JP4769638B2 - 原子層成長法 - Google Patents

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Description

本発明は、改良された原子層成長法に関する。更に、この方法に適したリアクタの設計に関する。
電子の分野では一般に、半導体装置の更なる小型化が常に行われているため、成長方法は原子層レベルの膜厚制御を伴った層成長ができることが求められる。
それらの成長技術の1つが、原子層成長(ALD)であり、誘電体層の成長にしばしば使用される。
原子層成長は、少なくとも2つの気相反応物と基板との分離された化学吸着反応の使用に基づく薄膜成長技術である。
ALDにより成長される層の品質や拡張性を制限する特徴が2つある。第1の特徴は、1サイクルあたりの成長(growth-per-cycle:GPS)であり、しばしば、1サイクルあたり単分子層(monolayer)の理論的最大値よりずっと小さくなる。これは結果として、膜の粗れや遅い膜の停止を招き、特に(約5nmより薄い)薄膜が、ピンホールのような局所的欠陥を形成しがちとなる。
第2の特徴は、未反応の前駆体配位子による不純物の存在である。
例えば、ハフニウム・テトラクロライドと水からハフニウム酸化物の成長を行う場合、1サイクルの成長は、単層の単に20%であり、Cl不純物が成長層中に残る。
発明の目的
本発明の目的は、ALD法と、最適化されたプロセス状態で高品質ALD層を形成するためのリアクタを提供することにある。
発明の概要
本発明は、
a)半導体基板をリアクタ中に配置する工程と、
b)第1前駆体ガスのパルスを、第1リアクタ温度のリアクタ中に供給する工程と、
c)第2前駆体ガスの第1パルスを、第2温度のリアクタ中に供給する工程と、
d)第2前駆体ガスの第2パルスを、第2温度より低い第3温度で供給する工程と、
e)選択的に、工程b)から工程d)を、所望の膜厚が得られるまで、少なくとも1回繰り返す工程とを含むALD法を提供する。
第1前駆体ガスは、POClのようなハロゲン化物または酸化ハロゲン化物あり、特に、HfCl、TaCl、WF、WOCl、ZrCl、AlCl、TiCl、SiClのような金属ハロゲン化物または金属酸化ハロゲン化物であることが好ましい。
第2前駆体ガスは、第1前駆体を分解させることができる前駆体、または第1前駆体の配位子を除去できる前駆体であり、特に、HO、H、O、O、NH、HS、HSe、PH、AsH、C、またはSiであることが好ましい。
本発明にかかる方法では、第1温度は、約100℃約と800℃との間であり、好ましくは約150℃と約650℃との間、または約200℃と約500℃との間、より好ましくは約225℃と約375℃との間である。
本発明にかかる方法では、第2温度は、第1温度と実質的に等しいかまたはそれ以上であり、特に、約100℃と約800℃との間であり、好ましくは約150℃と約650℃との間、または約200℃と約500℃との間、より好ましくは約225℃と約375℃との間である。
本発明にかかる方法では、第3温度は、第2温度より実質的に低く、好ましくは約500℃より低く、または約350℃より低く、または約225℃より低く、より好ましくは室温である。
本発明にかかる方法は、工程c)と工程d)の間に、更に基板表面を第4温度に加熱する工程を含んでも良い。
本発明にかかる方法では、第4温度は、第2温度と実質的に等しいかまたはより高く、好ましくは約375℃より高く、より好ましくは約500℃に等しい。
本発明にかかる方法では、基板表面を第4温度に加熱する工程は、不活性雰囲気で行われるのが好ましい。
本発明にかかる方法では、工程d)の間および/または工程d)の後に、基板がプラズマ処理にさらしても良い。
プラズマ処理に使用されるプラズマは、NO、NO、O、N、H、NO、またはNH等からなるのが好ましい。
本発明にかかる好ましい方法では、第1および第2温度は、約300℃、第3温度は室温、そして(もしあるのであれば)第4温度は約500℃である。
