JP4765569B2 - 負荷電流制御用抵抗器の組み立て方法 - Google Patents

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Description

本発明は、負荷電流制御用抵抗器の組み立て方法に関する。本発明の負荷電流制御用抵抗器は、送風機等の速度制御用抵抗器として用いて好適である。
従来より、空調装置の送風量を切り替える装置として、速度制御用抵抗器がある。この速度制御用抵抗器は、複数の直列接続された抵抗体を備える負荷電流制御用抵抗器であって、スイッチにより使用する抵抗体を選択することにより送風機モータへの印加電圧を変えて負荷電流、すなわち送風量を調節するものである(例えば、特許文献1参照)。
このような速度制御用抵抗器は、送風量の切り替え段数より1少ない数の抵抗体が必要であり、さらに、これらの抵抗体が個別の素子であるため、これらの抵抗体をそれぞれ固定し、かつ導通路とするためのターミナル部材が、風量の切替え段数と同数必要となる。
特開平9−231892号公報
上記特許文献1においては、各抵抗体は、送風機の速度制御用抵抗器を、送風機が配置される車両側へ固定するためのベースへ、平面視上で2次元的に配列されている。したがって、各抵抗体の一対のリード線部が、ベースの配置面上(平面視上)で2次元的に配置され、さらに、それらリード線部を固定する複数のターミナル部材が、それぞれ各抵抗体の両端側で対向する形で配置されている。
このような2次元配列される複数のターミナル部材を一体構造として形成することは困難である。このため、ベースへ各ターミナル部材を組み付ける場合には、それぞれ各ターミナル部材を個別に組み付け固定しなければならない。
さらに、抵抗体とターミナル部材との接続は、両者の固定および電気的接続を両立させるために、はんだ付けまたは溶接により行っていた。このはんだ付け工程では、リード線部の配置に応じてはんだ付け箇所の姿勢を変えながら行う必要がある。
したがって、上記特許文献1においては、組み付け工程や工数および部品点数が多くなるという問題があった。
本発明は、上記点に鑑み、負荷電流制御用抵抗器の組み付け工程および工数を低減することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、両端に一対のリード線部(20a、20b、21a、21b、22a、22b)を備えた抵抗体(20、21、22)の前記リード線部をそれぞれ固定するための平板部(12a、12b、12c、12d、12e、12f)を備え、前記平板部に前記リード線部を固定し、かつ、前記リード線部と電気接続するための接続部(13a1、13a2、13b1、13b2、13c1、13c2、13d1、13d2、13e1、13e2、13f1、13f2)が形成されている複数のターミナル部材(11a、11b、11c、11d)と、
前記各ターミナル部材をそれぞれ互いに連結するブリッジ部(17a、17b、17c、17d、17e)とを備え、
前記各ターミナル部材は、前記それぞれの平板部が互いに平行な平面上に位置するよう配置されているとともに、前記ブリッジ部により一体構造となっているターミナル板(10)を用いた負荷電流制御用抵抗器の組み立て方法であって、
前記ターミナル板(10)を、ベース(40)に組み付けたのち、前記ベースに固定し、
前記ブリッジ部(17a、17b、17c、17d、17e)を前記各ターミナル部材(11a、11b、11c、11d)より切断除去し、
前記各接続部(13a1、13a2、13b1、13b2、13c1、13c2、13d1、13d2、13e1、13e2、13f1、13f2)に前記抵抗体の各リード線部(20a、20b、21a、21b、22a、22b)を挿入し、
前記各接続部と前記抵抗体の各リード線部とを電気接続可能に固定する、ことにより速度制御用抵抗器(3)を組み立てることを第1の特徴とする
これにより、この一体構造のターミナル板を用いることにより、速度制御用抵抗器(3)を組み立てるための工程および工数を、従来に比べて低減することができる。
本発明では、前記各ターミナル部材において、前記接続部は、前記リード線部を挿入するための穴を備え、前記穴は前記平板部より切り起こされて前記平板部の面方向に平行に形成された切り起こし部であることを第2の特徴とする。
本発明は、前記平板部には前記切り起こし部が、前記リード線部の線方向に沿って2つ設けられ、前記2つの切り起こし部が前記1つのリード線部の前記接続部として形成されていることを第3の特徴とする。
本発明は、前記抵抗体(20、21、22)の一対のリード線部(20a、20b;21a、21b;22a、22b)をそれぞれ固定するための前記2つの平板部(12a、12b;12c、12d;12e、12f)は、同一平面(P)上に形成されていることを第4の特徴とする。
