JP4755229B2 - 電子機器の電力計測システム - Google Patents

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Description

本発明は、AC/DCアダプタから電力の供給を受ける電子機器の消費電力を管理する技術に関する。
多くの電力を消費する企業では、常時消費電力を正確に管理することが重要になってきている。工場やオフィス・ビルには、多くのノートブック型携帯式コンピュータ(以下、ノートPCという。)が使用されており、それらの合計の消費電力は企業単位でも無視できない規模になってきている。ノートPCは、機能を低下させることで消費電力の制御がある程度は可能な電子機器である。電力会社は各企業が消費する最大電力に基づいて、電力供給計画を策定しており、企業は、電力会社と契約した最大電力以内で電力を使用する必要がある。
また、夏期の消費電力が増大する時間帯では、事前契約により電力会社から通告があると消費電力を低減することを求められる場合もある。したがって、ノートPCの消費電力を正確に管理して、企業全体の消費電力の制御に利用できれば好都合であるが、個々のノートPCに対する電力配線は他の電気機器と共用されているため、電力施設側でノートPC群だけの消費電力を測定することはほとんど不可能である。したがって、個々のノートPCの消費電力を正確に測定して、企業全体の電力管理に利用できるようにする方法が求められている。
特許文献1は、待機動作時の無負荷損失を低減することができる直流電源回路を開示する。同文献には、トランス1の1次側と商用電源の間に商用電源をオン・オフするスイッチング回路を設け、整流回路に直流出力電圧が一定値よりも大か小かを検出する回路を設けて、検出結果に基づいてスイッチング回路をオン・オフ動作させることが記載されている。特許文献2は、電子機器側で電力の需要がないときに、スイッチを動作させて電圧変換回路の動作を停止することができるACアダプタを開示する。特許文献3は、複数台の電子機器の省電力制御を行うシステムを開示する。同文献には、サーバが所定時刻になると、順次パソコンにバッテリィ駆動で動作する指示をだし、また、別の所定時刻になると順次充電するように指示をすることが記載されている。
特開平11−168884号公報 特開平11−187665号公報 特開2004−180473号公報
固定場所で使用されるノートPCには、AC/DCアダプタを経由して商用電源から電力が供給される。ノートPCでは、バッテリィによる予想動作時間を計算するために、バッテリィの放電電流および放電電圧を測定してシステムの消費電力を測定することが行われているが、AC/DCアダプタから電力が供給されているときの消費電力を測定する機能は搭載されていない。また、たとえ、ノートPCの内部にAC/DCアダプタが供給する電力を測定する回路を設けたとしても、AC/DCアダプタでの損失が反映されないので正確性を欠くことになる。
そこで本発明の目的は、AC/DCアダプタとAC/DCアダプタから電力の供給を受ける電子機器によって、AC/DCアダプタの交流電圧側の電力を測定する電力計測システムを提供することにある。さらに本発明の目的は、そのような電力計測システムに供するAC/DCアダプタおよびコンピュータを提供することにある。さらに本発明の目的は、そのような電力計測システムの適用が可能な電力制御システムおよび電力制御の方法を提供することにある。
本発明にかかる電力計測システムは、交流電圧を直流電圧に変換するAC/DCアダプタとAC/DCアダプタから電力の供給を受ける電子機器によって構成される。ここにAC/DCアダプタは、電子機器とは異なる筐体で構成された同様の機能を果たす直流電源装置全般を含む。電力測定回路は、電子機器の消費電力とAC/DCアダプタの電力損失を合計した電子機器の動作にともなう消費電力をAC/DCアダプタの交流電圧側の電力として測定するため、電力計測システムは電子機器側で消費電力を測定するよりも商用電源が供給する電力の正確な値を提供することができる。
