JP4765755B2 - 電子写真画像形成方法 - Google Patents
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Description
イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーを有する電子写真用カラートナーを、中間転写体を有するタンデム型の電子写真画像形成装置を用いて画像形成支持体上にカラー画像を形成する電子写真画像形成方法において、
該画像形成支持体上に形成される重ね合わせトナー画像の最上層がイエロートナーで、
該電子写真用カラートナーの粒子中の着色剤の数平均分散径をそれぞれDY、DM、DCとするとき、イエロートナーの粒子中の着色剤の数平均分散径が下記関係式を満たすことを特徴とする電子写真画像形成方法。
0.3×DM≦DY≦0.9×DM
0.3×DC≦DY≦0.9×DC
2.
前記イエロートナーは、イエロートナー粒子中の着色剤の数平均分散径が10〜300nmであることを特徴とする前記1に記載の電子写真画像形成方法。
0.3×DM≦DY≦0.9×DM
0.3×DC≦DY≦0.9×DC
上記のように、イエロー着色剤の数平均分散径が、マゼンタ着色剤、シアン着色剤の数平均分散径の0.3〜0.9倍、好ましくは0.4〜0.8倍とすることで、イエロー着色剤の鮮明さ効果が発揮でき、顕著な色域拡大が達成できるのである。
トナー粒子中の着色剤の数平均分散径は、トナー粒子断面における着色剤粒子の水平方向フェレ径の数平均値として算出されるものである。
着色剤分散液中の着色剤の数平均粒径の測定は、動的光散乱式粒度分析計「マイクロトラックUPA150」(日機装(株)製)を用いて測定する。
色域の評価は、カラーチャートにおけるY、M、C、R、G、Bの6色L*a*b*測定におけるa*b*の占有面積によって表すことができ、占有面積が大きくなるほど色再現領域が拡大できると判断できる。
請求項1に記載の関係式を満足させることができるトナーの製造方法としては、乳化会合法によるトナー製造方法が好ましく用いられる。特にミニエマルジョン重合粒子を乳化重合によって多段重合構成とした樹脂粒子を会合(凝集・融着)するトナー製造方法が好ましい。
(1)離型剤をラジカル重合性単量体に溶解或いは分散する溶解/分散工程
(2)離型剤を溶解/分散させた重合性単量体溶液を水系媒体中で液滴化し、ミニエマルジョン重合して樹脂粒子の分散液を調製する重合工程
(3)界面活性剤を含有する水系媒体中で着色剤粒子を分散し、着色剤粒子の分散液を調製する着色剤分散工程
(4)水系媒体中で樹脂粒子と着色剤粒子を会合させて会合粒子を得る凝集・融着工程
(5)会合粒子を熱エネルギーにより熟成して形状を調整しトナー母体粒子とする熟成工程
(6)トナー母体の分散液を、冷却する冷却工程
(7)冷却されたトナー母体の分散液から当該トナー母体を固液分離し、当該トナー母体から界面活性剤などを除去する洗浄工程
(8)洗浄処理されたトナー母体を、乾燥する乾燥工程
(9)乾燥処理されたトナー母体に、外添剤を添加する工程
以下、各工程について説明する。
この工程は、ラジカル重合性単量体に離型剤を溶解或いは分散させて、当該離型剤のラジカル重合性単量体溶液を調製する工程である。
この重合工程の好適な一例においては、界面活性剤を含有した水系媒体中に、前記離型剤を溶解或いは分散したラジカル重合性単量体溶液を添加し、機械的エネルギーを加えて液滴を形成させ、次いで水溶性のラジカル重合開始剤からのラジカルにより当該液滴中において重合反応を進行させる。尚、前記水系媒体中に、核粒子として樹脂粒子を添加しておいても良い。この重合工程により、離型剤と結着樹脂とを含有する樹脂粒子が得られる。
この工程は、分散装置を用いて界面活性剤を含有する水系媒体中で着色剤粒子を分散させる工程である。
凝集工程は、重合工程により得られた樹脂粒子と着色剤粒子分散液を用いて着色粒子を形成する工程である。また、当該凝集工程においては、樹脂粒子や着色剤粒子とともに、離型剤粒子や荷電制御剤などの内添剤粒子なども凝集させることができる。
