JP4766705B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、払出装置が排出した遊技球が、通常、第1流下樋を流下して第1貯留皿に払い出され、第1貯留皿が満杯になった場合に、第1流下樋から分岐した第2流下樋に遊技球が流れ込んで第2貯留皿に払い出される弾球遊技機に関する。
従来、この種の弾球遊技機では、図11に示すように、第1流下樋1のうち鉛直方向に延びた鉛直流下部3の途中部分から第2流下樋2が分岐していた。そして、払出装置5が排出した遊技球が、通常は、第1流下樋1の途中の樋分岐孔4を素通りして第1貯留皿1Dに払い出され、その第1貯留皿1Dが満杯になりかつ第1流下樋1の途中まで遊技球が満たされると、第2流下樋2に流れ込んで第2貯留皿2Dに払い出されるように設計されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−29364号公報([0034]、第6図,第8図)
しかしながら、上記した従来の弾球遊技機では、遊技球が鉛直流下部3の内面や他の遊技球にランダムに衝突して第2流下樋2に入球し得た。このため、第1貯留皿1Dが満杯になっていなくても、不規則に第2貯留皿2Dに遊技球が払い出され、遊技者が故障等の不信感を抱くことが懸念されていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、第1貯留皿が満杯になる前に、払出装置からの遊技球が、第2貯留皿へと払い出されることを抑制することが可能な遊技球の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る弾球遊技機は、遊技球を排出する払出装置と、払出装置から排出された遊技球が、流下する第1流下樋と、第1流下樋の終端に連絡された第1貯留皿と、第1流下樋の途中から分岐した第2流下樋と、第2流下樋の終端に連絡された第2貯留皿とを備え、払出装置から排出された遊技球が、通常、第1流下樋を始端から終端まで流下して第1貯留皿に払い出されると共に、その第1貯留皿が満杯になりかつ第1流下樋の途中まで遊技球が満たされると、第1流下樋から第2流下樋に流れ込み、第2貯留皿に払い出される弾球遊技機において、第1流下樋には、水平方向に延びた或いは水平方向に対して鋭角に傾斜した上流側略水平案内部と、その上流側略水平案内部の終端から下方に曲げられた折り返し部とが設けられ、第1流下樋のうち前記折り返し部における内寄り部分を構成する内側樋構成壁を鉛直方向と平行に配置する一方、第1流下樋のうち折り返し部における外寄り部分を構成する外側樋構成壁を内側樋構成壁から離れる側に膨らんだ膨出形状とし、内側樋構成壁における鉛直方向の中間位置に第1と第2の流下樋を連通させる樋分岐孔を貫通形成し,上流側略水平案内部の始端から鉛直上方に屈曲した鉛直導入部と、その鉛直導入部の内側面と上流側略水平案内部の下面との間で連続した円弧形状をなし、鉛直導入部で鉛直下方に流下した遊技球を上流側略水平案内部に沿った略水平方向に向かわせる円弧ガイド面とが設けられ,折り返し部の終端から上流側略水平案内部と反対側に折り曲げられて、水平方向に延びた或いは水平方向に対して鋭角に傾斜した下流側略水平案内部が設けられ、第2流下樋には、L字状に曲げられたL字屈曲部が設けられると共に、そのL字屈曲部における縦辺部分は、第1流下樋における上流側略水平案内部の下方かつ折り返し部の側方に配置され、L字屈曲部における横辺部分は、第1流下樋における下流側略水平案内部の下方に配置されたところに特徴を有する。
なお、本願発明の弾球遊技機において、折り返し部の外側樋構成壁には、上流側略水平案内部から下方に折り曲げられて斜めに真っ直ぐ延びた第1平板部と、第1平板部の下端部から鉛直下方に延びた第2平板部と、第2平板部の下端部から、内側樋構成壁側に折り曲げられて斜めに真っ直ぐ延びた第3平板部とが備えられ、第1平板部は、上流側略水平案内部から直進した遊技球と衝突し、その遊技球を第1流下樋のうち樋分岐孔より下方の壁部に向けて跳ね返すように傾斜した構成にしてもよい。
これにより、折り返し部の外側樋構成壁は、滑らかに連続した円弧状の湾曲構造にしてもよいし、複数の平板部を繋ぎ合わせて湾曲構造にしてもよい。また、上記の構成のように第1〜第3の平板部を上方側から順に繋ぎ合わせた上で、それらのうち上端部の第1平板部が、上流側略水平案内部から略直進した遊技球と衝突し、その遊技球を第1流下樋のうち樋分岐孔より下方の壁部に向けて跳ね返すように傾斜した構造にしてもよい。この構成によれば、比較的高速で折り返し部に進入した遊技球を、第1の平板部から樋分岐孔の下方に直進させて、第1貯留皿の満杯前に遊技球が樋分岐孔に進入することを抑制し、比較的低速で折り返し部に進入した遊技球は、第1〜第3の何れか2つ以上の平板部で徐々に方向を変えて樋分岐孔の下方に向かわせて、第1貯留皿の満杯前に遊技球が樋分岐孔に進入することを抑制することができる。
