JP4761515B2 - 画像形成装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真プロセスにより複数の色の記録材を重ね合わせて多色記録を行う画像形成装置および方法に関する。
カラー印刷の分野では、安定した階調表現を得るために、顔料の被覆部を正方格子配列に並べ、かつ、色版ごとの格子の傾斜角をそれぞれ異ならせることがよく知られている。また、顔料の被覆部は網点と呼ばれる。カラー印刷においては、各色版の傾斜角が同じ状態で網点を重ねると、網点の相互位置関係が一定なため、版のずれが色の変動に直結して、色味が安定しない。そこで、色版ごとに網点の傾斜角を変え、異なる色版間の網点の相互位置関係をそれぞれ異ならせることで、色版が相互に微細にずれることによる網点の重なり量の変動を相殺することが行われる(特許文献1参照)。
しかし、網点の傾斜角度を変えることによってデメリットも発生する。傾斜させることによって網点の水平軸、垂直軸の周期がそれぞれ異なるために色版間の網点の相互関係が同じ位置に戻るまでの周期が特徴的なパターン(モアレ縞)として視認される。
ところで、電子写真方式の印字装置においては、光学的に感光体に描画された電位画像を帯電した顔料で現像し、これを紙に転写し、熱と圧力で安定させることによって印字を行う。対して、従来の印刷においては、物理的に版面が凹凸している画像や、平面上に疎水性親水性によって作られた画像に対してインクを塗布し、用紙と密着させて画像を写す。印刷物においては顔料を含む溶媒は揮発して顔料以外はあまり残らない状態になるのに対して、電子写真方式の印字方式の場合には、トナーと呼ばれる顔料を含む樹脂全体が紙と顔料をつなぎ止める接着剤として残り続ける。その結果、電子写真方式の印字装置の印字出力は印字面に残る体積が従来の印刷方法より大きくなる。すなわち、樹脂成分による厚みが残ることになる。さらに、電子写真方式の印刷でカラー印刷を行う場合には、このような樹脂成分を多重に重ねて行くことになる。
特開平6−130656号公報
乾式の印刷方式には、乾燥や、それに伴う揮発した溶媒の処理などの必要がないという利点がある。
一方、上述のとおり、体積の有る樹脂成分を多重に重ねて行く電子写真方式は次のような問題をはらんでいる。それは、電子写真方式の印字方式では顔料を安定させるのに熱と圧力をかけることに起因する。圧力をかけることによって、厚みの有る樹脂は平坦に押し広げられる(スプレッド現象)。広げられる面積は厚みが大きいほど顕著になる。すなわち、カラー印刷で顔料が重畳された部分ほど、この現象が顕著となる。この現象により、印刷物の階調表現の微細な領域の用紙面における顔料の被覆比率によって階調表現を行う方式が影響を受ける。具体的には、顔料が押し広げられることでその顔料の被覆比率が増大し、印字濃度が高くなってしまう。
描画した面積に対して実際に印字される面積が全体的に大きくなったり小さくなったりすることは別に珍しいことではないが、電子写真方式の印字装置のカラーの出力においては広がる面積が一定でなく、トナーが重なるほど大きく広がる。とりわけ色間で網点が重なった部分では、顔料の面積が広がって濃度が高くなり色間の干渉による濃度の変化が顕著となるという問題がある。このような濃度の変化は、本来の印刷物の色版干渉よりも強い干渉パターン(プロセスモアレ)となって現れる場合もある。また、この問題は基本の4色(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K))以外に、色再現性を高めるために同じ色相で濃度を変えた記録材を用いるような印字系においてはさらに顕著となる。
このため電子写真方式では、通常の印刷方式と同様の方式での階調表現を実行しにくい。通常の印刷方式では、図7の(a)に示すようなパターンをとっているが、電子写真方式では同図(b)のようなラインスクリーンや、(c)のような、配置が正方格子ではなく平行四辺形配置の網点、あるいは、(d)のようなランダムドット状の階調表現を代替的に使用することになる。階調表現において同図(b)や(c)のようなテクスチャを選択することによって、より印字品位の安定性が増したり、色版間の網点干渉を回避することが可能である。
しかし、このようなパターンを使用した場合はエッジの境界の滑らかさが角度によって激しく変化することがあったり、(d)のようなパターンは画素が孤立していて電子写真方式に不向きな階調表現であったりする。
