JP2005277897A - 平板アンテナ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 筐体曲面に沿って簡便に搭載することの出来るフレキシブルな平板アンテナ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 帯域幅に応じた幅のスリット2を介して一方の側に第1の導体部としての放射素子部3及び他方の側に第2の導体部4を有する導体6と、導体6の放射素子部3と第2の導体部4に接続する給電線路10とを備えた平板アンテナにおいて、導体6となる金属箔6aを絶縁フィルム5に張り合わせてフレキシブル基板7を形成し、金属箔6aにスリット2を形成して金属箔6aの一方の側に放射素子部3を、他方の側に第2の導体部4を形成した平板アンテナ1及びその製造方法である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アンテナに係り、特に平板アンテナ及びその製造方法に関するものである。
従来技術のアンテナとしては、図6に示すような平板アンテナがある。
図6(a)は、平板アンテナ61の正面図を示す。
図示したように平板アンテナ61は、厚さ0.2mmのリン青銅からなるリードフレーム26に、帯域幅に応じた幅bのスリット2を打ち抜くことにより、このスリット2を介して一方の側に放射素子部13を、他方の側にグラウンド部14を形成し、同軸ケーブルからなる給電線路10の外部導体10aとグラウンド部14とが、また芯線導体10bと放射素子部13とがそれぞれ電気的に接続された構造となっている。
図6(b)は、図6(a)で示した平板アンテナ61のD−D断面図を示す。
平板アンテナ61のリードフレーム26の表裏面は、厚さ0.1mmの樹脂フィルム25によりラミネートされている。リードフレーム26の一部は、表面をラミネートせず露出させてあり、図6(a)で示した放射素子部13及びグラウンド部14と給電線路10との接続用孔を形成している。
リードフレーム26は、樹脂フィルム25がラミネートされたリン青銅を、スリット2、放射素子部13、グラウンド部14を形成するように外形を打ち抜いて成形される。リードフレーム26が成形された後、放射素子部13とグラウンド部14の一部がラミネートされず露出している接続用孔を通して給電線路10の外部導体10aとグラウンド部14とが、また芯線導体10bと放射素子部13とが、各々半田17によって半田付されて電気的に接続されている。
また、従来技術のアンテナとして図7に示すようなアンテナもある(特許文献2参照)。
図示したアンテナ71は、厚さ1.6mmの片面銅張のフェノール樹脂基板28の表面に、アースに接続される接地導体部29と、電磁波を放射するための放射導体部20と、放射導体部20に給電するための給電路27と、放射導体部20と接地導体部29とを短絡接続するための短絡導体部22と、アンテナのインピーダンス整合を行うための整合用突出部23とを備える。放射導体部20等を残すようにフェノール樹脂基板28表面の銅のエッチングを行った。アンテナ71はエッチングの後、同軸線路24の中心導体(芯線)と給電路27とを、また同軸線路24の外部導体(アース)と接地導体部29とをそれぞれ接続した構成となっている。
特願2001−344882号 特開平5−22018号公報
しかしながら、携帯端末等の筐体はデザイン面や機能面の観点から、四角で平らなものから曲面を持つような複雑な形状へと様変わりしてきている。また、携帯端末の小型化、薄型化、軽量化により、アンテナを搭載するスペースは減少してきているという問題点がある。
そのため、アンテナは薄く且つ軽いことが要求され、筐体曲面に沿ってアンテナを搭載する事が要求されてきている。
特許文献1、2に示されるような従来技術のアンテナは、剛性が高いため筐体曲面に沿うように筐体の僅かな隙間からアンテナを挿入・搭載することは困難であるという問題点がある。
また、挿入・搭載できたとしても、厚い金属板を使用したアンテナの場合には、僅かな曲げであっても塑性変形し、元の形状に戻すことは困難である。
