JP4763541B2 - タッチパネル付き表示装置およびナビゲーション装置 - Google Patents

タッチパネル付き表示装置およびナビゲーション装置 Download PDF

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Description

本発明は、表示画面上で圧力をかけた位置(タッチ位置)を検出するタッチパネルを備えたタッチパネル付き表示装置およびナビゲーション装置に関する。
抵抗膜上に表示される複数の指標に圧力をかけたときに検出される電圧値をそれぞれ検出し、その電圧値に基づいて、表示画面におけるタッチした位置と、タッチパネル上で座標検出される位置とのずれを補正するタッチパネル制御装置が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開平9−44307号公報
表示画面におけるタッチした位置と、タッチパネル上で座標検出される位置とのずれは、タッチパネルを液晶パネルなどに貼り合わせるときに発生するほか、タッチパネル制御装置の経年変化によっても発生する。従来のタッチパネル制御装置では、経年変化によるずれの補正をいつ行えばよいかわからないという問題点がある。
(1)請求項1の発明のタッチパネル付き表示装置は、押圧位置に応じた信号を出力するタッチパネルと、タッチパネルの検出出力に対するキャリブレーションが行われてから所定期間が経過するまでの間にタッチパネル上に設定された所定領域が押圧されたときの押圧位置の平均値、またはキャリブレーションが行われてから所定領域が所定回数だけ押圧されるまでの押圧位置の平均値を、基準平均値として算出する基準平均値算出手段と、所定領域に対する直近の所定個数の押圧位置の平均値を検出平均値として算出する検出平均値算出手段と、基準平均値と検出平均値とを比較することにより、キャリブレーションが必要であるか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定の結果に基づいて、キャリブレーションの必要性を報知する制御手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1のタッチパネル付き表示装置において、判定手段は、基準平均値と検出平均値との差が所定値以上のときにキャリブレーションが必要であると判定することを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1または2のタッチパネル付き表示装置において、制御手段は、キャリブレーションの必要性を報知する際、キャリブレーションの実行の要否を確認し、キャリブレーションの実行が要であることが確認された場合、キャリブレーションを実行する実行手段をさらに備えることを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項3のタッチパネル付き表示装置において、実行手段は、タッチパネルの出力信号を、基準平均値と検出平均値との差に基づいてキャリブレーションすることを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項4のタッチパネル付き表示装置において、基準平均値算出手段および検出平均値算出手段は、タッチパネル上に設定された複数の所定領域のうち最も押圧回数の多い領域である最頻度領域について、基準平均値と検出平均値をそれぞれ算出し、実行手段は、タッチパネルの出力信号を、最頻度領域について算出された基準平均値と検出平均値との差に基づいてキャリブレーションすることを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、押圧位置に応じた信号を出力するタッチパネルと、タッチパネルの検出出力に対するキャリブレーションが行われてから所定期間が経過するまでの間にタッチパネル上に設定された所定領域が押圧されたときの押圧位置の分散、またはキャリブレーションが行われてから所定領域が所定回数だけ押圧されるまでの押圧位置の分散を、基準分散値として算出する基準分散値算出手段と、所定領域に対する直近の所定個数の押圧位置の分散を検出分散値として算出する検出分散値算出手段と、基準分散値と検出分散値とを比較することにより、キャリブレーションが必要であるか否かを判定する判定手段と、判定手段による判定の結果に基づいて、キャリブレーションの必要性を報知する制御手段とを備えることを特徴とする。
(7)請求項7の発明のナビゲーション装置は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のタッチパネル付き表示装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、タッチパネル上に設定された所定領域が複数回押圧されたときの押圧位置に基づいて、タッチパネルのキャリブレーションの必要性を報知する。したがって、別段にタッチパネルのキャリブレーションの要否を判断するための作業を必要とせず、タッチパネルのキャリブレーションをいつ行えばよいかを判断することができる。
