JP4752137B2 - 入力データの変換方法、入力データの変換プログラム、および入力データの変換システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多様な形式のメディアデータの処理が可能な入力データの動的変換方法、入力データの動的変換プログラム、および入力データの動的変換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータを利用したデータの通信形態、データの保存形態が多様化し、また、データの種類がマルチメディア化してくると、データの受信側、復号側においてデータ変換(デコード)の柔軟性が必要になってくる。例えば、入力データが、「.zip」の拡張子で表される圧縮データの場合には、データの受信側においては、「.zip」の形式の圧縮ファイルを展開するためのデータ変換モジュール(プログラム)が必要になる。また、例えば、特定の形式で暗号化されている入力データを復号化する時には、データの受信側においては、その特定形式に対応した復号化のためのデータ変換モジュールが必要になる。この場合、多くの閉じたシステムでは、入力データを固定のデータ変換形式に設計することが可能であるために、受信側においては、そのデータ変換形式に対応する特定のデータ変換モジュールだけを用意しておけばよい。しかし、インターネット等のオープン状態のシステムや、複数種類のデータ変換形式を扱うシステムでは、データ変換モジュールを固定しておくと、入力されてくる全てのデータに対応できなくなってしまう。
【0003】
そこで、従来は、次の(A)または(B)の方式が採用されていた。
【0004】
(A)図11に示すシステムでは、入力デバイスからの入力データを、入力モジュール50に入力し、さらにその出力をデータ変換モジュール51に入力し、さらにその出力を出力モジュール52に入力して、この出力モジュール52から出力デバイスに対してデータを出力する。
【0005】
各モジュールは、後から自由に組み込むことのできるプラグインモジュールである。入力モジュール50は、指定した入力デバイスから入力データを取り込み、データ変換モジュール51は、入力モジュール51からの入力データを所定のデータ変換形式に変換する。また、出力モジュール52は、データ変換されたデータを指定した出力デバイスに対して出力する。通常、各モジュールはパイプライン接続され、各モジュールでのデータ処理が並列的に行われるようにして、入力データのストリーミング処理が可能となっている。
【0006】
以上の構成において、入力データのファイルが多重化されていない場合、すなわち、一度だけのデータ変換(エンコード)によって、目的の出力データが得られるファイルの場合、たとえばデータが特定の形式で圧縮されているだけの入力データの場合は、データ変換モジュール51は、入力データを伸長するための1つのデータ変換モジュールからなる。また、入力データが2重にエンコードされた多重ファイルとなっている場合、たとえば、データが圧縮されてさらに暗号化されている場合には、データ変換モジュール51は暗号化データを復号化するためのデータ変換モジュールと、圧縮データを伸張するためのデータ変換モジュールとの2つからなる。このように、入力デバイスから入力されるデータの種類に応じて、すなわち、エンコードされた数と各エンコードの形態に対応するデータ変換モジュール51をプラグインモジュールとして任意に組み込むことにより、任意の入力データに対してデータ変換(デコード)を実現することが可能である。
【0007】
(B)図12は、「特開2000−236386号」に示されるシステムの構成図である。変換前のソースデータは、方式変換制御器60によって、そのソースデータ内に含まれている宛て先データフォーマットを読み取られ、そのフォーマットにデータ変換するために必要なストリーミング変換モジュール61〜63が選択され、且つそれらが最適に配列される。ソースデータであるストリーミングデータはこの配列された変換モジュールにより、パイプライン制御によってデータ変換(デコード)される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記(A)のシステムでは、データ処理を行うパイプラインの処理ステージ(プラグインモジュール)が一旦設定された段数に固定されるために、データ処理の柔軟性に欠ける問題がある。すなわち、図11のデータ変換モジュール51を一旦、決めてしまうと、その入力データ形式と出力データ形式が決まってしまうため、他の形式の入力データが入力したときには正しくデータ変換(デコード)することが出来ない。また上記(A)(B)のシステムとも、実行時でないと出力データ形式が判明しない入力データに対しては対応することができない問題がある。実行時でないと出力データ形式が判明しない入力データとは、データを複数の変換形式で多重にエンコードして多重ファイルとし、且つその変換形式が事前に分かっていない入力データをいう。このような入力データでは、そのデータのデータ変換を実際に実行しなければ、少なくとも最初にエンコードしたときのデータ変換形式を知ることができない。したがって、データ変換の実行前では、たとえば図11においては、どうような変換モジュール51を配置してよいか分からず、また図12では、どのようなストリーミング変換モジュールを選択していいかを判断することができない。