そのため、アンテナの搭載位置等を微調整する必要がある場合には、一度搭載したアンテナは使用できず、新たなアンテナに交換する必要があるという問題点がある。
また、厚いフェノール樹脂基板の場合には基板にクラックが生じたり、最悪割れてしまう可能性があり、アンテナとして機能しなくなるという問題点もあった。
そこで、本発明の目的は、筐体曲面に沿って簡便に搭載することの出来るフレキシブルな平板アンテナ及びその製造方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、第1の発明は、帯域幅に応じた幅のスリットを介して一方の側に第1の導体部としての放射素子部及び他方の側に第2の導体部を有する導体と、該導体の上記放射素子部と上記第2の導体部に接続する給電線路とを備えた平板アンテナにおいて、上記導体となる金属箔を絶縁フィルムに張り合わせてフレキシブル基板を形成し、上記金属箔に上記スリットを形成して上記金属箔の一方の側に上記放射素子部を、他方の側に上記第2の導体部を形成した平板アンテナである。
第2の発明は、上記絶縁フィルムにポリイミドを用いたものである。
第3の発明は、上記絶縁フィルムが厚さ0.2mm以下であるものである。
第4の発明は、上記金属箔が厚さ50μm以下であるものである。
第5の発明は、上記金属箔が電解銅または圧延銅であるものである。
第6の発明は、上記導体の表面に保護用の絶縁フィルムを積層したものである。
第7の発明は、上記保護用の絶縁フィルムが上記導体に印刷されて形成されるものである。
第8の発明は、上記導体の表面にNi、Au、Sn若しくは、Ni下地のAuなどからなる防触メッキ層を形成するものである。
第9の発明は、帯域幅に応じた幅のスリットを介して一方の側に第1の導体部としての放射素子部と、他の側に第2の導体部を有する導体と、その導体の上記放射素子部と上記第2の導体部に接続する給電線路とを備えた平板アンテナにおいて、絶縁フィルムに導体となる金属箔を張り合わせてフレキシブル基板を形成し、上記金属箔にスリットを形成して金属箔の一方の側に上記放射素子部を、他方の側に上記第2の導体部を形成する平板アンテナの製造方法である。
本発明によれば、アンテナを筐体曲面に沿って簡便に搭載することができるという優れた効果を発揮する。
以下、本発明の好適実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の好適実施の形態である平板アンテナを示す。図1(a)は、平板アンテナ1の正面図である。図1(b)は、図1(a)で示した平板アンテナ1のA−A断面図を示す。
図示したように、平板アンテナ1は、空間に電磁波を放射するための第1の導体部としての放射素子部3と、接地されている第2の導体部4と、放射素子部3と第2の導体部4を分離するためのスリット2と、平板アンテナ1に電力を給電するための同軸の給電線路10と、給電線路10と放射素子部3及び第2の導体部4を接続するための半田17とを備えて構成される。
平板アンテナ1は、帯域幅に応じた幅bのスリット2を介して一方の側に第1の導体部としての放射素子部(以下単に、放射素子部と称する。)3と他方の側に第2の導体部4を有する後述する金属箔6aで形成された導体6(破線で示す部分)と、導体6の放射素子部3と第2の導体部4に接続する給電線路10とを備えたアンテナである。
平板アンテナ1は、後述する絶縁フィルム5に導体6となる金属箔6aを張り合わせて後述するフレキシブル基板7を形成し、金属箔6aにスリット2を形成して導体6の一方の側に放射素子部3を、他方の側に上記第2の導体部4を形成した構造となっている。
平板アンテナ1は、各部位の寸法が導体6の長さL、第2の導体部4の幅W、放射素子部3のエレメント長a、第2の導体部4と放射素子部3とのスリット2の幅b、放射素子部3のエレメント幅cである形状で形成される小型のアンテナである。
フレキシブル基板7は、厚さ0.2mm以下のポリイミドなどからなる樹脂フィルムを用いて形成される絶縁フィルム5に、放射素子部3や第2の導体部4を設けるための導体6となる厚さ50μm以下の金属箔6aを張り合わせて形成されたフレキシブルな薄いアンテナ基板である。