−第1の実施形態−
本発明の第1の実施形態によるナビゲーション装置の構成を図1に示す。図1のナビゲーション装置1Aは表示モニタ16の表示画面にタッチパネル装置18Aを備え、表示モニタ16に表示されたボタンを押圧操作することによってナビゲーション装置1Aを操作することができる。ナビゲーション装置1Aは、タッチパネル装置18Aのほかに制御回路11、ROM12、RAM13、現在地検出装置14、画像メモリ15、表示モニタ16、入力装置17およびディスクドライブ19を有している。ディスクドライブ19は、地図データを記憶したDVD−ROM110を装填している。
タッチパネル装置18Aは、表示モニタ16の表面に積層された透明の抵抗膜が押圧された位置を検出する装置であり、検出した押圧位置を制御回路11に出力する。表示モニタ16に表示する画像は抵抗膜を通して表示される。タッチパネル装置18Aの詳細については後述する。
制御回路11は、マイクロプロセッサ及びその周辺回路からなり、RAM13を作業エリアとしてROM12に格納された制御プログラムを実行して各種の制御を行う。この制御回路11が、DVD−ROM110に記憶された地図データに基づいて所定の経路探索処理を行うと、その処理結果が推奨経路として表示モニタ16に表示される。
制御回路11は、タッチパネル装置18Aが検出した押圧位置と、表示モニタ16に表示されたボタンのタッチエリアの情報とから、押圧されたボタンを判断する。ここで、タッチエリアとは、表示されたボタンに割り振られているタッチパネル上の座標範囲をいう。タッチエリア内に押圧位置が検出されると、そのタッチエリアに係るボタンに定義されている処理を行う。たとえば、表示画面に表示されている地図を広域表示にするボタンの場合は、そのボタンが押圧されたと判断すると地図を広域表示にする。また、押圧されたボタンの情報を、押圧ボタン情報としてタッチパネル装置18Aに出力する。
現在地検出装置14は、車両の現在地を検出する装置であり、たとえば、車両の進行方向を検出する振動ジャイロ14a、車速を検出する車速センサ14b、GPS(Global Positioning System)衛星からのGPS信号を検出するGPSセンサ14cなどから成る。ナビゲーション装置1Aは、この現在地検出装置14により検出された車両の現在地に基づいて、地図の表示範囲や経路探索開始点などを決定するとともに、地図上にその現在地を表示する。
画像メモリ15は、表示モニタ16に表示するための画像データを格納する。この画像データは地図描画用データや各種の図形データからなり、それらはディスクドライブ19によって読み込まれるDVD−ROM110に記憶された地図データに基づいて、適宜生成される。ナビゲーション装置1Aは、このようにして生成された画像データを用いることによって地図表示など行う。
ディスクドライブ19は、DVD−ROM110から、表示モニタ16へ地図を表示するための地図データを読み出す。地図データは、地図表示用データ、経路探索用データなどを含む。これらのデータには、道路のリンク情報およびノード情報が含まれている。地図表示用データは、広域から詳細まで複数の縮尺の地図データを有し、乗員の要求にしたがって、表示地図の縮尺を変更することができる。なお、DVD−ROM110以外の他の記録メディア、たとえばCD−ROMやハードディスクなどより地図データを読み出してもよい。
表示モニタ16は、地図データなどの各種情報に基づいて、自車位置付近の地図などの各種情報を画面表示として乗員に提供する。入力装置17は、乗員が各種コマンドを設定するための入力スイッチを有し、リモコンなどによって実現される。乗員は、表示モニタ16の表示画面の指示にしたがって入力装置17を手動で操作することにより、目的地を選択して目的地を設定する。また、入力装置17を操作することにより、表示モニタ16に表示された地図をスクロールすることができる。
目的地が乗員により設定されると、ナビゲーション装置1Aは、GPSセンサ14cにより検出された現在地を出発地として、所定のアルゴリズムに基づいて目的地までのルートを経路演算する。このようにして求められたルート(以下、推奨経路という)は、表示形態を、たとえば表示色などを変えることによって、ほかの道路と区別して表示される。これにより、乗員は、地図上の推奨経路を認識することができる。また、ナビゲーション装置1Aは、推奨経路にしたがって車両が走行できるように、乗員に対して画面や音声などによる進行方向指示を行い、車両を経路誘導する。