本発明は、また、本発明の方法を行うのに適するように設計され、その中で最適温度において各反応が行われる、新規なリアクタを提供する。
そのようなALDリアクタは、
i. 第1および第2サセプタと、
ii. 第1サセプタ上にある基板を加熱する手段と、
iii.第2サセプタ上にある基板を冷却する手段と、を含む。
本発明にかかるALDリアクタは、更に、双方のサセプタ間で半導体基板を運ぶ手段を含んでも良い。
本発明にかかるALDリアクタは、更にプラズマを形成する手段を含んでも良い。
発明の記述
原子層成長(ALD)は、少なくとも2つの気相反応物質と基板との分離された化学吸着反応を用いた薄膜成長技術である。そのような気相反応物質は、前駆体ガスとも呼ばれる。
ADLにより成長した層の品質と拡張性を制限する2つの特徴がある。
第1の特徴は、1サイクルあたりの成長(または成長速度)であり、しばしば、1サイクルあたり単分子層の理論的な最大値よりずっと小さくなる。これは、膜の粗れや遅い膜停止の原因となり、特に(5nmより小さな寸法の)薄膜では、ピンホールのような局所的欠陥を形成しがちとなる。
第2の特徴は、未反応の前駆体配位子による不純物の存在である。
上述の特徴を最適化するために本発明は、以下の工程:
a)リアクタに半導体基板を入れる工程、
b)第1前駆体ガスのパルスを、第1温度のリアクタに供給する工程、
c)第2前駆体ガスの第1パルスを、第2温度のリアクタに供給する工程、
d)第2温度より低い第3温度の第2前駆体ガスの第2パルスを供給する工程、
e)選択的に、工程b)から工程d)を、所望の膜厚が得られるまで、少なくとも1回繰り返す工程、
を含むALD法を提供する。
半導体基板は、ICプロセスの分野に適したいくつかの半導体材料を含み、または半導体材料からなる。特に、シリコン、ゲルマニウム、またはシリコンゲルマニウムを含み、またはこれらからなる。
本発明にかかる方法により得られる層は、実質的に、純元素(例えば、Si、Cu、Ta、W)、酸化物(例えば、SiO、GeO、HfO、ZrO、Ta、TiO、Al、PO、VO、CrO、FeO、ZnO、SnO、Sb、B、In、WO)、窒化物(例えば、Si、TiN、TaN、AlN、BN、GaN、NbN、MoN、WN)、炭化物(例えば、SiC)、硫化物(例えば、CdS、ZnS、MnS、WS、PbS)、セレン化物(例えば、CdSe、ZnSe)、リン化物(GaP、InP)、砒化物(例えば、GaAs、InAs)、またはそれらの混合物でも良い。
第1の前駆体ガスは、ハロゲン化物や、POClのような酸化ハロゲン化物でも良い。更には、金属ハロゲン化物や金属酸化ハロゲン化物でも良い。例えば、第1前駆体は、HfCl、TaCl、WF、WOCl、ZrCl、AlCl、TiCl、SiCl等であっても良い。
第2前駆体ガスは、第1前駆体の配位子を除去できるいかなる前駆体でも良い。更には、HO、H、O、O、NH、HS、HSe、PH、AsH、C、またはSiでも良い。
本発明の文脈において、第1、第2、および第3温度は、別途言及が無い限り、リアクタ中の温度として理解される。
本発明にかかる方法では、第1温度は(約)100℃と(約)800℃の間であり、好ましくは(約)150℃と(約)650℃の間、または(約)200℃と(約)500℃の間、より好ましくは(約)225℃と(約)375℃の間である。
本発明にかかる方法では、第2温度は、第1温度と実質的に等しいかまたはそれ以上であり、(約)100℃と(約)800℃の間であり、好ましくは(約)150℃と(約)650℃の間、または(約)200℃と(約)500℃の間、より好ましくは(約)225℃と(約)375℃の間である。
本発明にかかる方法では、第3温度は、第2温度より実質的に低く、好ましくは(約)500℃より低く、または(約)350℃より低く、または(約)225℃より低く、更に好ましくは室温である。
本発明にかかる方法は、工程c)と工程d)の間に、更に基板表面を第4温度に加熱する工程を含んでも良い。