本発明は、前記各接続部と前記各リード線部とは、かしめにより電気接続可能に固定することを第5の特徴とする。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態は、本発明を車両空調用送風機の速度制御用抵抗器に適用したものである。すなわち本実施形態の速度制御用抵抗器は、図示しない車両空調用送風機の風下側の通風路内に配置され、送風機モータの印加電圧を段階的に調整することにより、送風機の風量を可変とする。
図1は、本実施形態の送風機モータ1の駆動回路を示す図である。送風機モータ1と電源であるバッテリ2との間に、直列に接続された3つの抵抗体、すなわち、第1抵抗体20、第2抵抗体21、および第3抵抗体22を備えた速度制御用抵抗器(以下、抵抗器という)3が接続されている。すなわち、抵抗器3は負荷である送風機モータ1に流れる負荷電流、すなわち送風機モータ1に印加される電圧を調節して、送風機モータ1の速度を制御するものである。
これら第1ないし第3抵抗体20〜22に直列に温度ヒューズ23が接続されている。温度ヒューズ23は、抵抗器3の異常加熱により溶断して、送風機モータ1への印加電圧を0とするものである。なお、本実施形態の各抵抗体20〜22は、コイルタイプの抵抗素子を用いている。
抵抗器3のコネクタ41には、4つのコネクタ端子34、14b、14c、14dが設けられている。コネクタ41には、切替えスイッチ4が接続されている。なお、各コネクタ端子34、14b、14c、14dは、それぞれ、後述するプロテクタ30のヒューズ取付部35、ターミナル部材11b、11c、11dに導通している。
切替えスイッチ4は、図示しない車両のインパネ等に配置され、乗員により送風量を切り替えるために、抵抗器3の第1ないし第3抵抗体20〜22のうち通電する抵抗体を選択して回路抵抗値を変更するものである。
すなわち、切替えスイッチ4がHiに設定されているときは、抵抗器3において抵抗体20〜22のいずれも導通しないため、送風機モータ1への印加電圧(または負荷電流)は最大となり、送風機モータ1は最大電力運転を行い最高風量(Hi)が発生する。
一方、切替えスイッチ4がLoに設定されているときは、抵抗器3において直列接続された第1ないし第3抵抗体20〜22が通電されて、抵抗器3の抵抗値は3つの第1ないし第3抵抗体20〜22の各抵抗値の和となる。これにより抵抗器3における電圧降下が最大、すなわち送風機モータ1への印加電圧(または負荷電流)が最小となり、送風機モータ1は最低電力運転を行い最低風量(Lo)が発生する。
また、切替えスイッチ4がM1に設定されているときは、抵抗器3において第1抵抗体20および第2抵抗体21が通電され、抵抗器3の抵抗値は第1抵抗体20および第2抵抗体21の抵抗値の和となる。さらに、切替えスイッチ4がM2に設定されているときは、抵抗器3において第1抵抗体20のみが通電される。
したがって、抵抗器3における電圧降下の大きさが小さくなるに応じて送風機モータ1への印加電圧(または負荷電流)が増加して負荷である送風機モータ1の電力量が増加し、送風量も増加する。すなわち、送風量の大きさはLo<M1<M2<Hiである。なお、上述のごとく、第3抵抗体22は低速(Lo)運転時のみ導通しているが、第1抵抗体20は最低風量の低速(Lo)運転時から大風量の高速(M2)運転時まで、常に導通している。
本実施形態の抵抗器3は、後述する組み付け状態をあらわす図8(a)正面図、同(b)左側面図、および、図9(a)背面図、同(b)(a)の左側面図に示すように、抵抗器3を車両側に取り付けるためのベース40と、ベース40に組み付け、固定されている第1ないし第4ターミナル部材11a〜11dと、各ターミナル部材11a〜11dに固定、および電気接続されている第1ないし第3抵抗体20〜22と、各抵抗体20〜22および各ターミナル部材11a〜11dを保護するプロテクタ30とを備えている。
なお、各ターミナル部材11a〜11dは、後述するように組み立て前は一体構造部品としてのターミナル板10であり、組み付け過程においてそれぞれの部材を連結するブリッジ部を切断除去して、図8に示すように、それぞれ個別の部材とされたものである。
以下、組み付け前の個々の部材についてそれぞれ説明し、その後、これら部材を用いた抵抗器3の組み立て過程について説明する。
図2は、第1〜第4ターミナル部材11a〜11dをベース40への組み付ける前の一体構造部品でとしてのターミナル板10を示す図であり、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図を示す。なお、以下では、図2(a)における左右方向を横方向という。
ターミナル板10は、1枚の金属板をプレス加工により形成したもので、第1ないし第4ターミナル部材11a、11b、11c、11dと、それらを互いに連結する5つのブリッジ部17a、17b、17c、17d、17eとを備えている。すなわち、ターミナル板10において、第1ターミナル部材11a、第3ターミナル部材11c、第4ターミナル部材11dおよび第2ターミナル部材11bは、図2(a)中、右から左へ、平面Pの方向に横一列の状態で形成されている。