タッチパネル装置18Aの構成を図2に示す。タッチパネル装置18Aは、CPU21A、水平抵抗膜R1、垂直抵抗膜R2、トランジスタTr1〜Tr4、抵抗R3〜R10およびメモリ22を有している。なお、CPU21Aは、制御回路11のCPUであるが、便宜上タッチパネル装置18Aの一構成要素として説明する。
CPU21Aは、トランジスタTr1〜Tr4のオンオフを制御し、端子AD1、AD2より検出される電圧値より押圧位置の座標検出を行う。
CPU21Aの端子SW1には、抵抗R3を介してPNPトランジスタTr1のベース端子が接続され、このトランジスタTr1のエミッタ端子には電源が、コレクタ端子には水平抵抗膜R1の端部aとCPU21Aの端子AD1とが接続されている。CPU11の端子SW2には、抵抗R4を介してNPNトランジスタTr2のベース端子が接続され、このトランジスタTr2のコレクタ端子には水平抵抗膜R1の端部bが接続され、エミッタ端子は接地されている。
同様に、CPU21Aの端子SW3には、抵抗R5を介してPNPトランジスタTr3のベース端子が接続され、このトランジスタのエミッタ端子には電源が、コレクタ端子には垂直抵抗膜R2の端部cとCPU21Aの端子AD2とが接続されている。CPU21Aの端子SW4には、抵抗R6を介してNPNトランジスタTr4のベース端子が接続され、このトランジスタTr4のコレクタ端子には垂直抵抗膜R2の端部dが接続され、エミッタ端子は接地されている。なお、AD1,AD2,SW2,SW4は、それぞれR9,R11,R10,R12を介して接地されている。
図3はタッチパネルの横断面図、図4はタッチパネルを上面方向から見た透視図である。これらの図に示すように、透明抵抗膜方式のタッチパネルは、抵抗膜の一種であるITO(Indium Tin Oxide)成膜フィルム31とITO成膜ガラス32とを外周スペーサ33またはドットスペーサ34を介して対向配置して構成される。ITO成膜フィルム31のX軸方向の両端部には上部電極41a,41bが、ITO成膜ガラス32のY軸方向の両端部には下部電極42a,42bがそれぞれ取り付けられている。ITO成膜フィルム31はある程度弾力を有しており、その上面に圧力をかけると圧力をかけた箇所が撓んでITO成膜ガラス32に接触する。以下では、ITO成膜フィルム31を水平抵抗膜R1と呼び、ITO成膜ガラス32を垂直抵抗膜R2と呼ぶ。
図5は図3のタッチパネルの座標検出原理図である。操作者が圧力をかけた位置(以下、押圧位置と呼ぶ)の検出は、上部電極41a,41bと下部電極42a,42bのいずれか一方に所定の電圧を印加して行う。例えば、図5(a)は上部電極41a,41b間に所定の電圧を印加し、下部電極42a,42b間を短絡した状態を示しており、図5(a)では水平抵抗膜R1の抵抗をr1、垂直抵抗膜R2の抵抗をr2としている。この状態で水平抵抗膜上面の所定箇所に圧力をかけると、圧力をかけた位置付近の水平抵抗膜R1と垂直抵抗膜R2とが接触する。水平抵抗膜R1と垂直抵抗膜R2はそれぞれ異なる抵抗値を有するため、圧力をかけた水平抵抗膜R1上の水平(X軸)座標位置に応じて図5(a)のa,c間の電圧が変化する。したがって、この電圧値をモニタすることで、ペンや指等で圧力をかけた水平(X軸)座標位置を正確に検出できる。
一方、図5(b)は上部電極を短絡し、下部電極に所定の電圧を印加した状態を示す。この状態で水平抵抗膜R1の所定箇所に圧力を加えると、圧力をかけた位置付近の水平抵抗膜R1と垂直抵抗膜R2とが接触し、図5(b)のa,c間の電圧が変化する。この電圧は、圧力をかけた水平抵抗膜R1上のY軸座標位置に応じて変化するため、この電圧値をモニタすることで、圧力をかけたY軸座標位置を正確に検出できる。
このように、図4に示す透明抵抗膜方式のタッチパネルでは、水平抵抗膜R1の両端の上部電極41a,41bに電圧を印加することで押圧位置の水平(X軸)座標を検出でき、垂直抵抗膜R2の両端の下部電極42a,42bに電圧を印加することで押圧位置の垂直(Y軸)座標を検出できる。
図2のメモリ22は不揮発メモリであり、所定のボタンが押圧されたときの押圧座標を記憶する。所定のボタンが押圧されたか否かは、上述した制御回路11から出力される押圧ボタン情報より判定する。
次に、本発明の実施形態におけるナビゲーション装置1Aに設けたタッチパネル装置18Aのキャリブレーション警告処理について、図6〜8を参照して説明する。
本発明の実施形態では、タッチパネル装置18Aのキャリブレーションの要否を判断するためのボタンを予め決めておき、判断の基準となる押圧位置の基準データを取得し、メモリ22に記憶する。基準データの取得について、図6を参照して説明する。
図6は、自車位置マーク61を表示した地図62の表示画面を示す図である。地図62の表示画面には、広域表示ボタン63が表示されている。広域表示ボタン63は、地図62の縮尺率を小さくして、より広域の地図を表示するためのボタンである。ここで、広域表示ボタン63をタッチパネル装置18Aのキャリブレーションの要否を判断するためのボタンとする。