熟成は、熱エネルギー(加熱)により行う方法が好ましい。
この工程は、前記トナー母体の分散液を冷却処理(急冷処理)する工程である。冷却処理条件としては、1〜20℃/minの冷却速度で冷却する。冷却処理方法としては特に限定されるものではなく、反応容器の外部より冷媒を導入して冷却する方法や、冷水を直接反応系に投入して冷却する方法を例示することができる。
この固液分離・洗浄工程では、上記の工程で所定温度まで冷却されたトナー母体の分散液から当該トナー母体を固液分離する固液分離処理と、固液分離されたトナーケーキ(ウェット状態にあるトナー母体をケーキ状に凝集させた集合物)から界面活性剤や塩析剤などの付着物を除去する洗浄処理とが施される。
この工程は、洗浄処理されたトナーケーキを乾燥処理し、乾燥されたトナー母体を得る工程である。この工程で使用される乾燥機としては、スプレードライヤー、真空凍結乾燥機、減圧乾燥機などを挙げることができ、静置棚乾燥機、移動式棚乾燥機、流動層乾燥機、回転式乾燥機、撹拌式乾燥機などを使用することが好ましい。乾燥された着色粒子の水分は、5質量%以下であることが好ましく、更に好ましくは2質量%以下とされる。尚、乾燥処理された着色粒子同士が、弱い粒子間引力で凝集している場合には、当該凝集体を解砕処理してもよい。ここに、解砕処理装置としては、ジェットミル、ヘンシェルミキサー、コーヒーミル、フードプロセッサー等の機械式の解砕装置を使用することができる。
この工程は、トナー母体に必要に応じ外添剤を混合し、トナーを作製する工程である。外添剤の混合装置としては、ヘンシェルミキサー、コーヒーミル等の機械式の混合装置を使用することができる。
結着樹脂を構成する重合性単量体として使用されるものは、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p−クロロスチレン、3,4−ジクロロスチレン、p−フェニルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−tert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデシルスチレンの様なスチレン或いはスチレン誘導体、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸n−オクチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ステアリル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル等のメタクリル酸エステル誘導体、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸t−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸フェニル等の、アクリル酸エステル誘導体、エチレン、プロピレン、イソブチレン等のオレフィン類、塩化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン等のハロゲン系ビニル類、プロピオン酸ビニル、酢酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル等のビニルエステル類、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル等のビニルエーテル類、ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルヘキシルケトン等のビニルケトン類、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物、ビニルナフタレン、ビニルピリジン等のビニル化合物類、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミド等のアクリル酸或いはメタクリル酸誘導体がある。これらビニル系単量体は単独或いは組み合わせて使用することができる。
本発明に用いられる着色剤は、公知の無機又は有機着色剤を使用することができる。具体的な着色剤を以下に示す。