【0009】
本発明の目的は、データ変換実行時でないと出力データ形式が判明しないような入力データに動的に対応する入力データの変換方法、入力データの変換プログラム、および入力データの変換システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る入力データの変換方法は、エンコードされたデータをデコードするデータ処理装置で実行する入力データの変換方法において、データが複数の変換方式でn(nは2以上の整数)回エンコードされたファイルである入力データの出力データ形式を判定し、前記形式に基づいて、前記ファイルのデコードに必要なデータ変換モジュールを選択するステップと、n回エンコードされたファイルのデコードに必要なデータ変換モジュールが、前記ファイルのヘッダを参照して、(n−1)回エンコードされたファイルの出力データ形式を判定する第1ステップと、モジュールマネージャーが前記形式に基づいて、(n−1)回エンコードされたファイルのデコードに必要なデータ変換モジュールを選択する第2ステップと、前記第1及び第2ステップを順次n回繰り返すステップと、選択された全データ変換モジュールを、選択された順に結合する結合ステップと、前記データ変換モジュールが結合されてなるデータ変換モジュール群で入力データの変換処理を実行するステップとを実行することを特徴とする。
【0014】
本発明では、データボディの変換(デコード)処理は行わない。多重ファイルの極く一部のデータであるヘッダのみを参照して各ファイルの出力データ形式を判定し、該形式への変換に必要なデータ変換モジュールを選択する。このため、データ変換を実行するまでに、データ変換(デコート)に必要なすべてのデータ変換モジュールを選択することが出来る。そして、これらの選択されたデータ変換モジュールを選択された順に結合する。このようにして結合したデータ変換モジュール群に対し、入力データの変換処理を実行する。したがって、たとえば、拡張子「.zip」の圧縮ファイルを、さらに拡張子「.mrm」の暗号化ファイル(「.mrm」は特定の暗号化拡張子)として2重のファイルとした入力データをデータ変換処理する場合、本発明では、最初に出力データ形式が「.mrm」であることを判定して、そのデータ変換形式に対応するデータ変換モジュールを選択し、次に、出力データ形式が「.zip」であることを判定して、そのデータ変換形式に対応するデータ変換モジュールを選択し、この選択した順にそれらのデータ変換モジュールを結合する。同様に、たとえば、上記の拡張子「.mrm」のファイルを、さらに、暗号化して3重のファイルとした場合には、その暗号化のデータ変換形式に対応するデータ変換モジュールを最初の位置に結合する。
【0015】
このように、本発明では、データを複数の変換形式で多重にエンコードして多重ファイルとした入力データに対し、各ファイルのヘッダの出力データ形式を次々と読み込んでいって、その入力データを最終の出力データに変換するまでに必要なデータ変換モジュールを自動的に選択して結合することができる。これにより、入力データに対応して、動的にデータ変換モジュールを結合することができる。
【0016】
また、本発明では、上記選択可能な全てのデータ変換モジュール群をあらかじめ定義しておき、この中から必要なデータ変換モジュールを選択する。このようにしておけば、あらかじめ、多数のデータ変換モジュールをプラグインファイルとして用意しておき、その中から自動的にデータ変換に必要なデータ変換モジュールが選択されるようになる。
【0017】
また、本発明では、上記のようにして結合されたデータ変換モジュールの入力側に入力モジュールを結合し、出力側に出力モジュールを結合する。入力モジュールは、入力デバイスから入力データを入力する。また、入力データのURL(Uniform Resource Locator) や、通信の際のプロトコルのレスポンスヘッダを参照して(例えば、HTTPプロトコルにおけるレスポンドヘッダ中のコンテンツタイプヘッダを参照する)ファイルの出力データ形式を判定する。また、出力モジュールは、結合されているモジュール分の最後段にあるデータ変換モジュールに結合して、最終の変換後のデータを出力する。さらに、各モジュールを管理するモジュールマネージャーに対して、この出力マネージャーが終端であることを通知する。
