JP4767545B2 - 水輸送抗力軽減用組成物 - Google Patents

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本発明は、冷温水などの管内水輸送において、流動時に生じる壁面との摩擦抗力を軽減し、搬送ポンプの動力を削減するための輸送抗力軽減用組成物およびそれを用いる輸送抗力軽減方法に関するものである。
ある特定物質を添加することにより配管内流動水の摩擦抗力が軽減され、ポンプ動力が削減できることは知られている。このような機能を発現する物質として水溶性高分子や界面活性剤がある。このような物質を輸送抗力軽減剤(DR剤)およびその効果を輸送抗力軽減効果(DR効果)という。しかしながら、高分子系はポンプ、エルボ等の局部損失要素での機械的劣化により短時間で効果が失われるため循環系配管には不向きとされている。また、界面活性剤系でこれまで検討され一部使用されているカチオン系と対イオンの組合せは、一定濃度以上でのミセル再形成能によりある程度効果は持続するが、カチオン成分の配管・錆等への吸着による濃度低下があり、また、環境負荷への懸念から実用化には問題があるというのが現状である。
又、カチオン系以外では、特許文献1記載のアミンオキシド化合物がある。しかし、これらのアミンオキシドのみの使用では効果が弱く多くの添加量が必要であり、また、効果の持続性が弱いなどの問題点がある。本発明者らは既に特許文献2においてアミンオキシドと各種両性界面活性剤の組合せを提案した。しかし、この方法では優れた輸送抗力軽減効果を示すものの、1種類の薬剤で効果が発揮できる温度範囲が限られてくるため、汎用的に使用することが難しく、また水質の影響により効果の持続性に差が生じるため長期使用が難しいという問題があった。アミンオキシド化合物にタウリン誘導体塩を配合することによりこの問題点を改善できるが(特許文献3)、その効果において十分満足できるものではない。
特開昭60−99199号公報 特開2000−313872号公報 特開2004−323813号公報
本発明の課題は、上記のような理由から、カチオン系界面活性剤を含まないのはもちろん、広温度域で効果が得られ、長期の循環系配管水輸送に使用可能な、環境適合性と優れた省エネルギー性を兼ね備えた、新しい輸送抗力軽減用組成物を提供することである。
本発明者らは種々検討を重ねた結果、アミンオキシド化合物に対して、ポリアルキレンイミンを組合せて使用することにより、前記課題を解決することが出来た。すなわち、本発明は、下記一般式(1)で表されるアミンオキシド(a)と、一般式(2)で表されるポリアルキレンイミン(b)とを含有することを特徴とする水輸送抗力軽減用組成物である。
Figure 0004767545
(R1は炭素数が8〜22のアルキル基、又はアルケニル基、R2及びR3は、それぞれ独立して炭素数が1〜4のアルキル基又はアルケニル基、もしくは (AO)Hで表される(ポリ)アルキレンオキシ基である。A、Aはそれぞれ独立して炭素数1〜4のアルキレン基、n、mはそれぞれ独立して0〜10の整数である。−(OA、−(OAで表される(ポリ)オキシアルキレン基は、一種類の繰り返し単位からなるものであっても、複数種の繰り返し単位からなるものであってもよく、その付加形態はランダム付加、ブロック付加のいずれでもよく、付加順序も特に限定されない。)
Figure 0004767545
(iは1〜4の整数、jは1〜10,000の整数であって、R4は水素原子、又は次の式で表されるものである。)
Figure 0004767545
(kは1〜4の整数。)
本発明品は、水質に影響されず、長期の循環系配管水輸送に使用可能な、環境適合性と優れた省エネルギー性を兼ね備えた新しい水輸送抗力軽減用組成物である。これにより、地域冷暖房やビル空調用の熱輸送系および各種工場の冷却水系など、水系媒体の大量輸送時のポンプ動力が削減されることで、システム全体の効率アップによるコスト削減効果が期待できる。
本発明に係るアミンオキシドを示す前記一般式(1)において、R1は炭素数が8〜22のアルキル基、又はアルケニル基、R2及びR3は、それぞれ独立して炭素数が1〜4のアルキル基又はアルケニル基、もしくは (AO)Hで表される(ポリ)アルキレンオキシ基である。A、Aはそれぞれ独立して炭素数1〜4のアルキレン基、n、mはそれぞれ独立して0〜10の整数である。−(OA、−(OAで表される(ポリ)オキシアルキレン基は、一種類の繰り返し単位からなるものであっても、複数種の繰り返し単位からなるものであってもよく、その付加形態はランダム付加、ブロック付加のいずれでもよく、付加順序も特に限定されない。
