JP4760297B2 - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

画像形成装置およびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4760297B2
JP4760297B2 JP2005308675A JP2005308675A JP4760297B2 JP 4760297 B2 JP4760297 B2 JP 4760297B2 JP 2005308675 A JP2005308675 A JP 2005308675A JP 2005308675 A JP2005308675 A JP 2005308675A JP 4760297 B2 JP4760297 B2 JP 4760297B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
attribute
identifier
sheet
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005308675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007114688A (ja
Inventor
哲也 練木
伸行 小林
一仁 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2005308675A priority Critical patent/JP4760297B2/ja
Publication of JP2007114688A publication Critical patent/JP2007114688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4760297B2 publication Critical patent/JP4760297B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、用紙を収納する1または複数の給紙装置を有し、給紙装置に収納されている用紙を使用して適切な画像形成が行えるように、収納されている用紙に適した用紙属性を給紙装置に対して設定することができる画像形成装置およびその制御方法に関し、特に、ユーザによる給紙装置に収容する用紙の用紙属性の設定ミスや設定忘れを極力低減できると共に、複数の給紙装置を備える構成において給紙装置を交換した場合にもユーザに確実に用紙属性を設定させることができ、該ユーザが設定した用紙属性と給紙装置に収容された用紙の用紙属性との整合性を確実に保証できる画像形成装置およびその制御方法に関する。
一般に、給紙装置に収納された用紙に画像を形成する際、その用紙のサイズや紙種によって最適な速度や温度で画像形成を行ったり、用紙の給紙時における用紙間の密着を解くために用紙に適した強さや時間でエアーを吹き付ける機能を持つ画像形成装置は知られている。
従来、これらの動作を制御する用紙属性(用紙パラメータ)は、そのサイズや紙種(コート紙・非コート紙)などとあまり多くなく、そのために、その設定も給紙装置に設置された設定スイッチを用いて設定するのが普通であった。
このような場合、給紙装置を開けて用紙を収容する際、同時に設定スイッチにより用紙属性を設定してから給紙装置を閉めることで、給紙装置に収容された用紙とその用紙に設定された各種属性は、設定スイッチの選択ミスを除けば常に一致しており、給紙装置に収容された用紙に最適な制御が可能であった。
しかし近年、画像形成装置で制御可能な紙種や、最適な画像形成を行うための用紙属性がより細分化され多種に及んだため、従来のような、用紙属性の設定を給紙装置に設置された設定スイッチですべて行うことが困難となり、そこで、特許文献1に示すように、画像形成装置に備えられたユーザインターフェース装置を用いて設定したり、また、ネットワーク等を介して接続されるパーソナルコンピュータなどから、各種用紙属性を設定する構成が提案されている。
特開2003−270872号公報
しかしながら、上記画像形成装置に備えられたユーザインターフェース装置やネットワーク等を介して接続されるパーソナルコンピュータなどから、各種用紙属性を設定する構成においては、給紙装置に用紙を収容するタイミングとユーザインターフェース装置等からその用紙に対応する各種属性を設定するタイミングが異なるため、用紙とその用紙に設定された各種属性が一致しない期間が存在したり、ユーザが各種属性の設定を忘れて一致しない状態が継続するなど、最適な画像形成制御ができずに紙詰まりや画質不良の原因となってしまうという問題があった。
さらに、給紙装置が開いた状態でユーザインターフェースより用紙属性を入力することや、複数の給紙装置が存在する場合に給紙装置の位置を交換することは、給紙装置内の用紙と設定された用紙属性との整合性が保証できなくなるため不可能であり、ユーザにとって不都合であった。