【0018】
本発明によれば、入力モジュールを結合することによって、入力データを取り込むための入力デバイスを任意のデバイスから選択することができる。たとえば、ローカルファイル(コンピュータ内のファイルシステムに存在するファイル)をソースとして指定することもできるし、URLによって、インターネットからダウンロード可能なファイルをソースとして指定することもできる。また、出力モジュールを結合することによって、出力デバイス適合するデータを出力することが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る入力データの動的変換方法が実施されるデータ処理装置の構成図である。このデータ処理装置は、たとえば、パーソナルコンピュータ、携帯電話などの携帯型データ処理装置からなり、データ変換の対象となる入力データは、動画、静止画、音声、文字などの多様なメディアデータを含むことが可能である。データ処理装置本体1は、データ処理を行うCPU10、メインメモリ11、ビデオコントローラ12、ネットワークコントローラ13、オーディオコントローラ14、ローカルストレージ15、I/Oデバイス16を含んでいる。メインメモリ11には、本発明に係る入力データの動的変換プログラムが搭載される。ビデオコントローラ12には,ディスプレイモニタ2が接続され、入力データを処理した結果としての画像データを表示したり、ユーザとのインターフェイスをすることができる。ネットワークコントローラ13には、インターネットなどのネットワーク3が接続されている。オーディオコントローラ14には、スピーカー4が接続され、入力データを処理した結果としての音声データを出力することができる。I/Oデバイス16には、キーボード、マウスなどを含むユーザインターフェイス5が接続されている。
【0020】
上記メインメモリ11に記憶される入力データの動的変換プログラムは、HDD等のローカルストレージ15に保存しておくことが可能であり、ネットワーク3を介して、任意のリソースからも取得することが可能である。また、CD−ROMやフロッピィ(R)ディスクなどの任意の記憶媒体を介して取得することも可能である。このデータ処理装置では、ネットワーク3を介して取得可能な入力データファイル、または、ローカルストレージ15に記憶されているローカルファイルをソースとして、これを上記の動的変換プログラムによって動的にデータ変換処理する。そして、その処理の結果をディスプレイ2に映像、文字などとして出力し、または、スピーカー4に音声として出力する。後述のように、動的変換プログラムによるデータ変換モジュールの選択と結合は一瞬で行うことが出来、その後は、データ変換処理がストリーミング処理される。
【0021】
図2は、上記入力データの動的変換プログラムを構成するモジュール(単位プログラム)群を示している。
【0022】
このモジュール群は、アプリケーションモジュール20、単位処理モジュールマネージャー(以下、モジュールマネージャーという)21、一つ以上の単位処理モジュール(以下、モジュールという)22とで構成される。アプリケーションモジュール20は、ユーザとのインターフェイスを行うユーザインターフェイスモジュールを含み、また、特定の入力データファイルのデータ変換処理を行うことをモジュールマネージャー21に対して通知する。このアプリケーションモジュールは、たとえば、Windows(R) 98 などのOSにおいては、拡張子が「.exe」の実行モジュールとして表現される。
【0023】
モジュールマネージャー21は、モジュール22を管理する。具体的には、プラグインモジュールとしてあらかじめ用意されている複数のモジュール22の情報、すなわち、各モジュールが処理可能なデータ変換形式(入力データと出力データの各々のデータ形式)を収集してリスト上に各モジュールを定義し、アプリケーションモジュール20で指定された入力データファイルをデータ変換( デコード) するために必要なモジュール22を結合する。なお、この実施形態では、結合されたモジュール22は、図3に示すように順次結合されてパイプラインとして構築され、入力データファイルのパイプライン処理が可能となっている。図3に示す例では、モジュール22内の入力モジュール30がまず選択され、次いで、この後段に第1番目のデータ変換モジュール31が結合され、次いで、この後段に第2番目のデータ変換モジュール32が結合され、次いで、この後段に第3番目のデータ変換モジュール33が結合され、最後に出力モジュール34が結合される。このようにしてパイプラインが構築されると、次に、入力データが入力モジュール30に入力されて入力データのデータ変換(デコード)処理が行われる。このとき、パイプラインにより、実時間でストリーミング変換処理を行うことができる。