タッチパネル装置18Aのキャリブレーションが行われてから、30日が経過する間に広域表示ボタン63が押圧されたときの押圧位置64のデータをメモリ22に記憶する。ここで、押圧位置64は広域表示ボタン63の領域内の×印で示す。そして、押圧位置64の平均の位置を算出する。以下、この平均の位置を基準平均位置と呼ぶ。基準平均位置は、押圧位置64のX座標を加算し、押圧位置64のY座標を加算し、それぞれ加算した押圧位置64のX座標、Y座標を押圧回数で除算することによって算出される。この基準平均位置が、タッチパネル装置18Aのキャリブレーションの要否を判断する基準位置となる。
基準平均位置を算出した後も、広域表示ボタン63が押圧されるたびに、押圧位置をメモリ22に記憶し、たとえば、直近の30個の押圧位置の平均の位置を算出する。以下、この平均の位置を検出平均位置と呼ぶ。
タッチパネル装置18Aの水平抵抗膜R1および垂直抵抗膜R2の抵抗値やトランジスタTr1〜Tr4のコレクタ−エミッタ間の抵抗値などは、経年変化でその値が変わる。この経年変化のため、実際に押圧した位置と、検出した押圧位置との間で差異が生じ、広域表示ボタン63を押圧しても地図62が広域表示されないことが起こる。このため経年変化が生ずると、図7に示すように、広域表示ボタン63が押圧されたと判定される押圧位置64の分布は、広域表示ボタン63の表示領域の中心に対して偏倚したものとなる。つまり、乗員は、何度も広域表示ボタン63を押圧しているうちに、経験的に広域表示ボタン63の表示領域からずらして押圧しなくてはならないことがわかり、その結果、押圧位置64の分布は上記のように偏倚する。このような場合、タッチパネル装置18Aにキャリブレーションが必要になる。
図6に示すように、押圧位置64の分布が広域表示ボタン63の表示領域の中心に対して偏倚したものとなる場合、検出平均位置は、基準平均位置を中心とした所定範囲から外れる。したがって、基準平均位置と検出平均位置とを比較することによって、タッチパネル装置18Aのキャリブレーションの要否を判断することができる。検出平均位置が、基準平均位置を中心とした所定範囲から外れると、タッチパネル装置18Aのキャリブレーションの必要性を報知するため、次回のナビゲーション装置1Aの起動時に、図8に示すように、タッチパネル装置18Aのキャリブレーション実施を促す警告画面80が表示モニタ16に表示される。
警告画面80が表示モニタ16に表示されると、乗員は、ナビゲーション装置1Aの販売元、またはナビゲーション装置1Aを備えた車両の販売元にナビゲーション装置1Aを持ち込む。そして、その販売元において、タッチパネル装置18Aのキャリブレーションが行われる。
次に、本発明の第1の実施形態のタッチパネル装置18Aにおける警告画面表示処理について、図9および図10のフローチャートを参照して説明する。図9および図10の処理は、タッチパネル装置18Aに電源が投入されるとスタートするプログラムにより、CPU21Aにおいて実行される。
ここで、タッチパネル装置18Aのキャリブレーションが行われると、図2のメモリ22に記憶された押圧座標などの情報は消去されるものとする。また、基準平均位置の算出を判定するフラグKを0とし、キャリブレーションが行われてからの経過日数を表すtを0とするものとする(図9のS900)。フラグKの値が0のとき、基準平均位置を算出していないものと判定し、フラグKの値が1のとき、基準平均位置を算出したものと判定する。
ステップS901では、水平抵抗膜R1が押圧されたか判定する。押圧された場合はステップS901が肯定判定され、ステップS902に進む。押圧されていない場合はそのままリターンする。ステップS902では、制御回路11から押圧ボタン情報を取得する。ステップS903では、押圧ボタン情報より広域表示ボタン63が押圧されたか判定する。広域表示ボタン63が押圧された場合はステップS903が肯定判定され、ステップS904へ進む。押圧されていない場合は、ステップS903が否定判定され、リターンする。ステップS904では、押圧位置の座標をメモリ22に記憶する。
ステップS905では、tが30日を超えているか判定する。ステップS905が肯定判定されると、ステップS906へ進み、ステップS905が否定判定されると、リターンする。ステップS906では、Kの値が0であるか判定する。0の場合はステップS906が肯定判定され、ステップS907へ進む。0でない場合はステップS906が否定判定され、リターンする。ステップS907では、基準平均位置を算出する。ステップS908では、Kの値を1とする。
以上により、キャリブレーション後の広域表示ボタン63の平均値が算出され、図10に示すキャリブレーション要否判定処理へ進む。