そこで、この発明は、ユーザによる給紙装置に収容する用紙の用紙属性の設定ミスや設定忘れを極力低減できると共に、複数の給紙装置を備える構成において給紙装置を交換した場合にもユーザに確実に用紙属性を設定させることができ、該ユーザが設定した用紙属性と給紙装置に収容された用紙の用紙属性との整合性を確実に保証できる画像形成装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明の画像形成装置は、用紙を収容する1または複数の給紙装置を有し、前記給紙装置から給紙された用紙に画像を形成する画像形成処理を行う画像形成装置において、前記用紙への画像形成を制御する設定値を複数種類組み合わせたものからなる用紙属性を入力する用紙属性入力手段と、前記属性入力手段によって入力された用紙属性を保存する用紙属性保存手段と、前記属性保存手段によって保存された用紙属性を識別する識別子を該用紙属性に付与する用紙属性識別子付与手段と、前記給紙装置に設けられ、前記用紙属性保存手段によって保存された用紙属性を、該当する前記識別子を指定することにより当該給紙装置に収容する用紙の用紙属性として設定する用紙属性設定手段と、前記給紙装置が前記画像形成装置に対して閉じられることを検知する閉検出手段と、前記閉検出手段によって前記給紙装置が閉じられたことが検出された場合、該給紙装置の前記用紙属性設定手段により設定された用紙属性の設定を当該給紙装置に対する設定として有効にする用紙属性設定有効手段とを具備するように構成される
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記給紙装置が前記画像形成装置から開けられて、当該給紙装置を使用した画像形成が不可能な状態となったことを検出する開検出手段を備え、前記開検出手段によって前記給紙装置が開けられたことを検出した場合に、前記用紙属性設定有効手段によって有効とした用紙属性の設定を、当該給紙装置に対して無効とするように構成される
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記用紙属性入力手段は、前記画像形成装置内の前記画像形成装置以外の装置からの情報を受け付けるインターフェースより前記画像形成装置以外の装置から用紙属性を受け付けて、該受け付けた用紙属性を入力するように構成される
また、請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかの発明において、前記用紙属性識別子付与手段は、前記用紙属性に名称または数値からなる識別子を付与するように構成される
また、請求項5の発明は、請求項1から3のいずれかの発明において、前記用紙属性識別子付与手段は、前記用紙属性に付与する識別子を受け付ける識別子受付手段と、前記識別子受付手段による受け付けた識別子を前記用紙属性に付与するように構成される
また、請求項6の発明の画像形成装置の制御方法は、用紙を収容する1または複数の給紙装置を有し、前記給紙装置から給紙された用紙に画像を形成する画像形成処理を行う画像形成装置の制御方法において、前記用紙への画像形成を制御する設定値を複数種類組み合わせたものからなる用紙属性を用紙属性入力手段により入力し、前記属性入力手段によって入力された用紙属性を用紙属性保存手段により保存し、前記属性保存手段によって保存された用紙属性を識別する識別子を該用紙属性に用紙属性識別子付与手段により付与し、前記用紙属性保存手段によって保存された用紙属性に応じた識別子を前記給紙装置に設けられた装置から識別子受付手段により受け付け、前記給紙装置が前記画像形成装置に閉じられることを閉検出手段により検知し、前記閉検出手段によって検出された給紙装置が前記識別子受付手段で受け付けた識別子に対応される用紙属性の設定を該給紙装置に対する設定として用紙属性設定有効手段により有効にする。
本発明によれば、給紙装置に用紙属性設定手段を設け、ユーザが給紙装置の用紙属性設定手段から所望の用紙の識別子を指定すると、用紙属性保存手段に保持されている該用紙識別子に対応する用紙属性の設定を当該給紙装置に対する設定として有効にする構成としたため、ユーザが、例えば、用紙を収容するために該当する給紙装置を開ける作業に合わせて手元で(該給紙装置の用紙属性設定手段を用いて)用紙属性の設定操作を行うことができ、しかも、該設定操作に際しては用紙識別子のみを指定すれば良いことから、装置本体のユーザインターフェース部から用紙属性の設定を行う場合に比べてユーザによる給紙装置に収容する用紙の用紙属性の設定ミスも設定忘れも大幅に低減できる。
また、給紙装置に設けた用紙属性設定手段により用紙属性を設定できる本発明の構成によれば、複数の給紙装置を備える構成において給紙装置を交換した場合にも該給紙装置の用紙属性設定手段によりユーザに確実に用紙属性を設定させることができ、該ユーザが設定した用紙属性と給紙装置に収容された用紙の用紙属性との整合性を確実に保証できるという効果を奏する。
