JP4765407B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ球の転動方向を変更させることができるパチンコ機に関するものである。
従来のパチンコ機には、例えば、下記の特許文献1に記載されているように、パチンコ球が通過して下方へ落下させる貫通孔が形成された障害物を遊技盤上に配設し、この障害物をモータで回転させることより、パチンコ球の転動方向を変更させている。
特開2001−327673号公報(第14図)
また、例えば、下記の特許文献2に記載されているように、パチンコ球が流下可能な中空貫通状に屈曲した開閉翼片を変動入賞装置に軸支し、さらに、その変動入賞装置を遊技盤上に配設し、開閉翼片に流入したパチンコ球の自重と開閉翼片の自重をもって、開閉翼片を傾動させることにより、パチンコ球の転動方向を変更させている。
特開2003−230684号公報(第20図)
しかしながら、いずれの場合も、パチンコ球の転動方向は、2次元の遊技盤面上での変更にすぎないため、パチンコ遊技に慣れてくると、パチンコ球の転動方向が変わっても、その後のパチンコ球の転動先を容易に予想できるようになる。そのため、その後のパチンコ球の転動先が遊技者にとって不利と予想される場合には、そのパチンコ球に対する興味を失ってしまうことになる。
ところで、所謂「普通機」や「第二種パチンコ機」と呼ばれる種類のパチンコ機に設けられるセンター役物では、内部のクルーン上に複数個の振り分け孔を設け、特にパチンコ球が入球することにより遊技者に有利な結果を得られる振り分け孔と、その他の振り分け孔とに遊技球を振り分けることが行われていた(例えば、特開平9−10393号公報参照)。しかしながら、このようなセンター役物では、複数のパチンコ球が同時に複数個センター役物内部に入球した場合に、クルーン上で遊技者にとって有利な振り分け孔に入球しようとするパチンコ球に他のパチンコ球が衝突することによって衝突されたパチンコ球の入球が妨害され、また、衝突したパチンコ球についても有利な振り分け孔に入球することができなくなっていた。従って、遊技者はセンター役物内部に複数個のパチンコ球を入球させる為、また、第二種パチンコ機においてセンター役物に設けられた羽根の開閉を行う入賞口に入賞させる為に多数の球を消費し、且つ多大な努力を払ったにもかかわらず、一個のみ入球した場合より逆に遊技者に不利な結果となる問題が生じていた。従って、遊技者の遊技意欲が減衰することとなっていた。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、パチンコ球の転動方向を3次元的に変更させることができるパチンコ機を提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、パチンコ機であって、パチンコ球の直径よりも大きな内径を有する変形自在な中空状の遊技球通路部材と、前記遊技球通路部材の上端軸心回りに回転可能に支持すると共に、該遊技球通路部材の上端開口部へパチンコ球が進入可能となるように支持することにより前記遊技球通路部材遊技盤面上に吊り下げる支持部材と、前記支持部材を介して前記遊技球通路部材の上端部軸心回りに回転させる駆動手段と、を備え、前記遊技球通路部材の下端開口部は3次元的に移動可能な自由端になっていること、を特徴としている。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載するパチンコ機であって、前記遊技球通路部材として使用されるコイルバネを備え、前記コイルバネの巻方向と該コイルバネの回転方向を一致させたこと、を特徴としている。
尚、コイルバネの巻方向とコイルバネの回転方向とが一致するか否かは、コイルバネの巻方向とスプリングの回転方向とを同一方向から見ることで判断する。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載するパチンコ機であって、前記遊技球通路部材が曲げ形状を有することにより前記遊技球通路部材の下端開口部を鉛直方向から外したこと、を特徴としている。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に記載するパチンコ機であって、前面に遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技領域内に設けられ、前記支持部材と、パチンコ球を内部へ入球させる入球口とを備えたセンター役物と、を有し、前記遊技球通路部材は、前記センター役物の内部に曲げ形状を有する状態に設けられ、前記入球口から入球したパチンコ球を通過させるとともに、その弾性変形によって、同時に通過するパチンコ球の数が増えるの応じて通過するパチンコ球の進行方向を鉛直方向に対する傾斜角が小さくなるように変更する機能を備え、仕切壁と、前記仕切壁によって複数の領域に区分された遊技球落下領域と、を備えた遊技球振分部を有し、前記領域は、前記遊技球通路部材を通過するパチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角が第1の所定角度以上で第2の所定角度未満を一範囲としてその範囲にあるときに前記遊技球通路部材の下端開口部から送出されたパチンコ球が落下する範囲を一領域とし、前記遊技球落下領域は、それぞれ異なる傾斜角の角度範囲を連続して有する複数の前記領域を備えることを特徴とする。
すなわち、本発明のパチンコ機では、変形自在で下端開口部が3次元的に移動可能な自由端になっている中空状の遊技球通路部材が回転しており、遊技球通路部材の内部をパチンコ球が落下転動すると、パチンコ球の自重・速度などにより大きな遠心力が無作為に遊技球通路部材に作用することになるので、パチンコ球が放出される遊技球通路部材の下端開口部を3次元的に移動させることができる。そのため、遊技球通路部材の下端開口部から放出されるパチンコ球の転動方向は、3次元的にランダムとなり、予想することが難しくなるので、そのパチンコ球に対する新たな興味を発生させる。
このとき、遊技球通路部材として使用されるコイルバネの巻方向とその回転方向を一致させると、遊技球通路部材に作用する遠心力がさらに大きくなり、より一層に、パチンコ球が放出される遊技球通路部材の下端開口部を3次元的に移動させることができるため、遊技球通路部材の下端開口部から放出されるパチンコ球の転動方向は、3次元的にランダムとなり、予想することが難しくなるので、そのパチンコ球に対する新たな興味を発生させる。
また、遊技球通路部材に曲げ形状を与え、遊技球通路部材の下端開口部を鉛直方向から外した状態にすると、より一層に、パチンコ球が放出される遊技球通路部材の下端開口部を3次元的に移動させることができるため、遊技球通路部材の下端開口部から放出されるパチンコ球の転動方向は、3次元的にランダムとなり、予想することが難しくなるので、そのパチンコ球に対する新たな興味を発生させる。
また、遊技球通路部材をセンター役物内部に設け、同時に通過するパチンコ球の数に応じて通過するパチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角を変更して遊技球落下領域に振り分けるので、センター役物内部に入球したパチンコ球の数に応じてパチンコ球を確実に振り分けることが可能となる。従って、複数のパチンコ球を入球させた遊技者に対して入球による達成感を付与し、遊技意欲を向上させることができる。