また、階調表現のテクスチャが印刷物と異なるということは、商業印刷の一部代替を行う点で難がある。印刷手法の従来の技法を継承するためには、このような印刷テクスチャを再現できることも重要である。表現テクスチャのデメリットも含めて商業印刷物と同様の画像が表現できない場合、印刷物のプルーフなど、エミュレーション需要に応えることができない。さらに、出力機器毎に出力テクスチャが異なっている場合にはオンデマンド印刷の出力品位を一定に揃えることも難しい。印字出力テクスチャは出力機器が何であっても一様になることが望ましい。
本発明は、電子写真プロセスにおける網点重複部での視覚濃度の上昇を抑制し、これにより高い品位の印刷物を安定して得ることのできる画像形成装置および方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、電子写真プロセスにより複数の記録材を重ね合わせて多色記録を行う画像形成装置に係り、前記複数の記録材の各々のビットマップデータを生成する生成手段と、前記複数の記録材のうち、第1の記録材のビットマップデータと、第2の記録材のビットマップデータとを比較して、前記第1の記録材と前記第2の記録材とが重畳する重畳領域を検出する検出手段と、前記重畳領域における前記第1の記録材または前記第2の記録材の載り量を抑制する制御手段とを有し、前記検出手段は、前記記録材ごとの色版間におけるずれ量を検出し、当該ずれ量に応じて前記第1の記録材と前記第2の記録材とが重畳する領域を検出することを特徴とする
本発明の別の側面に係る画像形成装置は、電子写真プロセスにより複数の記録材を重ね合わせて多色記録を行う画像形成装置であって、前記複数の記録材の各々のビットマップデータを生成する生成手段と、前記複数の記録材のうち、第1の記録材のビットマップデータと、第2の記録材のビットマップデータとを比較して、前記第1の記録材と前記第2の記録材とが重畳する重畳領域を検出する検出手段と、前記重畳領域における前記第1の記録材または前記第2の記録材の載り量を抑制する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記重畳領域において載り量が抑制された記録材のデータを当該重畳領域の周辺領域に配置させることを特徴とする。
本発明によれば、電子写真プロセスにおける網点重複による顕著な面積変動が低減され、これにより望まない視覚濃度の上昇が抑制され、もって高い品位の印刷物を安定して得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施に有利な具体例を示すにすぎない。また、以下の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題解決手段として必須のものであるとは限らない。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態における画像形成装置の構成を示す図である。この画像形成装置100は、電子写真方式による画像形成装置で、例えば、レーザビームプリンタ(以下「LBP」という。)である。
LBP100は、外部に接続されているホストコンピュータから供給される文字印字命令、各種図形描画命令、イメージ描画命令および色指定命令等に従い、対応する文字パターンや図形、イメージ等を作成し、記録媒体である記録用紙上に像を形成する。
151は操作のためのスイッチおよびLBPの状態を表示するLED表示器やLCD表示器等が配されている操作パネル、101は外部のホストコンピュータから供給される画像情報に基づいて後述する画像処理を行う画像処理部である。
本実施形態におけるLBP100は、R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の色情報を、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー),K(ブラック)に変換し、それらの各色について順次、像形成、現像を行うため、CMYKそれぞれ専用の像形成・現像機構(以下「プリンタエンジン」という。)を備える。画像処理部101はCMYKそれぞれの印字イメージを生成し、ビデオ信号に変換してCMYKそれぞれのレーザドライバに出力する。
具体的に説明すると、例えば、Cのプリンタエンジンは、レーザドライバ110、半導体レーザ111、回転多面鏡113、静電ドラム114、トナーカートリッジ115を含む構成である。レーザドライバ110は半導体レーザ111を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ111から発射されるレーザ光112をオン/オフ切替する。レーザ光112は回転多面鏡113で左右方向に振られて静電ドラム114上を走査する。これにより、静電ドラム114上には文字や図形のパターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム114周囲の、現像剤であるトナー(粉末インク)を収容するトナーカートリッジ(現像ユニット)115によって現像された後、記録用紙に転写される。
M、Y、Kについても上述のCと同様のプリンタエンジンを備え、120、121、122、123、124、125はM用のプリンタエンジン、130、131、132、133、134、135はY用のプリンタエンジン、140、141、142、143、144、145はK用のプリンタエンジンである。各々の機能は上述のCのプリンタエンジンと同じであるので説明は省略する。
記録用紙には例えばカットシートが使用され、カットシート記録紙はLBP100に装着された給紙カセット102に収納され、バネ103で一定の高さに保たれており、給紙ローラ104と搬送ローラ105および106とにより装置内に取り込まれ、用紙搬送ベルト107に乗せられてCMYKの各プリンタエンジンを通過する。
記録用紙に転写されたCMYKの各トナーは定着器108で熱と圧力により記録用紙に固定され、記録用紙は搬送ローラ109および150によってLBP100本体の上部に出力される。
図2は、画像処理部101の機能構成例を示すブロック図である。この図を参照して、画像処理部101の動作を説明する。
同図において、41は受信バッファで、受信したRGBの多値画像データを保持する。44は表色系変換部であり、受信バッファ41に保持されたRGB画像データに対して、色変換テーブル45を参照することでCMYK画像データに変換する。
46は濃度補正処理部で、表色系変換部44によって変換されたCMYK画像データに対して、濃度補正テーブル47を用いて濃度の直線化(γ補正)を行う。
50はハーフトーン処理手段としての網点処理部であり、濃度補正処理部46によって補正されたCMYK画像データに対して、濃度パタンテーブル51を参照して網点画像データに変換する。
なお、上述のとおり、カラー画像の形成はC,M,Y,Kの各色のトナーの重ね合わせによって行われる。カラー画像の場合、各色の重なり方によって色味が安定しない(プリントのたびに異なる)などの問題が生じうることは周知のとおりである。この問題に対処するために、本実施形態における網点処理では、各色間で異なるスクリーン角を設けることで平均的に色の一様性を得るようにしている。
52はレンダリング部で、上記網点画像データをビットマップデータとしてフレームバッファ53に格納する。
54は重複ドット調整部で、フレームバッファ53に格納された各色のビットマップデータについて、特定の色間でドットが重複している位置を検出し、従来この重複によって生じていたスプレッド現象を回避すべくビットマップデータの調整を行う。ここでの処理が本発明の重要な部分であり、その処理の具体例については以下で詳しく説明する。ここで調整されたビットマップデータは再びフレームバッファ53に格納される。
55はPWM処理部で、重複ドット調整部54により調整されたビットマップデータをフレームバッファ53から受け取り、所定のパルス幅変調パターン(「PWM発光パターン」ともよばれる。)に基づきレーザ露光の照射時間に相当するパルス幅で変調処理を行い、電子写真プロセスを実行するプリンタエンジンへと送出する。
本実施形態における画像処理部101の機能構成は概ね上記のようなものである。次に、重複ドット調整部54による処理について詳しく説明する。
上述のとおり、本実施形態では、C,M,Y,Kの4色のトナー(記録材)を使用してカラー印刷を行う。なお、Kは第1の色(第1の記録材)としての濃色に、それ以外のC,M,Yは第2の色(第2の記録材)としての淡色に分類されるものとし、以下ではこの意味で説明を容易にするため、「濃色」、「淡色」の用語を使用する。
本実施形態における重複ドット調整部54の基本的な機能は、フレームバッファ53に格納されたビットマップデータについて、第1の色としての濃色であるK(ブラック)と、この第1の色に対して淡色の関係にある第2の色との重畳状態を検出し、その濃色と重畳する淡色の抑制を行うことである。