【0024】
なお、上記モジュールマネージャー21は、OSとしてWindows( R) 98などを採用した場合に、拡張子「.dll」のモジュールとして表現され、モジュール22は、プラグインフォルダーに拡張子「.dll」のモジュールとして格納される。
【0025】
図4は、入力データの構成例を示している。図に示すように、入力データファイルは、3 重の多重ファイルとなっている。ファイルF3は、元のデータであり、ファイルF2はF3のエンコードファイル、ファイルF1はF2のエンコードファイルである。各ファイルのヘッダ(A1、A2、A3)に、そのファイルをデコードしたときの出力データ形式が記憶されている。例えば、ファイルF1のヘッダA1には、ファイルF2の出力データ形式が記憶され、ファイルF2のヘッダA2には、ファイルF3の出力データ形式が記憶されている。同図に示す入力データをデータ変換(デコード)処理するには、図3に示すように、入力モジュール30、出力モジュール34と、その間に結合される3つのデータ変換モジュール31〜33が必要である。最初のデータ変換モジュール31は、入力モジュールにより通知された出力データ形式によるデータ変換処理を行い、2番目のデータ変換モジュール32は、ヘッダA1に記憶されている出力データ形式によるデータ変換処理を行い、3番目のデータ変換モジュール33は、ヘッダA2に記憶されている出力データ形式のデータ変換処理を行う。なお、ヘッダA3に記憶されている情報は、ファイルF3に固有なものであってデータボディの実質的な変換処理は行われない。そして、実際のデータ変換処理を行う前に、各ヘッダA1〜A3に記憶されている出力データ形式が読み取られて、図3に示すようなパイプラインが構築される。パイプラインが構築されると、入力データは入力モジュール30に読み込まれて、ストリーム処理が行われていく。
【0026】
上記のように、モジュール22の選択と結合は、入力モジュール30と出力モジュール34間に入力データをデータ変換(デコード)するのに必要な複数のデータ変換モジュールを選択して結合することである。これを図示すると図5のようになる。
【0027】
まず、ソースとなる入力データをネットワーク3またはローカルストレージ15のどちらから取得するかを設定して入力データが適正に入力させるようにする入力モジュール30を選択する。次に、この入力モジュール30によって入力データのURLやHTTPプロトコルにおけるレスポンスヘッダ中のコンテンツタイプヘッダを参照して出力データ形式を判定し、これをモジュールマネージャー21に通知する。モジュールマネージャー21は、この最外郭のファイルの出力データ形式を判定すると、その変換に必要な最初のデータ変換モジュール31をプラグインフォルダーの中に記憶されている複数のデータ変換モジュール群から選択する。且つ、その選択したデータ変換モジュールを入力モジュール30に結合する。次に、データ変換モジュール31は、入力データのファイルのヘッダA1に記憶されている出力データ形式を判定し、この出力データ形式をモジュールマネージャー21に通知する。モジュールマネージャー21は、この出力データ形式を判定して、そのデータ変換に必要なデータ変換モジュール32をプラグインフォルダーの中に記憶されているデータ変換モジュール群から選択し、且つ、データ変換モジュール31の末尾に結合する。さらに同様にして、データ変換モジュール32の末尾にデータ変換モジュール33を結合し、最後に、出力デバイスに対してデータを出力するための出力モジュール34をデータ変換モジュール33に結合する。そして、このようにして結合したパイプラインに対し、モジュールマネージャー21は、入力データの入力を開始し、データ変換(デコード)を実行する。
【0028】
次に、具体的な例について、図6〜図8を参照して説明する。
【0029】
図6は、入力データの形式例である。この例では、入力データが3 重ファイルとなっている。元のデータのエンコード順は、拡張子「.zip」による圧縮と、「.mrm」による暗号化の順である。元のデータはMIDIデータである。したがって、この多重ファイルは、MIDIファイルF3と、圧縮ファイルF2と暗号化ファイルF1を多重化したものである。
【0030】