本発明に係るポリアルキレンイミンを示す前記一般式(2)および(2’)において、i、kはそれぞれ独立して1〜4の整数、好ましくは2であって、jは1〜10,000の整数、好ましくは3〜2,000の整数である。R4は水素原子、又は前記一般式(2’)で表されるものである。本発明に係るポリアルキレンイミンは、アルキレンイミンを酸触媒の存在下で開環重合させることによって得ることができ、1級、2級、3級アミンを含む分岐構造を有するものである。その分子量は特に限定されないが、数平均分子量が100〜100,000であれば好ましく、300〜70,000であればより好ましい。ポリアルキレンイミンの中でも、容易に入手できる点等からポリエチレンイミンが好ましい。
本発明の別の態様に、前記(a)および(b)に加え、さらに下記一般式(3)もしくは(4)で表されるベタイン型界面活性剤(c)、または/および下記一般式(5)で表されるタウリン誘導体塩(d)を含有する水輸送抗力軽減用組成物がある。
Figure 0004767545
(Rは炭素数が8〜22のアルキル基、又はアルケニル基、R及びRは、それぞれ独立して炭素数が1〜4のアルキル基又はアルケニル基、もしくは (AO)Hで表される(ポリ)アルキレンオキシ基である。Aは炭素数1〜4のアルキレン基、sは0〜10の整数である。Xは(CH)COO、又はCHCH(OH)CHSOを表す。Yは酸素又は、CONH、又はCOO、又はCHOHで表される基を示し、pは1〜4の整数を表す。)
Figure 0004767545
(Rは炭素数が8〜22のアルキル基、又はアルケニル基。qは1〜4、rは1〜4の整数を表す。)
Figure 0004767545
(Rは炭素数が8〜22のアルキル基、又はアルケニル基。R10は水素又はメチル基、Xはアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子を表す。)
本発明に係わるタウリン誘導体塩の具体例として、ヤシ油脂肪酸タウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、牛脂脂肪酸タウリンナトリウム、牛脂脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ラウリン酸タウリンナトリウム、ラウリン酸メチルタウリンナトリウム、ミリスチン酸タウリンナトリウム、ミリスチン酸メチルタウリンナトリウム、パルミチン酸タウリンナトリウム、パルミチン酸メチルタウリンナトリウム、ステアリン酸タウリンナトリウム、ステアリン酸メチルタウリンナトリウム、オレイン酸タウリンナトリウム、オレイン酸メチルタウリンナトリウムがあげられ、特にヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムが望ましい。
本発明の別の態様として、ポリアルキレンイミン(b)に対して、0.1〜10モル当量の酸を配合した前記水輸送抗力軽減用組成物がある。酸は無機酸、有機酸、有機酸無水物何れでもよく、具体的には、塩酸、硫酸、リン酸、ポリリン酸、酢酸、プロピオン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、牛脂脂肪酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、フタル酸、無水フタル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、クエン酸、リンゴ酸、グルタミン酸、乳酸、グリコール酸、ドデカン二酸などがあげられ、特にリン酸、クエン酸が望ましい。
本発明の別の態様として、下記一般式(6)で表されるアミン類(e)を配合した前記水輸送抗力軽減用組成物がある。その配合量は特に限定されないが、(a)および(b)、さらに必要に応じ添加される(c)または/および(d)の総モル数に対し、0〜10倍モルが好ましく、0.5〜3倍モルがより好ましい。
Figure 0004767545
(R11、R12、R13は炭素数が1〜4のアルキル基又は(AO)H、又はANHで表される基であり、A、Aはそれぞれ独立して炭素数1〜4のアルキレン基、tは0〜10の整数を表す。)