以下、本発明に係るゲーム装置について、本発明に係る遊技機をパチンコ機に具体化した第1乃至第3実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
先ず、本発明の第1実施形態について以下に図面を参照にして説明する。
図1は、第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤に配設される振分役物の一例を示した斜視図である。
そこで、先ず、振分役物101の概要について説明する。
図1に示すように、振分役物101は、パチンコ球が通過することが可能な貫通口102が貫設された入口部材103と、パチンコ球が通過することが可能なJ字状のコイルバネ104、そのコイルバネ104の上端開口部を保持する保持部材105、その保持部材105に突設された第1歯車106、その第1歯車106と歯合する第2歯車107、その第2歯車107の駆動源であるモータ108などから構成されている。
この点、第1歯車106は、不図示の遊技盤に設けられた連結穴に介在しており、これによって、入口部材103と、コイルバネ104、保持部材105が不図示の遊技盤の正面側に配置され、第2歯車107とモータ108が不図示の遊技盤の背面側に配置される。
そして、コイルバネ104の巻き方向Sと同じ方向である矢印Zの向きにモータ108が回転すると、第2歯車107及び第1歯車106を介して、モータ108の回転運動が保持部材105に伝達され、保持部材105に固定されたコイルバネ104が回転される状態になる。
従って、入口部材103の貫通口102を介して、コイルバネ104の上端開口部を通過したパチンコ球は、コイルバネ104の内部に衝突しながら転動・落下し、コイルバネ104の下端開口部から不図示の遊技盤に放出される。このとき、コイルバネ104の上端開口部を通過した際のパチンコ球の速度・回転方向・転動方向などにより、コイルバネ104の内部で衝突しながら転動・落下するパチンコ球の挙動が変化する。さらに、コイルバネ104は回転された状態にあり、また、J字状のコイルバネ104はその下端開口部付近で曲がった形状にあり、さらに、コイルバネ104の下端開口部は自由端になっている。よって、コイルバネ104は回動・変形・復元などの複雑な動作を繰り返し、さらに、コイルバネ104内のパチンコ球の挙動の影響も加わって、コイルバネ104の下端開口部の位置が3次元的に変動するので、コイルバネ104の下端開口部からパチンコ球が四方八方に放出させることができる。
尚、J字状のコイルバネ104は、その下端開口部を含めた周辺を樹脂コーティングしたものを使用する。
すなわち、振分役物101では、変形自在な中空状のコイルバネ104が回転しており、コイルバネ104の内部をパチンコ球が落下転動すると、パチンコ球の自重・速度などにより大きな遠心力が無作為にコイルバネ104に作用することになるので、パチンコ球が放出されるコイルバネ104の下端開口部を3次元的に移動させることができる。そのため、コイルバネ104の下端開口部から放出されるパチンコ球の転動方向は、3次元的にランダムとなり、予想することが難しくなるので、そのパチンコ球に対する新たな興味を発生させる。
さらに、このとき、コイルバネ104の巻き方向の矢印Sと同じ方向である矢印Zの向きでコイルバネ104が回転されるように、モータ108の回転方向を設定しているので、パチンコ球に作用する遠心力がさらに大きくなり、より一層に、パチンコ球が放出されるコイルバネ104の下端開口部を3次元的に移動させることができるため、コイルバネ104の下端開口部から放出されるパチンコ球の転動方向は、3次元的にランダムとなり、予想することが難しくなるので、そのパチンコ球に対する新たな興味を発生させる。
また、コイルバネ104がJ字状の曲げ形状を有しており、コイルバネ104の下端開口部が鉛直方向から外れた状態になっているので、より一層に、パチンコ球が放出されるコイルバネ104の下端開口部を3次元的に移動させることができるため、コイルバネ104の下端開口部から放出されるパチンコ球の転動方向は、3次元的にランダムとなり、予想することが難しくなるので、そのパチンコ球に対する新たな興味を発生させる。
もっとも、パチンコ球が放出されるコイルバネ104の下端開口部を3次元的に移動させると、不図示の遊技盤やガラス面等との接触・衝突を起こすおそれがあるが、ここでは、コイルバネ104の下端開口部を含めた周辺部分を樹脂コーティングしているので、コイルバネ104の下端開口部が不図示の遊技盤やガラス面等と接触・衝突を起こしても、その周辺を傷つけないことが可能となる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、コイルバネ104の下端開口部のみを樹脂コーティングした場合には、コイルバネ104の巻き方向Sと逆方向にモータ108を回転させれば、コイルバネ104の下端開口部の先端断面が不図示の遊技盤やガラス面等と接触・衝突を起こしにくくなるので、不図示の遊技盤やガラス面等が傷つきにくくなる。
また、コイルバネ104は、樹脂製のものであってもよい。
また、振分役物101では、コイルバネ104の巻き方向の矢印Sと同じ方向である矢印Zの向きでモータ108を回転させることにより、コイルバネ104を回転させた状態にしていた。この点、モータ21を双方向に回転させることにより、コイルバネ104を左右に振られた状態にしてもよい。
次に、図16の正面図に示されたパチンコ機1の遊技盤2に配設された振分役物11について説明する。振分役物11は、後述する図7〜図15に示すように、モータ21と、歯車31、コイルバネ41、変形保持部材51、架台61などから構成されている。
ここで、モータ21の三面図(第三角法による正面図・平面図・側面図をあわせて表したもの。以下、同じ。)を図2に示し、歯車31の三面図を図3に示し、コイルバネ41の二面図(第三角法による正面図・平面図をあわせて表したもの。)を図4に示し、変形保持部材51の三面図を図5に示し、架台61の三面図を図6に示す。
この点、図2に示すように、モータ21には、駆動軸22や一対の取付穴23などが設けられている。
また、図3に示すように、歯車31には、上記駆動軸22が嵌合される軸穴32が設けられている。
また、図4に示すように、コイルバネ41は、矢印Sの方向に弦巻状に金属線(例えば、鋼やステンレス)を巻いたものである。さらに、コイルバネ41の内径やピッチ間隔については、コイルバネ41が曲線状になってもパチンコ球が通過し得るようなサイズが選定されている。
また、図5に示すように、変形保持部材51は、上記コイルバネ41の上端が嵌挿される円形開口部52を設けた上端把持部材53と、上記コイルバネ41の下端が嵌め込まれる円形凸条部54を設けた下端把持部材55と、上端把持部材53と下端把持部材55とを連結する連結部材56などから構成されている。この点、上端把持部材53の外周には、上記歯車31と歯合し得る歯形部57が形成されている。また、下端把持部材55の円形凸条部54の内側には、パチンコ球が通過することが可能な円形開口部58が形成されている。また、連結部材56の全長は、上記コイルバネ41の全長よりも短くなっている。さらに、連結部材56及び下端把持部材55については、樹脂製のものを使用している。
