JP2001221812A - 電気量監視装置 - Google Patents

電気量監視装置

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JP2001221812A
JP2001221812A JP2000378651A JP2000378651A JP2001221812A JP 2001221812 A JP2001221812 A JP 2001221812A JP 2000378651 A JP2000378651 A JP 2000378651A JP 2000378651 A JP2000378651 A JP 2000378651A JP 2001221812 A JP2001221812 A JP 2001221812A
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JP2000378651A
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直大 ▲高▼鴨
Naohiro Takakamo
Yasuyuki Hiyama
泰之 日山
Akio Yoshizaki
昭男 吉崎
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気機器の電気量に関する情報の監視を行な
うと共に、所定の水準に応じた管理を実行する。 【解決手段】 負荷部3の電源の取り入れを行なう受電
部2と負荷部3に電力を供給するコンセント202との
間を接続する電路21、22に変流器5と変圧器6とを
設け、変流器5と変圧器6の各々の信号を基に電気量を
演算する演算処理部7と、演算処理部7の出力情報を表
示する表示部8とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源に接続された電
気機器によって消費される電力量などの電気量を監視す
る電気量監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場などの生産設備、福利厚生設備、ホ
テル、ビルなど各種建築物を始め各種施設には、電力や
エネルギーを消費する多種多様の電気機器が設置されて
いる。これらの電気機器とは、例えば、生産用動力機械
や照明機器、空調機器、計測機器、及び事務用機器、ま
た、福利厚生用の家電製品、サービス機器などである。
【0003】近年、これら電気機器により消費される電
力やエネルギーは、増加の一途をたどり、電力エネルギ
ーの需要も急増しつつある。前記各施設には全て受電部
に使用量を表示する電力量メータなどの計器が取付けら
れ、実績値を知ることができるが、消費される電力エネ
ルギーの急激な増加は、地球温暖化の一因であるとされ
環境保全の観点からも、省電力エネルギーは重要な課題
となっている。
【0004】省電力を図る手段として、例えば、照明機
器ではワイヤレスリモコンによる照明制御が実施され、
パーソナルコンピュータのような事務用機器では、一定
時間使用しなければディスプレイを暗くするなど、きめ
細かな機械制御による省エネルギー管理はすでに実施さ
れている。一方、自動取引装置、自動販売機のようなサ
ービス機器やゲーム機、遊技機などは昼夜稼動すること
が多く、特別な省エネルギー対策はとられていないのが
実態である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、サービ
ス機器などではきめ細かな省エネルギー策がとれず、電
力エネルギー管理上問題があり、また、前記サービス機
器の多くは機器保有者が工場やビル等の一部の場所を借
用し設置しているのが実態であり、場所の借地料と一定
の電力量料金を支払うだけであり、負荷情報の把握、す
なわち真の電力消費量の把握ができないという問題があ
る。
【0006】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、電気機器の電気量に関する情報の監視を行
なうと共に、所定の水準に応じた管理を実行することが
可能な電気量監視装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、電気機器の電源の取り入れを行
なうフラグと該電気機器に電力を供給するコンセントと
の間を接続する電路に変流器と変圧器とを設け、該変流
器と該変圧器の各々の信号を基に電気量を演算する演算
処理部と、該演算処理部の出力情報を表示する表示部と
を設ける。
【0008】また、電気機器の電源の取り入れを行なう