本発明に用いられる離型剤は、公知の化合物を用いることができる。
本発明に係るトナーには、必要に応じて荷電制御剤を添加することができる。荷電制御剤としては、公知の化合物を用いることができる。
外部添加剤として使用できる無機粒子としては、従来公知のものを挙げることができる。具体的には、シリカ微粒子、チタニア微粒子、アルミナ微粒子及びこれらの複合酸化物等を好ましく用いることができる。これら無機粒子は疎水性であることが好ましい。
本発明のトナーは、一成分現像剤、二成分現像剤として用いることができる。一成分現像剤として用いる場合は、非磁性一成分現像剤或いはトナー中に0.1〜0.5μm程度の磁性粒子を含有させ磁性一成分現像剤としたものが挙げられ、何れにも使用することができる。また、キャリアと混合して二成分現像剤として用いることができる。この場合は、キャリアの磁性粒子として、鉄、フェライト、マグネタイト等の鉄含有磁性粒子に代表される従来から公知の材料を用いることができるが、特に好ましくはフェライト粒子もしくはマグネタイト粒子である。上記磁性粒子は、その体積平均粒径としては15〜100μm、より好ましくは20〜80μmのものが良い。
本発明のトナーは、画像形成支持体の最表面にイエロートナー像が形成される、中間転写体を用いたタンデム型の画像形成方法、画像形成装置に用いることが好ましい。
体1Y、1M、1C、1Kの図示左側方には無端状転写ベルトユニット7が配置されている。無端状転写ベルトユニット7は、ローラ71、72、73、74を巻回して回動可能な無端状転写ベルト70、一次転写ローラ5Y、5M、5C、5K、及びクリーニング手段6Aとから成る。
本発明に用いられる画像形成支持体(以下、転写材ともいう)とは、トナー画像を保持する支持体で、通常転写材、転写体或いは転写紙と呼ばれるものである。具体的には薄紙から厚紙までの普通紙、上質紙、アート紙やコート紙等の塗工された印刷用紙、市販されている和紙やはがき用紙、OHP用のプラスチックフィルム等の各種転写材を挙げることができるがこれらに限定されるものではない。
(着色剤分散液Y1の作製)
アニオン系界面活性剤(ドデシル硫酸ナトリウム)150.0gをイオン交換水2500mlに撹拌溶解した。この溶液を撹拌しながら、着色剤「C.I.ピグメントイエロー74」400gを添加し、次いで、分散装置「SCミル」(三井鉱山(株)製)を用いて流量20kg/分にて15時間分散処理することにより、着色剤の分散液を調製した。これを「着色剤分散液Y1」とする。この着色剤分散液中の着色剤の粒径を動的光散乱式粒度分析計「マイクロトラックUPA150」(日機装(株)製)を用いて測定したところ、数平均粒径は30nmであった。
着色剤分散液Y1の作製の作製において15時間分散処理を行ったところを、表1に記載の分散処理時間に変更した以外は同様にして「着色剤分散液Y2〜Y4」を作製した。
着色剤分散液Y1の作製で用いた着色剤「C.I.ピグメントイエロー74」400gを「C.I.ピグメントレッド122」400gに変更し、次いで、分散装置「SCミル」(三井鉱山(株)製)を用いて流量20kg/分にて8時間分散処理することにより、着色剤の分散液を調製した。これを「着色剤分散液C1」とする。この着色剤分散液中の着色剤の粒径を動的光散乱式粒度分析計「マイクロトラックUPA150」(日機装(株)製)を用いて測定したところ、数平均粒径は114nmであった。
着色剤分散液M1の作製の作製において8時間分散処理を行ったところを、表1に記載の分散処理時間に変更した以外は同様にして「着色剤分散液M2〜M4」を作製した。
着色剤分散液Y1の作製で用いた着色剤「C.I.ピグメントイエロー74」400gを「C.I.ピグメントブルー15:3」400gに変更し、次いで、分散装置「SCミル」(三井鉱山(株)製)を用いて流量1kg/分にて7時間分散処理することにより、着色剤の分散液を調製した。これを「着色剤分散液C1」とする。この着色剤分散液における着色剤の粒径を動的光散乱式粒度分析計「マイクロトラックUPA150」(日機装(株)製)を用いて測定したところ、数平均粒径は135nmであった。