以下、本発明に係わる画像形成装置およびその制御方法の実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる画像形成装置およびその制御方法が提供される画像形成装置の一概略構成例を示すブロック図である。
図1において、この画像形成装置10は、ネットワーク20を経由してプリント制御装置30、画像読取装置40、情報処理装置50−1〜50−nが接続されている。
ここで、プリント制御装置30は、画像形成装置10を用いた各種文書の印刷制御を行うもので、プリントサーバを構成するものである。
また、画像読取装置40は、画像形成装置10を用いて印刷する画像を読み取るもので、ネットワークスキャナとして構成される。
また、情報処理装置50−1〜50−nは、画像形成装置10を用いて印刷する文書の処理を行うもので、例えば、各ユーザのパーソナルコンピュータがこれに相当する。
ここで、プリント制御装置30、画像読取装置40、情報処理装置50−1〜50−nは、本発明に係わる画像形成装置10の各給紙装置である各給紙トレイの用紙属性を入力するユーザインターフェース部をそれぞれ有している。
画像形成装置10は、ユーザインターフェース部11、制御部12、画像形成部13を具備して構成される。
ここで、ユーザインターフェース部11は、この発明に係わる画像形成装置10の各給紙トレイに対する用紙属性を入力するものである。
また、制御部12は、画像形成部13を制御するもので、ユーザインターフェース部11からの各給紙トレイに対する用紙属性およびプリント制御装置30、画像読取装置40、情報処理装置50−1〜50−nからの各給紙トレイに対する用紙属性を受け付けて保存する不揮発性メモリ等で構成される用紙属性保存部121、用紙属性保存部121に保存された用紙属性を各給紙トレイの用紙属性設定部より指定された識別子に基づいて当該給紙トレイに対する設定として有効にしたり、各給紙トレイが画像形成装置10より開けられたときに開けられた給紙トレイに対する用紙属性の設定を無効にする用紙属性設定有効部122、自動的に識別子を生成して用紙属性に識別子を付与する識別子付与部123を有している。
また、画像形成部13は、複数の給紙トレイ、すなわち、給紙トレイ(給紙トレイa)131a、給紙トレイ(給紙トレイb)131b、給紙トレイ(給紙トレイc)131c、給紙トレイ(給紙トレイd)131dを有するとともに、各給紙トレイの開閉を検出する給紙トレイ開閉検出部140が設けられている。
給紙トレイを開けるとは、給紙トレイが画像形成装置10より外されて、当該給紙トレイに収納された用紙を使用した画像形成が行えない状態を指し、それに対して、給紙トレイを閉じるとは、外された給紙トレイが画像形成装置10に設置された状態を指す。
さらに、各給紙トレイは、ユーザより識別子が指定されて給紙トレイに収容する用紙の用紙属性を設定する手段となる用紙属性設定部を設けており、給紙トレイ(給紙トレイa)131aには用紙属性設定部132a、給紙トレイ(給紙トレイb)131bには用紙属性設定部132b、給紙トレイ(給紙トレイc)131cには用紙属性設定部132c、給紙トレイ(給紙トレイd)131dには用紙属性設定部132dが設けられている。
そして、給紙トレイ開閉検出部140が開けられた給紙トレイを検出した場合には、検出した当該給紙トレイに対する用紙属性の設定を用紙属性設定有効部122が無効にし、また、給紙トレイ開閉検出部140が閉じられた給紙トレイを検出した場合には、検出した該給紙トレイの用紙属性設定部より指定された識別子に対応する用紙属性の設定を該給紙トレイに対して有効にする。
なお、本実施例の以下の説明においては、用紙属性の入力を画像形成装置10のユーザインターフェース部11を用いて行う場合について説明する。
次に、本実施例の画像形成装置10の要部機能について、図2を参照して説明する。
図2は、本実施例の画像形成装置10の要部機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置10の要部機能を示すブロック図は、図1を参照して説明した、ユーザインターフェース部11、識別子付与部123、用紙属性保存部121、用紙属性設定部201、用紙属性設定有効部122で構成される。
用紙属性設定部201は、画像形成部13内の各給紙トレイ内に設けられた用紙属性設定部を示すものである。
ユーザインターフェース部11よりユーザによって、画像形成に使用する用紙を該用紙に適した設定で画像形成可能とするよう、「2ndBTB電圧」、「用紙カール量」、「NIP電圧」、「エアアシスト動作」に関する用紙属性が入力されて用紙属性保存部121に保存される。
そして、識別子付与部123において、保存された用紙属性に対して識別子を付与する処理が行われる。
識別子を付与する処理は、識別子付与部123において、数値の識別子を自動的に生成してユーザが入力した用紙属性に対して付与する、或いは、名称の識別子を付与してもよく、或いは、ユーザが任意の識別子を与えるようにしてもよい。