なお、以下の各ターミナル部材11a〜11dの説明においては、第1〜第3抵抗体20〜22の直列接続順、すなわち、それぞれのリード線部20a〜22bを固定する順に、対応するターミナル部材について順次説明する。
第1ターミナル部材11aは、ターミナル板10の右端、すなわち右外側に位置し、第1抵抗体20の一方の端のリード線部20aを固定するための2つの第1接続部13a1、13a2が設けられている。これら第1接続部13a1、13a2は、第1ターミナル部材11aに設けられた破線で示された第1平板部12aの平面上に切り起こし部としてプレス加工にて形成されている。
図2(b)に示すように、第1接続部13a1、13a2は、ともに第1平板部12aの面方向に平行で、上下方向に形成された穴として切り起こされている。すなわち、本実施形態では図2(b)に示すように、穴の開口は第1平板部12aの面方向に対して垂直方向に形成され、穴形状は、第1抵抗体20のリード線部20aが挿入できる程度の空隙を備えたV字形状またはU字形状をなしている。なお、穴形状は、V字またはU字形状以外にも、台形形状等でもよい。
また、第1接続部13a1、13a2は、挿入されるリード線部20aの線方向に沿って、図2(a)、(c)において上下方向に2つ設けられ、1つのリード線部20aをこれら2つの第1接続部13a1、13a2で固定するようになっている。この上下方向は、各ターミナル部材11a〜11dの配列方向である横方向に対して垂直方向である。
なお、以下の各平板部12b〜12fは、図2(a)に示すように第1平板部12aと同様、それぞれ破線で示され、また、各平板部12b〜12fでそれぞれ設けられる接続部13b1〜13f2は、図2(b)の下方側の同一面側に、第1接続部13a1、13a2と同様に、各リード線部の線方向に沿って、すなわち、上下方向に2つ設けられている。ただし、それぞれの接続部の切り起こし高さは、それぞれ挿入されるリード線部の太さに応じて設定されている。
第1ターミナル部材11aには、第1平板部12aの下部に、第1抵抗体20の第1ターミナル部材11aにおける位置決めのために、リード線部20aのストッパ16aが切り起こされている。
第1ターミナル部材11aの下方端には、ベース40へ固定するための固定部15a、15bが形成されている。固定部15aは、金属板のプレス加工により、横方向に対して直角方向の縦方向に、固定部15bより離すように曲げられている。また、第1ターミナル部材11aの上方端には、温度ヒューズ23の一方の端を取り付けるためのヒューズ取付部14aが設けられている。
第2ターミナル部材11bは、第1抵抗体20の他方の端のリード線部20bを固定するためのもので、ターミナル板10の左端、すなわち左外側に位置するよう形成されている。すなわち、第1抵抗体20に対して、その固定部材である第1および第2ターミナル部材11a、11bは、横方向において互いにターミナル板10の外側端に位置している。
第2ターミナル部材11bには、2つの平板部である第2および第3平板部12b、12cが設けられている。第2平板部12bの表面には、第1抵抗体20のリード線部20bを固定するための2つの第2接続部13b1、13b2が、第1接続部13a1、13a2と同様の形態で、上下方向に設けられている。
第2平板部12bの面方向は、第1抵抗体20の他方のリード線部20aを固定するための第1接続部13a1、13a2が設けられている第1平板部12aの面方向と、同一平面P上に位置するよう配置されている。
このように、第1抵抗体20の一対のリード線部20a、20bをそれぞれ固定するための第1平板部12aと第2平板部12bとは、それぞれの面方向が平行、詳しくは同一平面Pの面方向である横方向において互いに離間した状態で形成されている。この離間距離は、第1抵抗体20の長手方向長さに応じた距離である。
第3平板部12cの表面には、第2抵抗体21の一方のリード線部21aを固定するための2つの第3接続部13c1、13c2が設けられている。なお、第2平板部12bと第3平板部12cとは、本実施形態では第2ターミナル部材11bにおいて同一平面P上に形成されている。さらに、第2平板部12bと第3平板部12cとは、それぞれが異なる抵抗体20、21に対する固定部となるので、互いに離間する必要はなく、互いに接触していても、あるいは重なっていてもよい。
第2ターミナル部材11bの下方端には、ベース40へ固定するための固定部15cと、固定部15cより縦方向(奥行き方向)に離れるように曲げられた第1コネクタ端子14bとが形成されている。この第1コネクタ端子14bは、図1に示すように、第1抵抗体20と第2抵抗体21との接続点に対応し、切替えスイッチ4においてM2端子に接続される端子である。
