JP4766559B2 - 音楽信号の帯域拡張方式 - Google Patents

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本発明は音楽信号の帯域拡張方式に関し、特に、品質が劣化した音楽信号と音響的に類似したカテゴリに属する音楽信号から帯域を拡張するために必要なパラメータを獲得し、原信号に近い音楽信号を復元する音楽信号の帯域拡張方式に関する。
近年、パーソナルコンピュータあるいは携帯端末を利用して、ネットワークを介して接続されたサーバにアクセスし音楽信号を取得する機会が多くなっている。しかしながら、サーバから携帯端末へネットワークを介して音楽信号を配信する際には、ネットワーク負荷の軽減およびハードディスク装置あるいはフラッシュメモリ等記録媒体の効率利用を優先させるために、原信号に対して情報の間引き、帯域制限などの加工を施し、データを圧縮した状態で配信することが一般的である。現在、MP3(MPEG1 Audio Layer III)あるいはAAC(Advanced Audio Coding)等、人間の聴覚特性を利用して高い情報圧縮を実現する方式が広く用いられている。
上述のように、ネットワークを介して配信される音楽信号は、原信号に対して加工が施されているため、本来原信号が有していた高周波成分が欠落し、明瞭性、音の広がり等の点において品質が劣化している。例えば、図7に示すように、原音楽信号Bが周波数f2(20kHz程度)までの信号であるとすると、ネットワークを介して配信される音楽信号Cは高周波成分f1〜f2(ただし、f1<f2)が欠落した信号Cとなっている。このように、品質が劣化した信号から原信号に近い信号を復元するための技術として、特許文献1,2などがある。
特許文献1では、まず、品質が劣化した信号から生成した変調波に対して、高域通過フィルタを適用し高周波成分のみを含んだスペクトルを生成する。次に、適当にゲインを調整した後、上記劣化信号に加算することで音質を向上させようとするものである。
特許文献2では、まず、特定の周波数帯域が抑制されて品質が劣化した信号Pに対して、帯域通過フィルタを適用し複数の周波数帯域に分割する。次に、抑圧された帯域Qに隣接する帯域の帯域成分信号から変調波を生成した後、低域通過フィルタを適用し帯域Qの帯域成分信号を擬似的に復元する。その際、信号Pのスペクトルパターンと予め登録しておいた複数のスペクトルパターンとを比較照合した結果に基づいてゲイン調整を行うことにより、聴感的に良好な音楽信号を生成しようとするものである。
特開2004−184472号公報 国際公開WO03/019533号
しかしながら、上述したいずれの方法であっても、品質が劣化した音楽信号自身から変調波を生成し、ゲイン調整等の加工を施すことによって、失われた情報を擬似的に復元し音質を向上させようとするものであって、必ずしも原信号に近い音質を持った信号を復元することはできなかった。
本発明は、上記した従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、対象とする音楽信号と音響的特徴が類似している楽曲カテゴリを特定し、前記楽曲カテゴリに分類される音楽信号の情報を利用して帯域拡張に必要なパラメータを算出し、原信号に近い信号を復元する音楽信号の帯域拡張方式を提供することにある。
前記した目的を達成するために、本発明は、原信号に対して品質が劣化した状態で記録された音楽信号の帯域拡張方式において、前記音楽信号から特徴ベクトルと振幅スペクトルと位相とを、少なくとも算出する音響分析手段と、各楽曲カテゴリに対する代表的な特徴ベクトルと、前記楽曲カテゴリ毎に、劣化した音楽信号の特徴ベクトルから原信号の特徴ベクトルへの変換関数を備えたデータベース部と、前記音響分析手段で算出された特徴ベクトルと、前記データベース部の前記各楽曲カテゴリに対する代表的な特徴ベクトルとを照合して、前記音楽信号の楽曲カテゴリを特定する楽曲カテゴリ特定手段と、前記音楽信号の特徴ベクトルと前記特定された楽曲カテゴリに関する前記データベース部の変換関数を用いて、前記音楽信号の帯域を拡張するための帯域拡張パラメータを生成する拡張パラメータ生成手段と、前記帯域拡張パラメータから高域スペクトルを生成する高域スペクトル生成手段とを具備し、前記音響分析手段で算出された振幅スペクトルに前記高域スペクトルを加えて原信号に近い音楽信号を復元する点に第1の特徴がある。
また、本発明は、前記拡張パラメータ生成手段は、前記データベース部から前記楽曲カテゴリ特定手段によって特定された楽曲カテゴリに関する変換関数を受け取り、前記音楽信号の特徴ベクトルを用いて最大事後確率推定を行い、帯域拡張に必要なパラメータを算出する点に第の特徴がある。
