JP4757061B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿を読み込んで得られた原稿画像を格納し、格納された原稿画像のうち指定された画像を印刷出力可能とするデータ管理技術に関するものである。
従来より、原稿を読込んで得られた画像データを蓄積する画像形成装置が知られている。この種の画像形成装置においては、文書ファイルを保存する記憶システムの大容量化により、非常に多数の文書ファイルを登録しておくことが可能になった。この場合、一つのボックス(或はフォルダ)に多くの文書を登録しておくよりも、作成者やプロジェクト毎にボックスを作成して、グループ化して文書を登録しておいた方が管理が容易であり、実際、そのように運用されている。また、記憶装置をネットワークで接続することにより、一装置内に止まらず、複数の装置の複数のボックスに文書ファイルが登録されるようになってきている。
例えば、1つの会議に関連する複数の文書ファイル等は、1つのボックスに登録しておけば、それらを印刷出力したいような場合に、文書指定が容易になり、便利である。しかしながら、多数のボックスが存在すると、所望のボックスを選択するために、或は、階層構造を有するボックス構成において下位階層のボックスを選択するために、ユーザインターフェースにおいて煩雑な画面遷移が必要となってしまう。このように、所望のボックスに文書ファイルを追加する、また、所望のボックス内の文書ファイルを取得する処理では、それぞれ所望するボックスを探し、特定するという作業が必要になるため、画面遷移を伴う面倒な操作が必要であった。
このような煩雑な画面遷移に対するユーザの負担を軽減するために、従来は、画像形成装置内にボックスのショートカットを設定したり、使用したボックスの履歴情報を画像形成装置内に格納してアクセスしやすくするといった対策が講じられていた。
また、特許文献1には、読み取った原稿のイメージデータにベクトルか処理を実行して登録しておくシステムが開示されている。特許文献1のステムによれば、読み取った原稿のイメージデータに基づいて、当該文書に対応するオリジナルの文書ファイルを登録された文書ファイルから特定し、その文書ファイルを印刷する。こうして、印刷の繰り返し等に起因する画質の劣化を防止する。特許文献1のシステムでは、読み取った原稿のイメージから当該原稿のオリジナルのファイルを特定するものであり、ユーザによる原稿特定の操作の負担を軽減するものであるといえる。
特開2004−265384号公報
上述した従来の技術において、所望のボックスへ到達するためのショートカットの設定は、ユーザ操作の軽減に有効な手段ではあるが、文書処理装置内に作成できるショートカットの数には制限がある。また、ショートカットの数が増えると、今度はユーザがショートカットを探す手間が増えてしまう。また、履歴を利用した方法においても、ユーザは様々な履歴の中に格納されたボックスの情報を探す煩雑さがあるという課題が残されている。
また、特許文献1は、読み取った原稿のイメージデータから登録されている文書ファイルを特定することにより、登録された文書ファイルへのアクセスを自動化したものであるといえる。しかしながら、読み取った原稿と登録されている文書との1対1の対応に止まり、複数の文書ファイルを取得可能とするものではない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、関連する複数の原稿データを容易に取得可能とすることを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、
画像データを複数のグループのいずれかに対応付けて記憶する記憶手段と、
原稿を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた原稿の画像データから前記複数のグループのいずれかを示す付加情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された付加情報により示されるグループを前記複数のグループの中から特定する特定手段と
前記特定手段により特定されたグループに対応付けて前記記憶手段に記憶されている画像データの一覧を表示させる表示手段とを備え
前記付加情報は、前記画像データの一覧を表示する際の手順に関する手順情報を含み、
前記表示手段は、前記手順情報に基づく手順で前記画像データの一覧を表示する。
また、本発明の他の態様による画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、
画像データを複数のグループのいずれかに対応付けて記憶する記憶手段と、
原稿を読み取る読取手段と、
前記読取手段により読み取られた原稿の画像データから前記複数のグループのいずれかを示す付加情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された付加情報により示されるグループを前記複数のグループの中から特定する特定手段と、
前記特定手段により特定されたグループに対応付けて前記記憶手段に記憶されている画像データの一覧を表示させる表示手段とを備え、
前記付加情報は、前記画像データの一覧を表示する際の表示形態を特定する表示形態情報を含み、
前記表示手段は、前記表示形態情報に基づく表示形態で前記画像データの一覧を表示する。
また、上記の目的を達成するための本発明の一態様による画像処理方法は、
画像データを複数のグループのいずれかに対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
原稿を読み取る読取工程と、
前記読取工程により読み取られた原稿の画像データから前記複数のグループのいずれかを示す付加情報を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程により抽出された付加情報により示されるグループを前記複数のグループの中から特定する特定工程と
前記特定工程により特定されたグループに対応付けて前記記憶手段に記憶されている画像データの一覧を表示させる表示工程とを有し、
前記付加情報は、前記画像データの一覧を表示する際の手順に関する手順情報を含み、
前記表示工程は、前記手順情報に基づく手順で前記画像データの一覧を表示する。
更に、本発明の他の態様による画像処理方法は以下の構成を備える。即ち、
画像データを複数のグループのいずれかに対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
