JP6964663B2 - 運動シミュレーションシステム - Google Patents

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Description

本発明は、機械分野に関する。より詳細には、本発明は運動シミュレーションシステムの分野に関し、より具体的には、限定するものではないが、自動車シミュレーションシステムに関する。
ここ数十年で、職業的な自動車の運転及び航空機の操縦などの行為のシミュレーションを可能にする自動化装置が特に成功し普及している。当初は航空宇宙分野、後に航空分野での訓練のために考案されたこれらのシステムは、娯楽及びエデュテインメント(edutainment)の分野において即座に採用されるとともに、広範囲な改善及び改良がなされ、競技会において、或いは職業的に上述した行為を行うパイロットやドライバーの訓練に欠かせないものとなった。
フライトシミュレータの場合、可能な限り現実に近い航空機の飛行体験をシミュレートすることを目的としたシステムが存在する。したがって、シミュレータには、ビデオゲームから本物のコックピットを実際のスケールでリアルタイム再現したものまで様々なタイプがあり、リアルタイム再現の場合には、コンピュータで全てが管理された電気機械式アクチュエータ或いは油圧式アクチュエータに航空機が搭載される。このタイプのシミュレータは、航空産業及び軍事産業において、様々な状況、特に緊急事態や災害などの状況下でパイロットを訓練するために広く利用されている。
これらの全ては、航空開発を継続的に進めるとともに、訓練に起因するコスト及びリスクを低減するためのものである。
自動車分野においては、ここ数年で高度なシミュレーションシステムが開発されてきており、これらのシステムは、フォーミュラ1、NASCAR、IndyCarサーキット、及び、他の重要なオートバイ競技の運転手を訓練するために有名な自動車製造業者によって利用されている。
例えば、フォーミュラ1用の革新的な運転シミュレーションプラットフォームが存在し、それによればユーザは、3Dで再現され、且つ、スクリーン上に投影されたトラック内を「運転」することができる。
このプラットフォームは、シングルシータ(single-seater)がトラックの正確な位置に合わせられているという感覚を与えるように動作させることが可能である。
さらに、シングルシータの後部に設けられたステッピングモータ、及び、前部に設けられた少なくとも1つのモータにより、ユーザは、視覚的な感覚体験とともに、ローリング、ピッチング、及び、ヨーイングを体験することができる。
より詳細には、これらのプラットフォームは、浮き床(floating floor)に設けられたベースで構成されたフレームと、並進ステッピングモータを受容する車体と、振動を再現するための音声増幅システムと、連続性グループ(continuity group)と、ハンドルなどの駆動系と、駆動系のフィードバック用モータと、アクセル及びブレーキのためのそれぞれのペダルと、様々なコンポーネントを管理するのに適した電気工学的/電子工学的な表示用部品と、を含む。
ステッピングモータを受容する機械部品においては、機械的動作のために、上述したようなモータが保護ケースで保護される。
航空分野において、本発明の技術分野におけるシミュレーションの最新技術は、6つのピストン状アクチュエータが接続されたプラットフォームからなる、いわゆる「ヘキサポッド」システムに代表される。このシステムは、仮想デカルト座標系において割り当てられた座標を、コントローラによって制御される単一アクチュエータ位置制御に変換することが可能な、特定のソフトウェアによって制御される。この高度シミュレーションシステムには複数の応用分野がある。例えば、特許文献WO2014076079には、非限定的な例として、原子炉の修理に使用される、上述したヘキサポッドシステムの特徴を有するロボットが記載されている。より詳細には、上記文献には、第1及び第2の支持体と、2つの端部を有するリニアアクチュエータ6つとを含む、ロボット用ヘキサポッドシステムが記載されている。
各端部は、回転接続手段によってそれぞれの支持体に接続されている。
何度か先に述べたように、このタイプのシミュレーションシステムは、多くの異なる応用分野で使用されており、特に、このようなシステムは、自動車や航空機の運動体験を、従来の状況だけでなく、いわゆる極端で危険な状況においてもシミュレートするのに適している。
多くの場合、運動体験のシミュレーションをできる限り現実に近づけることが可能な革新的なシミュレータは、レーシング中の自動車や着陸中の航空機の運動を正確に再現可能な高度な装置を構成するためだけでなく、このようなシステムのユーザが、上述した航空機の飛行状況及び自動車の運転状況において、乗り物酔いを起こすことなく、パイロット/運転手のための訓練を行うことができるようにするという重要な目的で必要とされる。後者の現象は、突然の急激な方向転換が行われる状況、人体が予測する感覚が実際の視覚的状況と一致しない状況、又は、上述したような状況において長時間の訓練が行われる場合に発生する。
したがって、上述したようなビークルを運転/操縦する際にパイロット/運転手が遭遇しうる非常に多様な状況を正確に再現できることが非常に重要であり、訓練装置(trainer)としてのシミュレータの有効性を決定する重要なものとなる。
シミュレータにより提供される運動体験の正確な再現性を評価する上で今日最も重要なパラメータの1つは、いわゆる「横G(lateral G)」である。このようなパラメータは、自動車を運転する場合、軍用戦闘機を操縦する場合、及び、人体が突然の急激な方向転換を経験する場合の全てにおいて、特に重要である。
より具体的には、これは、荷重係数に比例して、曲線の中心に向かって、タイヤの静摩擦により発生する求心横加速度(centripetal lateral acceleration)を示す量である。
一般に、スポーツカーは、短い期間において1〜1.5Gの範囲の横G値に到達しうる一方で、レースカーは、5横Gを超える値に到達しうる。
このようなことから、以下に詳細に説明する本発明は、特定のシミュレータを提供することを目的としており、当該シミュレータは、そのコンポーネントの特定の配置により得られる構造的特徴部を含み、この特徴部によって、例えば限定するものではないが、フォーミュラ1で遭遇しうる横加速度により生じる力の正確な感覚に対応する運動体験を再現することができる。この全ては、視覚的フィードバックを与えるのに有用ではあるが、運動学上の動作の予測には反する既存の移動プラットフォームにありがちな乗り物酔いをユーザに起こさせることなく、実現することができる。
本明細書は、輸送ビークルの移動中、人体が被る機械的応力、及び、感覚を正確に再現するように構成された特定のシミュレーションシステムに関する。より具体的には、本明細書は、カーブを通過する際に発生する横方向のG加速度を生成可能な運動シミュレーションシステムに関する。
さらに具体的には、本発明は、期間及び強度の両方に関して、互いに非常に異なる複数のカーブ通過状況において、上述した横方向の量をシミュレートすることが可能なシミュレーションシステムに関する。
前記システムはまた、シミュレーションで要求される、作用力をリアルタイムで逆転させる機能も有する。
より具体的には、本シミュレーションシステムは、その構造的なコンポーネントの特定の配置により、カーブ通過時の横加速度から生じる力を再現することができる。
さらに具体的には、前記システムは、個々の回転運動を行う複数のプレーン(plane:平面)を含み、これらの回転運動が、並進タイプの運動を行うプレーンに中継される。
これらの運動プレーンは、数値制御手段によって確立された態様に従って、同期した状態で動作する。
本発明によるシミュレーションシステムは、その機械的構造、並びに、そのコンポーネントの並進水平運動及び回転水平運動の強度及び振幅により、予測される運動とユーザによって知覚される運動との間のずれ(latency)を排除することができる。
さらに、本システムは、様々なプレーンに割り当てられた特定の機能の分配により、再現すべき横加速度に関連する一連の力を非常に迅速且つ正確に生成することが可能であり、ユーザの増大する感覚的予測に十分に応えることができる。
より具体的には、本シミュレーションシステムは、実質的に、少なくとも4つの重ね合わされた非同軸プレーンを含み、これらのプレーンは、以下に詳述する、本発明により提供される全ての利点を得られるように構成された特定の空間構成を有する。
第1プレーンは、ユーザの体の位置の関数として、横加速度に関連する力を生成する機能を有する円形回転板を含むとともに、水平面で動作する。
前記第1プレーン上に設けられた第2プレーンは、その中心が前記第1プレーン上に非同軸に設けられた円形回転板を含む。好ましくは、その中心が、前記第1プレーンの中心を起点として、前記第1プレーンに関連する半径の4分の3に位置するように配置される。第2プレーンは、第4プレーンに関連しており、第1プレーン1の回転方向に対して横向きとなる体勢でユーザの体を配置する機能を有する。この第2プレーンもまた、水平面にて動作する。
