JP2022074987A - 揺動装置及びドライビングシミュレータ - Google Patents

揺動装置及びドライビングシミュレータ Download PDF

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Abstract

Figure 2022074987000001
【課題】構造が簡単で高さが低くコンパクトな前後左右自在に揺動可能な揺動装置、及び制御が容易で前後・横方向の加速度を体感することもできるドライビングシミュレータを提供する。
【解決手段】支持台10と、前記支持台10上で左右に揺動可能な第1揺動体40と、前記第1揺動体40上で前後に揺動可能な第2揺動体70と、前記第1揺動体40を左右に揺動させる第1リニアアクチュエータ80と、前記第2揺動体70を前後に揺動させる第2リニアアクチュエータ90と、を備え、前記第2揺動体70は、前記支持台10に対して前後左右自在に揺動可能に構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ピッチング及びローリング可能な揺動装置及びドライビングシミュレータに関する。
乗物に搭乗した状態を模擬するシミュレータが、操縦訓練やアミューズメントなどの目的で広く用いられている。シミュレータの例として、自動車に搭乗した状態を模擬するものであって、搭乗時に座席に伝わる振動や座席の姿勢を模擬するようなシミュレータが知られている(例えば特許文献1参照)。このシミュレータでは、座席に複数のアクチュエータが連結されており、搭乗者の運転操作に応じて座席が動くように構成されている。
さらに搭乗者に違和感を与えないよう、座席の向きとステアリング及びペダルの位置とが整合したまま乗物の水平面内の挙動を精緻に模擬するべくシミュレータを水平面内で並進移動及び回転させることが可能なドライビングシミュレータがある(例えば特許文献2参照)。
また6本のリニアアクチュエータを用いて、前後、左右、上下、ヨー、ピッチ、ロー方向の6自由度の動きを行うことが可能な6軸のモーションベースを用いたドライビングシミュレータがある(例えば特許文献3参照)。
特開2016-212236号公報 特開2020-112607号公報 特開2014-215243号公報
今日、ドライビングシミュレータに対してはより実車に近い状態を模擬したいとの要求がある。その中には前後・横方向に加速度を感じたいとの要求もあり、従来のドライビングシミュレータのさらなる改良が求められている。前後・横方向に加速度を得る方法としては、6本のリニアアクチュエータを用いるドライビングシミュレータを改良する方法も考えられるが、この方法は以下の点が問題となる。
従来の6本のリニアアクチュエータを用いたドライビングシミュレータで前後・横方向の加速度を再現させるには制御が複雑となる。また6軸のモーションベースの上にシート、ハンドル等を取付けてなるシミュレータでは、シートの位置が高くなり、特にシミュレータを水平面内で並進移動、回転させるべく6軸のモーションベースを水平移動装置等に載せると、シートの位置が非常に高くなる。このため極端な場合には、使用に際し梯子を使用して登る必要が生じ、このようなシミュレータは、使用中に搭乗者が落下する危険がある。
本発明の目的は、構造が簡単で高さが低くコンパクトな前後左右自在に揺動可能な揺動装置、及び制御が容易で前後・横方向の加速度を体感することもできるドライビングシミュレータを提供することである。
本発明は、支持台と、前記支持台上で左右に揺動可能な第1揺動体と、前記第1揺動体上で前後に揺動可能な第2揺動体と、前記第1揺動体を左右に揺動させる第1リニアアクチュエータと、前記第2揺動体を前後に揺動させる第2リニアアクチュエータと、を備え、前記第2揺動体は、前記支持台に対して前後左右自在に揺動可能なことを特徴とする揺動装置である。
本発明の揺動装置において、前記支持台は、支持ベースと、前記第1揺動体を左右に揺動可能にガイドする、前記支持ベースの前後上方に設けられた一対の第1ガイド手段とを備え、前記第1揺動体は、第1揺動ベースと、前記第1揺動ベースの下方に設けられ前記第1ガイド手段に摺動自在に係合する第1係合手段と、前記第2揺動体を前後に揺動可能にガイドする、前記第1揺動ベースの左右上方に設けられた一対の第2ガイド手段とを備え、前記第2揺動体は、第2揺動ベースと、前記第2揺動ベースの下方に設けられ前記第2ガイド手段に摺動自在に係合する第2係合手段とを備え、前記第2ガイド手段は、前記第1ガイド手段に対して直交配置されていることを特徴とする。
本発明の揺動装置において、前記第1ガイド手段は、揺動装置の正面視においてガイドレールが左右対称にV字状に配置されてなり、前記第2ガイド手段は、揺動装置の側面視においてガイドレールが左右対称にV字状に配置されてなることを特徴とする。
本発明は、乗物に搭乗した状態を模擬するドライビングユニットと、映像を表示するモニターと、前記ドライビングユニットの動きを制御し、前記モニターにデータを送る制御装置と、を備え、前記ドライビングユニットは、前記揺動装置と、前記第2揺動体上に載置されたシート、ステアリングユニット及びペダルユニットを備え、前記制御装置は、前記揺動装置の第1リニアアクチュエータ及び第2リニアアクチュエータの動きを制御することを特徴とするドライビングシミュレータである。
