JP4763003B2 - ヒータ付プッシャ、電子部品ハンドリング装置および電子部品の温度制御方法 - Google Patents
ヒータ付プッシャ、電子部品ハンドリング装置および電子部品の温度制御方法 Download PDFInfo
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Description
図1は本発明の一実施形態に係る電子部品ハンドリング装置(以下「ハンドラ」という。)を含むICデバイス試験装置の全体側面図、図2は図1に示すハンドラの斜視図、図3は被試験ICデバイスの取り廻し方法を示すトレイのフローチャート図、図4は同ハンドラのICストッカの構造を示す斜視図、図5は同ハンドラで用いられるカスタマトレイを示す斜視図、図6は同ハンドラのテストチャンバ内の要部断面図、図7は同ハンドラで用いられるテストトレイを示す一部分解斜視図、図8は同ハンドラにおけるソケット付近の構造を示す分解斜視図、図9は同ハンドラにおけるプッシャ(下降した状態)付近の断面図である。
図2に示すように、IC格納部200には、試験前のICデバイスを格納する試験前ICストッカ201と、試験の結果に応じて分類されたICデバイスを格納する試験済ICストッカ202とが設けてある。
図4に示す試験前ICストッカ201のトレイ支持枠203に格納してあるカスタマトレイKSTは、図2に示すように、IC格納部200と装置基板105との間に設けられたトレイ移送アーム205によってローダ部300の窓部306に装置基板105の下側から運ばれる。そして、このローダ部300において、カスタマトレイKSTに積み込まれた被試験ICデバイスを、X−Y搬送装置304によって一旦プリサイサ(preciser)305に移送し、ここで被試験ICデバイスの相互の位置を修正したのち、さらにこのプリサイサ305に移送された被試験ICデバイスを再びX−Y搬送装置304を用いて、ローダ部300に停止しているテストトレイTSTに積み替える。
上述したテストトレイTSTは、ローダ部300で被試験ICデバイスが積み込まれたのちチャンバ100に送り込まれ、当該テストトレイTSTに搭載された状態で各被試験ICデバイスがテストされる。
図2および図3に示すアンローダ部400にも、ローダ部300に設けられたX−Y搬送装置304と同一構造のX−Y搬送装置404,404が設けられ、このX−Y搬送装置404,404によって、アンローダ部400に運び出されたテストトレイTSTから試験済のICデバイスがカスタマトレイKSTに積み替えられる。
図10に示すように、約26℃であったICデバイス2の温度は、ICデバイス2の発熱時(150秒の時点)に約30℃まで上昇し、その約5秒後に約29℃に下降して、その温度が略維持される。ヒータ311は、約37.5℃のONの状態から、ICデバイス2の発熱時(150秒の時点)に合わせてOFFにされ、約26.5℃まで温度が下がる。ヒートシンク35は、約16℃の状態が略維持される。
図11に示すように、約30℃であったICデバイス2の温度は、ICデバイス2が0Wになった時(150秒の時点)に約25.5℃まで下降し、その約5秒後に約26℃に上昇して、その温度が略維持される。ヒータ311は、約27℃のOFFの状態から、ICデバイス2が0Wになった時(150秒の時点)に合わせてONにされ、約37℃まで温度が上昇する。ヒートシンク35の温度は、約17℃から約16.5℃まで徐々に下がる。
図13に示すように、約26℃であったICデバイス2の温度は、ICデバイス2の発熱時(150秒の時点)に約33℃まで上昇し、その後約32.5℃まで徐々に下がる。ヒータ311は、約26℃のONの状態から、ICデバイス2の発熱時(150秒の時点)に合わせてOFFにされ、一旦約22℃まで温度が下降した後、約23.5℃に上昇し、そして約23℃まで徐々に下がる。ヒートシンク35の温度は、約20.5℃から約20℃まで徐々に下がる。
図14に示すように、約30.5℃であったICデバイス2の温度は、ICデバイス2が0Wになった時(150秒の時点)に約22.5℃まで下降し、その後約23℃まで徐々に上昇する。ヒータ311は、約20.5℃のOFFの状態から、ICデバイス2が0Wになった時(150秒の時点)に合わせてONにされ、一旦約24℃まで温度が上昇した後、約22.5℃に下降し、そして約23℃まで徐々に上昇する。ヒートシンク35の温度は、約17.5℃から約18℃まで徐々に上昇する。
2…ICデバイス(電子部品)
5…テストヘッド
10…ICデバイス試験装置
30…プッシャ
31…押圧子
311…ヒータ
312…断熱材
33…プッシャベース
35…ヒートシンク(吸放熱体)
40…ソケット(コンタクト部)
Claims (3)
- 電子部品ハンドリング装置において被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に押し付けるためのプッシャであって、
下部に凹部が形成されたプッシャ本体と、
前記プッシャ本体に設けられた吸放熱体と、
前記プッシャ本体の凹部に収容され、前記プッシャ本体の下面に面一で露出するように前記プッシャ本体の下部に設けられたヒータと、
前記プッシャ本体と前記ヒータとの間に設けられた断熱材と、
前記プッシャ本体の下端に設けられた、厚み方向には熱が伝わり易く、面方向には熱が伝わり難い伝熱板と
を備えたことを特徴とするヒータ付プッシャ。 - 電子部品の試験を行うために、被試験電子部品の端子をテストヘッドのコンタクト部に押し付けることのできる電子部品ハンドリング装置であって、請求項1に記載のヒータ付プッシャを備えたことを特徴とする電子部品ハンドリング装置。
- 電子部品ハンドリング装置において被試験電子部品を試験する際に当該電子部品を温度制御する方法であって、
請求項1に記載のヒータ付プッシャを使用し、
被試験電子部品の冷却は、前記吸放熱体を冷却することにより行い、
被試験電子部品の加熱は、前記ヒータによって行う
ことを特徴とする電子部品の温度制御方法。
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