放射素子部3及び第2の導体部4は、例えば厚さ18μmの電解銅箔よりなる金属箔6aをエッチングして導体6となり、形成されている。
放射素子部3のエレメント長aは、平板アンテナ1の使用周波数の波長をλとした場合、λ、λ/2、λ/4、λ/8等に設定することが一般的であり、アンテナ小型化のためにはエレメント長aは短い方がよい。しかしながら、エレメント長aが短いとアンテナの利得の低下や周波数帯域幅の減少が発生する可能性がある。
そこで、本実施の形態では、アンテナ小型化の要求も満たし、また要求のアンテナ特性である利得及び周波数帯域幅が充分得られるための最適値として、エレメント長aをλ/4とした。例えば、使用周波数が2.4GHzの場合、放射素子部3のエレメント長aは、約30mmとなる。
尚、スリット2の幅bや長さ、放射素子部3の幅、導体6の長さLは、平板アンテナ1の搭載されるアプリケーションにより要求されるアンテナ特性(仕様)に従って決定する。
基本的に、放射素子部3のエレメント長aは使用する電磁波の共振周波数に対応しており、スリット2の幅bは平板アンテナ1の周波数帯域幅に、導体6の長さLと第2の導体部4の幅Wとの比L/Wは平板アンテナ1のアンテナ指向性にそれぞれ寄与するパラメータとなっている。
本実施の形態では各々の寸法を、例えばスリット2の幅b=2mm、放射素子部3のエレメント幅c=1mm、金属箔6の長さL=30mm、第2の導体部4の幅W=30mmとした。尚、特に断らない限りここで示した寸法の一例は、後述の図2の平板アンテナ21、図3の平板アンテナ31においても同様とする。
給電線路10は、使用する電磁波に適した高周波用のフレキシブル同軸ケーブルを用いるとよく、給電線路10は、外部導体10aと、芯線導体10bとを備えて構成されている。例えば小型、軽量に適する直径0.8mm程度の同軸ケーブルが使用されるとよい。
図示したように、平板アンテナ1は、例えば厚さ50μmの薄いポリイミドシートなどで形成される絶縁フィルム5に、電解銅箔等で形成された金属箔6aをラミネートして形成したフレキシブル基板7を用い、その金属箔6aをエッチングすることにより、電磁波放射のための放射素子部3と、第2の導体部4とからなる導体6を形成している。
金属箔6aは、フレキシブル基板7の曲げの容易性や平板アンテナ1の電気的な特性を満たし製造が容易なように、電解銅若しくは圧延銅を用いるとよい。
放射素子部3及び第2の導体部4とが形成された導体6の表面を保護するため、ポリイミドフィルム等の材質からなる厚さ50μmの保護用の絶縁フィルム8でフレキシブル基板7の表面をラミネートし積層した。
尚、給電線路10の芯線導体10bと放射素子部3とを、また給電線路10の外部導体(アース側)10aと第2の導体部4とをそれぞれ接続する導体6の一部分は、接続のための開口部を設けるため、当該部分にはポリイミドのラミネートは施さない。
保護用の絶縁フィルム8のラミネートは、用意したマスクを用いて印刷することにより形成してもよい。
導体6の表面を保護用の絶縁フィルム8をラミネートした後、給電線路10の芯線導体10bと、放射素子部3とを電気的に接続する。また、給電線路10の外部導体(アース側)10aと、第2の導体部4とをそれぞれ半田17により電気的に接続してアースを形成する。
以上説明した平板アンテナ1は、給電線路10を接続する前のアンテナの厚さが118μmであり、薄く且つ軽い屈曲性に富んだアンテナであるため、筐体の曲面に沿うように筐体の僅かな隙間からアンテナを挿入・搭載することが可能であり、筐体曲面に沿って簡便に搭載することができる。
また、平板アンテナ1はフレキシブルな絶縁フィルム5を使用しているため、調整の必要性から一度筐体に挿入した後に平板アンテナ1を取り出しても、電気的な特性や機械的な特性が損なわれることなく元の状態に戻る。従って、再度筐体に挿入する事が可能であり、新たなアンテナを交換することなく引き続き使用でき、従来の厚く硬い基板の場合には基板にクラックが生じたり、最悪割れてしまう問題点があったが、このような問題は解消され信頼性のある平板アンテナを提供できる。
図2に、第2の実施の形態である平板アンテナ21を示す。図2(a)は、平板アンテナ21の正面図を示す。図2(b)は、図2(a)で示した平板アンテナ21のB−B断面図を示す。
平板アンテナ21は、基本的な構造は図1において示した平板アンテナ1と同様であり、フレキシブル基板7を形成し、このフレキシブル基板7上に放射素子部3、第2の導体部4を形成したものである。
平板アンテナ21が異なる点は、平板アンテナ1で保護用の絶縁フィルム8でラミネートされている部分を、代わりにソルダレジスト9を印刷することにより放射素子部3、第2の導体部4の保護用の層を形成したことにある。
平板アンテナ21も、平板アンテナ1と同じように作用効果を得られ、薄く且つ軽い屈曲性に富んだアンテナであるため、筐体の曲面に沿うように筐体の僅かな隙間からアンテナを挿入・搭載することが可能であり、筐体曲面に沿って簡便に搭載することができる。
また、調整の必要性から一度筐体に挿入した後で取り出しても、電気的な特性や機械的な特性が損なわれることなく元の状態に戻る。従って、再度筐体に挿入する事が可能であり、新たなアンテナに交換することなく引き続き使用でき、信頼性のある平板アンテナを提供できる。
図3に、第3の実施の形態である平板アンテナ31を示す。図3(a)は、平板アンテナ31の正面図を示す。図3(b)は、図3(a)で示した平板アンテナ31のC−C断面図を示す。
平板アンテナ31は、基本的な構造は図1、図2において示した平板アンテナ1、21と同様であり、フレキシブル基板7を形成し、このフレキシブル基板7上に放射素子部3、第2の導体部4を形成したものである。
平板アンテナ31が異なる点は、平板アンテナ1で保護用の絶縁フィルム8でラミネートされている部分に、代わりに電解メッキ若しくは無電解メッキを施すことにより放射素子部3、第2の導体部4の保護用の防触メッキ層11を形成したことにある。
この防触メッキ層11は、図示したように例えば厚さ1.5μmのNiの下地メッキ15を施した上に、厚さ0.2μmのAuのメッキ16を施して導体6表面全体に形成される。
また、防触メッキ層11を施す代わりに、導体6の表面にNi、Au、Snのメッキを施し、同様の防触メッキを形成することでもよい。
平板アンテナ31も、平板アンテナ1、21と同じように作用効果を得られ、薄く且つ軽い屈曲性に富んだアンテナであるため、筐体の曲面に沿うように筐体の僅かな隙間からアンテナを挿入・搭載することが可能であり、筐体曲面に沿って簡便に搭載することができる。
また、調整の必要性から一度筐体に挿入した後で取り出しても、電気的な特性や機械的な特性が損なわれることなく元の状態に戻るため、再度筐体に挿入する事が可能であり、新たなアンテナを交換することなく引き続き使用でき、信頼性のある平板アンテナを提供できる。
次に、平板アンテナ1、21、31の電気的特性について説明する。
図4は、本実施の形態の平板アンテナと、従来構造のアンテナのVSWR(電圧定在波比)を比較した特性図である。特性図の横軸は、周波数を示し、縦軸はVSWRを、実線は本実施の形態の平板アンテナの特性を、一点鎖線は従来構造のアンテナの特性を示す。
図から分かるように本実施の形態の平板アンテナは、使用する周波数帯(2.4GHz)と中心にVSWRは若干改善されており、従来構造のアンテナと同等の良好なVSWR特性であることを示している。
図5は、本実施の形態の平板アンテナと、従来構造のアンテナの指向性を比較した特性図である。
図5(a)は、本実施の形態の平板アンテナの放射パターンを示す特性図である。図5(b)は、従来構造の平板アンテナの放射パターンを示す特性図である。各特性図の同心円は、利得を示し、各円の利得の値を縦軸により示す。各特性図中の太線は、各平板アンテナの垂直偏波パターンを示す。各特性図中の破線は、各平板アンテナの水平偏波パターンを示す。
図5(a)と図5(b)との比較から分かるように、本実施の形態の平板アンテナの使用周波数帯2.442GHzでの放射パターンは、垂直偏波パターン、水平偏波パターンともに従来構造のアンテナと同等の良好な特性であることを示している。