本発明のドライビングシミュレータは、さらに前記ドライビングユニットを搭載し、水平面内で並進移動及び/又は回転可能な水平移動装置を備え、前記第2揺動体がピッチング、ローリング及びヨーイング可能なことを特徴とする。
本発明のドライビングシミュレータにおいて、前記水平移動装置は、前記揺動装置が載る載置台と、前記載置台を水平面内で移動自由に支持する支持手段と、前記載置台を水平面内で移動可能に駆動する駆動手段とを備え、前記制御装置は、前記駆動装置の動作を制御することを特徴とする。
本発明によれば、構造が簡単で高さが低くコンパクトな前後左右自在に揺動可能な揺動装置、及び制御が容易で前後・横方向の加速度を体感することもできるドライビングシミュレータを提供することができる。
本発明の第1実施形態の揺動装置1の全体構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態の揺動装置1の正面図である。 本発明の第1実施形態の揺動装置1の側面図である。 本発明の第1実施形態の揺動装置1の第1ガイドレール31と第1係合手段55との係合状態を示す図である。 本発明の第2実施形態のドライビングシミュレータ2の全体構成を示す図である。 本発明の第2実施形態のドライビングシミュレータ2のドライビングユニット100の斜視図である。 本発明の第2実施形態のドライビングシミュレータ2のドライビングユニット100を構成する水平移動装置200の斜視図である。
図1は、本発明の第1実施形態の揺動装置1の全体構成を示す斜視図、図2及び図3は、揺動装置1の正面図及び側面図である。図4は、揺動装置1の第1ガイドレール31と第1係合手段55との係合状態を示す図である。
図及び明細書中のX軸、Y軸、Z軸は、3次元直交座標のX軸、Y軸、Z軸と一致し、X(X軸)方向、Y(軸)方向、Z(軸)方向は、3次元直交座標のX軸方向、Y軸方向、Z軸方向と一致する。また明細書中、+X方向は図中に示されたX軸の矢印の方向を意味し、-X方向とは図中に示されたX軸の矢印と反対方向を意味する。+Y方向、-Y方向、+Z方向、-Z方向についても同様である。
本発明の第1実施形態の揺動装置1は、第1揺動体40及び第2揺動体70を支持する支持台10と、支持台10上で左右に揺動可能な第1揺動体40と、第1揺動体40上で前後に揺動可能な第2揺動体70と、第1揺動体40及び第2揺動体70をそれぞれ揺動させる第1リニアアクチュエータ80と第2リニアアクチュエータ90とを備える(図1参照)。本実施形態で左右方向はX軸方向であり、右は+X方向である。また本実施形態で前後方向はY軸方向であり、前は-Y方向である。
支持台10は、第1ガイド手段30である第1ガイドレール31を取付けるための前後一対の取付け台12a、12bと、前後の取付け台12a、12bをつなぐ連結部材23とからなる支持ベース11と、取付け台12a、12bに固定された、第1揺動体40を左右に揺動可能にガイドする前後一対の第1ガイド手段30とを備える。
支持ベース11は、角パイプで形成され、取付け台12aと取付け台12bとは同一形状、同一構造である。取付け台12aと取付け台12bとは同一構造・形状であるので取付け台12aを中心に説明する。取付け台12bは、取付け台12aの添え字aをbに置き換えればよい。
取付け台12aは、大略的には正面視において直角三角形の部材(以下、三角部材)13a、17aが左右対称に配置されてなる(図2参照)。正面視において右側に配置される三角部材13aは、正面視において底部材14aがX軸に平行であり、底部材14aに直交する立設部材15aがZ軸に平行であり、傾斜部材16aが右上がりである。正面視において左側に配置される三角部材17aは、正面視において底部材18aがX軸に平行であり、底部材18aに直交する立設部材19aがY軸に平行であり、傾斜部材20aが左上がりである。左右に配置される三角部材13a、17aは、互いの底部材14a、18aが左右方向に少し間隔をあけ連結部材22aで連結されている。
前方に配置される取付け台12aと後方に配置される取付け台12bとは、Y軸方向に延びる連結部材23で連結される(図3参照)。連結部材23は、底部材14aと底部材14bの端部同士、底部材18aと底部材18bの端部同士を結ぶ下連結部材24と、立設部材15aと立設部材15b、立設部材19aと立設部材19bとを結ぶ上連結部材25とを有する。
支持ベース11は、前後に配置される取付け台12aの底部材14a、14b、18a、18b、連結部材22a、22bと下連結部材24とで矩形の枠体が形成される。これから分かるように支持ベース11は、矩形の枠体の前後にV字状の部材を取付けたということもできる。
支持ベース11の傾斜部材16aと傾斜部材16b、傾斜部材20aと傾斜部材20bはY軸方向に見て平行に配置され、正面視において重なるように設けられている(図2参照)。また、右側の傾斜部材16a(16b)と左側の傾斜部材20a(20b)とは左右対称に設けられている。なお支持ベース11の傾斜部材16a(16b)の底部材14a(14b)に対する傾斜角度、傾斜部材20a(20b)の底部材18a(18b)に対する傾斜角度は特定の角度に限定されるものではない。