なお、第2ターミナル部材11bには、第2平板部12bの下部には、第1抵抗体20の第2ターミナル部材11bにおける位置決めのために、リード線部20bのストッパ16bが切り起こされている。また、第3平板部12cの下部には、第2抵抗体21の第2ターミナル部材11bにおける位置決めのために、リード線部21aのストッパ16cが切り起こされている。
第3ターミナル部材11cは、第2抵抗体21の他方の端のリード線部21b、および第3抵抗体22の一方の端のリード線部22aをそれぞれ固定するためのもので、ターミナル板10の右側において、第1ターミナル部材11aの内側、すなわち左隣に位置するよう形成されている。
第3ターミナル部材11cには、2つの平板部である第4および第5平板部12d、12eが設けられている。第4平板部12dの表面には、第2抵抗体21のリード線部21bを固定するための2つの第3接続部13d1、13d2が、第1接続部13a1、13a2と同様の形態で、上下方向に設けられている。
第4平板部12dの面方向は、第2抵抗体21の他方のリード線部21aを固定するための第3接続部13c1、13c2が設けられている第3平板部12cの面方向と同一平面P上に位置するよう配置されている。
このように、第2抵抗体21の一対のリード線部21a、21bをそれぞれ固定するための第3平板部12cと第4平板部12dとは、それぞれの面方向が平行、詳しくは同一平面Pの面方向である横方向において互いに離間した状態で形成されている。この離間距離は、第2抵抗体21の長手方向長さに応じた距離である。
第5平板部12eの表面には、第3抵抗体22の一方のリード線部22aを固定するための2つの第5接続部13e1、13e2が設けられている。なお、第4平板部12dと第5平板部12eとは、本実施形態では第3ターミナル部材11cにおいて同一平面P上に形成されている。さらに、第4平板部12dと第5平板部12eとの横方向距離は、それぞれが異なる抵抗体21、22に対する固定部となるので、互いに離間する必要はない。
第3ターミナル部材11cの下方端には、ベース40へ固定するための固定部15eと、固定部15eより縦方向(奥行き方向)に離れるように曲げられた第2コネクタ端子14cとが形成されている。この第2コネクタ端子14cは、図1に示すように、第2抵抗体21と第3抵抗体22との接続点に対応し、切替えスイッチ4においてM1端子に接続される端子である。
第4ターミナル部材11dは、第3抵抗体22の他方の端のリード線部22bを固定するためのもので、ターミナル板10において、第3ターミナル部材11cの内側、すなわち左隣に位置するよう形成されている。なお、第4ターミナル部材11dの外側に相当する左隣には第2ターミナル部材11bが位置している。
第4ターミナル部材11dには、第6平板部12fが設けられている。第6平板部12fの表面には、第3抵抗体22のリード線部22bを固定するための2つの第6接続部13f1、13f2が、第1接続部13a1、13a2と同様の形態で、上下方向に設けられている。
第6平板部12fの面方向は、第3抵抗体22の他方のリード線部22aを固定するための第5接続部13e1、13e2が設けられている第5平板部12eの面方向と同一平面P上に位置するよう配置されている。
このように、第3抵抗体22の一対のリード線部22a、22bをそれぞれ固定するための第5平板部12eと第6平板部12fとは、それぞれの面方向が平行、詳しくは同一平面Pの面方向である横方向において互いに離間した状態で形成されている。この離間距離は、第3抵抗体22の長手方向長さに応じた距離である。
第4ターミナル部材11dの下方端には、ベース40へ固定するための固定部15fと、固定部15fより縦方向(奥行き方向)に離れるように曲げられた第3コネクタ端子14dとが形成されている。この第3コネクタ端子14dは、図1に示すように、第3抵抗体22のリード線部22bに対応し、切替えスイッチ4においてLo端子に接続される端子である。
さらに、ターミナル板10には、隣接する第1ターミナル部材11aと第3ターミナル部材11cとを連結する2つのブリッジ部17b、17cと、隣接する第2ターミナル部材11bと第4ターミナル部材11dとを連結する2つのブリッジ部17a、17eと、隣接する第3ターミナル部材11cと第4ターミナル部材17dとを連結する17a、17dとを備えている。なお、ブリッジ部17aは、第2、第3および第4ターミナル部材11b、11c、11dを連結している。
このように、各ブリッジ部17a〜17eで隣接する各ターミナル部材11a〜11dを連結して、一体構造部品としてのターミナル板10を構成する。このターミナル板10は、1枚の金属板をプレス加工することにより形成することができるので、部品点数を1つにすることができる。したがって、この一体構造のターミナル板10を用いることにより、抵抗器3を組み立てるための工程および工数を、従来に比べて低減することができる。
次に、抵抗器3のプロテクタ30について説明する。図3(a)は、曲げ加工前の切断加工されたプロテクタ30の平面図である。図3(b)は、曲げ加工後のプロテクタ30の正面図であり、図2と同様の配置方向を矢印で示している。
