JP4760501B2 - 付帯構造物の取付構造 - Google Patents

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Description

この発明は、建物外部に取り付けられるパーゴラや庇等の付帯構造物の取付構造に関する。
従来、建物外部にパーゴラや庇等の付帯構造物を取り付ける場合、例えば建物の外壁軸組に固定した連結用プレートを、外壁材間の目地隙間から外壁材の外側へ突出させて、その連結用プレートに付帯構造物を連結していた。
ところが、この場合、建物の新築時に予め連結用プレートを外壁軸組に固定しておく必要があり、既存建物に対して付帯構造物を取り付けることは困難であった。すなわち、既存建物の外壁軸組に対して連結用プレートを取り付けるには、外壁材を取り外さなければならず、大掛かりで面倒な作業が必要であった。従って、既存建物のリフォーム等に際して、付帯構造物の後付け需要に柔軟に対応することができなかった。
また、外壁材間の目地隙間を連結用プレートが貫通するため、その目地隙間の貫通部分にはシーリング処理を施す必要があるが、このシーリング処理が煩雑となって良好な雨仕舞いを確保することが困難であった。
そこで、建物外部への付帯構造物の取り付けにあたって、付帯構造物の梁材端部を、建物外側から外壁に対してねじ止め固定した構造のものがある(例えば、特許文献1参照)。この場合、既存建物に対して付帯構造物を後付けで容易に取り付けることができ、しかもねじ穴部分のみの簡単なシーリング処理だけで済み、良好な雨仕舞いを確保することができる。
特開2005−232733号公報
しかしながら、従来の付帯構造物を後付け可能とした構造においては、付帯構造物の梁材端部の固定に際して、固定用のねじを外壁材へ単にねじ込んだり、外壁材を貫通させてその内側の柱材等へ単にねじ込んでいるだけであり、このため付帯構造物の取付強度が十分でなく、長期使用により付帯構造物にがた付きやぐら付きが生じ易くなるといった不具合があった。
そこで、この発明は、上記不具合を解消して、既存建物への付帯構造物の後付けが容易であって、良好な雨仕舞を実現でき、しかも付帯構造物を確実に安定して取り付けることができる付帯構造物の取付構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、この発明の付帯構造物の取付構造は、建物の外壁材2、50・・及びその内側の鉄骨材15、52・・を貫通して形成されたボルト挿通用の下穴20、54・・へ、或いは、建物の外壁材80・・に形成されたボルト挿通用の下穴83・・へ、建物外側から固定ボルト21・・を挿通して、その固定ボルト21・・の一端側の係合部材23・・を前記鉄骨材15、52・・や前記外壁材80・・に係止するとともに、前記固定ボルト21・・の他端側を外壁材2、50、80・・の外側へ突出させて、その固定ボルト21・・の他端側に連結部材30、30、60を取り付けてナット39・・により締め付け固定し、この連結部材30、30、60に付帯構造物の梁材3、3の端部を連結したことを特徴とする。
具体的には、前記鉄骨材は、前記外壁材2・・を支持する軸組材15・・、若しくは、前記外壁材50・・の内面側に埋設した補強材52・・からなる。また、前記ボルト挿通用の下穴20、54、83・・に、シーリング処理を施している。
さらに、前記連結部材30は、前記固定ボルト21・・の他端側に取り付けられて、建物のモジュール芯N上に配された張り出し材からなる。さらにまた、連結部材60は、前記固定ボルト21・・の他端側に取り付けられて、前記外壁材50・・の外面に沿って横方向に配された持出し材61と、この持出し材61に固定されて、建物のモジュール芯N上に配された張り出し材30、30とからなる。
また、前記固定ボルト21の係合部材23は、前記下穴20、54、83への挿通を可能とする挿通姿勢と、前記鉄骨材15、52や外壁材80への係止を可能とする係止姿勢との間で切換可能となるように、ボルト部22の一端側に回転自在に取り付けられている。
この発明においては、建物外側から下穴へ固定ボルトを挿通して、その固定ボルトの他端側に取り付けた連結部材に付帯構造物の梁材を連結しているので、既存建物に対して付帯構造物を後付けで容易に取り付けることができる。また、下穴部分のみの簡単なシーリング処理だけで、良好な雨仕舞いを確保することができる。
しかも、固定ボルトの一端側の係合部材を、外壁材内側の鉄骨材や外壁材に係止させているので、固定ボルトの引き抜き強度を高めて、付帯構造物を確実に安定して取り付けることができる。特に、外壁材を支持する軸組材や外壁材の内面側に埋設した補強材といった剛性の高い鉄骨材に係止させると、付帯構造物の取付強度をより一層高めることができる。