第1ガイド手段30は、第1揺動体40を揺動可能に案内するための部材であり、支持ベース11の前後に設けられている。第1ガイド手段30は、一対の第1ガイドレール31からなり、支持ベース11の前後に配置される一対の第1ガイド手段30は、同一構造・同一形成である。前方の第1ガイド手段30は、支持ベース11の傾斜部材16a、20aの上面に固定され、後方の第1ガイド手段30は、支持ベース11の傾斜部材16b、20bの上面に固定されている。各第1ガイドレール31は、図1、図4に示すように直線状で、両側面に長手方向に沿って溝32が設けられており、いわゆる蟻溝構造となっている。
第1ガイド手段30を構成する一対の第1ガイドレール31が固定される支持ベース11の傾斜部材16a(16b)と傾斜部材20a(20b)とは、左右対称で同じ傾斜角度であるので、一対の第1ガイドレール31は、揺動装置1の正面視において左右対称にV字状に配置されてなる(図2参照)。
第1揺動体40は、支持台10上で左右に揺動する第1揺動ベース41と、第1ガイドレール31に摺動自在に係合する第1係合手段55と、第1揺動ベース41に取付けられた一対の第2ガイド手段64とを備える。
第1揺動ベース41は、角パイプで構成され、揺動装置1(支持台10)を正面に見たとき左右に配置される一対のV字台42a、42bと、左右のV字台42a、42bをつなぐ連結部47、48、49とからなる。V字台42aとV字台42bとは同一形状、同一構造である。
図3に示すようにV字台42bは、揺動装置1の側面視において略V字状であり、右の傾斜部材43bは右上がり、左の傾斜部材44bは左上がりであり、左右の傾斜部材43b、44bが少し間隔をあけ連結部材45bで連結されてなる。左右のV字台42a、42bは、傾斜部材43aと傾斜部材43bとの上端、傾斜部材44aと傾斜部材44bとの上端が連結部材47、48で連結されている。また左右のV字台42a、42bの連結部材45a、45bに掛け渡すように連結部材49が取付けられている。
さらに左右のV字台42a、42bには、傾斜部材43aと傾斜部材43bとの上部底面、傾斜部材44aと傾斜部材44bとの上部底面を結ぶように第1係合手段55を取付けるための取付台50、51が設けられている。
第1揺動ベース41のV字台42aとV字台42bとはX軸方向に見て平行に配置され、揺動装置1の側面視において重なるように設けられている(図3参照)。また揺動装置1の側面視において、右側の傾斜部材43a(43b)と左側の傾斜部材44a(44b)とは左右対称に設けられている。なお第1揺動ベース41の揺動装置1の側面視における傾斜部材43a(43b)、44a(44b)の角度は、特定の角度に限定されるものではない。
第1係合手段55は、第1ガイド手段30である第1ガイドレール31に摺動自在に係合するスライダーであり、4本の第1ガイドレール31に対応し、図1、図2に示すように揺動装置1を正面に見て前後の取付け台50、51の底面両端部に計4個取付けられている。第1係合手段55は、上向きコ字状の支持台56と支持台56の底面に固定された下向きコ字状の摺動爪57とを有する。摺動爪57の両側面内側58には第1ガイドレール31に設けられた溝32に摺動自在に嵌り込む突起59が設けられている(図4参照)。
第1係合手段55は、支持台56が取付台50、51の底面に設けられた取付座54に支持ピン62を介して、揺動装置1を正面に見て左右方向に回動自在に取付けられている。第1係合手段55は、第1揺動体40が支持台10に組み込まれたとき、突起59が第1ガイドレール31に設けられた溝32に嵌り込み、摺動爪57の天井面60及び両側面内側58が第1ガイドレール31に摺動自在に接する。第1ガイドレール31と第1係合手段55とは蟻溝構造で連結されているため、第1係合手段55が第1ガイドレール31から脱落することはない。
第2ガイド手段64は、第2揺動体70を揺動可能に案内するための部材であり、第1揺動ベース41の左右上方に設けられている。第2ガイド手段64は、一対の第2ガイドレール65からなり、揺動装置1を正面に見て第1揺動ベース41の左右に配置される一対の第2ガイド手段64は、同一構造・同一形成である。右方の第2ガイド手段64は、第1揺動ベース41の傾斜部材43a、44aの上面に固定され、左方の第2ガイド手段64は、第1揺動ベース41の傾斜部材43b、44bの上面に固定されている。第2ガイドレール65は、第1ガイドレール31と同じ構造であり、図1、図3に示すように直線状で、両側面に長手方向に沿って溝66が設けられており、いわゆる蟻溝構造となっている。
第2ガイド手段64を構成する一対の第2ガイドレール65が固定される第1揺動ベース41の傾斜部材43a(43b)と傾斜部材44a(44b)とは、揺動装置1の側面視において左右対称で同じ角度であるので、一対の第2ガイドレール65は、揺動装置1の側面視において左右対称にV字状に配置される(図3参照)。
第2揺動体70は、第1揺動体40上で前後に揺動する第2揺動ベース71と、第2ガイドレール65に摺動自在に係合する第2係合手段75とを備える。
