JP4762534B2 - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

画像表示装置及び画像表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4762534B2
JP4762534B2 JP2004356934A JP2004356934A JP4762534B2 JP 4762534 B2 JP4762534 B2 JP 4762534B2 JP 2004356934 A JP2004356934 A JP 2004356934A JP 2004356934 A JP2004356934 A JP 2004356934A JP 4762534 B2 JP4762534 B2 JP 4762534B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
light transmissive
shape
transmissive film
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004356934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006163162A (ja
Inventor
功 富澤
大 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP2004356934A priority Critical patent/JP4762534B2/ja
Publication of JP2006163162A publication Critical patent/JP2006163162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4762534B2 publication Critical patent/JP4762534B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、二次元画像を空間に浮き出させて結像させることにより、奥行き感を持たせた立体的二次元画像を表示させる画像表示装置及び画像表示方法に関する。
従来、二次元画像を複数のレンズからなるマイクロレンズアレイによって浮き出させて結像することで、簡単な構成で、あたかも立体画像が映し出されているように表示できる画像表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この画像表示装置は、筐体前面に複数のレンズからなるマイクロレンズアレイを配設し、筐体内に有形像を配設するとともに、該筐体に有形像に光を照射するための光照射手段を配設したものである。この画像表示装置によれば、非常に簡単な構成で、しかも、格段に少ない情報量で臨場感を得ることができた。
特開2004−45830号公報
しかしながら、上記した従来の画像表示装置は、構造が簡単で安価に製造できるものの、単純な静止画であったり、平面的な画像をスクロールする単純な変化をするものであったりするものであるので、十分な臨場感、アミューズメント性を得ることが困難である問題があった。
本発明が解決しようとする課題としては、単純な静止画であったり、平面的な画像をスクロールする単純な変化をするものであったりするものであるので、十分な臨場感、アミューズメント性を得ることが困難であるという問題が一例として挙げられる。
請求項1記載の画像表示装置は、長尺状に形成され、その長さ方向に沿って、物体の静止画像が描かれた可撓性を有する光透過性フィルムと、前記光透過性フィルムから離間配置され前記光透過性フィルムを透過する光を空間上の結像面に結像させて、該結像面に前記物体の静止画像を表示する画像伝達パネルと、前記光透過性フィルムの前記画像伝達パネルに対向する部分を、前記光透過性フィルムをスクロールさせたときに前記物体の立体形状を再現する形状に規制する形状規制手段と、前記形状規制手段により前記画像伝達パネルに対向する部分の形状が前記物体の立体形状を再現する形状に規制された状態で、前記光透過性フィルムをスクロールさせる駆動手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項9記載の画像表示方法は、長尺状に形成し、その長さ方向に沿って、物体の静止画像が描かれた可撓性を有する光透過性フィルムと、この光透過性フィルムを透過する光を空間上の結像面に結像させて、該結像面に前記物体の静止画像を表示する画像伝達パネルとを備えて画像表示する画像表示方法であって、前記光透過性フィルムの前記画像伝達パネルに対向する部分を、前記光透過性フィルムをスクロールさせたときに前記物体の立体形状を再現する形状に規制し、その状態を保持しながら前記光透過性フィルムをスクロールさせて、空間上の前記結像面に立体的な動画像として前記物体の画像を表示することを特徴とする。