Kは吸収色であるため、そこに重複する部分の淡色トナーを抑制しても、網版を重ねて印刷を行う印字方式の本質を損なうことはない。ただし、K以外の淡色同士、たとえばC(シアン)とM(マゼンタ)を重ねることは、紫系統の色を発色させる場合に必要である点に注意を要する。このような場合にまでトナーの抑制を行うと色変動が許容できなくなると考えられるため、本実施形態では、このような淡色同士の重複の場合は例示しない。しかしながら、淡色同士の重複においてもスプレッド現象は発生するものであり、色変動が許容できる程度において以下に説明する抑制処理を実行することは可能である。もちろん、本実施形態の方法により生じる色変動を補正することが可能な何らかの技術を合わせて適用するというものであってもよい。
以下では、濃色であるKと淡色の1つであるYを例にとって、重複ドット調整処理の内容を説明する。このKとYとの間の重複ドット調整処理の概要は、図3に示すようなものである。同図において、(a)は網点処理によってテクスチャ化されたKプレーンのイメージ、(b)はそのYプレーンのイメージを示している。そして、印刷出力は、(c)の「理想印字イメージ」のようなKとYとが重なった部分を有する。しかし実際にはこのようなKとYとの重なりによって、上述したような「スプレッド現象」が生じ、場合によっては網点間の干渉による「プロセスモアレ」を生じうる。
そこで、重複ドット調整部54は、テクスチャ化されたビットマップイメージの比較演算を行い、(d)に示されるようなKとYの重畳部を算出する。その後、重複ドット調整部54は、この重畳部におけるYトナーを抑制すべく、(b)のYプレーンからこの重畳部のデータを取り除く。そして、これにより得られたパターン(e)を、調整後のYテクスチャとしてフレームバッファ53に再格納する。このように調整されたYプレーンのビットマップデータは、PWM処理部55に送られてパルス幅変調に付され、プリンタエンジンへと出力される。これにより、電子写真プロセスにおいては、上記重畳部におけるYトナーの載り量が抑制されることになる。
図4は、上述の重複ドット調整処理を実現する具体的な手順の一例を示すフローチャートである。なお、同図において記述されている式は、C言語等の記法に従っていることに留意されたい。すなわち、単一の等号「=」は「右辺の値を左辺に代入する」ことを意味し、二重等号「==」は「左辺と右辺の値が等しい」ことを意味する。
まず、フレームバッファ53に格納されているKプレーンおよびYプレーンの主走査方向のピクセル座標位置を示す変数iおよび副走査方向のピクセル座標位置を示す変数jをそれぞれ0に初期化する(ステップS1)。次に、座標(i,j)におけるKプレーンのデータDK(i,j)と、YプレーンのデータDY(i,j)との論理積をとり、この論理積が1であるかどうかを判定する(ステップS2)。この論理積が1であればその座標位置ではKとYが重畳していると判断して、この座標位置におけるYトナーを抑制すべく、DY(i,j)を0に変更する(ステップS3)。一方この論理積が0であればKとYとは重畳していないと判断し、DY(i,j)は変更しない。
次に、処理対象の位置iがK,Yプレーンの主走査方向の最終画素位置まできたかを判断する(同図中、PはK,Yプレーンの主走査方向の画素数を示す。)。まだ位置iが最終画素位置P−1に達していない場合には、iをインクリメントして(ステップS5)、ステップS2に戻って処理を繰り返す。つまり、このステップS2〜S5のループが1ライン分の処理である。
最終画素位置までの処理を終えると、ステップS6に進み、処理対象の位置jがK,Yプレーンの副走査方向の最終画素位置まできたかを判断する(同図中、QはK,Yプレーンの副走査方向の画素数を示す。)。まだ位置jが最終画素位置Q−1に達していない場合には、iを0に戻すとともに、jをインクリメントして(ステップS7)、ステップS2に戻って処理を繰り返す。このようなステップS2〜S7のループによってK,Yプレーンの全画素について処理が行われる。
以上、KとYを例にとった重複ドット調整処理を説明したが、Kとその他の淡色(すなわち、KとC、あるいは、KとM)との間についても同様な重複ドット調整処理を適用してよい。
このような重複ドット調整処理を行うことによって、トナーの重畳が抑制され、スプレッド現象によって生じていた濃度上昇が抑えられる。
(第2の実施形態)
実際の画像形成装置においては、用紙の延び縮みや、機械的位置合わせの誤差によって生じる色版間の位置ずれが避けられない。また、紙搬送を行いながら印字を行うプリンタエンジンにおいては搬送速度の揺らぎによって面内で種々の方向の位置ずれも生じうる。そうすると、上述のように濃色と淡色のビットマップデータ間ではドットの重複が生じる部分が検出されたとしても、実際にはその色版間の位置ずれ(以下「レジストレーションずれ」という。)によってその部分でのトナーの重複は生じない、という場合もありうる。このような実際にはトナーの重複は生じていない場合にもその部分の淡色トナーを抑制してしまうのでは、かえって画質を落とすことにもなりかねない。
そこで本実施形態では、レジストレーションずれがあったとしても確実に特定の色版間のトナーの重畳が起きる部分だけを抽出して、その部分の淡色トナーの抑制を行うようにする。
本実施形態では、上述のステップS2において、ビットマップデータにおける注目座標位置で濃色と淡色が重畳していると判断された場合は、さらに、レジストレーションずれがあったとしてもなお、その注目座標位置ではその濃色と淡色の重畳が起きるかどうかの判定を行う。たとえば、網点の周期がレジストレーションずれ公差以上のときは、その注目座標位置では確実にトナーの重畳が起きると判断して、その注目座標位置における淡色トナーの抑制を実行する。一方、網点の周期がレジストレーションずれ公差よりも小さいときは、レジストレーションずれによってその注目座標位置での濃色トナーと淡色トナーの重畳が実際になくなる可能性を否定できないので、その注目座標位置における淡色トナーの抑制は実行しない。
図5に一例を示す(KとYの場合)。同図の(a)では、レジストレーションずれ公差が1画素未満の場合を想定している。この(a)に示した網点の周期は8画素であり、600dpiのプリンタならば75線に相当する。図示の処理対象領域は、レジストレーションずれが生じたとしてもなお、KとYとが重畳することが確実であると判断され、Yの抑制を実行すべき領域である。
一方、(b)では、レジストレーションずれ公差が2画素程度あり、図示のように4画素の網点周期を想定している。このような網点周期は600dpiのプリンタならば150線に相当する。この場合は、レジストレーションずれによってKとYとの重畳が確実に生じる可能性のある画素はないので、Yの抑制は実行しない。
以上のようなレジストレーションずれを考慮した重複ドットにおける淡色トナーの抑制の実行/非実行の判断は例えば、近傍画素パターンを参照することにより実現できる。図6に3×3画素の近傍画素パターンを用いた判断例を示す。図示の3×3画素の画素パターンにおいて、中央の画素が注目画素であるとする。図示の近傍画素パターンの例では、右側のパターンほど白画素の割合が増えている。たとえば61、62のような近傍画素パターンは、黒画素がほとんどを占めており、このようなパターンが観測された場合には注目画素は少なくとも描画領域のエッジ付近にはないと判断できる。一方、たとえば65、66のような近傍画素パターンが観測された場合には、注目画素は描画領域のエッジ部分に位置している可能性が高いと判断できる。
そこで、本実施形態では、このような近傍画素パターン群に対して、レジストレーションずれ公差を考慮したしきい値60をあらかじめ設定しておく。そして、図4のステップS2において、注目画素でKとYが重複していると判断された場合であっても、観測された近傍画素パターンがしきい値60よりも右側のパターンに含まれている場合(すなわち、注目画素が描画領域のエッジ部分に位置している場合)には、レジストレーションずれによって実際にはKとYとの重畳がなくなる可能性があるので、この場合にはステップS3におけるYの抑制は実行しない。一方、ステップS2において、注目画素でKとYが重複していると判断され、なおかつ、観測された近傍画素パターンがしきい値60よりも左側のパターンに含まれている場合(すなわち、注目画素は少なくとも描画領域のエッジ部分には位置していない場合)には、レジストレーションずれがあったとしてもなおKとYとの重畳が生じる可能性が高いと判断して、ステップS3のYの抑制を実行する。
以上のような処理によって、実際に起こりうるレジストレーションずれを考慮した重複ドット調整処理が実現される。
(その他の実施形態)
以上の実施形態では、濃色と淡色との重畳が検出された部分において、その淡色のデータを一律に0に置き換える(すなわち、削除する)ことにより、その部分の淡色トナーを抑制するようにしていた。しかし、このような処理が色味の変化を引き起こす場合があることも考えられる。そこで、淡色のデータを一律に削除するのではなく、その対策のために別の淡色トナーの抑制手法を採用してもよい。