アミン類の具体例として、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミン、N,N−ジブチルエタノールアミン、N−メチル−N,N−ジエタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−(2−アミノエチル)エタノールアミンがあげられ、特にN−メチル−N,N−ジエタノールアミンが望ましい。
各成分の配合割合は特に限定されるものではないが、(a)または(a)と(c)もしくは(d)の組み合わせに対して、ポリアルキレンイミン(b)を0.001〜1倍モルが好ましく、0.01〜0.5倍モルがさらに好ましい。また、本発明に係る輸送抗力軽減用組成物の全水量に対する添加量も特に限定されないが、好ましくは0.005〜10重量%、特に好ましくは0.05〜1.0重量%の濃度で添加して使用する。本組成物には必要に応じて、防錆剤、スケール防止剤、スライム処理剤、分散剤、防腐剤等を添加することができる。温度範囲は、冷房時の低温域から暖房時の高温域までの1〜120℃位、特に5℃〜60℃で適用するのが好ましい。
本発明はまた、上記水輸送抗力軽減用組成物を使用した流体の管内輸送時おける抗力軽減方法でもある。
以下、実施例によって本発明をさらに詳述するが、下記実施例は本発明を制限するものではない。輸送抗力軽減用組成物の性能評価は以下の2種類の方法にて行なった。
(評価法1)
直径50mm、高さ90mm、平底に製作された専用ビーカーに試験流体を100g入れ、撹拌子(8mm×35mm)にて700回転にて撹拌した時に出来る渦の液面からの深さを測定した。水温は10〜80℃とし、ブランク(水)の渦深さに対する渦の減衰率(%)にて評価した。
(評価法2)
ループ式評価装置を用い、管内径d(mm)の試験部配管中を水温が10℃又は60℃、流速が2m/sの試験水が流動する際、長さL(m)間の圧力損失△Pを測定することで以下に示す計算式にてDR効果を算出した。また、効果持続時間は、ΔPがブランク(水)と比較して50%以上低減された状態を維持した時間を示す。
DR効果算出に用いた計算式
Figure 0004767545
図1に本実施例で実験に用いた評価装置を示した。装置は配管径を6(mm)、配管全長を5(m)、流速を2(m/s)、水量を9リットルとすることで、流体が流動する際、大管径の実機設備に比べて大きなせん断力を流体が受ける加速試験装置であるとみなすことが出来る。配管径200(mm)、流速1(m/s)の実機設備ではせん断速度40(1/s)であるのに対して、本試験装置の条件では2700(1/s)となっている。
(合成例)
水およびイソプロピルアルコールからなる混合溶媒中で、オレイルジメチルアミンに対し1.1倍モルの30%過酸化水素水を徐々に滴下し、80〜85℃にて5時間反応を行う。その後水酸化ナトリウムにて中和し、固形分50%のオレイルジメチルアミンオキシドを得た。オレイルジヒドロキシエチルアミンオキシド、ステアリルジメチルアミンオキシドについても同様にして合成することができる。
実施例1
(a)成分にオレイルジメチルアミンオキシド(ODMAO)、(b)成分に分子量70,000のポリエチレンイミン(PEI70000、(株)日本触媒製エポミンP−1000)、(c)成分にヤシ油脂肪酸ジメチルベタイン(CDMB)、(d)成分にヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム(CMTNa)、(e)成分にN−メチルジエタノールアミン(MDEA)、(b)成分を中和する酸としてクエン酸を用いて処方した組成物を試験水に添加し、評価法1,2にて性能評価を行なった。
実施例2
(a)成分にODMAO、(b)成分に分子量600のポリエチレンイミン(PEI600、(株)日本触媒製エポミンSP−006)、(c)成分にCDMB、(e)成分にMDEA、(b)成分を中和する酸としてリン酸を用いて処方した組成物を試験水に添加し、実施例1と同様に評価した。
実施例3
(a)成分にODMAO、(b)成分にPEI600、(c)成分にN−オレイン酸アシル−N’−カルボキシエチル−N’−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム(OCEHEEDNa)、(d)成分にCMTNa、(e)成分にトリエタノールアミン(TEA)、(b)成分を中和する酸としてリン酸を用いて処方した組成物を試験水に添加し、実施例1と同様に評価した。
実施例4
(a)成分にオレイルジヒドロキシエチルアミンオキシド(ODEAO)、(b)成分にPEI600、(c)成分にOCEHEEDNa、(e)成分にTEA、(b)成分を中和する酸としてリン酸を用いて処方した組成物を試験水に添加し、実施例1と同様に評価した。
実施例5
(a)成分にODMAO、(b)成分に分子量1,200のポリエチレンイミン(PEI1200、(株)日本触媒製エポミンSP−012)、(d)成分にCMTNa、(e)成分にN-t-ブチルモノエタノールアミン(TBMEA)、(b)成分を中和する酸としてリン酸を用いて処方した組成物を試験水に添加し、実施例1と同様に評価した。
実施例6
(a)成分にステアリルジメチルアミンオキシド(SDMAO)、(b)成分にPEI1200、(c)成分に2−ヒドロキシアルキル(C12,14)−N,N−ジメチル酢酸ベタイン(2HADMB)、(d)成分にCMTNa、(e)成分にTBMEA、(b)成分を中和する酸としてクエン酸を用いて処方した組成物を試験水に添加し、実施例1と同様に評価した。
実施例7
実施例6の(d)成分をステアリン酸メチルタウリンナトリウム(SMTNa)として処方した組成物を試験水に添加し、実施例1と同様に評価した。
比較例1〜3
実施例1〜3の(b)成分とそれを中和する酸を添加しないことを除き、実施例1〜3と同様に評価した。
実施例1〜7と比較例1〜3の配合比および試験結果を表1に示す。
表1 評価結果
Figure 0004767545
本発明の実施例に係わる評価法2のループ式評価装置概略図である。
符号の説明
1 差圧測定用試験区間
2 助走区間
3 流動ポンプ
4 タンク
5 電磁流量計
6 冷凍機
7 ヒーター
8 差圧発信機

Claims (5)

  1. 下記一般式(1)で表されるアミンオキシド(a)と、炭素数が2〜4のアルキレンイミンを重合することにより得られる、重合度が3〜10,000であるポリアルキレンイミン(b)とを含有することを特徴とする水輸送抗力軽減用組成物。
    Figure 0004767545
    (R1は炭素数が8〜22のアルキル基、又はアルケニル基、R2及びR3は、それぞれ独立して炭素数が1〜4のアルキル基又はアルケニル基、もしくは (AO)Hで表される(ポリ)アルキレンオキシ基である。A、Aはそれぞれ独立して炭素数1〜4のアルキレン基、n、mはそれぞれ独立して0〜10の整数である。−(OA、−(OAで表される(ポリ)オキシアルキレン基は、一種類の繰り返し単位からなるものであっても、複数種の繰り返し単位からなるものであってもよく、その付加形態はランダム付加、ブロック付加のいずれでもよく、付加順序も特に限定されない。)
  2. さらに下記一般式(3)もしくは(4)で表されるベタイン型界面活性剤(c)、または/および下記一般式(5)で表されるタウリン誘導体塩(d)を含有する請求項1に記載の水輸送抗力軽減用組成物。
    Figure 0004767545
    (Rは炭素数が8〜22のアルキル基、又はアルケニル基、R及びRは、それぞれ独立して炭素数が1〜4のアルキル基又はアルケニル基、もしくは (AO)Hで表される(ポリ)アルキレンオキシ基である。Aは炭素数1〜4のアルキレン基、sは0〜10の整数である。Xは(CH)COO、又はCHCH(OH)CHSOを表す。Yは酸素又は、CONH、又はCOO、又はCHOHで表される基を示し、pは1〜4の整数を表す。)
    Figure 0004767545
    (Rは炭素数が8〜22のアルキル基、又はアルケニル基。qは1〜4、rは1〜4の整数を表す。)
    Figure 0004767545
    (Rは炭素数が8〜22のアルキル基、又はアルケニル基。R10は水素又はメチル基、Xはアルカリ金属原子を表す。)
  3. ポリアルキレンイミン(b)に対して、0.1〜10モル当量の酸を配合したことを特徴とする請求項1又は2に記載の水輸送抗力軽減用組成物。
  4. さらに下記一般式(6)で表されるアミン類(e)を配合したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の水輸送抗力軽減用組成物。
    Figure 0004767545
    (R11、R12、R13は炭素数が1〜4のアルキル基又は(AO)H、又はANHで表される基であり、A、Aはそれぞれ独立して炭素数1〜4のアルキレン基、tは0〜10の整数を表す。)
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の水輸送抗力軽減用組成物を流体に添加することを特徴とする流体の管内輸送時における抗力軽減方法。
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