保存された用紙属性に対して識別子が付与されると、用紙属性保存部121において、該用紙属性と識別子とをペアにして保存する。
このように、用紙属性が保存され、ユーザが画像形成を行う際に、ユーザが入力した用紙属性を画像形成に使用する給紙トレイに対して設定とするには、各給紙トレイ内に設けられた用紙属性設定部201よりユーザが用紙属性に付与された識別子を指定することで行われる。
用紙属性設定部201にユーザが識別子を指定して、給紙トレイが画像形成装置10に閉じられると、用紙属性設定有効部122において、指定された識別子とペアに保存された用紙属性を用紙属性保存部121より読み出し、読み出した用紙属性を、識別子が指定された給紙トレイに対する設定として有効にする処理を行う。
次に、ユーザインターフェース部11より用紙属性を入力する際に表示される用紙属性入力画面について図3を参照して説明を行う。
図3は、ユーザインターフェース部11より用紙属性を入力する際に表示される用紙属性入力画面300を示した画面構成図である。
図3に示すように用紙属性入力画面300には、画像形成に使用する用紙の「2ndBTB電圧」、「用紙カール量」、「NIP電圧」、「エアアシスト動作」に関する用紙属性が表示され、ここで、この用紙属性をそのまま用いる場合は、この状態で決定ボタン301を押し、この用紙属性を変更する場合は、表示されている用紙属性を変更した後、決定ボタン301を押下し、用紙属性の入力を行う。
次に、用紙属性入力画面300より入力された用紙属性に対して識別子付与部123が識別子を付与する際に表示される識別子付与画面について図4を参照して説明を行う。
図4は、用紙属性入力画面300より入力された用紙属性に対して識別子付与部123が識別子を付与する際に表示される識別子付与画面400について示した画面構成図である。
図3を参照して説明した用紙属性入力画面300より決定ボタン301が押下されると、図4に示す識別子付与画面400が表示され、用紙属性入力画面300で入力した用紙属性に対して自動的に識別子が付与される。
図4に示す識別子付与画面400では、識別子の「3」が付与される。
次に、用紙属性入力画面300より入力された用紙属性に対して識別子付与部123が識別子を付与する際に、識別子が数字でなく名称で付与する場合に表示される識別子付与画面について図5を参照して説明を行う。
図5は、用紙属性入力画面300より入力された用紙属性に対して識別子付与部123が識別子を付与する際に、識別子が数字でなく名称で付与する場合に表示される識別子付与画面500を示した画面構成図である。
図3を参照して説明した用紙属性入力画面300より決定ボタン301が押下され、識別子が数字でなく名称で付与される場合には、図5に示す識別子付与画面500が表示され、用紙属性入力画面300で入力した用紙属性に対して自動的に名称の識別子が付与される。
図5に示す識別子付与画面500では、名称の識別子として「A社、コート、A3、200gsm」が付与される。
次に、本実施例の画像形成装置10において、用紙属性の入力が行われて、給紙トレイに対して用紙属性の設定が有効にされる処理の処理フローについて図4を参照して説明を行う。
図6は、本実施例の画像形成装置10において、用紙属性の入力が行われて、給紙トレイに対して用紙属性の設定が有効にされる処理の処理フローについて示したフローチャートであり、図6(a)は、ユーザインターフェース部11から用紙属性が入力されて保存される処理の処理フローを示したフローチャートであり、図6(b)は、給紙トレイに対して用紙属性の設定が有効にされる処理の処理フローについて示したフローチャートである。
始めに、図6(a)に示すフローチャートを参照して、ユーザインターフェース部11から用紙属性が入力されて保存される処理の処理フローについて説明する
まず、ユーザは、ユーザインターフェース部11より用紙属性を入力する用紙属性入力画面301を開き、画像形成に使用する用紙属性を入力する。
用紙属性入力画面301より画像形成に使用する具体的な用紙属性が入力されると(ステップ601)用紙属性保存部121に保存され、次に表示される識別子付与画面400より、入力されて保存された用紙属性に対して自動的に識別子が付与され、入力されて保存された用紙属性と該用紙属性に対応する識別子が組み合わされて保存される(ステップ602)。
次に、図6(b)に示すフローチャートを参照して、給紙トレイに対して用紙属性の設定が有効にされる処理の処理フローについて説明する。
ユーザは、用紙属性を入力して、入力した用紙属性の識別子が分かったら、次に、入力した用紙属性の設定を有効にすることを所望する給紙トレイを開く(ステップ603)。
ユーザが給紙トレイを開いたら、給紙トレイ開閉検出部140が開けられた給紙トレイを検出して、該給紙トレイに設定されていた用紙属性の設定を用紙属性設定有効部122が無効にする。
ユーザは、用紙属性の設定を有効にすることを所望する給紙トレイを開いた際に、該給紙トレイに用紙を収納してもよい。
