、その金属板93を給電部としてケーブル94と接続するものである。
特開2000−76398号公報 特開2001−102745号公報 特開2001−101371号公報
しかしながら、図13の透明アンテナ90は、アンテナの無視認性に優れているが、導体として極細の線状導体92を用いているために、線状導体2と金属板93が静電結合する部分の面積が小さい。このため、静電結合が弱くなり、この静電結合した給電部のインピーダンスが大きく損失が大きくなる。損失が大きいことでアンテナの送受信のレベルが低くなり、十分な送受信が困難になるという問題点がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、視認性が困難で、かつ送受信特性に優れた透明アンテナを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、2枚の可視光透過性を有する絶縁性フィルムの間に複数本の線状導体を並列して挟み込み、絶縁性フィルム上に給電部を設けた透明アンテナにおいて、2枚の絶縁性フィルム間に、線状導体を相互に接続する導電部材を線状導体と直接接触するように設け、導電部材と給電部とを絶縁フィルムを介して静電結合させ、上記導電部材は、上記複数の線状導体と交差して設けられる1本或いは複数本の金属線材であり、上記複数の線状導体と上記金属線材が編み込み構造をなす透明アンテナである。
本発明によれば、視認性が困難で、かつ送受信特性に優れた透明アンテナを提供するという優れた効果を発揮する。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る透明アンテナの好適な第1の参考形態を示した図であり、図1(a)はその平面図、図1(b)はその断面図である。
図1に示すように、本参考の形態に係る透明アンテナ1は、2枚の可視光透過性を有する絶縁性フィルム2の間に、並列して配設される複数本の長尺な線状導体3と、それら複数本の線状導体3を相互に接続し、線状導体3に直接接触する導電部材4が挟み込まれているものである。
複数本の線状導体3は、互いに同じ長さに形成され、各線状導体3間の間隔が一定である。
参考の形態では、導電部材4は金属箔または金属板からなり、並列配置された複数本の線状導体3の一方側に接触して、2枚の絶縁性フィルム2間に介在する。また、絶縁性フィルム2は、可視光透過性と共に可撓性を有するフィルムであるのが好ましく、その際、導電部材4は絶縁性フィルム2の可撓性を妨げない様な金属箔であるのが好ましい。
導電部材4は、各線状導体3の一部(図1では端部)に接触して設けられ、導電部材4の上方の絶縁性フィルム2上(表面)に、給電部5が設けられる。給電部5は、導電部材4と同形状であり、給電部5と導電部材4とは、絶縁性フィルム2を介して重なっている。
図2に示すように、給電部5は、同軸ケーブル6等の電線が接続される電極で、金属箔(金属膜)からなる。図2では、給電部5に同軸ケーブル6の内部導体7が接続され、同軸ケーブル6の外部導体8の接続先が図示されていないが、外部導体8は透明アンテナ1以外のアンテナ或いは電子機器等に接続される。
参考の形態では、外部導体8を他の電子機器に接続(或いは接地)し、透明アンテナをモノポールアンテナとして使用する例について説明するが、線状導体3と内部導体7及び外部導体8の接続形態に依っては、ダイポールアンテナやループアンテナ等、他のアンテナとして用いてもよい。
参考の形態の作用について説明する。
以下、本参考の形態の透明アンテナを用いて、電波を受信する場合について説明するが、電波を送信する場合についても、電波の伝搬方向のみ異なるだけで、それ以外の作用効果は同じである。
透明アンテナ1の各線状導体3(1本毎)に電流が誘起されると、これらの電流は線状導体3の端部に接続される導電部材4に流れる。導電部材4は、絶縁性フィルム2を介して給電部5に対向しているので、導電部材4と給電部5間で静電結合が起こり、給電部5を通して受信電力が得られる(同軸ケーブル6へ伝搬する)。