以上、図4、図5から平板アンテナ1、21、31は、従来構造のアンテナと同等の電気的性能を有すことが分かる。
説明したように、絶縁フィルムに導体となる金属箔を張り合わせたフレキシブル基板を用いて、放射素子部、第2の導体部を備えた構造となっているので、携帯端末の小型化、薄型化、軽量化に対応する平板アンテナを得ることができる。
本平板アンテナは、微調整する必要がある場合には、微調整後に再度搭載することができるため、従来技術のような微調整の際にアンテナを交換する必要が生じるという問題点を解消している。
また、平板アンテナはフレキシブル基板上に形成されているため、従来のアンテナのようにクラックが生じたり割れてしまうという問題も解消され、信頼性の高い平板アンテナとなっている。
図1(a)は、本発明の実施の形態である平板アンテナの正面図である。図1(b)は、図1(a)のA−A断面図である。 図2(a)は、第2の実施の形態である平板アンテナの正面図である。図2(b)は、図2(a)のB−B断面図である。 図3(a)は、第3の実施の形態である平板アンテナの正面図である。図3(b)は、図3(a)のC−C断面図である。 本実施の形態の平板アンテナと、従来構造のアンテナのVSWR(電圧定在波比)を比較した特性図である。 図5(a)は、本実施の形態の平板アンテナの放射パターンを示す特性図である。図5(b)は、従来構造の平板アンテナの放射パターンを示す特性図である。 図6(a)は、従来構造のアンテナの正面図である。図6(b)は、図6(a)のD−D断面図である。 従来技術のアンテナの概観図である。
符号の説明
1 平板アンテナ
2 スリット
3 第1の導体部としての放射素子部
4 第2の導体部
5 絶縁フィルム(ポリイミドフィルム)
6 導体
6a 金属箔(電解銅箔)
7 フレキシブル基板
8 保護用の絶縁フィルム
10 給電線路
10a 外部導体
10b 芯線導体
17 半田
a 放射素子部のエレメント長
b スリットの幅
c 放射素子部のエレメント幅
L 導体の長さ
W 第2の導体部の幅

Claims (9)

  1. 帯域幅に応じた幅のスリットを介して一方の側に第1の導体部としての放射素子部及び他方の側に第2の導体部を有する導体と、該導体の上記放射素子部と上記第2の導体部に接続する給電線路とを備えた平板アンテナにおいて、上記導体となる金属箔を絶縁フィルムに張り合わせてフレキシブル基板を形成し、上記金属箔に上記スリットを形成して上記金属箔の一方の側に上記放射素子部を、他方の側に上記第2の導体部を形成したことを特徴とする平板アンテナ。
  2. 上記絶縁フィルムにポリイミドを用いた請求項1記載の平板アンテナ。
  3. 上記絶縁フィルムが厚さ0.2mm以下である請求項1または2記載の平板アンテナ。
  4. 上記金属箔が厚さ50μm以下である請求項1〜3いずれか記載の平板アンテナ。
  5. 上記金属箔が電解銅または圧延銅である請求項1〜4いずれか記載の平板アンテナ。
  6. 上記導体の表面に保護用の絶縁フィルムを積層した請求項1〜5いずれか記載の平板アンテナ。
  7. 上記保護用の絶縁フィルムが上記導体に印刷されて形成される請求項6記載の平板アンテナ。
  8. 上記導体の表面にNi、Au、Sn若しくは、Ni下地のAuなどからなる防触メッキ層を形成する請求項1〜5いずれか記載の平板アンテナ。
  9. 帯域幅に応じた幅のスリットを介して一方の側に第1の導体部としての放射素子部と、他の側に第2の導体部を有する導体と、その導体の上記放射素子部と上記第2の導体部に接続する給電線路とを備えた平板アンテナにおいて、絶縁フィルムに導体となる金属箔を張り合わせてフレキシブル基板を形成し、上記金属箔にスリットを形成して金属箔の一方の側に上記放射素子部を、他方の側に上記第2の導体部を形成することを特徴とする平板アンテナの製造方法。
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