本発明にかかる方法では、第4温度は、第2温度と実質的に等しいか、またはより高く、(約)375℃より高く、好ましくは(約)500℃に等しい。
上記基板表面を第4温度に加熱する工程は、例えば、これらに限定するものではないが窒素ガスやアルゴンのような不活性雰囲気で行われるのが好ましい。
本発明にかかる方法では、工程d)の間および/または工程d)の後に、基板がプラズマ処理にさらされても良い。
上記プラズマは、NO、NO、O、N、H、NO、またはNH等からなるのが好ましい。
本発明にかかる好ましい方法では、第1および第2温度は、(約)300℃、第3温度は室温、および第4温度は(約)500℃である。
本発明は、また、本発明の方法を行うのに適するように設計され、その中で最適温度において各反応が行われる、新規なリアクタを提供する。
そのようなALDリアクタは、
第1および第2サセプタと、
第1サセプタの上にある時に基板を加熱する手段と、
第2サセプタの上にある時に基板を冷却する手段と、を含む。
本発明の構成では、サセプタは、その上に層が成長される基板を支持(担う)のに適した例えばプレートのような手段である。
本発明にかかるALDリアクタは、更に、双方のサセプタ間で半導体基板を運ぶ手段を含んでも良い。
本発明にかかるALDリアクタは、更にプラズマを形成する手段を含んでも良い。
本発明では、加熱手段は、フラッシュランプまたは少なくとも基板表面において温度を上昇させるいかなる手段を含んでも良い。
本発明では、冷却手段は、冷却された窒素のような再循環する冷却媒体、またはペルチェ素子、または少なくとも基板表面において温度を下げるいかなる手段を含んでも良い。
本発明にかかる特別な具体例では、ハフニウム・テトラクロライドが第1前駆体ガスであり、水が第2前駆体ガスである本発明を用いて、酸化ハフニウム層が成長される。
特に、酸化ハフニウム層を成長させるALD法は、以下に示す、
i. 半導体基板をALDリアクタ中に供給する工程と、
ii. 300℃のリアクタ中に、HfClのパルスを供給する工程と、
iii.300℃のリアクタ中に、HOの第1パルスを供給する工程と、
iv. 選択的に、N雰囲気中で、基板を500℃に加熱する工程と、
v. 室温のリアクタ中に、HOの第2パルスを供給するとともに、NOプラズマ処理に基板をさらす工程と、
vi. 選択的に、工程ii)から工程v)を、少なくとも1回繰り返す工程と、を含む。
反応サイクル(工程(ii)から工程(v))は、所望の膜厚が得られるまで繰り返しても良い。
Oの第2パルスを供給する工程は、また、リアクタ中に存在する水分にさらす工程を含んでも良い。
HfClのパルスを供給し、HOの第1パルスを供給し、そして基板を加熱する工程は、第1サセプタの上で行われても良い。温度は(約)300℃一定に保持されても良い。例えば、フラッシュランプのような加熱手段は、第1サセプタの上に基板が載せられた時に、(約)300℃から(約)500℃に、ウエハ表面の温度を急速上昇させるために提供される。
次に、基板が、第1サセプタから第2サセプタに運ばれる。
第2HOパルス(この場合、輸送中に水分にさらすことを含む)および選択的にプラズマ照射は、第2サセプタ上で、より低い温度で行われても良い。冷却手段は、ウエハ表面温度を(約)225℃または室温に下げるために提供される。
従来のALD手段により、ハフニウム・テトラクロライドと水から酸化ハフニウムを成長する場合、1サイクルあたりの成長は、単分子層の20%に過ぎず、Cl不純物が成長層中に残る。
本発明にかかる方法の手段では、1サイクルあたりの成長は、単分子層の15%から40%に拡大され、Cl含有量は2けたの大きさで減少する。
以下の例では、HfClとHOからHfOを成長させることのみが述べられるが、本発明で定義された上述の第1および第2前駆体は、本発明の方法が行われた場合、この例で述べられるのと同様の化学メカニズムに従うことが期待される。それゆえに、本発明は、以下に示す例に限定されることを意図するものではない。

原子層成長(ALD)は、少なくとも2つの気相反応物と基板との分離された化学吸着反応の使用に基づく。
HfClとHOからHfOを成長させるためには、第1前駆体であるHfClが、表面のOH基との反応により基板上に化学吸着する。
Figure 0004769638
化学吸着は、自己制御式であり、前駆体パルスの時間中に飽和しなければならない。完全に飽和した場合、過剰のHfClと気相反応副産物は、窒素パージとして言及される窒素の流れにより一掃される。この後、パルス工程と窒素パージ工程が、Hf−Clボンドを加水分解するために、HO前駆体とともに繰り返される。
Figure 0004769638
このシーケンスが、所望のHfO膜厚が得られるまで繰り返される。
通常、1サイクルあたりの成長は、以下の理由から単分子層以下である。基板の反応サイトの数が制限されるか、または巨大な前駆体からの立体効果が、吸着する材料の量を制限するからである。
更に、出発基板(例えばシリコン基板)から成長した材料に基板が変化する時、1サイクルあたりの成長(growth-per-cycle)は出発基板に依存する。出発基板の影響が消えた時、1サイクル当たりの成長は一定となり、安定した1サイクル当たりの成長と呼ばれる。
更に、1サイクルあたりの成長は、成長温度にも依存する。
従来のHfCl/HOプロセス(標準HfCl/HO ALDプロセスという。)、300℃での安定した1サイクルあたりの成長は、単分子層の15%〜17%にすぎない。多くの実験的観察が、低いHfOの1サイクル当たりの成長が、反応サイト、即ちHfO反応中のOH基の数の制限によることを示している。
例えば、温度を関数とした1サイクル当たりの成長の減少は、HfO表面の水酸化の減少に起因する。これは、酸素架橋サイトとのHfClの反応は、非常に効率が良くない。確かに、ZrCl種(HfClとZrClの化学的性質は非常に類似している)は、シロキサン架橋に対して非常に反応性が良くない。なぜならば、支持台の予備加熱が吸着したZrの量に影響するからである。
更に、基板の抑制は、例えばHF洗浄されたSiのような、OH密度の非常に低い表面で発生する。
本発明の多くの具体例のように、例えば、気相水分の照射、プラズマ処理、又は熱アニールのような、異なった中間処理を備えたALD反応サイクルが研究され、標準ALDサイクルと比較される。
本発明の特別な具体例である、プラズマ処理を備えたALDサイクルの場合、この拡張されたALDプロセスは、中間リモートプラズマアシスト(IRPA)ALDと呼ばれる。
本発明の特別な具体例である、熱アニールを備えたALDサイクルの場合、この拡張されたALDプロセスは、中間熱アニール(ITA)ALDと呼ばれる。
第1のゴールは、HfO表面でOH基の数を増加させ、1サイクル当たりの成長を大きくすることである。熱モデルは、1サイクル当たりの成長がより大きくなると、膜停止に必要とされるサイクル数がより低くなり、膜の粗さもより低くなることを予測する。それゆえに、中間処理を備えた1サイクル当たりの成長の拡張による、HfO層の品質や拡張性の改良が研究されている。
第2のゴールは、HfO層のCl含有量の低減である。中間処理は1サイクル当たりの成長やCl含有量に影響する。
全ての試料は、ポリゴン8200クラスタで処理される。成長に先立って、1nmの膜厚の化学酸化物を成長する。HfOは、不活性ガス弁を有する、ホットウォール直交流型のリアクタである、ALDTMパルサ2000リアクタ中で成長される。リアクタ中の圧力は、1.33mbar(1Torr)である。HfCl前駆体を備えた全てのパルスと、HO前駆体を備えた第1パルスは、300℃で行われる。HfClは、室温では固体である。これは約185℃に昇温され、HfClパルスのための十分な蒸気圧が得られる。標準プロセスのための、パルスと不活性ガスパージの時間が、表1に示される。HfCl又はHOパルス後の、5分までのパージ時間の延長は、1サイクル当たりの成長を変えず、このことは前駆体パルスが標準状態で良く分離されていることを示唆する。更に、これは、異なったパルスの間で、HfCl固体ソースの十分な回復時間があることを示している。
