JP4767920B2 - 空中浮遊菌サンプラー - Google Patents

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Description

本発明は、微生物や細菌などによる汚染状態を調べて管理するために、室内の空中浮遊菌を捕集する空中浮遊菌サンプラーの技術に関するものである。
従来、製薬・食品・化学・電子工業などにおける生産ライン・試験研究室・バイオクリーンルームや、病院をはじめとした公共施設などにおいて、空気中に浮遊する細菌・真菌などを捕集して無菌状態を調べるエアーサンプラーが公知となっている。前記エアーサンプラーは、具体的には、菌を増殖させる培地に、吸引ファンなどで吸入部より吸引した実験場所内の空気を衝突させて、空気中に浮遊する細菌・真菌などを捕集する装置である。そして、培地に付着した菌を培養してコロニーの数を目視することにより、空中浮遊菌の数を測定する。
前記エアーサンプラーは小型軽量化を実現するために、吸引ファンをシロッコファンやラジアルファン等の小型のファンで構成している(特許文献1参照)。すなわち、定置型の空中浮遊菌サンプラーで使用されている大型の吸引ポンプを使用せず、小型のシロッコファンやラジアルファンを使用することにより、空中浮遊菌サンプラーの小型軽量化を図るものである。
しかし、前記シロッコファンやラジアルファンなどの小型のファンは、軸流ファンと比べて静圧は高いものの風量が少なくなるという欠点がある。すなわち、シロッコファンは円筒状のファンの遠心力で送風するものであり、風量を多くするためにはシロッコファン自体を大きくする必要があるため、風量の増加は困難であった。また、シロッコファンやラジアルファンは軸流ファンに比べて複雑な構成となるために高価である。一方、軸流ファンは、単純な構成なので安価に手に入り、小型のファンでも大きな風量を得ることが可能であるため、コンパクトに構成ができる。しかし、前記軸流ファンは、静圧が低いため、乱流が発生した場合に静圧が低くなり吸引力が著しく低下するという問題があった。
特開2000−125843号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、吸引ファンとして、例えば軸流ファンなどの比較的安価であるが静圧が低いものを備える構成であっても、一定の風量で空気を吸入することができ、簡単な構成でコンパクトに構成することができ、安価に構成できるエアーサンプラーを提供することにある。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、複数のノズル孔が形成されたノズル板部を有し該ノズル板部を介して空気を吸入する吸入部と、前記ノズル板部に対して空気の吸入方向下流側に配設した培地を収納するシャーレを支持するためのシャーレ支持部と、前記吸入部より空気を吸引するための空気流を発生させる吸引ファンと、前記吸入部より吸引した空気を前記吸引ファンを介して外部に排出させるための空気流通路とを具備し、前記吸入部より吸入した空気を前記培地に衝突させることにより、空気中の浮遊菌を前記培地に付着させて捕集する空中浮遊菌サンプラーであって、前記空気流通路として、前記吸入部より吸引した空気を前記吸引ファンに導く導引部と、前記吸引ファンを通過した空気を下流側にかけて広がる略円錐面に沿って排出する排出部とを有し、前記導引部に、前記吸引ファンの回転方向に間隔を隔てて配される複数の整流板を設け、前記整流板は、底面視120度づつ間隔を空けて固設され、上端にステーを設け、該ステーに螺子穴を穿設し、該螺子穴に螺子を貫通させて前記シャーレ支持部外周に固設され、前記整流板のシャーレ支持部外周に当接する部分及び外周側下端が斜辺となるように構成し、前記シャーレ支持部の上面に、前記培地の前記ノズル板部に対する距離を調整することができるスペーサを設け、前記ノズル孔は、前記ノズル板部における空気の吸入方向上流側に開口し空気の吸入方向下流側にかけてテーパする円錐状のテーパ部と、該テーパ部から前記ノズル板部における空気の吸入方向下流側に開口するように形成される直管部とで構成され、前記ノズル板部の空気の吸入方向下流側の面における、前記複数のノズル孔の前記直管部が開口する範囲に対する外縁部に、空気流を案内するための整流突起部を設け、前記テーパ部に、旋回流を発生させるための溝を設けたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、吸入部より吸引された空気流が留まることなく吸引ファンへ吸引され、外部に排出される。また、空気流通路の導引部内で空気流が乱流となることを防止することができ、吸引ファンの吸引面付近で高い静圧を実現することができる。また、シャーレとノズル板部との間の距離を調節することが可能となるため、シャーレ内の培地の高さが異なる場合であっても、培地に圧力の高い空気流を常に衝突させることが可能となる。
