JP4770656B2 - 運転模擬試験装置の車両拘束装置 - Google Patents

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本発明は、被験者の運転操作に応じて車両の運動を模擬する運転模擬試験装置の車両拘束装置に関する。
車両の開発や運転者の訓練などを目的として、被験者の運転操作に応じて車両の運動を模擬体感することができるドライビングシミュレータが知られている(例えば、特許文献1参照)。このドライビングシミュレータは、各種操作系やメータなどを装備する車両が内部に設置されたドームを備えており、回転プレートや6軸運動ユニット、水平変位装置により、ドームのチルト運動(ピッチ方向、ロール方向)を制御するとともにドームの並進運動(前後方向、左右方向)を制御している。
特表2005−505783号公報
このようなドライビングシミュレータにおいて、ドーム内で車両を上下・ロール・ピッチ運動させることができれば、回転プレートやドームごと車両を傾けることなく、路面状態に応じた揺れをよりリアルに模擬することができる。そのために、回転プレート上に加振装置を設け、車両を運動させることが考えられる。しかしながら、単に加振装置を設けただけでは、車両の支持剛性が低下し、運転者に漂い感や浮遊感を与えてしまって、シミュレータ酔いが生じやすくなるという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みて為されたものであり、車両の上下・ロール・ピッチ運動を許容しつつ支持剛性を高め、シミュレータ酔いを抑えることが可能な運転模擬試験装置の車両拘束装置を提供することを目的とする。
発明に係る運転模擬試験装置の車両拘束装置は、プラットホーム上で加振装置により車両に対して上下動を入力して実走行における路面振動を模擬する運転模擬試験装置の車両拘束装置であって、プラットホームと車両とを連結する第1〜第3のリンクと、第1〜第3のリンクとプラットホーム及び車両とを連結点を中心に相対運動可能に連結するジョイントと、を備え、第1のリンクは車両の左右方向に延設され、第2のリンクは車両の前後方向に延設され、第3のリンクは第1のリンクの延設方向に沿って延設され、第2のリンクと車両との連結点を間に挟むように、第1のリンクから車両の前後方向に離間して設けられており、第1及び第3のリンクは車両のサイドメンバに連結され、第2のリンクは車両のクロスメンバに連結されている、ことを特徴とする。
この車両拘束装置では、第1及び第3のリンクにより車両の左右方向の運動を拘束することができる。また、第2のリンクにより車両の前後方向の運動を拘束することができる。また、第1〜第3のリンク三点で車両を拘束できるため、車両のヨー方向の運動を拘束することができる。そして、第1〜第3のリンクは、それぞれ他のリンクの上下動を妨げることがなく、それぞれのリンクは上下動可能である。従って、車両の上下・ロール・ピッチ運動を許容しつつ、車両の前後方向、左右方向、及びヨー方向の運動を拘束することが可能となる。その結果、支持剛性を高めることができるため、加振装置により車両に上下運動を入力しプラットホームに対して車両を相対運動させることで、実走行における路面振動をよりリアルに模擬しつつ、シミュレータ酔いを抑えることができる。また、車両とプラットホームとは第1〜第3のリンクを介して連結されているため、プラットホームと一体に車両を運動(例えば、ヨー運動)させることもできる。さらに、それぞれのリンクは車両の左右方向乃至前後方向に延びているため、車両の上下・ロール・ピッチ運動に捩れなどの余分な動きが含まれなくなる。また、第1及び第3のリンクは、剛性の高いサイドメンバに連結されているため、車両の支持剛性をより高めることができ、シミュレータ酔いをより抑えることができる。また、第2のリンクも、剛性の高いクロスメンバに連結されているため、車両の支持剛性をより一層高めることができ、シミュレータ酔いをより一層抑えることができる。