また、折り返し部の内側樋構成壁は、樋分岐孔によって鉛直方向で上下に2分割され、その内側樋構成壁のうち樋分岐孔の上側部分より下側部分が、折り返し部の外側樋構成壁から離れる側にずらして配置された構成にしてもよい。
これにより、内側樋構成壁のうち樋分岐孔の上側部分より下側部分が、折り返し部の外側樋構成壁から離れる側にずれているので、第1貯留皿の満杯前に遊技球が樋分岐孔に進入することを抑制することができる。
さらに、上流側略水平案内部内の縦横の幅を遊技球の直径の1.5倍以下とし、樋分岐孔の開口面と外側樋構成壁との間の距離を、遊技球の直径の2倍以上とした構成にしてもよい。
これにより、上流側略水平案内部内の縦横の幅が遊技球の直径の1.5倍以下であるから、遊技球の上下動を規制して、遊技球を略水平方向に案内することができる。また、折り返し部においては、樋分岐孔の開口面と外側樋構成壁との間の距離が、遊技球の直径の2倍以上に離したので、遊技球が外側樋構成壁で内側樋構成壁に向かって斜め下方に跳ね返されても、樋分岐孔には入り難くなり、第1貯留皿の満杯前は、遊技球が第2貯留皿に払い出されることを一層抑制することができる。
その他にも、遊技の演出を行うための表示装置を備え、表示装置の一側方に払出装置を配置し、第1流下樋のうち鉛直導入部から下流側略水平案内部に亘った部分と、第2流下樋のL字屈曲部とを一体にした樋ユニットを形成し、樋ユニットを払出装置の下面に連結すると共に、下流側略水平案内部とL字屈曲部の横辺部分とを弾球遊技機の前後方向に延ばし、樋ユニットより前側かつ下方に、下流側略水平案内部の終端から第1貯留皿までの間を連絡する第1流下樋の下流側連絡部と、L字屈曲部の終端から第2貯留皿までの間を連絡する第2流下樋の下流側連絡部とを設けた構成にしてもよい。
これにより、払出装置の側方に第1及び第2の流下樋と干渉しない比較的広いスペースを確保することができ、表示装置の大型化を図ることができる。
また、樋分岐孔における縦の開口幅を、遊技球の直径の3倍以上にした構成にしてもよい。
これにより、樋分岐孔における縦の開口幅を、遊技球の直径の3倍以上にしたので、樋分岐孔における遊技球の球詰まりを抑制することができる。
[請求項1の発明]
請求項1の弾球遊技機によれば、払出装置から排出された遊技球は、第1流下樋の上流側略水平案内部で略水平方向に案内されて、略水平方向を向いた慣性力を得た状態で折り返し部へと進入する。ここで、第1流下樋の折り返し部における内側樋構成壁は、鉛直方向と平行に配置される一方、折り返し部における外側樋構成壁は、内側樋構成壁から離れる側に膨らんだ膨出形状になっているので、遊技球は、慣性力により折り返し部における内側樋構成壁から積極的に離れる。これにより、内側樋構成壁における鉛直方向の中間位置に形成された樋分岐孔に遊技球が入り難くなり、第1貯留皿が満杯になる前は、払出装置からの遊技球が、第2貯留皿へと払い出されることを抑制することができる。
また、払出装置から排出された遊技球は、第1流下樋における鉛直導入部を鉛直下方に流下する間に増速されてから、円弧ガイド面によって流下速度の低減を抑えて略水平方向に向きを変えられ、上流側略水平案内部、折り返し部へと流下する。これにより、折り返し部への進入時の遊技球における水平方向の慣性力を確保することができる。
さらに、第1流下樋における上流側略水平案内部から下流側略水平案内部までの屈曲形状に沿わせて第2流下樋をL字状にしたので、第1と第2の流下樋の間の無駄なスペースを減らすことができる。
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機10に係る第1実施形態を、図1〜図10に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機10の遊技板11には、ガイドレール12で囲まれたほぼ円形の遊技領域R1が形成されている。その遊技領域R1の中央部には表示装置30が備えられ、遊技領域R1のうち表示装置30より下方には、始動入賞口14、大入賞口15及び外れ球受け入れ口16が、上から順に間隔を開けて並べて設けられている。また、遊技領域R1のうち表示装置30の両側には、ランプ風車17、始動ゲート18、風車19、一般入賞口20,21がそれぞれ設けられ、ガイドレール12に沿った両側端部には、サイドランプ22,22が設けられている。なお、遊技領域R1全体に亘って、図示しない複数の障害釘が起立している。
遊技板11の所要の各部位について詳説する。一般入賞口20,21は、遊技板11から突出した部材の上面に開口を備えた、所謂ポケット構造をなし、遊技球が丁度1つ入球可能な大きさで上方に開口している。
始動ゲート18は、遊技球が潜って通過可能な門形構造をなし、通過した遊技球は始動ゲート18に内蔵された図示しない普通図柄始動スイッチによって検出される。この検出信号に基づいて、液晶表示画面30Bの一角に設けられた普通図柄表示部18Hにおいて図柄が変動表示される。具体的には、「0」〜「9」までの数字からなる数字図柄が所定期間に亘って変動表示された後、所定の数字図柄が停止表示される。
始動入賞口14も、一般入賞口20,21と同様に、ポケット構造をなしている。始動入賞口14の開口の左右両側には可動翼片14A,14Aが備えられている。これら両可動翼片14A,14Aは、常には起立状態になっており、このとき両可動翼片14A,14Aに挟まれた始動入賞口14の開口幅は、遊技球が1つだけ入る大きさとなっている。そして、普通図柄表示部18Hで停止表示された数字図柄が奇数になると、遊技板11の裏に設けた図示しないソレノイドが駆動されて、可動翼片14A,14Aが所定期間(例えば、0.4秒間)に亘って横に倒される。すると、始動入賞口14の両脇を流下する遊技球が可動翼片14Aに受け止められて始動入賞口14に案内されるようになって始動入賞口14に入賞し易くなる。
始動入賞口14に遊技球が入球すると、液晶表示画面30Bにおいて図柄が変動表示される。具体的には、液晶表示画面30Bには、通常、3つの特別図柄31A,31B,31Cが横並びに表示されている。これら各特別図柄31A,31B,31Cには、例えば、「0」〜「11」の数字を表記した複数種類がそれぞれ備えられ、通常は、何れかの種類の特別図柄31A,31B,31Cが停止表示されている。そして、始動入賞口14に遊技球が入賞したときに、これら3つの特別図柄31A,31B,31Cが、上下方向にスクロール表示され、所定時間後に、例えば、左、右、中の順で各特別図柄31A,31C,31Bが停止表示される。また、全ての特別図柄31A,31B,31Cが同じ図柄、即ち、ぞろ目になった場合に、遊技が「大当たり状態」になる。
なお、液晶表示画面30Bにおいて特別図柄31A,31B,31Cが変動表示又は「大当たり状態」の最中に始動入賞口14に入賞した場合、その入賞球は最大で4個まで保留記憶され、特別図柄31A,31B,31Cが停止表示又は「大当たり状態」が終了すると、その保留記憶に基づいて再び、特別図柄31A,31B,31Cが変動表示される。
大入賞口15は、横長矩形に形成されて前方に開放しており、常には、可動扉15Tにて閉塞されている。パチンコ遊技機10が「大当たり状態」になると、遊技板11の裏に設けた図示しないソレノイドが駆動され、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れる。これにより、大入賞口15が開放され、可動扉15Tを案内にして、大入賞口15に多くの遊技球が入賞可能となる。ここで、可動扉15Tが、開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、可動扉15Tの開放時間が30秒に達したか、又は、大入賞口15に遊技球が10個入賞したかの何れかの条件が先に満たされた場合に終了する。また、「大当たり状態」は、最大で、例えば15ラウンドまで継続される。
上述したパチンコ遊技機10の前面側は、下端寄り位置の一部を除いて全体が前面枠83によって覆われている。そして、前面枠83に形成されたガラス窓85Wを通して上記遊技領域R1が視認可能となっている。
パチンコ遊技機10の前面のうちガラス窓85Wの下方には、第1膨出部26Bが備えられ、その下方には第2膨出部27Bが備えられている。また、パチンコ遊技機10の前面の右下角部には、操作ノブ28が備えられている。
第1膨出部26Bには、上方に開放した上皿26(本発明に係る「第1貯留皿」に相当する)が形成されている。また、第2膨出部27Bには、上方に開放した下皿27(本発明の「第2貯留皿」に相当する)が形成され、その下皿27の右側方には球抜ボタン47が設けられている。
図2に示すように、上皿26の内側面には、操作ノブ28から離れた側の端部に、第1球出口26Kが設けられる一方、操作ノブ28に近い側の端部に遊技球送給口(図示せず)が設けられている。また、上皿26の底面は、操作ノブ28から離れた側の端部から操作ノブ28に近い側の端部に向かって下るように傾斜し、遊技球送給口内の送給経路(図示せず)に1列になって流れ込む。そして、操作ノブ28を操作すると、送給経路を通過した遊技球が、パチンコ遊技機10内の図示しない発射装置に1球ずつ取り込まれて、遊技領域R1に弾き出される。また、遊技領域R1における上記した各入賞口14,15,20,21に遊技球が入球すると、その賞球として複数の遊技球が第1球出口26Kから上皿26内に払い出される。
下皿27の底面には、操作ノブ28寄り位置に円形の排出孔27Sが貫通形成され、底面は排出孔27Sに向かって緩やかに下るように傾斜している。その排出孔27Sは常には閉じており、球抜ボタン47を押すと開く。また、下皿27の内側面のうち操作ノブ28から離れた側の端部には、第2球出口27Kが設けられている。そして、上皿26が満杯の状態で上記各入賞口14,15,20,21に遊技球が入球した場合には、その賞球としての複数の遊技球が第2球出口27Kから下皿27内に払い出される。下皿27が満杯になった場合には、排出孔27Sの下方に図示しない受容箱(所謂、ドル箱)を配置して、球抜ボタン47の操作により排出孔27Sを開くことで、下皿27から受容箱(所謂、ドル箱)へと遊技球を排出することができる。
なお、上皿26と発射装置との間を連絡する上記した送給経路の中間部分からは、第2球出口27Kの奥部に連絡されたバイパス経路(図示せず)が備えられ、パチンコ遊技機10の前面に備えた図示しない球排出ボタンを操作すると、上皿26内の遊技球が送給経路とバイパス経路とを通って下皿27に排出される。
図3には、前面枠83の後面に重ねられた機構板75の下端部における内部構造が示されている。同図に示すように、機構板75の下端部には、横長の漏斗部75Sが設けられ、前記した各入賞口14,15,20,21及び外れ球受け入れ口16に入球した遊技球がこの漏斗部75Sに集められる。また、漏斗部75Sの底壁は、機構板75の横方向の中央部に向かって緩やかに下り、その中央部から下方に向かって回収路152が延びている。そして、回収路152を通過した遊技球は、遊技ホールに備えた図示しない回収ダクトに受け入れられる。
図4には、機構板75全体が示されている。同図に示すように、機構板75の上端部には遊技球タンク75Tが設けられている。そして、遊技ホールに備えた図示しない供給ダクトから遊技球タンク75Tへと遊技球が供給され、常に一定量以上の遊技球が遊技球タンク75Tに貯留されている。
機構板75のうち漏斗部75Sと機構板75との間には、遊技板11の後面から張り出した表示装置30の後端部(図示せず)を受容するための矩形窓74が形成されている。また、機構板75のうち矩形窓74の一側部における上下方向の中間位置には、払出装置72が設けられている。そして、遊技球タンク75Tの一端部から垂下されたタンク排出樋40を通って払出装置72に遊技球が供給される。また、遊技球タンク75Tの底面には、遊技球を3列にしてタンク排出樋40へとガイドする図示しないガイド突壁が形成されている。タンク排出樋40は、遊技球タンク75Tから供給された遊技球群を2列にして払出装置72に供給する。
図5に示すように、払出装置72には、遊技球が1つのみ通過可能な大きさの流下通路72Aが対をなして横並び状態して設けられている。それら流下通路72A,72Aは、図6に示すように(図6には一方の流下通路72Aのみが示されている)、上下方向に延び且つ途中でクランク状に屈曲している。また、流下通路72A,72Aの始端部は、払出装置72の上面に横並びになって開口し、タンク排出樋40(図4参照)に連絡されている。一方、流下通路72A,72Aの終端部は、払出装置72の下面に横並びになって開口し、第1流下樋41(図4参照)に連絡されている。
図7(A)に示すように、両流下通路72A,72Aの下端部同士の間には回転部材70が設けられ、その回転部材70から側方に張り出した螺旋状突壁70Aが各流下通路72A,72A内に突入して遊技球の通過を規制している。その回転部材70は、ステッピングモータ73によって回転駆動可能となっており、回転部材70が180度回転する度に、螺旋状突壁70Aの下端部が各流下通路72A,72A内を交互に通過し、これにより各流下通路72A,72Aから交互に遊技球が排出される(図7(B)参照)。
ステッピングモータ73による回転部材70の回転駆動角度は、図示しない払出制御装置によって制御されている。具体的には、前記した入賞口14,15,20,21等に遊技球が入賞すると、これを遊技板11の裏面に備えた遊技球検出スイッチが検出して検出信号を払出制御装置に付与する。払出制御装置は、始動入賞口14及び一般入賞口20,21の何れかに1つ遊技球が入賞する毎に、その賞球として例えば4個の遊技球が払出装置72から払い出されるようにステッピングモータ73を駆動制御すると共に、遊技球大入賞口15に1つ遊技球が入賞する毎に、その賞球として例えば15個の遊技球が払出装置72から払い出されるようにステッピングモータ73を駆動制御する。
なお、両流下通路72A,72Aの下端部には、それぞれ払出センサ71,71が設けられ、これら払出センサ71が各流下通路72Aから排出された遊技球の数を確認するようになっている。
払出装置72から払い出された遊技球は、第1流下樋41を通って上皿26(図2参照)に払い出される。また、図8に示すように、第1流下樋41の中間部分からは第2流下樋51が分岐しており、上述の如く、上皿26が満杯になると払出装置72から払い出された遊技球は、第1流下樋41の途中から第2流下樋51に入り込んで下皿27に払い出される。
第1流下樋41は、図4に示すように、機構板75に後面側に一体形成された直下ダクト42と、機構板75に取り付けられた樋ユニット43と、図2に示すように、前面枠83を前後方向に貫通した第1終端ダクト44(本発明に係る「下流側連絡部」に相当する)とから構成されている。
直下ダクト42は、図4に示すように、上下方向に延び、その上端部が払出装置72の下面に連結され、下端部が下方に向かって開放している。また、直下ダクト42は、断面長方形の角筒構造をなし、その断面の縦幅は遊技球1個分、横幅は遊技球2個分に対応した大きさになっている。これにより、例えば、払出装置72における1対の流下通路72A,72Aを通過した遊技球が直下ダクト42内を鉛直方向の真下に向かってスムーズに流下する。
第1終端ダクト44は、図2に示すように、前面枠83を前後方向に貫通して前端が上皿26内に開口して第1球出口26Kになっている。第1終端ダクト44は、断面矩形になっており、その断面の縦横方向に遊技球を複数並べることが可能な広さになっている。
樋ユニット43は、図2に示すように、パチンコ遊技機10の横方向で対向した1対の対向平板43A,43Aの間の空間を樋構成壁43Bで仕切った構造になっている。1対の対向平板43A,43Aの間隔は、遊技球2個分に対応した大きさになっている。そして、これら1対の対向平板43A,43Aの間の空間に遊技球を導入するための導入口43Dは、樋ユニット43の上端部における後側に位置して上方に開放し、そこに直下ダクト42が連絡されている(図4参照)。また、図2及び図3に示すように、導入口43Dは、1対の対向平板43A,43Aの対向方向に長い長方形になっており、直下ダクト42の断面形状と同様に、その縦幅は遊技球1個分、横幅は遊技球2個分に対応した大きさになっている。これにより直下ダクト42から樋ユニット43内へと遊技球がスムーズに流入する。
図8に示すように、樋ユニット43では、第1流下樋41は屈曲しており、その屈曲部分から第2流下樋51が分岐している。即ち、樋ユニット43は、第1流下樋41の一部を構成すると共に第2流下樋51の一部も構成している。詳細には、樋ユニット43における第1流下樋41は、導入口43Dから鉛直下方に僅かに延びてから前方に屈曲した鉛直導入部60と、その鉛直導入部60から前方に延びかつ水平方向に対して僅かに前下がりに傾斜した上流側略水平案内部62と、その上流側略水平案内部62の終端から下方に折り曲げられた折り返し部63と、その折り返し部63の下端部から前方に折り返されて前方に延び、前下がりに傾斜した下流側略水平案内部64とを上流側から順番に備えてなる。そして、下流側略水平案内部64の終端が、樋ユニット43における前面の下端寄り位置で前方に向かって開放した第1排出口41Hになっており、その第1排出口41Hが、図2に示すように第1終端ダクト44の後端に連絡されている。
第1流下樋41のうち鉛直導入部60には、その内側面と上流側略水平案内部62の下面との間で連続した円弧形状の円弧ガイド面61が形成されている。そして、この円弧ガイド面61により、直下ダクト42(図4参照)から鉛直導入部60内に向かって鉛直下方に流下した遊技球を、上流側略水平案内部62に沿った略水平方向に向かわせることができる。
第1流下樋41の上流側略水平案内部62は、その断面形状における上下方向の高さが遊技球の直径の1.5倍以下になっている。これにより、遊技球の上下動を規制して、遊技球を略水平方向に案内することができる。
第1流下樋41のうち折り返し部63における内寄り部分を構成する内側樋構成壁63Uは、鉛直方向と平行に配置されている。そして、内側樋構成壁63Uにおける鉛直方向の中間位置に第1流下樋41と第2流下樋51とを連絡するための樋分岐孔Wが貫通形成されている。また、内側樋構成壁63Uは、樋分岐孔Wによって鉛直方向で上下に2分割され、その内側樋構成壁63Uのうち樋分岐孔Wの上側部分より下側部分が、所定距離S1だけ後方(図8の右側)にずらして配置されている。さらに、樋分岐孔Wにおける縦の開口幅は、例えば、遊技球の直径の3倍以上、4倍以下になっている。
第1流下樋41のうち折り返し部63における外寄り部分を構成する外側樋構成壁63Tは、内側樋構成壁63Uから離れる側に膨らんだ膨出形状になっている。より具体的には、外側樋構成壁63Tは、上流側略水平案内部62から下方に折り曲げられて斜めに真っ直ぐ延びた第1平板部Xと、第1平板部Xの下端部から鉛直下方に延びた第2平板部Yと、第2平板部Yの下端部から、内側樋構成壁63U側に折り曲げられて斜めに真っ直ぐ延びた第3平板部Zとから構成されている。また、第1平板部Xは、上流側略水平案内部62から略直進した遊技球と衝突し、その遊技球を第1流下樋41のうち樋分岐孔Wより下方の壁部に向けて跳ね返すように傾斜している。
なお、樋分岐孔Wの開口面と外側樋構成壁63Tとの間の最小距離S2は、遊技球の直径の2倍以上になっている。
一方、樋ユニット43における第2流下樋51は、第1流下樋41における折り返し部63の内側樋構成壁63Uと、下流側略水平案内部64における下面を構成する下面樋構成壁64Kに沿ったL字状になっている。即ち、第2流下樋51のL字形状における縦辺部分が、樋ユニット43の第1流下樋41における上流側略水平案内部62の下方かつ折り返し部63の側方に配置され、L字形状における横辺部分が、第1流下樋41における下流側略水平案内部64の下方に配置されている。また、第2流下樋51のL字形状における横辺部分の終端は、樋ユニット43の前面のうち第1流下樋41の第1排出口41Hの下方に位置して前方に向かって開放した第2排出口51Hになっている。
なお、本実施形態では、第2流下樋51全体のうち樋ユニット43における第2流下樋51が、本発明に係る「L字屈曲部」になっている。
図2に示すように、前面枠83には、樋ユニット43における第2排出口51Hに連絡された第2終端ダクト45(本発明に係る「下流側連絡部」に相当する)が備えられている。第2終端ダクト45は、第2排出口51Hに連結された一端部から横方向に斜め下方に延び、途中で、複数回屈曲して下皿27の内面に開放し、その開放口が第2球出口27Kになっている。
本実施形態のパチンコ遊技機10の構成に関する説明は以上である。次に、上記構成からなる本実施形態の作用・効果を説明する。上皿26に遊技球を貯留した状態で操作ノブ28を操作すると、図示しない発射装置が作動して、上皿26内の遊技球が遊技領域R1に連続発射されて遊技領域R1を流下する。
遊技領域R1を流下する遊技球のうちに一部は、始動入賞口14、一般入賞口20,21に入賞する。すると、払出装置72から例えば、4個の遊技球が排出される。また、始動入賞口14に遊技球が入賞すると、液晶表示画面30Bにおいて特別図柄31A,31B,31Cが変動表示され、それが特別図柄31A,31B,31Cがぞろ目になると「大当たり状態」になる。すると、可動扉15Tが所定期間に亘って前側に倒れ、その可動扉15Tにガイドされて比較的多くの遊技球が大入賞口15に入賞する。そして、大入賞口15に遊技球が入賞する度に、払出装置72から例えば、15個の遊技球が排出される。
払出装置72から次々に排出された複数の遊技球は、第1流下樋41としての直下ダクト42を鉛直落下して増速され、樋ユニット43に突入する。そして、それら遊技球は、樋ユニット43における第1流下樋41の円弧ガイド面61によって流下速度の低減を抑えて略水平方向に向きを変え、上流側略水平案内部62にて略水平方向に案内されて略水平方向を向いた慣性力を得た状態で折り返し部63に進入する。ここで、折り返し部63の内側樋構成壁63Uは鉛直方向と平行に配置される一方、折り返し部63の外側樋構成壁63Tは内側樋構成壁63Uから離れる側に膨らんだ膨出形状になっているので、折り返し部63に進入した大部分の遊技球は、慣性力により内側樋構成壁63Uから積極的に離れて折り返し部63を流下する。これにより、内側樋構成壁63Uに形成された樋分岐孔Wに遊技球が入り難くなり、上皿26が満杯になる前は、払出装置72からの遊技球が、下皿27へと払い出されることを抑制することができる。
また、遊技球が極めて勢いよく折り返し部63に進入した場合、遊技球は、折り返し部63の外側樋構成壁63Tに形成された第1平板部Xに衝突する。ここで、図9に示すように、第1平板部Xに衝突している状態の遊技球の中心を通って第1平板部Xに対して垂直な線をLとし、上流側略水平案内部62を流下する遊技球の流下方向を直線mとすると、直線Lと直線mとが構成する角度が遊技球の入射角度になる。そして、直線Lを対象軸として入射角度と同じ反射角度の直線m’上が、遊技球が勢いを落とさないで流下する方向となる。
第1平板部Xは、遊技球の流下方向に対して下側への鈍角となる方向に傾斜し、かつ直線m’が樋分岐孔Wより下方の内側樋構成壁63Uを通るように傾斜しているので、比較的高速で折り返し部63に進入した遊技球を、第1平板部Xから樋分岐孔Wの下方に直進させて、遊技球が樋分岐孔Wに進入することを抑制することができる。実際には、遊技球には重力がかかるため、直線m’よりも第1平板部X側の直線R寄りに流下し、樋分岐孔Wの下方に案内される。
また、遊技球が比較的低速で折り返し部63に進入し、直線Rよりも第1平板部X側に跳ね返った場合にも、外側樋構成壁63Tが形成する空間に遊技球が逃げ込み、第1〜第3の何れか2つ以上の平板部で徐々に方向を変えて勢いが吸収され、樋分岐孔Wの下方に向かわせて、遊技球が樋分岐孔Wに進入することを抑制することができる。
しかも、樋分岐孔Wの開口面と外側樋構成壁63Tとの間の距離を遊技球の直径の2倍以上に離し、内側樋構成壁63Uのうち樋分岐孔Wの上側部分より下側部分が、折り返し部63の外側樋構成壁63Tから離れる側にずれているので、樋分岐孔Wに遊技球が入り難くなり、遊技球が下皿27に払い出されることを一層抑制することができる。これにより、遊技球が直線Rよりも直線Lに近い方向に跳ね返った場合にも、遊技球は、外側樋構成壁63T及び内側樋構成壁63Uによって方向を変えて樋分岐孔Wより下方側に案内される。
遊技球が2個球連なって流下する場合も、先に流下する遊技球は、上述したとおりであり、その後方を流下する遊技球についても同様のことが言える。この場合、後方を流下する遊技球にとっての第1平板部Xは先に流下する遊技球となる。後方を流下する遊技球は、先に流下する遊技球に衝突して勢いが吸収され、外側樋構成壁63T及び内側樋構成壁63Uによって方向を変えて樋分岐孔Wの下方に案内される。そして、折り返し部63を樋分岐孔Wの下方に案内され、下流側略水平案内部64へ流下した遊技球は、第1流下樋41を終端まで流下して上皿26に払い出される。
大当たり遊技状態になると、通常時に比べて極めて多くの賞球が払い出される。このとき、樋ユニット43内の下流側略水平案内部64に遊技球が滞ったとしても(図10参照)、内側樋構成壁63Uは、遊技球を堰き止めて、遊技球が第2流下樋51へ流下することを抑制する。
そして、上皿26が満杯になり、遊技球が樋ユニット43における第1流下樋41の下流側略水平案内部64まで満たされると、この状態で払出装置72から排出された遊技球は、内側樋構成壁63Uを乗り越えて樋分岐孔Wを通過する。この時、樋分岐孔Wは、縦の開口幅が遊技球の直径の3倍以上、4倍以下に構成されているので、樋分岐孔Wにおける遊技球の球詰まりを抑制することができる。これにより、上皿26が満杯になりかつ第1流下樋41の途中まで遊技球が満たされると、遊技球が球詰まりなく第1流下樋41から第2流下樋51に流れ込み、下皿27に払い出される。
なお、遊技領域R1に弾き出された遊技球が、各入賞口14,15,20,21を外れて外れ球受け入れ口16に流入した場合、賞球は払い出されない。各入賞口14,15,20,21及び外れ球受け入れ口16に入った遊技球は、遊技板11の裏側に取り込まれて漏斗部75Sによって回収される。
このように、本実施形態のパチンコ遊技機10によれば、払出装置72から排出された遊技球は、第1流下樋の上流側略水平案内部62で略水平方向に案内されて、略水平方向を向いた慣性力を得た状態で折り返し部63へと進入する。ここで、第1流下樋41の折り返し部63における内側樋構成壁63Uに、第2流下樋51との樋分岐孔Wを配置したので、上皿26が満杯になる前は、払出装置72からの遊技球が、第2流下樋51を通して下皿27へと払い出されることを抑制することができる。しかも、第1と第2の流下樋41,51の分岐部分を構成する樋ユニット43が、前後方向で遊技球を案内しているので、払出装置72の側方に第1及び第2の流下樋41,51と干渉しない比較的広いスペースを確保することができるので、表示装置30の大型化を図ることができる。
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態における折り返し部63の外側樋構成壁63Tは、第1〜第3の平板部X,Y,Zからなり、屈曲した形状であったが、滑らかに連続した円弧状の湾曲構造にしてもよい。
(2)樋ユニット43における第1及び第2流下樋41,51は、遊技球2個分の幅になっていたが、遊技球1個分の幅であってもよい。また、第1及び第2流下樋41,51は、断面四角形に限定されるものではなく、例えば、断面円形であってもよい。
(3)樋ユニット43は、パチンコ遊技機10の後上方から前下方に向かって遊技球を案内していたが、前記実施形態の樋ユニット43を鉛直軸回りに90度回転させて、横方向に遊技球を案内してよいし、前記実施形態の樋ユニット43を鉛直軸回りに180度回転させて、前側から後側に遊技球を案内してもよい。
(4)前記実施形態の払出装置72に、遊技球を遊技者に貸し出すための貸し球装置や遊技球が流下する貸し球用の払出通路を設けて、貸し球等を、樋ユニット43を通して上皿26に払い出すようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図 パチンコ遊技機の一部前方斜視図 パチンコ遊技機の一部後方斜視図 パチンコ遊技機の一部後方斜視図 払出装置の斜視図 払出装置の側断面図 (A)払出装置の正断面図、(B)その払出装置から遊技球を払い出した状態の正断面図 樋ユニットの断面図 樋ユニットの断面図 樋ユニットの断面図 従来の流下樋の断面図
11…遊技板
26…上皿(第1貯留皿)
26K…第1球出口
27…下皿(第2貯留皿)
27K…第2球出口
30…表示装置
41…第1流下樋
43…樋ユニット
51…第2流下樋
60…鉛直導入部
61…円弧ガイド面
62…上流側略水平案内部
63…折り返し部
63T…外側樋構成壁
63U…内側樋構成壁
64…下流側略水平案内部
72…払出装置
W…樋分岐孔
X…第1平板部
Y…第2平板部
Z…第3平板部

Claims (1)

  1. 遊技球を排出する払出装置と、
    前記払出装置から排出された遊技球が、流下する第1流下樋と、
    前記第1流下樋の終端に連絡された第1貯留皿と、
    前記第1流下樋の途中から分岐した第2流下樋と、
    前記第2流下樋の終端に連絡された第2貯留皿とを備え、
    前記払出装置から排出された遊技球が、通常、前記第1流下樋を始端から終端まで流下して前記第1貯留皿に払い出されると共に、その第1貯留皿が満杯になりかつ前記第1流下樋の途中まで遊技球が満たされると、前記第1流下樋から前記第2流下樋に流れ込み、前記第2貯留皿に払い出される弾球遊技機において、
    前記第1流下樋には、水平方向に延びた或いは水平方向に対して鋭角に傾斜した上流側略水平案内部と、その上流側略水平案内部の終端から下方に曲げられた折り返し部と、前記折り返し部の終端から前記上流側略水平案内部と反対側に折り曲げられて、水平方向に延びた或いは水平方向に対して鋭角に傾斜した下流側略水平案内部と、前記上流側略水平案内部の始端から鉛直上方に屈曲した鉛直導入部と、その鉛直導入部の内側面と前記上流側略水平案内部の下面との間で連続した円弧形状をなし、前記鉛直導入部で鉛直下方に流下した遊技球を前記上流側略水平案内部に沿った略水平方向に向かわせる円弧ガイド面とが設けられ、
    前記第2流下樋には、L字状に曲げられたL字屈曲部が設けられると共に、そのL字屈曲部における縦辺部分は、前記第1流下樋における前記上流側略水平案内部の下方かつ前記折り返し部の側方に配置され、前記L字屈曲部における横辺部分は、前記第1流下樋における前記下流側略水平案内部の下方に配置され、
    前記第1流下樋のうち前記折り返し部における内寄り部分を構成する内側樋構成壁を鉛直方向と平行に配置する一方、前記第1流下樋のうち前記折り返し部における外寄り部分を構成する外側樋構成壁を前記内側樋構成壁から離れる側に膨らんだ膨出形状とし、
    前記内側樋構成壁における鉛直方向の中間位置に前記第1と第2の流下樋を連通させる樋分岐孔を貫通形成したことを特徴とする弾球遊技機。
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