プロテクタ30は、1面を開口した直方体形状をなし、ベース40上で各抵抗体20〜22を覆うように組みつけられるものである。プロテクタ30の4つの側面31a〜31dには、多数の通気孔33が設けられている。対向する長辺の側面31a、31cの下端開口部には固定部36a、36bと36c、36dとが設けられている。なお、プロテクタ30の上面32には通気孔33は設けられていない。
また、側面31cの下端開口部には、抵抗器3のHi端子としてのコネクタ端子34が設けられている。なお、プロテクタ30は薄板で成形されているため、このコネクタ端子34の部分のみ、折り返し部34a、34bを折り返して2倍の厚みに成形することにより、図示しない他のコネクタのターミナルとのオスメス嵌合時にコネクタ端子34における導通に必要な板厚を得るようにしている。
長辺側の側面31a、31cの上部隅には、それぞれの面上の対向する位置に、ヒューズ取付部35と矩形のはんだ付け作業用の窓38とが設けられている。なお、短辺側の側面31b、31dの下端部には、変形防止用の突片37a、37bが設けられている。
次に、ベース40について説明する。図4は、ベース40を示す図であり、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は下面図、(d)は左側面図である。ベース40は、第1〜第3抵抗体20〜22が固定された第1〜第4ターミナル部材11a〜11dおよびプロテクタ30を組み付けて抵抗器3とし、車両側へ取り付ける部品であり、コネクタハウジングの役割も備えている。
なお、ベース40は、絶縁性材料であるフェノール、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、あるいはポリフェニレンサルファイド(PPS)などの樹脂材料により成型されている。
ベース40には、これらターミナル部材11a〜11dおよびプロテクタ30の固定部15a〜15f、36a〜36dが挿入される固定用の穴43a〜43f、44a〜44dと、各コネクタ端子34、14b〜14dが挿入されるコネクタ端子用の穴42a〜42dとが、上面40aから下面40bへ貫通するように設けられている。
すなわち、ターミナル板10に形成されている6つの固定部15a、15b、15c、15d、15e、15fにそれぞれ対応する位置に、固定部用穴43a、43b、43c、43d、43e、43fが設けられている。また、ターミナル板10に形成されている第1〜第3コネクタ端子14b、14c、14dにそれぞれ対応する位置に、コネクタ端子用穴42b、42c、42dが設けられている。
また、プロテクタ30に形成されている4つの固定部36a、36b、36c、36dにそれぞれ対応する位置に、固定部用穴44a、44b、44c、44dが設けられている。さらに、プロテクタ30に設けられたコネクタ端子(Hi端子)34に対応する位置にコネクタ端子用穴42aが設けられている。そして、ベース40の下面40b側には、これら4つのコネクタ端子34、14b、14c、14dを囲むようにコネクタ部41が設けられている。
なお、上面40a側には、プロテクタ30の変形を防止するための突片37a、37bを挿入するためのスリット45a、45bと、リード線部21b、22a、22bの各端部を止めるための凹部としてのストッパ16d、16e、16fとが設けられている。また、上面40a側には、温度ヒューズ23が溶断した場合に溶け落ちたヒューズがベース上面40aでプロテクタ30とターミナル部材11a〜11dとを接続することを防止するために、溶け落ちたヒューズを溜める長溝46が横方向に形成されている。
次に、抵抗器3の組み立て手順を、図5ないし図9を用いて説明する。まず図5の正面図に示すように、一体構造部品であるターミナル板10をA方向よりベース40の上面40a側へ組み付ける。このとき、各固定部15a〜15fおよび各コネクタ端子14b〜14dを、それぞれそれらに一致するようベース40に設けられた各穴43a〜43fおよび42b〜42dに挿入する。
次に、図6の一部断面図で示すように、固定部用の各穴43a〜43fにおいて、ターミナル板10の各固定部15a〜15fを曲げることにより、ターミナル板10をベース40に固定する。本実施形態では、固定部15a、15dは、横方向(左右方向)に広げるように曲げられて固定され、他の固定部15b、15c、15e、15fは、前後方向(奥行き方向)に曲げられて固定される。なお、固定部15bは図6において省略されている。
このように、1つの部品であるターミナル板10をベース40に組み付け、固定するので、挿入工程を1つにすることができる。また。ターミナル板10が一体構造であるので、ベース40への固定工程では、各ターミナル部材11a〜11d間の平行度や離間距離の変動を少なくすることができる。