第3プレーンは、前記第2プレーンの中心に配置された線形位置決め用のプレートを含む。
第3プレーンは、加速度及び制動に関連する力を生成する機能を有し、このプレーンもまた、水平面で動作する。前記第3プレーンは、上に重なる摺動ベースを摺動させるための軌道状構造体を含む。
第4プレーンは、前記第3プレーン上に設けられており、回転板と、前記第3プレーンに含まれる前記軌道状構造体上を直線的に摺動する摺動ベースとを含む。
第4プレーンは、突然の急激な方向転換、及び/又は、前輪若しくは後輪の付着力の低下により生じる、横加速度に関連した力を生成する機能を有する。
前記第4プレーンもまた、水平面で動作する。
なお、第2プレーン及び第4プレーンは、必要時に、横加速度を受ける体を正しく位置決めするために必要なプレーンである。
前記システムはまた、限定するものではないが、例えばアクチュエータなどの支柱リフティングシステムを有する第5プレーンを含み、このリフティングシステムは、仮想デカルト座標系で割り当てられた座標を、単一のアクチュエータ位置制御に変換することができる相対的なシミュレーションソフトウェアによって制御されている。第5プレーンはまた、ユーザを受け入れるのに適したコックピットを含み、限定するものではないが、いくつかの好ましい実施形態においては、第三者による運動の制御を行うためのコックピットをさらに含みうる。
本発明に対する理解及び明瞭性を向上させるために、好ましい実施形態のうちの1つにおける本システムの動作について、以下で詳細な説明を行う。
図1は、本発明の特定の実施形態による運動シミュレーションシステムを示す側面図である。
より詳細には、同図には、上述したシステムが5つのプレーン、すなわち、第1プレーン1と、第2プレーン2と、第3プレーン3と、第4プレーン4と、第5プレーン5とを含むことが示されている。具体的には、第1プレーン1、第2プレーン2、及び、第4プレーン4は、それぞれ、中心位置がずれた状態で互いに重ね合わされた回転板を含む。これらの回転板は、各回転板の軸に対して当該回転板が回転する回転運動により、運転手が必ず知覚するであろう横方向の加速度に関連する力を生成するように空間的に構成されており、これにより、システムは、フォーミュラ1のレーストラックを特徴付けるようなカーブを通過する運転体験をシミュレートすることができる。
同図において、この特定の実施形態における、遊星歯車(planetary gears)形状の4つのプレーンが示されている。
より具体的には、第1プレーン1、第2プレーン2、及び、第4プレーン4にそれぞれ含まれる第1回転板1’、第2回転板2’、及び、第4回転板4’’は、それぞれのピニオンによって可動な歯付ホイールのような形態を有する。
また、このシステムにおいては、中心がずれた状態で重ね合わされたプレーンの特定の空間構成が明示されている。
より詳細には、第2回転板2’の中心は、第1回転板1’の中心を起点として、第1回転板1’に関連する半径の3/4の位置にあり、カーブ位置における第4回転板4’’の回転中心は、一般に、第2回転板2’の周縁に沿う点に概ね位置している。同図には、さらに、第3プレーン3の構造体3’が、第2回転板2’上で一体的に接続されている様子が示されており、このような構造によって、摺動ベース4’が摺動することができる。なお、この摺動ベース下において、第4回転板4’’が一体的に接続されている。
図2は、図1で説明した運動シミュレーションシステムを示す上面図である。
図3は、図1で説明した運動シミュレーションシステムを示す斜視図である。同図は、さらに、第4回転板4’’の直径と第2回転板2’の直径との比が1:4である場合を示しており、これらの間の比が1:1である前述の図に示した例とは異なっている。
図4は、本シミュレーションシステムを示す斜視図であり、同図において、シングルシータなどのコックピット5’が確認できる。また、図4には、上述したコックピット5’が、摺動ベース4’を含む第4プレーン4の上方に配置されている様子が示されており、第4回転板4’’が当該ベースの下で一体的に接合されるとともに、第3プレーンの構造体3’において縦方向に摺動可能な支持体4’’’によって支持されている。このような配置により、回転並進運動を摺動ベース4’に関連付けることができる。
以下において、添付図面を参照しながら、非限定的な例として、好ましい実施形態のうちの1つについて、本発明の説明を行う。