フラグと該電気機器に電力を供給するコンセントとの間
を接続する電路に変流器と変圧器とを設け、該変流器と
該変圧器の各々の信号を基に電気電を演算する演算処理
部と、該演算処理部の出力情報を外部装置に無線または
有線で伝送する伝送手段とを設ける。
【0009】また、電気機器の電源の取り入れを行なう
フラグと該電気機器に電力を供給するコンセントとの間
を接続する電路に変流器と変圧器とを設け、該変流器と
該変圧器の各々の信号を基に電気量を演算する演算処理
部と、該演算処理部の出力情報を表示する表示部と、前
記演算処理部の出力情報を外部装置に無線または有線で
伝送する伝送手段とを設ける。
【0010】また、電気機器の電源の取り入れを行なう
フラグと該電気機器に電力を供給するコンセントとの間
を接続する電路に変流器と変圧器とを設け、該変流器と
該変圧器の各々の信号を基に電気量を演算する演算処理
部と、該演算処理部の出力情報を表示する表示部と、キ
ー入力部を設け、該キー入力の切換えにより前記電気量
または前記電気量をもとに換算した換算量を表示する。
【0011】また、電気機器の電源の取り入れを行なう
フラグと該電気機器に電力を供給するコンセントとの間
を接続する電路に変流器と変圧器とを設け、該変流器と
該変圧器の各々の信号を基に電気量を演算する演算処理
部と、該演算処理部の出力情報を表示する表示部と、前
記演算処理部の出力情報を外部装置に電力線搬送により
伝送する伝送手段とを設ける。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】〈第1の実施の形態〉図1は本発明の第1
の実施の形態の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、1は負荷情報の監視制御回路、2は受電部、例え
ばプラグであり、3は本実施の形態の電気機器の動力を
消費する負荷部、4はヒューズである。5は変流器で、
受電部2からの電路21、22のうちの電路21が貫通
し、非接触で電路21の電流レベルを変換する。6は、
受電部2の電路から絶縁し電圧レベルを変換する変圧器
である。7は演算処理部、71は前記のように変換され
たレベルのアナログ電流信号を、A/D変換部73に適
応した値に増幅する増幅器であり、同様に72は、変換
されたレベルのアナログ電圧信号を増幅する増幅器であ
る。73は、増幅したアナログ電流信号とアナログ電圧
信号を、それぞれ、ディジタル信号に変換するためのA
/D変換部で、例えば±5Vの交流信号を取込み、10
24ビットのディジタル量に変換する。すなわち分解能
10ビットである。
【0014】74はCPU部で、前記電流のディジタル
量と電圧のディジタル量の積算をはじめ種々の四則演算
や、演算結果の記憶などを行なう。なお、CPU部74
には演算結果を記憶するための読み書き可能なRAM、
処理手順を記憶するROM及びタイマなどを備えてい
る。表示部8は前記演算結果を表示するためのもので、
セグメント表示器、このセグメント表示器を駆動するた
めのドライバー等で構成したものである。
【0015】9は電源部で、前記した演算処理部7、表
示部8へ電圧を供給するもので、入力源は前記した電路
である。なお、図1は変圧器6は、電路21に対して変
流器5と負荷部3の間に接続した実施の形態を示すが、
変流器5と受電部2の間であってもよい。理由は、負荷
部3のみの電力量を把握したい場合などは、電源部9で
消費するわずかな電力量の影響を除外することができる
ためである。
【0016】以上の構成において負荷部3から得られる
負荷情報は、電流、電圧、電力、電力量、力率、周波
数、電流・電圧の高調波成分などであるが、前記した演
算処理部7の性能により任意に構成することができる。
本実施の形態では少なくとも電力量を得るように構成し
たもので、以下図2により説明する。
【0017】図2(a)は前記した電路21、22の電
流i、電圧vの波形を示したものでいわゆる商用の交流
電源波形である。Pは電力の瞬時値の波形を示したもの
であるが、vとiの積であることは言うまでもない。△
Pは平均電力で、いわゆる電力である。また△tは商用
電源の周波数(50Hzあるいは60Hz)の1サイク
ル分の時間である。Φは電圧vと電流iの位相差で負荷
3の状態により決まる位相角度である。この場合の電力
△PはVI・cosΦによって定義されるのは衆知の通り
であり、Vは電圧vの実効値でIは電流iの実効値を示
す。
【0018】本実施の形態では図2(a)に示すアナロ
グ信号を前記変流器5、変圧器6から取込み、増幅器7