また、図6に示すように、架台61には、遊技盤2(図16参照)に固定するための固定部62と、その固定部62に突設された吊下部63、その吊下部63と反対側で上記固定部62に突設された取付部64などから構成されている。この点、固定部62には、取付穴65が設けられており、この取付穴65を介した取付ネジによって、架台61が遊技盤2(図16参照)に固定される。また、吊下部63には、パチンコ球が通過することが可能な円形開口部69が形成されており、さらに、円形開口部69の外側には、上記変形保持部材51の上端把持部材53が遊嵌されて回動自在に摺動し得る環状溝66が形成されている。また、取付部6には、上記モータ21の駆動軸22を突出させるための開口67と上記モータ21の一対の取付穴23に対向しうる一対の取付穴68が形成されている。
従って、取付部64の一対の取付穴68に対してモータ21の一対の取付穴23を重ね合わせ、それらの取付穴23,68を介した取付ネジによって、取付部6の下方からモータ21を固定させることができる。このとき、取付部64の開口67からモータ21の駆動軸22が突出した状態になるので、そのモータ21の駆動軸22に対して歯車31の軸穴32を嵌合させることにより、モータ21に歯車31を取り付けることができる。
一方、変形保持部材51においては、上端把持部材53の円形開口部52にコイルバネ41の上端を嵌挿させるとともに下端把持部材55の円形凸条部54にコイルバネ41の下端を嵌め込むことにより、コイルバネ41が取り付けられる。このとき、上端把持部材53と下端把持部材55とを連結する連結部材56の全長がコイルバネ41の全長よりも短いことから、コイルバネ41はJ字状の曲がった状態になる。
そして、架台61において、吊下部63の環状溝66に対し、コイルバネ41が取り付けられた状態にある変形保持部材51の上端把持部材53を遊嵌させると、その上端把持部材53に周設された歯形部57とモータ21に取付けられた歯車31とが歯合することになり、図17に示す振分役物11が組み立てられる。
そして、振分役物11においては、モータ21が一方向に回転すると、歯車31及び歯形部57を介して、モータ21の回転運動が上端把持部材53に伝達されるので、上端把持部材53に吊り下げられたコイルバネ41が一方向に回転される状態になる。
但し、ここでは、コイルバネ41の巻き方向である矢印S(図4参照)と同じ方向でコイルバネ41が回転されるように、モータ21の回転方向を設定する。
従って、振分役物11においては、吊下部63の円形開口部69を介して、コイルバネ41の上端開口部を通過したパチンコ球は、コイルバネ41の内部に衝突しながら転動・落下し、コイルバネ41の下端開口部から遊技盤2に放出される。このとき、コイルバネ41の上端開口部を通過した際のパチンコ球の速度・回転方向・転動方向などにより、コイルバネ41の内部で衝突しながら転動・落下するパチンコ球の挙動が変化する。さらに、コイルバネ41は一方向に回転された状態にあり、また、J字状のコイルバネ41はその下端開口部付近で曲がった形状にあり、さらに、コイルバネ41の下端開口部は自由端になっている。よって、コイルバネ41は回転・変形・復元などの複雑な動作を繰り返し、さらに、コイルバネ41内のパチンコ球の挙動の影響も加わって、コイルバネ41の下端開口部の位置が3次元的に変動するので、コイルバネ41の下端開口部からパチンコ球が四方八方に放出させることができる。
尚、コイルバネ41の下端開口部の位置が3次元的に変動することを示すために、コイルバネ41の下端開口部が右側に移動した場合の遊技盤2について、図7に正面図を示し、図8に平面図を示し、図9に側面図を示す。また、コイルバネ41の下端開口部が左側に移動した場合の遊技盤2について、図10に正面図を示し、図11に平面図を示し、図12に側面図を示す。さらに、コイルバネ41の下端開口部が中央に移動した場合の遊技盤2について、図13に正面図を示し、図14に平面図を示し、図15に側面図を示す。
すなわち、振分役物11では、変形自在な中空状のコイルバネ41が回転しており、コイルバネ41の内部をパチンコ球が落下転動すると、パチンコ球の自重・速度などにより大きな遠心力が無作為にコイルバネ41に作用することになるので、パチンコ球が放出されるコイルバネ41の下端開口部を3次元的に移動させることができる。そのため、コイルバネ41の下端開口部から放出されるパチンコ球の転動方向は、3次元的にランダムとなり、予想することが難しくなるので、そのパチンコ球に対する新たな興味を発生させる。
さらに、このとき、コイルバネ41の巻き方向である矢印S(図4参照)と同じ方向でコイルバネ41が回転されるように、モータ21の回転方向を設定しているので、パチンコ球に作用する遠心力がさらに大きくなり、より一層に、パチンコ球が放出されるコイルバネ41の下端開口部を3次元的に移動させることができるため、コイルバネ41の下端開口部から放出されるパチンコ球の転動方向は、3次元的にランダムとなり、予想することが難しくなるので、そのパチンコ球に対する新たな興味を発生させる。
また、コイルバネ41がJ字状の曲げ形状を有しており、コイルバネ41の下端開口部が鉛直方向から外れた状態になっているので、より一層に、パチンコ球が放出されるコイルバネ41の下端開口部を3次元的に移動させることができるため、コイルバネ41の下端開口部から放出されるパチンコ球の転動方向は、3次元的にランダムとなり、予想することが難しくなるので、そのパチンコ球に対する新たな興味を発生させる。
もっとも、パチンコ球が放出されるコイルバネ41の下端開口部を3次元的に移動させると、不図示の遊技盤やガラス面等との接触・衝突を起こすおそれがあるが、ここでは、コイルバネ41の下端開口部を含めた周辺部分を樹脂製の下端把持部材55で保持し覆っているので、コイルバネ41の下端開口部が遊技盤2等と接触・衝突を起こしても、その周辺を傷つけないことが可能となる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、コイルバネ41は、樹脂製のものであってもよい。
また、コイルバネ41については、予めJ字状に成形されたものを使用してもよい。但し、この場合には、変形保持部材51を使用する必要なくなるが、周辺の傷つき防止の観点からすれば、コイルバネ41の下端開口部を含めた周辺部分を樹脂コーティングすることが望ましい。さらに、コイルバネ41の下端開口部のみを樹脂コーティングした場合には、コイルバネ41の巻き方向Sと逆方向にモータ21を回転させれば、コイルバネ41の下端開口部の先端断面が不図示の遊技盤やガラス面等と接触・衝突を起こしにくくなるので、不図示の遊技盤やガラス面等が傷つきにくくなる。