たとえば、濃色と淡色との重畳領域における濃色のエッジ部に位置する淡色の画素については、これを削除せずにそのまま残すようにしてもよい。
あるいは、濃色と淡色との重畳領域において、奇数または偶数の座標の淡色だけを0に置き換え、それ以外の座標の淡色はそのまま残すようにしてもよい。
また、上記の如く重畳領域における淡色のデータを単に0に変更するのではなく、上記重畳領域における淡色をその重畳領域の周辺領域に拡散させるようにしてもよい。具体的には、重畳領域における淡色のデータを削除した一部ないし全ての画素を淡色の画素の周囲の画素領域に配置させる。この場合、配置対象の画素位置には濃色の画素が存在しないことが前提となるのは当然である。また、誤差拡散処理回路に入力し、誤差拡散回路の出力と注目画素を削除した後のビットイメージを加算して、これをプリンタエンジンへ送出するという構成であってもよい。こうすることで、重畳領域で削除される淡色の画素テクスチャの補償が行われる。
このように、濃色と淡色との重畳領域における淡色を一律に削除するかわりに、上記のような淡色の抑制手法をとることにより、色味の急激な変化を抑えることができる。
また、上述の実施形態ではC,M,Y,Kの4色のトナーを使用してカラー印刷を行うLBPについて説明したが、さらにCやMの濃度に比べて濃度を低くしたLC(ライトシアン)やLM(ライトマゼンタ)を使用する機種もある。これらLCやLMも濃色(K)に対する淡色として上述の実施形態を適用することができる。すなわち、LCやLMとKとの重畳領域において、LCやLMの抑制を行うことより、スプレッド現象の発生を回避することが可能である。
あるいは、Kとの重複を生じているLCやLMの領域全体を通常のCやMで置き換えるようにしてもよい。その際には、等しい濃度に保たれるように、LCやLMの元々の領域よりも小さい領域のCやMで置き換えることになる。これに伴い、置き換えたCやMとKとの重複面積を小さくすることができる。したがって、トナーの重畳が抑制され、そして、スプレッド現象によって生じる濃度上昇を抑えることができる。
以上、各実施形態において、CMYKの4色における印刷、またはCMYKとLC及びLMを用いた6色の印刷において、Kを濃色、それ以外を淡色としてスプレッド現象の抑制処理を説明した。しかしながら、この色分類はあくまでも一例である。また、濃色、淡色という定義も説明の便宜上、用いたものであり、上述した実施形態で用いた濃色と淡色の組み合わせのみに本発明が制限されるものではない。当然ながら、上記以外の色の組み合わせや、本実施形態で記載した記録材以外の記録材(例えば、レッドやグリーンなど)や、透明な記録材を利用する印刷形態であってもよい。本発明は、上記の色分類に限定されることなく、スプレッド現象によって濃度変化を生じる記録材同士に適宜適用することで、スプレッド現象による課題を解決することができるものである。
図1は、本発明の第1の実施形態における画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の第1の実施形態における画像処理部の機能構成例を示す図である。 図3は、本発明の第1の実施形態における重複ドット調整処理の概要を説明する図である。 図4は、本発明の第1の実施形態における重複ドット調整処理の手順を示すフローチャートである。 図5は、本発明の第2の実施形態に係る、レジストレーションずれを考慮した重複ドット調整処理を説明する図である。 図6は、本発明の第2の実施形態に係るレジストレーションずれを考慮した重複ドット調整処理を実現する近傍画素パターン群の例を示す図である。 図7は、印刷物の種々のテクスチャの例を示す図である。

Claims (10)

  1. 電子写真プロセスにより複数の記録材を重ね合わせて多色記録を行う画像形成装置であって、
    前記複数の記録材の各々のビットマップデータを生成する生成手段と、
    前記複数の記録材のうち、第1の記録材のビットマップデータと、第2の記録材のビットマップデータとを比較して、前記第1の記録材と前記第2の記録材とが重畳する重畳領域を検出する検出手段と、
    前記重畳領域における前記第1の記録材または前記第2の記録材の載り量を抑制する制御手段と、
    を有し、
    前記検出手段は、前記記録材ごとの色版間におけるずれ量を検出し、当該ずれ量に応じて前記第1の記録材と前記第2の記録材とが重畳する領域を検出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 電子写真プロセスにより複数の記録材を重ね合わせて多色記録を行う画像形成装置であって、
    前記複数の記録材の各々のビットマップデータを生成する生成手段と、
    前記複数の記録材のうち、第1の記録材のビットマップデータと、第2の記録材のビットマップデータとを比較して、前記第1の記録材と前記第2の記録材とが重畳する重畳領域を検出する検出手段と、
    前記重畳領域における前記第1の記録材または前記第2の記録材の載り量を抑制する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記重畳領域において載り量が抑制された記録材のデータを当該重畳領域の周辺領域に配置させることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の記録材または前記第2の記録材のいずれか一方のビットマップデータの、前記重畳領域における少なくとも一部のデータを0に変更することにより、前記記録材の載り量を抑制することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の記録材の色は、前記第1の記録材の色に対して淡色の関係にあり、前記制御手段は、前記重畳領域において前記第2の記録材の載り量を抑制することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記検出手段によるずれ量の検出は、レジストレーションずれ公差と前記色版の網点周期とに基づいて行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記検出手段によるずれ量の検出は、注目画素の近傍画素パターンに基づいて行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記色版の網点周期が前記ずれ量以上である場合には、前記制御手段による前記第1の記録材または前記第2の記録材の載り量を抑制する処理を行い、
    前記色版の網点周期が前記ずれ量よりも小さい場合には、前記制御手段による前記第1の記録材または前記第2の記録材の載り量を抑制する処理を行わない
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2の記録材は、イエロートナー、ライトシアントナー、ライトマゼンタトナー、及び透明トナーのうちのいずれか1つであることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  9. 電子写真プロセスにより複数の記録材を重ね合わせて多色記録を行う画像形成装置における画像形成方法であって、
    生成手段が、前記複数の記録材の各々のビットマップデータを生成する生成工程と、
    検出手段が、前記複数の記録材のうち、第1の記録材のビットマップデータと、第2の記録材のビットマップデータとを比較して、前記第1の記録材と前記第2の記録材とが重畳する重畳領域を検出する検出工程と、
    制御手段が、前記重畳領域における前記第1の記録材または前記第2の記録材の載り量を抑制する制御工程と、
    を有し、
    前記検出工程において、前記検出手段は、前記記録材ごとの色版間におけるずれ量を検出し、当該ずれ量に応じて前記第1の記録材と前記第2の記録材とが重畳する領域を検出することを特徴とする画像形成方法。
  10. 電子写真プロセスにより複数の記録材を重ね合わせて多色記録を行う画像形成装置における画像形成方法であって、
    生成手段が、前記複数の記録材の各々のビットマップデータを生成する生成工程と、
    検出手段が、前記複数の記録材のうち、第1の記録材のビットマップデータと、第2の記録材のビットマップデータとを比較して、前記第1の記録材と前記第2の記録材とが重畳する重畳領域を検出する検出工程と、
    制御手段が、前記重畳領域における前記第1の記録材または前記第2の記録材の載り量を抑制する制御工程と、
    を有し、
    前記制御工程において、前記制御手段は、前記重畳領域において載り量が抑制された記録材のデータを当該重畳領域の周辺領域に配置させることを特徴とする画像形成方法。
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