JP4762281B2 - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4762281B2 JP4762281B2 JP2008210331A JP2008210331A JP4762281B2 JP 4762281 B2 JP4762281 B2 JP 4762281B2 JP 2008210331 A JP2008210331 A JP 2008210331A JP 2008210331 A JP2008210331 A JP 2008210331A JP 4762281 B2 JP4762281 B2 JP 4762281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water tank
- lower housing
- housing
- heated
- steam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
また、特許文献2の炊飯器は、容器(水槽)をどのようにして本体に着脱するのか、その構造については全く記載されていないため、実施することが困難である。
また、水槽の下部筐体と接する面の両側角部に面取り部を設けたので、水槽を両手で持って下部筐体に設置する際に、手(指)の腹肉を挟むことがなく、安全である。
図1は本発明の実施の形態1に係る炊飯器の外観構成を示す斜視図、図2は図1の炊飯器の内部構造を透視状態で示した斜視説明図、図3は図1の炊飯器の上蓋を開放し水槽を取外した状態を示す斜視説明図である。なお、上記図面を含む以下の各図面では、説明を容易にするために一部を誇張して示してある。また、以下の説明では、図1の右側を前面側、左側を後面側という。
炊飯器本体1は、被調理物が入れられた内鍋18が出し入れ自在に収容される内鍋収容部3と、水槽20が着脱可能に収容される水槽収容部4とからなる下部筐体2と、下部筐体2の後面側に設けたヒンジ12に装着され、下部筐体2の上面を開閉する上部筐体(上蓋)11とからなっている。そして、下部筐体2内の内鍋収容部3の下部には、内鍋18を加熱する誘導加熱コイルの如き加熱手段が設けられており、例えばその前面側には加熱手段等を制御する制御部(共に図示せず)が設けられている。
そして、縦壁5の両側はほぼへ字状の凹部によって嵌合凹部6a,6bが形成されており、その上端部には係合段部7が設けられている。なお、嵌合凹部6a,6bの両側端部は、縦壁5の中央部と平行に形成されている。8は底部4aの外周に設けられた周壁状の下部係合部である。なお、9は縦壁5に近接して上面に設けられた上蓋11のロック用の係止部である。
このとき、水の入った水槽20は、水槽収容部4に設けた係合部8から外れる高さだけ上方に持ち上げればよいので、取外しに要する労力を軽減することができる。なお、必要に応じて蒸気導管17を上蓋11から取外して洗浄する。
このような水槽20を両手で持って水槽収容部4に設置すると、図6に示すように、水槽20の嵌合凸部21a,21bの角部と、炊飯器本体1の縦壁5の嵌合凹部6a,6bの角部との間に、手(指)の腹肉を挟むおそれがある。これにより、抓られたような痛みを感じたり、場合によっては受傷することもある。
試験にあたっては、図7に示すように、水槽20に設けられた平面ほぼ三角形状の面取り部22の、下部筐体2の縦壁5の両側角部5aから、水槽20の面取り部22の開始位置22aまでの距離(以下、幅という)をW、水槽20の側面から面取り部22の先端部22b(最深部)までの深さ(以下、深さという)をHとしたときの、それぞれの寸法における手(指)の腹肉の挟みの有無及び挟んだときの痛みの有無について試験を行った。試験結果を表1に示す。
以上のことから、本実施の形態は、面取り部22の寸法を、深さH:3〜5mm、幅W:8〜15mm程度とした。
以上のように、水槽20の下部筐体2と接する面の両角部に面取り部22を設けたので、水槽20を両手で持って下部筐体2の水槽収容部4に設置する際に、手(指)の腹肉を挟むことがなく、安全である。
図9は本発明の実施の形態2に係る炊飯器の上蓋を開放し、水槽を取外した状態を示す斜視説明図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号が付してある。
実施の形態1においては、水槽20の後面側角部に面取り部22を設けた場合を示したが、本実施の形態は、水槽20には面取り部22を設けず、下部筐体2の水槽収容部4の縦壁5の両側角部に面取り部10を設けたものである。
図11は本発明の実施の形態2に係る炊飯器の上蓋を開放し、水槽を取外した状態の斜視説明図である。なお、実施の形態1,2と同じ部分には、同じ符号が付してある。
本実施の形態は、水槽20に実施の形態1の場合と同様に、平面三角形状の面取り部22を設けると共に、下部筐体2に実施の形態2の場合と同様に、平面三角形状の面取り部10を設けたものである。
本実施の形態による水槽20の水槽収容部4への装着手順及び効果は、実施の形態1および2の場合とほぼ同様であるが、さらに図12に示すように、水槽20を手で持って、水槽収容部4に設置する際に、下部筐体2の手(指)が届く(触れる)範囲に面取り部10を設け、かつ水槽20の下部筐体2と接する面の両角部に面取り部22を設けたので、水槽20を持った手(腹)の腹肉を挟むことがなく、傷めることもない、さらに安全性を高めることができる。
図13(b)のW1は、水槽20を下部筐体2の水槽収容部4に設置したときの、両面取り部10,22の面取り開始位置10a,22a間の距離(幅)で、面取り部10,22の先端部の深さをHとした。HとW1のそれぞれの寸法における手(指)の腹肉の挟みの有無、挟んだときの痛みの有無についての試験結果を表3に示す。