着色剤分散液C1の作製において7時間分散処理を行ったところを、表1に記載の分散処理時間に変更した以外は同様にして「着色剤分散液C2〜C4」を作製した。
(樹脂粒子Aの作製)(コア用樹脂粒子)
第1段重合(親水性樹脂の重合)
撹拌装置、温度センサ、冷却管、窒素導入装置を取り付けた反応容器に、ドデシル硫酸ナトリウム8gをイオン交換水3000gを仕込み、窒素気流下230rpmの撹拌速度で撹拌しながら、内温を80℃に昇温させた。昇温後、過硫酸カリウム10gをイオン交換水200gに溶解させたものを添加し、再度液温80℃とし、下記単量体混合溶液を1時間かけて滴下後、80℃にて2時間加熱、撹拌することにより重合を行い、樹脂粒子を調製した。これを「樹脂粒子(1A)」とする。
n−ブチルアクリレート 160.0g
メタクリル酸 76.0g
n−オクチルメルカプタン 16.0g
第2段重合(疎水性樹脂の重合)
撹拌装置、温度センサ、冷却管、窒素導入装置を取り付けた反応容器に、ポリオキシエチレン(2)ドデシルエーテル硫酸ナトリウム7gをイオン交換水800gに溶解させた溶液を仕込み、98℃に加熱後、前記樹脂粒子(1A)を260gと、下記単量体混合溶液を90℃にて溶解させた溶液を添加し、循環経路を有する機械式分散機「クレアミックス(CLEARMIX)」(エム・テクニック社製)により、1時間混合分散させ、乳化粒子(油滴)を含む分散液を調製した。
n−ブチルアクリレート 120.0g
n−オクチルメルカプタン 1.5g
エステルワックス(融点70℃) 190.0g
次いで、この分散液に、過硫酸カリウム6gをイオン交換水200gに溶解させた開始剤溶液を添加し、この系を82℃にて1時間にわたり加熱撹拌することにより重合を行い、樹脂粒子を得た。これを「樹脂粒子(2A)」とする。
更に「樹脂粒子(2A)」の溶液に、過硫酸カリウム11gをイオン交換水400gに溶解させた溶液を添加し、82℃の温度条件下に、
スチレン 432.0g
n−ブチルアクリレート 130.0g
メタクリル酸 33.0g
n−オクチルメルカプタン 8.0g
からなる単量体混合液を1時間かけて滴下した。滴下終了後、2時間にわたり加熱撹拌することにより重合を行った後、28℃まで冷却し樹脂粒子を得た。これを「樹脂粒子A」とする。
〈トナーY1の作製〉
(凝集工程)
撹拌装置、温度センサ、冷却管、窒素導入装置を取り付けた反応容器に、「樹脂粒子A」を固形分換算で300gと、イオン交換水1400gと、「着色剤分散液Y1」120gと、ポリオキシエチレン(2)ドデシルエーテル硫酸ナトリウム3gをイオン交換水120gに溶解させた溶液を仕込み、液温を30℃に調整した後、5Nの水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを10に調整した。次いで、塩化マグネシウム35gをイオン交換水35gに溶解した水溶液を、撹拌下、30℃にて10分間かけて添加した。3分間保持した後に昇温を開始し、この系を60分間かけて90℃まで昇温し、90℃を保持したまま粒子成長反応を継続した。
粒子成長を停止させた後、融着・熟成工程として、液温度98℃にて2時間加熱撹拌することにより、粒子間の融着を進行させると同時に熟成して親水性樹脂を粒子の表面に、疎水性樹脂を内部への局在化を行い、コア・シェル構造の粒子を作製した。撹拌はフルゾン翼を有する攪拌機を用いて、層流状態となるように行った。その後、液温30℃まで冷却し、塩酸を添加してpHを4.0に調整し、撹拌を停止した。
熟成工程にて作製した粒子をバスケット型遠心分離機「MARKIII 型式番号60×40」(松本機械社製)で固液分離し、トナー母体のウェットケーキを形成した。該ウェットケーキを、前記バスケット型遠心分離機で濾液の電気伝導度が5μS/cmになるまで水洗浄し、その後「フラッシュジェットドライヤー」(セイシン企業(株)製)に移し、水分量が0.5質量%となるまで乾燥して「トナー母体Y1」を作製した。
上記で得られた「トナー母体Y1」に、疎水性酸化ケイ素(数平均一次粒子径=12nm、疎水化度=68)を1質量%及び疎水性酸化チタン(数平均一次粒子径=20nm、疎水化度=63)を0.3質量%添加し、「ヘンシェルミキサー」(三井三池化工社製)にて混合して「トナーY1」を作製した。
「トナーY1」の作製で用いた「着色剤分散液Y1」を、「着色剤分散液Y2〜Y4」に変更した以外は同様にして、「トナーY2〜Y4」を作製した。
「トナーY1」の作製で用いた「着色剤分散液Y1」を、「着色剤分散液M1〜M4」に変更した以外は同様にして、「トナーM1〜M4」を作製した。
「トナーY1」の作製で用いた「着色剤分散液Y1」を、「着色剤分散液C1〜C4」に変更した以外は同様にして、「トナーC1〜C4」を作製した。
上記トナーの各々に、シリコン樹脂を被覆した体積基準におけるメディアン径(D50)60μmのフェライトキャリアを、トナー濃度6質量%になるよう混合して「現像剤」を調製した。
〈評価用画像形成装置〉
評価用の画像形成装置としては、電子写真方式を採用する市販の複合機「bizhub PRO C500」(コニカミノルタビジネステクノロジーズ社製)を使用した。
上記画像形成装置に、トナーY1、トナーM1、トナーC1と、該当する現像剤を装填し、上記条件でプリントを行った。
上記画像形成装置に、トナーY2、トナーM4、トナーC5と、該当する現像剤を装填し、上記条件でプリントを行った。
上記画像形成装置に、トナーY2、トナーM3、トナーC3と、該当する現像剤を装填し、上記条件でプリントを行った。
上記画像形成装置に、トナーY2、トナーM2、トナーC2と、該当する現像剤を装填し、上記条件でプリントを行った。
上記画像形成装置に、トナーY4、トナーM3、トナーC3と、該当する現像剤を装填し、上記条件でプリントを行った。
上記画像形成装置に、トナーY5、トナーM3、トナーC4と、該当する現像剤を装填し、上記条件でプリントを行った。
上記画像形成装置に、トナーY3、トナーM2、トナーC2と、該当する現像剤を装填し、上記条件でプリントを行った。
上記画像形成装置に、トナーY1、トナーM2、トナーC2と、該当する現像剤を装填し、上記条件でプリントを行った。
上記画像形成装置に、トナーY4、トナーM2、トナーC2と、該当する現像剤を装填し、上記条件でプリントを行った。
上記画像形成装置に、トナーY2、トナーM5、トナーC5と、該当する現像剤を装填し、上記条件でプリントを行った。
《色域の評価》
色域の評価は、比較例1(本発明の効果が得られない比較例を基準1.0としている)の印字画像に対する色域面積の比を上記測定方法により算出し、1.1倍以上になるものを合格レベルと判断した。
○:色域面積の比が、1.1倍以上、1.2倍未満
×:色域面積の比が、1.1倍未満。
2Y、2M、2C、2K 帯電手段
3Y、3M、3C、3K 露光手段
4Y、4M、4C、4K 現像手段
5Y、5M、5C、5K 一次転写手段としての一次転写ローラ
5A 二次転写手段としての二次転写ローラ
6Y、6M、6C、6K 二次転写体のクリーニング手段
7 無端ベルト状中間転写体ユニット
24 定着装置
Claims (2)
- イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナーを有する電子写真用カラートナーを、中間転写体を有するタンデム型の電子写真画像形成装置を用いて画像形成支持体上にカラー画像を形成する電子写真画像形成方法において、
該画像形成支持体上に形成される重ね合わせトナー画像の最上層がイエロートナーで、
該電子写真用カラートナーの粒子中の着色剤の数平均分散径をそれぞれDY、DM、DCとするとき、イエロートナーの粒子中の着色剤の数平均分散径が下記関係式を満たすことを特徴とする電子写真画像形成方法。
関係式
0.3×DM≦DY≦0.9×DM
0.3×DC≦DY≦0.9×DC - 前記イエロートナーは、イエロートナー粒子中の着色剤の数平均分散径が10〜300nmであることを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成方法。
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