また、振分役物11では、コイルバネ41の巻き方向である矢印S(図4参照)と同じ方向でモータ21を回転させることにより、上端把持部材53に吊り下げられたコイルバネ41を回転させた状態にしていた。この点、モータ21を双方向に回転させることにより、コイルバネ41を左右に振られた状態にしてもよい。
尚、コイルバネ41を左右に振られた状態にする点に関しては、以下の振分役物も考えられる。
すなわち、図17は、コイルバネを左右に振られた状態にする振分役物の一例を示した斜視図である。
そこで、次に、振分役物201の概要について説明する。
図17に示すように、振分役物201は、パチンコ球が通過することが可能な貫通口202が貫設された入口部材203と、パチンコ球が通過することが可能なJ字状のコイルバネ204、そのコイルバネ204の上端開口部を保持する保持部材205、その保持部材205に突設された伝動板206、その伝動板206と連結するプランジャ207、そのプランジャ207の駆動源であるソレノイド208などから構成されている。
この点、伝動板206は、不図示の遊技盤に設けられた連結穴に介在しており、これによって、入口部材203と、コイルバネ204、保持部材205が不図示の遊技盤の正面側に配置され、プランジャ207とソレノイド208が不図示の遊技盤の背面側に配置される。
そして、ソレノイド208が駆動すると、プランジャ207及び伝動板206を介して、ソレノイド208の往復運動が保持部材205に伝達され、保持部材205に固定されたコイルバネ204が左右に振られる状態になる。
従って、入口部材203の貫通口202を介して、コイルバネ204の上端開口部を通過したパチンコ球は、コイルバネ204の内部に衝突しながら転動・落下し、コイルバネ204の下端開口部から不図示の遊技盤に放出される。このとき、コイルバネ204の上端開口部を通過した際のパチンコ球の速度・回転方向・転動方向などにより、コイルバネ204の内部で衝突しながら転動・落下するパチンコ球の挙動が変化する。さらに、コイルバネ204は左右に振られた状態にあり、また、J字状のコイルバネ204はその下端開口部付近で曲がった形状にあり、さらに、コイルバネ204の下端開口部は自由端になっている。よって、コイルバネ204は回動・変形・復元などの複雑な動作を繰り返し、さらに、コイルバネ204内のパチンコ球の挙動の影響も加わって、コイルバネ204の下端開口部の位置が3次元的に変動するので、コイルバネ204の下端開口部からパチンコ球が四方八方に放出させることができる。
尚、J字状のコイルバネ204は、その下端開口部を含めた周辺を樹脂コーティングしたものを使用する。
すなわち、振分役物201では、変形自在な中空状のコイルバネ204が左右に振られた状態にあり、コイルバネ204の内部をパチンコ球が落下転動すると、パチンコ球の自重・速度などにより大きな外力が無作為にコイルバネ204に作用することになるので、パチンコ球が放出されるコイルバネ204の下端開口部を3次元的に移動させることができる。そのため、コイルバネ204の下端開口部から放出されるパチンコ球の転動方向は、3次元的にランダムとなり、予想することが難しくなるので、そのパチンコ球に対する新たな興味を発生させる。
また、コイルバネ204がJ字状の曲げ形状を有しており、コイルバネ204の下端開口部が鉛直方向から外れた状態になっているので、より一層に、パチンコ球が放出されるコイルバネ204の下端開口部を3次元的に移動させることができるため、コイルバネ204の下端開口部から放出されるパチンコ球の転動方向は、3次元的にランダムとなり、予想することが難しくなるので、そのパチンコ球に対する新たな興味を発生させる。
もっとも、パチンコ球が放出されるコイルバネ204の下端開口部を3次元的に移動させると、不図示の遊技盤やガラス面等との接触・衝突を起こすおそれがあるが、ここでは、コイルバネ204の下端開口部を含めた周辺部分を樹脂コーティングしているので、コイルバネ204の下端開口部が不図示の遊技盤やガラス面等と接触・衝突を起こしても、その周辺を傷つけないことが可能となる。
尚、コイルバネ204の材質は真鍮製や樹脂製のものであってもよい。
(第2実施形態)
次に、振分役物を「普通機」と呼ばれる種のパチンコ機に設けられるセンター役物に対して適用した第2実施形態について以下に図面を参照にして説明する。尚、以下の説明において上記図1乃至図17の第1実施形態に係るパチンコ機1の構成と同一符号は、前記第1実施形態に係るパチンコ機1等の構成と同一あるいは相当部分を示すものである。
先ず、第2実施形態に係るパチンコ機における遊技盤301上の遊技領域302の構成について説明する。図18は第2実施形態に係るパチンコ機の遊技盤301の遊技領域302を示した平面図である。
この遊技領域302は、所定厚さの板材をなした遊技盤301上に電動役物などの各構造物が配設され、それを囲むように環状のレール303が立設されて構成されている。このレール303は、発射されたパチンコ球を遊技領域302内に案内する重複して形成した案内路304を構成し、右肩部にはレール303に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するための段差部305を有する。
遊技領域302のほぼ中央には、開口部が開設され、この開口部の前面側には振分役物であるセンター役物306が配設されている。このセンター役物306は、後述するように、遊技領域302を転動するパチンコ球をセンター役物306内部に入球させる2つの入球口350、351と、内部でパチンコ球を転動させるとともにコイルバネ354へと案内するクルーン355と、J字状に形成された中空状のコイルバネ354と、コイルバネ354の内部を通過したパチンコ球を落下地点に基づいて複数個(第2実施形態では3個)の振分孔361〜363に振り分ける振分樋360と、から構成される。
ここで、センター役物306によって振り分けられたパチンコ球が振分孔361〜363の内、特に中央に位置する当り振分孔361(図21参照)に入球すると、センター役物306の下部に設けられた中央普通電動役物307、308の羽根307A、308Aが両方同時に開放される。一方、外周左側に位置する外れ振分孔362(図21参照)に入球すると、中央普通電動役物307の左側に配置された側部普通電動役物309の羽根309Aが開放される。また、外周右側に位置する外れ振分孔363(図21参照)に入球すると、中央普通電動役物307の右側に配置された側部普通電動役物310の羽根310Aが開放される。
そして、その振り分け結果に基づいて、遊技者はその後の遊技において獲得可能なパチンコ球の量が決定され、当り振分孔361に入球した場合に遊技者により有利となるように構成されている。尚、センター役物306に関しては後に詳細に説明する。
また、遊技盤301の裏面には、センター役物306内部で外れ振分孔362、363に振り分けられたパチンコ球を通過させる第1及び第2排出通路311、312が設けられている。この内、第1排出通路311は、外れ振分孔362に入球したパチンコ球を側部普通電動役物309の裏側へと案内し、側部普通電動役物309の羽根309Aを機械的に開閉させるレバー(図示せず)に接触させることにより、羽根309Aを開放する。