すなわち、本実施形態では、各ターミナル部材11a〜11dに設けられた各平板部12a〜12fは、ターミナル板10を構成する同一平面P上に形成されているので、少ない作業工数で組み付け精度を向上させることができる。
ターミナル板10をベース40に組み付け、固定した後に、図7の平面図で示すように、ターミナル板10のブリッジ部17a〜17eを切断除去する。この切断除去部を図7においてハッチングで示す。各ターミナル部材11a〜11dおよびブリッジ部17a〜17eは、ターミナル板10を形成する同一平面P上に設けられているので、この切断工程では、一方向からプレス機により各ブリッジ部17a〜17eを切断することができる。あるいは、全ブリッジ部を一度に切断しない場合でも、ターミナル板10の面を反転させることなく、一方向から、ターミナル板10を平行移動させるのみで順次、各ブリッジ部を切断することができる。
各ターミナル部材11a〜11dの間を分離した後に、コイルタイプの第1〜第3抵抗体20〜22を各接続部13a1〜13f2の切り起こし部の穴に挿入し、図8(a)、(b)に示すように各接続部13a1〜13f2をかしめ固定する。図8(a)は正面図、同(b)は左側面図を示す。
その挿入工程を説明すると、まず、第3抵抗体22の一方の端のリード線部22aを第5接続部13e1、13e2へ挿入し、他方の端のリード線部22bを第6接続部13f1、13f2へ挿入する。このときの第3抵抗体22の姿勢を、第3抵抗体22の長手方向が各ターミナル部材11a〜11dの配列方向である横方向に一致し、両端のリード線部22a、22bの線方向が上記横方向に対し垂直な上下方向となるようにする。
さらに、ベース40側に凹部として形成されているストッパ16e、16fによって、リード線部22a、22bの端部が止められ、第3抵抗体22の第3および第4ターミナル部材11c、11dへの位置決めがなされる。これらにより、挿入工程を簡便にすることができる。
次に、これらリード線部22a、22bが挿入された第5および第6接続部13e1、13e2、13f1、13f2の各切り起こし部を、一方向から同時にかしめることにより、第3抵抗体22と第3および第4ターミナル部材11c、11dとの電気接続および固定が完了する。
このように、第5および第6平板部12e、12fを同一平面P上に配置しているので、第3抵抗体22の両端のリード線部22a、22bを一方向から一括してかしめ作業を簡便に行うことができる。また、1つのリード線部に対してかしめによる接続部を2箇所設けているので、はんだ等を用いることなく、リード線部22a、22bと平板部12e、12fとの接触抵抗を十分小さくすることができる。
次に、第2抵抗体21の姿勢を上述の第3抵抗体22の挿入時と同様に保って、第2抵抗体21の一方の端のリード線部21aを第3接続部13c1、13c2へ挿入し、他方の端のリード線部21bを第4接続部13d1、13d2へ挿入する。このとき、第2ターミナル部材11bに設けられたストッパ16cによりリード線部21aの端部が止められ、ベース40に凹部として形成されているストッパ16dによりリード線部21bが止められて、第2抵抗体21の第2および第3ターミナル部材11b、11cへの位置決めがなされる。
次に、上記第3抵抗体22と同様、リード線部21a、21bが挿入された第3および第4接続部13c1、13c2、13d1、13d2の各切り起こし部を、一方向から同時にかしめることにより、第2抵抗体21と第2および第3ターミナル部材11b、11cとの電気接続および固定が完了する。この第2抵抗体21の固定工程における効果は、上記第3抵抗体22におけるのと同様である。
最後に、第1抵抗体20の姿勢を上述の第3抵抗体22および第2抵抗体21の各挿入時と同様に保って、第1抵抗体20の一方の端のリード線部20aを第1接続部13a1、13a2へ挿入し、他方の端のリード線部20bを第2接続部13b1、13b2へ挿入する。このとき、第1ターミナル部材11aに設けられたストッパ16aによりリード線部20aの端部が止められ、第2ターミナル部材11bに設けられたストッパ16bによりリード線部20bが止められて、第1抵抗体20の第1および第2ターミナル部材11a、11bへの位置決めがなされる。
次に、上記第3および第2抵抗体22、21と同様、第1および第2接続部13a1、13a2、13b1、13b2の各切り起こし部を、一方向から同時にかしめることにより、第1抵抗体20と第1および第2ターミナル部材11a、11bとの電気接続および固定が完了する。この第1抵抗体20の固定工程における効果は、上記第2および第3抵抗体21、22におけるのと同様である。
図8(b)に示すように、これら第1〜第3抵抗体20〜22の第1〜第4ターミナル部材11a〜11dへの組み付けおよび固定により、第3抵抗体22、第2抵抗体21および第1抵抗体20の順に、ベース40より上方へ離れるように配置される。また、第1〜第3抵抗体20〜22は、第1〜第6平板部12a〜12fと同一平面P上に配置される。これにより、本実施形態の抵抗器3は、図8(b)における手前から奥への縦方向の長さを短くすることができる。