給紙トレイを開いた後、ユーザは、開いた給紙トレイに対して有効にしたい用紙属性の識別子を、開いた給紙トレイに設けられている用紙属性設定部に入力する(ステップ604)。
ユーザが、給紙トレイの用紙属性設定部に識別子を入力すると、ユーザは開いた給紙トレイを閉じて、画像形成部13内の給紙トレイ開閉検出部140で開いた給紙トレイが閉じられたことが検出される(ステップ605)。
ステップ605で、開いた給紙トレイが閉じられたことが検出されると、制御部12内の用紙属性設定有効部122が、閉じられた給紙トレイに指定された識別子を検出し、該識別子に対応する用紙属性を用紙属性保存部121より読み出し、閉じられた給紙トレイに対して読み出した用紙属性の設定を有効にする(ステップ606)。
なお、複数の給紙トレイを備える構成において、給紙トレイを画像形成装置にセットする場所を換えて、給紙トレイを交換する際にも、給紙トレイに収容された用紙に用紙属性を設定する処理は、図6(b)に示すフローチャートのステップ603からステップ606の処理によって行われる。
次に、用紙属性設定部が設けられた給紙トレイについて図7を参照して説明を行う。
図7は、用紙属性設定部が設けられた給紙トレイを示した模式図であり、図7(a)は、数値の識別子が指定される用紙属性設定部が設けられた給紙トレイ(給紙トレイa)131aを示す模式図であり、図7(b)は、名称の識別子が指定される用紙属性設定部が設けられた給紙トレイ(給紙トレイb)131bを示す模式図であり、図7(c)は、識別子が指定される用紙属性設定部が給紙トレイの側面に設けられた給紙トレイ(給紙トレイc)131cを示す模式図である。
図7(a)に示すように、画像形成装置10内の給紙トレイ(給紙トレイa)131aには数値の識別子が指定される用紙属性設定部132aが設けられており、ユーザは画像形成装置10より給紙トレイ(給紙トレイa)131aを開いて、給紙トレイ(給紙トレイa)131aに収納された用紙を最適に画像形成できるような用紙属性を設定するために、給紙トレイ(給紙トレイa)131aに設けられた用紙属性設定部132aに、識別子付与部123で付与された識別子を入力する。
そして、給紙トレイ(給紙トレイa)131aを画像形成装置10に閉じることで、用紙属性設定部132aに指定された識別子に対応する用紙属性の設定が給紙トレイ(給紙トレイa)131aに対して有効となり、給紙トレイ(給紙トレイa)131aに収納された用紙を画像形成する際に、給紙トレイ(給紙トレイa)131aに収納された用紙を使用して該用紙属性によって制御された適切な画像形成が行われる。
また、図7(b)に示すように、給紙トレイ(給紙トレイb)131bには、図7を参照して説明した識別子付与画面500より付与された名称の識別子が指定される用紙属性設定部132bが設けられており、ユーザは、用紙属性設定部132bより名称を選択して、給紙トレイ(給紙トレイb)131bを画像形成装置10に閉じることにより、給紙トレイ(給紙トレイb)131bに対して選択された名称に対応する用紙属性の設定が有効となり、給紙トレイ(給紙トレイb)131b内に収納された用紙を使用して該用紙属性で制御された適切な画像形成が行われる。
また、図7(c)に示すように、給紙トレイ(給紙トレイc)131cには、図7を参照して説明した識別子付与画面500より付与された名称の識別子が指定される用紙属性設定部132cが給紙トレイ131cの側面に設けられており、用紙属性設定部132cは給紙トレイ131cが画像形成部13内に閉じられた状態でも視認できるので、給紙トレイ131cが画像形成部13内に閉じられた状態で給紙トレイ131cに有効となっている用紙属性に対応する名称が視認でき、給紙トレイ131cが画像形成部13内に閉じられた状態で給紙トレイ131cに有効となっている用紙属性を確認することが出来る。
給紙トレイの側面に設けられている用紙属性設定部132cで指定される識別子は、名称の識別子だけでなく、数値の識別子が指定されることができるようにしてもよく、その際は、指定された数値の識別子が視認できるように指定された数値を表示する表示欄を設ける。
このように、画像形成装置10では、ユーザが、給紙トレイを開いて該給紙トレイの用紙属性設定部より用紙属性の設定操作を行うことができ、しかも、該設定操作に際しては識別子のみを指定すれば良いことから、装置本体のユーザインターフェース部から用紙属性の設定を行う本発明とは異なる場合と比べてユーザによる給紙トレイに収容する用紙の用紙属性の設定ミスも設定忘れも大幅に低減できる。
また、給紙トレイに設けた用紙属性設定部により用紙属性を設定できるので、複数の給紙トレイを備える構成において給紙トレイを交換した場合にも該給紙トレイの用紙属性設定手段によりユーザに確実に用紙属性を設定させることができ、該ユーザが用紙属性入力画面300より設定した用紙属性と給紙トレイに収容された用紙の用紙属性との整合性を確実に保証できる。