第2揺動ベース71は、図1に示すように角材が平面視において矩形に配置された枠体である。第2揺動ベース71は、第2係合手段75を取付けるための短手方向(Y方向)に平行な2本の取付台72、73が設けられている。取付台72、73の間隔は、第1揺動ベースのV字台42a、42bの間隔と同じである。この取付台72、73は、第2揺動ベース71の補強及び変形防止にも作用する。
第2係合手段75は、第2ガイド手段64である第2ガイドレール65に摺動自在に係合するスライダーであり、左右の取付け台72、73の底面の両端部に計4個取付けられている。第2係合手段75の構造、取付け台72、73への取付要領は、第1係合手段55と同じであるので説明を省略する。第2係合手段75は、揺動装置1を正面に見て前後方向に回動可能である。
第1リニアアクチュエータ80は、支持ベース11と第1揺動ベース41との間に掛け渡すよう取付けられ、支持台10に対して第1揺動体40を左右に揺動させる電動アクチュエータである。第1リニアアクチュエータ(以下、第1アクチュエータ)80は、特に限定されるものではなく公知のアクチュエータを使用することができる。
第1アクチュエータ80は、平面視においてロッド81の進退方向がX軸と平行となるように、本体基端部82が支持ベース11の下連結部材24に、ロッド81の先端部が第1揺動体40のV字台42aにそれぞれ連結具85、86を介して取付けられている。このため第1アクチュエータ80は、揺動装置1を正面に見て右上がりに傾斜している(図2参照)。連結具85は、球面軸受を備え、本体基端部82を下連結部材24に対して3自由度で回転自在に連結し、連結具86は、球面軸受を有するロッドエンドベアリングを備え、ロッド81の先端をV字台42aに対して3自由度で回転自在に連結する。
第2リニアアクチュエータ90は、第1揺動ベース41と第2揺動ベース71との間に掛け渡すよう取付けられ、図3に示すように第1揺動体40に対して第2揺動体70を左右(Y軸方向)に揺動させる電動アクチュエータである。第2リニアアクチュエータ(以下、第2アクチュエータ)90は、特に限定されるものではなく公知のアクチュエータを使用することができる。
第2アクチュエータ90は、平面視においてロッド91の進退方向がY軸と平行となるように、本体基端部92が第1揺動ベース41の取付台51のX方向中央に、ロッド91の先端部が第2揺動ベース71の前側にそれぞれ連結具95、96を介して取付けられている。このため第2アクチュエータ90は、揺動装置1を正面に見て前方が高くなるように傾斜している(図3参照)。連結具95は、球面軸受を備え、本体基端部92を取付台51に対して3自由度で回転自在に連結し、連結具96は、球面軸受を有するロッドエンドベアリングを備え、ロッド91の先端を第2揺動ベース71に対して3自由度で回転自在に連結する。
次に揺動装置1の動きについて説明する。ここでは支持台10の取付け台12aが正面を向き、これらがXZ平面に平行であり、連結部材23がY軸に平行であるとする。第1揺動体40は、支持台10を正面に見てV字台42aが右に、V字台42bが左に配置され、平面視においてV字台42a、42bはY軸に平行で、第1ガイドレール31に直交する。第2揺動体70は、平面視において第2揺動ベース71の長手方向がX軸に平行であり、取付台72、73がY軸に平行である(図1~図3参照)。
第1アクチュエータ80のロッド81を伸長(前進)させると、第1揺動体40の第1係合手段55が第1ガイドレール31上を摺動しながら右方向(X方向)に移動する。これにより第1揺動体40及び第2揺動体70が一体的に右側を上げ、左側を下げ、右側に移動する。逆に第1アクチュエータ80のロッド81を収縮(後退)させると、第1揺動体40の第1係合手段55が第1ガイドレール31上を摺動しながら左方向(-X方向)に移動する。これにより第1揺動体40及び第2揺動体70が一体的に左側を上げ、右側を下げ、左方向(-X方向)に移動する。
第2アクチュエータ90のロッド91を伸長(前進)させると、第2揺動体70の第2係合手段75が第2ガイドレール65上を摺動し、第2揺動ベース71の前方を上げ、後方を下げ、前方(-Y方向)に移動する。逆に第2アクチュエータ90のロッド91を収縮(後退)させると、第2揺動体70の第2係合手段75が第2ガイドレール65上を摺動し、第2揺動ベース71の後方を上げ、前方を下げ、後方(Y方向)に移動する。
以上のように第1アクチュエータ80のロッド81を伸縮(進退)させることで支持台10に対して第1揺動体40を左右に揺動させることができる。このとき第2アクチュエータ90を稼働させなれば支持台10に対して第1揺動体40及び第2揺動体70を一体的に左右に揺動させることができる。また第2アクチュエータ90のロッド91を伸縮(進退)させることで支持台10に対して第2揺動体70を前後に揺動させることができる。
第1アクチュエータ80及び第2アクチュエータ90は、互いに独立して動作可能であり、第1アクチュエータ80は、支持台10と第1揺動体40とをつなぎ、第2アクチュエータ90は、第1揺動体40と第2揺動体70とをつなぐため、第1アクチュエータ80及び第2アクチュエータ90を動作させることで第2揺動体70を支持台10に対して前後左右自在に、換言すれば3次元的に揺動させることができる。