一方、第2排出通路312は、外れ振分孔363に入球したパチンコ球を側部普通電動役物310の裏側へと案内し、側部普通電動役物310の羽根310Aを機械的に開閉させるレバー(図示せず)に接触させることにより、羽根310Aを開放する。
一方、センター役物306の左右側には風車315〜317が回転自在に設けられている。また、中央普通電動役物308の左右には、普通電動役物320、321が配置されている。ここで、前記側部普通電動役物309にパチンコ球が入賞すると、普通電動役物320の羽根320Aが開放される。また、前記側部普通電動役物310にパチンコ球が入賞すると、普通電動役物321の羽根321Aが開放される。
また、センター役物306の左側にはゲート322が配置され、ゲート322にはパチンコ球の通過を検出するゲートスイッチ(不図示)が備えられており、パチンコ球の通過を検出することで、側部普通電動役物309の羽根309Aが開放される。それによって、この側部普通電動役物309に対してパチンコ球が入球可能な領域が拡大し、側部普通電動役物309に入賞し易くなる。同様に、センター役物306の右側にはゲート323が配置され、ゲート323にはパチンコ球の通過を検出するゲートスイッチ(不図示)が備えられており、パチンコ球の通過を検出することで、側部普通電動役物310の羽根310Aが開放される。それによって、この側部普通電動役物310に対してパチンコ球が入球可能な領域が拡大し、側部普通電動役物310に入賞し易くなる。
また、中央普通電動役物308、側部普通電動役物310、311、普通電動役物320、321の上部にはそれぞれゲート308B、310B、311B、320B、321Bが設けられ、各ゲートにはパチンコ球の通過を検出するゲートスイッチ(不図示)が備えられている。そして、ゲートスイッチがパチンコ球の通過を検出することで、検出されたゲートを有する役物の羽根が開放される。それによって、当該役物に対してパチンコ球が入球可能な領域が拡大し、入賞し易くなる。
また、中央普通電動役物308の直下にはレール303に沿ってアウト口325が開設されている。更に、レール303に囲まれたこのような遊技領域302には、前記各構成物とともに複数の釘が打設されてパチンコ球の複雑な流路を構成している。
続いて、前記遊技盤301に設けられたセンター役物306について図19を用いて詳細に説明する。図19は第2実施形態に係るセンター役物306について示した斜視図である。
図19に示すように、第2本実施形態に係るセンター役物306は、入球口350、351と、案内通路356、357と、クルーン355と、保持部材収納ケース353と、コイルバネ354と、振分樋360と、から基本的に構成される。
入球口350、351は、センター役物306の上部に左右一対に設けられ、遊技領域302を転動するパチンコ球をセンター役物306内部に入球させる円形状の開口部である。また、入球口350、351の内部にはパチンコ球の通過を検出するセンサが設けられており、入球したことを検出すると所定数のパチンコ球が遊技者に払い出される。
案内通路356、357は、前記入球口350、351を一端に形成し、入球口350、351から入球したパチンコ球をセンター役物306内部へと案内する為の略L字形状の通路である。
クルーン355は、前記案内通路356、357の下端から落下したパチンコ球を受けて所定期間転動させるとともに、中央に形成された円形開口部358から保持部材収納ケース353内へとパチンコ球を案内する。尚、クルーン355の底面はパチンコ球が円形開口部358へと導かれるように中央方向へと徐々に傾斜されて形成されている。
また、保持部材収納ケース353は円筒形状を有し、図20に示す支持部材としての保持部材371が内部に収納されている。そして、収納された保持部材371の底面に対してはパチンコ球が通過することが可能なJ字状のコイルバネ354が取り付けられている。ここで、前記クルーン355の円形開口部358から落下したパチンコ球は、保持部材371を通過して上端開口部359からコイルバネ354の内部へと入球する。尚、前記クルーン355及び保持部材収納ケース353は、光を透過させる透過性部材(例えば、透明樹脂)により形成されている。従って、クルーン355内で転動するパチンコ球や保持部材収納ケース353を通過するパチンコ球を遊技者が外部より認視可能になっている。
コイルバネ354は、パチンコ球が通過することが可能なJ字状のコイルバネであり、下端が鉛直方向から所定角度傾斜されている。また、図20に示すように、コイルバネ354の上端開口部を保持する保持部材371と、その保持部材371に突設された第1歯車372と、その第1歯車372と歯合する第2歯車373と、その第2歯車373の駆動源である駆動モータ374等が別途付設されている。図20は第2実施形態に係るコイルバネ354の回転構造を示した模式図である。
そして、駆動モータ374が回転すると、第2歯車373及び第1歯車372を介して、駆動モータ374の回転運動が保持部材371に伝達され、保持部材371に固定されたコイルバネ354が回転される。尚、その際のコイルバネ354の回転方向は、コイルバネ354の巻き方向Sと同方向となっている。
従って、クルーン355の円形開口部358及び保持部材371を介して、コイルバネ354の上端開口部359を通過したパチンコ球は、コイルバネ354の内部に衝突しながら転動・落下し、コイルバネ354の下端開口部から振分樋360に放出される。また、コイルバネ354の下端開口部は自由端になっており、このとき、コイルバネ354を同時に通過するパチンコ球の数(即ち、パチンコ球の自重)により、コイルバネ354の弾性による撓み量が変化し、パチンコ球の進行方向が段階的に変化する(図22参照)。更に、コイルバネ354は回転された状態にあるので、コイルバネ354の下端開口部の位置が3次元的に変動し、コイルバネ354の下端開口部からパチンコ球が四方八方に放出させることができる。
また、第2実施形態に係るパチンコ機で用いられるコイルバネ354の弾性係数は、コイルバネ354の先端が遊技者側に向けられた場合を除き、通過するパチンコ球の数が1個のみの場合に下端開口部から振分樋360に放出されたパチンコ球が後述の第1外れ領域367又は第2外れ領域368(図21参照)のいずれかに落下し、且つ、同時に通過するパチンコ球の数が2個以上の場合に下端開口部から振分樋360に放出されたパチンコ球が当り領域366(図21参照)に落下するように設計されている。
尚、J字状のコイルバネ354は、その下端開口部を含めた周辺を樹脂コーティングしたものを使用することが望ましい。
また、振分樋360は、コイルバネ354の下方に設けられたトレイ状の部材であり、仕切壁365によってその上面に3つの領域が略同心円状に形成されている。ここで、図21は第2実施形態に係る振分樋360を示した上面図である。
図21に示すように、振分樋360には、当り振分孔361が底面に形成された当り領域366と、外れ振分孔362が底面に形成された第1外れ領域367と、外れ振分孔363が底面に形成された第2外れ領域368が形成されている。更に、各領域366〜368の底面は落下したパチンコ球が各振分孔361〜363へと導かれるように振分孔方向へ所定角度で傾斜されている。