Figure 0004769638
標準HfO成長におけるパルスと不活性ガスのパラメータ
試料は、KLA-Tencor ASET F5 上で分光偏光解析法(SE)により測定される。RBSは、1MeVのHe+ビームを備えたRBS400端末(Charles Evans and Associates 社製)で行われる。TOFSIMS深さ分布は、500eVのAr+イオンビームを備えた、2重ビーム仕様のIonTOF−IV装置で測定される。
中間処理は、リモートコントロールの高周波ラディカル発生器(MRG)を備えたEpsilon Nitride CVD(化学気相成長)リアクタ中、またはポリゴンクラスタの輸送モジュール中で行われる。
(表2に示されたように)300℃での標準HfCl/HO ALDプロセスの、安定した1サイクル当たりの成長は、1.4Hf/nmであり、単分子層の15%であり(図1)、これは文献にも合致する。図1に示すように、1サイクル当たりの成長は、0.3妙の標準HOパルスでは完全には飽和しない。1サイクル当たりの成長は、約10秒のHOパルスで、単分子層の20%の値で飽和する。また、TOFSIMS(図2)に示すように、Cl含有量は10秒で飽和する。1サイクルの成長は、HfClのパルス長さには依存しない
標準HfCl/HO ALDについて、1nm化学的酸化基板の1サイクル当たりの成長に対する影響を、IRPA ALDと比較して図3に示す。最初の反応サイクルにおいて、1サイクル当たりの成長は、安定した1サイクル当たりの成長に比較して、約3倍高く(4.3Hf/nm又は単分子層の47%)、これは文献にも合致する。基板拡張は、最初の反応サイクルでのみ働く。これは驚くべきことで、化学的酸化基板は、最初のサイクルで、HfOにより完全に覆われるわけではなく、2分の1MLより少なく覆われる。それゆえに、第2反応サイクルにおいても、成長の拡張が期待できる。
1つの可能な説明は、化学的酸化基板の上の全てのSi−OH基が、第1反応サイクルでHfClとの反応により消費されるというものである。HfOにより覆われないで残されたSi−O−Si架橋は、第1反応サイクルのHOパルス中で加水分解されない。それゆえに、第2反応サイクルのHfOは、単にHf−OH基と反応するだけで、安定HfClの1サイクル当たりの成長はすぐに達成される。これは、Si−O−SiサイトはHfClやHOの前駆体に対しては反応的ではなく、基板からの更なる成長は起きないことを示す。HfOアイランドからの横方向成長のみが、領域を覆うために可能である。
他の可能性は、Si−OH架橋、およびSi−O−Si架橋の双方がHfClと反応することである。後者の表面サイトとの反応は、ClによるSi基板の汚染を生じる。
Figure 0004769638
Si−Clボンドは、300℃で加水分解するのは難しい。それゆえに、次の反応サイクルで、Si−Clサイト上でのHfO成長が阻止される。これは、HfO層の底部界面においてCl含有量が大きくなることを説明する。HfOの1サイクル当たりの成長が、続きの反応サイクルにおいても一定のまま残り、Cl含有量が減少するという事実は、HfO基板上の核生成が、Hf−OH基の上でのみ進み、Hf−O−Hf架橋は、Si−O−Si架橋より反応性が低いことを示している
すべてのサイクルのプラズマ処理は、安定した1サイクル当たりの成長を、単分子層の15%から42%まで増加させる(図3、表2)。
ALDのランダム成長のための理論的なモデルは、1サイクル当たりの成長が高くなるほど、膜停止に必要なサイクル数は少なくなり、膜の粗れも少なくなることを予測する。異なった1サイクル当たりの成長によるHfOの成長モードは、TOESIMS表面測定により調査することができる。Si基板強度の減衰を、Hf被覆の関数として、RBSからプロットされる(図4)。
実際に、IRPA ALD HfOに対するTOFSIMSのSi強度の減衰は、標準のALD HfOに比較して速くなっている。
異なった拡張反応サイクルに対するGPC(%ML)を、表2に示す。Hfカバレジは10反応サイクルを行った試料上のRBS又はSEにより測定される。1サイクル当たりの成長は、最初の反応サイクル中の増大効果を除くため、最後の9反応サイクルの平均として計算される。
Figure 0004769638
異なった反応サイクルの1サイクル当たりの成長
成長の増大は、またプラズマ無しの室温処理でも見られる(表2の反応サイクル3および4)。1サイクル当たりの成長(単分子層の34%)は、RT(室温)リモートプラズマ処理(表2 反応サイクル2)(単分子層の42%)に比較して僅かに低い。このように、プラズマ処理中の成長の増大の重要な寄与は、温度を下げることから来る。このように、水が室温まで冷却された場合、拡張された成長は、HOの吸着により引き起こされる。
Figure 0004769638
10−100ppm程度に低い水分濃度は、室温での、HfO上へのHOの単分子層カバレジに十分であることが示された。このように、輸送モジュール中の水分背景は、ALDから窒素リアクタや裏面への輸送中の、OH基の導入に十分である。輸送モジュール中でのHOの吸着は90秒で飽和する。同様の成長の増大が、90秒又は5分の中間冷却で達成される。
輸送モジュール中でのHO反応の支持は、HfOが、300℃のALDリアクタ中でHOパルスは無いが、代わりに輸送モジュールで中間冷却を行うことにより成長できるという観察から来る(表2 反応サイクル6、7)。たぶん、Cl脱離は低い温度ではより困難になるため、このHfO層のCl含有量は非常に高いであろう。期待される高いCl含有量は、1サイクル当たりの成長が、このプロセスで、標準ALDプロセスよりなぜ僅かに低いかを説明している。
1サイクル当たりの成長は、窒素リアクタ中での420℃の中間アニールで増強され(表2 反応サイクル5)、これは中間冷却と同程度である(表2 反応サイクル3、4)。熱処理により、1サイクル当たりの成長が減少するのと同様に、HfO基板上のOH密度が減少することが期待される。これは、中間アニール中に起きるのであろう。しかしながら、中間アニールは、多角形プラットフォーム上の窒素リアクタ中で行われ、窒素からALDリアクタへの輸送には、約2分必要となる。上述ように、この輸送中に発生する冷却中に、HfOの表面は容易に水分を吸着する。
HfO層中のCl含有量の分析は、ALD反応メカニズムについて更に情報を与えてくれる。なぜならば、HO反応の後に与えられたHO反応および/または中間処理によるClの除去効率を示すからである。標準HfOのTOFSIMS Cl分布は、それゆえに、異なった拡張された反応サイクルによるHfO成長と比較できる(図5および図6)。4nmのHfO層(良好なCl分布を得るための最低膜厚)の成長を速く行うために、中間処理は、1サイクル毎に行う代わりに、10サイクル毎に行う。Cl含有量に対する中間処理の影響は、Cl分布から明らかである(図5および図6)。
プラズマ処理または水分中で冷却を伴って成長されたHfOは、標準HfOプロセスの約2倍のClを含むことがわかる(図5および図6)。明らかに、0.3秒の標準HOパルスは、拡張された1サイクル当たりの成長により導入された、より多くのHf−Clボンドを加水分解するには短かすぎる。それゆえに、HOパルス時間は、拡張された1サイクル当たりの成長に対して、再度、最適化される。10秒のHOパルスは、Cl含有量を、中間処理の無いプロセスと同程度まで減少させるために十分である(図6)。
中間熱処理により、Clは効果的に除去できる(図5(a))。中間アニールの温度や回数は、Cl除去の効率を定める。2桁の大きさの減少は、500℃で10サイクル毎の中間アニールで得られる。一方、500℃での成長後のアニールでは、Cl含有量は減少しない(図5(b))。420℃で、10サイクル毎の中間熱アニールで、中間冷却に比較してCl含有量は減少するが、Clレベルは、なおもHfOプロセスと同じレベルである。より長いHOパルスの提供は、この場合大きな改良を与える。中間アニールの環境(O又はN)は、層のCl含有量に影響を与えない。しかしながら、界面層の薄さに十分な影響を与えることができる。500℃でのOアニールで、界面酸化物が1nm以上に容易に成長する。
以下のHfCl/HO ALD反応メカニズムが提案される。
HfCl反応について、文献と合致するように、HfClはOH基と反応し、Hf−O−Hf架橋とは反応しないことが提案される。
Figure 0004769638
この仕事の全ての実験的観察は、標準プロセスでは、この半分の反応で成長するHfの量は、基板上のOH基の数により制御され、Cl配位子の立体障害によらないことを支持する。
これは、1サイクル当たりの成長の最新モデルを用いることにより、更に調査される(表3)。このモデルは、化学吸着の質量バランスに基づき、吸着した配位子の2次元配置を仮定する。
標準HfOプロセスでは、1サイクル当たりの成長が、プラズマ処理に対して1.4HF/nmである(表2)。HfCl反応中、それぞれのHf原子は、(HfCl前駆体を用いて)4つのCl配位子に沿って運ばれる。このように、質量バランスに従って、約5.6(=4.1x4)/nmのCl配位子が、表面に到達する。立体障害が勝る場合、平坦な表面に残るCl配位子の最大数は、Clのファンデワールス半径(9.4/nmとして0.175nm)から計算できる。このように、標準プロセスでは、HfCl反応後のClの量は、立体障害により許容される最大値より、なおも低い。しかしながら、Clの最大量は、この理論値よりわずかだけ低くなりそうである。なぜなら、上限は、Hf−Cl層の、固有のボンド配置を考慮していないからである。このように、標準プロセスでは、モデルは、基板のOH基含有量について多くの情報を与えるものではない。
一方、このモデルは、中間処理を有する成長の拡張の場合には、いくつかの情報を与えることができる。1サイクル当たりの成長は、プラズマ処理に対して4.1Hf/nmである(表2)。このように、質量バランスでは、約16.4(=4.1x4)/nmのCl配位子が、表面に到達する。これは、平坦な表面上で許容されるCl配位子の最大数(9/nm)よりずっと大きくなっている。それゆえに、少なくとも16.6−9.4=7Cl/nmが、OHを有する反応により除去される(表3)。このように、この数は、また、プラズマ処理後のHfO上のOH基密度の概算である。中間冷却に対して、同様の方法で計算されたOH基密度は、2−3/nmである(表3)。
Figure 0004769638
立体障害モデルを用いて得られたHO ALDハーフ反応後の、異なった中間処理に対するHfO上のOH基の量
O反応に関して、HfClパルス中に導入されるHfClボンドは、HO反応中に加水分解される。
Figure 0004769638
300℃において、HOプラズマが飽和した場合でも、いくつかのClラジアルがHfO層中に存在するため、この反応は完了しない。
O反応が減少する温度において、酸素架橋の上のHOの離脱が重要になる。
Figure 0004769638
Clを除去するための効果的な方法は、HOパルス後の中間熱アニールである。Cl含有量は、アニール環境(O又はN)には依存しない。上面の隣接したHf−OH基が反応しHClを放出することが提案されている。
Figure 0004769638
このように、酸素架橋が生成される。この反応は、アニール温度が上昇するとより重要になることが提案されている。
このように、1サイクル当たりの成長を、単分子層の15%から40%に増大させるために、そして2桁の大きさでCl含有量を低減するために、以下の拡張されたHfCl/HO ALD反応サイクルを提案することができる。
300℃におけるHfCl反応
300℃におけるHO反応
500℃におけるCl除去のための、N中でのアニール
室温で水分にさらす間および/またはさらした後の、NOプラズマを用いた水酸化。