参考形態の透明アンテナ1は、複数本の線状導体3と給電部5との間に、線状導体3を相互に接続する導電部材4を線状導体3と直接接触するように設けることにより、導電部材4と給電部5とが静電結合する構造となっている。よって、線状導体92と給電部93とで静電結合させる従来のアンテナ(図13参照)に比べ、静電結合する部分の面積を大きくしているので、静電結合による損失を低減(インピーダンスを小さく)させることができ、アンテナの受信レベルを高くする(接続される同軸ケーブルとインピーダンスを整合させる)ことができる。
また、図1の透明アンテナ1では、複数の線状導体3は、その長さが互いに同じであるため、導電部材4(給電部5)では各々の線状導体3からの受信電力が同位相で合成される。線状導体3は、導体径が小さいので高い抵抗値を持つが、各線状導体3が並列に導電部材4に接続される透明アンテナ1では、線状導体3の本数Nが十分大きければ透明アンテナ1の抵抗値がN分の1となる。よって、抵抗損失を低減することができ、インピーダンス整合を容易にとることが可能となる。
例えば、図13を基に、直径0.02mmの抵抗値1.5×10-8Ωの銀めっき銅合金線を用いて、500MHz(波長600mm)用のL(=波長/2)=300mmのダイポールアンテナを考えた場合、L部(線状導体3に相当)の高周波抵抗は、単線では約150Ωになり、アンテナの放射抵抗73.13Ωよりはるかに大きな値のため、熱損失が大きくなる。しかし、線状導体3の本数Nを50とすると、高周波抵抗は約3Ωと小さくなり熱損失は無視できるレベルとなる。
この時、線状導体間隔を導体径の10倍の0.2mmとすると、線状導体3が配線された部分が占める幅は約10mmとなり、一般的なアンテナの寸法になり、かつ無視認性を得ることができる。
一般的な裸眼での視認能力では、距離250mmから離れて線状導体をみれば、一般的な視力の指標(分数視力)で2.0の時、約φ0.04mmが視認の限界であるため、線状導体径はφ0.04mm以下、好ましくはφ0.02mm以下にすれば線状導体3の可視が困難となる。
また、隣接し合う線状導体3間の間隔は導体径の10倍以上であれば、線状導体3により遮断される領域がアンテナ全体の面積の10%以下になり、透明アンテナの透過性への影響が小さくアンテナの背景の視認性が十分に得ることができるため、線状導体3間の間隔は導体径の10倍以上が望ましい。
線状導体3の表面は、線状導体3の視認性を困難にするために銅や黄銅等の色彩が濃く光沢があるよりも錫や銀等の色彩が淡く無光沢であることが望ましい。
また、線状導体3の本数は、十分な給電が得られる程度の本数であればよく、特に限定されない。線状導体間3の間隔は等間隔に限定されず、各々が異なった間隔でもかまわない。2枚の絶縁性フィルム2間には、接着層を設けてもよい。2枚の絶縁性フィルム2の厚さ、種類、接着方法(例えば、圧延接着)は特に限定されない。
図3(a)及び図3(b)に、図1の透明アンテナの変形例を示す。
図3(a)及び図3(b)に示すように、この変形例では、金属箔からなる導電部材9が、その両面で線状導体3と接触している。すなわち、導電部材9は、互いに隣接する線状導体3間を通って、断面波状(図3(b))となるように設けられている。
次に、透明アンテナの第2の参考形態について説明する。
第1の参考形態では、導電部材4が金属箔或いは金属板からなるものであったが、本参考形態では、導電部材が1本或いは複数本の金属線材からなる。
図4(a)及び図4(b)に示すように、本参考形態の透明アンテナ10では、複数本の金属線材11が、線状導体2と略90°の角度で交差している。ただし、複数本の金属線材11はいずれも、複数本の線状導体3の一方側で線状導体3と接触している。ここで、複数本の線状導体3の一方側とは、複数本の線状導体3が成す面の一方側の面を示す。
参考形態の透明アンテナ10も、給電部5と静電結合させる導電部材(11)の面積を大きくしており、前参考形態の透明アンテナ1と同様の作用効果を有する。
図5(a)及び図5(b)に、本発明の実施形態に係る透明アンテナを示す。
図5(a)及び図5(b)に示すように、本実施形態では、各金属線材13が、互いに隣接する線状導体3間を通って線状導体3と交差している。すなわち、透明アンテナ12は、線状導体3の端部(給電部下方)と金属線材13とが編み込み構造をなし、その編み込み構造の部分が導電部材に相当するものである。
次に、透明アンテナの第3の参考形態について説明する。
図6(a)及び図6(b)に示すように、本参考形態の透明アンテナ15は、その基本的な構成部分は上述した図1の透明アンテナ1とほぼ同様であるが、導電部材を構成する金属箔16に、複数の穴(貫通孔)17が形成されている点において異なる。
参考形態の透明アンテナ15は、図1の透明アンテナ1と同様な作用効果を有する。これに加え、透明アンテナ15には金属箔16に複数の穴17が形成されているので、穴16を通して2枚の絶縁性フィルム2が接着され、絶縁性フィルム2の接着を強固なものとすることができる。
次に、透明アンテナの第4の参考形態について説明する。
図7(a)及び図7(b)に示すように、本参考形態の透明アンテナ20は、図1の透明アンテナ1と基本的な構造は同じであるが、導電部材4の片側又は両側図では片側)の絶縁性フィルムの一部21を取り除いて導電部材4の一部を露出させ、その露出した導電部材の一部を給電部22としたものである。
図8(a)及び図8(b)に示すように、同軸ケーブルの内部導体7は、導電部材4の一部がなす給電部22に接続される。
参考形態の透明アンテナ20によれば、露出した導電部材4(給電部22)に同軸ケーブル6の内部導体7を直接に接続することで、給電部22のインピーダンスを軽減することができる。
次に、透明アンテナの第5の参考形態について説明する。
図9(a)及び図9(b)に示すように、本参考形態の透明アンテナ30は、図8の透明アンテナ20において、線状導体3と導電部材4との接触部分に、はんだ等の低融点金属31を設けたものである。低融点金属31を線状導体3と導電部材4の接触部分に設けた後、導電部材4に熱をかけることで低融点金属31が溶融し、その低融点金属31を固着させることにより線状導体3と導電部材4とが確実に接触(電気的接続)する(線状導体3と導電部材4の離間を防ぐ)。これにより線状導体3と導電部材4間の抵抗を低減することができる。
なお、図中32は、同軸ケーブル6の内部導体8と給電部22とを接着するハンダである。
参考の形態の透明アンテナ30は、第4の参考形態の透明アンテナ20と基本構造が同じであるが、低融点金属31は上述した第1〜第3の参考形態の透明アンテナに設けてもよい。
また、本発明に係る透明アンテナは、線状導体を格子状、または、網目上にすることで、視認困難な透明の電磁波遮断フィルムとして適用することができる。これにより、家屋の窓ガラスやブラウン管表面への貼り付け、顔面を保護するカバーに適用することで、視認性を損なう事無く電磁波を遮断することが可能になる。
以上、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
参考例1)
直径φ0.02mmの10本の無光沢銀めっき銅合金導体を等間隔1.5mmで平行に配列し、2枚の可視光透過性と自己融着性を有する絶縁性フィルム(たとえば、アクリルやポリ塩化ビニル)で線状導体を挟み、120℃の熱を加え圧着することで透明アンテナを形成した。透明アンテナの長さは140mmになるようにした。また、導電部材として、幅16mm、高さ5mmの厚さ0.05mmの銅箔を10本の線状導体全てに接触するように挟みこんだ。絶縁性フィルム上から、銅箔を挟んだ箇所と重なるように同じ大きさの銅板を貼付け、銅箔と静電結合させ給電部とした。その後、銅板と同軸ケーブルを接続しモノポールアンテナを製造し、そのリターンロス特性を評価した。
参考例2)
直径φ0.02mmの10本の無光沢銀めっき銅合金導体10を等間隔1.5mmで平行に配列し、2枚の可視光透過性を有する絶縁性フィルム(たとえば、ポリエチレンテレフタレートやポリカーボネート)の厚さ0.012mm、接着層の厚さ0.015mmで線状導体を挟み、120℃の熱を加え圧着することで透明アンテナを形成した。透明アンテナの長さは140mmになるようにした。また、導電部材として、幅16mm、高さ5mmの厚さ0.05mmの銅箔を10本の線状導体全てに接触するように挟みこんだ。絶縁性フィルム上から、銅箔を挟んだ箇所と重なるように、同じ大きさの銅板を貼付け銅箔と静電結合させ給電部とした。その後、銅板とケーブルを接続しモノポールアンテナを製造し、そのリターンロス特性を評価した。
(比較例1)
直径φ0.02mmの10本の無光沢銀めっき銅合金導体を等間隔1.5mmで平行に配列し、2枚の可視光透過性と自己融着性の有る絶縁性フィルム(たとえば、アクリル)で線状導体を挟み、120℃の熱を加え圧着することで透明アンテナを形成した。透明アンテナの長さは140mmになるようにした。また、絶縁性フィルム上から、幅16mm、高さ5mmの銅板を貼付け導体と静電結合させ給電部とした。その後、銅板とケーブルを接続しモノポールアンテナを製造し、そのリターンロス特性を評価した。
(比較例2)
直径φ0.02mmの10本の無光沢銀めっき銅合金導体を等間隔1.5mmで平行に配列し、2枚の可視光透過性の有る絶縁体フィルム(たとえば、ポリエチレンテレフタレートやポリカーボネート)の厚さ0.012mm、接着層の厚さ0.015mmで線状導体を挟み、120℃の熱を加え圧着することで透明アンテナを形成した。透明アンテナの長さは140mmになるようにした。また、絶縁性フィルム上から、幅16mm、高さ5mmの銅板を貼付け導体と静電結合させ給電部とした。その後、銅板とケーブルを接続しモノポールアンテナを製造し、そのリターンロス特性を評価した。
ここで、図10に参考例1と比較例1のアンテナ特性(リターンロス特性)、図11に参考例2と比較例2のアンテナ特性をそれぞれ示す。図10、11に示すように、参考例1(参考例2)の特性が比較例1(比較例2)の特性に比べて、ピーク周波数(600MHz)および周波数全域にわたり、リターンロスが向上していることがわかる。
本発明に係る透明アンテナの第1の参考形態を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図である。 図1の透明アンテナに同軸ケーブルを接続した例を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図である。 図1の透明アンテナの変形例を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図である。 本発明に係る透明アンテナの第2の参考形態を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図である。 本発明に係る透明アンテナの実施形態を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図である。 本発明に係る透明アンテナの第3の参考形態を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図である。 本発明に係る透明アンテナの第4の参考形態を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図である。 図7の透明アンテナに同軸ケーブルを接続した例を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図である。 本発明に係る透明アンテナの第5の参考形態を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図である。 参考例1及び比較例1のリターンロス特性を示すグラフである。 参考例2及び比較例2のリターンロス特性を示すグラフである。 ダイポールアンテナの構造を示す回路図である。 従来の透明アンテナを示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面図である
1 透明アンテナ
2 絶縁性フィルム
3 線状導体
4 導電部材
5 給電部
6 同軸ケーブル
7 内部導体
8 外部導体
11 金属線材
17 穴
31 低融点金属

Claims (1)

  1. 2枚の可視光透過性を有する絶縁性フィルムの間に複数本の線状導体を並列して挟み込み、上記絶縁性フィルム上に給電部を設けた透明アンテナにおいて、
    上記2枚の絶縁性フィルム間に、線状導体を相互に接続する導電部材を線状導体と直接接触するように設け、上記導電部材と上記給電部とを上記絶縁フィルムを介して静電結合させ
    上記導電部材は、上記複数の線状導体と交差して設けられる1本或いは複数本の金属線材であり、上記複数の線状導体と上記金属線材が編み込み構造をなすことを特徴とする透明アンテナ。
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