また、連結部材を構成する張り出し材を、建物のモジュール芯上に配置することで、付帯構造物の梁材を建物のモジュール芯に合わせることができ、これによって建物外部に取り付ける付帯構造物の意匠性を高めることができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。この発明の一実施形態に係る付帯構造物であるパーゴラの主構造体1は、図1に示すように、建物の外壁材2・・から略水平に張り出した一対の梁材3、3と、地面から立ち上がって梁材3、3の前端部を支持する一対の柱材4、4と、これら柱材4、4の上端部間を連結する桁材5とから構成されている。これら梁材3、3、柱材4、4、桁材5は、いずれも例えば断面略ロ字形の金属製筒状材からなる。なお、主構造体1としては、上記の構成のものだけ限らず、例えばパーゴラの形状や大きさ、使用目的等によって、梁材3、3や柱材4、4、桁材5の本数や配置の異なるものが適宜用いられる。また、主構造体1には、パーゴラの使用目的に応じて、各種の桟材やパネル材等が適宜取り付けられるようになっている。
外壁材2は、図2及び図3に示すように、コンクリート基材10の内面周端部に固定した方形枠状の鉄枠材11内に、断熱材12を充填することによって構成されている。この外壁材2は、建物の梁13に連結固定された軸組14に支持されている。軸組14は、鉄骨材としてのリップ付き溝形鋼からなる軸組材15を方形枠状に組み付けてなる。
そして、外壁材2・・間には、目地隙間18・・が形成されており、それらのうち2つの目地隙間18、18付近には、ボルト挿通用の下穴20・・が形成されている。具体的には、図4に示すように、1つの目地隙間18に対して、その目地隙間18を挟むようにして、例えば合計4個の下穴20・・が形成されている。各下穴20は、図3に示すように、外壁材2におけるコンクリート基材10の端部、その端部に沿って配された鉄枠材11、軸組材15における一方のフランジ16を、建物内外方向に沿って略水平に貫通している。なお、目地隙間18・・には、図示しないシーリング材が充填されている。
これら下穴20・・には、建物外側から固定ボルト21・・が挿通されている。各固定ボルト21は、図5に示すように、そのボルト部22の一端側に係合部材23が軸24周りに回転自在に取り付けられている。この係合部材23は、図5(a)に示すように、ボルト部22に対して一直線上に配されて下穴20への挿通を可能とする挿通姿勢と、図5(b)に示すように、ボルト部22に対して直交して配されて軸組材15への係止を可能とする係止姿勢との間で切換可能とされている。
従って、各固定ボルト21は、図6に示すように、その係合部材23を挿通姿勢とすることで下穴20へ挿入されて、係合部材23が軸組材15を貫通すると、図7に示すように、係合部材23がその自重によって軸24周りに回転して係止姿勢に切り換わり、軸組材15の一方のフランジ16に係止するようになっている。このようにして固定ボルト21・・が挿通された下穴20・・には、シーリング材26が充填されて、シーリング処理が施されている。
そして、外壁材2・・の外側へ突出した固定ボルト21・・の他端側には、パーゴラの梁材3、3の後端部を連結するための連結部材30、30が取り付けられている。各連結部材30は、図4に示すように、例えば略コ字形に形成された張り出し材からなり、この張り出し材30は、垂直片31と、この垂直片31の上端部から延出した上側水平片32と、垂直片31の下端部から上側水平片32と略平行に延出した下側水平片33とから構成されている。なお、上側水平片32の張り出し量は、下側水平片33の張り出し量よりも小さくなっている。
垂直片31には、固定ボルト21・・の他端側を挿通させるためのボルト挿通穴35・・が形成されている。また、垂直片31における上下の水平片32、33側とは反対の垂直面には、例えばスポンジ等からなる水密材36が張り付けられている。この水密材36は、垂直片31よりも一回り小さくなっていて、これにより水密材36の周端部を囲むようにしてシーリング代が確保されている。さらに、上側水平片32には、例えば一対のビス穴37、37が形成され、下側水平片33には、例えば一対のボルト挿通用の長穴38、38が形成されている。
そして、この張り出し材30は、その垂直片31のボルト挿通穴35・・に4本の固定ボルト21・・の他端側を挿通させて、それら固定ボルト21・・の他端側に螺合したナット39・・を締め付けることで、その上下の水平片32、33が建物外方向へ張り出すようにして固定されている。この固定状態において、図2及び図3に示すように、張り出し材30は、外壁材2、2間の目地隙間18上に跨るようにして、建物のモジュール芯N上に配されている。また、水密材36が外壁材2、2の外面に押し付けられていて、外壁2、2間の不陸を吸収するとともに、下穴20・・のシーリング処理と相俟って水密性を向上している。しかも、水密材36の周端部周りのシーリング代を利用して、張り出し材30の垂直片31と外壁材2、2の外面との間にシーリング材が充填されており、これによって水密性をより一層高めている。
このようにして取り付けられた張り出し材30、30に対して、パーゴラの梁材3、3の後端部が連結されている。この連結に際しては、梁材3の上面部40を、張り出し材30の上側水平片32上に載せてビス41、41止めするとともに、梁材3の下面部42を、張り出し材30の下側水平片33上に載せてボルト43、43及びナット44、44によって固定している。このとき、張り出し材30において、下側水平片33が上側水平片32よりも張り出しているので、その張り出し部分に梁材3の下面部42を仮置きした状態で、梁材3の後端部を張り出し材30に対して差し込むことができ、連結作業を安定して行うことができる。また、張り出し材30の下側水平片33において、建物内外方向に延びる長穴38、38にボルト43、43が挿通されるので、その長穴38、38の範囲内で梁材3の傾きを微調整することができる。このため、張り出し材30、30側が多少傾いていても、梁材3、3を水平状態で連結することができ、パーゴラの主構造体1を精度良く施工することができる。
次に、既存建物外部へのパーゴラの後付け施工について説明する。まず、既存建物に対してボルト挿通用の下穴20・・を形成して、それら下穴20・・に対して建物外側から固定ボルト21・・を挿通させて、それら固定ボルト21・・の一端側の係合部材23・・を、外壁材2・・の内側の軸組材15・・に係止させる。この状態で、下穴20・・に対してシーリング材26を充填して、固定ボルト21・・の貫通部分をシーリング処理する。
続いて、外壁材2・・の外側に突出させた固定ボルト21・・の他端側を、張り出し材30、30のボルト挿通穴35・・へ挿通させるようにして、張り出し材30、30を既存建物外部に取り付けて、固定ボルト21・・の他端側に螺合したナット39・・を締め付ける。これにより、固定ボルト21・・の係合部材23・・が軸組材15・・にしっかりと係止しながら、張り出し材30、30が既存建物のモジュール芯N上に強固に固定される。なお、張り出し材30、30の水密材36、36周りもシーリング処理する。
そして、パーゴラの梁材3、3の後端部を、張り出し材30、30に連結固定することで、既存建物における外壁材2、2間の目地隙間18付近すなわちモジュール芯N上において梁材3、3を張り出させるようにして、既存建物外部にパーゴラが後付けで見栄え良く取り付けられる。
図8乃至図11は、別の実施形態に係るパーゴラの取付構造を示している。この実施形態においては、建物の各外壁材50が、厚肉のコンクリート基材51の内面側に、鉄骨材としてのリップ付き溝形鋼からなる補強材52、52を縦方向に埋設することによって構成されて、軸組14に支持されている。
そして、外壁材50・・間の目地隙間18・・からずれた位置において、ボルト挿通用の下穴54・・が形成されている。具体的には、上下一対の下穴54・・が、横方向に間隔をあけて2組形成されており、各下穴54は、外壁材50のコンクリート基材51及びその内面側の補強材52のウエブ55を建物内外方向に沿って略水平に貫通している。
これら下穴54・・には、建物外側から固定ボルト21・・が挿通されて、その一端側の係合部材23・・が補強材52のウエブ55に係止するとともに、その他端側が外壁材50、50の外側へ突出している。なお、このようにして固定ボルト21・・が挿通された下穴54・・には、シーリング処理が施されている。
固定ボルト21・・の他端側には、連結部材としての張り出し材30、30がナット39・・により締め付け固定されている。なお、各張り出し材30の垂直片31には、固定ボルト21、21に対応して上下一対のボルト挿通穴35、35が形成されている。そして、これら張り出し材30、30にパーゴラの梁材3、3の後端部が連結固定されて、建物外部にパーゴラが後付け可能に取り付けられている。
上記の取付構造においては、各固定ボルト21の係合部材23を外壁材50の内面側に埋設した補強材52に係止しているので、各固定ボルト21の係合部材23を軸組14の軸組材15に係止する場合と比較して、次のような利点がある。すなわち、後者においては、例えば外壁材50が軸組14に対して僅かな隙間をあけて支持されているような場合、ナット39の締め付けにより外壁材50が軸組14側に押しつけられて、外壁材50に撓みや歪みが生じる恐れがあるが、前者においては、ナット39を締め付けても、外壁材50に撓みや歪みが生じることはない。なお、その他の構成及び作用効果は、図1乃至図7に示す実施形態と同様であり、図8乃至図11において、図1乃至図7に示す実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付してある。
図12乃至図16は、さらに別の実施形態に係るパーゴラの取付構造を示している。図8乃至図11に示す実施形態においては、外壁材50・・間の目地隙間18・・からずれた位置に張り出し材30、30が取り付けられて、それら張り出し材30、30にパーゴラの梁材3、3の後端部が連結固定されているので、パーゴラの梁材3、3が目地隙間18・・すなわち建物のモジュール芯Nからずれた状態で張り出すことになる。施工後のパーゴラの意匠性を高めるためには、パーゴラの梁材3、3を建物のモジュール芯Nに合わせるのが望ましいが、上記のように梁材3、3が建物のモジュール芯Nからずれた状態にあると、意匠性にやや問題が残ることになる。
そこで、この実施形態においては、連結部材60を、持出し材61と一対の張り出し材30、30とから構成している。持出し材61は、固定ボルト21・・の他端側に取り付けられる基台62と、この基台62を覆う化粧カバー63とからなる。
基台62は、図13に示すように、横長の方形基板64と、この方形基板64の周端部に固定された方形枠65とからなり、方形基板64には、固定ボルト21・・に対応してボルト挿通穴が形成されている。この基台62は、そのボルト挿通穴へ外壁材50・・の外側に突出させた固定ボルト21・・の他端側を挿通させるようにして、固定ボルト21・・の他端側に螺合したナット39・・を締め付けることで、固定ボルト21・・の他端側に取り付けられている。
化粧カバー63は、図14に示すように、横長の化粧面板66と、この化粧面板66の周端部に固定された方形枠67とからなる。この化粧カバー63は、その方形枠67によって基台62の方形枠65を囲むようにして、基台62を覆い隠すように取り付けられている。
そして、このようにして外壁材50・・の外面に沿って横方向に配置された持ち出し材61に対して、一対の張り出し材30、30が建物のモジュール芯N上に位置するようにボルト70・・によって固定されている。
このように、固定ボルト21・・の他端側を建物のモジュール芯Nからずれた位置において突出させながらも、この固定ボルト21・・の他端側と張り出し材30、30との間に、外壁材50・・の外面に沿って横方向に延びる持出し材61を介在させることで、張り出し材30、30を建物のモジュール芯N上に配置することができる。これによって、パーゴラの梁材3、3を建物のモジュール芯Nに合わせた状態で連結することができ、意匠性の向上を図ることができる。なお、その他の構成及び作用効果は、図8乃至図11に示す実施形態と同様であり、図12乃至図16において、図8乃至図11に示す実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付してある。
図17及び図18は、他の実施形態に係るパーゴラの取付構造を示している。この実施形態においては、建物の各外壁材80が、上下方向に貫通する複数の中空部81・・が横方向に適宜間隔をあけて形成された押出成形セメント板からなり、建物の梁13に連結部材82・・を介して連結固定されている。
そして、外壁材80・・には、1つの目地隙間18に対して、その目地隙間18を挟むようにして、例えば合計4個の下穴83・・が形成されている。具体的に、各下穴83は、外壁材80の外面から中空部81に至るように、建物内外方向に沿って略水平に形成されている。
これら下穴83・・には、建物外側から固定ボルト21・・が挿通されて、その一端側の係合部材23・・が中空部81・・の内壁に係止するとともに、その他端側が外壁材80・・の外側へ突出している。なお、このようにして固定ボルト21・・が挿通された下穴83・・には、シーリング処理が施されている。
固定ボルト21・・の他端側には、連結部材としての張り出し材30、30がナット39・・により締め付け固定されている。そして、これら張り出し材30、30にパーゴラの梁材3、3の後端部を連結固定することで、パーゴラの梁材3、3を建物のモジュール芯Nに合わせた状態で、建物外部にパーゴラが後付け可能に見栄え良く取り付けられている。なお、その他の構成及び作用効果は、図1乃至図7に示す実施形態と同様であり、図17及び図18において、図1乃至図7に示す実施形態と同様の機能を有する部材については同符号を付してある。
この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。例えば、付帯構造物としては、パーゴラに限らず、庇やフラワーボックス、その他建物外部に付属的に取り付けられる構造物であっても良い。
この発明の一実施形態に係る建物に対するパーゴラの取付構造を示す斜視図である。 同じくその要部縦断面図である。 同じくその要部横断面図である。 同じくその要部分解斜視図である。 固定ボルトを示す図である。 固定ボルトを下穴へ挿通したときの状態を示す縦断面図である。 固定ボルトの係合部材を軸組材に係止したときの状態を示す縦断面図である。 別の実施形態に係る建物に対するパーゴラの取付構造を示す斜視図である。 同じくその要部縦断面図である。 同じくその要部横断面図である。 同じくその要部分解斜視図である。 さらに別の実施形態に係る建物に対するパーゴラの取付構造を示す斜視図である。 持出し材の基台の取付状態を示す斜視図である。 持出し材及び張り出し材の取付状態を示す斜視図である。 パーゴラの取付構造を示す要部縦断面図である。 同じくその要部横断面図である。 他の実施形態に係る建物に対するパーゴラの取付構造を示す要部縦断面図である。 同じくその要部横断面図である。
符号の説明
2、50、80・・外壁材、3・・梁材、15・・軸組材(鉄骨材)、20、54、83・・下穴、21・・固定ボルト、22・・ボルト部、23・・係合部材、30・・張り出し材(連結部材)、39・・ナット、52・・補強材(鉄骨材)、60・・連結部材、61・・持出し材、N・・モジュール芯

Claims (8)

  1. 建物の外壁材(2)(50)・・及びその内側の鉄骨材(15)(52)・・を貫通して形成されたボルト挿通用の下穴(20)(54)・・へ、建物外側から固定ボルト(21)・・を挿通して、その固定ボルト(21)・・の一端側の係合部材(23)・・を前記鉄骨材(15)(52)・・に係止するとともに、前記固定ボルト(21)・・の他端側を外壁材(2)(50)・・の外側へ突出させて、その固定ボルト(21)・・の他端側に連結部材(30)(30)(60)を取り付けてナット(39)・・により締め付け固定し、この連結部材(30)(30)(60)に付帯構造物の梁材(3)(3)端部を連結したことを特徴とする付帯構造物の取付構造。
  2. 前記鉄骨材は、前記外壁材(2)・・を支持する軸組材(15)・・からなる請求項1記載の付帯構造物の取付構造。
  3. 前記鉄骨材は、前記外壁材(50)・・の内面側に埋設した補強材(52)・・からなる請求項1記載の付帯構造物の取付構造。
  4. 建物の外壁材(80)・・に形成されたボルト挿通用の下穴(83)・・へ、建物外側から固定ボルト(21)・・を挿通して、その固定ボルト(21)・・の一端側の係合部材(23)・・を前記外壁材(80)・・に係止するとともに、前記固定ボルト(21)・・の他端側を外壁材(80)・・の外側へ突出させて、その固定ボルト(21)・・の他端側に連結部材(30)(30)を取り付けてナット(39)・・により締め付け固定し、この連結部材(30)(30)に付帯構造物の梁材(3)(3)端部を連結したことを特徴とする付帯構造物の取付構造。
  5. 前記ボルト挿通用の下穴(20)(54)(83)・・に、シーリング処理を施した請求項1乃至4のいずれかに記載の付帯構物の取付構造。
  6. 前記連結部材(30)は、前記固定ボルト(21)・・の他端側に取り付けられて、建物のモジュール芯(N)上に配された張り出し材からなる請求項1乃至5のいずれかに記載の付帯構造物の取付構造。
  7. 前記連結部材(60)は、前記固定ボルト(21)・・の他端側に取り付けられて、前記外壁材(50)・・の外面に沿って横方向に配された持出し材(61)と、この持出し材(61)に固定されて、建物のモジュール芯(N)上に配された張り出し材(30)(30)とからなる請求項1乃至5のいずれかに記載の付帯構造物の取付構造。
  8. 前記固定ボルト(21)の係合部材(23)は、前記下穴(20)(54)(83)への挿通を可能とする挿通姿勢と、前記鉄骨材(15)(52)や外壁材(80)への係止を可能とする係止姿勢との間で切換可能となるように、ボルト部(22)の一端側に回転自在に取り付けられている請求項1乃至7のいずれかに記載の付帯構造物の取付構造。
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