このような揺動装置1は、構造が簡単で高さが低くコンパクトであり、2つのアクチュエータで上面を前後左右自在に揺動させることができる。このような揺動装置1をドライビングシミュレータに使用すれば容易にピッチング、ローリングを実現可能であり、また前後・横方向の加速度を体感することもできる。さらに揺動装置1は、アクチュエータが2つであり、それぞれが独立しているので制御も容易である。
図5は、本発明の第2実施形態のドライビングシミュレータ2の全体構成を示す図である。図6は、ドライビングシミュレータ2のドライビングユニット100の斜視図、図7は、ドライビングユニット100を構成する水平移動装置200の斜視図である。本実施形態において前方は、X方向である。
第2実施形態のドライビングシミュレータ2は、自動車走行時の挙動及び映像を模擬的に再現するシミュレータであって、自動車を模擬したドライビングユニット100と、ドライビングユニット100からの入力に基づき仮想上の自動車の挙動及び映像を演算して出力するコンピュータ150と、ドライビングユニット100の正面に配置され映像を表示するモニター130と、揺動装置1及び水平移動装置200を動作させるアクチュエータ用コントローラ(以下、コントローラ)160を備え、乗り手の操作により揺動装置1及び水平移動装置200を動作させ、自動車の挙動を再現し、モニター130に走行時の景色を表示する。
ドライビングユニット100は、第1実施形態の揺動装置1と、第1実施形態の揺動装置1の第2揺動ベース71上に取付けられた乗り手が着座するシート105と、乗り手が操作するステアリングユニット110及びペダルユニット120と、シート105等が取付けられた揺動装置1が載置する水平移動装置200と、を備える。
シート105は、揺動装置1の第2揺動ベース71の後方上部に取付けられている。シート105は、特定のものに限定されるものではなく、例えば、レーシングカー用の公知のシート等を適宜選定して用いることができる。
ステアリングユニット110は、シート105の前方で揺動装置1の第2揺動ベース71の略中央上部に取付台111を介して取付けられている。ステアリングユニット110は、乗り手が操作を行う、いわゆるハンドルであるステアリング113と、ステアリング113及び後述するペダルユニット120からの操作による入力を処理し、コンピュータ150とデータを送受信可能に接続するステアリングコントローラ115とを備える。
ステアリングユニット110は、公知のものを適宜選定して用いることが可能であり、例えば、ステアリング113として、Fanatec社製のBMW M3 GT2 rim for ClubSport Wheel JP、ステアリングコントローラ115として、Fanatec社製のClub Sports Wheelを用いることができる。
ペダルユニット120は、乗り手が足で操作を行うクラッチペダル121、ブレーキペダル123及びアクセルペダル125を備え、これらが本体ユニット127に取付けられている。ペダルユニット120は、揺動装置1の第2揺動ベース71の前方上部に取付けられている。
クラッチペダル121及びアクセルペダル125の移動量(踏み込み量)は、図示を省略したセンサにより計測され、計測値がステアリングコントローラ115に送られる。ブレーキペダル123は、図示を省略した油圧ブレーキユニットを備え、図示を省略した圧力センサを介して踏込圧(油圧)が計測され、計測値がステアリングコントローラ115に送られる。
クラッチペダル121、ブレーキペダル123及びアクセルペダル125の機構、踏込み量の計測方法等は上記方法に限定されるものではなく、また特定の形態に限定されるものではない。但し、これらに実車に使用されるものを流用することで、より実車に近い感覚を乗り手に体感させることが可能となる。
モニター130は、公知の液晶モニターであり、乗り手の操作に対応した走行時の景色が再現される。モニター130は、支持具131を介して第2揺動ベース71の前方上部に取付けられている。モニター130の位置は、ステアリングユニット110とペダルユニット120との間である。
コンピュータ150は、キーボード151やマウス152等の入力装置を備え、コントローラ160、ステアリングコントローラ115、モニター130とデータを送受信可能に接続されている。コンピュータ150は、シミュレーションソフト例えば、Image Space Incorporated社製のrFactor、rFactor2等を格納し、ステアリングコントローラ115からの入力に基づく運行データを取得し、仮想上の自動車の挙動及び映像を演算し、モニター130に表示する映像データを出力する。また揺動装置1の第1アクチュエータ80、第2アクチュエータ90、さらに水平移動装置200に設けられたリニアアクチュエータ231、232を制御する信号をコントローラ160に出力する。
コントローラ160は、各アクチュエータと接続し、コンピュータ150の指令により各アクチュエータの動作のための信号を送信する。
水平移動装置200は、テーブル210、ベース220及びリニアアクチュエータ231、232を主要な構成要素とし、ベース220上にテーブル210が配置され、リニアアクチュエータ(以下、アクチュエータと記す)231、232がベース220とテーブル210とを繋いでいる(図7参照)。