ステップS908に続いて、図10のステップS1001では、水平抵抗膜R1が押圧されたか判定する。押圧された場合はステップS1001が肯定判定され、ステップS1002へ進む。押圧されていない場合はそのままリターンする。ステップS1002では、制御回路11から押圧ボタン情報を取得する。ステップS1003では、押圧ボタン情報より広域表示ボタン63が押圧されたか判定する。広域表示ボタン63が押圧された場合はステップS1003が肯定判定され、ステップS1004へ進む。押圧されていない場合は、ステップS1003が否定判定され、リターンする。ステップS1004では、押圧位置の位置座標をメモリ22に記憶する。
ステップS1005では、直近の30個の押圧位置をメモリ22から抽出し、ステップS1006で、その検出平均位置を算出する。ステップS1007では、検出平均位置は基準平均位置から所定範囲内の位置かを判定する。所定範囲内の位置でない場合はステップS1007が否定判定され、ステップS1008へ進む。所定範囲内である場合はステップS1007が肯定判定され、リターンする。ステップS1008では、制御回路11に対して、次回のナビゲーション装置1Aの起動時にタッチパネル装置18Aのキャリブレーションを促す警告画面80を表示するように指令する。
以上の第1の実施形態によるナビゲーション装置1Aは次のような作用効果を奏する。
(1)広域表示ボタン63が複数回押圧されたときの押圧位置に基づいて、タッチパネル装置18Aのキャリブレーションの必要性を報知する。したがって、別段にタッチパネル装置18Aのキャリブレーションの要否を判断するための作業を必要とせず、日ごろのタッチパネルの押圧操作において、タッチパネルのキャリブレーションをいつ行えばよいかを判断することができる。
(2)タッチパネル装置18Aのキャリブレーションの要否を判断するための基準となる基準平均位置も、基準平均位置と比較する検出平均位置も、タッチパネル装置18Aを使用しているうちに算出され、別段、タッチパネル装置18Aのキャリブレーションの必要性を判断するための基準位置などを算出する操作が必要ないので、乗員の利便性が向上する。
(3)タッチパネル装置18Aのキャリブレーションを行った直後から所定期間に広域表示ボタン63が押圧されたときの押圧位置の平均位置(基準平均位置)と、直近の所定押圧回数における押圧位置の平均位置(検出平均位置)とを比較することによって、タッチパネル装置18Aにキャリブレーションが必要であることを判断し、報知する。したがって、的確な時期にタッチパネル装置18Aをキャリブレーションすることができる。
−第2の実施形態−
第1の実施形態におけるナビゲーション装置1Aでは、タッチパネル装置18Aのキャリブレーションの必要性を報知するのみであったが、第2の実施形態におけるナビゲーション装置1Bは、乗員の指示によりタッチパネル装置18Bのキャリブレーションも行う。本発明の第2の実施形態によるナビゲーション装置1Bの構成は、第1の実施形態によるナビゲーション装置1Aの構成と同一なので、説明を省略する。
本発明の第2の実施形態におけるナビゲーション装置1Bに設けたタッチパネル装置18Bのキャリブレーション処理について、図11〜12を参照して説明する。
本発明の第2の実施形態では、タッチパネル装置18Bのキャリブレーションの要否を判断するための複数のボタン201a〜201dを予め決めておき、それぞれのボタンについて、押圧されたと判定されたときの押圧位置を検出し、メモリ22に記憶する。以下、キャリブレーションの要否を判断するためのボタン201a〜201dをキャリブレーション要否判定ボタンと呼ぶ。そして、キャリブレーション要否判定ボタン201a〜201dの中で押圧回数の最も多いボタンを用いてキャリブレーションの要否を判断する。以下、押圧回数の最も多いボタンを最頻度ボタンと呼ぶ。
タッチパネル装置18Bのキャリブレーションの要否の判断は、最頻度ボタンの押圧回数が1000回になると開始する。図11に示すように、ボタン201aが最も押圧頻度の高いボタンであり、このボタン201aが最頻度ボタンとなる。そして、キャリブレーションをしてから最頻度ボタン201aの押圧回数が1000回までの押圧位置からボタン201aの基準平均位置(X0,Y0)を算出し、最頻度ボタン201aの直近の30回の押圧位置から最頻度ボタン201aの検出平均位置(X1,Y1)を算出する。
最頻度ボタン201aの検出平均位置が基準平均位置から所定範囲内でない場合、つまり最頻度ボタン201aの検出平均位置(X1,Y1)と基準平均位置(X0,Y0)とを比較して、|X0−X1|≧ΔX0、または|Y0−Y1|≧ΔY0(ΔX0,ΔY0は所定値)になると、図11に示すようにキャリブレーションの必要性を報知し、キャリブレーションの要否を問い合わせるキャリブレーション画面203を表示する。キャリブレーション画面203には、「タッチパネルの検出座標がずれてきました。タッチパネルのキャリブレーションを行いますか。」という問合せ文とともに、YESボタン203aとNOボタン203bとを表示する。YESボタン203aを押圧すると、タッチパネル装置18Bのキャリブレーションが開始され、NOボタン203bが押圧されるとキャリブレーションを行わず、キャリブレーション画面203を消去する。