各抵抗体20〜22を各ターミナル部材11a〜11dに固定したのちに、プロテクタ30で抵抗体20〜22およびターミナル部材11a〜11dを覆う。図9に、プロテクタ30をベース40に組み付け、温度ヒューズ23を取り付けた状態を示す。なお図9(a)は、図8(a)等に対する背面図であり、図9(b)は図9(a)の左側面図で示す。また、図9(b)は、一部が切除されてプロテクタ30の内部の状態を示している。
すなわち、プロテクタ30をベース40の上面40a側へ組み付ける。この場合、プロテクタ30の下端開口部に設けられた固定部36a、36b、36c、36dを、それぞれベース40に設けられた固定部用穴44a、44b、44c、44dへ挿入する。同時に、プロテクタ30の下端開口部に設けられたコネクタ端子(Hi端子)34を、ベース40に設けられたコネクタ端子用穴42aに挿入する。なお、プロテクタ30の各突片37a、37bはそれぞれベース40のスリット45a、45bに差し込まれる。
プロテクタ30の固定部36a〜36dは、各穴44a〜44dにおいて曲げられて、プロテクタ30のベース40への固定を完了する。
ここまでの固定工程が終了したのち、はんだヒューズで構成される棒状の温度ヒューズ23を、プロテクタ30のヒューズ取付部35の穴よりプロテクタ30内部に挿入し、その先端部を第1ターミナル部材11aのヒューズ取付部14aの穴まで到達させる。蓋が開けられたはんだ付け作業用の窓38より温度ヒューズ23の先端部とヒューズ取付部14aの穴とのはんだ付けを実施し、プロテクタ30のヒューズ取付部35においても温度ヒューズ23をはんだ付けする。そののち、窓38の蓋が閉じられて、図1に示す抵抗器3の回路を形成する。
ここで、温度ヒューズ23の配置位置について説明する。本実施形態では、温度ヒューズ23は、送風量が小から大、すなわち送風機モータ1が低速(Lo)運転からHiを除く高速(M2)運転まで、常に導通状態となる第1抵抗体20の近傍に配置される。これにより、送風機モータ1の異常停止等により抵抗器3に異常電流が流れる場合でも、送風量がLoからM2までの変化範囲で第1抵抗体20には常に電流が流れ、これにより確実に温度ヒューズ23を加熱、溶断させることができ、異常状態を感知して回路保護を行うことができる。
(他の実施形態)
(1)上記実施形態では、3つの抵抗体20〜22の各リード線部20a〜22bを固定する第1〜第6平板部12a〜12fをすべて同一平面P上に位置するよう、第1〜第4ターミナル部材11a〜11dをベース40に横一列に配列した例を示したが、これに限らない。
すなわち、たとえば第3抵抗体22の一対のリード線部22a、22bを固定する2つの平板部12e、12fのみを同一平面上に位置するように配置し、第2抵抗体21の一対のリード線部21a、21bを固定する2つの平板部12c、12dを上記平面と平行な他の同一平面上に位置するように配置してもよい。さらに、第1抵抗体20の一対のリード線部20a、20bを固定する2つの平板部12a、12bについても、同様にさらに別の同一平面上に位置するように配置することができる。これによっても、各同一平面の一方向から、各リード線部と接続部とのかしめ固定工程を行うことができ、作業工程および工数の低減効果を得ることができる。
(2)上記実施形態では、1つの抵抗体の両端のリード線部をそれぞれ固定する2つの平板部を、同一平面P上に配置する例を示したが、この「同一平面」とは、必ずしも厳密な意味での同一平面に限らない。すなわち、「同一平面」とは、ターミナル板10のプレス加工で得られる程度の精度、あるいは、ベース40上に各ターミナル部材11a〜11dを配置、固定したときの組み付け精度などに応じた同一性を含む。換言すれば、各平板部の接続部を同一方向からかしめ作業する場合、支障なく行える程度の同一平面、または平行度があればよい。
(3)上記実施形態では、各抵抗体20〜22を1つ各接続部に挿入して固定したのち、次の抵抗体を1つ各接続部に挿入して固定するという工程を、抵抗体1つずつ順次行う例を示したが、これに限らず、3つの抵抗体20〜22をすべて各接続部に挿入したのち、各接続部を一度に固定することも可能である。
(4)上記実施形態では、ターミナル板10は、4つのターミナル部材11a〜11dを1つの構造部品とする例を示したが、これに限らず、たとえば、右側の第1ターミナル部材11aとその左隣の第3ターミナル部材11cとを2つのブリッジ部17b、17cで連結した一体構造部品と、左側の第2ターミナル部材11bとその右隣の第4ターミナル部材11dとを2つのブリッジ部17a’、17eで連結した一体構造部品の2つの部品として構成してもよい。これによっても、従来に比べて部品点数および組み付け工数の低減効果を得ることができる。