暗号化ファイルF1のヘッダA1には、出力データ形式として拡張子「.zip」が指定されている。また、圧縮ファイルF2のヘッダA2には、出力データ形式として拡張子「.mid」が指定されている。また、MIDIファイルF3のヘッダA3には、MIDIフォーマットに関する情報が指定されている。なお、MIDIファイルF3はMIDIデータであるために、他のフォーマットにデータ変換する必要は本来ないが、本実施形態では、MIDIファイルをより扱い易い内部独自フォーマットに変換し、最終段である出力モジュールに渡すようにしている関係上、その内部独自フォーマットの出力データ形式をモジュールマネージャーに対して通知している。
【0031】
図7は、各モジュールからモジュールマネージャーに対して出力データ形式を通知したり、モジュールマネージャーから各モジュールに対して動作指定を行う時に使う通知データ形式を示している。図7に示すように、この通知データ形式は、領域1〜領域5を備えており、領域1から順に、「タグ」、「URL」、「MIME」、「EXT」、「付加情報」を記憶する。「タグ」は、モジュールマネージャーから各モジュールに対する動作の種類を指定する。「URL」は、モジュールマネージャーから入力モジュールに対してURLを指定する。「MIME」は、MIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)タイプを指定する。「EXT」は拡張子を指定する。「付加情報」は、必要に応じて付ける付加情報を指定する。このうち、「MIME」と「EXT」でモジュールからモジュールマネージャーに対する出力データ形式の通知を行う。なお、出力データ形式は、拡張子「EXT」かMIMEタイプ「MIME」によって行うことができる。通常、拡張子が指定されている時には、MIMEタイプは不要であるが、拡張子は、誤操作によって、または意図的に変更される可能性があるために、MIMEタイプの方が信頼性が高いとされる。モジュールマネージャーからは、「タグ」または「URL」が各モジュールに対して通知される。入力モジュールに対しては、「URL」が通知される。この「URL」は、たとえば、「file://c:/test.mrm」であったり、または、「http://...... 」であったりする。前者は、ローカルストレージ15(図1参照)のファイル格納場所を指定し、後者はネットワーク3に接続されるファイル格納場所を示す。一般に、これらの「file」や「http」あるいは「ftp 」はプロトコルと称され、このプロトコルに「パス」と「ファイル名」が結合されることによって取得ファイルを指定することができる。
【0032】
図8は、図6に示す入力データに対し、パイプラインを構築するステップを説明する図である。
【0033】
T1:モジュールマネージャー21が、アプリケーションモジュール20(図2参照)からファイル(入力データ)オープン要求を受信する。
【0034】
T2:プロトコルが適合する入力モジュール30を生成する。ここでは、プロトコルを「file」とする。したがって、入力データ( ファイル) は、ローカルストレージ15(図1参照)からロードされる。
【0035】
T3:モジュールマネージャー21は、通知データD1により、ファイル「test.mrm」を指定して、入力モジュール30をオープンする。
【0036】
T4:入力モジュール30は、指定されたファイルの拡張子を参照して出力データ形式を判定する。指定されたファイルがコンテンツファイルそのものではなく、HTTPプロトコルでコンテンツファイルを送信するためのサーバサイドスクリプトである場合もあるので、拡張子で出力データを特定できない場合にはHTTPプロトコルにおけるレスポンスヘッダ中のコンテンツタイプヘッダを参照し、出力データ形式を判定する。この場合は、「test.mrm」の拡張子「.mrm」により、出力データ形式が拡張子「.mrm」で表現される暗号化データであることがわかるので、これをモジュールマネージャー21に通知する。この通知は、通知データD2の領域4において行う。
【0037】
T5:拡張子「.mrm」の暗号化データをデコード(変換)するためのデータ変換モジュール31を生成する。
【0038】
T6:モジュールマネージャー21は、生成したデータ変換モジュール31をパイプラインの末尾に結合する(ここでは、入力マネージャー30に結合する)。
【0039】
T7:モジュールマネージャー21は、データ変換モジュール31をオープンする。この動作は、通知データD2の領域1によって指定する。
【0040】
T8:データ変換モジュール31がオープンされることによって、パイプラインを介してこのデータ変換モジュール31にデータの一部が入力される。この時、データ変換モジュール31は、暗号化ファイルF1のヘッダA1を参照して、次にデコード(変換)すべき圧縮ファイルF2の出力データ形式を判定してモジュールマネージャー21に通知する。この通知は、通知データD3の領域4によって行う。