さらに、本発明は、前記音響分析手段、高域スペクトル生成手段、楽曲カテゴリ特定手段、データベース部、及び拡張パラメータ生成手段を、パーソナルコンピュータや携帯端末などの端末に配置した点、あるいは前記音響分析手段および高域スペクトル生成手段は、パーソナルコンピュータや携帯端末などの端末側に配置し、前記楽曲カテゴリ特定手段、データベース部、及び拡張パラメータ生成手段を、前記端末にネットワークを介して接続されたサーバに配置した点に第の特徴がある。
本発明によれば、劣化した信号と音響的特徴が類似した他の音楽信号の情報を利用して、帯域拡張に必要なパラメータを獲得し原信号に近い信号を精度良く復元できる。
また、ネットワークを介して配信される音楽信号は、原信号に対して加工が施されているため、本来原信号が有していた高周波成分が欠落し、明瞭性、音の広がり等の点において品質が劣化しているが、パーソナルコンピュータや携帯端末などの端末が該劣化した音楽信号を受信しても、原音楽信号に近い品質に復元して聴くことができるようになる。
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の概略の構成を示すブロック図である。
図1の分析窓1には、パーソナルコンピュータ、携帯端末等の端末に搭載されたハードディスク装置あるいはフラッシュメモリ上に記録された音楽信号Aが入力され、該分析窓(窓関数)1は、該音楽信号Aに対して10ミリ秒から20ミリ秒程度の短時間の音楽信号を切り出す。この場合、図2、図3に示すように、切り出し間隔を一部重複させ、時間軸方向に一定時間Δtミリ秒ずつずらせながら切り出すのが好適である。本発明に用いる分析窓1は、音声・音響分野において広く用いられているハミング窓あるいはハニング窓を想定しているが、その他の分析窓を用いてもよい。
分析窓1で切り出された短時間の音楽信号は音響分析部2に送られ、少量の特徴ベクトルxが算出される。ここで、xは第iフレームに関する特徴ベクトルを表しており、該フレーム内の信号のパワーに、スペクトル情報を表す12次程度のメルケプストラム係数あるいはMFCC(Mel-frequency cepstral coefficients)ベクトルを結合したものである(図3参照)。音響分析部2は、分析窓1を通して、次々と入力してくる前記切り出された短時間の音楽信号から特徴ベクトル{x:i=1,2,3,・・・}を次々と算出し、楽曲カテゴリ特定部3およびパラメータ生成部4に送信する。
前記特徴ベクトルxを前記楽曲カテゴリ特定部3およびパラメータ生成部4へ送信する際には、前記した特徴ベクトルの送信に代え、図4に示すような、予め特徴ベクトルの代表的なパターン(11)x,x,x,・・・と、それらに対応する符号(12)を示したコードブック10を音響分析部2、楽曲カテゴリ特定部3、パラメータ生成部4内に予め用意しておき、該コードブック10を利用して特徴ベクトルをベクトル量子化し、コードブックベクトルの符号、例えば「3」を前記楽曲カテゴリ特定部3およびパラメータ生成部4へ送信するようにしてもよい。
前記楽曲カテゴリ特定部3は、データベース部5に接続されている。該データベース部5に格納されるデータについて、以下に説明する。複数の楽曲カテゴリ毎に分類された多数の音楽信号に対して、図5に示すように、劣化信号Bおよびその原信号Cのペアを、それぞれ分析窓11a、11bに入力し、次いで音響分析部12a、12bで特徴ベクトルx,yを算出する。ここに、分析窓11a、11b、音響分析部12a、12bは、前記分析窓1、音響分析部2と同じまたは同等物である。次いで、モデル学習部14にて、特徴ベクトルxからyへの変換関数を、混合正規分布モデル(GMM:Gaussian mixture model)あるいは隠れマルコフモデル(HMM:Hidden Marcov Model)等の統計モデルを用いて学習する。学習された変換関数Fは、データベース部5に格納される。ここで、劣化信号Bから算出する特徴ベクトルxは、端末から送信されてくる音楽信号Aの特徴ベクトルと同様に、分析窓内の信号のパワーに12次程度のメルケプストラム係数あるいはMFCCベクトルを結合したものである。一方、原信号Cから算出する特徴ベクトルyは、分析窓内の信号のパワーにスペクトル情報を表すメルケプストラム係数あるいはMFCCベクトルを結合したものである。
上述の混合正規分布モデル(GMM)を用いた変換関数Fの算出手順について、以下に説明する。