さらに、上記の説明では、図示の炊飯器に本発明を実施した場合を示したが、これに限定するものではなく、他の構造の炊飯器にも本発明を実施することができる。また、例えば蒸気回収機構を備えた煮込み用調理器など、蒸気を回収する水槽を備えた加熱調理器であれば同様の効果を得ることが出来るものである。
Claims (6)
- 被加熱物を収納する内鍋と、被加熱物を加熱する加熱手段と、前記内鍋が収容され前記加熱手段を備えた下部筐体と、該下部筐体に設置され、前記内鍋の上部開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体に取り付けられ、前記被加熱物が加熱された際に前記被加熱物から生じる蒸気を誘導する蒸気導管と、前記蒸気導管が連結される連結口を上面に有し、前記蒸気導管によって誘導された前記蒸気を予め貯めた冷却水により復水するための水槽と、前記下部筐体に設けられ、前記水槽を載置可能な底部を有し、前面側及び両側面が開放されていて前記水槽が着脱可能に装着される水槽収容部とを備え、
前記下部筐体と前記蓋体とから加熱調理器本体を構成し、
前記下部筐体の前記水槽との対向面は、縦壁と、前記縦壁と平行な面により構成された凹部又は凸部を有し、また、前記水槽の前記下部筐体との対向面は、前記下部筐体の凹部又は凸部と嵌合する凸部又は凹部を有し、
前記水槽は、前記下部筐体の前記水槽収容部に装着されたとき、前記本体の前面側の両側壁及び前壁の一部を形成し、かつ前記下部筐体と隣接する側壁面の端部に手の挟み込みを防止する面取り部を設けたことを特徴とする加熱調理器。 - 被加熱物を収納する内鍋と、被加熱物を加熱する加熱手段と、前記内鍋が収容され前記加熱手段を備えた下部筐体と、該下部筐体に設置され、前記内鍋の上部開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体に取り付けられ、前記被加熱物が加熱された際に前記被加熱物から生じる蒸気を誘導する蒸気導管と、前記蒸気導管が連結される連結口を上面に有し、前記蒸気導管によって誘導された前記蒸気を予め貯めた冷却水により復水するための水槽と、前記下部筐体に設けられ、前記水槽を載置可能な底部を有し、前面側及び両側面が開放されていて前記水槽が着脱可能に装着される水槽収容部とを備え、
前記下部筐体と前記蓋体とから加熱調理器本体を構成し、
前記下部筐体の前記水槽との対向面は、縦壁と、前記縦壁と平行な面により構成された凹部又は凸部を有し、また、前記水槽の前記下部筐体との対向面は、前記下部筐体の凹部又は凸部と嵌合する凸部又は凹部を有し、
前記水槽は、前記下部筐体の前記水槽収容部に装着されたとき、前記本体の前面側の両側壁及び前壁の一部を形成し、前記下部筐体の前記水槽と隣接する側壁面の端部に手の挟み込みを防止する面取り部を形成することを特徴とする加熱調理器。 - 被加熱物を収納する内鍋と、被加熱物を加熱する加熱手段と、前記内鍋が収容され前記加熱手段を備えた下部筐体と、該下部筐体に設置され、前記内鍋の上部開口部を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体に取り付けられ、前記被加熱物が加熱された際に前記被加熱物から生じる蒸気を誘導する蒸気導管と、前記蒸気導管が連結される連結口を上面に有し、前記蒸気導管によって誘導された前記蒸気を予め貯めた冷却水により復水するための水槽と、前記下部筐体に設けられ、前記水槽を載置可能な底部を有し、前面側及び両側面が開放されていて前記水槽が着脱可能に装着される水槽収容部とを備え、
前記下部筐体の前記水槽との対向面は、縦壁と、前記縦壁と平行な面により構成された凹部又は凸部を有し、また、前記水槽の前記下部筐体との対向面は、前記下部筐体の凹部又は凸部と嵌合する凸部又は凹部を有し、
前記水槽は、前記下部筐体の前記水槽収容部に装着されたとき、前記下部筐体の前面側の両側壁及び前壁の一部を形成するように構成され、
前記水槽の前記下部筐体と隣接する側壁面の両端部ならびに前記下部筐体の前記水槽と隣接する壁面の両端部に手の挟み込みを防止する面取り部を設けることを特徴とする加熱調理器。 - 前記水槽に設けた面取り部を、該水槽を前記下部筐体に装着したときの該水槽収容部の両側角部から該面取り部の開始位置までの距離をW、前記水槽の側面から面取り部の最深部までの深さをHとしたときに、H:3〜5mm、W:8〜15mmとしたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 前記下部筐体に設けた面取り部を、前記水槽に接する面から該面取り部の開始位置までの距離をW、前記下部筐体の側面から該面取り部の最深部までの深さをHとしたときに、H:3〜5mm、W:8〜15mmとしたことを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
- 前記水槽及び前記下部筐体に設けた面取り部を、前記水槽を前記水槽収容部に装着したときに、前記水槽と下部筐体の両者の面取り部の開始位置間の距離をW1、前記水槽と下部筐体の側面から面取り部の最深部までの深さをHとしたときに、H:3〜5mm、W1:8〜20mmとしたことを特徴とする請求項3記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008210331A JP4762281B2 (ja) | 2008-08-19 | 2008-08-19 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008210331A JP4762281B2 (ja) | 2008-08-19 | 2008-08-19 | 加熱調理器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011006956A Division JP5312490B2 (ja) | 2011-01-17 | 2011-01-17 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010046112A JP2010046112A (ja) | 2010-03-04 |