また、ノズル孔を通過する空気流が圧力の高い状態で吸引されることとなる。また、吸引された空気流が整流突起部外側の背圧によって外周側へと吸い寄せられることにより、シャーレ最外周に位置する培地にも空気流が衝突する。
また、ノズル板部での圧力損失を減ずることができる。また、テーパ部に設けた溝を空気流が通過する際に渦状の空気流に変化して、培地に圧力の高い空気流を衝突させることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係るエアーサンプラーの全体的な構成を示した側面断面図、図2はエアーサンプラーの正面図、図3は吸入部付近の拡大図である。図4はシャーレ台の底面図、図5は整流板の斜視図、図6はノズル板の底面図、図7はノズル板の一部側面断面図、図8はノズル板の一部平面図、図9はノズル板のA−A´線断面図、図10はシャーレの断面図である。
本発明にかかる空中浮遊菌サンプラーは、空気を吸入するとともに吸入した空気を培地に衝突させることにより、空気中の浮遊菌を前記培地に付着させて捕集するものである。
本発明にかかる空中浮遊菌サンプラーの実施の一形態であるエアーサンプラー1は、ポータブル型の空中浮遊菌サンプラーであり、図1及び図2に示すように、全体として略筒状に構成され、その一側(図1において上側)の端面部から空気を吸入する。なお、以下の説明では、図1における上下方向を、エアーサンプラー1における上下方向とする。
エアーサンプラー1は、図1及び図2に示すように、空気流を吸引する吸入部2と、培地Kを収納するシャーレSを載置するためのシャーレ支持部を構成するシャーレ台3と、前記吸入部2より空中浮遊菌を吸引するための空気流を発生させる吸引ファン4と、操作パネル5と、吸引ファン4のモータ(図示せず)に電力を供給するバッテリ6等を収納する円筒状の筐体7とを備える。
すなわち、使用に際しては、まず、培地Kを収納したシャーレSを、シャーレ台3に載置して、吸引ファン4を駆動すると、空気は吸入部2から流入する。この際、前記培地Kは捕集板となり、空気中を浮遊する例えば細菌・真菌などは培地Kの表面に慣性衝突することによって培地Kに付着して捕集される。また、前記吸入部2より流入した空気は空気流となり、吸引ファン4を通過して前記筐体7上部付近より下方へ排出されることとなる。
前記吸入部2は、図1乃至図3に示すように、ノズル板部9と、シャーレS及びシャーレ台3を保護する吸入部保護部材12と、吸引ファン4の外周を被覆して保護する下部部材13と、上蓋14とを備える。
前記ノズル板部9は、前記吸入部保護部材12に形成される開口部12aに、複数のノズル孔11を有するノズル板10が取り付けられることにより構成される。前記ノズル板10はアルミ等の金属で構成されており、図3及び図6乃至図9に示すように、該ノズル板10は微細な多数のノズル孔11・11・・・を有している。ノズル孔11・11・・・は、それぞれの間隔が一定の距離であるように配置されており、例えば、図6に示すように同心円状に等間隔に配置している。
前記ノズル孔11・11・・は、図7及び図9に示すように、前記ノズル板10における空気の吸入方向上流側に開口し空気の吸入方向下流側にかけてテーパする円錐状のテーパ部11bと、該テーパ部11bから前記ノズル板10における空気の吸入方向下流側に開口するように形成される直管部11aとで構成されている。このように、前記円錐台状のテーパ部11bを形成することで、ノズル孔11での圧力損失を減ずることができる。本実施例では該直管部11aの内径は0.7mmで構成されており、前記テーパ部11bの最大内径は2.3mmで構成されている。前記ノズル孔11を有するノズル板10は、図4に示すように最外周を切り欠き部10aを設けており、該切り欠き部10aが前記吸入部保護部材12の開口部12aに掛止されることによって支持される。すなわち、ノズル板10の部分は吸入部保護部材12と独立していることから、ノズル板10の部分のみを交換することができる。このように構成することにより、測定に使用するノズル板10を測定前に新しいものに容易に交換することができる。
前記吸入部保護部材12は、図1乃至図3に示すように前記シャーレ台3及びシャーレSの周囲を被覆する部材であり、円筒状に構成されている。前記吸入部保護部材12の上面には前記ノズル板10を保持するための開口部12aが設けられている。該開口部12aはシャーレSの中の培地Kとノズル板10との距離を接近させるために吸入部保護部材12の上面よりも低い位置に設けられている。また、前記吸入部保護部材12の上面は、シャーレ台3にシャーレSを載置した際にシャーレSの側面上端よりも高い位置であるように構成されている。このように構成することにより、ノズル板10より流入した空気が、空気流となってシャーレS側面を乗り越えて移動することができる。また、前記吸入部保護部材12は前記下部部材13と分離することが可能となっている。すなわち、シャーレ台3にシャーレSを載置する場合には前記吸入部保護部材12を下部部材13から外すことによりシャーレ台3を露出させて載置することとなる。前記シャーレSを載置した後、前記吸入部保護部材12を前記下部部材と結合することにより、シャーレ台3及びシャーレSを保護する。
前記下部部材13は略円筒状に構成されており、前記吸引ファン4の周囲を保護するものである。
前記下部部材13には前記シャーレ台3と連結するための螺子16が上方へ向けて貫設されている。また、前記下部部材13の下端には孔が設けられ、該孔と筐体7に設けられた孔に連結部材17を貫入することにより、前記筐体7と前記吸入部2全体を固定する。
また、前記下部部材13の外周面部にはエアーサンプラー1を持ち運びするための取手15が設けられている。
図8及び図9に示すように、前記ノズル孔11のテーパ部11bはポンチなどによって刻設されるものであり、該テーパ部11bには溝11cが構成されている。本実施例では該溝11cは図8に示すように平面視略風車状に設けている。このように構成することにより、空気流がノズル孔11を通過する際に、該溝により螺旋状のひねりが加えられて前記テーパ部11bの中心部に集まることとなり、ノズル孔11での圧力損失を減じて、空気流がシャーレSに収納された培地Kに衝突するときの圧力が強くなる。なお、前記溝の形状は風車状に限定するものでなく、中心部へ渦巻状に構成したり、同心円状に構成したりすることも可能である。
前記ノズル板10の最外周下部(下流側面部)には、図1及び図2に示すように、空気流を案内するための整流突起部10bを設けている。すなわちノズル板10の最も外側のノズル孔11の外側を取り囲むように断面視略三角形状の整流突起部10bを底面視環状に設けるものである。つまり、図6に示すように、円板状の外形を有するノズル板10において、その略全面にわたって設けられる複数のノズル孔11に対して、これら複数のノズル孔11が設けられる範囲を取り囲むように、環状の整流突起部10bが設けられる。言い換えると、ノズル板10の、ノズル孔11の直管部11aが開口する側(空気の吸入方向下流側)の面において、ノズル孔11の直管部11aが開口する範囲に対する外縁部に、整流突起部10bが設けられる。したがって、ノズル板10の最も外側のノズル孔11においては、その直管部11aの開口部の外側(ノズル板10の径方向外側)に、整流突起部10bが位置することとなる。
前記シャーレSに収納された培地Kの最も外側の上方にはノズル孔11が無く、空気流が衝突しないため、空中浮遊菌が付着しなかった。そこで、前記整流突起部10bを設けることにより、整流突起部10bの内側と外側との間に突起部外側の背圧によって微小な気圧差が生じ、最も外側のノズル孔11から流入する空気流が外側へと導かれ、今まで空気流が衝突しなかった最外周部分の培地Kにも空気流が衝突することとなる。このように構成することにより、吸引された空気流が外周に設けた突起部外側の背圧によって外周側へと吸い寄せられることとなり、シャーレS最外周に位置する培地Kにも空気流が衝突する。
また、図1に示すように、前記ノズル板10の上方に上蓋14が設けられている。該上蓋14は平面視略円状に構成されており、最外周部に吸入部保護部材12に掛止できるようにつば部14aを設けている。また、前記上蓋14の平面視中央部には上蓋14を移動させる場合に持つことができるつまみ部14bが設けられている。前記上蓋14を吸入部2上面に載置することにより、吸入部2を密閉することができ、外部から細菌や真菌が培地Kへ落下することを防止することができる。すなわち、空中浮遊菌の測定を行う直前まで上蓋14を載置しておくことにより、持ち運び中に空中浮遊菌が培地Kに落下することを防ぎ、測定の対象となる場所での正確な実験データを採集することが可能となる。
前記シャーレ台3は、図3及び図4に示すように平面視略円環状に構成された上面部3aと、この上面部3aを支える側面断面視台形状(略円錐形状)の台座部3bとが一体的に構成されている。前記台座部3b下端は前記吸引ファン4の軸上面と当接しており、前記上面部3aに設けた螺子穴3cに前記下部部材13より貫設している螺子16を螺設することにより前記吸入部2と連結する。前記シャーレ台3の周囲複数箇所にはシャーレSを固定するためのレバー19が配設されている。レバー19は、上面部3aの外側において、上面部3aからシャーレSが載置される側に突出した状態となるように設けられる。これらレバー19により、上面部3aに載置されたシャーレSが保持される。つまり、上面部3aに載置された状態のシャーレSが、複数のレバー19に挟まれた状態で保持される。
前記シャーレ台3のシャーレSを載置する上面部3aには、図3に示すように、シャーレSの上下方向の位置調節を可能とするスペーサ30が設けることができる。すなわち、スペーサ30の付け外しや、枚数や厚さの調整等によって、シャーレ台3の上に載置したシャーレSの上下方向の位置を調節することができる構成となっている。前記スペーサ30は例えば、シャーレ台3の形状に合わせた円環状の板で構成されている。なお、スペーサ30の形状はこれに限定せず、その他のスペーサ30の構成として、シャーレ台3の複数箇所に取り付ける柱状体として構成することも可能である。このように構成することで、ノズル板10とシャーレSに収納した培地Kの上面との間の距離D(図3参照)を調節することができる。例えば、シャーレSに収納した培地Kの厚みは実験条件により異なるため、培地Kの厚さが薄い場合にはスペーサ30によってシャーレSの位置を上方向へ移動させ、あるいは、培地Kの厚さが厚い場合にはスペーサ30を取り外すことでシャーレSの位置を下方向へ移動させることにより、距離Dを調節することができ、実験条件を整えることができる。また、培地Kの材料を変更することにより、培地Kの硬さが変わった場合に、距離Dを調節することで最適な衝突圧を提供することができる。例えば柔らかい培地を使用した場合には、距離Dが短すぎると培地Kを破壊することとなるため、スペーサ30によって距離Dが長くなるように調節することができる。培地Kの上面とまた、距離Dを調節することにより図10に示すように、培地Kに空気流による凹凸が発生し、表面積が増加して空中浮遊菌が付着しやすくなる。
次に、前記吸入部2より吸引した空気を前記吸引ファン4を介して外部に排出させるための空気流通路20について説明する。
前記空気流通路20は、前記吸入部2より吸引した空気を前記吸引ファン4に導く導引部21と、前記吸引ファンを通過した空気を下流側にかけて広がる略円錐面に沿って排出する排出部22とで構成されている。
前記シャーレ台3の台座部3bの外周面と、前記吸入部2の下部部材13の上部内周面13bとの間に空気流通路20の導引部21が形成されている。前記下部部材13の上部内周面は内側(吸引ファン4側)に向かって傾斜しており、前記シャーレ台3の台座部3bの外周面も内側(吸引ファン4側)に傾斜しており、前記下部部材13の上部内周面13bと台座部3bの外周面との間に空気流通路20の導引部21が吸引ファンの吸引面に向かって形成されている。前記吸入部2より吸入された空気流はシャーレS内の培地Kに衝突した後、シャーレSの側面を乗り越えて前記吸入部保護部材12の内周部分を通過して前記導引部21へと流れる。
