JP4755665B2 - テンショナ取付構造 - Google Patents

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本発明は、テンショナ取付構造、特に、内燃機関に設けられた無端状駆動伝達手段に所定の張力を付与するテンショナ装置の取付構造に関する。
従来、内燃機関の駆動側スプロケットと従動側スプロケットの間に掛け渡された無端状駆動伝達手段の弛み側に所定の張力を付与して、無端状駆動伝達手段を緊張させるテンショナ装置が知られている。
図5は、従来のテンショナ装置の側面図である。
例えば、図5に示すように、特許文献1には、クランクシャフト102aに取付けられた駆動側スプロケット102とカムシャフト103aに取付けられた従動側スプロケット103の間に無端状駆動伝達手段たるチェーン104をかけ渡し、そのチェーン104の弛み側104aに対設されたテンショナアーム部材105を揺動自在に支持し、そのテンショナアーム部材105の揺動側端部105aにチェーンテンショナ106の押圧力を付与してチェーン104の弛み側104aを緊張させるようにしたテンショナ装置100が記載されている。
このテンショナ装置100は、テンショナアーム部材105のカムシャフト103a側の端部にアーム107を設け、そのアーム107の先端部がカムシャフト103aに支持されることによって、テンショナアーム部材105をカムシャフト103aを中心に揺動させるとともに、チェーン104と従動側スプロケット103の噛み込み位置まで、テンショナアーム部材105がチェーン104を常時ガイドするようになっている。これにより、テンショナアーム部材105とチェーン104の接触位置を常に略一定にして、チェーン104の振動を抑え、NVH特性の向上及び部品の磨耗の抑制を図っている。
特開2002−98203号公報(請求項1,2、段落0012、図1)
しかしながら、特許文献1に記載のテンショナ装置100は、テンショナアーム部材105のカムシャフト103a側の端部に設けたアーム107がカムシャフト103aに支持されているため、従動側スプロケット103とアーム107とがカムシャフト103aの軸線方向(図5の紙面と直交する方向)に重なり合い、内燃機関の大型化を招いていた。
また、特許文献1に記載のテンショナ装置100は、従動側スプロケット103とアーム107とがカムシャフト103aの軸線方向に重なり合うため、テンショナ装置100をメンテナンスする際に従動側スプロケット103とチェーン104を外さなければならず、メンテナンス作業が煩雑であった。
一方、テンショナアーム部材105の支軸をチェーン104の外側に設けた場合には、従動側スプロケット103とアーム107とがカムシャフト103aの軸線方向に重なり合うことがないが、チェーン104と従動側スプロケット103の噛み込み位置まで、テンショナアーム部材105でチェーン104を常時ガイドすることができない。そのため、テンショナアーム部材105とチェーン104との摺接終端部から、従動側スプロケット103とチェーン104との噛込開始部までの間に、テンショナアーム部材105にガイドされないフリーな部分が生じ、この部分の長さ(以下、「フリースパン長さ」という)が変化すると、チェーン104の振動が大きくなり、騒音の原因となっていた。
内燃機関の使用により、チェーン104に徐々に伸びが生じると、この伸びに伴いテンショナアーム部材105が揺動してフリースパン長さが変化し、徐々に騒音レベルが変化するという問題がある。そのため、テンショナアーム部材105が揺動してもフリースパン長さが極力変化しない位置に、テンショナアーム部材105の支軸位置を定めるのが望ましい。
本発明は、かかる問題に鑑みて創案されたものであり、内燃機関の大型化を招くことなく、騒音を抑制可能なテンショナ取付構造を提供することを課題とする。
本発明は、駆動側スプロケットと、従動側スプロケットと、前記両スプロケット間に掛け渡された無端状駆動伝達手段と、前記無端状駆動伝達手段の弛み側に当接する単一の円弧からなる円弧状面部を有し、一端側が機関本体に配設された支軸に支持され、他端側が揺動自在に構成されたテンショナアーム部材と、前記テンショナアーム部材の他端側を前記無端状駆動伝達手段に向かって押圧付勢する付勢手段と、を備えるテンショナ取付構造であって、前記テンショナアーム部材は、アーム本体と、このアーム本体の無端状駆動伝達手段側に取り付けられ、前記円弧状面部を構成するシューと、を有し、前記支軸は、前記テンショナアーム部材が初期状態にあるときに、前記円弧状面部を一部とする円周の中心点と前記従動側スプロケットの中心点とを結ぶ直線上であって、前記アーム本体の従動側スプロケット側の端部の厚さ寸法の1/2と前記シューの円弧状面部の厚さ寸法とを合わせた分だけ、前記従動側スプロケットに巻き付いた無端状駆動伝達手段の外周面から前記円弧状面部の中心点側に遠ざかった位置に配設されていることを特徴とする。
すなわち、発明者は、鋭意研究の結果、テンショナアーム部材の支軸を、単一の円弧からなる円弧状面部を一部とする円周の中心点と従動側スプロケットの中心点とを結ぶ直線上であって、従動側スプロケットに近接した位置、すなわち、前記アーム本体の従動側スプロケット側の端部の厚さ寸法の1/2と前記シューの円弧状面部の厚さ寸法とを合わせた分だけ、前記従動側スプロケットに巻き付いた無端状駆動伝達手段の外周面から前記円弧状面部の中心点側に遠ざかった位置、に配設すれば、テンショナアーム部材の揺動に関わらず、フリースパン長さを略一定に維持できることを見出し、本発明を完成した。
かかる構成によれば、無端状駆動伝達手段の延伸に伴ってテンショナアーム部材が揺動してもフリースパン長さがほとんど変化しないので、騒音レベルが変化することがない。
また、本発明は、前記テンショナアーム部材の前記支軸は、前記テンショナアーム部材が前記無端状駆動伝達手段に所定の張力を付与する初期状態にあるときに、前記直線上に位置するのが好ましい。
ここで、「初期状態」とは、まだ伸びが生じていない無端状駆動伝達手段が駆動側スプロケットと従動側スプロケットの間に所定の張力で巻き掛けられ、テンショナアーム部材がこの無端状駆動伝達手段に当接した状態、すなわち、初期設計の状態のことをいう。また、この無端状駆動伝達手段が例えばベルトのように弾性部材からなる場合は、テンショナアーム部材により若干の押圧力を付与し、初期の所定張力に設定された状態をいう。
本発明によれば、内燃機関の大型化を招くことなく、騒音を抑制可能なテンショナ取付構造を提供することができる。
本発明を実施するための最良の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。本実施形態においては、SOHC型の内燃機関に適用した場合を例にとって説明する。
図1は、本実施形態に係るテンショナ取付構造を備えた内燃機関の側面図である。図2は、図1のI−I線断面図である。
図1に示すように、テンショナ取付構造1は、駆動側スプロケット2と、従動側スプロケット3と、無端状駆動伝達手段たるチェーン4と、テンショナアーム部材5と、付勢手段たるテンショナ6と、を備えている。テンショナ取付構造1は、内燃機関9の側面に設けられたチェーン室91内に設けられている。
内燃機関9は、クランクケース92、シリンダブロック93、およびシリンダヘッド94を順に重ねて組立てられている。これらのクランクケース92、シリンダブロック93、およびシリンダヘッド94に跨ってチェーン室91が設けられている。
クランクケース92は、その内部にクランクシャフト2aを支持しており、クランクシャフト2aの一端がチェーン室91の中へ突出している。このクランクシャフト2aの突出部に駆動側スプロケット2が取付けられている。
また、シリンダヘッド94は、その内部にカムシャフト3aを支持しており、カムシャフト3aの一端がチェーン室91内へ突出している。このカムシャフト96の突出部に従動側スプロケット3が取付けられている。
従動側スプロケット3は、駆動側スプロケット2との間に巻き掛けられたチェーン4によって矢印方向(図1における時計回り方向)に回転駆動されて、図示しないカムを回転させている。
チェーン4のうち、駆動側スプロケット2によって引っ張られる引張り側(図1の右側)には、チェーンガイド7が外側から摺接しており、チェーン4の振動を抑制している。また、チェーン4のうち、駆動側スプロケット2によって押し出される弛み側(図1の左側。以下、「弛み側チェーン4a」という)には、後記するテンショナアーム部材5が外側から押し当てられており、弛み側チェーン4aを緊張させている。
図1及び図2に示すように、テンショナアーム部材5は、円弧状に形成された長尺部材であり、金属製のアーム本体51と、このアーム本体51のチェーン4側に取り付けられた樹脂製のシュー52とを備えている。
アーム本体51は、チェーン4側が凸となるように円弧状に湾曲して延在する金属製の部材であり、断面視略H形状に形成されている(図2参照)。アーム本体51のカムシャフト3a側(一端側)の端部51aは、チェーン室91の側壁に設けられた支軸53に揺動可能に支持されている。アーム本体51のクランクシャフト2a側(他端側)の端部51bには、テンショナ6が連結されている。
シュー52は、アーム本体51のチェーン4側に沿って取り付けられる樹脂製の部材であり、断面視略コ字形状に形成されている。シュー52は、チェーン4に当接する円弧状面部52aと、この円弧状面部52aの両側から立ち上がる一対の壁部52b,52bと、を有している。シュー52は、一対の爪52c,52cによって、アーム本体51のチェーン4側のフランジに係止されている。
図1に示すように、テンショナ6は、テンショナアーム部材5を介して弛み側チェーン4aに所定の張力を付与する装置であり、筒状のケース61と、ケース61に出没可能に内装されたプランジャ62とを備えている。
ケース61は、複数の取付片61aを有し、この取付片61aがチェーン室91の側壁に締結固定されている。
プランジャ62は、ケース61内に設置されたバネ(図示省略)の付勢力によって、ケース61のチェーン4側の端部から突出するようになっている。プランジャ62の端部はアーム本体51のクランクシャフト2a側の端部51bに揺動自在に連結されている。
テンショナアーム部材5及びテンショナ6は、内燃機関9の使用によりチェーン4が徐々に伸びたときに、テンショナ6の付勢力によってテンショナアーム部材5を弛み側チェーン4aに押し付けることにより、チェーン4の弛みを取り除き、チェーン4の緊張状態を維持するようになっている。
チェーン4のうち、テンショナアーム部材5とチェーン4との摺接終端部から、従動側スプロケット3とチェーン4との噛込開始部までの間には、従動側スプロケット3及びテンショナアーム部材5のいずれにも接触しないフリースパン部分が存在する。
図3は、フリースパン長さを説明するための模式図である。
図3に示すように、フリースパン部分の長さF(以下、「フリースパン長さF」という。)は、円弧状面部52aを含む半径Rの円周5’と、従動側スプロケット3のピッチ円3’と、の両方に接するように直線4’(チェーン4)を引いたときに、直線4’が円周5’に接する接点P1と、直線4’がピッチ円3’に接する接点P2との距離に相当する。
なお、この接点P1が特許請求の範囲における「摺接終端部」に相当し、接点P2が特許請求の範囲における「噛込開始部」に相当する。
そして、テンショナアーム部材5の支軸53は、テンショナアーム部材5が揺動しても、このフリースパン長さFがほとんど変化しない位置に設けられている。
テンショナアーム部材5の支軸53の位置についてさらに詳しく説明する。
図1に示すように、テンショナアーム部材5の支軸53は、初期状態において、円弧状面部52aを一部とする半径Rの円周5’(図3参照)の中心点αと、従動側スプロケット3の中心点βとを結ぶ直線L上であって、従動側スプロケット3に近接した位置に配設されている。
なお、支軸53の位置は、直線L上であって、従動側スプロケット3に近いほど好ましく、従動側スプロケット3に最近の位置が最も好ましい。
ここで、「初期状態」とは、まだ伸びが生じていないチェーン4が駆動側スプロケット2と従動側スプロケット3の間に所定の張力で巻き掛けられ、テンショナアーム部材5がこのチェーン4に当接した状態、すなわち初期設計の状態のことをいう。なお、駆動側スプロケット2と従動側スプロケット3の距離、及び、チェーン4の長さに基づいて、初期状態におけるチェーン4の張力(所定の張力)と、テンショナアーム部材5の形状と、チェーンラインとが決定される。
本実施形態では、支軸53は、直線L上であって、アーム本体51のカムシャフト3a側の端部51aの厚さ寸法の1/2とシュー52の円弧状面部52aの厚さ寸法とを合わせた分だけ、従動側スプロケット3に巻き付いたチェーン4の外周面から中心点α側に遠ざかった位置に設けられている。
なお、フリースパン長さFは、初期状態において、騒音が最小となる長さに設定しておくのが好ましい。あるいは、フリースパン長さFは、チェーン4に伸びが生じたときに、騒音が最小となるフリースパン長さFに近づいていくように、若干短めに設定してもよい。騒音が最小となるフリースパン長さFは、周辺機器の固有振動数などによって定まるものであり、例えば騒音測定試験などによって求めることができる。
つづいて、フリースパン長さFの変化について図4を参照して説明する。
図4は、テンショナアーム部材が揺動したときの中心点αの軌跡を説明するための図面である。なお、図4においては、揺動する前(初期状態)のテンショナアーム部材5を二点鎖線で描いている。
内燃機関9の使用により、チェーン4に伸びが生じると、図4に示すように、テンショナ6のプランジャ62の付勢力によってテンショナアーム部材5がチェーン4側に揺動する。これにより、テンショナアーム部材5が弛み側チェーン4aに押し付けられ、チェーン4の緊張状態が維持されることとなる。
このとき、テンショナアーム部材5の揺動に伴い、円弧状面部52aを一部とする半径Rの円周5’(図3参照)の中心点αは、テンショナアーム部材5の支軸53を回転中心とする軌跡K1に沿って点α’に移動する。