テーブル210は、XY平面上に広がりを有する、直線状の角パイプが連結されてなる平面視において外枠が略矩形のフレーム212を有し、フレーム212の4角には載置台211及びプレート213が取付けられている。また、フレーム212には、角パイプから成る部材215a、215b、及び部材215a、215bにプレート216が結合されている。
載置台211は、その上に揺動装置1が載置されるよう構成されており、シート105等が取付けられた揺動装置1の重量をフレーム212に伝達するよう強度及び剛性を備えている。プレート213にはそれぞれボールキャスタ(図示省略)が下向きに突出するように取付けられている。プレート216には外周面が滑らかに仕上げられた円柱状のガイドピン(図示省略)が下向きに突出するよう設けられている。このようなテーブル210は、これ単体では水平面上を任意な方向に移動可能でありスライダーということができる。
ベース220は、XY平面上に広がりを有する、直線状の角パイプが連結されて成る外枠が矩形のフレーム221を有し、フレーム221には矩形の平板からなる支持板222、223が取付けられている。
ベース220の平面視での略中央付近には、Y軸方向に延びる断面四角形の二本の部材224a、224bが、所定の距離を置き平行にフレーム221に取付けられている。部材224aと部材224bとの間隔が、Y軸方向に延びるガイド溝225を構成する。ガイド溝225の幅は、テーブル210に設けられているガイドピンがガタつきの無いよう嵌りつつY軸方向にスムーズに移動可能なように設定される。
水平移動装置200は、テーブル210に取付けられたボールキャスタが支持板222、223の上面に載り、支持板222、223の上面及びボールキャスタが水平移動装置200の支持手段を構成する。テーブル210に取付けられたガイドピンは、ベース220に設けられたガイド溝225にガタつきの無いよう嵌っている。これにより、テーブル210はベース220に対してX軸方向の並進移動が拘束される。
すなわちガイドピン及びガイド溝225は水平移動装置200の拘束手段を構成する。ガイドピンは円柱状であるため、ガイドピンはガイド溝225内で回転することができる。すなわち、テーブル210はベース220に対してY軸方向に並進移動ができるとともに、ガイドピンを中心にZ軸周りに回転できる。
アクチュエータ231、232は、ベース220とテーブル210とを繋ぐように設けられ、ベース220に対するテーブル210の姿勢を変化させる駆動手段である。2個のアクチュエータ231、232は、ベース220の対角線上の2つの角にそれぞれ配置され、それぞれのロッド231a、232aの先端部がテーブル210に、本体側基端部231b、232bがベース220に固定されている。アクチュエータ231、232が伸縮することにより、テーブル210がベース220に対して姿勢を変化させる。
アクチュエータ231、232のロッド231a、232aの先端部はテーブル210に、本体側基端部231b、232bはベース220に、それぞれ取付具235、236を介して回転自由に結合されている。回転自由に結合する取付具235、236は、特に限定されるものではなく公知の任意の取付具を採用することができる。例えば、球面軸受とブラケットに設けられた軸体との組合せによって、回転自由に結合することができる。
上記のとおり、テーブル210はベース220に対して、Y軸方向の並進自由度及びZ軸周りの回転自由度の、合計二自由度で移動可能に構成されている。したがって、二本のリニアアクチュエータ231、232のロッド231a、232aの伸長によりXY平面内におけるベース220に対するテーブル210の姿勢は一意に決まり、テーブル210の姿勢が制御される。
次に、ドライビングシミュレータ2の動作について、図5、図6を参照しつつ説明する。ここでドライビングシミュレータ2は、水平移動装置200のベース220が水平に、またベース220のフレーム221の長手方向がX軸に平行に設置されているとする。また初期状態において揺動装置1の第2揺動ベース71は水平であり、第2揺動ベース71の長手方向がX軸に平行であり、乗り手はシート105に着座したとき前方を向いているとする。
乗り手がシート105に着座し、モニター130に映る映像を見ながらステアリング113及びペダルを操作すると、ステアリングコントローラ115からコンピュータ150に操作情報が送信され、コンピュータ150は、運行データ及び映像データの演算を行い、アクチュエータの動作信号をコントローラ160に送信する。これによりモニター130の映像が逐次更新され、さらにドライビングユニット100が動く。
たとえば、ステアリング113を旋回するように操作すると、テーブル210がベース220に対して旋回するようにコンピュータ150がアクチュエータ231、232を制御する。シート105、ステアリング113、ペダルユニット120及びモニター130は、揺動装置1の第2揺動ベース71に固定され、揺動装置1がテーブル210に載っているのでシート105に着座する乗り手は、乗り物の操作を体感することができる。