混合正規分布モデルでは、劣化信号Bおよび原信号Cから算出した特徴ベクトルx、yを用いて結合ベクトルz=[x,yを構成し、その結合確率密度p(z)を次式に示すように、M個のp次正規分布N(z;μ,Σ)の線形結合によりモデル化する。
Figure 0004766559
Figure 0004766559
Figure 0004766559
ただし、上記の式(1)、(2)、(3)において、αは混合重み、μ 、μ 、μは、それぞれベクトルx,y,zの平均ベクトル、Σ xx、Σ xy、Σ yx、Σ yy、Σはベクトルx,y,zに関する分散共分散行列を表す。
この時、入力特徴量xから変換特徴量yを求めるための変換関数Fは、次の式(4)、(5)のように表すことができる。
Figure 0004766559
Figure 0004766559
したがって、楽曲カテゴリ毎に、学習データを用いて最適化処理を行い、上記混合正規分布におけるモデルパラメータα、μ、Σを求めておくことで、信号の高周波成分を生成する変換関数Fを算出することができる。なお、楽曲カテゴリとしては、ロック、ポップスなどの汎用的な音楽ジャンルに限らず、リズム、テンポ、曲調などが類似した音楽信号を集めたものであってもよい。図6は、前記データベース部5に格納されているデータの概念図である。図6から分かるように、楽曲カテゴリ(例えば、ロック、ポップス、クラシック、・・・)毎に、それぞれに代表的な特徴ベクトルx、x、x、・・・、変換関数F(モデルパラメータα、μ、Σを含む)、F、F、・・・が格納されている。
なお、図4に示したコードブック10を使用して楽曲カテゴリを特定した場合には、前記データベース部5は、GMMあるいはHMM等の統計モデルにより劣化信号Bの特徴ベクトルから原信号Cの特徴ベクトルへの変換関数Fを算出し保持しておくのに代えて、劣化信号Bのコードブックを原信号Cのコードブックに変換するデータまたは式を保持するようにする。
再度、図1に戻って、説明を続ける。前記楽曲カテゴリ特定部3では、音響分析部2から送信された特徴ベクトル{x:i=1,2,3,・・・}をデータベース部5内の特徴ベクトルx、x、x、・・・と照合して、音楽信号Aの楽曲カテゴリを特定する。楽曲カテゴリの特定方法としては、データベース部5に格納されている前記代表的な特徴ベクトルx、x、x、・・・のパターンと、前記音響分析部2から送信された特徴ベクトルxとの距離を算出し、この距離が最小となる代表パターンを有するカテゴリを、前記音楽信号Aのカテゴリとして選択する方法などが考えられる。
楽曲カテゴリ特定部3は、前記のようにして、音楽信号Aがどのカテゴリに属するかを特定すると、該カテゴリに関する情報をデータベース部5に送る。データベース部5は、この情報に基づいて、特定されたカテゴリに対応する変換関数Fを読み出し、パラメータ生成部4に送る。
パラメータ生成部4では、前記特定されたカテゴリに対応する変換関数Fをデータベース部5から受け取り、さらに音響分析部2からの特徴ベクトルxを用いて、下記の(6)、(7)式に示すように、最大事後確率推定を行い、特徴ベクトルxに付加すべき帯域拡張パラメータyを算出する。
Figure 0004766559
Figure 0004766559
前記データベース部5内に音楽信号のコードブックを原信号のコードブックに変換するデータまたは式を保持していた場合には、パラメータ生成部4は、該音楽信号のコードブックを原信号のコードブックに変換するデータまたは式に基づいて、帯域拡張に必要なパラメータを算出する。
高域スペクトル生成部6は、該帯域拡張パラメータyを用いて、高周波成分を含んだ振幅スペクトルを生成する。すなわち、図7の高周波成分f1〜f2の振幅スペクトルを生成する。次いで、音響分析部2にて音楽信号Aから算出された振幅スペクトルy’に、前記高周波成分を含んだ振幅スペクトルを、加算部7にて加える。この振幅スペクトルy’は図7の前記高周波成分f1〜f2が劣化した信号である。次に、該振幅スペクトル(y+y’)に位相情報Pを組み合わせ、逆フーリエ変換部8にて、これに逆フーリエ変換を施すことで、原信号に近い信号A’を復元する。
以上のようにして、本実施形態によれば、高周波成分が欠落した音楽信号Aが入力してきても、該高周波成分を補完することができるので、原信号に近い信号A’に復元して提供することができる。
本発明をシステム化するにあたっては、前記分析窓1,音響分析部2,カテゴリ特定部3,パラメータ生成部4,データベース部5,高域スペクトル生成部6,加算部7,および逆フーリエ変換部8の全てを、パーソナルコンピュータ、携帯端末などの端末側に設けても良いし、あるいは前記カテゴリ特定部3,パラメータ生成部4,およびデータベース部5は、前記端末とネットワークを介して接続されたサーバ内に設けてもよい。後者の場合には、音響分析部2で算出された特徴ベクトルxはネットワークを介してサーバ内のカテゴリ特定部3およびパラメータ生成部4に、一方パラメータ生成部4で生成された帯域拡張パラメータyはネットワークを介して端末内の高域スペクトル生成部6に送信する必要がある。
また、上記に限らず、前記カテゴリ特定部3,パラメータ生成部4,およびデータベース部5のうちのいずれか一つまたは二つを前記サーバ内に配置し、他のものは端末側に配置するようにしてもよい。
本発明の音楽信号の帯域拡張方式の一実施形態の概略の構成を示すブロック図である。 分析窓で切り出される音楽信号の説明図である。 音楽信号の特徴ベクトルの説明図である。 コードブックを用いたカテゴリ特定の説明図である。 データベース部に蓄積される変換関数の作成方法を示すブロック図である。 データベース部に蓄積されているデータの概念図である。 音楽信号の周波数スペクトルパターンと、劣化した音楽信号の周波数スペクトルパターンの説明図である。
符号の説明
1・・・分析窓、2・・・音響分析部、3・・・楽曲カテゴリ特定部、4・・・パラメータ生成部、5・・・データベース部、6・・・高域スペクトル生成部、8・・・逆フーリエ変換部、10・・・コードブック。

Claims (6)

  1. 原信号に対して品質が劣化した状態で記録された音楽信号の帯域拡張方式において、
    前記音楽信号から特徴ベクトルと振幅スペクトルと位相とを、少なくとも算出する音響分析手段と、
    各楽曲カテゴリに対する代表的な特徴ベクトルと、前記楽曲カテゴリ毎に、劣化した音楽信号の特徴ベクトルから原信号の特徴ベクトルへの変換関数を備えたデータベース部と、
    前記音響分析手段で算出された特徴ベクトルと、前記データベース部の前記各楽曲カテゴリに対する代表的な特徴ベクトルとを照合して、前記音楽信号の楽曲カテゴリを特定する楽曲カテゴリ特定手段と、
    前記音楽信号の特徴ベクトルと前記特定された楽曲カテゴリに関する前記データベース部の変換関数を用いて、前記音楽信号の帯域を拡張するための帯域拡張パラメータを生成する拡張パラメータ生成手段と、
    前記帯域拡張パラメータから高域スペクトルを生成する高域スペクトル生成手段とを具備し、
    前記音響分析手段で算出された振幅スペクトルに前記高域スペクトルを加えて原信号に近い音楽信号を復元することを特徴とする音楽信号の帯域拡張方式。
  2. 請求項1に記載の音楽信号の帯域拡張方式において、
    前記音響分析手段は、予め特徴ベクトルの代表的なパターンと対応する符号を示したコードブックを用意しておき、該コードブックを利用して特徴ベクトルをベクトル量子化し、コードブックベクトルの符号を前記楽曲カテゴリ特定手段および前記拡張パラメータ生成手段に送るようにしたことを特徴とする音楽信号の帯域拡張方式。
  3. 請求項1に記載の音楽信号の帯域拡張方式において、
    前記データベース部は、予め、品質が劣化した音楽信号の特徴ベクトルを帯域拡張するのに必要な変換関数を統計モデルにより学習し、該学習により得られた変換関数を楽曲カテゴリ別に蓄積していることを特徴とする音楽信号の帯域拡張方式。
  4. 請求項1に記載の音楽信号の帯域拡張方式において、
    前記拡張パラメータ生成手段は、前記データベース部から前記楽曲カテゴリ特定手段によって特定された楽曲カテゴリに関する変換関数を受け取り、前記音楽信号の特徴ベクトルを用いて最大事後確率推定を行い、帯域拡張に必要なパラメータを算出することを特徴とする音楽信号の帯域拡張方式。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載の音楽信号の帯域拡張方式において、
    前記音響分析手段および高域スペクトル生成手段は、パーソナルコンピュータや携帯端末などの端末側に配置し、
    前記楽曲カテゴリ特定手段、データベース部、及び拡張パラメータ生成手段を、前記端末にネットワークを介して接続されたサーバに配置したことを特徴とする音楽信号の帯域拡張方式。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の音楽信号の帯域拡張方式において、
    前記音響分析手段、高域スペクトル生成手段、楽曲カテゴリ特定手段、データベース部、及び拡張パラメータ生成手段を、パーソナルコンピュータや携帯端末などの端末に配置したことを特徴とする音楽信号の帯域拡張方式。
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