図1及び図3に示すように、前記シャーレ台3の台座部3bの外周面には空気流の流れを整えるための複数の整流板35が固設されている。前記整流板35は、図4に示すように、台座部3bの斜面に当接する部分及び外周側下端が斜辺となるように構成し、前記導引部21の断面形状に略一致する形状に構成している。前記整流板35の上端は折り曲げてステー35aを設けており、前記ステー35aに螺子穴35bを穿設し、該螺子穴35bに前述した下部部材13に貫設する螺子16を貫通させてシャーレ台3下部に固設する。前記整流板35は、本実施例では、図4に示すように、底面視120度づつ間隔を空けて前記台座部3b外周に固設されている。整流板の枚数については本実施例に限定するものでなく増減させることも可能である。このように構成することにより、導引部21内に流入した空気流が整流板35を乗り越えて移動することを防止して、空気流が乱流となることを防止することができ、高い静圧を実現することができる。
次に吸引ファン4について図1及び図3を用いて説明する。前記吸引ファン4は軸流ファンで構成されており、プロペラ軸41、プロペラ42、前記プロペラ軸41を回転駆動するモータ(図示せず)より構成されている。前記プロペラ42の直径は例えば60mmであり、最大静圧は88Pa、最大風量は0.74立方メートル/分である。このように、吸引ファン4を軸流ファンで構成したことにより、シロッコファンやラジアルファンに比べて最大風量が大きくなる。また、シロッコファンやラジアルファンを採用する場合と比較して安価に構成することができる。
次に筐体7について、図1及び図2を用いて説明する。
前記吸引ファン4の下方に、該吸引ファン4の駆動を制御する操作パネル5や、吸引ファン4に電力を供給するバッテリ6等を収納する筐体7が設けられている。該筐体7は中空の円筒状に構成されており、上部には円錐台形状のテーパ部7aが形成されており、テーパ部7a上端は前記軸流ファンケース43に当接している。前記テーパ部7aの外周面と前記吸入部2の下部部材13の下部内周面13cとの間に前記空気流通路20の排出部22が形成されている。前記排出部22は、前記下部部材13の下部内周面13cを前記テーパ部の外周面の傾斜と略平行にすることにより、空気流を前記吸引ファン4の排出側から外側へ排出するものである。すなわち、前記排出部22は前記吸入部2の下部部材13下端で開放されており、排気は外部へと排出される構成となっている。このように構成することにより、排気流が拡散することなく排出部22を通過して排出されることとなり、吸引ファン4の排出側付近で乱流が発生するのを防止して吸引力を向上させることができる。
前記筐体7の内部にはバッテリ6を内蔵することができ、該バッテリ6の電力により前記吸引ファン4のモータなどを駆動する。
前記筐体7側面部には図示せぬ制御装置に入力を行うための操作パネル5が配置されており、該操作パネル5を操作することにより、空気吸引量や、始動時期を設定することができる。例えば、吸引する空気量を、1000リットル、500リットル、200リットル、100リットルから選択することができる。また、始動時期を例えば30秒後に設定することにより、設置した者が設置場所から離れた後に始動することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる空中浮遊菌サンプラー1は、複数のノズル孔11が形成されたノズル板部9を有し該ノズル板部9を介して空気を吸入する吸入部2と、前記ノズル板部9に対して空気の吸入方向下流側に配設した培地Kを収納するシャーレSを支持するためのシャーレ支持部3と、前記吸入部2より空気を吸引するための空気流を発生させる吸引ファン4と、前記吸入部2より吸引した空気を前記吸引ファン4を介して外部に排出させるための空気流通路20とを具備し、前記吸入部2より吸入した空気を前記培地Kに衝突させることにより、空気中の浮遊菌を前記培地Kに付着させて捕集する空中浮遊菌サンプラー1であって、前記空気流通路20として、前記吸入部2より吸引した空気を前記吸引ファン4に導く導引部21と、前記吸引ファン4を通過した空気を下流側にかけて広がる略円錐面(テーパ部7aの外周面)に沿って排出する排出部22とを有し、前記導引部21に、該導引部21を前記吸引ファン4の回転方向に間隔を隔てて配される複数の整流板35を設けたものである。このように構成することにより、吸入部より吸引された空気流が留まることなく吸引ファンへ吸引され、外部に排出される。また、空気流通路の導引部内で空気流が乱流となることを防止することができ、吸引ファンの吸引面付近で高い静圧を実現することができる。
また、前記シャーレ支持部3に、前記培地Kの前記ノズル板部9に対する距離を調整することができるスペーサ30を設けたものである。このように構成することにより、シャーレとノズル板部との間の距離を調節することが可能となるため、シャーレ内の培地の高さが異なる場合であっても、培地に圧力の高い空気流を常に衝突させることが可能となる。
また、前記ノズル孔11は、前記ノズル板部9における空気の吸入方向上流側に開口し空気の吸入方向下流側にかけてテーパする円錐状のテーパ部11bと、該テーパ部11bから前記ノズル板部9における空気の吸入方向下流側に開口するように形成される直管部11aとで構成され、前記ノズル板部9の空気の吸入方向下流側の面における、前記複数のノズル孔11の前記直管部11aが開口する範囲に対する外縁部に、空気流を案内するための整流突起部10bを設けたものである。このように構成することにより、ノズル孔を通過する空気流が圧力の高い状態で吸引されることとなる。また、吸引された空気流が整流突起部外側の背圧によって外周側へと吸い寄せられることにより、シャーレ最外周に位置する培地にも空気流が衝突する。
また、前記ノズル孔11は、前記ノズル板部9における空気の吸入方向上流側に開口し空気の吸入方向下流側にかけてテーパする円錐状のテーパ部11bと、該テーパ部11bから前記ノズル板部9における空気の吸入方向下流側に開口するように形成される直管部11aとで構成され、前記テーパ部11bに、旋回流を発生させるための溝11cを設けたものである。このように構成することにより、ノズル板部での圧力損失を減ずることができる。また、テーパ部に設けた溝を空気流が通過する際に渦状の空気流に変化して、培地に圧力の高い空気流を衝突させることができる。
本発明の一実施例に係るエアーサンプラーの全体的な構成を示した側面断面図。 エアーサンプラーの正面図。 吸入部付近の拡大図。 シャーレ台の底面図。 整流板の斜視図。 ノズル板の底面図。 ノズル板の一部側面断面図。 ノズル板の一部平面図。 ノズル板のA−A´線断面図。 シャーレの断面図。
1 エアーサンプラー
2 吸入部
3 シャーレ台
4 吸引ファン
7 筐体
9 ノズル板部
10 ノズル板
11 ノズル孔
20 空気流通路
21 導引部
22 排出部
35 整流板

Claims (1)

  1. 複数のノズル孔が形成されたノズル板部を有し該ノズル板部を介して空気を吸入する吸入部と、前記ノズル板部に対して空気の吸入方向下流側に配設した培地を収納するシャーレを支持するためのシャーレ支持部と、前記吸入部より空気を吸引するための空気流を発生させる吸引ファンと、前記吸入部より吸引した空気を前記吸引ファンを介して外部に排出させるための空気流通路とを具備し、前記吸入部より吸入した空気を前記培地に衝突させることにより、空気中の浮遊菌を前記培地に付着させて捕集する空中浮遊菌サンプラーであって、
    前記空気流通路として、前記吸入部より吸引した空気を前記吸引ファンに導く導引部と、前記吸引ファンを通過した空気を下流側にかけて広がる略円錐面に沿って排出する排出部とを有し、
    前記導引部に、前記吸引ファンの回転方向に間隔を隔てて配される複数の整流板を設け、
    前記整流板は、底面視120度づつ間隔を空けて固設され、上端にステーを設け、該ステーに螺子穴を穿設し、該螺子穴に螺子を貫通させて前記シャーレ支持部外周に固設され、前記整流板のシャーレ支持部外周に当接する部分及び外周側下端が斜辺となるように構成し、
    前記シャーレ支持部の上面に、前記培地の前記ノズル板部に対する距離を調整することができるスペーサを設け、
    前記ノズル孔は、前記ノズル板部における空気の吸入方向上流側に開口し空気の吸入方向下流側にかけてテーパする円錐状のテーパ部と、該テーパ部から前記ノズル板部における空気の吸入方向下流側に開口するように形成される直管部とで構成され、
    前記ノズル板部の空気の吸入方向下流側の面における、前記複数のノズル孔の前記直管部が開口する範囲に対する外縁部に、空気流を案内するための整流突起部を設け、
    前記テーパ部に、旋回流を発生させるための溝を設けた空中浮遊菌サンプラー。
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