(5)上記実施形態で用いた第1〜第3抵抗体20〜22は、いずれもコイルタイプの抵抗素子を用いた。この抵抗素子は、駆動回路において必要な抵抗値が与えられると、線材の抵抗率に応じた線長および線径が決まる。したがって、この所定の線長および線径の線材をコイル状に加工する場合、コイル巻き外径が大きくなれば、抵抗素子の長手方向長さは短くなる。これにより、第1〜第3抵抗体20〜22として、コイル巻き外径を大きくすれば、抵抗器3の上下方向長さを長く、かつ、横方向長さを短くすることができる。すなわち、抵抗器3の車両への配置形態に応じて抵抗器3の外形寸法を種々に変更することができる。
本実施形態の送風機モータの駆動回路を示す図である。 ターミナル板を示す図であり、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は右側面図である。 (a)は曲げ加工前のプロテクタの平面図であり、(b)は曲げ加工後のプロテクタの正面図である。 ベースを示す図であり、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は下面図、(d)は左側面図である。 ターミナル板をベースに組み付ける方向を示す正面図である。 ターミナル板の固定部がベースに固定されている状態を示す一部断面図である。 ターミナル板の切断部位を示す正面図である。 抵抗体のターミナル部材への配置状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図である。 プロテクタをベースに組み付けた状態を示す図であり、(a)は背面図、(b)は(a)の左側面図である。
符号の説明
10…ターミナル板、11a〜11d…ターミナル部材、12a〜12f…平板部、
13a1、13a2〜13f1、13f2…接続部(切り起こし部)、
14b〜14d…コネクタ端子、17a〜17e…ブリッジ部、20〜22…抵抗体、
20a〜22b…リード線部、23…温度ヒューズ、30…プロテクタ、
34…コネクタ端子、40…ベース、41…コネクタ部。

Claims (5)

  1. 両端に一対のリード線部(20a、20b、21a、21b、22a、22b)を備えた抵抗体(20、21、22)の前記リード線部をそれぞれ固定するための平板部(12a、12b、12c、12d、12e、12f)を備え、前記平板部に前記リード線部を固定し、かつ、前記リード線部と電気接続するための接続部(13a1、13a2、13b1、13b2、13c1、13c2、13d1、13d2、13e1、13e2、13f1、13f2)が形成されている複数のターミナル部材(11a、11b、11c、11d)と、
    前記各ターミナル部材をそれぞれ互いに連結するブリッジ部(17a、17b、17c、17d、17e)と備え、
    前記各ターミナル部材は、前記それぞれの平板部が互いに平行な平面上に位置するよう配置されているとともに、前記ブリッジ部により一体構造となっているターミナル板(10)を用いた負荷電流制御用抵抗器の組み立て方法であって、
    前記ターミナル板(10)を、ベース(40)に組み付けたのち、前記ベースに固定し、
    前記ブリッジ部(17a、17b、17c、17d、17e)を前記各ターミナル部材(11a、11b、11c、11d)より切断除去し、
    前記各接続部(13a1、13a2、13b1、13b2、13c1、13c2、13d1、13d2、13e1、13e2、13f1、13f2)に前記抵抗体の各リード線部(20a、20b、21a、21b、22a、22b)を挿入し、
    前記各接続部と前記抵抗体の各リード線部とを電気接続可能に固定する、ことにより速度制御用抵抗器(3)を組み立てることを特徴とする負荷電流制御用抵抗器の組み立て方法。
  2. 前記各ターミナル部材において、前記接続部は、前記リード線部を挿入するための穴を備え、前記穴は前記平板部より切り起こされて前記平板部の面方向に平行に形成された切り起こし部であることを特徴とする請求項1に記載の負荷電流制御用抵抗器の組み立て方法。
  3. 前記平板部には前記切り起こし部が、前記リード線部の線方向に沿って2つ設けられ、前記2つの切り起こし部が前記1つのリード線部の前記接続部として形成されていることを特徴とする請求項2に記載の負荷電流制御用抵抗器の組み立て方法。
  4. 前記抵抗体(20、21、22)の一対のリード線部(20a、20b;21a、21b;22a、22b)をそれぞれ固定するための前記2つの平板部(12a、12b;12c、12d;12e、12f)は、同一平面(P)上に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の負荷電流制御用抵抗器の組み立て方法。
  5. 前記各接続部と前記各リード線部とは、かしめにより電気接続可能に固定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の負荷電流制御用抵抗器の組み立て方法。
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