1、72を介してA/D変換部73でディジタル量に変
換する。図2(b)は変換タイミングの関係を示す。v
1、v2、…、v12及びi1、i2、…、i12は交流1サイ
クルを12等分したそれぞれの瞬時値を示す。電力は1
サイクルの瞬時値の平均であるから、図2(b)に示す
△Pの式でn=12として求めることができる。ここで
vn、inはn番目の瞬時値の意味であり、αは前記した
変流器5、増幅器71等の総合増幅率、βは分解能であ
る。なお、nの値は大きくとれば精度が向上するからn
=12に限定するものではない。
【0019】前記により得られた△Pに△tを積算し、
これを経過時間について累積すれば電力量Wh=ΣΔP
・Δtが求められる。
【0020】図3はその処理手順を示すフローチャート
である。処理は主として(a)メインフローと、(b)
タイマ割込フローに分かれる。まずメインフローについ
て説明すると、電源がONするとイニシャライズ処理を
行ない(S001)、カウンタn回すなわち、実施の形
態ではn=12として、この回数nをセットした後、タ
イマ割込を解除(S002)し、表示時間となるまでル
ープする(S003)。なお表示時間とは表示内容、す
なわち、計測演算の結果を更新・表示する間隔で、画面
に、ちらつきのないよう約1秒間隔で行なうが、0.5
秒であっても2秒であってもよい。
【0021】(S004)では前記表示時間となれば表
示部8に出力を行ない、再び(S003)に戻る。一方
(b)のタイマ割込フローでは所定時間、すなわち、前
記した商用電源の周波数の1サイクル分をn等分した間
隔で割込を行なう。前記実施の形態ではn=12とした
ので50Hzでは、1.667ms間隔であり、また6
0Hzでは1.389ms間隔となる。
【0022】このタイマ割込の処理では、まず(S00
5)でvnサンプリング、すなわち図2(b)のv1に相
当するアナログ電圧値を取込み、ディジタル量に変換さ
せる。次に(S006)でinサンプリング、すなわち
図2(b)のi1に相当するアナログ電流値を取込みデ
ィジタル量に変換させる。次に前記ディジタル量に変換
した両者の積をとり(S007)、(S008)で記憶
した値すなわち、この場合最初であるから0と加算す
る。そして再び記憶しておく。
【0023】次にカウンタを−1する(S009)。こ
の場合最初であるから判定はNOとなって終了し、
(a)メインフローの表示ループ(S003)に戻る。
前記した間隔で再びタイマ割込が入り、タイマ割込フロ
ーの(S005)〜(S010)の処理が繰り返し行な
われる。そしてカウンタが0になると(S011)のス
テップに移り、次回のためのカウント数をセットし、
(S012)でこれまで加算した結果を回数n(本実施
の形態の場合12)で除算を行ない、(S013)で増
幅率を、(S014)で分解能を、(S015)で△t
を乗算し1サイクル分の電力量結果を得る。
【0024】最後に(S016)で以前の値(この場合
最初は0)と加算し累積値として記憶させ終了、(a)
のメインフローの表示ループに戻る。メインフローでは
所定時間に達すると上記累積値を表示させる。以上の動
作を繰り返し行なうことにより、負荷の電力量を監視す
ることができる。
【0025】ところで、本実施の形態で電源部9を独立
して設けたが、負荷部3に適切な電源があればこれより
本監視制御回路に給電してもよい。また、A/D変換部
73はCPU部74に内蔵されたものでよい。本実施の
形態により負荷の電力量を知ることができ、電力量エネ
ルギー節減のための意識高揚に寄与することができる。
【0026】〈第2の実施の形態〉次に本発明の第2の
実施の形態について図4のブロック図により説明する。
【0027】101は第2の実施の形態の負荷情報監視
制御回路であって、第1の実施の形態と同じものは同一
の符号を付してあり詳細な説明は省略する。
【0028】11は伝送部で、第1の実施の形態で説明
した電力量の累積値を上位制御装置(例えば汎用コンピ
ュータ)に伝送するためのものである。12はアドレス
設定部で本実施の形態の電気機器個有の番号を割当てる
ものである。これは複数の監視制御回路101と前記上
位制御装置の間で通信を行なうとき選択的に通信できる
ようにするためのものである。
【0029】図3(c)は第2の実施の形態における受
信割込みフローを示す図である。図3(c)において、
電力量を計測・演算処理する動作は第1の実施の形態と
同じであるから省略し、通信の動作について説明する。
【0030】まず上位制御装置から通信線10(図4)
を介し要求コマンドを受信すると、受信割込みが発生
し、図3(a)のメインフローの表示ループから(S0
17)に処理が移る。
【0031】(S017)では要求コマンドのチェック
を行ない、あらかじめ定められた内容であることを確認
し、設定したアドレスと一致しているか確認(S01
8)、一致していれば前記した累積値を送信データとし
てセットする(S019)。
【0032】次に送信可能状態にあるか否かを判定し
(S020)、可能であれば送信する(S021)。
【0033】以上のように構成することにより監視対象
の電気機器の負荷情報、すなわち、電力量を把握するこ
とにより労力の節約が可能である。
【0034】なお、伝送部の方式としては、EIA(ア
メリカ電子工業会)規格でよく知られたRS−232
C、RS−485などの方式や、無線電波によるワイヤ
レス方式、商用電源の電路を使用した電力線搬送方式の
いずれであってもよい。
【0035】〈第3の実施の形態〉次に本発明の第3の
実施の形態について図5により説明する。なお、第1の
実施の形態と同じものは同一符号を付し説明を省略す
る。
【0036】図5において、13はキー入力部で、任意
の数値の置数と表示指令及び表示解除を行なうものであ
る。
【0037】この動作を図6のフローチャートにより説
明する。
【0038】(a)のメインフロー、(b)のタイマ割
込フローは図3(a)、(b)に示した第1の実施の形
態と同じであり省略する。
【0039】まずキーが押下されると(a)メインフロ
ーの表示ループから(d)のキー割込フローの(S02
2)に移り、(S023)で押下キーの判定を行なう。
数値キーと判定すると値を記憶(S024)、押下され
た値を表示(S026)、メインループにおける表示時
間の禁止を行なう(S027)。すなわち、電力量の表
示を中止し、キー入力値を表示する。
【0040】次に再びキーが押下されると同じ繰り返し
を行なうが、(S023)で数値キーでないと判断する
と演算処理部7に移り、表示指令のキーが押下された
か、表示解除のキーが押下されたかを判定する。
【0041】表示指令のキーが押下されたと判断した時
は(S028)に移り、上記(S024)で記憶した記
憶値と前記した累積値即ち電力量との乗算を行ない、
(S025)でその結果を表示させる。
【0042】また、演算処理部7で表示解除キーと判断
した場合は(S029)で表示時間の解除を行ない、電
力量表示を可能とする。
【0043】以上、本実施の形態によれば電力量料金を
把握することができ、電力エネルギーの節約と共に電力
コスト削減の目安となり、電力量エネルギー節減のため
の意識高揚に利用することができる。
【0044】なお、本実施の形態では数値キーを複数回
押下する方式としたが、ディップスイッチによる設定と
すればその都度押下する必要がなくなることは明白であ
る。
【0045】ところで電力量料金は、基本料金と使用し
た電力量に対する料金との合算値となっているが、基本
料金を入力できるようにしておけば、より正確な電力料
金を把握することができる。
【0046】要するに、第3の実施の形態は第1の実施
の形態の応用であって「演算処理部に接続したキー入力
部を設け、前記キー入力部からの入力値と前記電力量と
の積算値を前記表示部に表示し、負荷部の負荷状態を監
視することを特徴とする負荷情報の監視制御回路」であ
るということができる。
【0047】〈第4の実施の形態〉次に本発明の第4の
実施の形態を図7により説明する。
【0048】図7は自動販売機に適用した実施の形態を
示し、103は本実施の形態の負荷情報の監視制御回路
で、本発明の第2の実施の形態が基本となっており、3
0は自動販売機の負荷部である。301は照明部、30
2は操作・表示部で、商品の選択や投入金銭の金額表示
などを行なう。303は金銭選別部で、コインの識別や
紙幣の識別を行なう。304は商品搬出部で、商品の送
り出しを行なう。306は冷却部で、商品の冷却を行な
うが、温度センサ305により温度を検知し、制御部3
07により調節される。冷却部306は暖房と冷却の両
方の機能を有している。
【0049】また制御部307は前記構成各部を統括制
御する機能を有する。
【0050】このように構成した監視制御回路103は
伝送部11を介して上位制御装置、すなわち、制御部3
07に負荷情報を伝送する。
【0051】ここで点線で示した表示部8は、操作・表
示部302で代用することが可能である。また、第2の
実施の形態(図4)ではアドレス設定部12を設けた
が、本実施の形態では上位制御装置は制御部307であ
って、常時1対1の対応であるためアドレス設定部12
は不要である。
【0052】点線で示した308はモデム、309は回
線切替器であり、必要に応じて公衆回線を利用し、自動
販売機の負荷部30の負荷情報を集中監視することも可
能である。なお、演算処理部7には伝送部11を含み、
A/D変換部73はCPU部74に1チップマイコンと
して内臓されており、これにより監視制御回路103全
体をコンパクトに構成することができる。
【0053】〈第5の実施の形態〉次に本発明の第5の
実施の形態を図8により説明する。
【0054】図8は現金自動取引装置に応用した実施の
形態を示し、104は、第5の実施の形態の監視制御回
路である。40は現金自動取引装置の負荷部である。4
01は照明部、402は操作・表示部で、暗証番号、金
銭の引き出し額や、照会、確認、その他の指示操作を行
なうと共にこれらを表示する。403はカード識別部
で、カードの前記暗証番号の照合、また、通帳の磁気記
録の内容確認などを行なうものである。
【0055】404は紙幣の搬入搬出を行なう紙幣搬送
部、405は印刷部で、明細票を印刷し紙幣搬送部40
4から搬送を行なう。
【0056】406は制御部で、前記各部の統括制御を
行なう機能を有する。407はモデムで信号の変復調を
行ない、408は公衆回線と電話器の切替えを行なう機
能を有し、公衆回線を使用して中央のコンピュータと通
信し各種情報のやりとりを行なう。ここで、制御部40
6は負荷情報監視回路104に対し負荷情報を要求する
ことができ、さらに中央のコンピュータに情報を送るこ
ともできる。
【0057】ところで現金自動取引装置の操作・表示部
402は顧客用であるから、消費電力量などの表示は、
操作・表示部402を利用するよりも、係員が別の場
所、例えば現金自動取引装置の裏側などから見えるよう
方が好ましい。また、現金自動取引装置の負荷部40で
は照明部を除き、常時稼動させる必要はなく、人の接近
を検知したとき稼動状態になればよく、負荷部40の給
電路の開閉制御を負荷情報監視回路104で行なえば、
省電力化に有用であることは容易に理解できる。
【0058】〈第6の実施の形態〉次に本発明の第6の
実施の形態について図9、図10により説明する。
【0059】本実施の形態は、図9に示す通り、第1の
実施の形態の監視制御回路1の受電部2と連絡する電路
内に、負荷部3を分離可能とする接続手段を設け、筐体
内に負荷情報の監視制御装置として一体に構成した実施
の形態であるが、第1の実施の形態と同一部は同じ符号
を付して説明を省略する。
【0060】図9は本実施の形態のブロック図を示し、
201は監視制御回路、202はコンセント、31は負
荷部3を接続するためのプラグである。2は受電部であ
る。
【0061】図10は商用電源と第6の実施の形態にお
ける監視制御回路201と負荷部3との接続を示す斜視
図である。コンセント202は筐体203に収納されて
おり、コンセント2の対面側に設けた(図示しない)受
電部2は、商用電源の引込みであるコンセントボックス
50に、負荷部3のプラグ31と接続される。
【0062】この構成において、筐体203の受電部2
をコンセントボックス50のコンセント501へ挿入
し、プラグ31を筐体203のコンセント202に差込
むと負荷部3に至る電路が形成され、監視制御回路20
1の表示部8により負荷部3の電力量を表示することが
できる。これにより、監視制御回路201を収納した筐
体203は、監視の対象である電気機器とは別の任意の
場所に移設することができる。
【0063】前記のように、監視制御回路と負荷部を分
離するタイプとすることにより、監視制御装置を部品レ
ベルで取扱うことができて操作性が容易になり、一般ユ
ーザに対する広範囲な利用形態への適用が考えられる。
すなわち、従来技術で述べた生産設備の動力機械、照明
機器、事務容器器、空調機器、計測機器、サービス機
器、家電製品、その他あらゆる電気機器の電源取込部に
本実施の形態の監視制御装置を介在させることにより、
負荷情報の監視制御を実施することができる。
【0064】なお、本発明の第1〜第4の実施の形態に
おいて、表示器8への表示出力をスイッチ等を設けて必
要な時のみ表示させる構成とすれば、さらなる省電力と
なることは容易に理解できる。また、電流値、電圧値な
ども演算処理により表示することも容易である。
【0065】要するに、第6の実施の形態は、第1、若
しくは第2の実施の形態の監視制御回路と負荷部を分離
するタイプとしたものであるから、「監視制御回路の受
電部と連絡する電路に、負荷部を分離可能とする接続手
段を設け、筐体内に一体に構成したことを特徴とする電
気機器の負荷状態を監視する負荷情報の監視制御装置」
であるといえる。
【0066】〈第7の実施の形態〉図11は、赤外線を
用いて電送を行なう電気機器の監視制御装置のブロック
図である。本実施の形態の監視制御回路204の伝送部
205は、電送部205、変復調部206、発光部20
7、受光部208で構成されている。変復調部206は
CPU部74からの処理結果を直列信号に変換すると共
に、電流信号の強弱に変調し、発光部207において赤
外線を発光させ、またワイヤレス端末装置209(図1
2)から発光する赤外線の強弱信号を受光部208で受
光し、ディジタル信号に変換すると共に直列信号に復調
するものである。
【0067】なお、表示部8及びアドレス部12は必要
に応じて設定することができる。図12は、本実施の形
態を用いたシステム図であって、ワイヤレス端末装置2
09は赤外線などを発光したりするホトインタラプタ2
10を内蔵し、キー操作により負荷情報監回路204に
対して情報を要求したり、受信情報を表示したりするこ
とができる。さらにパソコンなどにRS−232C回線
を用いて伝達することができる。211は無線により、
中継器212を介してプリンタ213へ情報を伝達可能
なワイヤレス端末装置である。本実施の形態によれば、
第2の実施の形態で示した通信線20を用いずに情報の
伝達をすることができ、工事を行なうことなしに負荷情
報を監視することができる。
【0068】要するに、第7の実施の形態は、第6の実
施の形態における、監視制御回路と負荷部を分離するタ
イプとした監視制御装置の伝送部に、変複調部、赤外線
発光部、受光部を備えるものである。従って、「第7の
実施の形態における伝送部は、演算処理部による処理信
号を直列信号に変換すると共に電流信号を変調する変復
調部と、赤外線を発光する発光部と、ワイヤレス端末装
置からの信号を受光する受光部を含むことを特徴とする
負荷情報の監視制御装置」であるといえる。
【0069】〈第8の実施の形態〉図13は、本発明の
第8の実施の形態の電力線による情報伝送の構成を示す
ブロック図であって、215は、電力線搬送に適合した
周波数に変調したり復調したりする変復調部、216
は、前記周波数の信号を非接触で電路21に注入または
抽出する注入抽出トランスである。本実施の形態によれ
ば、前記のように電力線を用いることにより、情報伝達
のための専用線を設ける必要がなく経済的な情報伝達シ
ステムを構築することができる。
【0070】要するに、第8の実施の形態は、第6の実
施の形態における、監視制御回路と負荷部を分離するタ
イプとした監視制御装置の伝送部に、変復調部、非接触
で電路に信号を注入抽出するトランスを有するものであ
る。従って、「第8の実施の形態における伝送部は、外
部電力線による搬送に適した周波数に変復調する変復調
部と、前記電路に無接触で前記周波数の信号を注入する
手段を有することにより、前記外部電力線を介して前記
上位制御装置に伝送することを特徴とする負荷情報の監
視制御装置」であるといえる。
【0071】〈第9の実施の形態〉上記の情報伝達シス
テムの構成について第9の実施の形態によって説明す
る。上記各実施の形態においては、1組の電路の監視を
行なっているが、コンセント202、変流器5、増幅器
71を複数組設けることによって複数の負荷に対する監
視を実施することが可能である。また、図14は、監視
制御回路214を用いて情報伝達を行なう電力線系統シ
ステムを示す系統図であって、217はパーソナルコン
ピュータなど中央処理装置である。
【0072】電力の受配電は、図14に示すように布設
された電力線によって行なわれており、502は、電力
会社等からの受電口に設けた変成器(PCT)で、この
出力によりワットアワーメータ(WH)503や、デマ
ンドメータ(DM)504が動作表示する。505は電
路を遮断する断路器、506は電圧変換を行なう変圧
器、507は負荷の開閉を行なう遮断器である。このよ
うに、複数の監視制御回路214を負荷部の直前に配設
し、中央処理装置217との間で情報伝達を行なうシス
テムを構築したものである。
【0073】
【発明の効果】本発明の実施により、正味の負荷情報、
すなわち、真の電力消費量を把握し、きめ細かな管理を
実施することができ、電力量エネルギー節減のための意
識高揚に大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の電力量を導く実態計算図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】本発明の第4の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態における商用電源
と監視制御回路と負荷部との接続を示す外観斜視図であ
る。
【図11】本発明の第7の実施の形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図12】本発明の第7の実施の形態における商用電源
と監視制御回路と負荷部との接続を示す外観斜視図であ
る。
【図13】本発明の第8の実施の形態の電力線による情
報伝送の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の第9の実施の形態の情報伝達システ
ムの構成を示す系統図である。
【符号の説明】
1、102、103、104、201、204、214
…監視制御回路 2…受電部 3、30、40…負荷部 4…ヒューズ 5…変流器 6…変圧器 7…演算処理部 8…表示部 9…電源部 10…通信線 11、205…伝送部 12…アドレス設定部 13…キー入力
部 21、22…電路 71、72…増幅器 73…A/D変換器 74…CPU部 206、215…変復調部 207…発光部 208…受光部 209、211…ワイヤレ
ス端末装置 101…監視制御回路 10…通信線 210…フォトインタラプタ 212…中継器 213…プリンタ 216…注入抽出
トランス 301、401…照明部 302、402…操作・表
示部 307、407…制御部 303…金銭選択
部 304…商品搬出部 305…温度セン
サ 306…冷却部 308、407…モデム 309、408…回線切替器 403…カード識
別部 404…紙幣搬送部 405…印刷部 50…コンセントボックス 501…コンセン
ト 502…PCT 503…ワットアワーメータ 504
…デマンドメータ 505…断路器 506…変圧器 507…遮断器 S001〜S029…処理ステップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気機器の電源の取り入れを行なうフラグ
    と該電気機器に電力を供給するコンセントとの間を接続
    する電路に変流器と変圧器とを設け、 該変流器と該変圧器の各々の信号を基に電気量を演算す
    る演算処理部と、 該演算処理部の出力情報を表示する表示部とを具備した
    ことを特徴とする電気量監視装置。
  2. 【請求項2】電気機器の電源の取り入れを行なうフラグ
    と該電気機器に電力を供給するコンセントとの間を接続
    する電路に変流器と変圧器とを設け、 該変流器と該変圧器の各々の信号を基に電気電を演算す
    る演算処理部と、 該演算処理部の出力情報を外部装置に無線または有線で
    伝送する伝送手段とを具備したことを特徴とする電気量
    監視装置。
  3. 【請求項3】電気機器の電源の取り入れを行なうフラグ
    と該電気機器に電力を供給するコンセントとの間を接続
    する電路に変流器と変圧器とを設け、 該変流器と該変圧器の各々の信号を基に電気量を演算す
    る演算処理部と、 該演算処理部の出力情報を表示する表示部と、 前記演算処理部の出力情報を外部装置に無線または有線
    で伝送する伝送手段とを具備したことを特徴とする電気
    量監視装置。
  4. 【請求項4】電気機器の電源の取り入れを行なうフラグ
    と該電気機器に電力を供給するコンセントとの間を接続
    する電路に変流器と変圧器とを設け、 該変流器と該変圧器の各々の信号を基に電気量を演算す
    る演算処理部と、 該演算処理部の出力情報を表示する表示部と、 キー入力部を設け、該キー入力の切換えにより前記電気
    量または前記電気量をもとに換算した換算量を表示する
    ことを特徴とする電気量監視装置。
  5. 【請求項5】電気機器の電源の取り入れを行なうフラグ
    と該電気機器に電力を供給するコンセントとの間を接続
    する電路に変流器と変圧器とを設け、 該変流器と該変圧器の各々の信号を基に電気量を演算す
    る演算処理部と、 該演算処理部の出力情報を表示する表示部と、 前記演算処理部の出力情報を外部装置に電力線搬送によ
    り伝送する伝送手段とを具備したことを特徴とする電気
    量監視装置。
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