実車において、アクセルペダルを踏み込み加速させると乗り手は加速度を感じ、速度を上げた状態でステアリングを旋回させると乗り手は遠心力を感じ、さらにはスピンする場合もある。これらに対しドライビングシミュレータ2は、揺動装置1が前後左右自在に揺動可能なためドライビングユニット100をピッチング及びローリングさせ、上下左右に傾斜させ、走行時の車体の傾斜を模擬的に再現することができる。また前後左右の加速度を含め実車に搭乗したときと同じ感覚を得ることができる。
またドライビングシミュレータ2は、水平移動装置200がY軸方向に並進移動ができるとともに、ガイドピンを中心にZ軸周りに回転可能に構成されるため様々な走行速度や路面状況における自動車の旋回の挙動を再現することができる。例えば、後輪側を起点に旋回する通常の走行、前輪側を起点に後輪が横滑りする走行、レーシングカーの高速走行のように車体の中心を起点に前輪側を旋回させるとともに後輪を横滑りさせる走行などを模擬することができる。
以上、第1実施形態の揺動装置1を用いて説明したように本発明に係る揺動装置は、構造が簡単で高さが低くコンパクトであり、2つのリニアアクチュエータで上面を前後左右自在に揺動させることができる。また第2実施形態のドライビングシミュレータ2を用いて説明したように本発明に係るドライビングシミュレータは、4つのリニアアクチュエータでピッチング、ローリング、ヨーイングを実現可能であり制御も容易である。また本発明に係るドライビングシミュレータは、構造が簡単でシートの高さも低く、前後・横方向の加速度を含め実車の挙動を再現し、また実車に搭乗したときと同じ感覚を得ることができる。
以上、第1実施形態の揺動装置1、第2実施形態のドライビングシミュレータ2を用いて、本発明に係る揺動装置及びドライビングシミュレータを説明したが、本発明に係る揺動装置及びドライビングシミュレータは、上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲で変形して使用することができる。
上記実施形態では支持ベース11の三角部材13a(13b)と三角部材17a(17b)との間に間隔を設けるように連結部材22a(22b)が設けられているが、連結部材22a(22b)をなくし三角部材13a(13b)と三角部材17a(17b)とを直接連結させてもよい。また第1揺動ベース41では傾斜部材43a(43b)と傾斜部材44a(44b)との間に間隔を設けるように連結部材45a(45b)が設けられているが、連結部材45a(45b)をなくし傾斜部材43a(43b)と傾斜部材44a(44b)とを直接連結させてもよい。
第1実施形態の揺動装置1、第2実施形態のドライビングシミュレータ2において、揺動装置1及び水平移動装置200は、角パイプが連結されて構成されているが、これを構成する部材には十分な強度及び剛性を有する部材、構造、様式を任意に選択可能である。また上記実施形態ではリニアアクチュエータに電動アクチュエータを使用するが、リニアアクチュエータは、電動の他、空圧、水圧、油圧など任意の動力源を採用することが可能である。
また第1実施形態の揺動装置1、第2実施形態のドライビングシミュレータ2では、支持台に対して第1揺動体を、また第1揺動体に対して第2揺動体を揺動自在に連結する手段として、ガイドレールと係合手段とからなる連結機構を示したが、連結機構はこれに限定されるものではない。支持台に対して第1揺動体を、また第1揺動体に対して第2揺動体を脱落させることなく揺動自在に連結し、第2揺動体が支持台に対して前後左右自在に揺動できればよい。
第2実施形態のドライビングシミュレータ2において、マニュアルトランスミッションの歯車の組み合わせを切り替える操作レバーであるシフトレバーを有する模擬的なシフトユニット(図示省略)を付加することもできる。
本発明に係るドライビングシミュレータにおいて、水平移動装置は、上記実施形態に限定されるものではない。水平移動装置には、上記実施形態以外に特開2020-112607号公報の明細書の段落0015~0057、図1~6に記載の水平移動装置を適宜流用し使用することができる。
また第2実施形態のドライビングシミュレータ2において、例えば、コントローラ160は、コンピュータ150に一体的に構成されていてもよく、コンピュータ150は、いくつかの機能がパーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、マイコン等に分離して構成されていてもよい。
ドライビングシミュレータ2の動きは、適宜変更してもよい。例えば第2揺動ベース71が揺動すると、揺動に合わせてシート105の位置が左、又は右に移動するが、この左右の移動を打ち消すようにテーブル210を移動させてもよい。このように制御すればシート105の位置を変えることなくその場で左右に揺動させることができる。また水平移動装置にXY平面内において3自由度に移動可能な装置を使用すれば、シート105の位置を変えることなくその場で前後左右に揺動させることができる。
第2実施形態のドライビングシミュレータ2は、ドライビングユニット100が水平移動装置200を備えるが、本発明に係るドライビングシミュレータにおいて、ドライビングユニット100は、水平移動装置を備えていなくてもよい。