本発明によれば、車両の上下・ロール・ピッチ運動を許容しつつ支持剛性を高めることができる。従って、実走行における路面振動をよりリアルに模擬しつつ、シミュレータ酔いを抑えることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係る車両拘束装置10は、被験者の運転操作に応じて車両の運動を模擬するドライビングシミュレータ(運転模擬試験装置)1の車両7の運動を拘束する。ドライビングシミュレータ1は、車両7が内部に設置されるドーム2を備え、ドーム2を2方向に並進させるXY並進機構3、ドーム2をチルト運動させるヘキサポッド4、車両7が配置されるプラットホーム5、及びドーム2内で車両7に上下動を入力する加振装置6を備えている。
図1〜図7を参照して、ドライビングシミュレータ1について説明する。図1は、ドライビングシミュレータの全体を示す斜視図である。図2は、図1のドームの内部及びヘキサポッドを示す正面図である。図3は、プラットホーム上の車両の正面図である。図4は、プラットホーム上の車両の側面図である。図5は、車両に対するリンクの接続部を示す図である。図6は、車両がロール運動している様子を示す正面図である。図7は、車両がピッチ運動している様子を示す側面図である。
ドライビングシミュレータ1は、被験者の運転操作に応じて車両7の運動状態を演算し、その演算した運動状態を被験者が体感できるようにドーム2及び車両7に対して各種運動を行う。そのために、ドライビングシミュレータ1は、主なものとして、ドーム2、XY並進機構3、ヘキサポッド4、プラットホーム5、加振装置6、車両7、スクリーン8、及び図示しないプロジェクタ、スピーカ、データベース、コンピュータを備えている。
ドーム2は、略円筒形状であり、底面にプラットホーム5が設けられている。プラットホーム5の上面には、車両7の4輪の位置にそれぞれ加振装置6が設置され、この4個の加振装置6によって車両7が支持されている。ドーム2の内面はスクリーン8となっており、車両7の全周に景色が映し出される構成になっている。ドーム2内には、スクリーン8に投影可能な位置及び角度で図示しないプロジェクタが設けられている。
XY並進機構3は、ドーム2をX方向及びこれと直交するY方向にそれぞれ並進運動させる。XY並進機構3では、X方向に並進運動させることでX方向の加速度を生じさせ、Y方向に並進運動させることでY方向の加速度を生じさせる。
XY並進機構3には、X方向に沿って6対のレール3aが敷設され、各レール3aの間にベルト3bがそれぞれ1本づつ設けられる。また、XY並進機構3には、6対のレール3aの上にY方向に沿って1対のレール3cが配置され、レール3cの間にベルト3dが設けられる。レール3cは、レール3a上をX方向に沿って移動自在に設けられ、下部に6本のベルト3bが取り付けられている。レール3c上には、ヘキサポッド4の台座となる移動台3eが配置される。移動台3eは、レール3c上をY方向に沿って移動自在に設けられ、下面にベルト3dが取り付けられている。
6本のベルト3bは、図示しないモータによってそれぞれ回転駆動され、レール3cをX方向に並進移動させる。ベルト3dは、図示しないモータによって回転駆動され、移動台3eをY方向に並進移動させる。
ヘキサポッド4は、ドーム2をピッチ方向、及びロール方向にそれぞれチルト運動させる。ヘキサポッド4は、6本の油圧シリンダ4aを備えており、移動台3eとプラットホーム5の支持台5aとの間にそれぞれ設けられている。油圧シリンダ4aは、作動油圧がそれぞれ供給されて伸縮することによって、プラットホーム5(ドーム2)が移動台3eに対して三次元的に傾く。
プラットホーム5は、加振装置6を介して車両7を支持する。プラットホーム5は、円盤状であり、支持台5aに対して回転自在に取り付けられている。支持台5aの内部には、図示しない回転駆動モータが設けられる。支持台5aは、この回転駆動モータによって、プラットホーム5を回転させてヨー運動させる。プラットホーム5の周端部にはドーム2の側面が取り付けられるので、プラットホーム5が回転するとドーム2全体が回転する。
4個の加振装置6は、プラットホーム5上に設けられ、車両7の各車輪の位置をそれぞれ支持するとともに、上下方向に伸縮し、ドーム2内で車両7に対して上下動を入力する。加振装置6は、図示しないボールジョイントなどを介して車両7に連結されている。加振装置6は、図示しない油圧シリンダを備え、作動油圧に応じてロッドが伸縮することで、車両7の各車輪部分を上下方向に移動させる。4本の加振装置6がそれぞれ上下動を入力することによって、車両7がプラットホーム5に対して三次元的に傾動する。これにより、ドーム2内で車両7をピッチ方向、ロール方向、バウンス方向(上下方向)にそれぞれ運動させ、路面状態による揺れを模擬させる。
車両7は、被験者が着座して各種運転操作を行うことができる。そのために、車両7には、操作部やメータなどが装備されている。操作部は、アクセルペダル、ブレーキペダル、ステアリングホイール、シフトレバーなどから構成される。
プロジェクタは、コンピュータから画像信号をそれぞれ受信すると、各画像信号に応じて模擬画像(模擬走行路を走行した場合に車両内から見える景色の画像)をスクリーン8に投影する。被験者は、スクリーン8に投影されている模擬画像を見ながら走行路や標識、信号、他車両、歩行者などの情報を取得し、その情報に応じた運転操作を行う。スピーカは、コンピュータから音信号を受信すると、各音信号に応じて模擬音(走行中に運転者に聞こえる音(排気音、エンジン音、風切音、ロードノイズなどを合成した音))を出力する。
車両拘束装置10は、図3〜図5に示すように、第1〜第3のリンク12,14,16とジョイント11とを備えている。第1〜第3のリンク12,14,16は、それぞれ一端がプラットホーム5に連結されると共に他端が車両7に連結されている。ジョイント11は、第1〜第3のリンク12,14,16とプラットホーム5及び車両7とを連結点を中心に相対運動可能に連結している。このようなジョイント11としては、例えばボールジョイントが挙げられる。
第1のリンク12は、図3に示すように、車両前部で車両7の左右方向に延設されている。第2のリンク14は、図4に示すように、車両7の前後方向に延設されている。第3のリンク16は、車両後部で第1のリンク12と前後方向に離間して車両7の左右方向に延設されている。第1及び第3のリンク12,16は、図5に示すように、車両7のサイドメンバ7aに連結されている。第2のリンク14は、図5に示すように、例えばトランスミッションを支えている車両のクロスメンバ7bに連結されている。そして、これら第1〜第3のリンク12,14,16は、外方に露出しないように車両7の下部空間に収容されている。
次に、本実施形態に係るドライビングシミュレータ1の車両拘束装置10の作用及び効果について説明する。
ドライビングシミュレータ1は、XY並進機構3、ヘキサポッド4、及び支持台5aにより、被験者の運転操作に応じて車両7の運動をリアルに模擬する。また、加振装置6により車両7に上下動を入力することで、図6に示すようにプラットホーム5上で車両7をロール運動させたり、図7に示すようにプラットホーム5上で車両7をピッチ運動させたりすることで、路面状態による揺れをリアルに模擬する。このとき、より荒い路面による揺れを再現しようとすると、加振装置6はより大きなストローク及び加振力で上下動するため、このままでは車両7の支持剛性が低下し、被験者に漂い感や浮遊感を与えてしまって、シミュレータ酔いが生じやすくなる。
このとき、本実施形態の車両拘束装置10は、第1〜第3のリンク12,14,16とジョイント11を備え、第1のリンク12は、車両前部で車両7の左右方向に延設され、第2のリンク14は、車両7の前後方向に延設され、第3のリンク16は、車両後部で第1のリンク12と前後方向に離間して車両7の左右方向に延設されている。従って、左右方向に延設されたリンク12,16により車両7の左右運動を拘束し、前後方向に延設されたリンク14により車両7の前後運動を拘束し、これら三つのリンク12,14,16によりヨー運動を拘束することができる。
このようにして、車両7の上下・ロール・ピッチ運動を許容しつつ、車両7の前後方向、左右方向、及びヨー方向の運動を拘束することができる。これにより、車両7の支持剛性を高めることができるため、実走行における路面振動をよりリアルに模擬しつつ、シミュレータ酔いを抑えることができる。また、車両7とプラットホーム5とは第1〜第3のリンク12,14,16を介して連結されているため、プラットホーム5と一体に車両7を運動(例えば、ヨー運動や重力を体感させるためのより大きな並進運動)させることができ、よりリアルな実走行を模擬することが可能となる。
また、それぞれのリンク12,14,16は車両7の左右方向乃至前後方向に延びているため、車両7の上下・ロール・ピッチ運動に捩れなどの余分な動きを含まれなくすることができる。また、第3のリンク16は第1のリンク12と前後方向に離間して設けられているため、ヨー運動の拘束性をより高めることができる。
また、第1及び第3のリンク12,16は、剛性の高いサイドメンバ7aに連結されているため、車両7の支持剛性をより高めることができ、シミュレータ酔いをより抑えることができる。また、第2のリンク14も、剛性の高いクロスメンバ7bに連結されているため、車両7の支持剛性をより一層高めることができ、シミュレータ酔いをより一層抑えることができる。
また、第1〜第3のリンク12,14,16は、外方に露出しないように車両7の下部空間に収容されているため、コンパクトな構成となって、プラットホーム5上を有効利用することができる。
また、このように車両拘束装置10により車両7の動きを拘束するため、車両7を支えるための大容量のエアバネが不要となって、コンパクト化が図れると共に、加振装置6が発生する上下動の一部がエアバネの弾性により吸収されることが無くなることで、加振の効率低下を抑制することができる。
また、第1のリンク12の車両7への連結点を運転席の真下に配置すると、連結点と被験者の頭との距離が短くなるため、動きの振れ幅が小さくなって、シミュレータ酔いをより一層抑えることができる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
例えば、上記した実施形態では、第1〜第3のリンク12,14,16は片持ちリンクとしたが、これらリンクは、図8に示すように、ワットリンクのような両持ちリンク18であってもよい。この場合、車両7の左右方向の真中に連結点を設けることで、運転席側と助手席側のロール運動を同一のものとすることができる。
また、図9(a)に示すように、第1のリンク22を車両7の左右方向に延設し、第2のリンク24を車両7の前後方向に延設し、第3のリンク26を第2のリンク24と左右方向に離間して車両7の前後方向に延設してもよい。このようにしても、左右方向に延設されたリンク22により車両7の左右運動を拘束し、前後方向に延設されたリンク24,26により車両7の前後運動を拘束し、これら三つのリンク22,24,26によりヨー運動を拘束することができる。従って、車両7の上下・ロール・ピッチ運動を許容しつつ、車両7の前後方向、左右方向、及びヨー方向の運動を拘束することができる。これにより、車両7の支持剛性を高めることができるため、実走行における路面振動をよりリアルに模擬しつつ、シミュレータ酔いを抑えることができる。
また、図9(b)に示すように、第1のリンク32を車両後部において車両7の左右方向に延設し、第2のリンク34を車両7の右側で左斜め前方向に延設し、第3のリンク36を車両7の左側で右斜め前方向に延設してもよい。このとき、第2及び第3のリンク34,36の延設方向について、平面視において車両7の前後方向における長さ成分が左右方向における長さ成分よりも長くなるようにすると好ましい。なお、第1のリンク32の延設方向については、平面視において車両7の前後方向の長さ成分が無く、左右方向における長さ成分が前後方向における長さ成分よりも必然的に長いものとなっている。このようにしても、左右方向に延設されたリンク32により車両7の左右運動を拘束し、斜め方向に延設されたリンク34,36の車両前後方向の長さ成分により車両7の前後運動を拘束し、三つのリンク32,34,36によりヨー運動を拘束することができる。従って、車両7の上下・ロール・ピッチ運動を許容しつつ、車両7の前後方向、左右方向、及びヨー方向の運動を拘束することができる。これにより、車両7の支持剛性を高めることができるため、実走行における路面振動をよりリアルに模擬しつつ、シミュレータ酔いを抑えることができる。