RBS(ラザフォード・バックスキャッタリング分析法)により測定されたHOパルス長さのGPSに対する影響である。 TOFSIMS(飛行時間型二次イオン質量分析)のCl分布に対するHOパルス長さの影響である。 1nm化学酸化物基板上へのHfOのサイクル数を関数とした1サイクルあたりの成長(RBS)である。 化学的酸化した基板上にIRPAおよび標準ALDを用いて成長させたHfOのRBS Hfカバレジを関数としたTOFSIMSのSi強度の減衰である。 異なった拡張された反応サイクルを用いて成長した(a)、および異なった成長後のアニール後の(b)、HFOのTOFSIMS Cl分布である。 中間冷却とより長時間のHOプラズマを用いて成長させたHfOのTOFSIMS Cl分布である。

Claims (19)

  1. a)半導体基板をリアクタ中に配置する工程と、
    b)第1前駆体ガスのパルスを、第1温度の該リアクタ中に供給する工程と、
    c)工程b)の後に、第2前駆体ガスの第1パルスを、第2温度の該リアクタ中に供給する工程と、
    d)工程c)の後に、該第2前駆体ガスの第2パルスを、該第2温度より低い第3温度で供給する工程と、
    e)選択的に、工程b)から工程d)を、所望の膜厚が得られるまで、少なくとも1回繰り返す工程とを含む原子層成長法。
  2. 上記半導体基板が、ICプロセスの分野で適当ないかなる半導体材料をも含む請求項1に記載の方法。
  3. 上記半導体基板が、シリコン、ゲルマニウム、またはシリコンゲルマニウムを含む請求項1に記載の方法。
  4. 上記第1前駆体ガスが、ハロゲン化物または酸化ハロゲン化物である請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 上記ハロゲン化物が金属ハロゲン化物であり、または上記酸化ハロゲン化物が金属酸化ハロゲン化物である請求項4に記載の方法。
  6. 上記第1前駆体ガスが、HfCl、TaCl、WF、WOCl、ZrCl、AlCl、POCl、TiCl、またはSiClである請求項4または5に記載の方法。
  7. 上記第2前駆体ガスが、上記第1前駆体の配位子を除去できる前駆体である請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 上記第2前駆体ガスが、HO、H、O、O、NH、HS、HSe、PH、AsH、C、またはSiからなる請求項7に記載の方法。
  9. 上記第1温度が、100℃と800℃との間に含まれる請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 上記第2温度が、上記第1温度と実質的に等しいか、またはより高い請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 更に、工程c)と工程d)の間に、基板表面を第4温度に加熱する工程を含む請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 上記第4温度が、上記第2温度と実質的に等しいか、またはより高い請求項11に記載の方法。
  13. 上記基板表面を第4温度に加熱する工程が、不活性ガス中で行われる請求項11または12に記載の方法。
  14. 上記第1温度と上記第2温度が300℃であり、上記第3温度が室温である請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 上記第1温度と上記第2温度が300℃であり、上記第3温度が室温であり、上記第4温度が500℃である請求項11に記載の方法。
  16. 上記基板が、工程d)の間、および/または工程d)の後に、プラズマ処理される請求項1〜15のいずれかのいずれかに記載の方法。
  17. 上記プラズマが、NO、NO、O、N、H、NO、またはNHからなる請求項16に記載の方法。
  18. 上記第1前駆体ガスがハフニウム・テトラクロライドであり、上記第2前駆体ガスがHOである請求項1〜17のいずれかに記載の方法。
  19. 上記基板が、工程d)の間、および/または工程d)の後に、NOプラズマ処理される請求項18に記載の方法。
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