なお、上記実施例においては、用紙属性設定の指示を画像形成装置10のユーザインターフェース部11を用いて行う場合について説明したが、用紙属性設定の指示をプリント制御装置30、画像読取装置40、情報処理装置50−1〜50−nのユーザインターフェース部を用いて行う場合も同様に構成することができる。
なお、識別子付与画面400において、用紙属性入力画面300で入力された用紙属性に対して自動的に識別子が付与されるのではなくて、用紙属性付与画面300で用紙属性を入力後にユーザが任意の識別子を入力できる図示しない識別子入力画面を設けて、該識別子入力画面より識別子を受け付けて、受け付けた識別子を当該用紙属性に付与するようにすることもできる。
そして、上記識別子入力画面で受け付ける識別子は、名称、数値のいずれも可能である。
なお、本実施例では、ユーザインターフェース部11で入力された用紙属性を用紙属性保存部121に保存して、識別子付与部123で付与した識別子とペアにして用紙属性保存部121に保存するように説明したが、ユーザインターフェース部11で入力された用紙属性を先に用紙属性保存部121に保存するのではなく、識別子付与部123が生成した識別子或いは上記識別子入力画面からユーザより受け付けた識別子とユーザインターフェース部11で入力された用紙属性をペアにして用紙属性保存部121に保存するようにしてもよい。
この発明は、用紙を収納する1または複数の給紙装置を有して、給紙装置に収納されている用紙に適した用紙属性を給紙装置に設定して、給紙装置に収納された用紙に適した画像形成を可能とする画像形成装置において利用可能である。
この発明によれば、ユーザによる給紙装置に収容する用紙の用紙属性の設定ミスや設定忘れを極力低減できると共に、複数の給紙装置を備える構成において給紙装置を交換した場合にもユーザに確実に用紙属性を設定させることができ、該ユーザが設定した用紙属性と給紙装置に収容された用紙の用紙属性との整合性を確実に保証できる。
本発明に係わる画像形成装置およびその制御方法が提供される画像形成装置の一概略構成例を示すブロック図。 本実施例の画像形成装置10の要部機能構成を示すブロック図。 ユーザインターフェース部11より用紙属性を入力する際に表示される用紙属性入力画面300を示した画面構成図。 用紙属性入力画面300より入力された用紙属性に対して識別子付与部123が識別子を付与する際に表示される識別子付与画面400について示した画面構成図。 用紙属性入力画面300より入力された用紙属性に対して識別子付与部123が識別子を付与する際に、識別子が数字でなく名称で付与する場合に表示される識別子付与画面500を示した画面構成図。 本実施例の画像形成装置10において、用紙属性の入力が行われて、給紙トレイに対して用紙属性の設定が有効にされる処理の処理フローについて示したフローチャート。 用紙属性設定部が設けられた給紙トレイを示した模式図。
符号の説明
10 画像形成装置
11 ユーザインターフェース部
12 制御部
13 画像形成部
20 ネットワーク
30 プリント制御装置
40 画像読取装置
50−1〜50−n 情報処理装置
121 用紙属性保存部
122 用紙属性設定有効部
123 識別子付与部
131a 給紙トレイa
131b 給紙トレイb
131c 給紙トレイc
131d 給紙トレイd
140 給紙トレイ開閉検出部
132a 用紙属性設定部
132b 用紙属性設定部
132c 用紙属性設定部
132d 用紙属性設定部

Claims (6)

  1. 用紙を収容する1または複数の給紙装置を有し、前記給紙装置から給紙された用紙に画像を形成する画像形成処理を行う画像形成装置において、
    前記用紙への画像形成を制御する設定値を複数種類組み合わせたものからなる用紙属性を入力する用紙属性入力手段と、
    前記属性入力手段によって入力された用紙属性を保存する用紙属性保存手段と、
    前記属性保存手段によって保存された用紙属性を識別する識別子を該用紙属性に付与する用紙属性識別子付与手段と、
    前記給紙装置に設けられ、前記用紙属性保存手段によって保存された用紙属性を、該当する前記識別子を指定することにより当該給紙装置に収容する用紙の用紙属性として設定する用紙属性設定手段と、
    前記給紙装置が前記画像形成装置に対して閉じられることを検知する閉検出手段と、
    前記閉検出手段によって前記給紙装置が閉じられたことが検出された場合、該給紙装置の前記用紙属性設定手段により設定された用紙属性の設定を当該給紙装置に対する設定として有効にする用紙属性設定有効手段と
    を具備する画像形成装置。
  2. 前記給紙装置が前記画像形成装置から開けられて、当該給紙装置を使用した画像形成が不可能な状態となったことを検出する開検出手段
    を備え、
    前記開検出手段によって前記給紙装置が開けられたことを検出した場合に、前記用紙属性設定有効手段によって有効とした用紙属性の設定を、当該給紙装置に対して無効とす