このように、図9(b)に示すように、リンクの延設方向は車両7の前後方向及び左右方向と平行である必要は無く、これらに傾斜していてもよい。このとき、少なくとも一のリンクは、車両の左右方向における長さ成分が前後方向における長さ成分よりも長くなるように延設されており、他の一のリンクは、車両の前後方向における長さ成分が左右方向における長さ成分よりも長くなるように延設されていればよい。このようにすれば、当該一のリンクにより車両の左右運動を主として拘束し、他の一のリンクにより車両の前後運動を主として拘束し、三つのリンクの組み合わせによりヨー運動を主として拘束することができる。そして、第1〜第3のリンクは、それぞれ他のリンクの上下動を妨げないように配置されることで、車両7の上下・ロール・ピッチ運動を許容しつつ支持剛性を高めることができ、実走行における路面振動をよりリアルに模擬しつつ、シミュレータ酔いを抑えることができる。
要するに、図10(a)に示すように、第1〜第3のリンク42,44,46が互いに平行に配置され支持剛性に劣るような場合や、図10(b)に示すように、第1〜第3のリンク42,44,46が放射状に配置されそれぞれ他のリンクの上下動を妨げるような場合を除くように、第1〜第3のリンクを上記のように配置すればよいのである。
ドライビングシミュレータの全体を示す斜視図である。 図1のドームの内部及びヘキサポッドを示す正面図である。 プラットホーム上の車両の正面図である。 プラットホーム上の車両の側面図である。 車両に対するリンクの接続部を示す図である。 車両がロール運動している様子を示す正面図である。 車両がピッチ運動している様子を示す側面図である。 リンクの変形例を示す図である。 第1〜第3のリンクの延設パターンの変形例を示す図である。 図10(a)は、3つのリンクが平行に延設されて支持剛性に劣る例を示す図であり、図10(b)は、3つのリンクが放射状に延設されてリンクの上下動が妨げられている例を示す図である。
符号の説明
1…ドライビングシミュレータ、2…ドーム、3…XY並進機構、4…ヘキサポッド、5…プラットホーム、6…加振装置、7…車両、7a…サイドメンバ、7b…クロスメンバ、8…スクリーン、10…車両拘束装置、11…ジョイント、12,22,32…第1のリンク、14,24,34…第2のリンク、16,26,36…第3のリンク。

Claims (1)

  1. プラットホーム上で加振装置により車両に対して上下動を入力して実走行における路面振動を模擬する運転模擬試験装置の車両拘束装置であって、
    前記プラットホームと前記車両とを連結する第1〜第3のリンクと、
    前記第1〜第3のリンクと前記プラットホーム及び前記車両とを連結点を中心に相対運動可能に連結するジョイントと、を備え、
    前記第1のリンクは前記車両の左右方向に延設され、
    前記第2のリンクは前記車両の前後方向に延設され、
    前記第3のリンクは、前記第1のリンクの延設方向に沿って延設され、前記第2のリンクと前記車両との連結点を間に挟むように、前記第1のリンクから前記車両の前後方向に離間して設けられており、
    前記第1及び第3のリンクは、前記車両のサイドメンバに連結され、
    前記第2のリンクは、前記車両のクロスメンバに連結されている、
    ことを特徴とする運転模擬試験装置の車両拘束装置。
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