以下、本発明に係る画像表示装置及び画像表示方法の好適な実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る画像表示装置を一部破断して示した斜視図、図2は図1の画像表示装置を上方より内部を見た平面図、図3は図1の画像表示装置の機構部を前方より見た正面図である。
本実施の形態による画像表示装置100は、方形状の筐体10の前面に複数のレンズからなる画像伝達パネルであるマイクロレンズアレイ11が配設されるとともに、マイクロレンズアレイ11から筐体10の内部に向かって、遮光板12、複数個のローラ13、光透過性フィルム14、バックライト15が順次配設される。さらに、複数個のローラ13の配設位置に、各ローラ13を回転させるための駆動手段である機構部20(図3参照)が配設される。
光透過性フィルム14は、可撓性を有する薄いプラスチックを用いて長尺環状に形成されたものであり、その長さ方向に沿って時系列的に動きを変化させた静止画像が描かれている。この光透過性フィルム14を回転させることで、それに描かれた静止画を動画として見ることができる。以下、光透過性フィルム14を回転させることをスクロールするという。
複数個のローラ13は、2個一組でマイクロレンズアレイ11の略両側夫々に配設され、光透過性フィルム14のマイクロレンズアレイ11と対向する部分をマイクロレンズアレイ11から離れる方向即ち筐体10の内部へ向かう方向へ湾曲させた状態で光透過性フィルム14を挟持する形状規制手段として作用するとともに、図3に示す機構部20によって回転して光透過性フィルム14をスクロールさせる。光透過性フィルム14をスクロールさせることにより、マイクロレンズアレイ11により空間に表示された光透過性フィルム14上の静止画を動画として見ることができる。
複数個のローラ13は、図2に示すようにマイクロレンズアレイ11に近い側のローラ13が遠い側のローラ13よりも筐体10の中心寄りに配置されており、この配置により、光透過性フィルム14が、スクロール方向(図中矢印Yf方向)の上流側FUにある2つのローラ13を通過することで筐体10の内部側へ曲げられる。上流側FUにある2つのローラ13を通過した後、光透過性フィルム14のスクロール方向の下流側FLある2つのローラ13を通過することで略元の状態になる。なお、逆方向へスクロールさせても同様に光透過性フィルム14の二組のローラ13で挟持された部分が筐体10の内部側に向かって湾曲する。
各ローラ13を回転させるための機構部20は、図3に示すように、モータ20aと、各ローラ13を上下で回転自在に支持するギア部20b、20cとを備える。ギア部20cは単に回転自在に支持し、ギア部20bはモータ20aの回転力を全てのローラ13に伝達する複数の歯車で構成され各ローラ13を回転させる。駆動力の伝達を歯車により行うことで、各組のローラ13は回転差なく回転する。なお、図示しないが、モータ20aにはバッテリとオン/オフ用のスイッチが接続される。
マイクロレンズアレイ11は、光透過性フィルム14を透過する光を結像させて二次元画像を空間に表示する。図4はマイクロレンズアレイ11の拡大図である。マイクロレンズアレイ11は、2次元状に配列された複数のマイクロ凸レンズ111からなるマイクロレンズアレイ112を含む。マイクロレンズアレイ112は、例えば二枚のレンズアレイ半体112a、112bを一体化させてなる。各レンズアレイ半体112a、112bは、それぞれ透光性に優れたガラス又は樹脂からなる透明基板の両面に複数のマイクロ凸レンズ111をアレイ状に配置して当該面上にレンズアレイ面を構成したものである。
一面に形成された各マイクロ凸レンズ111aの光軸は、対向する位置に形成された他面のマイクロ凸レンズ111bの光軸と同一となるように調整されており、また各レンズアレイ半体112a、112b間で隣り合うマイクロ凸レンズ111b、111a同士の光軸も同一となるように重ね合わされている。なお、本実施の形態では、二枚のレンズアレイ半体112a、112bの各々の面(合計四面)の何れの面にもレンズアレイ面が構成されたマイクロレンズアレイ112を利用するが、マイクロレンズアレイ112の構成としてはこれに限られるものではない。
マイクロレンズアレイ11は、光透過性フィルム14の湾曲部分に対して所定距離(マイクロレンズアレイ112の作動距離)だけ離れた位置に配置されている。マイクロレンズアレイ11は、光透過性フィルム14から出射した画像に対応する光を光透過性フィルム14と反対側の所定距離だけ離れた空間30(図2参照)に結像させることにより、光透過性フィルム14に描かれた画像を空間上の二次元平面である結像面40に表示する。この場合、光透過性フィルム14の画像として映し出す部分を湾曲させるので、正面の観察者からは、あたかも立体画像が映し出されているように見える。
つまり、曲面結像として結像面40に表示される二次元画像は、すなわち、立体的二次元画像50として観察者に認識される。なお、光透過性フィルム14に描かれた画像そのものを、奥行き感を持つものとすれば、さらに一層立体的に見えることになる。また、光透過性フィルム14に描かれた画像は、湾曲して表示されることを考慮して予め作成されていることが望ましい。このように、光透過性フィルム14のマイクロレンズアレイ11によって結像させる部分を湾曲させることで曲面結像が映し出され、観察者にはより立体的に見えることになる。
この立体的二次元画像50は、マイクロレンズアレイ11の作動距離に応じて定義される空間上の曲面である。マイクロレンズアレイ11は、光透過性フィルム14の湾曲部分から入射された画像に対応する光をレンズアレイ半体112a、112bから入射させ、内部で一回反転させた後、レンズアレイ半体112a、112bから出射させることが望ましい。これにより、マイクロレンズアレイ11は、光透過性フィルム14に描かれた二次元画像を結像面上に正立の立体的二次元画像50として表示することができる。
なお、マイクロレンズアレイ11は、レンズアレイ半体112a、112bを二枚一組で一体化するものに限らず、一枚で構成してもよく、また二枚以上の複数枚で構成してもよい。但し、このような一枚のマイクロ凸レンズを画像対応光が透過する場合、或いは三枚のマイクロ凸レンズを画像対応光が透過する場合においても、入射させた光を内部で一回反転させた後、出射させるようにして、正立の立体的二次元画像50として表示させる。
マイクロレンズアレイ11を、このような構成にすることにより、光を結像させる作動距離が単一ではなく、ある一定の有効な範囲をもつことになるため、湾曲した立体的二次元画像を結像させることが可能になる。つまり、曲面の結像面を観察することが可能になる。
開口状の遮光板12は、マイクロレンズアレイ11と光透過性フィルム14の間に配設され、バックライト15から半透明フィルム14を通してマイクロレンズアレイ11に入射する光以外の不要な光を遮断する。バックライト15は、基本的には白色を発光するものが望ましい。特に、光源として発光ダイオードが電力消費、寿命、価格の点で好適であるが、小型の蛍光灯であっても構わない。
この画像表示装置100では、バックライト15によって光透過性フィルム14の湾曲部分が照射され、それによってマイクロレンズアレイ11を介して筐体10の前方の結像面40に光透過性フィルム14に描かれた画像の投影像が曲面結像される。
また、この画像表示装置100では、光透過性フィルム14には、その長さ方向に沿って時系列的に動きが変化する静止画像を描かれており、さらに光透過性フィルム14の一部分を湾曲させながら回転自在に支持する機構部20を有しているので、機構部20のモータ20aに電源を供給することで光透過性フィルム14がスクロールし、投影像が立体的な動画像として結像面40に映し出される。これにより、十分な臨場感、アミューズメント性が得られ、単純な静止画であったり、平面的な画像をスクロールする単純な変化をするものであったりする従来技術の問題が解決される。
図5は光透過性フィルム14に描かれる画像の一例であり、缶の全周分のデザイン画像である。この画像を描いた光透過性フィルム14をスクロールさせると、缶が回転しているように見える。この場合、図6に示すように、遮光板12の開口間隔を実際の缶と同じ幅とすると、実際の物があるように見える。つまり、缶の形状を再現しながら、形状に沿って画像をスクロールすることによって、空中に浮かんでいる缶が、浮かびながら回転しているように見える。これにより、単なる横方向へのスクロールではない、リアリティのある動画像を観察することが可能になる。
次に、本発明に係る画像表示装置の他の実施の形態1を説明する。
図7は本発明の他の実施の形態1に係る画像表示装置の概略構成図である。なお、以下の説明において、図2に示した部材・部位と同一のものには同一の符号を付し重複する説明は省略する。
この実施の形態による画像表示装置200は、光透過性フィルム14の一部分を湾曲させる手段が上記画像表示装置100と異なる。すなわち、本実施の形態の画像表示装置200では、湾曲状に形成した案内手段であるフィルム送りガイド60を設けている。光透過性フィルム14は、フィルム送りガイド60の形状に沿って案内されることになり、このフィルム送りガイド60を使用することで、ローラ13で光透過性フィルム14の一部分を湾曲させる必要がなくなり、その分、光透過性フィルム14をスクロールさせる構造が簡単になり、光透過性フィルム14をスクロールさせるための2個1組のローラ13のみで済むことになる。
次に、本発明に係る画像表示装置の他の実施の形態2を説明する。
図8は本発明の他の実施の形態2に係る画像表示装置の概略構成図である。なお、以下の説明において、図2に示した部材・部位と同一のものには同一の符号を付し重複する説明は省略する。