タッチパネル装置18のキャリブレーションは以下のように行われる。
検出平均位置のX座標と基準平均位置のX座標との差分(ΔX1=X1−X0)および検出平均位置のY座標と基準平均位置のY座標との差分(ΔY1=Y1−Y0)を算出する。以下、差分ΔX1をX座標補正量と呼び、差分ΔY1をY座標補正量と呼ぶ。以降、タッチパネル装置18Bは、検出されたX座標にX座標補正量ΔX1を加算し、Y座標にX座標補正量ΔY1を加算する。たとえば、座標(X,Y)の押圧位置が検出された場合、押圧座標(X+ΔX1,Y+ΔY1)を制御回路11に出力する。
以上のようにキャリブレーションされた結果、検出した押圧位置が補正されて制御回路11に出力されるので、その後は、図12に示すように、キャリブレーション要否判定ボタン201a〜201dの表示位置と押圧位置202a〜202dとのずれが解消され、キャリブレーション要否判定ボタン201a〜201dの表示範囲を押圧するとキャリブレーション要否判定ボタン201a〜201dに定義された処理が実行されるようになる。
次に、本発明の第2の実施形態のタッチパネル装置18Bにおけるキャリブレーション処理について、図13および図14のフローチャートを参照して説明する。図13および図14の処理は、タッチパネル装置18Bに電源が投入されるとスタートするプログラムにより、CPU21Bにおいて実行される。また、図13および図14の処理は、すべてのキャリブレーション要否判定ボタン201a〜201dについてそれぞれ行われる。なお、第1の実施形態における警告画面表示処理と同じ処理は同じ符号を付し、説明を省略する。
ここで、タッチパネル装置18Bのキャリブレーションを行うと、第1の実施形態と同様にメモリ22に記憶された押圧座標などの情報を消去するものとする。また、基準平均位置の算出を判定するフラグKを0とし、最頻度ボタンであるかを判定するためのフラグLを0とし、キャリブレーションが行われてからの押圧回数を表す変数nを0とするものとする(図13のS1300)。フラグLの値が0のとき、そのボタンを最頻度ボタンと判定し、フラグLの値が1のとき、そのボタンを最頻度ボタンではないと判定する。また、ひとつのボタンを最頻度ボタンと判定するまでは、すべてのキャリブレーション要否判定ボタンを最頻度ボタンとみなす。
ステップS1301では、フラグLの値が0であるか判定する。Lの値が0である場合はステップS1301が肯定判定され、ステップS901へ進む。Lの値が1の場合はステップS1301が否定判定され、リターンする。ステップS904に続くステップS1302では、変数nに1を加算する。ステップS1303では、変数nの値が1000であるか判定する。変数nの値が1000の場合はステップS1303が肯定判定され、ステップS1304へ進む。変数nの値が1000でない場合はステップS1303が否定判定され、リターンする。
ステップS1304では、4つキャリブレーション要否判定ボタン201a〜201dのうち、今回押圧されていない3つのキャリブレーション要否判定ボタン201b〜201dのフラグLの値を1とする。これによって、押圧回数が1000回に至ったボタン201aは最頻度ボタンとなり、そのほかのボタン201b〜201d、つまり、まだ押圧回数が1000回に達しないボタンは最頻度ボタンではないものとされる。ステップS906でK=0と判定されると、ステップS1305において、基準平均位置(X0,Y0)を算出し、ステップS908でフラグKに1を代入する。
以上により、キャリブレーション後の最頻度ボタン201aの平均値が算出され、図14におけるキャリブレーション処理へ進む。
図14のステップS1001、ステップS1004、ステップS1005からステップS1401へ進むと、最頻度ボタン201aの検出平均位置(X1,Y1)を算出する。ステップS1402では、|X0−X1|≧ΔX0、または、|Y0−Y1|≧ΔY0(ΔX0,ΔY0は所定値)であるか判定する。ステップS1402が肯定判定されるとステップS1403へ進む。ステップS1402が否定判定されるとリターンする。
ステップS1403では、X座標補正量ΔX1、Y座標補正量ΔY1を算出する。以降、タッチパネル装置18Bにおいて押圧位置(X,Y)を検出すると、制御回路11へは、補正された押圧位置(X+ΔX1,Y+ΔY1)を出力する。
ステップS1404では、タッチパネル装置18Bのキャリブレーションを行ったので、すべてのキャリブレーション要否判定ボタン201a〜201dについて、メモリ22に記憶された押圧座標などの情報を消去し、フラグKを0とし、最頻度ボタンを判定するためのフラグLを0とし、押圧回数を表す変数nを0とする。
以上の第2実施形態によるナビゲーション装置1Bは次のような作用効果を奏する。
(1)タッチパネル装置18Bのキャリブレーションを報知する際、乗員にキャリブレーション実行の要否を問い合わせるようにした。乗員がキャリブレーションを要求すると、検出平均位置および基準平均位置を利用してタッチパネル装置18Bのキャリブレーションを行う。したがって、キャリブレーションを別途行う必要はなく、乗員の利便性が向上する。
(2)キャリブレーション要否判定ボタン201a〜201dを複数設定し、最も押圧回数の多いボタンを基準にしてタッチパネル装置18Bのキャリブレーションを行うようにした。したがって、よく使用するボタンを優先的にタッチパネルの検出する座標のずれを解消することができる。
以上の実施の形態のナビゲーション装置1A、1Bを次のように変形することができる。
(1)キャリブレーション要否判定ボタンの押圧位置の平均位置に基づいて、キャリブレーションの警告画面80を表示したり、キャリブレーション画面203を表示した。しかし、キャリブレーション要否判定ボタンの押圧位置の分散に基づいて、キャリブレーションの警告画面80やキャリブレーション画面203を表示するようにしてもよい。キャリブレーション要否判定ボタンのタッチエリアがボタンの表示位置からずれると、位置をずらして押圧し直すので押圧位置の分散は大きくなる。したがって、押圧位置の分散が所定値以上のであることをもって、キャリブレーションの時期であることを判定することができる。
(2)第2の実施形態においては、複数のキャリブレーション要否判定ボタンのうちの最頻度ボタンにおける基準平均位置および検出平均位置に基づいてタッチパネル装置18Bのキャリブレーションの要否判定を行ったが、複数のキャリブレーション要否判定ボタンの基準平均位置および検出平均位置に基づいてタッチパネル装置18Bのキャリブレーションを行ってもよい。たとえば、図15に示すように、複数のキャリブレーション要否判定ボタンにおける検出平均位置X1と、X座標補正量ΔX1とをプロットする。そして、近似式150を作成する。近似式は、各測定点にフィッティングすれば1次直線でもよいし、2次曲線でもよく、特に限定されない。近似式150を作成後、タッチパネル装置18Bが検出した押圧位置のX座標(X)よりX座標補正量(ΔX)を算出し、X+ΔXを検出した押圧位置のX座標として制御回路11に出力する。同様にして、近似式より押圧位置のY座標(Y)よりY座標補正量(ΔY)を算出し、Y+ΔYを検出した押圧位置のY座標として制御回路11に出力する。このように、複数のボタンを用いてキャリブレーションすることによって、タッチパネル装置18Bが制御回路11に出力する押圧位置と表示画面上の押圧位置とのずれをさらに小さくすることができる。
(3)表示画面にキャリブレーションの警告画面80を表示してタッチパネルにキャリブレーションが必要であることを報知したが、報知手段は実施例に限定されない。たとえば、タッチパネル装置18AにLED( Light Emitting Diode )を設け、キャリブレーションが必要になると、LEDが点灯するようにしてもよい。
(4)押圧位置の平均位置や分散に基づいてタッチパネル装置18A,18Bにキャリブレーションが必要であることを判断したが、判断の基準となる押圧位置は、押圧位置の平均位置や分散に限定されない。たとえば、タッチパネル装置18Aのキャリブレーションを行った直後から所定期間内に、または所定回数押圧されたときの押圧位置のうちの最も押圧頻度の高い押圧位置と、直近の所定回数の押圧位置うちの最も押圧頻度の高い位置とを比較することによって、タッチパネル装置18Aにキャリブレーションが必要であることを判断し、報知するようにしてもよい。同様に、タッチパネル装置18Bのキャリブレーションを行う際の基準位置も平均位置に限定されない。
(5)第1の実施形態によるナビゲーション装置1Aにおいて、キャリブレーションを終了してから30日経過後にキャリブレーションの要否の判定を開始し、基準平均位置は押圧位置の平均値を用いて算出されたが、キャリブレーションを終了してから所定回数(たとえば、1000回)押圧された後にキャリブレーションの要否の判定を開始し、基準平均位置は、キャリブレーションを終了してから所定回数(たとえば、1000回)の押圧位置の平均値を用いて算出されるようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態のナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のタッチパネル装置の構成を示す図である。 タッチパネルの横断面図である。 タッチパネルを上面方向から見た透視図である。 図3のタッチパネルの座標検出原理図である。 キャリブレーションが行われた後の広域表示ボタンにおける押圧位置を示す図である。 タッチパネル装置の経年変化により押圧の検出位置と画面上の押圧位置とがずれてしまったときの広域表示ボタンにおける押圧位置を示す図である。 タッチパネル装置のキャリブレーションを促す警告画面を説明するための図である。 基準平均位置算出処理を説明するためのフローチャートである。 警告画面表示処理について説明するためのフローチャートである。 キャリブレーション画面を説明するための図である。 キャリブレーション後の押圧位置とボタンの表示位置との関係を説明するための図である。 キャリブレーション処理を説明するためのフローチャートである。 キャリブレーション処理を説明するためのフローチャートである。 複数のボタンの基準平均位置および検出平均位置によるタッチパネル装置のキャリブレーションを説明するための図である。
符号の説明
1A ナビゲーション装置
11 制御回路
16 表示モニタ
18A タッチパネル装置
21A CPU
22 メモリ
R1 水平抵抗膜
R2 垂直抵抗膜

Claims (7)

  1. 押圧位置に応じた信号を出力するタッチパネルと、
    前記タッチパネルの検出出力に対するキャリブレーションが行われてから所定期間が経過するまでの間に前記タッチパネル上に設定された所定領域が押圧されたときの押圧位置の平均値、または前記キャリブレーションが行われてから前記所定領域が所定回数だけ押圧されるまでの押圧位置の平均値を、基準平均値として算出する基準平均値算出手段と、
    前記所定領域に対する直近の所定個数の押圧位置の平均値を検出平均値として算出する検出平均値算出手段と、
    前記基準平均値と前記検出平均値とを比較することにより、前記キャリブレーションが必要であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果に基づいて、前記キャリブレーションの必要性を報知する制御手段とを備えることを特徴とするタッチパネル付き表示装置。
  2. 請求項1のタッチパネル付き表示装置において、
    前記判定手段は、前記基準平均値と前記検出平均値との差が所定値以上のときに前記キャリブレーションが必要であると判定することを特徴とするタッチパネル付き表示装置。
  3. 請求項1または2のタッチパネル付き表示装置において、
    前記制御手段は、前記キャリブレーションの必要性を報知する際、前記キャリブレーションの実行の要否を確認し、
    前記キャリブレーションの実行が要であることが確認された場合、前記キャリブレーションを実行する実行手段をさらに備えることを特徴とするタッチパネル付き表示装置。
  4. 請求項3のタッチパネル付き表示装置において、
    前記実行手段は、前記タッチパネルの出力信号を、前記基準平均値と前記検出平均値との差に基づいてキャリブレーションすることを特徴とするタッチパネル付き表示装置。
  5. 請求項4のタッチパネル付き表示装置において、
    前記基準平均値算出手段および前記検出平均値算出手段は、前記タッチパネル上に設定された複数の所定領域のうち最も押圧回数の多い領域である最頻度領域について、前記基準平均値と前記検出平均値をそれぞれ算出し、
    前記実行手段は、前記タッチパネルの出力信号を、前記最頻度領域について算出された前記基準平均値と前記検出平均値との差に基づいてキャリブレーションすることを特徴とするタッチパネル付き表示装置。
  6. 押圧位置に応じた信号を出力するタッチパネルと、
    前記タッチパネルの検出出力に対するキャリブレーションが行われてから所定期間が経過するまでの間に前記タッチパネル上に設定された所定領域が押圧されたときの押圧位置の分散、または前記キャリブレーションが行われてから前記所定領域が所定回数だけ押圧されるまでの押圧位置の分散を、基準分散値として算出する基準分散値算出手段と、
    前記所定領域に対する直近の所定個数の押圧位置の分散を検出分散値として算出する検出分散値算出手段と、
    前記基準分散値と前記検出分散値とを比較することにより、前記キャリブレーションが必要であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果に基づいて、前記キャリブレーションの必要性を報知する制御手段とを備えることを特徴とするタッチパネル付き表示装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のタッチパネル付き表示装置を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
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