第1のコントローラは電力測定回路が計測した電力に対応する電力情報を電子機器に出力する。電力情報は、有効電力の絶対値でもよく、また、電力測定回路が測定した電力のAC/DCアダプタの定格容量に対する割合に対応する%電力情報でもよい。電子機器に搭載された第2のコントローラが第1のコントローラから電力情報を受け取ることで、電力情報を利用することができるようになる。%電力情報は、AC/DCアダプタの識別回路を通じて第2のコントローラに転送することができる。
また、第2のコントローラは、%電力情報を、識別回路を構成する分圧抵抗の電圧がデューティ比でオン・オフされた情報として受け取ることができる。このオン・オフされた情報は、第2のコントローラにアナログ信号の情報として転送してもよく、またディジタル信号の情報として転送してもよい。第2のコントローラは、識別回路を通じてAC/DCアダプタの定格容量を認識して%電力情報から有効電力を生成することができる。あるいは、別の方法でAC/DCアダプタの定格容量を取得して%電力情報から有効電力を生成してもよい。
本発明により、AC/DCアダプタとAC/DCアダプタから電力の供給を受ける電子機器によって、AC/DCアダプタの交流電圧側の電力を測定する電力計測システムを提供することができた。さらに本発明により、そのような電力計測システムに供するAC/DCアダプタおよびコンピュータを提供することができた。さらに本発明により、そのような電力計測システムの適用が可能な電力制御システムおよび電力制御の方法を提供することができた。
図1は、電力計測システムを搭載するノートPC10の主要なハードウエア構成を示す概略ブロック図である。CPU11は、ノース・ブリッジ13およびノース・ブリッジ13にさまざまなバスを経由して接続された各デバイスを制御する。ノース・ブリッジ13は、メイン・メモリ15、ビデオ・コントローラ17およびサウス・ブリッジ21に接続され、メイン・メモリ15へのアクセス動作を制御するためのメモリ・コントローラ機能や、CPU11と他のデバイスとの間のデータ転送速度の差を吸収するためのデータ・バッファ機能などを含む。
ビデオ・コントローラ17は、グラフィック・アクセラレータおよびVRAMを備えており、CPU11からの描画命令を受けて描画すべきイメージを生成してVRAMに書き込み、VRAMから読み出したイメージを描画データとしてLCD19に送る。メイン・メモリ15は、CPU11が実行する各種プログラムの読み込み領域および処理データを書き込む作業領域として利用されるランダム・アクセス・メモリである。
サウス・ブリッジ21はさまざまな規格のインターフェース機能を備え、ハードディスク・ドライブ(HDD)24、光学ディスク・ドライブ(ODD)25、およびLANコントローラ22が接続されている。HDD24は、OS、BIOS、デバイス・ドライバ、アプリケーション・プログラムなどのプログラムの他に、ノートPC10の電源を管理する電源管理プログラムを格納する。LANコントローラ22は、イーサネット(登録商標)規格の有線LANに接続するための拡張カードで、サウス・ブリッジ21にPCIバスで接続され、さらにノートPC10の筐体に取り付けられたRJ45という規格のコネクタ23に接続されている。さらにサウス・ブリッジ21は、LPCバス26を介して、従来からノートPC10に使用されているレガシー・デバイス、あるいは高速なデータ転送を要求しないデバイスに接続される。
LPCバス26には、BIOS_ROM27、エンベデッド・コントローラ(EC)29、I/Oコントローラ37が接続されている。BIOS_ROM27は、不揮発性で記憶内容の電気的な書き替えが可能なメモリであり、起動時にハードウエアの試験および初期化を行うPOST(Power-On Self Test)、デバイスへの基本入出力と電源および筐体内の温度などを管理するACPI BIOS、およびユーザにパスワード認証を要求するためのパスワード認証コードなどなどのプログラムを格納する。
EC29は、8〜16ビットのCPU、ROM、RAMなどで構成されたマイクロ・コンピュータであり、さらに複数チャネルのA/D入力端子、D/A出力端子、タイマ、およびディジタル入出力端子を備えている。EC29は、ノートPC10の内部の動作環境の管理にかかるプログラムをCPU11とは独立して実行することができる。EC29は電池パック28に対してコマンドを送って通信を行い、電池パック28から充電電流の設定値、充電電圧の設定値、および残存容量などのデータを受け取る。EC29は、電池パック28から受け取った充電電流の設定値および充電電圧の設定値を充電器35に設定する。
充電器35は、EC29により設定された充電電流の設定値および充電電圧の設定値に基づいて、定電流定電圧制御方式(CCCV)で電池パック28の電池セルを充電する。EC29は、パワー・コントローラ31を介してDC/DCコンバータ33を制御して、ノートPC10に実装されたシステム・デバイスに電力を供給する。パワー・コントローラ31は、EC29およびDC/DCコンバータ33に接続され、EC29からの指示に基づいてDC/DCコンバータ33を制御する。パワー・コントローラ31には、ノートPC10の筐体に設けられた表示ランプ(LED)30が接続されている。LED30は、ノートPC10の電源状態および電池パック28の充電状態などを表示する。
DC/DCコンバータ33は、AC/DCアダプタ100または電池パック28から供給される直流電圧を、ノートPC10内のシステム・デバイスを動作させるために必要な複数の電圧に変換してシステム・デバイスに電力を供給する。AC/DCアダプタ100はノートPC10に接続されると、DC/DCコンバータ33と充電器35に電力を供給する。I/Oコントローラ37は、キーボード39やマウス(図示せず)などからの入力に対するインターフェース機能を提供する。
図2は、ノートPC10とAC/DCアダプタ100により構成される電力計測システムのブロック図である。AC/DCアダプタ100は、電圧端子V+、識別端子IDおよびグランド端子GNDの3つの端子で構成される電源プラグでノートPC10の電源ジャックに接続される。AC/DCアダプタ100は、電源プラグ101で交流電源のアウトレットに接続される。電源プラグ101は整流ブリッジ・ダイオード103に接続される。電源プラグ101と整流ブリッジ・ダイオード103との間には、電流センス抵抗R1が直列に接続され電圧センス抵抗R2が並列に接続される。
電流センス抵抗R1の両端は、差動増幅器105の入力端子に接続され、電圧センス抵抗R2の両端は差動増幅器107の入力端子に接続される。差動増幅器105と差動増幅器107の出力はそれぞれアナログ乗算器(マルチプライヤ)109の入力に接続され、アナログ乗算器109の出力は、平均化回路111に接続される。平均化回路111は、抵抗とコンデンサで構成されるロー・パス・フィルタと同様の構成になっており、抵抗とコンデンサの値はアナログ乗算器から入力された信号の平均値を出力するように設定されている。
平均化回路111の出力はAC/DCアダプタ100の一次側を通過する有効電力Paとして、PWM_IC113の電力端子Pに供給される。PWM_IC113は、AC/DCアダプタ100の出力電圧を制御するICコントローラである。整流ブリッジ・ダイオード103の出力には電解コンデンサC1が接続されている。AC/DCアダプタ100は、一次巻線115、二次巻線117および補助巻線119で構成される絶縁トランスを含んでいる。一次巻線115のグランド側の端子にはFET121が接続されている。FET121のゲートはPWM_IC113の出力端子OUTに接続されている。PWM_IC113の制御端子CTRLには、発光ダイオードLED2が接続され、フィードバック端子FBにはフォト・トランジスタTR1が接続されている。補助巻線119の電源側の端子はダイオードD1を経由してPWM_IC113の電源端子Vccに接続されている。ダイオードD1のカソードは抵抗R3の一端と電解コンデンサC2の一端に接続されている。
電解コンデンサC2の他端は補助巻線119のグランド側の端子に接続されている。抵抗R3の他端は一次巻線の電源側の端子に接続されている。抵抗R3は、電源プラグ101が最初にアウトレットに接続されたときに、PWM_IC113の電源端子Vccに電圧を印加してPWM_IC113を動作させる。二次巻線117の電源側の端子にはダイオードD2のアノードが接続され、ダイオードD2のカソードと二次巻線117のグランド側の端子との間には電解コンデンサC3が接続されている。さらに、ダイオードD2のカソードと二次巻線117のグランド側の端子との間には、抵抗R4、発光ダイオードLED1およびツェナー・ダイオードZDが直列に接続されている。
発光ダイオードLED1とフォト・トランジスタTR1はフォト・カプラを構成する。フォト・カプラは、絶縁トランスの一次側回路と二次側回路の電気的な絶縁を確保するために採用している。識別抵抗R6は、識別端子IDとグランド端子GNDとの間に接続されている。識別抵抗R6には、フォト・トランジスタTR2が並列に接続されている。発光ダイオードLED2とフォト・トランジスタTR2は、フォト・カプラを構成し、絶縁トランスの一次側回路と二次側回路の電気的な絶縁を確保している。ノートPC10側では、電源Vccに識別抵抗R5の一端が接続され、識別抵抗R5の他端がEC29の識別端子AD1と識別端子IDに接続されている。識別端子IDとグランド端子GNDとの間には、抵抗R7およびコンデンサC4が直列に接続されている。抵抗R7とコンデンサC4の接続部分の端子はEC29の電力端子AD2に接続されている。
つづいて、電力計測システムの動作を説明する。電源プラグ101を通じて整流ブリッジ・ダイオード103に供給される交流電圧および交流電流は、電流センス抵抗R1および電圧センス抵抗R2で検出されて、それぞれの抵抗の両端電圧が差動増幅器105、107の+入力および−入力に供給される。アナログ乗算器109は、差動増幅器105、107の出力を乗算して電流センス抵抗R1と電圧センス抵抗R2を通過する電力の瞬時値を示すアナログ信号を出力する。アナログ乗算器109の出力は、平均化回路111で平均値として出力され、交流電圧側の有効電力Paを示す値としてPWM_IC113の電力端子Pに供給される。
整流ブリッジ・ダイオード103は、交流電圧を全波整流して直流電圧を出力する。電解コンデンサC1は、直流電圧に含まれる交流成分を平滑化する。FET121は、一次巻線115に印加される直流電圧をスイッチングして、一次巻線115に交流電圧を発生させる。PWM_IC113は、FET121のスイッチング周期をPFMまたはPWMで制御して、一次巻線115に発生する電圧を制御する。PWM_IC113の電源端子Vccには、補助巻線119と一次巻線115からの電圧が電解コンデンサC2で平滑化された直流電圧が供給される。
二次巻線117の出力電圧は、ダイオードD2と電解コンデンサC3で整流および平滑化されて直流電圧となる。ダイオードD2のカソードと二次巻線117のグランド側の端子との間の直流電圧の大きさは、発光ダイオードLED1の発光量となってフォト・トランジスタTR1に供給される。フォト・トランジスタTR1から直流側の電圧のフィードバックを受けたPWM_IC113は、二次巻線117の出力電圧が所定の値になるようにFET121のオン・オフ周期を制御する。
ノートPC10には、定格容量の異なる複数のAC/DCアダプタが適合する。たとえば、ノートPC10をオフィスで使用するときには定格容量の大きなAC/DCアダプタを使用して、充電器35に電池パック28を充電させながらノートPC10の使用もできるようになっている。また、ノートPC10を携帯使用するときには、持ち運びに都合のよい定格容量の小さなAC/DCアダプタが使用できるようになっている。ノートPC10は、AC/DCアダプタが過負荷で使用されることがないようにシステム・デバイスの消費電力を制御するが、そのためには、現在どの定格容量のAC/DCアダプタが接続されているかを認識する必要がある。
識別抵抗R5と識別抵抗R6は、AC/DCアダプタ100の定格容量を認識するための回路である。AC/DCアダプタ100がノートPC10に接続されたときに、EC29の識別端子AD1には電圧Vccが識別抵抗R5、R6の抵抗値で分圧された値の電圧が印加される。識別端子AD1に入力される電圧Vad1は、識別抵抗R5、R6の抵抗値をそれぞれR5、R6とすれば、Vad1=Vcc×R6/(R5+R6)となる。あらかじめ識別抵抗R6の値をAC/DCアダプタ100のタイプごとに定めておき、EC29にVad1と定格容量を対応させたデータを格納しておくことにより、EC29は識別端子AD1に入力された電圧Vad1で、現在接続されているAC/DCアダプタ100の定格容量を認識することができる。
本実施の形態では、識別抵抗R6に並列にフォト・トランジスタTR2が接続されている。PWM_IC113が、制御端子CTRLを通じて発光ダイオードLED2の発光を所定の周期で制御すると、識別抵抗R6の両端の抵抗値は同じ周期で変化する。したがって、識別端子IDに現れる電圧Vccを分圧した電圧は、同じ周期で変化して、識別端子IDには、PWM_IC113の制御端子CTRLにおけるオン・オフ周期に一致する周期のパルス状の電圧が発生する。パルス状の電圧は、抵抗R7とコンデンサC4で平滑化されて、平均電圧となって電力端子AD2に入力される。
図3は、識別端子AD1と電力AD2に入力される電圧を示す図である。いま、PWM_IC113は、電力端子Pに入力された有効電力PaのAC/DCアダプタ100の定格容量Waに対する割合を計算し、その割合をフォト・トランジスタTR2がオン・オフするデューティ比とするパルスを制御端子CTRLから出力する。有効電力Paの定格容量Waに対する割合を%電力情報ということにする。
たとえば、乗算器109および平均化回路111で計測された有効電力Paが定格容量Waの80%だとしたときに、オン期間tonが1周期の80%でオフ期間toffが1周期の20%のデューティ比80%のパルスを制御端子CTRLから出力する。その結果、制御端子CTRLからは、%電力情報がデューティ比に変換されて出力される。%電力情報は、先の例でオン期間tonが1周期の20%でオフ期間toffが1周期の80%のデューティ比20%のパルスに変換して出力することもできる。
識別抵抗R6の抵抗値は、フォト・トランジスタTR2でバイパスされるため、EC29の識別端子AD1には、オフ期間toffのときの大きさがVad1でオン期間tonのときの大きさがゼロのパルス信号が入力される。電力端子AD2には、識別端子AD1に入力される電圧の平均電圧Vad2が印加される。その結果、EC29は、Pa/Wa=(1−Vad2/Vad1)×100で計算した%電力情報に、あらかじめ認識したAC/DCアダプタ100の定格容量Waを乗算することで、AC/DCアダプタ100の交流側を通過する有効電力Paを取得することができる。有効電力Paは、AC/DCアダプタ100の損失も含んでいるため、ノートPC10の動作に伴いAC/DCアダプタ100の一次側から供給すべき電力の正確な値を示す。
図4は、ノートPC10が消費電力を制御する様子を説明する図である。図5は、企業全体の電力制御システムを説明する図である。図6は、図5の電力制御システムにおける電力制御の手順を示すフローチャートである。図5において、クライアント・コンピュータであるノートPC10がそれぞれのRJ45コネクタ23でネットワーク200に接続されている。各ノートPC10には、対応するAC/DCアダプタ100より電力が供給される。ネットワーク200には、電力管理コンピュータ150も接続されている。オフィス・ビルや工場などの構内では、電力会社203の配電線を通じて供給された電圧が変圧器207で変換されて、電力が開閉器209ないし213を通じてノートPC群、負荷215、負荷217に供給されている。
構内で使用する全電力量は電力量計205で計測されている。電力管理コンピュータ150は、電力量計205およびネットワーク200に接続されている。電力管理コンピュータ150は、構内全体の消費電力を監視して制御するためのコンピュータである。電力管理コンピュータ150とノートPC10は、ネットワーク200を通じて相互に通信できるように接続されている。