概して、本発明による運動シミュレーションシステムは、少なくとも5つの互いに重ね合わされたプレーンを実質的に含む構造体として実現されており、これらのプレーンのうちのいくつかは、中心がずれた状態で重ね合わされている。具体的には、当該システムは、下から上に向かって、第1回転板1’を含む第1プレーン1と、第2回転板2’を含む第2プレーン2と、構造体3’を含む第3プレーン3と、摺動ベース4’、及び、第4回転板4’’を含む第4プレーン4と、を含み、前記構造体は、好ましくは矩形の輪郭を有するとともに、上に重なるプレーン4を支持するための軌道状ベースとして機能するように構成されており、前記摺動ベースは、軌道状構造体3’に沿って縦方向に摺動可能に構成されており、第4回転板4’’は、摺動ベース4’下で一体的に接続されるとともに、支持体4’’’によって支持されており、前記支持体は、構造体3’において縦方向に摺動可能である。
より詳細には、本シミュレーションシステムに含まれる前記複数のプレーン、特に、これらに含まれる前記複数の回転板は、これらの縦軸が一致しないように互いに重ね合わされることによって、非同軸構造をなしている。
これらの寸法、より具体的には、これらの寸法比、及び、これらの空間的構成は、本発明がユーザに提供しようとする利点を得るために決定的な要素であり、特に、このような利点として、例えばフォーミュラ1のレーストラックのカーブなどのカーブ通過時のビークルの横加速度に関連する力をユーザが知覚できること、乗り物酔いをなくすこと、及び、動きの精度などが挙げられる。
本システムは、さらに、第4プレーン4の上に、典型的にはシングルシータである少なくとも1つのコックピット5’を含む第5プレーン5を含む。
本発明によるシミュレーションシステムの動作においては、前記コックピットに座っているユーザ/パイロットは、カーブに入る際、背中が、第2プレーン2の第2回転板2’の周縁に向けられるとともに、第1プレーン1の第1回転板1’の回転中心に向けられる。
詳細には、ユーザ/パイロットの体は、回転板2’の周縁とその回転中心との間に存在している。
第4回転板4’’の半径は、第4回転板4’’の回転中心とその周縁との間で体が占める長さによって決まる。
右方向にカーブを曲がることを意図している場合、ハンドル(又は、コックピット5’に設けられた同等の操縦システム)が時計回りに動かされ、第4回転板4’’も時計回りに回転する。
第2プレーン2に含まれる下側の回転板2’もまた、時計回りに回転し、第4回転板4’’の回転と相乗的に作用して、ユーザ/パイロットのコックピット5’が第1回転板1’の周縁に横向きに接する体勢で配置される。このようにして、ユーザは、自分の右側が第1プレーン1の第1回転板1’の中心を向き、且つ、自分の左側が第1回転板1’の周縁に向いた状態に配置される。この回転板は、上に重なる回転板の回転と同時に、時計回りに、右に向かって回転し始め、この回転により、第4回転板4’’の上方に配置された全ての物体が遠心力の影響を受ける。ユーザもまた、この影響を受けて、カーブ通過時には、作用している力を現実のものとして知覚することになる。
これら全てにより、カーブを曲がる体験を可能な限り現実に近い形でシミュレートすることができる。
第3プレーン3及び第5プレーン5は、横方向の力Gの発生には無関係であるが、加速、制動、衝突、傾斜の変化、又は、位置の変化により生じる力を部分的にでもシミュレートするために、主に、コックピットの前方、後方、及び、垂直方向の並進運動を許容するように機能し、これにより、間接的にユーザの動きも許容するように機能する。
寸法に関しては、概して、システム全体は、典型的には(常にそうとは限らない)第5プレーン5に含まれるコックピット5’の寸法の影響を受け、この寸法から、カスケード式に、下に重なるプレーンの寸法が確定される。
概して、第1回転板1’の直径は、第2回転板2’の直径よりも大きく、当該第2回転板の中心は、下に重なる第1回転板1’の半径上の点に存在する。また、第2回転板2’の直径は、第4回転板4’’の直径と等しいか、或いはそれよりも大きく、当該第4回転板の中心は、下に重なる第2回転板2’の半径上の点か、或いは、その周縁に沿う位置に存在する。これに関して、本発明によるシミュレーションシステムにおいては、他の実施形態と同様に、第1プレーン1及び第2プレーン2の直径、具体的には、これらに含まれる回転板の直径、すなわち、第1回転板1’及び第2回転板2’の直径は、第3プレーン3の属性として選択された長さに依存し、この長さは、第4プレーン4の第4回転板4’’の半径に依存する。典型的には、第1回転板1’の直径と第2回転板2’の直径との比は、2:1であることが好ましいが、これに限定されない。第2回転板2’の直径は、典型的には、限定するものではないが、第3プレーン3の長さ、具体的には、軌道状構造体3’の長さと等しく、当該構造体は、矩形状であり、上に重なる摺動ベース4’の摺動を可能にするような寸法を有する。したがって、第2回転板2’の上述の直径は、軌道状構造体3’の矩形の長辺の長さに等しい。第4回転板4’’の直径と第2回転板2’の直径との比は、典型的には、1:1であるが、これに限定されない。