この実施の形態による画像表示装置300は、図9に示すような角のある画像を表示できるようにしたものであり、支持手段である可動型のガイドピン70と、このガイドピン70をマイクロレンズアレイ11と平行に移動させる移動機構(図示略)を設けている。ガイドピン70は筐体10の内部側に位置し、光透過性フィルム14を筐体10の内部側に押し付けるようにしており、その際の押し付け対して光透過性フィルム14を抑えるためのローラ13を新たに設けている。
光透過性フィルム14に図9に示すような角があるような画像が描かれている場合、光透過性フィルム14のスクロールに伴って光透過性フィルム14上の画像の角部分にガイドピン70を合わせて移動させる。これにより、例えば角のある箱の最初の角が消えて行って次の角が出てくるように、箱が回転しているように見せることができる。
ガイドピン70は1本に限らず、複数個設けることで複数の角に対応させることができる。また、光透過性フィルム14をガイドピン70で押し付けて角を出す以外に、光透過性フィルム14の一部分を引っ張るようにすることも可能である。この場合、光透過性フィルム14に引っ張るための部品や所定の形を保持するような部品を予め付けるようにしても良い。
なお、上記各実施の形態では、光透過性フィルム14をエンドレスの環状にしたが、単なる帯状のものであっても良い。この場合、最後までスクロールした後、巻き戻して最初からスクロールするようにすると良い。
また、光透過性フィルム14をカセット式にして、好みの画像のものを選択できるようにしても良い。
また、上記各実施の形態では、バックライト15で光透過性フィルム14を照射しているが、筐体10に窓を形成し、その窓から外光を筐体10内に取り入れて光透過性フィルム14を照射するようにしても良い。また、バックライト15と外光を合わせて使用しても良い。
また、上記各実施の形態では、遮光板12を使用したが、必ずしも必要とするものではないので、不要な場合は使用しなくとも良い。
また、本発明の画像表示装置では、画像以外の背景は透明、または黒色にすることが好ましい。
また、本発明の画像表示装置は、商業的な宣伝のための表示に利用できるばかりでなく、玩具等の商品としても適用できる。
本実施の形態による画像表示装置100によれば、筐体10の前面に光透過性フィルムを透過する光を結像させて二次元画像を空間に表示するマイクロレンズアレイ11と、長尺環状に形成され、その長さ方向に沿って時系列的に動きを変化させた静止画像が描かれた可撓性を有する光透過性フィルム14と、光透過性フィルム14のマイクロレンズアレイ11に対向する部分をマイクロレンズアレイ11から筐体10の内部側に湾曲させる複数のローラ13と、複数のローラ13で一部分の形状が規制された状態で光透過性フィルム14をスクロールする機構部20とを備えたので、立体的な動画像を映し出すことができ、単純な静止画であったり、平面的な画像をスクロールする単純な変化をするものであったりするものでは到底得ることができない、十分な臨場感、アミューズメント性が得られる。
また、本実施の形態による画像表示装置200によれば、湾曲状に形成したフィルム送りガイド60を備え、このフィルム送りガイド60によって光透過性フィルム14の一部分を湾曲させるようにしたので、複数のローラ13で光透過性フィルム14の一部分を湾曲させるものとは違って構造が簡単になり、その分、コストダウンが図れる。
また、本実施の形態による画像表示装置300によれば、可動型のガイドピン70と、このガイドピン70をマイクロレンズアレイ11と平行に移動させる移動機構(図示略)とを備えたので、例えば角のある箱の最初の角が消えて行って次の角が出てくるように、箱が回転しているように見せることができる。
また、本実施の形態による画像表示方法によれば、筐体10の前面に光透過性フィルムを透過する光を結像させて二次元画像を空間に表示するマイクロレンズアレイ11と、長尺環状に形成され、その長さ方向に沿って時系列的に動きを変化させた静止画像が描かれた可撓性を有する光透過性フィルム14とを備えて画像表示する画像表示方法であって、光透過性フィルム14のマイクロレンズアレイ11に対向する部分を筐体10の内部側へ湾曲させ、その形状を保持しながら光透過性フィルム14をスクロールさせて、空間上に動画を表示するので、単純な静止画であったり、平面的な画像をスクロールする単純な変化をするものであったりするものでは到底得ることができない、十分な臨場感、アミューズメント性が得られる。
本発明の実施の形態に係る画像表示装置を一部破断して示した斜視図である。 図1の画像表示装置を上方より内部を見た平面図である。 図1の画像表示装置のギア機構部を前方より見た正面図である。 図1に示したマイクロレンズアレイの拡大図である。 図1の光透過性フィルムの一例であり、缶が描かれた光透過性フィルムを示す図である。 図5の光透過性フィルムを用いたときの遮光板間隔を示す図である。 本発明の他の実施の形態1に係る画像表示装置を上方より内部を見た平面図である。 本発明の他の実施の形態2に係る画像表示装置を上方より内部を見た平面図である。 図8の画像表示装置で表示される画像の一例を示す斜視図である。
符号の説明
10 筐体
11 マイクロレンズアレイ