ここで、第1及び第2外れ領域367、368は、基本的に当り領域366の外周に位置しており、通過するパチンコ球の数が1個のみの場合には、下端開口部から振分樋360に放出されたパチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角θが第1外れ領域367又は第2外れ領域368の範囲内に落下可能な所定角度(例えば60°)未満で所定角度(例えば15°)以上となって、パチンコ球は第1外れ領域367又は第2外れ領域368のいずれかに落下する。一方、同時に通過するパチンコ球の数が2個以上の場合には、下端開口部から振分樋360に放出されたパチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角θが当り領域366の範囲内に落下可能な所定角度(例えば15°)未満で所定角度(例えば0°)以上となって、パチンコ球は当り領域366に落下する。尚、当り領域366の傾斜角θの範囲と、第1外れ領域367又は第2外れ領域368の傾斜角θの範囲とは連続している。
また、特に第2実施形態に係る振分樋360は、当り領域366を形成する仕切壁365が円形状ではなくU字状に設けられており、当り領域366は遊技盤301の垂直方向を長手方向とする略楕円形状をなす。従って、後述のように、コイルバネ354の先端が遊技者方向を向いたタイミングでパチンコ球が下端開口部から振分樋360に放出された際には、同時に通過するパチンコ球の数に関わらず、当り領域366に必ず落下することとなる(図23参照)。
次に、図22及び図23を用いて、センター役物306によるパチンコ球の振り分け機構について説明する。図22の(A)は、コイルバネ354内をパチンコ球が1球のみ通過する際のパチンコ球の挙動を示した模式図、図22の(B)は、コイルバネ354内をパチンコ球が同時に2球通過する際の各パチンコ球の挙動を示した模式図である。また、図23は、コイルバネ354の先端が遊技者方向を向いたタイミングで、コイルバネ354内をパチンコ球が1球のみ通過する際のパチンコ球の挙動を示した模式図である。尚、図22の(A)及び(B)は図21の線A−Aで振分樋360を切断した際の矢視断面図に相当し、図23は図21の線B−Bで振分樋360を切断した際の矢視断面図に相当する。
図22(A)に示すように、パチンコ球5が駆動モータ374によって回転するコイルバネ354の内部を1球のみ通過する場合には、パチンコ球5の自重によってコイルバネ354にα(≦パチンコ球が通過しない状態での撓み)の撓みが生じる。そして、下端開口部354Aからパチンコ球5が傾斜角θ1の進行方向により振分樋360に放出された場合には、該パチンコ球5は第1外れ領域367に落下し、その後、外れ振分孔362に入球することとなる。
図22(B)に示すように、パチンコ球5が駆動モータ374によって回転するコイルバネ354の内部を2球同時に通過する場合には、パチンコ球の2球分の自重によってコイルバネ354にβ(<α)の撓みが生じる。そして、下端開口部354Aからパチンコ球5が傾斜角θ2の進行方向により振分樋360に放出された場合には、該パチンコ球5は当り領域366に落下し、その後、当り振分孔361に入球することとなる。尚、図示は省略するが、コイルバネ354の内部をパチンコ球5が3球以上同時に通過する場合においても、当然に下端開口部354Aから放出されたパチンコ球5は当り領域366に落下する。
一方、前記したように第2実施形態に係るパチンコ機では、当り領域366は特殊な略楕円形状を有している(図21参照)ので、コイルバネ354の先端が遊技者方向を向いたタイミングで、図23に示すように、パチンコ球5が駆動モータ374によって回転するコイルバネ354の内部を1球のみ通過する場合には、下端開口部354Aから傾斜角θ2の進行方向により振分樋360に放出されたパチンコ球5は当り領域366に落下する。その後、当り振分孔361に入球することとなる。また、図示は省略するが、図23に示すタイミングでは、コイルバネ354の内部をパチンコ球5が2球以上同時に通過する場合においても、当然に下端開口部354Aから放出されたパチンコ球5は当り領域366に落下する。
即ち、第2実施形態に係るパチンコ機では、コイルバネ354の内部をパチンコ球が2球以上同時に通過する場合には、下端開口部354Aから放出されたパチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角θが当り領域366の範囲内に落下可能な所定角度(例えば15°)未満で所定角度(例えば0°)以上となるので、パチンコ球は当り領域366に落下する。更に、コイルバネ354の内部をパチンコ球が1球のみ通過する場合であっても、コイルバネ354の先端が遊技者方向を向いたタイミングでパチンコ球が放出される場合では、下端開口部354Aから放出されたパチンコ球は当り領域366に落下する。従って、遊技者は、多数のパチンコ球をセンター役物306内に入球させることによって、より有利な遊技結果を得ることができる。また、1球のみしか入球できなかった場合であっても、所定の割合で当り振分孔361に入球させることが可能であり、遊技者を飽きさせることがない。
以上より、第2実施形態に係るパチンコ機では、コイルバネ354をセンター役物306内部に設け、同時に通過するパチンコ球の数に基づいて通過するパチンコ球の進行方向を段階的に変更して振り分けるので、センター役物306内部に入球したパチンコ球の数に応じてパチンコ球を確実に振り分けることが可能となる。従って、複数のパチンコ球を入球させた遊技者に対して入球による達成感を付与し、遊技意欲を向上させることができる。また、パチンコ球の振り分けにおいて、可動部が少なくシンプルな構造とすることが可能であり、低コスト・高信頼性を確保することができる。
また、コイルバネ354の下端開口部354Aから送出されたパチンコ球が落下する領域を、コイルバネ354を通過するパチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角θによって定義された領域(同心円状の領域)を二以上含んだ状態で仕切壁365によって区分するので、コイルバネ354を通過するパチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角θが所定の角度範囲(例えば、パチンコ球が1球のみ通過する場合の角度)である場合に、パチンコ球を所定の割合で当り領域366と外れ領域367、368とに区分して振り分けるので、パチンコ球の振り分けがコイルバネ354を同時に通過するパチンコ球の数に依存することを減少させることができる。従って、遊技者がパチンコ球の入賞結果の予想することが困難となり、そのパチンコ球に対する新たな興味を発生させる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係るパチンコ機について図24及び図25に基づいて説明する。尚、以下の説明において上記図18乃至図23の第2実施形態に係るパチンコ機の構成と同一符号は、前記第2実施形態に係るパチンコ機の構成と同一あるいは相当部分を示すものである。
この第3実施形態に係るパチンコ機の概略構成は、第2実施形態に係るパチンコ機とほぼ同じ構成である。また、各種制御処理も第2実施形態に係るパチンコ機とほぼ同じ制御処理である。
ただし、第2実施形態に係るパチンコ機では、センター役物306内部の振分樋360の当り領域366(図21参照)が、略楕円形状を有しているのに対して、第3実施形態に係るパチンコ機では、センター役物406内部の振分樋460の当り領域466(図25参照)が、略円形状を有している点で前記第2実施形態に係るパチンコ機と異なっている。
以下に、第3実施形態に係るパチンコ機に設けられるセンター役物406について図24を用いて詳細に説明する。図24は第3実施形態に係るセンター役物406について示した斜視図である。
図24に示すように、第3本実施形態に係るセンター役物406は、入球口350、351と、案内通路356、357と、クルーン355と、保持部材収納ケース353と、コイルバネ354と、振分樋460と、から基本的に構成される。
ここで、入球口350、351、案内通路356、357、クルーン355、保持部材収納ケース353、コイルバネ354の構造に関しては、前記第2実施形態に係るセンター役物306と同様であるので、ここではその説明は省略する。
一方、振分樋460は、コイルバネ354の下方に設けられたトレイ状の部材であり、仕切壁465によってその上面に2つの領域が形成されている。ここで、図25は第3実施形態に係る振分樋460を示した上面図である。
図25に示すように、第3実施形態に係る振分樋460には、当り振分孔461が底面に形成された当り領域466と、外れ振分孔462、463が左右底面に形成された外れ領域467が形成されている。また、各領域466、467の底面は落下したパチンコ球が各振分孔461〜463へと導かれるように振分孔方向へ所定角度で傾斜されている。
ここで、外れ領域467は当り領域466の外周に位置しており、通過するパチンコ球の数が1個のみの場合には、下端開口部から振分樋360に放出されたパチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角θが外れ領域467の範囲内に落下可能な所定角度(例えば60°)未満で所定角度(例えば15°)以上となって、パチンコ球はコイルバネ354の回転角度に関わらず外れ領域467に必ず落下する。一方、同時に通過するパチンコ球の数が2個以上の場合には、下端開口部から振分樋360に放出されたパチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角θが当り領域466の範囲内に落下可能な所定角度(例えば15°)未満で所定角度(例えば0°)以上となって、パチンコ球はコイルバネ354の回転角度に関わらず必ず当り領域466に落下する。尚、当り領域466の傾斜角θの範囲と、外れ領域467の傾斜角θの範囲とは連続している。
従って、遊技者は、多数のパチンコ球をセンター役物406内に入球させることによって、より有利な遊技結果を得ることができることとなっている。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、第2及び第3実施形態において、振分樋360、460は基本的に当り領域と外れ領域との2種類の領域によって形成され、コイルバネ354を通過するパチンコ球の数によっていずれかの領域に振り分けることとしていたが、振り分ける領域の数は2種類に限られることなく、3種類以上の領域に振り分けることとしても良い。例えば、図26は3種類の領域によって形成した振分樋の変形例について示した上面図である。
図26に示す振分樋560には、仕切壁566によってその上面に5つの領域が形成され、具体的には、大当り振分孔561が底面に形成された大当り領域567と、中当り振分孔562が底面に形成された第1中当り領域568と、中当り振分孔563が底面に形成された第2中当り領域569と、外れ振分孔564が底面に形成された第1外れ領域570と、外れ振分孔565が底面に形成された第2外れ領域571が形成されている。
そして、第1及び第2中当り領域568、569は大当り領域567の外周に位置し、第1及び第2外れ領域570、571は第1及び第2中当り領域568、569の更に外周に位置する。その結果、コイルバネ354の撓み量(言い換えれば、パチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角)が第1所定量以上の場合(例えば、通過するパチンコ球の数が1個のみの場合)に下端開口部から振分樋560に放出されたパチンコ球は、第1外れ領域570又は第2外れ領域571のいずれかに落下する。
一方、コイルバネ354の撓み量(言い換えれば、パチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角)が第1所定量未満で第2所定量以上の場合(例えば、同時に通過するパチンコ球の数が2個の場合)に下端開口部から振分樋560に放出されたパチンコ球は、第1中当り領域568又は第2中当り領域569のいずれかに落下する。
更に、コイルバネ354の撓み量(言い換えれば、パチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角)が第2所定量未満の場合(例えば、同時に通過するパチンコ球の数が3個以上の場合)に下端開口部から振分樋560に放出されたパチンコ球は、大当り領域567に落下する。
そして、外れ振分孔564、565にパチンコ球が入球するよりも、中当り振分孔562、563にパチンコ球が入球した場合のほうが、より遊技者に有利な結果となるように構成され、更に、中当り振分孔562、563にパチンコ球が入球するよりも、大当り振分孔561にパチンコ球が入球した場合のほうが、遊技者に有利な結果となるように構成されている。従って、センター役物内に入球させたパチンコ球の数によって、より多様なパチンコ球の振り分けが可能となり、遊技者を飽きさせることがない。
更に、第2及び第3実施形態において、コイルバネ354は駆動モータ374によってコイルバネの巻き方向Sに回転されることとしていたが(図20参照)、回転させることなく静止させた状態によってもパチンコ球の振り分けは可能である。図27の(A)は、固定したコイルバネ654内をパチンコ球が1球のみ通過する際のパチンコ球の挙動を示した模式図、図27の(B)は、固定したコイルバネ654内をパチンコ球が同時に2球通過する際の各パチンコ球の挙動を示した模式図である。
図27(A)に示すように、パチンコ球5が静止するコイルバネ354の内部を1球のみ通過する場合には、パチンコ球5の自重によってコイルバネ354にα(≦パチンコ球が通過しない状態での撓み)の撓みが生じる。そして、下端開口部654Aからパチンコ球5が傾斜角θ1で振分樋660に放出された場合には、該パチンコ球5は外れ領域665に落下し、その後、外れ振分孔662に入球することとなる。