【0041】
T9:モジュールマネージャー21は、上記T8で通知された出力データ形式に対応するデータ変換モジュール32を生成する。この時の出力データ形式は拡張子「.zip」で表現されるものであるから、このデータ変換モジュール32は、拡張子「.zip」の圧縮データをデコード(変換)するものである。
【0042】
T10:モジュールマネージャー21は、データ変換モジュール32をパイプラインの末尾に結合する。ここでは、データ変換モジュール32はその前段のデータ変換モジュール31に結合される。
【0043】
T11:データ変換モジュール32をオープンする。このオープン動作は、通知データD3の領域1で指定される。
【0044】
T12:データ変換モジュール32がオープンされることによって、パイプラインを介してこのデータ変換モジュール32にデータの一部が入力される。この時、データ変換モジュール32は、多重化されている入力データの圧縮ファイルF2のヘッダA2を参照する。ヘッダA2にはデータ変換モジュール32でデコード(変換)した時の出力データ形式が記憶されている。この出力データ形式は、この例では、拡張子「.mid」で表されるMIDIデータを表す。そして、このデータ変換モジュール32は、その出力データ形式を通知データD4の領域4によってモジュールマネージャー21に通知する。
【0045】
T13:モジュールマネージャー21は、上記T12での通知を受けると、拡張子「.mid」で表されるMIDIデータをデコード(変換)するためのデータ変換モジュール33を生成する。
【0046】
T14:モジュールマネージャー21は、上記T13で生成したデータ変換モジュール33をパイプラインの末尾に結合する。この例では、データ変換モジュール33をデータ変換モジュール32に結合する。
【0047】
T15:モジュールマネージャー21は、データ変換モジュール33をオープンする。
【0048】
T16:データ変換モジュール33がオープンすることによって、入力データの一部がパイプラインを通過してデータ変換モジュール33に入力される。この時、データ変換モジュール33は、受け取ったMIDIファイルをより扱い易い内部独自フォーマットに変換する。ここでは、その出力データ形式は「application/x-midi2 」で表されている。データ変換モジュール33は、このようにして判定した出力データ形式をモジュールマネージャー21に通知する。なお、「application/x-midi2 」の出力データ形式は、拡張子ではなくMIMEタイプによって指定される。したがって、通知データD5の領域3を使用してモジュールマネージャー21に通知される。
【0049】
T17:モジュールマネージャー21は、上記T16の通知を受けると、出力モジュール34を生成する。
【0050】
T18:モジュールマネージャー21は、出力モジュール34をパイプラインの末尾に結合する。ここでは、出力モジュール34をデータ変換モジュール33に結合する。
【0051】
T19:モジュールマネージャー21は、出力モジュール34をオープンする。このオープン動作は、通知データD5の領域1によって行う。
【0052】
T20:出力モジュール34がオープンされることによって、入力データの一部はパイプラインを通過し、出力モジュール34において自らがパイプラインの終端位置にあることを判定する。そこで、出力モジュール34は、モジュールマネージャー21に対して通知データD6の領域1により、自らが終端であることを通知する。
【0053】
以上のT1〜T20の処理において、各モジュールが読み込むデータは、多重化された入力データのヘッダのデータだけである。このため、パイプラインの構築に必要な処理時間は、一瞬である。また、この例では、図6に示すように3重に多重化された入力データに対するパイプライン構築を示したが、4重に多重化された入力データであれば、入力モジュール30と出力モジュール34間に、データ変換モジュールがもう1つ追加されることになる。このように、本実施形態では、多重化された入力データのエンコードと逆順に各ファイルのヘッダのみを参照して各ファイルの出力データ形式を判定し、該形式への変換(デコード)に必要なデータ変換モジュールを選択してパイプラインを結合していくために、入力データの多重化数やエンコード方式を知らなくても、正しくデコード(変換)するためのパイプラインを動的に構築することができる。なお、パイプラインを構築した後は、入力モジュール30に入力データが入力され、パイプラインによってストリーミング処理されていく。
【0054】
図9は、パイプラインによって入力データのデコード(変換)処理が行われていく時の状態を示している。入力モジュール30に入力された入力データは、データ変換モジュール31で復号化され、次のデータ変換モジュール32で伸長され、次のデータ変換モジュール33で、特定のMIDIデータに変換され、最後の出力モジュール34で、出力デバイスに出力される。
【0055】
なお、図2において、各モジュール22は、プラグインモジュールとして特定のプラグインフォルダーに収納されている。モジュールマネージャー21は、パイプラインを構築する前に、このプラグインフォルダー内の各モジュールの情報を収集し、リストを作成して各モジュールを定義しておく。モジュールの定義とは、そのモジュールがどのような処理を行うことができるかなどの機能を判定してリスト上に記憶しておくことである。モジュールマネージャー21は、事前にこのようにして定義したデータ変換モジュール群の中から適切なものを選択し、パイプライン構築のために生成する。ここで言う生成とは、オブジェクト指向言語において、クラスの実体(インスタンス)を生成するという意味合いである。たとえば、入力モジュール30を生成するとは、メモリ上に入力モジュール30の実体が生成されることをいう。
【0056】
図10は、本実施形態によって、パイプラインを構築するための手順を示すフローチャートである。
【0057】
ステップST1において、モジュールマネージャー21は、プラグインフォルダーに置かれている全てのモジュールの情報を収集する。ST2では、モジュールマネージャー21が、アプリケーションモジュール20からファイル(入力データ)のオープン要求を受信する。モジュールマネージャー21は、要求されたプロトコルに適合する入力モジュール30をオープンしパイプラインの先頭に追加する(ST3)。さらに、モジュールマネージャー21は、ST4において入力モジュール30をオープンする。
【0058】
オープンした入力モジュール30は、最外郭のファイルの出力データ形式をURLやHTTPプロトコルにおけるレスポンスヘッダ中のコンテンツタプヘッダから判定してモジュールマネージャー21に通知する。モジュールマネージャー21は、この通知を受けて出力データ形式を得るとともに(ST5)、パイプラインの終端でないことを判定して(ST6)、出力データ形式に適合するモジュール(データ変換モジュールか出力モジュール)を生成し、パイプラインの末尾に追加する(ST7)。また、そのモジュールをオープンして(ST8)、ST5に戻る。モジュールマネージャー21は、パイプラインの終端であることを知ると、それ以後のパイプライン構築動作を停止し、以下、続いてデータボディのデコード(変換)処理が行われる。
【0059】
以上の処理において、ST1〜ST8のパイプライン構築動作は、ヘッダのデータのみで処理される。したがって、入力データ全体を全て受け取っていなくても、入力データを正しく変換(デコード)するのに必要で十分なパイプラインの構築が出来る。そして、パイプラインによるデータボディの変換処理はストリーミングにより可能である。
【0060】
本実施形態では、多重にエンコードした多重ファイルの入力データに有効であるが、多重でない1回のみエンコードした入力データであっても対応することが可能である。この場合は、入力モジュールと出力モジュール間に1つのデータ変換モジュールが結合されることになる。また、各モジュールをパイプライン接続することによって、入力データのストリーミング処理を可能としたが、各モジュールを単にカスケード(従属)接続して、各段階で1ファイル毎に、順にデコード(変換)処理を行うようにしてもよい。
【0061】
また、本発明は、複数のデータ変換モジュールの前後に入力モジュールと出力モジュールを結合してパイプラインを構築したが、入力モジュールと出力モジューは必ずしもなくてもよく、これらの機能をデータ変換モジュールに持たせることも可能である。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、データ変換(デコード)を実行する時でないと最終出力データ形式が判明しないような入力データ、すなわち、データのエンコード処理が多重化された多重ファイルを扱うことができる。また、データ変換モジュールの段数は固定されずに動的に作成されるために、多様なデータフォーマットに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるデータ処理装置の構成図
【図2】本発明の実施形態である入力データの動的変換プログラムのモジュール群を示す図
【図3】パイプラインが構築される様子を示す図
【図4】データを複数の変換方式で多重にエンコードして作成した多重ファイルの概念構成図
【図5】パイプラインの構築手順を示す図