なお、本シミュレーションシステムの前述した複数のプレーンは、当該システムの様々な実施形態において様々な構造を有することができる。
添付図面を参照すると、前記プレーン、具体的には、第1プレーン1、第2プレーン2、及び、第4プレーン4は、特に図示された実施形態においては、歯車のような構造を有する。
したがって、前記プレーンは、機械的モーメントを伝達するための、この機構のタイプに関連する全ての既知の機械的コンポーネント及びレバーを含む。
より具体的には、この実施形態においては、第1プレーン1は、一般的な歯付ホイールのような構造を有する回転板1’を含み、前記歯付ホイールの動きは、既知の遊星歯車システムで行われるのと同様に、前記歯付ホイールに囲まれた一般的なピニオンによって付与される。
同様に、他の回転板2’及び4’’もまた、遊星歯車システムのような構造を有しているため、これらが属するそれぞれのプレーンは、全て、運動学的機構に適合した既知のコンポーネントで構成される。
当業者であれば、上述した既知のコンポーネント、及び、同等のシステムを当然理解しているため、これらの説明は本明細書においては省略する。なお、本発明の本質は、本システムに含まれる少なくとも4つのプレーンの特定の空間的構成と、その動作原理、すなわち、上記システムに含まれるとともに適切な空間的構成を有する回転板の回転により、例えば、フォーミュラ1のレーストラックを特徴付けるようなカーブを曲がる際に生じる横加速度に関連する力を正確に再現して、これをユーザに知覚させることができるという原理と、にある。
いずれにしても、本運動伝達システムは、電気モータ及びギアモータを利用することができ、その数は、当該システムの全体的なサイズ及び所望の性能によって変化する。
本発明によるさらなる実施形態においては、本シミュレーションシステムは、「マグレブ(Maglev)」磁気浮上システムに典型的な磁気サスペンション及び推進システムを利用する。
この場合においても、上記回転板を含むプレーンは、本発明によるシミュレーションシステムの動作原理を変えずに維持する。何度か上述したように、このような原理は、限定するものではないが、フォーミュラ1のレーストラックに特徴付けられるようなカーブにおける横加速度により生じる力を再現することを目的としている。
後者の場合、他の実施形態と同様に、システムの少なくとも4つのプレーン、具体的には、第1プレーン1及び第2プレーン2、並びに、第3プレーン3及び第4プレーン4は、回転部分間の摩擦を低減するために、永久磁石の極性が反対になるように向かい合うことによって、互いに間隔をあけることができる。
本発明によるさらなる本質的な特徴は、システムのプレーンの特定の空間的構成に加えて、それに含まれる回転板、すなわち、第1回転板1’、第2回転板2’、第4回転板4’’が、360°で停止することなく連続的に、それらの軸を中心として時計回り及び反時計回りに回転することができるという点である。
本発明によるシステムにおいて、様々な実施形態において生じうる構造的な変形に関わらず、これらは当該システムの動作原理及びこれを用いる方法において発明の単一性を有するものである。
本システムを用いる上記方法により、実際、シミュレーションシステムのユーザは、カーブにおいてビークルの横加速度に対する力を知覚することができる。したがって、上記方法は、所望の効果を得るために、上述したプレーンのような少なくとも5つのプレーンを利用することからなる。
より詳細には、上記方法によれば、少なくとも5つのプレーン、具体的には、これらに設けられた複数の回転板のうち、リフティングシステムとユーザのコックピット5’とを含む第5プレーン5の下に設けられた第4回転板4’’により、ユーザは、ハンドルバー、ジョイスティック、ラダー、ハンドル、ギアシフトなどのステアリングシステムを操作して、カーブに「入る」際の時計回り又は反時計回りの方向や、操縦を制御することができる。また、摺動ベース4’(第4回転板4’’は、当該ベースの下方で一体的に接合されており、当該ベースには第5プレーン5が設けられる)の摺動を行わせるように構成された構造体3’の下に設けられるとともにこれを支持する第2回転板2’により、当該第2回転板2’は、その軸の周りを回転することによって、ユーザを含め、当該第2回転板2’の上に設けられた全ての要素が遠心力の作用を受けるようにすることができる。