本発明に係るドライビングシミュレータにおいて、揺動装置及び水平移動装置以外のドライビングユニット、コンピュータ、コントローラには、上記実施形態以外に特開2016-212236号公報の明細書の段落0021~0100、図1~6に記載のドライビングシミュレータのドライビングユニット等を適宜流用し使用することができる。
本発明に係るドライビングシミュレータは、自動車のみならず、2輪又は3輪のバイクや建設機械等の種々の車両、飛行機やヘリコプター等の種々の航空機、船舶やボート等の種々の船、ジョットコースター等の種々の乗物の挙動を模擬的に再現し、体感できるシミュレータとして用いることができる。このときドライビングユニットは、乗り物に合わせて適宜変更することができる。
また本発明に係るドライビングシミュレータは、運転技術を向上させる教習用のシミュレータ、新車種、新ソフト等の開発用のシミュレータや娯楽目的のアーケードゲーム等に適用することも可能である。上記実施形態において第1ガイド手段30、第2ガイド手段64は、それぞれ第1ガイドレール31、第2ガイドレール65が左右対称、前後対称に配置されているが、これらはドライビングシミュレータの用途によっては非対称としてもよい。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施形態を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲内で種々の変更及び修正を容易に想定するであろう。従って、そのような変更及び修正は、請求の範囲から定まる発明の範囲内のものと解釈される。
1 揺動装置
2 ドライビングシミュレータ
10 支持台
11 支持ベース
12a、12b 取付け台
30 第1ガイド手段
31 第1ガイドレール
40 第1揺動体
41 第1揺動ベース
42a、42b V字台
55 第1係合手段
64 第2ガイド手段
65 第2ガイドレール
70 第2揺動体
71 第2揺動ベース
75 第2係合手段
80 第1リニアアクチュエータ
90 第2リニアアクチュエータ
100 ドライビングユニット
105 シート
110 ステアリングユニット
120 ペダルユニット
130 モニター
150 コンピュータ
160 コントローラ
200 水平移動装置
210 テーブル
211 載置台
220 ベース
231、232 リニアアクチュエータ

Claims (6)

  1. 支持台と、
    前記支持台上で左右に揺動可能な第1揺動体と、
    前記第1揺動体上で前後に揺動可能な第2揺動体と、
    前記第1揺動体を左右に揺動させる第1リニアアクチュエータと、
    前記第2揺動体を前後に揺動させる第2リニアアクチュエータと、
    を備え、
    前記第2揺動体は、前記支持台に対して前後左右自在に揺動可能なことを特徴とする揺動装置。
  2. 前記支持台は、支持ベースと、前記第1揺動体を左右に揺動可能にガイドする、前記支持ベースの前後上方に設けられた一対の第1ガイド手段とを備え、
    前記第1揺動体は、第1揺動ベースと、前記第1揺動ベースの下方に設けられ前記第1ガイド手段に摺動自在に係合する第1係合手段と、前記第2揺動体を前後に揺動可能にガイドする、前記第1揺動ベースの左右上方に設けられた一対の第2ガイド手段とを備え、
    前記第2揺動体は、第2揺動ベースと、前記第2揺動ベースの下方に設けられ前記第2ガイド手段に摺動自在に係合する第2係合手段とを備え、
    前記第2ガイド手段は、前記第1ガイド手段に対して直交配置されていることを特徴とする請求項1に記載の揺動装置。
  3. 前記第1ガイド手段は、揺動装置の正面視においてガイドレールが左右対称にV字状に配置されてなり、
    前記第2ガイド手段は、揺動装置の側面視においてガイドレールが左右対称にV字状に配置されてなることを特徴とする請求項2に記載の揺動装置。
  4. 乗物に搭乗した状態を模擬するドライビングユニットと、
    映像を表示するモニターと、
    前記ドライビングユニットの動きを制御し、前記モニターにデータを送る制御装置と、
    を備え、
    前記ドライビングユニットは、請求項1から3のいずれか1項に記載の揺動装置と、前記第2揺動体上に載置されたシート、ステアリングユニット及びペダルユニットを備え、
    前記制御装置は、前記揺動装置の第1リニアアクチュエータ及び第2リニアアクチュエータの動きを制御することを特徴とするドライビングシミュレータ。
  5. さらに前記ドライビングユニットを搭載し、水平面内で並進移動及び/又は回転可能な水平移動装置を備え、
    前記第2揺動体がピッチング、ローリング及びヨーイング可能なことを特徴とする請求項4に記載のドライビングシミュレータ。
  6. 前記水平移動装置は、前記揺動装置が載る載置台と、前記載置台を水平面内で移動自由に支持する支持手段と、前記載置台を水平面内で移動可能に駆動する駆動手段とを備え、
    前記制御装置は、前記駆動装置の動作を制御することを特徴とする請求項5に記載のドライビングシミュレータ。
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