【図6】入力データの形式例を示す図
【図7】通知データの形式を示す図
【図8】パイプラインの構築動作を具体的に説明する図
【図9】構築されたパイプラインによって入力データがデコード(変換)処理される状態を示す図
【図10】パイプライン構築の手順を示すフローチャート
【図11】従来の入力データ変換システムの概略構成図
【図12】従来の他の入力データ変換システムの概略構成図
Claims (7)
- エンコードされたデータをデコードするデータ処理装置で実行する入力データの変換方法において、
データが複数の変換方式でn(nは2以上の整数)回エンコードされたファイルである入力データの出力データ形式を判定し、前記形式に基づいて、前記ファイルのデコードに必要なデータ変換モジュールを選択するステップと、
n回エンコードされたファイルのデコードに必要なデータ変換モジュールが、前記ファイルのヘッダを参照して、(n−1)回エンコードされたファイルの出力データ形式を判定する第1ステップと、
モジュールマネージャーが前記形式に基づいて、(n−1)回エンコードされたファイルのデコードに必要なデータ変換モジュールを選択する第2ステップと、
前記第1及び第2ステップを順次n回繰り返すステップと、
選択された全データ変換モジュールを、選択された順に結合する結合ステップと、
前記データ変換モジュールが結合されてなるデータ変換モジュール群で入力データの変換処理を実行するステップと
を実行することを特徴とする入力データの変換方法。 - 選択可能な全てのデータ変換モジュールを予め定義し、
前記データ変換モジュールは、
定義してあるデータ変換モジュールの中から選択される
請求項1に記載の入力データの変換方法。 - 前記結合ステップは、
入力データを入力デバイスから入力する入力モジュールに、前記データ変換モジュール群を結合し、前記データ変換モジュール群に、出力データを出力デバイスに出力する出力モジュールを結合する
請求項1または2に記載の入力データの変換方法。 - エンコードされたデータをデコードするCPUに実行させる入力データの変換プログラムにおいて、
データが複数の変換方式でn(nは2以上の整数)回エンコードされたファイルである入力データの出力データ形式を判定し、前記形式に基づいて、前記ファイルのデコードに必要なデータ変換モジュールを選択するステップと、
n回エンコードされたファイルのデコードに必要なデータ変換モジュールが、前記ファイルのヘッダを参照して、(n−1)回エンコードされたファイルの出力データ形式を判定する第1ステップと、
モジュールマネージャーが前記形式に基づいて、(n−1)回エンコードされたファイルのデコードに必要なデータ変換モジュールを選択する第2ステップと、
前記第1及び第2ステップを順次n回繰り返すステップと、
選択された全データ変換モジュールを、選択された順に結合する結合ステップと、
前記データ変換モジュールが結合されてなるデータ変換モジュール群で入力データの変換処理を実行するステップと
をCPUに実行させることを特徴とする入力データの変換プログラム。 - 選択可能な全てのデータ変換モジュールを予め定義し、
CPUに、
定義してあるデータ変換モジュールの中から前記データ変換モジュールを選択させる
請求項4に記載の入力データの変換プログラム。 - 前記結合ステップは、
入力データを入力デバイスから入力する入力モジュールに、前記データ変換モジュール群を結合し、前記データ変換モジュール群に、出力データを出力デバイスに出力する出力モジュールを結合する
請求項4または5に記載の入力データの変換プログラム。 - データが複数の変換方式でn(nは2以上の整数)回エンコードされたファイルである入力データを入力デバイスから入力する処理を行う入力モジュールと、
入力されたデータをデコードするn個のデータ変換モジュールと、
n個の前記データ変換モジュールでn回デコードされたデータを出力デバイスに出力する出力モジュールと、
前記入力モジュール、前記データ変換モジュール、前記出力モジュールの順に各モジュールを結合し、結合したモジュール群の先頭の入力モジュールに入力データを入力してデータ変換処理を行わせるモジュールマネージャーと
を備え、
前記データ変換モジュールは、
n回エンコードされたファイルのヘッダのみを参照して、(n−1)回エンコードされたファイルの出力データ形式を判定して前記モジュールマネージャーに通知し、
前記モジュールマネージャーは、
通知された出力データ形式に対応したデータ変換モジュールを選択して、直前に選択したデータ変換モジュールに結合する処理を行う
ことを特徴とする入力データの変換システム。
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