上記複数の回転板の下に設けられるとともに、これらよりも大きい直径を有し、且つ、その上にあるプレーンを支持する第1回転板1’は、その軸の周りを回転することによって、全ての要素が主たる遠心力を受けるようにして、第2回転板2’及び第4回転板4’’の回転の遠心力作用を増大させて完全なものとすることにより、あらゆる点で最大遠心分離機(maxi-centrifuge)のように作用することができる。
これら全てにより、ユーザは、フォーミュラ1レーストラックのカーブに典型的な横加速度に関連する力を現実になるべく近く再現したものを知覚することができる。
本説明の過程で述べたように、特定の運動体験に変換可能な特定の電気信号を送信するのに適したソフトウェアにより、システムを自動化し、管理することができる。
上記電気信号の送信は、無線モード、又は、一般の有線モードで行うことができる。
電動化のための電流の伝達は、ワイヤを介するか、或いは、磁気誘導によって行うことができる。
本発明に関するシステムに似た既知の運動シミュレーションシステムと同様に、本システムは、典型的にはユーザがアクセスできるコックピットにおいて、ハンドル、ハンドルバー、ラダー、ギアシフト、ジョイスティックなどのビークル操縦システムうちの少なくとも1つを含み、これから信号、並びに、選択される方向及び相対加速度が回転板に送信される。
その全ての実施形態において、本発明による運動シミュレーションシステムのコンポーネントは、ポリマー材料、及び/又は、金属材料、及び/又は、複合材料で作製することができる。
また、全ての実施形態において、本シミュレーションシステムは、第5プレーン5において、上述したように、コックピット5’だけでなく、傾斜の変化に関連する運動をシミュレートするためのリフティングシステムを含みうることにも留意されたい。
上記リフティングシステムは、限定するものではないが、アクチュエータのような支柱を含むシステムに代表される。
本シミュレーションシステムに関連するソフトウェアにより、仮想デカルト座標系における座標を単一のアクチュエータのような支柱の位置制御に変換することができる。
上記支柱は、第5プレーン5に含まれる上記リフティングシステムが再現すべき空間傾斜を管理する上記シミュレーションソフトウェアの制御下で動作する。
上述したように、上記リフティングシステムは、上記第5プレーン5に含まれており、本発明の主な目的である横加速度に関連する力の生成とは無関係である。

Claims (12)

  1. 少なくとも5つの互いに重ね合わされたプレーンを含む運動シミュレーションシステムであって、前記プレーンは、それぞれ、下から上に向かって順番に、第1回転板(1’)を含む第1プレーン(1)と;第2回転板(2’)を含む第2プレーン(2)と;上に重なる摺動ベース(4’)を摺動させるための軌道状構造体(3’)を含む第3プレーン(3)と;前記摺動ベース(4’)を含み、前記摺動ベース(4’)の下で第4回転板(4’’)が一体的に接続されている第4プレーン(4)であって、支持体(4’’’)が、前記第4回転板(4’’)を支持するとともに前記構造体(3’)において摺動可能である、第4プレーンと;前記運動シミュレーションシステムのユーザのアクセスを可能にするのに適した、少なくとも1つのコックピット(5’)を含む少なくとも1つの第5プレーン(5)と、を含み、前記回転板は中心がずれた状態で重ね合わされることにより非同軸構造をなしており、前記第1回転板(1’)の直径は、前記第2回転板(2’)の直径よりも大きく、前記第2回転板の直径は、前記第4回転板(4’’)の直径と等しいか、或いはそれよりも大きく、前記第2回転板(2’)の中心は、下に重なる第1回転板(1’)の半径上の位置に存在し、前記第4回転板(4’’)の中心は、下に重なる回転板(2’)の半径上の位置か、或いは、その周縁に沿う位置に存在し、前記軌道状構造体(3’)は、前記第2回転板(2’)上で一体的に接続するとともに、上に重なる摺動ベース(4’)の摺動を可能にするような寸法を有し、前記第1回転板(1’)、前記第2回転板(2’)、及び、前記第4回転板(4’’)の各々は、その回転軸を中心として時計回り及び反時計回りに360°回転することができ、前記運動シミュレーションシステムは、カーブを曲がる際に生じる横加速度に関連する力をユーザに知覚させるのに適していることを特徴とする、運動シミュレーションシステム。