一方、図27(B)に示すように、パチンコ球5が静止するコイルバネ354の内部を2球同時に通過する場合には、パチンコ球の2球分の自重によってコイルバネ354にβ(<α)の撓みが生じる。そして、下端開口部654Aからパチンコ球5が傾斜角θ2で振分樋660に放出された場合には、該パチンコ球5は当り領域664に落下し、その後、当り振分孔661に入球することとなる。尚、図示は省略するが、コイルバネ354の内部をパチンコ球5が3球以上同時に通過する場合においても、当然に下端開口部654Aから放出されたパチンコ球5は当り領域664に落下する。
従って、遊技者は、多数のパチンコ球をセンター役物306内に入球させることによって、より有利な遊技結果を得ることが可能となる。
本発明は、コイルバネや軟質樹脂などの螺旋状の部材をパチンコ機の役物として使用する技術に適用し得る。
第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤に配設される振分役物の一例を示した斜視図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤に配設される振分役物の一例において使用されるモータを示した三面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤に配設される振分役物の一例において使用される歯車を示した三面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤に配設される振分役物の一例において使用されるコイルバネを示した二面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤に配設される振分役物の一例において使用される変形保持部材を示した三面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤に配設される振分役物の一例において使用される架台を示した三面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤を示した正面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤を示した平面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤を示した平面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤を示した正面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤を示した平面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤を示した平面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤を示した正面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤を示した平面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤を示した平面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機を示した正面図である。 第1実施形態に係るパチンコ機の遊技盤に配設される振分役物の一例を示した斜視図である。 第2実施形態に係るパチンコ機の遊技盤の遊技領域を示した平面図である。 第2実施形態に係るセンター役物について示した斜視図である。 第2実施形態に係るコイルバネの回転構造を示した模式図である。 第2実施形態に係る振分樋を示した上面図である。 (A)は、コイルバネ内をパチンコ球が1球のみ通過する際のパチンコ球の挙動を示した模式図、(B)は、コイルバネ内をパチンコ球が同時に2球通過する際の各パチンコ球の挙動を示した模式図である。 コイルバネの先端が遊技者方向を向いたタイミングで、コイルバネ内をパチンコ球が1球のみ通過する際のパチンコ球の挙動を示した模式図である。 第3実施形態に係るセンター役物について示した斜視図である。 第3実施形態に係る振分樋を示した上面図である。 3種類の領域によって形成した振分樋の変形例を示した上面図である。 (A)は、固定したコイルバネ内をパチンコ球が1球のみ通過する際のパチンコ球の挙動を示した模式図、(B)は、固定したコイルバネ内をパチンコ球が同時に2球通過する際の各パチンコ球の挙動を示した模式図である。
符号の説明
1 パチンコ機
2 遊技盤
11 振分役物
21 モータ
31 歯車
41 コイルバネ
51 変形保持部材
52 円形開口部
53 上端把持部材
54 円形凸条部
55 下端把持部材
56 連結部材
57 歯形部
58 円形開口部
61 架台
62 固定部
63 吊下部
64 取付部
66 環状溝
306、406 センター役物

Claims (4)

  1. パチンコ球の直径よりも大きな内径を有する変形自在な中空状の遊技球通路部材と、
    前記遊技球通路部材の上端軸心回りに回転可能に支持すると共に、該遊技球通路部材の上端開口部へパチンコ球が進入可能となるように支持することにより前記遊技球通路部材遊技盤面上に吊り下げる支持部材と、
    前記支持部材を介して前記遊技球通路部材の上端部軸心回りに回転させる駆動手段と、を備え
    前記遊技球通路部材の下端開口部は3次元的に移動可能な自由端になっていること、を特徴とするパチンコ機。
  2. 請求項1に記載するパチンコ機であって、
    前記遊技球通路部材として使用されるコイルバネを備え、
    前記コイルバネの巻方向と該コイルバネの回転方向を一致させたこと、を特徴とするパチンコ機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載するパチンコ機であって、
    前記遊技球通路部材が曲げ形状を有することにより前記遊技球通路部材の下端開口部を鉛直方向から外したこと、を特徴とするパチンコ機。
  4. 請求項3に記載するパチンコ機であって、
    前面に遊技領域を有する遊技盤と、
    前記遊技領域内に設けられ、前記支持部材と、パチンコ球を内部へ入球させる入球口とを備えたセンター役物と、を有し、
    前記遊技球通路部材は、前記センター役物の内部に曲げ形状を有する状態に設けられ、前記入球口から入球したパチンコ球を通過させるとともに、その弾性変形によって、同時に通過するパチンコ球の数が増えるの応じて通過するパチンコ球の進行方向を鉛直方向に対する傾斜角が小さくなるように変更する機能を備え、
    仕切壁と、前記仕切壁によって複数の領域に区分された遊技球落下領域と、を備えた遊技球振分部を有し、
    前記領域は、前記遊技球通路部材を通過するパチンコ球の進行方向の鉛直方向に対する傾斜角が第1の所定角度以上で第2の所定角度未満を一範囲としてその範囲にあるときに前記遊技球通路部材の下端開口部から送出されたパチンコ球が落下する範囲を一領域とし、
    前記遊技球落下領域は、それぞれ異なる傾斜角の角度範囲を連続して有する複数の前記領域を備えることを特徴とするパチンコ機。
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