ここで、仮に、テンショナアーム部材5が従動側スプロケット3の中心点βを中心に揺動した場合には、中心点αは、距離αβを半径とする円周(仮想軌跡K2)に沿って移動する。このとき、フリースパン長さFは一定に保たれる。逆に言えば、中心点αの軌跡K1が、仮想軌跡K2に近いほど、フリースパン長さFの変化量が少ないといえる。
そこで、本実施形態では、直線L上であって、従動側スプロケット3に近接した位置に支軸53を配置することにより、支軸53を中心とした中心点αの軌跡K1を、従動側スプロケット3の中心点βを中心とした中心点αの仮想軌跡K2に極力近づけて、フリースパン長さFの変化を最小限にしている。なお、フリースパン長さFの変化量は、無端状駆動伝達手段のサイズやスプロケットのピッチ等によって異なるので、特に限定されるものではないが、本実施形態のような構造の場合は1mm以下であるのが好ましい。
ちなみに、仮に、テンショナアーム部材5の揺動中心点を、直線L上ではない点Dに設定した場合、図4に示すように、点Dを中心とした中心点αの仮想軌跡K3は、軌跡K1に比較して、仮想軌跡K2とのずれが大きくなり、フリースパン長さFの変化も大きくなる。
このように、本実施形態に係るテンショナ取付構造1によれば、テンショナアーム部材5の支軸53が、初期状態において、円弧状面部52aを一部とする半径Rの円周5’(図3参照)の中心点αと、従動側スプロケット3の中心点βとを結ぶ直線L上であって、従動側スプロケット3に近接した位置に配設されているので、チェーン4のフリースパン長さFを略一定に維持することができる。そのため、内燃機関9の使用に伴い騒音が生じるのを抑制することができる。
また、支軸53は、従動側スプロケット3と重ならない位置(具体的には内燃機関9のチェーン室91の側壁)に設けられているので、内燃機関9が大型化することがない。
以上、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
本実施形態では、テンショナアーム部材5が初期状態にあるときに、支軸53が直線L上にあることとしたが、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、内燃機関の種類によっては、レイアウトの都合上、初期状態において、直線L上に支軸53を配置できない場合がある。このようなときは、直線Lに沿った位置、すなわち、直線Lから数ミリずれた位置であって、従動側スプロケット3に近接した位置に支軸53を配置してもよい。かかる構成においても、中心点αの軌跡K1を、仮想軌跡K2に近づけて、フリースパン長さFの変化を抑えることができる。
また、本実施形態では、テンショナ取付構造1をSOHC型の内燃機関9に適用したが、これに限定されるものではなく、他の形式の内燃機関や、チェーンやベルト等の無端状駆動伝達手段を有する他の装置に適用可能であることは云うまでもない。
本実施形態に係るテンショナ取付構造を備えた内燃機関の側面図である。 図1のI−I線断面図である。 フリースパン長さを説明するための模式図である。 テンショナアーム部材が揺動したときの中心点αの軌跡を説明するための図面である。 従来のテンショナ取付構造の側面図である。
符号の説明
1 テンショナ取付構造
2 駆動側スプロケット
3 従動側スプロケット
4 チェーン
4a 弛み側チェーン
5 テンショナアーム部材
51 アーム本体
52 シュー
52a 円弧状面部
6 テンショナ
53 支軸
61 ケース
62 プランジャ

Claims (1)

  1. 駆動側スプロケットと、
    従動側スプロケットと、
    前記両スプロケット間に掛け渡された無端状駆動伝達手段と、
    前記無端状駆動伝達手段の弛み側に当接する単一の円弧からなる円弧状面部を有し、一端側が機関本体に配設された支軸に支持され、他端側が揺動自在に構成されたテンショナアーム部材と、
    前記テンショナアーム部材の他端側を前記無端状駆動伝達手段に向かって押圧付勢する付勢手段と、を備えるテンショナ取付構造であって、
    前記テンショナアーム部材は、アーム本体と、このアーム本体の無端状駆動伝達手段側に取り付けられ、前記円弧状面部を構成するシューと、を有し、
    前記支軸は、前記テンショナアーム部材が初期状態にあるときに、前記円弧状面部を一部とする円周の中心点と前記従動側スプロケットの中心点とを結ぶ直線上であって、前記アーム本体の従動側スプロケット側の端部の厚さ寸法の1/2と前記シューの円弧状面部の厚さ寸法とを合わせた分だけ、前記従動側スプロケットに巻き付いた無端状駆動伝達手段の外周面から前記円弧状面部の中心点側に遠ざかった位置に配設されていることを特徴とするテンショナ取付構造。
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