  2. 前記第1回転板(1’)の直径と前記第2回転板(2’)の直径との比は、2:1であり、前記第2回転板(2’)の直径は、前記構造体(3’)の長さと等しく、前記構造体は、矩形状であり、前記第4回転板(4’’)の直径と前記第2回転板(2’)の直径との比は、1:1であることを特徴とする、請求項1に記載の運動シミュレーションシステム。
  3. 前記第2回転板(2’)の中心は、前記第1回転板(1’)の中心を起点として、前記第1回転板(1’)に関連する半径の3/4の位置にあり、前記第4回転板(4’’)の中心は、下に重なる前記第2回転板(2’)の周縁に沿う位置に存在することを特徴とする、請求項1又は2に記載の運動シミュレーションシステム。
  4. 前記回転板の各々は、遊星歯車機構のような構成を有し、前記第1回転板(1’)、前記第2回転板(2’)、及び、前記第4回転板(4’’)は、それぞれのピニオンによって可動なクラウンギアのような構造を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の運動シミュレーションシステム。
  5. さらに、磁気浮上タイプの磁気サスペンション及び推進システムを含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の運動シミュレーションシステム。
  6. 前記ユーザがアクセスするための前記コックピット(5’)内に、ハンドル、ハンドルバー、ラダー、ギアシフト、及び、ジョイスティックのうちの少なくとも1つのビークル操縦システムを含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の運動シミュレーションシステム。
  7. ポリマー材料、及び/又は、金属材料、及び/又は、複合材料で作製されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の運動シミュレーションシステム。
  8. 特定の運動体験に変換可能な電気信号を送信するのに適したソフトウェアにより管理することができ、前記電気信号の送信は、無線モード、又は、有線モードで行われることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の運動シミュレーションシステム。
  9. 送信システム、電気モータ、及び、ギアモータを含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の運動シミュレーションシステム。
  10. さらに、傾斜の変化に関連する運動をシミュレートするためのリフティングシステムを含み、前記リフティングシステムは、アクチュエータのような支柱を含み、且つ、前記第5プレーン(5)に含まれていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の運動シミュレーションシステム。
  11. フォーミュラ1のレーストラックに典型的なカーブを曲がる際にドライバーが受ける前記横加速度に関連する力を、前記システムの前記ユーザが知覚できるようにするための、請求項1〜10のいずれかに記載の運動シミュレーションシステムの使用。
  12. フォーミュラ1のレーストラックにおけるカーブを曲がるビークルに典型的な横加速度に関連する力をシミュレートするための方法であって、請求項1〜11のいずれかに記載のシステムを使用し、前記方法により、
    −カーブに入る際の操縦及び方向付けが、前記シミュレーションシステムの前記第4回転板(4’’)の回転に作用することにより行われ、前記第4回転板(4’’)は、前記ユーザの前記コックピットの下側に設けられており、ハンドル、ハンドルバー、ラダー、ギアシフト、及び、ジョイスティックから選択されたビークル操縦システムを用いて制御可能であり、
    −前記第2回転板(2’)の上方に配置された全てが遠心力の作用を受け、前記第2回転板は、その軸を中心として回転し、前記摺動プラットフォーム(4’)の摺動を可能にするのに適した前記構造体(3’)の下方でこれを支持し、前記第4回転板(4’’)は、前記プラットフォーム(4’)の下側で一体接合されており、前記第4回転板(4’’)は、前記ユーザの前記コックピットを支持し、
    −前記第1回転板(1’)が、その軸を中心として回転することにより、前記遠心力の作用を増大させ、前記回転は、上に重なる前記回転板の回転と同じ方向に生じ、前記第1回転板(1’)は、上に重なる前記回転板(2’)及び(4’’)よりも大きい直径を有し、これらを含むプレーンを支持することを特徴とする、方法。
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