原稿を読み取る読取工程と、
前記読取工程により読み取られた原稿の画像データから前記複数のグループのいずれかを示す付加情報を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程により抽出された付加情報により示されるグループを前記複数のグループの中から特定する特定工程と、
前記特定工程により特定されたグループに対応付けて前記記憶手段に記憶されている画像データの一覧を表示させる表示工程とを有し、
前記付加情報は、前記画像データの一覧を表示する際の表示形態を特定する表示形態情報を含み、
前記表示工程は、前記表示形態情報に基づく表示形態で前記画像データの一覧を表示する。
更に、上記の目的を達成するための本発明の一態様によれば、
コンピュータに、
画像データを複数のグループのいずれかに対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
原稿を読み取る読取工程と、
前記読取工程により読み取られた原稿の画像データから前記複数のグループのいずれかを示す付加情報を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程により抽出された付加情報により示されるグループを前記複数のグループの中から特定する特定工程と
前記特定工程により特定されたグループに対応付けて前記記憶手段に記憶されている画像データの一覧を表示させる表示工程であって、前記付加情報に含まれている前記画像データの一覧を表示する際の手順に関する手順情報に基づく手順で前記画像データの一覧を表示する表示工程とを実行させるプログラムが提供される。
更に、本発明の他の態様によれば、
コンピュータに、
画像データを複数のグループのいずれかに対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
原稿を読み取る読取工程と、
前記読取工程により読み取られた原稿の画像データから前記複数のグループのいずれかを示す付加情報を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程により抽出された付加情報により示されるグループを前記複数のグループの中から特定する特定工程と、
前記特定工程により特定されたグループに対応付けて前記記憶手段に記憶されている画像データの一覧を表示させる表示工程であって、前記付加情報に含まれている前記画像データの一覧を表示する際の表示形態を特定する表示形態情報で前記画像データの一覧を表示する表示工程とを実行させるプログラムが提供される。
本発明によれば、関連する原稿データを容易に取得することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明する。
[第1実施形態]
<画像形成装置の全体構成>
図1は、本実施形態による画像形成装置1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置1はコントローラユニット100を備える。コントローラユニット100は、画像入力デバイスであるスキャナ170および画像出力デバイスであるプリンタ195を接続するとともに、LAN111や公衆回線(WAN)151と接続し、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。コントローラ100は、画像の入力形態や出力形態に応じて各種画像処理を実行する画像処理装置として機能している。
コントローラユニット100は、装置全体を制御するためのCPU101と、CPU101の作業領域を提供すると共に画像データを一時格納するRAM102と、ブートプログラム等を格納するRO103を有する。また、コントローラユニット100は、システムプログラムなどのアプリケーションプログラム、文書データを格納するHDD(ハードディスク装置)104を有する。
CPU101には、ROM103、RAM102、HDD104とともに、システムバス107を介してVRAM105、操作部I/F106、イメージバス109、ネットワークI/F110およびモデム150が接続されている。VRAM105は、CPU101により生成された、操作部112の表示器に表示されるべき操作部表示画像を記憶するメモリである。操作部I/F106は、操作部(UI)112とのインターフェースであり、VRAM105に記憶された操作部表示画像のデータを操作部112に出力する。また、操作部I/F106は、操作部112を用いてユーザが入力した情報をCPU101に渡す。ネットワークI/F110は、LAN111と接続され、LAN111を介した情報の入出力を行う。モデム150は、公衆回線151と接続し、公衆回線151を介した情報の入出力を行う。
イメージバスI/F109は、システムバス107と画像データを高速で転送する画像バス108とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス108は、例えば、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス108には、ラスターイメージプロセッサ(RIP)160、デバイスI/F120、スキャナ画像処理部180、プリンタ画像処理部190、画像回転部130、および画像圧縮部140が接続されている。
ラスターイメージプロセッサ(RIP)160は、PDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F120は、画像入出力デバイスであるスキャナ170およびプリンタ195とコントローラユニット100とを接続するインターフェースであって、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。デバイスI/F120とスキャナ170とは、スキャナインタフェース171を介して接続され、デバイスI/F120とプリンタ195とは、プリンタインタフェース196を介して接続される。スキャナ画像処理部180は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部190は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換などを行う。画像回転部130は画像データの回転を行う。画像圧縮部140は、多値画像データをJPEG、2値画像データをJBIG、MMR、MHなどで圧縮したり、圧縮画像データを伸張したりする。
上記の画像形成装置1において、HDD104には、複数のボックスを設定可能である。ボックスは、複数の文書データを格納するための格納場所であり、ボックスの中に更にボックスを設定するといったような階層構造とすることもできる。
<情報付加機能の構成>
図2は、コントローラユニット100内にある情報付加機能の構成を示すブロック図である。尚、本実施形態において、ボックスアクセス情報生成部22は、CPU101が所定の制御プログラムを実行することにより実現される。また、本実施形態では、情報付加部23はプリンタ画像処理部190の一機能として提供されるものとする。但し、これらの機能分担は、本実施形態の態様に限られるものではない。
スキャナ画像処理部180は、スキャナ170より送られてきた画像に対し、補正等の処理を加え、プリンタ画像処理部190の情報付加部23へ送信する。ボックスアクセス情報生成部22は、HDD104に保存されたボックスの存在場所(ボックス番号等)を示すためのボックスアクセス情報(バーコード、URL、電子透かし情報等)を生成する機能を有する。情報付加部23は、スキャナ画像処理部190からの画像情報に対して、ボックスアクセス情報生成部22からのボックスアクセス情報を付加する機能を有する。こうして、ボックスアクセス情報が埋め込まれた原稿画像情報が生成され、プリンタ195によりボックスアクセス情報が埋め込まれた原稿画像が印刷出力される。尚、原稿画像に埋め込まれたボックスアクセス情報は、スキャナ170にて画像を読み取った際に、CPU101により認識可能に埋め込まれている。
<本実施形態の特徴を成す動作>
次に、操作部112の構成について図3および図4を参照しながら説明する。図3は図1の画像形成装置1における操作部112の外観構成を示す図である。図4は図1の画像形成装置1における操作部112及び操作部I/F106の制御構成を示すブロック図である。
操作部112は、図3に示すように、タッチパネル201が画面上に貼付されたLCD表示部202を有する。LCD表示部202は、VRAM105に記憶された操作部表示画像を表示することにより、システムの操作画面およびソフトキーを提供する。タッチパネル201は、ユーザによって押された位置を示す位置情報CPU101に伝える。CPU101は、ソフトキー等の表示位置とタッチパネル201からの位置情報により、ユーザが指示した操作内容を判断する。また、操作部112には、各種ハードキー203〜213が設けられている。ハードキーは、例えば、スタートキー203、ストップキー204、リセットキー205、テンキー群206、クリアキー207、IDキー208、ガイドキー209、ユーザモードキー210、カウンタキー211、節電キー212、電源キー213を含む。
スタートキー203は、原稿画像の読取り動作を開始するときなどに用いるキーであり、スタートキー203の中央部には、緑と赤の2色LED215が設けられ、その色によってスタートキー203が有効な状態にあるかどうかを示す。ストップキー204は、稼働中の動作を止める働きをする。リセットキー205は、操作部112の設定を初期化するときに用いられる。テンキー群206は、数値の入力を行う際に用いられ、0〜9までの数字キーを含む。クリアキー207は、入力された数値をクリアする際に用いられる。IDキー208は、ユーザIDを入力する際に用いられるキーである。ガイドキー209は、設定や入力方法についてのヘルプを表示するためのキーである。ユーザモードキー210は、装置の動作に関する特殊な設定や詳細な設定を行うためのキーである。カウンタキー211は、装置がプリントした用紙の枚数を確認するためのキーである。節電キー212は、装置を待機状態にし、消費電力を抑えたいときに用いられるキーである。電源キー213は、装置の電源をオンまたはオフするためのキーである。
また、装置が動作中であるときおよび装置に何らかの異常が生じたときに、それぞれ点滅あるいは点灯するタリーランプ216,217が設けられている。また、電源ランプ218が設けられ、電源ランプ218は、電源キー213によって装置の電源がオンされたときに点灯する。
操作部I/F106は、図4に示すように、入力デバイスコントローラ301及び出力デバイスコントローラ302を有する。入力デバイスコントローラ301は、操作部112のタッチパネル201、キー群220(ハードキー203〜213)から、ユーザ入力を受け取り、この受け取ったユーザ入力を操作内容としてCPU101に渡す。CPU101は、入力された操作内容とHDD104からRAM102にロードされた制御プログラムに基づき、操作部表示画像のための表示画面データを生成する。生成された表示画面データは、VRAM105に一旦記憶された後に操作部I/F106の出力デバイスコントローラ302を介してLCD202に出力される。また、CPU101は、ユーザからの入力や装置の状態から、制御プログラムに従い、出力デバイスコントローラ302に制御信号を与える。出力デバイスコントローラ302は、この制御信号に従って、LED群215〜218をそれぞれ点灯、消灯させる。
<ユーザインターフェースの例>
図5はLCD表示器202に表示される送信初期画面500を示す図であり、元原稿をボックスに関連付ける操作の入り口となる画面の一例である。ボックス関連付けキー501は、これから読み取る元原稿を新しいボックスに関連付けるための画面に遷移するキーである。ボックス関連付けキー501を押下すると、図6に示すボックス関連付け画面600に遷移する。
図6は、元原稿をボックスに関連付ける設定をするための、LCD表示器202に表示されるボックス関連付け画面の一例を示す図である。ボックス関連付け画面600において、ON/OFFキー601は、元原稿を新しいボックスに関連付けるか否かを設定するキーである。ONにすると、新しいボックスに関連付けする設定となり、OFFにすると新しいボックスへの関連付けを行わない設定となる。OKキー602が押下されると、ON/OFFキー601による設定を反映して、図5の送信初期画面500に遷移する。キャンセルキー603が押下されると、ON/OFFキー601の設定をせずに送信初期画面500に戻る。
図7は元原稿の関連付け完了画面700で、元原稿が新しいボックスに関連づいたことを示す、LCD表示器202に表示される画面の一例である。OKキー701を押下すると、図5の送信初期画面500に遷移する。本実施形態の画像形成装置1は、例えば100個のボックスが用意されており、各ボックスには予め0〜99まで番号が振られているものとする。新しいボックスへの関連付けは、これらボックスのいずれかが選択されることになる。例えば、未使用のボックス(文書が格納されていない空のボックス)のうち、最も番号の小さいボックスが選択されるようにする。
図8は、ボックス内の文書一覧を示すための、LCD表示器202に表示される画面の一例を示す図である。画面800にはボックス内にある文書の一覧が表示される。また、画面8のプリントキー801及びスキャンキー802を用いて、印刷、読み込みを指示することができる。この画面は、送信初期画面500においてボックスの付加情報を伴った原稿を読み込み、かつ新しいボックスとの関連付けの設定を行っていない場合に表示される画面である。
尚、図8において、プリントキー801が押下されると、画面800内で選択されている文書の印刷が開始される。また、スキャンキー802が押下されると、スキャナ170による新たな文書の読み込みと、当該ボックス内への当該文書の追加が実行される。
<動作の説明>
図9は、元原稿のスキャン時に、アクセスするボックスの所在を示すバーコード等のボックスアクセス情報を生成し、元原稿の画像情報にボックスアクセス情報を付加して印刷する動作を説明するフローチャートである。尚、図9に示される処理は、CPU101がRAM102にロードされた制御プログラムを実行することにより実現される。
スキャナ170から所望の画像を読み込んで印刷する場合、コントローラユニット100は、スキャナ170から読み込まれた画像を、スキャナインタフェース171を介してコントローラユニット100(スキャナ画像処理部180)に取り込む。そして、コントローラユニット100は、プリンタ画像処理部190に対して、プリント要求を発行し、プリント動作を行わせる。尚、この読み取りに先立って、図6の画面600におけるON/OFFスイッチ601による新しいボックスへの関連付けがONにセットされているものとする。尚、画面600への遷移は、上述したように図5の送信初期画面500においてボックス関連付けボタン501を操作するとで実行される。新しいボックスへの関連付けがONにセットされ、図5に示す表示状態において、スタートキー203を押すと、図9のフローチャートに示される処理が開始される。
まず、ステップS901において、プリンタ画像処理部190は、スキャナ170により読み読み込まれた画像に対し、展開処理や、その他の画像処理を行う。ステップS902において、ボックスアクセス情報生成部22は、コントローラユニット100のHDD104内のボックス(格納場所)を示すボックスアクセス情報を生成する。ボックスアクセス情報は、例えばボックス番号(本例では00〜99)を示す。生成されたボックスアクセス情報はプリンタ画像処理部190内の情報付加部23へ出力される。ステップS903において、情報付加部23は、プリンタ画像処理部190から出力された画像に、ボックスアクセス情報生成部22で生成されたボックスアクセス情報を付加する。ボックスアクセス情報が付加された画像データはプリンタ195へ出力され、ステップS904において、プリンタ195はボックスアクセス情報が付加された画像データを印刷出力する。その結果は、元原稿の関連付け完了画面700に表示される。図7では、印刷出力された(又は印刷出力されている)文書がボックス番号25に関連付けられたことを通知している。
以上の図9の処理によって得られた、ボックスアクセス情報が埋め込まれた原稿を用いてボックスをアクセスし、そのボックスへスキャナで読み取った原稿後を格納することにより、元原稿に関連原稿を関連付けることができる。また、ボックスアクセス情報が埋め込まれた原稿を用いてボックスをアクセスし、そのボックス内に格納されている文書を指定して印刷やメール送信等の出力を行うことにより、元原稿に関連付けられた文書を容易に選択、出力することができる。尚、ボックスアクセス情報は、バーコードや電子透かし等、装置による読み取りが可能な形態で原稿画像に埋め込まれている。
以上のような、ボックスアクセス情報が付加された元原稿をスキャンして、ボックスへのアクセスを行う処理について図10のフローチャートを参照して説明する。尚、図10のフローチャートで示される処理は、CPU101がRAM102にロードされた所定の制御プログラムを実行することにより実現される。
まず、ステップS1001において、スキャナ画像処理部180は、スキャナ170から原稿を読み込む。この処理は送信初期画面500が表示され、新たなボックスに関連付ける設定がなされていない状態で、スタートキー203が押された場合に実行される。スキャナ170から読み込まれた画像はスキャナインタフェース171を介してコントローラユニット100のスキャナ画像処理部180に送られる。次に、ステップS1002において、コントローラユニット100は、スキャナ画像処理部180が読み込んだ元原稿にボックスにアクセスするためのボックスアクセス情報が埋め込まれているかを判定する。ボックスアクセス情報が埋め込まれていない場合はステップS1003へ進み、エラー処理をする。このとき、ボックスアクセス情報が付加されていない旨を提示し、当該原稿を新たなボックスに関連付けるか否かを問い合わせてもよい。
ボックスアクセス情報が埋め込まれている場合は、ステップS1004に進む。ステップS1004において、スキャナ画像処理部180は、埋め込まれているボックスアクセス情報からボックスにアクセスするための情報を解読する。次に、ステップS1005において、解読したHDD104内の所定ボックス内の文書をボックス内の文書一覧を表示する(図8の画面800)。尚、フローチャートには示していないが、ボックスアクセス情報によって指定されるボックスが存在しない場合は、ステップS1003へ進むものとする。
その後、ボックス内の文書一覧を表示する画面800のスキャンキー802が操作されると、処理はステップS1006からステップS1007へ進む。ステップS1007では、追加原稿をスキャナ170から読み込み、得られた原稿画像をHDD104内の当該ボックスに格納する。
一方、画面800の文書一覧から文書が選択され、プリントキー801が操作されると、選択された文書の印刷が開始される。即ち、プリントキー801の押下により、処理はステップS1006からステップS1008へ進み、画面800に表示された文書一覧からユーザによって選択された文書をプリンタ195を用いて印刷出力する。こうして、ボックスアクセス情報が付加された元原稿から関連原稿を取得(プリント)することができる。尚、ステップS1008の処理は、ファクシミリ送信やメール送信であってもよい。これらの場合、それぞれに対応した操作ボタンが画面800に表示されることになる。
図11は上述した画像形成装置1による原稿の関連付け、及び関連付けされた原稿の出力に関わる処理の流れを説明する図である。元原稿である原稿1101をスキャナ170で読み取り原稿画像を得る。一方、ボックスアクセス情報生成部22は、HDD104内の特定のボックス1104へアクセスするためのボックスアクセス情報を生成する(S902)。情報付加部23は、原稿1101の原稿画像にボックスアクセス情報生成部22で生成されたボックスアクセス情報を付加する(S903)。ボックスアクセス情報が付加された原稿画像はプリンタ195により印刷出力され、ボックスアクセス情報1102aが埋め込まれた元原稿1102が得られる(S904)。尚、ボックスアクセス情報1102aの埋め込み位置は、予め定義しておけばよい。
ボックスアクセス情報1102aが埋め込まれた元原稿1102をスキャナ170により読み込むと、ユーザI/F制御部1103は、ボックスアクセス情報1102aを解析する(S1001〜S1004)。そして、ユーザI/F制御部1103は、ボックスアクセス情報1102aで特定されるボックス1104へアクセスする画面(例えば図8の画面)を操作部112のLCD表示部202に表示する(S1005)。尚、ユーザI/F制御部1103はCPU105、操作I/F106等で構成される。
スキャンボタン802が押されると、例えば、原稿1105’や原稿1106’をスキャナ170により読み取って得られた原稿画像データがボックス1104に、文書データ1105,1106として格納される(S1006、S1007)。一方、プリントボタン801が押されると選択された文書の印刷が行われる(S1006,S1008)。例えば、文書BBBBが選択された状態でプリントボタン801が押されると、プリンタ195によりボックス1104に格納された文書データ1106がプリンタ195により印刷され、原稿1106”を得ることができる。
以上のように、第1実施形態によれば、ユーザが、所望のボックスを示すボックスアクセス情報を付加情報として原稿に埋め込むことができる。また、そのような付加情報が埋め込まれた原稿を使用することにより、原稿(文書)を特定のボックスに格納したり、当該特定のボックスから原稿(文書)を取得したりできる。即ち、関連すべき原稿を関連付けたり取得したりできる。これにより、従来、所定のボックスを探す際に必要だった煩雑な画面遷移を省略することができ、ユーザの操作性を大幅に向上させることができる。
[第2実施形態]
第1実施形態ではボックスの関連付けを示す付加情報を埋め込んだが、第2実施形態では、更に、ボックスへアクセスする際の手順(ユーザ認証手順等)や、ボックス内容の提示形態等、より詳細な情報を埋め込むことを可能にする。なお、画像形成装置等の構成は第1実施形態(図1、図3、図4)と同様であるため、説明を省略する。
図12は、第2実施形態による、コントローラユニット100内にある情報付加機能の構成を示すブロック図である。プリンタ画像処理部190及びボックスアクセス情報生成部22は第1実施形態(図2)と同様である。関連付け情報設定部1201は、元原稿に関連する原稿を関連付ける際のボックスへのアクセス手順や、ボックス内の原稿を取得する際の手順や、ボックス内の原稿の表示形態の設定を行う機能を有する。情報付加部23’は、プリンタ画像処理部190からの画像情報に、ボックスアクセス情報生成部22からのボックスアクセス情報と、関連付け情報設定部1201からの情報を付加する。
図13は、第2実施形態によるボックス関連付け画面の例を示す図である。画面1300により、ボックスに関連付けた原稿に対して処理のフローを設定することができる。ON/OFFキー601、OKキー602、キャンセルキー603は第1実施形態(図6)と同様である。ボックスフロー設定キー1301が押下されると、コントローラ100は、図14に示すボックスフロー設定メニュー画面1400に表示を遷移させる。尚、ボックスフローとは、認証処理等を含むボックスへのアクセスの手順や、ボックス内に格納されている文書を画面に表示する際の表示形態の選択等を含むものである。
図14はボックスフロー設定メニュー画面の表示例を示す図である。ボックスフロー設定メニュー画面1400において、ユーザは、関連付けた原稿を読み込む際の手順を設定するための画面への遷移、関連付けた原稿の表示形態を設定するための画面への遷移のいずれかを選択できる。読み込み時手順設定キー1401が押下されると、コントローラ100は、関連付けられた原稿を読み込む際の手順をカスタマイズするための読み込み時用メニュー画面1500に表示を遷移させる。表示形態設定キー1402が押下されると、コントローラ100は、関連付けた原稿の表示形式を選択するための表示形式選択画面1800に表示を遷移させる。バックキー1403が押下されると、コントローラ100は、ボックス関連付け画面1300に画面を戻す。
図15は読み込み時手順設定画面の一例を示す図である。読み込み時手順設定画面1500は、関連する原稿の読み込み時にどのような手順とするか(本実施形態ではユーザ認証を行うか否か)を決めるメニュー画面である。「設定無し」キー1501が押下されると、コントローラ100は、関連付けする原稿の読み込みに際して特別な手順を設定しない。即ち、第1実施形態のように、ユーザ認証等を行わずに関連付ける原稿等の取り込み等が行われる。パスワード保護キー1502を押下すると、パスワードで保護する設定を行うためのパスワード設定画面1600に遷移する。
図16はパスワード設定画面の一例を示す図である。パスワード設定画面1600では、原稿の関連付け操作にパスワード認証を含ませたい場合に、使用すべきパスワードの設定を受け付ける。本例では、旧パスワードを新しいパスワードに変更する場合を示しているが、新規のパスワードを設定するようにしてもよい。旧パスワード入力フィールド1601には、ユーザの古いパスワードを入力させる。新パスワード入力フィールド1602には、ユーザの新しいパスワードを入力させる。新パスワード再入力フィールド1603には再確認のためにユーザの新しいパスワードをもう一度を入力させる。キャンセルキー1604が押下されると、本画面での操作をキャンセルし、読み込み時用メニュー画面1500に戻る。バックキー1605が押下されると、本画面から、読み込み時用メニュー画面1500に戻る。NEXTキー1606が押下されると、旧パスワード入力フィールド1601に入力された古いパスワードを認証し、新パスワード入力フィールド1602に入力された文字列と新パスワード再入力フィールド1603に入力された文字列を照合する。そして、次の画面である読み込み時設定画面1700に遷移する。
図17は認証手順設定画面の一例を示す図である。認証手順設定画面1700は、どの処理フローでパスワードを設定させるかを決めるための画面である。関連原稿読み込み時のON/OFFキー1701をONにすると、関連原稿の読み込み時にパスワードの入力を求める設定を行う。関連原稿読み込み時設定キー1701をOFFにすると、関連原稿の読み込み時におけるパスワードの入力は不要となる。元原稿読み込み時のON/OFFキー1702をONにすると、元原稿の読み込み時におけるパスワードの入力は不要となる。キャンセルキー1703が押下されると、本画面での操作をキャンセルし、読み込み時用メニュー画面1600に戻る。バックキー1704が押下されると、本画面から、パスワード入力画面1600に戻る。OKキー1606が押下されると、画面上の設定を行い、フローカスタマイズ用メニュー画面1400画面に戻る。
図18は表示形態選択画面の一例を示す図である。表形式選択画面1800は、関連する原稿の表示形式を設定するための画面の一例を示している。サムネイルキー1801が選択されると、関連原稿の表示をサムネイル形式で行う設定となる。タイトルリストキー1802が選択されると。関連原稿の表示をリスト形式で行う設定となる。プレビュースライドショーキー1803が選択されると、関連原稿の表示をプレビューのスライドショー形式で行う設定となる。OKキー1804が押下されると、サムネイルキー1801、タイトルリストキー1802、プレビュースライドショーキー1803のいずれかの設定を行った後に、フローカスタマイズ用メニュー画面1400に戻る。
以上説明した画面(ユーザインターフェース)を用いて、ユーザは、元原稿とすべき原稿の読み取りに先立ってボックスフローをカスタマイズすることができる。そして、ON/OFFキー601をONにして新しいボックスへの関連付けを指定して原稿を読み取ると、図9の処理が実行され、ボックスアクセス情報が埋め込まれた元原稿(図11の1102,1102a)が得られる。第2実施形態では、このボックスアクセス情報が、ボックスへのアクセスを示す情報に加えて、上述したユーザ認証のタイミング、パスワード、表示形態を指示する情報を含む。
図19は、読み込まれた元原稿に埋め込まれているボックスアクセス情報に従って、原稿の関連付け等における処理(認証手順、ボックス内文書の表示形態等のボックスフロー)を変更する処理を説明するフローチャートである。
ステップS1901〜S1904は、図10のステップS1001〜S1004と同様である。
ステップS1905では、上述した図13〜図18のユーザインターフェースにより何らかの手順設定が行われたか否かを判定する。手順設定が行われていなければ、ステップS1909へ進む。手順設定が行われている場合は、ステップS1905からステップS1906へ進み、コントローラ100は、設定されたアクセスの手順(例えば、設定された認証処理の手順)に従ってボックスへのアクセスを制御する。また、ボックス内の文書の表示形態が設定されていれば、後続のボックス内の文書一覧を表示する処理において指定された表示形態での表示が行われるように設定する。
ステップS1908では、ステップS1906で設定された手順に従ってパスワードによる認証を実行し、認証が取れたならばステップS1909へ進む。尚、ステップS1908の認証処理は、元原稿読み込み時のON/OFFキー1702をONとして生成されたボックスアクセス情報が生成された場合に実行される。ステップS1909では、ステップS1907で設定された表示形態によりボックス内の文書一覧を表示する。そして、ステップS1910において、プリントキー801或はスキャンキー802の押下に応じて、選択された文書の出力や、関連付けるべき原稿の読み込みが行われることになる。尚、ステップS1910の処理は図10のステップS1006〜S1008と同様である。
図20はパスワード入力画面2100の画面の一例である。この画面は、関連原稿読み込み時のON/OFFキー1701及び/又は元原稿読み込み時のON/OFFキー1702をONに設定した場合に表示される、ユーザにパスワードの入力を促す画面の一例である。関連原稿読み込み時のON/OFFキー1701をONとして生成されたボックスアクセス情報が生成された場合は、ステップS1910においてスキャンキー802が押された際に、このパスワード入力画面2100が提示される。また、元原稿読み込み時のON/OFFキー1702をONとして生成されたボックスアクセス情報が生成された場合は、当該原稿を読み取った後にパスワード入力画面2100が提示され、パスワードの入力が促される(ステップS1908)。
パスワード入力画面2100において、パスワード入力フィールド2101は、ユーザがパスワードを入力するフィールドである。キャンセルキー2102が押下されると、本画面から前の画面の操作をキャンセルし、前の画面に戻る。OKキー2103が押下されると、パスワード入力フィールド2101に入力されたパスワードと、パスワード入力画面1600で設定されたパスワードとの照合が行われる。
図21は、ボックス内の文書一覧を表示する画面800をサムネイル形式で表示した画面2200である。即ち、図21は、表示形態設定画面1800においてサムネイルキー1801が選択された状態で生成されたボックスアクセス情報に従って文書一覧を表示した場合の画面表示例を示している。このように、サムネイルキー1801が選択されたボックスアクセス情報が埋め込まれた原稿画像を読み取った場合、ボックス内にある文書のサムネイル一覧で表示する画面が示される。この画面2200は、ボックス内の文書一覧の表示形式がサムネイルであるという点を除いては、画面800と同様である。
図22は、第1実施形態と第2実施形態で関連原稿を表示する際の画面フローの対比を説明する図である。画面フロー2000は、第1実施形態の場合の画面フローで、画面フロー2001は第2実施形態の設定に従った場合の画面フローである。画面フロー2000と画面フロー2001を比較すると、第1実施形態の画面フロー2000では、ボックスアクセス情報が埋め込まれた元原稿の読み取りに応じて、コントローラ100はボックス内の文書一覧を表示する画面800を表示する。対して、第2実施形態の画面フロー2001では、元原稿読み込み時にパスワードを入力するように設定されている場合には、コントローラ100は、パスワード入力画面2100を表示して、ユーザにパスワードの入力を促す。また、関連原稿の表示形式がサムネイルになっている場合は、サムネイル形式でボックス内の文書一覧画面2200を表示する。
以上のように、第2実施形態では、第1実施形態の機能に加えて、操作をカスタマイズすることができ、システム開発を必要とせず、ユーザが求める処理フローにより柔軟に対応できる。これにより、ユーザの操作性を大幅に向上させることができる。
尚、上記の第2実施形態においては、設定可能なボックスへのアクセス手順としてユーザ認証を例示したが、これに限られるものではない。また、上記実施形態では、画像形成装置1内のHDD104にボックスを配置しているが、LAN上に配置された外部装置によって提供される記憶装置内に配置されたボックスを対象としてもよいことはいうまでもない。
以上説明した各実施形態によれば、画像処理装置の中にあるボックスに簡便にアクセスすることが可能となる。このため、容易に所定のボックスに関連する原稿を追加したり、関連する原稿を取得することが可能となる。さらに、第2実施形態では、関連する原稿の追加や取得の際の手順や表示形式を柔軟に変更することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、ソフトウェアのプログラムをシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによって前述した実施形態の機能が達成される場合を含む。この場合、供給されるプログラムは実施形態で図に示したフローチャートに対応したプログラムである。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては以下が挙げられる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることが挙げられる。この場合、ダウンロードされるプログラムは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布するという形態をとることもできる。この場合、所定の条件をクリアしたユーザに、インターネットを介してホームページから暗号を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用して暗号化されたプログラムを実行し、プログラムをコンピュータにインストールさせるようにもできる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどとの協働で実施形態の機能が実現されてもよい。この場合、OSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれて前述の実施形態の機能の一部或いは全てが実現されてもよい。この場合、機能拡張ボードや機能拡張ユニットにプログラムが書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行なう。
第1実施形態による画像形成装置の構成を示すブロック図である。 画像形成装置のコントローラユニット100において実現される、ボックスアクセス情報の付加機能の構成例を示すブロック図である。 画像形成装置における操作部の外観構成を示す図である。 画像形成装置における操作部及び操作部I/Fの構成を示すブロック図である。 画像形成装置のLCD画面に表示される送信初期画面の一例を示す図である。 画像形成装置のLCD画面に表示されるボックス関連付け画面の一例を示す図である。 画像形成装置のLCD画面に表示される元原稿の関連付け完了画面の一例を示す図である。 画像形成装置のLCD画面に表示されるボックス内の文書一覧を表示する画面の一例を示す図である。 元原稿の読み込み時に、情報付加処理と該処理を施した印刷物を出力する処理を説明するフローチャートである 元原稿によって特定されるボックスへの関連原稿の追加、及びそのボックスからの関連原稿の取得の処理を示すフローチャートである。 元原稿によって特定されるボックスへの関連原稿の追加、及びそのボックスからの関連原稿の取得の処理を説明する図である。 第2実施形態のコントローラユニット100において実現される、ボックスアクセス情報の付加機能の構成例を示すブロック図である。 第2実施形態による画像形成装置のLCD画面に表示されるボックス関連付け画面の一例を示す図である。 第2実施形態による画像形成装置のLCD画面に表示されるフローカスタマイズ用メニュー画面の一例を示す図である。 第2実施形態による画像形成装置のLCD画面に表示される読み込み時用メニュー画面の一例を示す図である。 第2実施形態による画像形成装置のLCD画面にパスワード入力画面の一例を示す図である。 第2実施形態による画像形成装置のLCD画面に表示される読み込み時設定画面の一例を示す図である。 第2実施形態による画像形成装置のLCD画面に表示される表示形式選択画面の一例を示す図である。 元原稿に関連付けた原稿に関する処理フローを変更する際のフローチャートである。 第2実施形態による画像形成装置のLCD画面に表示されるパスワード入力画面の一例を示す図である。 第2実施形態による画像形成装置のLCD画面に表示されるボックス内の文書一覧をサムネイル形式で表示する画面の一例を示す図である。 第1実施形態と第2実施形態の画面フローを比較した模式図である。

Claims (14)

  1. 画像データを複数のグループのいずれかに対応付けて記憶する記憶手段と、
    原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた原稿の画像データから前記複数のグループのいずれかを示す付加情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された付加情報により示されるグループを前記複数のグループの中から特定する特定手段と
    前記特定手段により特定されたグループに対応付けて前記記憶手段に記憶されている画像データの一覧を表示させる表示手段とを備え
    前記付加情報は、前記画像データの一覧を表示する際の手順に関する手順情報を含み、
    前記表示手段は、前記手順情報に基づく手順で前記画像データの一覧を表示することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記付加情報を原稿に付加して画像データを生成する生成手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記記憶手段は、前記読取手段により読み取られた原稿の画像データを前記特定手段により特定されたグループに対応付けて記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示手段により表示された画像データの一覧の中から出力すべき画像データを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された画像データを出力する出力手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記手順情報は、認証用のパスワードと、認証実行のタイミングを示す情報を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 画像データを複数のグループのいずれかに対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
    原稿を読み取る読取工程と、
    前記読取工程により読み取られた原稿の画像データから前記複数のグループのいずれかを示す付加情報を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程により抽出された付加情報により示されるグループを前記複数のグループの中から特定する特定工程と
    前記特定工程により特定されたグループに対応付けて前記記憶手段に記憶されている画像データの一覧を表示させる表示工程とを有し、
    前記付加情報は、前記画像データの一覧を表示する際の手順に関する手順情報を含み、
    前記表示工程は、前記手順情報に基づく手順で前記画像データの一覧を表示することを特徴とする画像処理方法。
  7. コンピュータに、
    画像データを複数のグループのいずれかに対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
    原稿を読み取る読取工程と、
    前記読取工程により読み取られた原稿の画像データから前記複数のグループのいずれかを示す付加情報を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程により抽出された付加情報により示されるグループを前記複数のグループの中から特定する特定工程と
    前記特定工程により特定されたグループに対応付けて前記記憶手段に記憶されている画像データの一覧を表示させる表示工程であって、前記付加情報に含まれている前記画像データの一覧を表示する際の手順に関する手順情報に基づく手順で前記画像データの一覧を表示する表示工程とを実行させるためのプログラム。
  8. 画像データを複数のグループのいずれかに対応付けて記憶する記憶手段と、
    原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取られた原稿の画像データから前記複数のグループのいずれかを示す付加情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された付加情報により示されるグループを前記複数のグループの中から特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたグループに対応付けて前記記憶手段に記憶されている画像データの一覧を表示させる表示手段とを備え、
    前記付加情報は、前記画像データの一覧を表示する際の表示形態を特定する表示形態情報を含み、
    前記表示手段は、前記表示形態情報に基づく表示形態で前記画像データの一覧を表示することを特徴とする画像処理装置。
  9. 前記付加情報を原稿に付加して画像データを生成する生成手段を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記記憶手段は、前記読取手段により読み取られた原稿の画像データを前記特定手段により特定されたグループに対応付けて記憶することを特徴とする請求項8又は9に記載の画像処理装置。
  11. 前記表示手段により表示された画像データの一覧の中から出力すべき画像データを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された画像データを出力する出力手段とを更に備えることを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の画像処理装置。
  12. 前記表示形態情報は、サムネイル、タイトルリスト、プレビュースライドショーの何れかを示すことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  13. 画像データを複数のグループのいずれかに対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
    原稿を読み取る読取工程と、
    前記読取工程により読み取られた原稿の画像データから前記複数のグループのいずれかを示す付加情報を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程により抽出された付加情報により示されるグループを前記複数のグループの中から特定する特定工程と、
    前記特定工程により特定されたグループに対応付けて前記記憶手段に記憶されている画像データの一覧を表示させる表示工程とを有し、
    前記付加情報は、前記画像データの一覧を表示する際の表示形態を特定する表示形態情報を含み、
    前記表示工程は、前記表示形態情報に基づく表示形態で前記画像データの一覧を表示することを特徴とする画像処理方法。
  14. コンピュータに、
    画像データを複数のグループのいずれかに対応付けて記憶手段に記憶する記憶工程と、
    原稿を読み取る読取工程と、
    前記読取工程により読み取られた原稿の画像データから前記複数のグループのいずれかを示す付加情報を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程により抽出された付加情報により示されるグループを前記複数のグループの中から特定する特定工程と、
    前記特定工程により特定されたグループに対応付けて前記記憶手段に記憶されている画像データの一覧を表示させる表示工程であって、前記付加情報に含まれている前記画像データの一覧を表示する際の表示形態を特定する表示形態情報で前記画像データの一覧を表示する表示工程とを実行させるためのプログラム。
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