図4において、電源管理プログラム151は、電力管理コンピュータ150に定期的にAC/DCアダプタ100の一次側における有効電力Paの値を送る。この電力管理システムでは、ノートPC群も消費電力を制御する対象に含めている。電力管理コンピュータ150は、構内全体の消費電力を管理する上で必要な場合に、ノートPC10に消費電力を低下させたり、また元の状態に戻したりする指示をだす。電力管理コンピュータ150は、電力量計205から送られた1時間当たりの構内全体の消費電力が所定値を超えたときに、構内のあらかじめ定めておいた負荷の制御盤に電力を低下させる指示をだす。電力管理コンピュータ150は、ノートPC10ごとに異なる値の電力低減の指示をだすことができる。たとえば、重要なノートPC10には、電力低減の割合を小さくし、その時間帯でさほど作業を必要としないノートPC10には電力低減の割合を大きくする指示をだすことができる。
電源管理プログラム151は、電力管理コンピュータ150とのインターフェース機能を果たすとともに、ノートPC10の内部の電源管理を行うための指示をだす。電源管理プログラム151は、ノートPC10の電源管理を自律的に行うポリシーを備えるようにしてもよい。たとえばノートPC10は、電力管理コンピュータ150からの指示から独立して、消費電力を時間帯によって独自に下げるようなスケジュール機能を含んでいてもよい。
電源ドライバ153は、電源管理プログラム151とACPI BIOSとの情報転送を中継する。EC29は、たとえば、AC/DCアダプタ100から電力端子AD2に入力される%電力情報を4ミリ秒といった周期でポーリングして、さらに、1秒ごとに移動平均を計算して有効電力Paを計算する。ACPI BIOSは、EC29が保有している有効電力Paを定期的にポーリングして、電源ドライバ153を経由して電源管理プログラム151に転送する。電源管理プログラム151は、電源ドライバ153から受け取った有効電力Paを、定期的に電力管理コンピュータ150に転送する。
電力管理コンピュータ150は、構内全体の消費電力や、企業の電力管理ポリシーに基づいて、ノートPC群に消費電力を低下させる指示をだす。電力管理プログラム151は、電力管理コンピュータ150から消費電力を下げる指示がきたときに、低下させる消費電力の値、および優先順位を判断して電源ドライバ153を通じてACPI BIOS155およびEC29に指示をだす。
電源管理プログラム151は、自らデバイスを制御してノートPC10の消費電力を低下させてもよい。たとえば、電源管理プログラム151は、ビデオ・コントローラ17に、LCD19の輝度を低下させたり、グラフィック・アクセラレータの動作周波数を低下させたりするための指示をだすことができる。電源管理プログラム151からの指示を受け取ったACPI BIOS155は、CPU11の動作周波数を低下させたり、光学ディスク・ドライブ25の電源をオフにしたりする。電源管理プログラム151からの指示を受け取ったEC29は、LED30の表示を消したり、放熱ファン41の回転数を下げたりする。放熱ファン41の回転数が下がると、ノートPC10の排熱能力が低下してノートPC10の機能が制約を受けることになる。排熱に関する実際の制御はノートPC10の熱管理プログラムが実行する。
ノートPC10は、AC/DCアダプタ100から電力の供給を受けて動作するときに、AC/DCアダプタ100の一次側での有効電力Paを測定して電力管理コンピュータ150に通知することができるため、電力管理コンピュータ150はノートPC群に対してきめ細かな電力管理をすることができる。各ノートPC10は電力を低下させたあとも新たに取得した有効電力Paを電力管理コンピュータ150に送り続けるので、電力管理コンピュータ150は実際にノートPC群の消費電力が低下したか否かを正確に把握し、さらに追加的な消費電力の低減が必要か否かを判断することができる。
つぎに図6の手順にしたがって、図5の電力制御システムにおいて電力制御をする方法を説明する。ブロック301では、電力管理プログラム151が定期的にAC/DCアダプタ100の有効電力Paを受け取っている。ブロック303では、電力管理プログラム151が電力管理コンピュータ150に定期的に有効電力Paを報告する。ブロック305では、電力管理コンピュータ150が、構内全体の消費電力、ノートPC群から受け取った有効電力Pa、および電力管理ポリシーなどに基づいて、ノートPC群の消費電力を低減する必要があるか否かを判断する。
消費電力を低減する必要がある場合は、ブロック307で電力管理コンピュータ150は、ネットワーク200を通じて各ノートPC10に消費電力を低下させるように指示する。このとき、電力管理コンピュータ150は、各ノートPC10に異なる量の消費電力を低下させるように指示をだしてもよい。ブロック309では、電源管理プログラム151が、電力管理コンピュータ150から受け取った指示に基づいて、どのシステム・デバイスの消費電力を制限すべきかを判断して、電源ドライバ153を通じてACPI BIOS155およびEC29に指示する。ブロック311では、電源管理プログラム151は消費電力を低減したあとのAC/DCアダプタ100の消費電力を取得し、電力管理コンピュータ150に通知する。電力管理コンピュータ150は、その結果に基づいてブロック305でさらに電力の低減が必要か否かを判断することができる。
これまでの説明では%電力情報を、EC29の電力端子AD2に入力されるアナログの電圧信号として転送する例を説明したが、本発明はこれに限るものではなく、EC29の識別端子AD1に入力されるパルス信号から直接デューティ比を計算して%電力情報を取得することもできる。この場合、%電力情報はディジタルの電圧信号として転送することになる。また、本発明では、%電力情報に代えて整流ブリッジ・ダイオード103の一次側で測定した有効電力Paの絶対値をEC29に転送するようにしてもよい。この方法は、PWM_IC113がアナログの電力値をディジタルの電力値に変換して制御端子CTRLから送出することで実現できる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
電力計測システムを搭載するノートPCの主要なハードウエア構成を示す概略ブロック図である。 ノートPCとAC/DCアダプタにより構成される電力計測システムのブロック図である。 識別端子AD1と電力AD2に入力される電圧を示す図である。 ノートPCが消費電力を制御する様子を説明する図である。 企業全体の電力制御システムを説明する図である。 図5の電力制御システムにおける電力制御の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
101…電源プラグ
103…整流ブリッジ・ダイオード
109…アナログ乗算器(マルチプライヤ)
111…平均化回路
113…PWM_IC
200…ネットワーク

Claims (18)

  1. 交流電圧を直流電圧に変換するAC/DCアダプタと該AC/DCアダプタから電力の供給を受ける電子機器において構成される電力計測システムであって、
    前記AC/DCアダプタの交流電圧側の電力を測定する電力測定回路と、
    前記電力測定回路が計測した電力に対応する電力情報を前記電子機器に出力する第1のコントローラと、
    前記電子機器に搭載され前記第1のコントローラから前記電力情報を受け取る第2のコントローラと
    を有する電力計測システム。
  2. 前記電力情報が、前記電力測定回路が測定した電力の前記AC/DCアダプタの定格容量に対する割合に対応する%電力情報である請求項1に記載の電力計測システム。
  3. 前記第1のコントローラは、前記%電力情報を所定のデューティ比のパルス信号として生成する請求項2に記載の電力計測システム。
  4. 前記AC/DCアダプタが絶縁変圧器を含み、前記%電力情報がフォト・カプラを通じて前記第1のコントローラから前記第2のコントローラに転送される請求項2または請求項3に記載の電力計測システム。
  5. 前記%電力情報が前記AC/DCアダプタの識別回路を通じて前記第2のコントローラに転送される請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の電力計測システム。
  6. 前記第2のコントローラは、前記%電力情報を前記識別回路を構成する分圧抵抗の電圧が前記デューティ比でオン・オフされた情報として受け取る請求項5に記載の電力計測システム。
  7. 前記オン・オフされた情報は、アナログ信号の情報である請求項6に記載の電力計測システム。
  8. 前記第2のコントローラは、前記識別回路を通じて前記AC/DCアダプタの定格容量を認識して前記%電力情報から有効電力を生成する請求項5ないし請求項7のいずれかに記載の電力計測システム。
  9. 交流電圧を直流電圧に変換し電子機器に電力を供給するAC/DCアダプタであって、
    整流回路と、
    前記整流回路の一次側の電力を測定する電力測定回路と、
    前記電力測定回路が測定した電力に対応する電力情報を出力するコントローラと、
    前記コントローラの出力を前記電子機器に転送する転送回路と
    を有するAC/Cアダプタ。

  10. 前記電力測定回路が、前記交流電圧側の電圧を検出する第1の差動増幅器と前記交流電圧側の電流に対応する電圧を検出する第2の差動増幅器と前記第1の差動増幅器の出力と前記第2の差動増幅器の出力を乗算するアナログ乗算器と該アナログ乗算器の出力に接続された平均化回路を含む請求項9に記載のAC/DCアダプタ。
  11. 前記コントローラは、前記電力情報を前記電力測定回路が測定した電力の前記AC/DCアダプタの定格容量に対する割合に対応するデューティ比のパルス信号として生成し、前記転送回路が前記パルス信号でオン・オフするフォト・カプラを含む請求項9または請求項10に記載のAC/DCアダプタ。
  12. 前記フォト・カプラを構成するフォト・トランジスタが、前記電子機器が前記AC/DCアダプタが接続されたことを認識する識別抵抗に並列に接続されている請求項11に記載のAC/DCアダプタ。
  13. 交流電圧を直流電圧に変換するAC/DCアダプタから電力の供給を受けるコンピュータであって、
    システム・デバイスと
    前記AC/DCアダプタの接続を検出する識別回路と、
    前記AC/DCアダプタの交流電圧側で測定された電力に対応する電力情報を前記識別回路を通じて受け取るコントローラと
    を有するコンピュータ。
  14. 前記コントローラは前記電力情報に基づいて前記システム・デバイスの消費電力を低下させる請求項13に記載のコンピュータ。
  15. それぞれ交流電圧を直流電圧に変換するAC/DCアダプタから電力の供給を受けネットワークに接続された複数のクライアント・コンピュータと、前記ネットワークに接続された電力管理コンピュータとで構成される電力制御システムにおける電力制御の方法であって、
    各AC/DCアダプタが交流電圧側の電力を計測するステップと、
    各クライアント・コンピュータが、各AC/DCアダプタから前記計測された電力に対応する電力情報を受け取るステップと、
    前記クライアント・コンピュータが前記ネットワークを通じて前記電力管理コンピュータに前記電力情報に対応する電力値を転送するステップと、
    前記電力管理コンピュータが各クライアント・コンピュータから受け取った電力値に基づいて前記クライアント・コンピュータに消費電力を低下させる指示をだすステップと
    を有する電力制御の方法。
  16. 前記電力管理コンピュータは、前記クライアント・コンピュータごとに異なる消費電力値を低下させる指示をだす請求項15に記載の電力制御の方法。
  17. それぞれ交流電圧を直流電圧に変換するAC/DCアダプタから電力の供給を受けネットワークに接続された複数のクライアント・コンピュータと、前記ネットワークに接続された電力管理コンピュータとで構成される電力制御システムであって、
    前記AC/DCアダプタが計測した交流電圧側の電力に対応する電力情報を前記クライアント・コンピュータが受け取り、
    前記クライアント・コンピュータが前記ネットワークを通じて、前記電力管理コンピュータに前記電力情報に対応する電力値を転送し、
    前記電力管理コンピュータが前記クライアント・コンピュータから受け取った電力値に基づいて前記クライアント・コンピュータに消費電力を低下させる指示をだす
    電力制御システム。
  18. 前記クライアント・コンピュータは、消費電力を低下させたあとの前記電力値を前記電力管理コンピュータに転送する請求項17に記載の電力制御システム。
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