JP4762281B2 true JP4762281B2 (ja) | 2011-08-31 |
Family
ID=42063739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008210331A Active JP4762281B2 (ja) | 2008-08-19 | 2008-08-19 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4762281B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60106532U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | 株式会社日立ホームテック | 炊飯器の蒸気回収装置 |
JPH0769066B2 (ja) * | 1988-06-10 | 1995-07-26 | 三洋電機株式会社 | 加湿器、及びその水タンク |
JP2755188B2 (ja) * | 1994-11-15 | 1998-05-20 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電気炊飯器 |
-
2008
- 2008-08-19 JP JP2008210331A patent/JP4762281B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010046112A (ja) | 2010-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1738675A1 (en) | A beverage-boiling kettle, an electrical heating kettle and a beverage-boiling cordless electrical heating kettle | |
US20210022541A1 (en) | Electric Pressure Cooker Rim Cover | |
KR101118053B1 (ko) | 내솥뚜껑 착탈형 전기압력조리기 | |
JP5312490B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP4884444B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP4762281B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5257283B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP2010042054A (ja) | 炊飯器 | |
JP5030980B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP6664060B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP5247786B2 (ja) | 炊飯器 | |
JP6112994B2 (ja) | 炊飯器 | |
CN208286850U (zh) | 烹饪器具 | |
JP5056675B2 (ja) | 加熱調理器 | |
CN216256815U (zh) | 一种烹饪容器 | |
JP4288606B2 (ja) | 組込式加熱調理器 | |
KR200429603Y1 (ko) | 개폐구 및 개폐구 덮개를 구비하는 냄비 뚜껑 | |
KR101740685B1 (ko) | 취사용기용 솥뚜껑 | |
JP5159871B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5304267B2 (ja) | 加熱調理器 | |
KR101686527B1 (ko) | 안전커버가 구비된 중탕기 | |
KR101965661B1 (ko) | 비노출형 전기 밥솥 | |
IT202100010910A1 (it) | Pentola per la cottura di alimenti e manico per pentola | |
CN116172387A (zh) | 电饭煲和集成灶 | |
JP2011156425A (ja) | 加熱調理器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20100122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100629 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20100616 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100827 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101019 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110425 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110607 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4762281 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |