JP4760425B2 - プリンタを用いた印刷におけるスタイルシートの切替 - Google Patents
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外部装置から受信した印刷メッセージに従って印刷を実行可能なプリンタであって、
前記プリンタは、互いに異なる標準規格に対応したスタイルシートをそれぞれ適用して印刷物のレイアウトを決定して印刷を行うことが可能であり、
前記外部装置から受信した印刷メッセージ内の所定の記述に基づいて、予め格納されている複数の標準規格に対応したスタイルシートの中から印刷に使用すべきスタイルシートを選択し、選択したスタイルシートを使用して印刷物のレイアウトを決定する印刷制御部を備え、
前記印刷メッセージは、前記外部装置が印刷仕様を指定し印刷ジョブの作成を前記プリンタに要求するSOAPメッセージを含み、
前記所定の記述は、前記SOAPメッセージ内のドキュメントフォーマット要素の記述である。
また、本発明の他の形態によるプリンタは、
外部装置から受信した印刷メッセージに従って印刷を実行可能なプリンタであって、
前記プリンタは、互いに異なる標準規格に対応したスタイルシートをそれぞれ適用して印刷物のレイアウトを決定して印刷を行うことが可能であり、
前記外部装置から受信した印刷メッセージ内の所定の記述に基づいて、予め格納されている複数の標準規格に対応したスタイルシートの中から印刷に使用すべきスタイルシートを選択し、選択したスタイルシートを使用して印刷物のレイアウトを決定する印刷制御部を備え、
前記印刷メッセージは、印刷対象を記述したXML文書によるマークアップ言語文書を含み、
前記所定の記述は、前記マークアップ言語文書内のXML宣言のエンコーディング属性であることを特徴とする。
前記印刷制御部は、前記印刷仕様メッセージ内の所定の記述から、前記印刷に使用すべき標準スタイルシートを決定するものとしてもよい。
前記印刷仕様メッセージ内の前記所定の記述は、前記SOAPメッセージ内のドキュメントフォーマット要素の内容であるものとしても良い。
前記印刷制御部は、前記マークアップ言語文書内の所定の記述から、前記印刷に使用すべき標準スタイルシートを決定するものとしてもよい。
前記マークアップ言語文書内の前記所定の記述は、XML宣言のエンコーディング属性であるものとしてもよい。
外部装置からの要求に応じてサービスを実行する1つ以上のサービスデバイスとしてのプリンタデバイスと、
前記印刷制御部を含み、前記サービスデバイスの制御を行うデバイス制御部と、
メッセージヘッダとメッセージボディとを有するメッセージを、前記プリンタが接続されているネットワーク上のクライアントから受信するとともに、前記メッセージボディの内容を前記デバイス制御部に転送するネットワークプロトコル制御部と、
を備えるものとしてもよい。
A.用語の説明:
B.システムの概要:
C.第1実施例:
D.第2実施例:
E.第3実施例:
F.変形例
以下の説明で使用する用語の意味は以下の通りである。
・DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol):ダイナミックホストコンフィギュレーションプロトコル。動的にIPアドレスを割り当てるプロトコル。
・GENA(General Event Notification Architecture):一般イベント通知アーキテクチャ。UPnPアーキテクチャにおいてイベントを発行する際に使用される。
・HTTP(HyperText Transfer Protocol):ハイパーテキスト転送プロトコル。
・HTTPMU(HTTP Multicast over UDP):UDP(User Datagram Protocol)を用いたHTTPマルチキャスト。
・HTTPU(HTTP(unicast) over UDP):UDPを用いたHTTPユニキャスト。
・MFP(Multi Function Peripheral):複数のデバイスの機能を有する複合周辺装置。
・SOAP(Simple Object Access Protocol):シンプルオブジェクトアクセスプロトコル。UPnPアーキテクチャにおいて、RPC(リモートプロシージャコール)によるアクションの要求とレスポンスとに使用される。
・SSDP(Simple Service Discovery Protocol):シンプルサービス検出プロトコル。UPnPアーキテクチャにおいて、サービスのディスカバリ(検出)に使用される。
・UPnP(Universal Plug and Play):ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnPは UPnP Implementers Corporationの商標)。
・URI(Uniform Resource Identifier):ユニフォームリソース識別子。URL(Uniform Resouce Locator)の上位概念であり、リソースの固有の位置を示す識別子。
・XHTML(eXtensible HyperText Markup Language):拡張ハイパーテキストマークアップ言語。HTMLと互換性を有する文書記述言語の一種であり、XMLの実装の一形態である。後述するXHTML−printは、XHTML文書を印刷するための仕様である。
・XML(eXtensible Markup Language):拡張マークアップ言語。
図1は、本発明の実施例を適用するネットワークシステムの構成を示す概念図である。このネットワークシステムは、パーソナルコンピュータ100と、デジタルカメラ110と、TVセット120と、画像サーバ130と、複合機200とがLANを介して相互に接続された構成を有している。LANは、IEEE802.3のような有線ネットワークでも、IEEE802.11b/g/aなどの無線ネットワークでもよい。デジタルカメラ110と、TVセット120と、複合機200とは、UPnP対応のネットワーク装置である。デジタルカメラ110とTVセット120は、UPnPアーキテクチャにおけるコントロールポイント110C,120Cを備えている。UPnPアーキテクチャ及びコントロールポイントについては後述する。パーソナルコンピュータ100と画像サーバ130もこのネットワークシステムの構成要素の1つであるが、UPnPには対応していない。
UPnPデバイス(以下、単に「デバイス」と呼ぶ)がネットワークに接続すると、アドレッシングによってネットワークアドレス(IPアドレス)を取得する。アドレッシングには、DHCPサーバまたはAuto-IPが利用される。ネットワークにDHCPサーバが設けられている場合には、デバイスはDHCPサーバによって割り当てられるIPアドレスを使用する。DHCPサーバが無い場合には、Auto-IPと呼ばれる自動IPアドレッシング機能を用いて、デバイスが自分のアドレスを決定する。なお、本実施例では、複合機200に対して1つのIPアドレスのみが割り当てられ、複合機200全体が単一のネットワーク装置として認識される。
ディスカバリは、コントロールポイントが、デバイスがどこにいるかを見つけ出す処理である。ディスカバリは、コントロールポイントがディスカバリメッセージをマルチキャストすることによって実現することができ、あるいは、デバイスがネットワークに参加したときに、その旨をコントロールポイントにアドバタイズすることによっても実現できる。ディスカバリは、HTTPMU/SSDPやHTTPU/SSDPを用いて行われる。ディスカバリの結果、コントロールポイントとデバイスがピアツーピアで処理を進められるようになる。
デバイスの構成の詳細は、デバイスディスクリプションとしてXMLで記述されている。また、デバイスのサービスの詳細は、サービスディスクリプションとしてXMLで記述されている。これらのディスクリプションは、デバイスによって所有されており、コントロールポイントに提供される。コントロールポイントは、これらのディスクリプションを参照することによって、デバイスやサービスの詳細を知ることができる。デバイスディスクリプションの例については後述する。
コントロールは、コントロールポイントが、アクション要求を含む制御メッセージをデバイスに転送して、デバイスの制御を行う処理である。コントロールは、HTTP/SOAPを用いて行われる。
所定のイベントが発生すると、デバイス内のサービスが、コントロールポイントにイベントの発生を通知する。イベント発生の通知を受けるコントロールポイントは、そのサービスに「サブスクライブ(購読)」する。イベントは、サブスクライブしているコントロールポイントに転送される。イベントの通知は、HTTP/GENAを用いて行われる。
プレゼンテーションは、デバイスディスクリプションに登録されているプレゼンテーション用のURLからコントロールポイントがHTMLで記述されたプレゼンテーション用ページを取得する処理である。このプレゼンテーションによって、例えばコントロールポイントがデバイスの各種の状態を表示することができる。
ネットワーク上のパーソナルコンピュータ100から、印刷ポート(LPRポートに従ったポート番号又はボート番号9100)を用いてプリンタドライバ100D(図1)から転送される印刷データの送受信を行うためのチャンネル。図4には図示されていない。
MFPサーバ300が、印刷エンジン440の状態を示す情報を送受信するためのチャンネルであり、SNMP等のプロトコルにより、MFPサーバ300からネットワーク上のパーソナルコンピュータ100に対して提供される。図4には図示されていない。
MFPサーバ300とMFPデバイスユニット400の間において、MFPサーバ300を要求者とし、MFPデバイスユニット400を応答者とする通信を行うためのUPnP用チャンネル。MFPサーバ300は、このチャンネルを用いて、MFPデバイスユニット400から各種の情報を取得することができる。
MFPサーバ300とMFPデバイスユニット400の間において、MFPデバイスユニット400を要求者とし、MFPサーバ300を応答者とする通信を行うためのUPnP用チャンネル。MFPデバイスユニット400は、このチャンネルを用いて、例えばユーザが行った設定変更の内容をMFPサーバ300に通知することができ、また、MFPデバイスユニット400が電源OFFしようとするときに、UPnPプロトコルの終了要求をMFPサーバ300に通知することができる。
UPnPのプレゼンテーションデータ(Webページデータ)を送受信するためのチャンネル。なお、コントロールポイントの要求に応じてプレゼンテーションデータをMFPデバイスユニット400からコントロールポイントに送信するためのチャンネル(ダウンチャンネル)と、新たなプレゼンテーションデータをコントロールポイントからMFPデバイスユニット400にアップロードするためのチャンネル(アップチャンネル)とを別々に設けるようにしてもよい。
UPnPにおいて、コントロールポイントから発信されたアクションに関連するデータを送受信するためのチャンネル。なお、上述のUPNP-LOCALCONTROLチャンネルに”LOCAL”という接頭語が付されている理由は、UPNP-LOCALCONTROLチャンネルが、コントロールポイントからのアクションの内容の転送には使用されないからである。換言すれば、UPNP-CONTROLチャンネルCH#24は、コントロールポイントから発信されたアクションに関連するデータの送受信のためにのみ使用される。
UPnPにおいて、イベントをサブスクライブしているコントロールポイントに送信するためのチャンネル。上述のUPNP-LOCALEVENTチャンネルに”LOCAL”という接頭語が付されている理由は、このUPNP-LOCALEVENTチャンネルが、コントロールポイントへのイベントの送信には使用されないからである。換言すれば、UPNP-EVENTチャンネルCH#25は、複合機200で発生したイベントをコントロールポイントに送信するためにのみ使用される。
UPnPにおいて、コンテンツデータをコントロールポイントからMFPデバイスユニット400にダウンロードする際に使用される送受信チャンネル。ここで、接尾辞”x”は、Ndown個(Ndownは2以上の整数)のUPNP-DOWNCONTENTチャンネルのうちのx番目のチャンネルを意味している。利用可能なUPNP-DOWNCONTENTチャンネルの個数Ndownは、1以上の任意に設定可能であるが、2以上の値に設定することが好ましい。Ndownを2以上の値に設定すれば、複数のコントロールのコンテンツデータを並行して受信することが可能である。
UPnPにおいて、コンテンツデータをMFPデバイスユニット400からコントロールポイントにアップロードする際に使用される送受信チャンネル。接尾辞”x”は、Nup個(Nupは2以上の整数)のUPNP-UPCONTENTチャンネルのうちのx番目のチャンネルを意味している。UPNP-DOWNCONTENTxチャンネルの個数NdownとUPNP-UPCONTENTxチャンネルの個数Nupは、同じでも良く、また、異なっていてもよい。なお、実際の図5(B)のUPnP用の論理チャンネルの数は、(5+Ndown+Nup)個となることが理解できる。
図8は、第1実施例におけるデバイス制御部402の内部構成と処理内容を示すブロック図である。ここでは、プリンタデバイス404(図1)を制御するための構成のみが示されており、スキャナデバイス406及びストレージデバイス408を制御するための構成は図示が省略されている。
・コピー部数
・ページレイアウト(1頁/1枚,2頁/1枚,デバイス設定値等)
・印刷の向き(ポートレイト/ランドスケープ、デバイス設定値等)
・用紙サイズ(A4,B4,デバイス設定値等)
・印刷用紙の種類(普通紙、写真用紙、透明シート、封筒、デバイス設定値等)
・印刷品質(低画質、通常、高画質、デバイス設定値等)
なお、「デバイス設定値」とは、複合機200で設定された設定値を使用することを意味している。CreateJob命令には、このような種々の印刷仕様を設定することができるので、コントロールポイントを操作しているユーザが、所望の印刷仕様で複合機200に印刷を実行させることができる。なお、印刷仕様には、印刷物のスタイル(文字の大きさやフォント等)に関する設定は含まれていないことが好ましい。
(1)XHTML規格の場合:
"application /xhtml-print"、又は
"application /xhtml-print-e"、又は
"application /vnd.pwg-xhtml-print"
(2)ARIB規格の場合:
"application /x-inettv-xhtml"、又は
"application /x-inettv-mixt"
図13は、第2実施例におけるデバイス制御部402の内部構成と処理内容を示すブロック図である。第2実施例におけるデバイス制御部402内の各構成要素は図8に示したものと同じであり、第2実施例は2つのモジュール620,630の処理内容が第1実施例と異なるだけである。すなわち、第2実施例では、ドキュメントタイプの判別は、XHTML-Print制御モジュール630によっては行われず、レイアウトモジュール620によりXHTML-Printドキュメントに基づいて行われる。
図15は、第3実施例における複合機の内部構成を示すブロック図である。第3実施例の複合機200は、図2に示した第1実施例の複合機の構成に、ブルートゥース制御部520及びブルートゥースアダプタ522(ブルートゥースはBluetooth SIG, INCの商標)と、IrDA制御部530及び赤外線ポート532とを追加したものであり、他の構成は図2と同じである。第3実施例の複合機200は、ブルートゥースアダプタ522と赤外線ポート532からも印刷ジョブ(XHTML-Printメッセージ)を受け取ることが可能である。なお、良く知られているように、ブルートゥースは、電波を利用した携帯情報機器向けの無線通信技術であえる。また、IrDA(Infrared Data Association)規格は、赤外線を利用した近距離無線通信規格である。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例では、UPnP対応のネットワーク装置として複数のデバイスを含む複合機200を用いていたが、この代わりに、1つのデバイス(例えばプリンタ)のみを含む単機能のネットワーク装置を採用することも可能である。換言すれば、ネットワーク装置は、少なくとも1つのデバイスを有していれば良い。また、本発明は、UPnPに対応していないネットワーク装置にも適用可能である。さらに、本発明は、ネットワークに接続されないプリンタ装置にも適用可能である。
第1、第3実施例ではXHTML-Print制御モジュール630がドキュメントタイプの判別処理(準拠すべき標準規格の判定)を行い、また、第2実施例ではレイアウトモジュール620がこの判別処理を行うものとしていたが、これら以外の任意の構成要素がこの判別処理を行うようにしてもよい。例えば、印刷デバイス制御モジュール610がこの判別処理を行うようにしてもよい。さらに、デバイス制御部402の構成としては、図8や図13、図16以外の構成を採用することも可能である。
上記第1実施例では、印刷ジョブ要求のためのSOAPエンベロープに含まれるドキュメントフォーマット要素の内容に基づいて、印刷時に準拠すべき標準規格を判定していたが、これ以外の特定の記述(要素や属性)に基づいてこの判定を行ってもよい。同様に、第2実施例では、XHTML-Printドキュメントに含まれるXML宣言のエンコーディング属性に基づいて、印刷時に準拠すべき標準規格を判定していたが、これ以外の特定の記述(要素や属性)に基づいてこの判定を行ってもよい。
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
100D…プリンタドライバ
110…デジタルカメラ
110C,120C…コントロールポイント
120…TVセット
130…画像サーバ
200…複合機
300…MFPサーバ
302…ネットワークプロトコル制御部
310…中央制御部
320…RAM
330…ROM
340…ネットワーク制御部
342…コネクタ
350…USBホスト制御部
352…ルートハブ
354,356…USBコネクタ
400…MFPデバイスユニット
402…デバイス制御部
404…プリンタデバイス
406…スキャナデバイス
408…ストレージデバイス
410…中央制御部
420…RAM
430…ROM
440…印刷エンジン
450…スキャナエンジン
460…USBデバイス制御部
462…USBコネクタ
470…USBデバイス制御部
472…USBコネクタ
480…PCカードインタフェース
482…スロット
490…操作パネル制御部
492…操作パネル
500…ビューワ制御部
502…ビューワ
510…USBホスト制御部
512…ルートハブ
514…USBコネクタ
600…プロトコル処理モジュール(ネットワーク入力用)
602…プロトコル処理モジュール(ブルートゥース入力用)
604…プロトコル処理モジュール(IrDA入力用)
610…印刷デバイス制御モジュール
620…レイアウトモジュール
622…標準スタイルシート
1000…サービスプロトコル解釈部
1100…UPnPデバイスアーキテクチャ
1210,1220,1230…非UPnPデバイス機能部
1310…USBプリンタクラスドライバ
1320…USBスキャナクラスドライバ
1330…USBストレージクラスドライバ
2210…非UPnPプリンタ機能部
2220…非UPnPスキャナ機能部
2230…非UPnPストレージ機能部
2310…USBプリンタクラスドライバ
2320…USBスキャナクラスドライバ
2330…USBストレージクラスドライバ
2400…UPnPデバイス機能部
Claims (6)
- 外部装置から受信した印刷メッセージに従って印刷を実行可能なプリンタであって、
前記プリンタは、互いに異なる標準規格に対応したスタイルシートをそれぞれ適用して印刷物のレイアウトを決定して印刷を行うことが可能であり、
前記外部装置から受信した印刷メッセージ内の所定の記述に基づいて、予め格納されている複数の標準規格に対応したスタイルシートの中から印刷に使用すべきスタイルシートを選択し、選択したスタイルシートを使用して印刷物のレイアウトを決定する印刷制御部を備え、
前記印刷メッセージは、前記外部装置が印刷仕様を指定し印刷ジョブの作成を前記プリンタに要求するSOAPメッセージを含み、
前記所定の記述は、前記SOAPメッセージ内のドキュメントフォーマット要素の記述であることを特徴とするプリンタ。 - 外部装置から受信した印刷メッセージに従って印刷を実行可能なプリンタであって、
前記プリンタは、互いに異なる標準規格に対応したスタイルシートをそれぞれ適用して印刷物のレイアウトを決定して印刷を行うことが可能であり、
前記外部装置から受信した印刷メッセージ内の所定の記述に基づいて、予め格納されている複数の標準規格に対応したスタイルシートの中から印刷に使用すべきスタイルシートを選択し、選択したスタイルシートを使用して印刷物のレイアウトを決定する印刷制御部を備え、
前記印刷メッセージは、印刷対象を記述したXML文書によるマークアップ言語文書を含み、
前記所定の記述は、前記マークアップ言語文書内のXML宣言のエンコーディング属性であることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1または2のいずれか1項に記載のプリンタにおいて、
前記スタイルシートは、互いに異なる標準規格に対応したスタイルシートであり、
前記プリンタは前記標準規格に対応したスタイルシートをそれぞれ適用して印刷物のレイアウトを決定する複数の標準規格に準拠して印刷を行うことが可能であることを特徴とする。 - 請求項1または2のいずれかに記載のプリンタであって、
外部装置からの要求に応じてサービスを実行する1つ以上のサービスデバイスとしてのプリンタデバイスと、
前記印刷制御部を含み、前記サービスデバイスの制御を行うデバイス制御部と、
メッセージヘッダとメッセージボディとを有するメッセージを、前記プリンタが接続されているネットワーク上のクライアントから受信するとともに、前記メッセージボディの内容を前記デバイス制御部に転送するネットワークプロトコル制御部と、
を備えるプリンタ。 - 外部装置から受信した印刷メッセージに従って印刷を実行可能なプリンタを用いた印刷方法であって、
前記プリンタは、互いに異なる標準規格に対応したスタイルシートをそれぞれ適用して印刷物のレイアウトを決定して印刷を行うことが可能であり、
前記方法は、
前記プリンタが、前記外部装置から受信した印刷メッセージ内の所定の記述に基づいて、予め格納されている複数の標準規格に対応したスタイルシートの中から印刷に使用すべきスタイルシートを選択し、選択したスタイルシートを使用して印刷物のレイアウトを決定する工程と、
前記決定されたレイアウトに従って前記印刷物を印刷する工程と、
を備え、
前記印刷メッセージは、前記外部装置が印刷仕様を指定し印刷ジョブの作成を前記プリンタに要求するSOAPメッセージを含み、
前記所定の記述は、前記SOAPメッセージ内のドキュメントフォーマット要素の記述であることを特徴とする、プリンタを用いた印刷方法。 - 外部装置から受信した印刷メッセージに従って印刷を実行可能なプリンタを用いた印刷方法であって、
前記プリンタは、互いに異なる標準規格に対応したスタイルシートをそれぞれ適用して印刷物のレイアウトを決定して印刷を行うことが可能であり、
前記方法は、
前記プリンタが、前記外部装置から受信した印刷メッセージ内の所定の記述に基づいて、予め格納されている複数の標準規格に対応したスタイルシートの中から印刷に使用すべきスタイルシートを選択し、選択したスタイルシートを使用して印刷物のレイアウトを決定する工程と、
前記決定されたレイアウトに従って前記印刷物を印刷する工程と、
を備え、
前記印刷メッセージは、印刷対象を記述したXML文書によるマークアップ言語文書を含み、
前記所定の記述は、前記マークアップ言語文書内のXML宣言のエンコーディング属性であることを特徴とする、プリンタを用いた印刷方法。
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