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記用紙属性入力手段は、
    前記画像形成装置内の前記画像形成装置以外の装置からの情報を受け付けるインターフェースより前記画像形成装置以外の装置から用紙属性を受け付けて、該受け付けた用紙属性を入力す
    求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記用紙属性識別子付与手段は、
    前記用紙属性に名称または数値からなる識別子を付与す
    求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記用紙属性識別子付与手段は、
    前記用紙属性に付与する識別子を受け付ける識別子受付手段と、
    前記識別子受付手段による受け付けた識別子を前記用紙属性に付与す
    求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 用紙を収容する1または複数の給紙装置を有し、前記給紙装置から給紙された用紙に画像を形成する画像形成処理を行う画像形成装置の制御方法において、
    前記用紙への画像形成を制御する設定値を複数種類組み合わせたものからなる用紙属性を用紙属性入力手段により入力し、
    前記属性入力手段によって入力された用紙属性を用紙属性保存手段により保存し、
    前記属性保存手段によって保存された用紙属性を識別する識別子を該用紙属性に用紙属性識別子付与手段により付与し、
    前記用紙属性保存手段によって保存された用紙属性に応じた識別子を前記給紙装置に設けられた装置から識別子受付手段により受け付け、
    前記給紙装置が前記画像形成装置に閉じられることを閉検出手段により検知し、
    前記閉検出手段によって検出された給紙装置が前記識別子受付手段で受け付けた識別子に対応される用紙属性の設定を該給紙装置に対する設定として用紙属性設定有効手段により有効にす
    像形成装置の制御方法。
JP2005308675A 2005-10-24 2005-10-24 画像形成装置およびその制御方法 Expired - Fee Related JP4760297B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005308675A JP4760297B2 (ja) 2005-10-24 2005-10-24 画像形成装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005308675A JP4760297B2 (ja) 2005-10-24 2005-10-24 画像形成装置およびその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007114688A JP2007114688A (ja) 2007-05-10
JP4760297B2 true JP4760297B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=38096896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005308675A Expired - Fee Related JP4760297B2 (ja) 2005-10-24 2005-10-24 画像形成装置およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4760297B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5803970B2 (ja) * 2013-04-02 2015-11-04 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成制御装置、画像形成システム、及び画像形成制御プログラム
JP6369434B2 (ja) * 2015-09-24 2018-08-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09301545A (ja) * 1996-05-16 1997-11-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH1148580A (ja) * 1997-07-31 1999-02-23 Canon Inc 印刷装置
JP2001072267A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Minolta Co Ltd 画像形成装置
JP2003270872A (ja) * 2002-03-15 2003-09-25 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2003345193A (ja) * 2002-05-27 2003-12-03 Fuji Xerox Co Ltd パラメータ設定装置およびこれを用いた画像形成装置
JP4135089B2 (ja) * 2003-08-11 2008-08-20 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP4286089B2 (ja) * 2003-08-29 2009-06-24 株式会社沖データ 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007114688A (ja) 2007-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4677855B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法
US7359670B2 (en) Image forming apparatus
US20170208193A1 (en) Electronic apparatus and control program thereof
JP2016039559A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法、およびプログラム
CN108804052B (zh) 打印控制设备和用于控制打印控制设备的控制方法
JP4892887B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP4760297B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP4556588B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP2007065170A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
US20240045361A1 (en) Printing system, method, and storage medium
US20080003037A1 (en) Print control apparatus that controls printing device performing printing on print sheet having tab
US20130235411A1 (en) Printing apparatus, printing apparatus control method, and storage medium storing a program
US20190007571A1 (en) Print control apparatus, method for controlling the same, and storage medium
CN107229199A (zh) 图像形成设备和图像形成方法
JP4609249B2 (ja) 画像形成装置およびその制御方法
US11392338B2 (en) Sheet information changing apparatus, method of controlling sheet information changing apparatus, and storage medium for controlling sheet information and displaying a confirming screen
JP4712561B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP4730047B2 (ja) 画像形成装置およびその方法
JP2007045105A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
US10735602B2 (en) Image forming apparatus
JP2018024129A (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP5776262B2 (ja) 表示制御装置及びプログラム
JP4166205B2 (ja) 印刷システム、印刷装置、ドキュメント差し替え装置、及びプリンタドライバ
JP4956954B2 (ja) 画像形成装置およびその方法
CN109992223A (zh) 图像形成装置、图像形成装置的控制方法以及计算机可读取的记录介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110523

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4760297

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees