JP4756401B2 - 音量調整装置およびそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、コントローラによって音量値が制御される音量調整装置に関する。
AVアンプは、LAN等のネットワーク経由でPCに接続され、PCにインストールされているコントローラプログラム(以下、コントローラという。)によってコンテンツ再生が制御される。PCには、サーバプログラム(以下、サーバという。)もインストールされており、PCのHDDに複数のオーディオファイルが記録されている。コントローラは、ユーザ操作によって、HDDに記録されたオーディオファイルが選択されると、選択されたオーディオファイルの再生指示をAVアンプに送信する。AVアンプは、選択されたオーディオファイルの送信をサーバに要求する。サーバは、選択されたオーディオファイルをHDDから読み出して、AVアンプに送信する。AVアンプは、サーバから送信されたオーディオファイルをデコードし、増幅し、スピーカーから音声を出力する。(例えば、特許文献1)
コントローラは、ユーザのマウス操作等によってコントローラ側音量設定値の変更指示が入力されると、変更後のコントローラ側音量設定値をAVアンプに送信する。AVアンプは、これに応じて、AVアンプが音声信号を増幅する際の音量値を調整する。ここで、コントローラの操作画面にはコントローラ側音量設定値をユーザ操作によって変更するためのスライドバーが設けられており、スライドバーが移動されることによって、コントローラ側音量設定値が変更され、その結果、AVアンプの音量値が制御される。従って、コントローラ側音量設定の変更に応じて、適切に(つまり、ユーザにとって分かりやすいように)AVアンプの音量値が変更されることが要求されている。
ここで、ユーザが一度にコントローラ側音量設定値を最大値(又はその近傍)まで増加させた場合、AVアンプの音量値が最大値(又はその近傍)まで一度に上昇してしまい、AVアンプのアンプ回路やスピーカーが破損するという問題がある。
また、AVアンプ側からコントローラに対してAVアンプの音量値を通知して、コントローラ側音量設定値がAVアンプの音量値に応じて変更される機能が設けられていない場合に、以下の問題が生じる。コントローラとAVアンプとがLAN経由で接続した際に、AVアンプの音量値が既にかなり大きな音量値である(又は、コントローラではなくAVアンプの音量調整ツマミを操作してAVアンプの音量値が大きくされた)一方で、コントローラ側音量設定値が例えば中間値(0〜100の場合、50)である場合、ユーザがコントローラ側音量設定値の表示を見て、AVアンプの音量値が未だ小さいと誤認識し、コントローラ側音量設定値を増加させてしまうと、AVアンプの音量値が非常に大きくなってしまい、AVアンプのアンプ回路やスピーカーが破損するという問題がある。
特開2005−31494号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、コントローラからコントローラ側音量設定値を受信した際に、コントローラ側音量設定値の変化量に応じて、適切な音量値の変化量を算出する音量調整装置を提供することである。
本発明の他の目的は、コントローラからコントローラ側音量設定値を受信した際に、コントローラ側音量設定値の変化量に応じて、アンプやスピーカーが破損することのない音量値の変化量を算出する音量調整装置を提供することである。
本発明の好ましい実施形態による音量調整装置は、コントローラに接続可能であり、前記コントローラからの指示に基づいて、音声信号の音量値を調整する音量調整装置であって、ユーザ操作によって前記コントローラにおいて設定可能なコントローラ側音量設定値が変更された場合、前記コントローラから変更後のコントローラ側音量設定値を受信する受信部と、変更後のコントローラ側音量設定値と、変更前のコントローラ側音量設定値との差分値である第1差分値を算出する第1差分値算出部と、コントローラによって制御可能な最大音量値と、現在の音量値との差分値である第2差分値を算出する第2差分値算出部と、(コントローラ側音量設定値の最大値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する(もしくは(コントローラ側音量設定値の最大値−変更前のコントローラ側音量設定値)に対する)前記第1差分値の比率を前記第2差分値に乗算し、音量値の増加値を算出する増加値算出部とを備える。
コントローラ側音量設定値の変化に応じて、適切な音量値の増加値を算出することができる。また、コントローラによって制御可能な最大音量値をアンプやスピーカーが破損することのない音量値に設定しておくことによって、コントローラ側音量設定値の変化に応じて、アンプやスピーカーが破損することのない音量値の増加値を算出することができる。
好ましい実施形態においては、前記コントローラ側音量設定値が最大値に変更された場合には、前記コントローラによって制御可能な最大音量値まで音量値を増加させる。
好ましい実施形態においては、前記コントローラによって制御可能な最大音量値がユーザ操作に応じて変更可能であり、前記コントローラによって制御可能な最大音量値がユーザ操作に応じて変更された後、コントローラ側音量設定値が変更された場合には、変更後の前記コントローラによって制御可能な最大音量値に基づいて算出される音量値が、変更前の前記コントローラによって制御可能な最大音量値以下になるまで音量値を変更しない。
本発明の別の好ましい実施形態による音量調整装置は、コントローラに接続可能であり、前記コントローラからの指示に基づいて、音声信号の音量値を調整する音量調整装置であって、ユーザ操作によって前記コントローラにおいて設定可能なコントローラ側音量設定値が変更された場合、前記コントローラから変更後のコントローラ側音量設定値を受信する受信部と、変更後のコントローラ側音量設定値と、変更前のコントローラ側音量設定値との差分値である第1差分値を算出する第1差分値算出部と、現在の音量値と、コントローラによって制御可能な最小音量値との差分値である第3差分値を算出する第3差分値算出部と、(変更前のコントローラ側音量設定値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する(もしくは(コントローラ側音量設定値の最大値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する)前記第1差分値の比率を前記第3差分値に乗算し、音量値の減少値を算出する減少値算出部とを備える。
コントローラ側音量設定値の変化に応じて、適切な音量値の減少値を算出することができる。例えば、コントローラ側音量設定値が最小値に変更された場合に、音量値をコントローラによって制御可能な最小音量値まで変更することができる。
本発明の別の好ましい実施形態による音量調整装置は、コントローラに接続可能であり、前記コントローラからの指示に基づいて、音声信号の音量値を調整する音量調整装置であって、ユーザ操作によって前記コントローラにおいて設定可能なコントローラ側音量設定値が変更された場合、変更後のコントローラ側音量設定値と、変更前のコントローラ側音量設定値との差分値である第1差分値を前記コントローラから受信する受信部と、コントローラによって制御可能な最大音量値と、現在の音量値との差分値である第2差分値を算出する第2差分値算出部と、(コントローラ側音量設定値の最大値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する(もしくは(コントローラ側音量設定値の最大値−変更前のコントローラ側音量設定値)に対する)前記第1差分値の比率を前記第2差分値に乗算し、音量値の増加値を算出する増加値算出部とを備える。
本発明の別の好ましい実施形態による音量調整装置は、コントローラに接続可能であり、前記コントローラからの指示に基づいて、音声信号の音量値を調整する音量調整装置であって、ユーザ操作によって前記コントローラにおいて設定可能なコントローラ側音量設定値が変更された場合、変更後のコントローラ側音量設定値と、変更前のコントローラ側音量設定値との差分値である第1差分値を前記コントローラから受信する受信部と、現在の音量値と、コントローラによって制御可能な最小音量値との差分値である第3差分値を算出する第3差分値算出部と、(変更前のコントローラ側音量設定値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する(もしくは(コントローラ側音量設定値の最大値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する)前記第1差分値の比率を前記第3差分値に乗算し、音量値の減少値を算出する減少値算出部とを備える。
コントローラからコントローラ側音量設定値を受信した際に、コントローラ側音量設定値の変化量に応じて、適切な音量値の変化量を算出する音量調整装置を提供することができる。
本発明の好ましい実施形態によるPC及びAVアンプを示すブロック図である。 コントローラの操作画面を示す図である。 コントローラによって制御可能な最大音量値を説明する図である。 コントローラによって制御可能な最小音量値を説明する図である。 AVアンプの制御部の処理を示すフローチャートである。 図5の変形例を示すフローチャートである。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 AVアンプの制御部の処理を示すフローチャートである。 図7の変形例を示すフローチャートである。 コントローラの処理を示すフローチャートである。 別の実施例の課題を説明するシーケンス図である。 AVアンプの制御部の処理を示すフローチャートである。 AVアンプの制御部の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1に示すように、本発明のオーディオシステムは、PC1とAVアンプ(AVレシーバともいう)(音量調整装置)11とを備え、これらはLAN等のネットワークを介して相互に接続可能である。または、これらは、HDMI、IEEE1394、USB等の他の電気通信回線を介して接続されてもよい。
PC1は、CPU2と、HDD3と、メモリ(ROM、RAM等)4と、操作部5と、表示部6と、通信部7とを備える。CPU2は、HDD3に記録されているOSやその他のプログラムに基づいて、PC1の各部を制御する。HDD3には、サーバプログラム(以下、サーバという。)3Aおよびコントローラプログラム(以下、コントローラという。)3Bがインストールされている。これらは、CPU2によってメモリ4内に展開されて実行される。また、HDD3には、複数のコンテンツデータが記録されている。コンテンツとはオーディオデータのことであり、本例では、オーディオファイルである。サーバ3Aは、AVアンプ11からオーディオファイルの送信要求を受信すると、オーディオファイルをHDDから読み出して、LAN経由でAVアンプ11に送信する。
コントローラ3Bは、AVアンプ11のコンテンツ再生を制御する。コントローラ3Bは、ユーザ操作によって、HDD3に記録されたオーディオファイルの中から再生すべきオーディオファイルが選択されると、選択されたオーディオファイルの再生指示をLAN経由でAVアンプ11に送信する。
コントローラ3Bは、コントローラ側音量設定値をメモリ4に記憶させる。コントローラ側音量設定値は、AVアンプ11の音量値をコントローラ側で調整するための値である。コントローラ3Bは、ユーザ操作によってコントローラ側音量設定値の変更指示が入力されると、変更後のコントローラ側音量設定値をAVアンプ11に送信し、AVアンプ11に音量値を変更させる。図2は、コントローラ3Bの操作画面を示す図である。操作画面には、制御対象のAVアンプ11を示す領域21と、AVアンプ11に再生させるオーディオファイルを示す領域22と、各種操作ボタンを示す領域23とを含み、領域23はコントローラ側音量設定値を示すスライドバー24を含む。コントローラ側音量設定値は、スライドバーを移動させることによって、最小値〜最大値(特に限定されないが例えば0〜100)の範囲で変更可能である。
操作部5は、ユーザ操作が入力されるものであり、例えばマウス、キーボード、リモコン等である。表示部6は、図2のコントローラ3Bの操作画面を表示するものであり、例えばLCD等である。通信部7は、LAN経由でAVアンプ11と通信するものであり、例えばLANインターフェースである。
AVアンプ11は、制御部12と、メモリ(ROM、RAM等)13と、DSP14と、増幅部15と、音量調整部16と、通信部17と、操作部18と、表示部19とを備える。制御部12は、メモリ13に格納されているAVアンプの動作プログラムに基づいて、後述する各処理を実行するもので、例えばマイコン等である。制御部12は、コントローラ3Bからオーディオファイルの再生指示を受信すると、サーバ3Aにオーディオファイルの送信を要求する。
通信部17は、LAN経由でPC1と通信するものであり、例えばLANインターフェースである。通信部17によってサーバ3Bからのオーディオファイルが受信されると、DSP14は、オーディオファイルに対してデコード、D/A変換を実行し、アナログオーディオ信号を生成する。音量調整部16はオーディオ信号の音量値を調整し、増幅部15はオーディオ信号を増幅し、外部に接続されたスピーカーから音声を出力する。操作部18は、ユーザ操作が入力されるものであり、操作ボタンやリモコン等である。操作部18は、音量調整部16の音量値を変更するための音量調整ツマミを含む。表示部19は、音量調整部16の音量値等を表示するものであり、例えばFL管等である。
メモリ13には、コントローラ3Bによって制御可能な音量調整部16の最大音量値F(DMRVolMax)および最小音量値F(DMRVolMin)が予め記録されている。F(DMRVolMax)は、操作部18(音量調整ツマミ)によって制御可能な音量調整部16の最大音量値よりも小さな値に設定されており、増幅部15やスピーカーが破損しない程度の値に設定されている。F(DMRVolMin)は、操作部18(音量調整ツマミ)によって制御可能な音量調整部16の最小音量値よりも大きな値に設定されている。なお、F(DMRVolMax)およびF(DMRVolMin)は、ユーザ操作によって適宜変更可能であってもよい。また、F(DMRVolMax)は、操作部18(音量調整ツマミ)によって制御可能な音量調整部16の最大音量値と同じ値に設定されてもよく、F(DMRVolMin)は、操作部18(音量調整ツマミ)によって制御可能な音量調整部16の最小音量値と同じ値に設定されてもよい。
図3は、最大音量値F(DMRVolMax)を示すグラフであり、横軸は表示部19に表示される音量値であり、縦軸は音量調整部16の実際の音量値(単位:dB)である。図4は、最小音量値F(DMRVolMin)を示すグラフであり、横軸は表示部19に表示される音量値であり、縦軸は音量調整部16の実際の音量値(単位:dB)である。
メモリ13には、変更前のコントローラ側音量設定値が記憶される。コントローラから変更後のコントローラ側音量設定値を受信した際に、変更後のコントローラ側音量設定値と、変更前のコントローラ側音量設定値との差分値である第1差分値を算出するためである。なお、コントローラ3Bが変更後のコントローラ側音量設定値と共に、変更前のコントローラ側音量設定値を送信してくる場合には、変更前のコントローラ側音量設定値を記憶しておく必要はない。
音量値を増加させる場合、制御部12は、変更後のコントローラ側音量設定値と、変更前のコントローラ側音量設定値との差分値である第1差分値を算出する。制御部12は、コントローラによって制御可能な最大音量値と、現在の音量値との差分値である第2差分値を算出する。そして、制御部12は、(コントローラ側音量設定値の最大値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する第1差分値の比率を第2差分値に乗算し、音量値の増加値を算出する。
なお、コントローラ側音量設定値の最大値、および、コントローラ側音量設定値の最小値は、メモリ13に予め記憶されている、又は、最初にコントローラ3BとAVアンプ11とが接続した際に、コントローラ3Bから通知され、メモリ13に記憶するとよい。
音量値を減少させる場合、制御部12は、変更後のコントローラ側音量設定値と、変更前のコントローラ側音量設定値との差分値である第1差分値を算出する。制御部12は、現在の音量値と、コントローラによって制御可能な最小音量値との差分値である第3差分値を算出する。そして、制御部2は、(変更前のコントローラ側音量設定値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する第3差分値の比率を第2差分値に乗算し、音量値の減少値を算出する。
次に、本例の動作を説明する。図5は、AVアンプ11の制御部12の処理を示すフローチャートであり、図6は、コントローラ3Bの処理を示すフローチャートである。図6に示すように、コントローラ3Bは、AVアンプ11を再生制御開始するか否かを判断する(S21)。例えば、LANに接続された機器の中からAVアンプ11がユーザ操作によって選択され、HDD3に記録されたオーディオファイルの中から再生すべきオーディオファイルが選択されると、AVアンプ11を再生制御開始すると判断される(S21でYES)。このとき、コントローラ3Bは、コントローラ側音量設定値の初期値(スライドバーの現在値)をAVアンプ11に送信する(S22)。
図5に示すように、AVアンプ11の制御部12は、コントローラ3Bからコントローラ側音量設定値の初期値を受信したか否かを判断している(S1)。受信した場合、制御部12は、受信したコントローラ側音量設定値の初期値を、メモリ13内のPrev_DMCVolValという変数に格納する(S2)。Prev_DMCVolValは、変更前のコントローラ側音量設定値を示す。
図6に示すように、コントローラ3Bは、ユーザ操作によってスライドバーの位置が変更され、コントローラ側音量設定値が変更されたか否かを判断する(S23)。変更された場合(S23でYES)、コントローラ3Bは、音量値を変更する指示SetVolume(Current_DMCvolVal)をAVアンプ11に送信する(S24)。Current_DMCvolValは、変更後のコントローラ側音量設定値である。つまり、コントローラ3Bは、変更後のコントローラ側音量設定値をAVアンプ11に送信する。
図5に示すように、AVアンプ11の制御部12は、コントローラ3BからSetVolume(Current_DMCvolVal)を受信したか否かを判断する(S3)。受信した場合(S3でYES)、制御部12は、DMC_VolDif =(Current_DMCvolVal − Prev_DMCVolVal)を算出し、メモリ13に格納する(S4)。DMC_VolDifは、変更後のコントローラ側音量設定値と、変更前のコントローラ側音量設定値との差分値(第1差分値)であり、コントローラ側音量設定値の変化量を示す値である。最初は、Prev_DMCVolValにはコントローラ側音量設定値の初期値が格納されているので、変更後のコントローラ側音量設定値と、コントローラ側音量設定値の初期値との差分値となる。
次に、制御部12は、AVアンプ11の音量調整部16の現在の音量値F(DMRVol)をメモリ13から取得する(S5)。そして、制御部12は、DMC_VolDifが正の値であるか否かを判断する(S6)。
DMC_VolDifが正の値である場合(S6でYES)、つまり、変更後のコントローラ側音量設定値が変更前のコントローラ側音量設定値よりも増加している場合、制御部12は、DMR_VolCapacity = F(DMRVolMax) − F(DMRVol)を算出し、メモリ13に格納する(S7)。つまり、DMR_VolCapacityは、図3に示すように、コントローラ3Bによって制御可能な最大音量値と、現在の音量値との差分値(第2差分値)であり、現時点においてコントローラ3Bによって音量値を増加できる値である。
制御部12は、DMR_VolCapacity>0である、つまり、コントローラ3BからのSetVolume(Current_DMCvolVal)に応じて、音量値を増加させることができるか否かを判断する(S8)。DMR_VolCapacity>0であれば(S8でYES)、制御部12は、音量調整部16の変更後の音量値 = F(DMRVol)
+ (DMR_VolCapacity) × (DMC_VolDif / 100)を算出し、音量調整部16の音量値を、算出した音量値に変更させる。(DMR_VolCapacity) × (DMC_VolDif / 100)は音量値の増加値である。つまり、音量値の増加値は、DMR_VolCapacityに、(コントローラ側音量設定値の最大値−コントローラ側音量設定値の最小値、ここでは100−0=100)に対するDMC_VolDifの比率を乗算した値となる。
その後、制御部12は、Prev_DMCVolValにCurrent_DMCvolValを格納することにより、最新のコントローラ側音量設定値を記憶し(S13)、S3に戻る。従って、次にSetVolume(Current_DMCvolVal)を受信した場合には、S13で記憶されたPrev_DMCVolValと、新たに受信したCurrent_DMCvolValとからDMC_VolDifが算出される(S4)。
一方、DMR_VolCapacity>0でなければ(S8でNO)、音量値をこれ以上増加させず、制御部12は、Prev_DMCVolValにCurrent_DMCvolValを格納することにより、最新のコントローラ側音量設定値を記憶し(S13)、S3に戻る。従って、コントローラ3Bの制御によって、音量値がF(DMRVolMax)よりも大きくならないので、増幅部15やスピーカーの破損が防止される。
S6において、DMC_VolDifが負の値である場合(S6でNO)、つまり、変更後のコントローラ側音量設定値が変更前のコントローラ側音量設定値よりも減少している場合、制御部12は、DMR_VolCapacity = F(DMRVol) − F(DMRVolMin)を算出し、メモリ13に格納する(S10)。つまり、DMR_VolCapacityは、図4に示すように、コントローラ3Bによって制御可能な最小音量値と、現在の音量値との差分値(第3差分値)であり、現時点においてコントローラ3Bによって音量値を減少できる値である。
制御部12は、DMR_VolCapacity>0である、つまり、コントローラ3BからのSetVolume(Current_DMCvolVal)に応じて、音量値を減少させることができるか否かを判断する(S11)。DMR_VolCapacity>0であれば(S11でYES)、制御部12は、音量調整部16の変更後の音量値 = F(DMRVol)
+ DMR_VolCapacity ×
(DMC_VolDif / Prev_DMCVolVal )を算出し、音量調整部16の音量値を、算出した音量値に変更させる(S12)。DMR_VolCapacity
× (DMC_VolDif / Prev_DMCVolVal
)は、音量値の減少値である。つまり、音量値の減少値は、DMR_VolCapacityに、(変更前のコントローラ側音量設定値−コントローラ側音量設定値の最小値、ここでは変更前のコントローラ側音量設定値−0=変更前のコントローラ側音量設定値)に対するDMC_VolDifの比率を乗算した値となる。DMC_VolDifが負であるので、DMR_VolCapacity × (DMC_VolDif / Prev_DMCVolVal )は負の値になる。
その後、制御部12は、Prev_DMCVolValにCurrent_DMCvolValを格納することにより、最新のコントローラ側音量設定値を記憶し(S13)、S3に戻る。従って、次にSetVolume(Current_DMCvolVal)を受信した場合には、S13で記憶されたPrev_DMCVolValと、新たに受信したCurrent_DMCvolValとからDMC_VolDifが算出される(S4)。
一方、DMR_VolCapacity>0でなければ(S11でNO)、音量値をこれ以上減少させずに、制御部12は、Prev_DMCVolValにCurrent_DMCvolValを格納することにより、最新のコントローラ側音量設定値を記憶し(S13)、S3に戻る。従って、F(DMRVolMin)よりも音量値が小さくならないようにできる。
以上の処理について実際の数値を用いて説明する。F(DMRVolMax)=−10dB、F(DMRVol)=−30dB、DMR_VolCapacity =20dB、Prev_DMCVolVal=50、Current_DMCvolVal=90、DMC_VolDif=40の場合、S6でYES、S8でYESと判断され、変更後の音量は、−30dB+20dB×40/100=−22dBとなる。つまり、コントローラ側音量設定値が50から90に変更されると、音量調整部16の音量値は−30dBから−22dBまで増加される。
F(DMRVolMin)=−80dB、F(DMRVol)=−30dB、DMR_VolCapacity =50dB、Prev_DMCVolVal=80、Current_DMCvolVal=20、DMC_VolDif=−60の場合、S6でNO、S11でYESと判断され、変更後の音量は、−30dB+50dB×(−60)/80=−67.5となる。つまり、コントローラ側音量設定値が80から20に変更されると、音量調整部16の音量値は−30dBから−67.5dBまで減少される。
F(DMRVolMin)=−80dB、F(DMRVol)=−30dB、DMR_VolCapacity =50dB、Prev_DMCVolVal=80、Current_DMCvolVal=0、DMC_VolDif=−80の場合、S6でNO、S11でYESと判断され、変更後の音量は、−30dB+50dB×(−80)/80=−80となる。つまり、コントローラ側音量設定値が最小値である0に変更されると、音量調整部16の音量値はコントローラ3Bによって制御可能な最小音量値である−80dBに減少させることができる。これは、S12において、DMC_VolDifを(コントローラ側音量設定値の最大値−コントローラ側音量設定値の最小値=100)ではなく、(変更前のコントローラ側音量設定値Prev_DMCVolVal−コントローラ側音量設定値の最小値=Prev_DMCVolValで除算しているからである。
以上のように、本発明によると、コントローラ側音量設定値の変化に応じて、適切にAVアンプ11の音量値を変更することができる。また、コントローラ音量設定値が非常に大きくされた場合でも、AVアンプ11の音量値がF(DMRVolMax)よりも大きくならないので、増幅部やスピーカーが破損することを防止できる。
なお、図5Bに示すように、図5のS9に代えてS59のように処理してもよい。つまり、制御部12は、音量調整部16の変更後の音量値 = F(DMRVol) + (DMR_VolCapacity) × (DMC_VolDif / (DMC_MAX-Prev_DMCVolVal))を算出し、音量調整部16の音量値を、算出した音量値に変更させる。(DMR_VolCapacity)
× (DMC_VolDif / (DMC_MAX-Prev_DMCVolVal))は音量値の増加値である。つまり、音量値の増加値は、DMR_VolCapacityに、(コントローラ側音量設定値の最大値−変更前のコントローラ側音量設定値)に対するDMC_VolDifの比率を乗算した値となる。
次に、本発明の別の好ましい実施形態を説明する。本例では、コントローラ側音量設定値が変更された場合、コントローラ3B自身が第1差分値DMC_VolDifを算出し、AVアンプ11に送信する。これにより、AVアンプは、第1差分値DMC_VolDifを算出する必要がなく、変更前のコントローラ側音量設定値を記憶しておく必要もない。図7は本例のAVアンプ11の処理を示し、図8は本例のコントローラ3Bの処理を示し、図5、図6と同じ処理には同じ符号を付す。
図8に示すように、コントローラ3Bは、コントローラ側音量設定値が変更された場合(S41でYES)、DMC_VolDif=(Current_DMCvolVal - Prev_DMCVolVal)を算出し(S42)、DMC_VolDifをAVアンプ11に送信する(S43)。図7に示すように、AVアンプ11の制御部12は、DMC_VolDifを受信した場合(S31でYES)、S6に進む。S6以降の処理は図5の処理と同じである。なお、図7Bに示すように、図7のS9に代えてS59のように処理してもよい。
なお、上記各実施例において、音量値の減少値を、(コントローラ側音量設定値の最大値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する第3差分値の比率を、第2差分値に乗算し、算出してもよい。つまり、音量値の減少値=DMR_VolCapacity × (DMC_VolDif/100)としてもよい。また、コントローラ側音量設定値が増加されたときだけAVアンプの音量値が増加され、コントローラ側音量設定値が減少されたときにはAVアンプの音量値を減少させなくてもよい。また、コントローラ側音量設定値が減少されたときだけAVアンプの音量値が減少され、コントローラ側音量設定値が増加されたときにはAVアンプの音量値を増加させなくてもよい。
次に、本発明のさらに別の好ましい実施形態を説明する。本例では、コントローラ側音量設定値が最大値(例えば100)に変更された場合には、AVアンプ11の音量値は最大音量値F(DMRVolMax)に変更される。これは、図5のS9の計算式ではコントローラ側音量設定値が最大値(例えば100)に変更されても、AVアンプ11の音量値は最大音量値F(DMRVolMax)に達しない場合があり、ユーザに不快感を与えるので、本例では、コントローラ側音量設定値が最大値(例えば100)に変更された場合には、図5のS9の計算式と無関係に、AVアンプ11の音量値を必ず最大音量値F(DMRVolMax)に変更するようにしている。また、最大音量値F(DMRVolMax)は、WEBブラウザを使用してユーザ操作によって変更可能である。WEBブラウザについて、AVアンプ11内においてCGIが動作している。
図9は本例における新たな課題を説明するシーケンスチャートである。まず、WEBブラウザは、ユーザ操作に応じて、最大音量値F(DMRVolMax)を例えば−50dBに設定する(S201)。コントローラ3Bは、ユーザ操作によってコントローラ側音量設定値が変更された場合、SetVolume(Current_DMCvolVal)を送信する(S101)。例えば、コントローラ側音量設定値が30から40に変更されると、40が通知される。
AVアンプ11は、SetVolume(Current_DMCvolVal)を受信すると、WEBブラウザから最大音量値F(DMRVolMax)を取得する(S302)。ここでは、−50dBが取得される。AVアンプ11は、F(DMRVolMax)を−50dBとし、変更後の音量値を図5のS4〜S9に基づいて計算し、音量を調整する(S303)。ここでは、−50dBを最大としているので、例えば−70dBに変更される。
同様に、コントローラ3Bは、ユーザ操作によってコントローラ側音量設定値が40から100に変更された場合、100に変更されたことを示すSetVolume(Current_DMCvolVal)を送信する(S102)。AVアンプ11は、SetVolume(Current_DMCvolVal)を受信すると、WEBブラウザから最大音量値F(DMRVolMax)を取得する(S304)。ここでは、F(DMRVolMax)が変更されておらず、−50dBが取得される。AVアンプ11は、F(DMRVolMax)を−50dBとし、変更後の音量値を計算し、音量を調整する(S305)。ここでは、コントローラ側音量設定値が最大の100に変更されているので、音量値はF(DMRVolMax)である−50dBに変更される。
続いて、WEBブラウザは、ユーザ操作に応じて、最大音量値F(DMRVolMax)を例えば0dBに設定する(S202)。コントローラ3Bは、ユーザ操作によってコントローラ側音量設定値が100から90に変更された場合、90に変更されたことを示すSetVolume(Current_DMCvolVal)を送信する(S103)。
AVアンプ11は、SetVolume(Current_DMCvolVal)を受信すると、WEBブラウザから最大音量値F(DMRVolMax)を取得する(S306)。ここでは、0dBが取得される。AVアンプ11は、F(DMRVolMax)を0dBとし、変更後の音量値を計算し、音量を調整する(S307)。その結果、音量値の最大値が0dBに変更されているので、例えば、音量値は−5dBに変更される。このように、F(DMRVolMax)が大きくなるように変更された後には、コントローラ側音量設定値が減少されているにもかかわらず、変更後の音量値が大きくなってしまい、ユーザに不快感や違和感を与えるという問題がある。場合によっては、アンプやスピーカーの破損につながる。
この問題を解決するために、本例では、F(DMRVolMax)が大きくなるように変更された後、コントローラ側音量設定値が減少されたにもかかわらず、算出された変更後の音量値が大きくなるような場合には、AVアンプ11の音量値を増加させない(変更しない)ことにより、この問題を解決する。詳細には、図10、図11の処理を実行する。
図10は、AVアンプ11の起動時の処理を示す。起動とは、AVアンプ11内のネットワークAVクライアントとしての機能が起動することをいう。AVアンプ11が起動すると(S61)、制御部12は、WEBブラウザから最大音量値F(DMRVolMax)を取得し、メモリ上のg_dmrVolMAXという変数に格納する(S62)。制御部12は、AVアンプ11の現在の音量値F(DMRVol)を取得し(S63)、F(DMRVol)がF(DMRVolMax)よりも大きいか否かを判断する(S64)。大きければ(S64でYES)、制御部12は、F(DMRVol)をF(DMRVolMax)に変更し(S65)、大きくなければ(S64でNO)、処理を終了する。これにより、AVアンプ11の現在の音量値F(DMRVol)がF(DMRVolMax)よりも大きいという不具合を防止することができる。
図11は、コントローラ3BからSetVolume(Current_DMCvolVal)を受信した場合の処理を示す。SetVolume(Current_DMCvolVal)を受信すると(S71でYES)、制御部12は、WEBブラウザから最大音量値F(DMRVolMax)を取得する(S72)。制御部12は、取得したF(DMRVolMax)を使って、図5のS4〜S9に基づいて、変更後の音量値を計算し、メモリ上のC_volという変数に格納する(S73)。制御部12は、C_volがg_dmrVolMAX以下であるか否かを判断する(S74)。つまり、新たに取得されたF(DMRVolMax)を使って計算した変更後の音量値が、前回の最大音量値F(DMRVolMax)以下であるか否かが判断される。
C_volがg_dmrVolMAXよりも大きければ(S74でNO)、制御部12はS73で計算した音量値にAVアンプ11の音量値を変更させずにS71に戻る。例えば、図9においてS202、S103、S306、S307のような場合には、C_volが−5dBであり、g_dmrVolMAXが−50dBであるので、AVアンプ11の音量値は−5dBには変更されない。同様に、この後、コントローラ側音量設定値が90から95に変更されるようにコントローラ側音量設定値が増加される場合でも、C_volがg_dmrVolMAXよりも大きければ、制御部12はS73で計算した音量値にAVアンプ11の音量値を変更させない。つまり、一旦C_volがg_dmrVolMAX以下になるまでは、コントローラ側音量設定値を変更してもAVアンプ11の音量値を変更できないようにする。
一方、C_volがg_dmrVolMAX以下になると(S74でYES)、制御部12はS73で計算した音量値にAVアンプ11の音量値を変更し、S72で新たに取得した最大音量値F(DMRVolMax)をg_dmrVolMAXに格納する(g_dmrVolMAXを更新する)(S75)。例えば、g_dmrVolMAXが−50dBの場合、C_volが−50dB以下になると、AVアンプ11の音量値がC_volに変更される。そして、新たに取得した最大音量値F(DMRVolMax)である0dBがg_dmrVolMAXに格納される。従って、それ以降の処理では、S73で算出された変更後の音量値と、g_dmrVolMAXである0dBとが比較されて、S74でYESと判断され、AVアンプ11の音量値を増加させることができる。
以上のように、F(DMRVolMax)が大きくなるように変更された後、コントローラ側音量設定値が減少されているにもかかわらず、変更後の音量値が大きくなってしまい、ユーザに不快感を与えるという問題を解決できる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。例えば、図5のS1、図6のS22において、接続時に、AVアンプがコントローラにAVアンプの現在の音量値を送信し、コントローラがAVアンプの現在の音量値に応じて、スライドーを移動させてもよい。その後、コントローラがコントローラ側音量設定値をAVアンプに送信し、AVアンプがコントローラ側音量設定値の初期値とする。または、AVアンプがAVアンプの現在の音量値からコントローラ側音量設定値の初期値を計算してもよい。この場合には、図5のS1や図6のS22の処理が不要となる。また、AVアンプの音量値の範囲とコントローラ側音量設定値の範囲とが等しい場合には、VアンプがコントローラにAVアンプの現在の音量値を送信し、その音量値をそのままコントローラ側音量設定値とすることができる。上記の音量調整装置をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムまたはそのコンピュータプログラムを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。
本発明は、AVアンプ等に好適に採用され得る。
1 PC
2 CPU
3 HDD
3A サーバプログラム
3B コントローラプログラム
4 メモリ
5 操作部
6 表示部
7 通信部
11 AVアンプ
12 制御部
13 メモリ
14 DSP
15 増幅部
16 音量調整部
17 通信部
18 操作部
19 表示部

Claims (7)

  1. コントローラに接続可能であり、前記コントローラからの指示に基づいて、音声信号の音量値を調整する音量調整装置であって、
    ユーザ操作によって前記コントローラにおいて設定可能なコントローラ側音量設定値が変更された場合、前記コントローラから変更後のコントローラ側音量設定値を受信する受信部と、
    変更後のコントローラ側音量設定値と、変更前のコントローラ側音量設定値との差分値である第1差分値を算出する第1差分値算出部と、
    コントローラによって制御可能な最大音量値と、現在の音量値との差分値である第2差分値を算出する第2差分値算出部と、
    (コントローラ側音量設定値の最大値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する(もしくは(コントローラ側音量設定値の最大値−変更前のコントローラ側音量設定値)に対する)前記第1差分値の比率を前記第2差分値に乗算し、音量値の増加値を算出する増加値算出部とを備える、音量調整装置。
  2. 前記コントローラ側音量設定値が最大値に変更された場合には、前記コントローラによって制御可能な最大音量値まで音量値を増加させる、請求項1に記載の音量調整装置。
  3. 前記コントローラによって制御可能な最大音量値がユーザ操作に応じて変更可能であり、
    前記コントローラによって制御可能な最大音量値がユーザ操作に応じて変更された後、コントローラ側音量設定値が変更された場合には、変更後の前記コントローラによって制御可能な最大音量値に基づいて算出される音量値が、変更前の前記コントローラによって制御可能な最大音量値以下になるまで音量値を変更しない、請求項1または2に記載の音量調整装置。
  4. コントローラに接続可能であり、前記コントローラからの指示に基づいて、音声信号の音量値を調整する音量調整装置であって、
    ユーザ操作によって前記コントローラにおいて設定可能なコントローラ側音量設定値が変更された場合、前記コントローラから変更後のコントローラ側音量設定値を受信する受信部と、
    変更後のコントローラ側音量設定値と、変更前のコントローラ側音量設定値との差分値である第1差分値を算出する第1差分値算出部と、
    現在の音量値と、コントローラによって制御可能な最小音量値との差分値である第3差分値を算出する第3差分値算出部と、
    (変更前のコントローラ側音量設定値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する(もしくは(コントローラ側音量設定値の最大値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する)前記第1差分値の比率を前記第3差分値に乗算し、音量値の減少値を算出する減少値算出部とを備える、音量調整装置。
  5. コントローラに接続可能であり、前記コントローラからの指示に基づいて、音声信号の音量値を調整する音量調整装置であって、
    ユーザ操作によって前記コントローラにおいて設定可能なコントローラ側音量設定値が変更された場合、変更後のコントローラ側音量設定値と、変更前のコントローラ側音量設定値との差分値である第1差分値を前記コントローラから受信する受信部と、
    コントローラによって制御可能な最大音量値と、現在の音量値との差分値である第2差分値を算出する第2差分値算出部と、
    (コントローラ側音量設定値の最大値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する(もしくは(コントローラ側音量設定値の最大値−変更前のコントローラ側音量設定値)に対する)前記第1差分値の比率を前記第2差分値に乗算し、音量値の増加値を算出する増加値算出部とを備える、音量調整装置。
  6. コントローラに接続可能であり、前記コントローラからの指示に基づいて、音声信号の音量値を調整する音量調整装置であって、
    ユーザ操作によって前記コントローラにおいて設定可能なコントローラ側音量設定値が変更された場合、変更後のコントローラ側音量設定値と、変更前のコントローラ側音量設定値との差分値である第1差分値を前記コントローラから受信する受信部と、
    現在の音量値と、コントローラによって制御可能な最小音量値との差分値である第3差分値を算出する第3差分値算出部と、
    (変更前のコントローラ側音量設定値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する(もしくは(コントローラ側音量設定値の最大値−コントローラ側音量設定値の最小値)に対する)前記第1差分値の比率を前記第3差分値に乗算し、音量値の減少値を算出する減少値算出部とを備える、音量調整装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の音量調整装置の各部をコンピュータに実行させる、音量調整プログラム。
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