12 遮光板
13 ローラ
14 光透過性フィルム
15 バックライト
20 機構部
20a モータ
20b、20c ギア部
30 空間
40 結像面
50 立体的二次元画像
60 フィルム送りガイド
70 ガイドピン
100、200、300 画像表示装置

Claims (11)

  1. 長尺状に形成され、その長さ方向に沿って、物体の静止画像が描かれた可撓性を有する光透過性フィルムと、
    前記光透過性フィルムから離間配置され前記光透過性フィルムを透過する光を空間上の結像面に結像させて、該結像面に前記物体の静止画像を表示する画像伝達パネルと、
    前記光透過性フィルムの前記画像伝達パネルに対向する部分を、前記光透過性フィルムをスクロールさせたときに前記物体の立体形状を再現する形状に規制する形状規制手段と、
    前記形状規制手段により前記画像伝達パネルに対向する部分の形状が前記物体の立体形状を再現する形状に規制された状態で、前記光透過性フィルムをスクロールさせる駆動手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記光透過性フィルムは、環状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記形状規制手段は、複数のローラを有し、これらのローラによって前記光透過性フィルムの前記画像伝達パネルに対向する部分を前記物体の立体形状を再現する形状に規制した状態で回転自在に挟持し、
    前記駆動手段は、モータを有し、このモータによって前記形状規制手段の複数の前記ローラを回転させることで前記光透過性フィルムをスクロールさせることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記形状規制手段は、前記光透過性フィルムの前記画像伝達パネルに対向する部分を前記物体の立体形状を再現する形状に案内する案内手段を有し、
    前記駆動手段は、モータと、前記光透過性フィルムを回転自在に挟持する複数のローラとを有し、前記モータによって複数の前記ローラを回転させることで前記光透過性フィルムをスクロールさせることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記形状規制手段は、前記光透過性フィルムの前記画像伝達パネルに対向する部分を前記物体の立体形状を再現する形状に折り曲げる支持手段と、
    前記駆動手段は、モータと、前記光透過性フィルムを回転自在に挟持する複数のローラとを有し、前記モータによって複数の前記ローラを回転させることで前記光透過性フィルムをスクロールさせることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置。
  6. 前記光透過性フィルムの前記画像伝達パネルと対向する部分の周囲に前記光透過性フィルムを透過する光以外の光が前記画像伝達パネルに至らないように遮光する遮光手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像表示装置。
  7. 前記画像伝達パネルは、光を結像させる作動距離が単一ではなく、範囲をもつことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像表示装置。
  8. 前記画像伝達パネルが、マイクロレンズアレイであることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の画像表示装置。
  9. 長尺状に形成し、その長さ方向に沿って、物体の静止画像が描かれた可撓性を有する光透過性フィルムと、この光透過性フィルムを透過する光を空間上の結像面に結像させて、該結像面に前記物体の静止画像を表示する画像伝達パネルとを備えて画像表示する画像表示方法であって、
    前記光透過性フィルムの前記画像伝達パネルに対向する部分を、前記光透過性フィルムをスクロールさせたときに前記物体の立体形状を再現する形状に規制し、その状態を保持しながら前記光透過性フィルムをスクロールさせて、空間上の前記結像面に立体的な動画像として前記物体の画像を表示することを特徴とする画像表示方法。
  10. 前記物体の立体形状が湾曲面のある形状である場合、前記光透過性フィルムの前記画像伝達パネルに対向する部分の一部分を湾曲状に曲げて規制することを特徴とする請求項9に記載の画像表示方法。
  11. 前記物体の立体形状が少なくとも1つの角がある形状である場合、前記光透過性フィルムの前記画像伝達パネルに対向する部分の一部分を少なくとも1つの角が付くように曲げて規制することを特徴とする請求項9に記載の画像表示方法。
JP2004356934A 2004-12-09 2004-12-09 画像表示装置及び画像表示方法 Expired - Fee Related JP4762534B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004356934A JP4762534B2 (ja) 2004-12-09 2004-12-09 画像表示装置及び画像表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004356934A JP4762534B2 (ja) 2004-12-09 2004-12-09 画像表示装置及び画像表示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006163162A JP2006163162A (ja) 2006-06-22
JP4762534B2 true JP4762534B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=36665243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004356934A Expired - Fee Related JP4762534B2 (ja) 2004-12-09 2004-12-09 画像表示装置及び画像表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4762534B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014130309A (ja) * 2012-03-30 2014-07-10 Nitto Denko Corp 表示装置
JP6807144B1 (ja) * 2019-12-25 2021-01-06 石川 大 画像表示装置
KR102432384B1 (ko) * 2021-10-12 2022-08-12 주식회사 정완컴퍼니 필름을 활용한 홀로그램 구현 장치

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51855B1 (ja) * 1970-02-09 1976-01-12
JP2003156712A (ja) * 2001-11-22 2003-05-30 Pioneer Electronic Corp 画像表示装置
JP4268399B2 (ja) * 2002-11-01 2009-05-27 パイオニア株式会社 画像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006163162A (ja) 2006-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6972738B2 (en) Image displaying apparatus
JP6327062B2 (ja) 表示装置
JP6515652B2 (ja) 表示装置及び遊技機
JP5439294B2 (ja) 表示装置
TW201626074A (zh) 具改良對比度及透射率的透明顯示器
US9983348B2 (en) Backlight unit, liquid crystal display device comprising same, and game machine
JP2007515666A (ja) 二次元または三次元表示のための装置
JP4762534B2 (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JP5269190B2 (ja) バックライトユニット、およびそれを含む液晶表示装置とゲーム機
CN110290377B (zh) 显示装置和显示方法以及游戏机
JP4946645B2 (ja) 表示装置及び電子機器
JP2012022220A (ja) 表示装置
JP2014238493A (ja) 展示装置
JP4568643B2 (ja) 三次元画像表示装置
JP5194947B2 (ja) 表示装置
JP2021103269A (ja) 画像表示装置
KR100366365B1 (ko) 다중입체영상표시장치
TWI491927B (zh) 顯示器
KR200183284Y1 (ko) 다중입체영상표시장치
KR102606831B1 (ko) 인피니티 디스플레이
CN108469684B (zh) 一种透明显示器及一种显示系统
JP2017194674A (ja) 表示装置
KR200375008Y1 (ko) 다중출력이 가능한 그림표시장치
JP6743364B2 (ja) 球面投影表示装置および球面投影表示装置の駆動方法
JPH06289355A (ja) 立体表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110607

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110608

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees