JP4765338B2 - 包装材料 - Google Patents
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Description
このような包装材料としては、例えば図6にみられるように、積層フイルムの外層1を構成する樹脂層の裏面(内面側)に印刷層2を設け、接着剤層3を介して中間樹脂層7、バリヤー層8、内層樹脂層5等他の層を積層した積層体が使用されており、酸素等のガスや印刷インキに由来する臭気成分を遮断し内容物の保存性を改善するために、バリヤー層8としてアルミニウム箔のような金属箔を使用した積層体も種々提案されている。
また、金属箔層と他の層を分離することが困難であり、使用済の包装容器の焼却処理や、成形時に発生する不良品や成形屑等をリサイクル使用することが難しくなるといった問題点があり、金属箔層を含む積層体を包装材料として使用することを避ける方向にある。
また、金属箔を使用せずに、白色のインキ層と特定のインキを含む遮光性層を設けたラミネートフイルムによりパウチを構成し、内容物の劣化を防止するものも提案されている(特許文献3参照)。
また、特許文献3に記載されたパウチは印刷インキ層の組合わせによって内容物の劣化を防止するものであり、印刷インキ層の形成に大量のインキを使用することから、インキ由来の臭気成分が内容物に移行するおそれがあるとともに、印刷の均一性を確保することが困難であった。
包装材料の印刷表現性を向上させるのに最も効果があるのは、下地の明度(L値)を向上させることである。従来技術では、下地に使用する白色インキの濃度を高くしたり、重ね塗りをすることで、下地の明度(L値)を向上させるのが一般的であった。しかしながら、この方法では、印刷のムラが発生して印刷表現性を損なったり、印刷インキ由来の臭気成分が内容物に移行してフレーバーが悪くなるといった欠点があった。また、包装材料のラミネート強度の低下による層間剥離(デラミネーション)が発生したり、包装容器の開封時に開封の方向性が不安定になり、糸引きが発生し開封しづらくなる等の問題点があった。
また、グラビア印刷、フレキソ印刷等の印刷工程においては、白色インキに使用される顔料の影響で、版シリンダーやドクター刃が磨耗して印刷不良が発生したり、消耗部品の交換頻度が高くなり、生産効率が低下してコストアップを招くという問題もあった。
1.印刷層と内層樹脂層の間に、全光線透過率が10〜50%の、着色剤を含有する樹脂組成物により構成された着色樹脂層を含み、金属箔を含まない積層フイルムからなる包装材料において、該着色樹脂層を着色剤の含有量が多い中間層と該中間層の両側に形成した着色剤の含有量が少ない表面層からなる多層構成としたことを特徴とする包装材料。
2.着色樹脂層が、明度(L値)70〜95の酸化チタンを主成分とする着色剤を含有する樹脂組成物であることを特徴とする1に記載の包装材料。
3.樹脂組成物がポリエチレンテレフタレート系樹脂からなる樹脂組成物であることを特徴とする2に記載の包装材料。
4.着色樹脂層の外側に外層樹脂層を設け、外層樹脂層と着色樹脂層との間に印刷層を形成したことを特徴とする1〜3のいずれかに記載の包装材料。
5.着色樹脂層の外側に外層樹脂層を設け、外層樹脂層の外側表面に印刷層を形成したことを特徴とする1〜3のいずれかに記載の包装材料。
6.着色樹脂層を外層とし、着色樹脂層の外側表面に印刷層を形成したことを特徴とする1〜3のいずれかに記載の包装材料。
7.着色樹脂層と内層樹脂層の間に中間樹脂層を設けたことを特徴とする6に記載の包装材料。
8.印刷層の表面にトップコート層を設けたことを特徴とする5〜7のいずれかに記載の包装材料。
9.印刷層と外層樹脂層の間に臭気成分移行防止層を設けたことを特徴とする5〜8のいずれかに記載の包装材料。
10.臭気成分移行防止層を透視性を有する材料により構成したことを特徴とする9に記載の包装材料。
11.着色樹脂層が酸素吸収性を有するものであることを特徴とする1〜10のいずれかに記載の包装材料。
12.着色樹脂層と内層樹脂層の間に酸素吸収性樹脂層を設けたことを特徴とする1〜10のいずれかに記載の包装材料。
13.内層樹脂層をヒートシール性を有するポリオレフィン系樹脂により構成したことを特徴とする1〜12のいずれかに記載の包装材料。
本発明において、全光線透過率は、試験片の平行入射光束に対する全透過光束の割合を意味し、JIS K7361に規定された方法で測定した値である。本発明においては、前記JISに準拠した測定器である日本電色工業株式会社製、NDH−1001DPにより測定した値で示した。
また、明度(L値)は、JIS Z8722に規定された方法で測定した値である。本発明においては、前記JISに準拠した測定器である日本電色工業株式会社製、分光式色差計SE2000により測定した値で示した。このL値は、L=0が最も暗く(黒色)、L=100が最も明るい状態(白色)を表す。
(1)印刷インキの使用量を大幅に削減して製造コストを低下させ、かつ印刷品質の安定性を向上させる。
(2)包装袋等を構成した際に、内容物を透視したり、金属探知機による異物検査や電子レンジによる加熱調理が可能となる。
(3)酸素等のガスや印刷インキから移行する臭気成分を遮断或いは減少させて、内容物の保存性やフレーバー性に優れた包装材料を得ることができる。
(4)印刷表現性に優れ、包装材料の層間剥離を生じず、しかも開封時に良好な開封性を有する。
(5)アルミニウム箔等の金属箔層を含まないので使用後の廃棄処理が容易であり、不良品や成形屑等をリサイクル使用することも可能である。
図1は、本発明に関連する包装材料の1例を示す断面模式図である。この包装材料11は、外層から順に外層樹脂層1、印刷層2、接着剤層3、着色樹脂層4、接着剤層3、ヒートシール性を有する内層樹脂層(シーラント層)5、からなる層構成を有する。
このような熱可塑性樹脂としては、例えば結晶性ポリプロピレン、結晶性プロピレン−エチレン共重合体、結晶性ポリブテン−1、結晶性ポリ4−メチルペンテン−1、低−、中−、或いは高密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、EVAケン化物、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、イオン架橋オレフィン共重合体(アイオノマー)等のポリオレフィン類;ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体等の芳香族ビニル共重合体;ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン樹脂等のハロゲン化ビニル重合体;ポリアクリル系樹脂;アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重合体の如きニトリル重合体;ポリエチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート等のポリエステル類;各種ポリカーボネート;フッ素系樹脂;ポリオキシメチレン等のポリアセタール類等の熱可塑性樹脂を挙げることができる。これらの熱可塑性樹脂は単独で又は二種以上をブレンドして使用することができ、また、各種の添加剤を配合して使用してもよい。
好ましい熱可塑性樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられ、これらは適宜一軸乃至二軸延伸したフイルムとして用いることができる。
この印刷層2は、外層樹脂層1の裏面(内層側)又は外側表面に形成することができる。印刷層2を外層樹脂層1の外側表面に形成する場合には、図2〜5にみられるように、印刷層2を保護するために通常の仕上げニスによるトップコート層6を設けることが好ましい。トップコート層を構成する仕上ニスとしては特に制限はなく、例えば、ウレタン系、エポキシ系、ポリエステル系、アクリル系等の樹脂を使用した熱硬化型ニス、紫外線硬化型ニス、電子線硬化型ニスを使用することができる。これらのニスの硬化方式については、複数の硬化方式を併用したハイブリッド方式とすることもできる。
着色樹脂層を構成する樹脂としては特に制限はなく、例えば、上記した外層樹脂層を構成する熱可塑性樹脂から適宜選択して使用することができる。好ましい熱可塑性樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられる。
着色樹脂層を構成する特に好ましい樹脂組成物としては、明度(L値)70〜95の酸化チタンを主成分とする着色剤を含有するポリエチレンテレフタレート(PET)系樹脂組成物が挙げられる。
ポリエチレンテレフタレート(PET)中に、表1に示す量(重量%)の酸化チタンをそれぞれ配合し、表1に示す層構成と厚さを有する着色樹脂フイルムを作製した。得られたフイルムについて、全光線透過率と明度(L値)を測定し、表1に記載した。
フイルム5は、酸化チタン含有量が20重量%で厚さが11μmのPETフイルムの両面に、酸化チタン含有量が5重量%で厚さが1μmのPETフイルムを積層したものである。また、フイルム6は、酸化チタン含有量が27重量%で厚さが14μmのPETフイルムの両面に、酸化チタン含有量が5重量%で厚さが1μmのPETフイルムを積層したものである。表1の、例えばフイルム1と5を対比すれば、着色樹脂フイルムを3層構成にすることによって、酸化チタンの含有量を少なくしても、同等以上の遮蔽効果を得ながら、明度が向上することが判る。また、2と5や4と5の対比により、着色樹脂フイルムを3層構成とすることによって、酸化チタンの含有量を少なくしても、同時に、フイルムの厚みが薄くても、同等以上の遮蔽効果を得ながら、明度が向上することが判る。
これらの中でも、ポリオレフィン系樹脂、特に無延伸のポリプロピレン系樹脂を使用することが好ましい。
また、中間樹脂層をガスバリヤー性や酸素吸収性等を有する機能性樹脂により構成することもできる。この中間樹脂層は、1層に限らず2層以上設けるようにしてもよい。
これらの酸素吸収剤は必要に応じて、アルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、亜硫酸塩、チオ硫酸塩、第三リン酸塩、第二リン酸塩、有機酸塩、ハロゲン化物等の電解質からなる酸化促進剤や、さらには活性炭、活性アルミナ、活性白土のような助剤とも組み合わせて使用することができる。特に好ましい酸化促進剤としては、塩化ナトリウム、塩化カルシウム或いはこれらを組合わせたもの等が挙げられる。
還元性鉄と酸化促進剤を組合わせて使用する場合には、両者の配合割合は、合計量を100重量部として、還元性鉄99〜80重量部及び酸化促進剤1〜20重量部、特に還元性鉄98〜90重量部及び酸化促進剤2〜10重量部とすることが好ましい。
また、上記の樹脂自体が酸素吸収性を有する樹脂を、酸素吸収剤として熱可塑性樹脂中に配合してもよい。
臭気成分移行防止層8を設ける位置は適宜選択することができ、例えば図4の包装材料41では、印刷層2と外層樹脂層1の間に臭気成分移行防止層8を形成している。また、図5の包装材料51では、印刷層2と外層となる3層構成の着色樹脂層4の間に臭気成分移行防止層8を形成している。
(実施例1)
この例では、包装材料の外層樹脂層として、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フイルムを使用した。また、着色樹脂層として、酸化チタン含有量が20重量%で厚さが11μmのPETフイルムの両面に、酸化チタン含有量が5重量%で厚さが1μmのPETフイルムを積層した、3層構成で厚さ13μmの白色PETフイルム(以下、「白色PET1」という)を使用した。そして、中間樹脂層として、厚さ15μmの二軸延伸ナイロン6フイルムを使用し、内層樹脂層として、厚さ70μmの無延伸ポリプロピレン(CPP)フイルムを使用した。
2液硬化型のポリウレタン系ドライラミネート用接着剤を使用して、これらのフイルムを順次貼り合わせることにより、外層から順に、PET外層(12μm)/白色PET1着色層(13μm)/ナイロン6中間層(15μm)/CPP内層(70μm)、という層構成を有するラミネートフイルムを製造した。
実施例1において、着色樹脂層として白色PET1に代えて、酸化チタン含有量が27重量%で厚さが14μmのPETフイルムの両面に、酸化チタン含有量が5重量%で厚さが1μmのPETフイルムを積層した、3層構成で厚さ16μmの白色PETフイルム(以下、「白色PET2」という)を使用した以外は、実施例1と同様にして、外層から順に、PET外層(12μm)/白色PET2着色層(16μm)/ナイロン6中間層(15μm)/CPP内層(70μm)、という層構成を有するラミネートフイルムを製造した。
実施例1で外層樹脂層として使用した、PETフイルムの裏面(内層側)に、白色顔料として酸化チタンを含有する白色グラビアインキ(東洋インキ製造株式会社製、New LPスーパー)を全面に1度グラビア印刷方式で塗布した。このフイルムの印刷面に、実施例1で中間樹脂層として使用したナイロン6フイルム、及び同じく内層樹脂層として使用したCPPフイルムを、2液硬化型のポリウレタン系ドライラミネート用接着剤を使用して順次貼り合わせることにより、外層から順に、PET白色インキ1度塗り外層(12μm)/ナイロン6中間層(15μm)/CPP内層(70μm)、という層構成を有するラミネートフイルムを製造した。
比較例1において、PET外層樹脂への白色グラビアインキの塗布回数を2度とした以外は、比較例1と同様にして、外層から順に、PET白色インキ2度塗り外層(12μm)/ナイロン6中間層(15μm)/CPP内層(70μm)、という層構成を有するラミネートフイルムを製造した。
比較例1において、PET外層樹脂への白色グラビアインキの塗布回数を3度とした以外は、比較例1と同様にして、外層から順に、PET白色インキ3度塗り外層(12μm)/ナイロン6中間層(15μm)/CPP内層(70μm)、という層構成を有するラミネートフイルムを製造した。
上記の各例で得られたラミネートフイルムを使用し、JIS K7361に準拠した測定器である日本電色工業株式会社製、NDH−1001DPにより、全光線透過率を測定し表2に記載した。また、JIS Z8722に準拠した測定器である日本電色工業株式会社製、分光式色差計SE2000により、明度(L値)測定し表2に記載した。
評点1:殆んど、無味、無臭である。
評点2:若干、味、臭いがする。
評点3:味、臭いがする。
評点4:かなり、味、臭いがする。
また、ラミネートフイルムから製造した平袋においても、比較例1〜3における、インキによる内容物に対する味、臭い等の影響を抑える効果があることが判明した。
実施例1において、外層樹脂層として使用したPETフイルムの裏面(内層側)に、通常のグラビアインキ(東洋インキ製造株式会社製、New LPスーパー)を使用し、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの計4色を20mm幅で、グラビア印刷方式でベタ印刷した以外は、実施例1と同様にして、外層から順に、4色裏印刷PET外層(12μm)/白色PET1着色層(13μm)/ナイロン6中間層(15μm)/CPP内層(70μm)、という層構成を有するラミネートフイルムを製造した。
このラミネートフイルムから、上記と同様の平袋を作製し、上記と同様に官能試験により味、臭いについて評価したところ、評点は2であり、実用に適するものであった。
実施例3で外層樹脂層として使用した、4色裏印刷PETフイルムの印刷面に、白色顔料として酸化チタンを含有する白色グラビアインキ(東洋インキ製造株式会社製、New LPスーパー)を、全面に1度グラビア印刷方式で塗布した。このフイルムの印刷面に、実施例3で中間樹脂層として使用したナイロン6フイルム、及び同じく内層樹脂層として使用したCPPフイルムを、2液硬化型のポリウレタン系ドライラミネート用接着剤を使用して順次貼り合わせることにより、外層から順に、PET4色裏印刷・白色インキ1度塗り外層(12μm)/ナイロン6中間層(15μm)/CPP内層(70μm)、という層構成を有するラミネートフイルムを製造した。
このラミネートフイルムから、上記と同様の平袋を作製し、上記と同様に官能試験により味、臭いについて評価したところ、評点は4であり、実用には適さないものであった。
2 印刷層
3 接着剤層
4 着色樹脂層
5 内層樹脂層
6 トップコート層
7 中間樹脂層
8 臭気成分移行防止層
Claims (13)
- 印刷層と内層樹脂層の間に、全光線透過率が10〜50%の、着色剤を含有する樹脂組成物により構成された着色樹脂層を含み、金属箔を含まない積層フイルムからなる包装材料において、該着色樹脂層を着色剤の含有量が多い中間層と該中間層の両側に形成した着色剤の含有量が少ない表面層からなる多層構成としたことを特徴とする包装材料。
- 着色樹脂層が、明度(L値)70〜95の酸化チタンを主成分とする着色剤を含有する樹脂組成物であることを特徴とする請求項1に記載の包装材料。
- 樹脂組成物がポリエチレンテレフタレート系樹脂からなる樹脂組成物であることを特徴とする請求項2に記載の包装材料。
- 着色樹脂層の外側に外層樹脂層を設け、外層樹脂層と着色樹脂層との間に印刷層を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装材料。
- 着色樹脂層の外側に外層樹脂層を設け、外層樹脂層の外側表面に印刷層を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装材料。
- 着色樹脂層を外層とし、着色樹脂層の外側表面に印刷層を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装材料。
- 着色樹脂層と内層樹脂層の間に中間樹脂層を設けたことを特徴とする請求項6に記載の包装材料。
- 印刷層の表面にトップコート層を設けたことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の包装材料。
- 印刷層と外層樹脂層の間に臭気成分移行防止層を設けたことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の包装材料。
- 臭気成分移行防止層を透視性を有する材料により構成したことを特徴とする請求項9に記載の包装材料。
- 着色樹脂層が酸素吸収性を有するものであることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の包装材料。
- 着色樹脂層と内層樹脂層の間に酸素吸収性樹脂層を設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の包装材料。
- 内層樹脂層をヒートシール性を有するポリオレフィン系樹脂により構成したことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の包装材料。
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