JP4751288B2 - 移動体用検知軸方向判定装置 - Google Patents

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本発明は、移動体に取り付けられて所定の検知エリアに向けて電磁波を送信するとともに、該電磁波が物体に反射された反射波を受信する送受信手段と、物体に反射された反射波に基づいて物体までの距離および物体の方向を検知する物体検知手段と、移動体に対して所定の位置に設置されて前記電磁波を反射する基準反射体と、基準反射体からの反射波に基づいて送受信手段の検知軸の方向を判定する軸方向判定手段とを備えた移動体用検知軸方向判定装置に関する。
下記特許文献1には、レーダー装置の検知軸を予め設定した方向に一致させる作業(エイミング)を行うための装置が開示されている。この装置は、車両を基準反射体に対して所定の位置関係となるように停止させ、車両に設けたレーダー装置から送信された電磁波が基準反射体に反射された反射波を受信し、検知された基準反射体の方向からレーダー装置の検知軸の方向を判定し、この方向が予め設定した方向に一致するようにレーダー装置の検知軸の方向を調整するようになっている。
特許第3114849号公報
ところで、上記従来のものは、エイミングスペースに基準反射体以外の反射物が存在すると、その反射物からの反射波の影響で基準反射体の方向を精度良く判定することができないため、平坦で広いエイミングスペースを必要とする問題があった。
即ち、基準反射体の近傍に他の反射物が存在すると、相互に接近している基準反射体および反射物が一体に融合してしまうため、基準反射体の方向を実際よりも反射物寄りの方向と誤認してしまい、その方向にレーダー装置の検知軸の方向を一致させるようにエイミングが行われると、車両の中心線の方向とレーダー装置の検知軸の方向とが不一致になって正しいエイミングが行われなくなる可能性がある。
また基準反射体から離れた位置に他の反射物が存在する場合には、基準反射体および反射物の両方が別個の物体として検知されるため、どちらが本当の基準反射体であるかが識別できなくなってエイミングが不能になる可能性がある。
ここで、図13に基づいて従来のエイミングの方法を説明する
図13(A)に示すように、車両Vの中心線Lv上であってレーダー装置11から前方に5m離れた位置に基準反射体16を設置する。このとき、車両Vの中心線Lvから左右方向に各4°の範囲であって、基準反射体16から前後方向に各2mの範囲(レーダー装置11から3m〜7mの範囲)に、基準反射体16以外のターゲットが存在するとエイミングに影響が発生する。
図13(B)に示すように、エイミング完了前のレーダー装置11の検知軸Lrの方向は、車両Vの中心線Lvに対して−4°(負号は右側を示す)〜+4°(正号は右側を示す)の範囲でずれている可能性がある。
図13(C)に示すように、エイミング完了前のレーダー装置11の検知軸Lrの方向が右側に最大限にずれている場合(−4°)、エイミングのための左右の検知範囲を各8°とすると、車両Vの中心線Lvを基準にして右側に12°の方向から左側に4°の方向までの計16°の範囲をエイミングエリアとする必要がある。つまり、エイミング完了前の検知軸Lrは右側あるいは左側に最大で4°ずれている可能性があり、その状態で基準反射体16を確実に検知するためには、左右各4°の余裕を確保する必要がある。そのために、レーダー装置11の検知軸Lrの両側の各8°の範囲をエイミングエリアとする。
図13(D)に示すように、エイミング完了前のレーダー装置11の検知軸Lrの方向が左側に最大限にずれている場合(+4°)も考慮すると、結局車両Vの中心線Lvを基準にして右側に12°の方向から左側に12°の方向までの計24°の範囲をエイミングエリアとする必要がある。
このように、従来の手法では、エイミングのために合計24°の範囲をエイミングエリアとする必要があり、この範囲に基準反射体16以外のターゲットが存在すると、ターゲットの融合やターゲットの複数検知により正確なエイミングができないという問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、移動体に搭載された物体検知用の送受信手段の検知軸の方向を狭いスペースで精度良く判定することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、移動体に取り付けられて所定の検知エリアに向けて電磁波を送信するとともに、該電磁波が物体に反射された反射波を受信する送受信手段と、物体に反射された反射波に基づいて物体までの距離および物体の方向を検知する物体検知手段と、移動体に対して所定の位置に設置されて前記電磁波を反射する基準反射体と、基準反射体からの反射波に基づいて送受信手段の検知軸の方向を判定する軸方向判定手段とを備えた移動体用検知軸方向判定装置において、物体検知手段の出力に基づいて基準反射体候補を抽出する基準反射体候補抽出手段と、抽出された基準反射体候補を基準として検知エリアに含まれるエイミングエリアを設定するエイミングエリア設定手段とを備え、軸方向判定手段は、エイミングエリアからの反射波に基づいて送受信手段の検知軸の方向を判定するとともに、エイミングエリア内に基準反射体候補以外の物体が検知された場合には、基準反射体候補からの反射波レベルと物体からの反射波レベルとを比較し、基準反射体候補からの反射波レベルが物体からの反射波レベルよりも小さい場合には、基準反射体候補からの反射波に基づく送受信手段の軸調整を行わないことを特徴とする移動体用検知軸方向判定装置が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、移動体に取り付けられて所定の検知エリアに向けて電磁波を送信するとともに、該電磁波が物体に反射された反射波を受信する送受信手段と、物体に反射された反射波に基づいて物体までの距離および物体の方向を検知する物体検知手段と、移動体に対して所定の位置に設置されて前記電磁波を反射する基準反射体と、基準反射体からの反射波に基づいて送受信手段の検知軸の方向を判定する軸方向判定手段とを備えた移動体用検知軸方向判定装置において、物体検知手段の出力に基づいて基準反射体候補を抽出する基準反射体候補抽出手段と、抽出された基準反射体候補を基準として検知エリアに含まれるエイミングエリアを設定するエイミングエリア設定手段と、単位角度毎の反射波レベルの分布を求める反射波レベル分布算出手段と、反射波レベルの分布から反射波レベルが最大となる検知方向を求める最大値方向検知手段と、反射波レベルが最大となる検知方向を含む所定の検知方向範囲内における複数の反射波レベルの分布から該分布の頂点となる検知方向を算出する頂点方向算出手段とを備え、基準反射体候補抽出手段は、物体検知手段により検知された物体のうち、前記所定の検知方向範囲を変更した場合に頂点となる検知方向の変化量が所定値未満となる物体を基準反射体候補とすることを特徴とする移動体用検知軸方向判定装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、エイミングエリア設定手段は、抽出された基準反射体候補を中心としてエイミングエリアを設定することを特徴とする移動体用検知軸方向判定装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、基準反射体候補抽出手段は、物体検知手段により検知された物体のうち、距離および反射波レベルが予め設定された判定閾値内にある物体を基準反射体候補とすることを特徴とする移動体用検知軸方向判定装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項1〜請求項の何れか1項の構成に加えて、軸方向判定手段は、エイミングエリア内に基準反射体候補以外の物体が検知されない場合には、基準反射体候補からの反射波に基づいて送受信手段の検知軸の方向を判定することを特徴とする移動体用検知軸方向判定装置が提案される
また請求項6に記載された発明によれば、請求項の構成に加えて、軸方向判定手段は、エイミングエリア内に基準反射体候補以外の物体が検知された場合には、基準反射体候補からの反射波レベルと物体からの反射波レベルとを比較し、基準反射体候補からの反射波レベルが物体からの反射波レベルよりも大きい場合であっても基準反射体候補と物体との距離が閾値以下の場合には、基準反射体候補からの反射波に基づく送受信手段の軸調整を行わないことを特徴とする移動体用検知軸方向判定装置が提案される。
また請求項7に記載された発明によれば、請求項6の構成に加えて、前記閾値は基準反射体候補からの反射波レベルと物体からの反射波レベルとの差に基づいて設定されることを特徴とする移動体用検知軸方向判定装置が提案される
また請求項に記載された発明によれば、請求項の構成に加えて、前記所定値は前記単位角度の2分の1以下であることを特徴とする移動体用検知軸方向判定装置が提案される。
また請求項に記載された発明によれば、請求項の構成に加えて、単位角度毎の反射波レベルの分布を求める反射波レベル分布算出手段と、反射波レベルの分布から反射波レベルが最大となる検知方向を求める最大値方向検知手段とを備え、基準反射体候補抽出手段は、物体検知手段により検知された物体のうち、最大値方向検知手段により検知された検知方向を中心とする反射波レベルの分布がほぼ左右対称形状となる物体を基準反射体候補とすることを特徴とする移動体用検知軸方向判定装置が提案される。
尚、実施の形態のレーダー装置11は本発明の送受信手段に対応し、実施の形態の車両Vは本発明の移動体に対応する。
請求項1または請求項2の構成によれば、移動体に取り付けられた送受信手段から検知エリアに送信された電磁波を基準反射体により反射させ、その反射波に基づいて軸方向判定手段が送受信手段の検知軸の方向を判定する際に、基準反射体候補抽出手段が物体検知手段の出力に基づいて基準反射体候補を抽出し、抽出された基準反射体候補を基準としてエイミングエリア設定手段が検知エリアに含まれるエイミングエリアを設定し、軸方向判定手段がエイミングエリアからの反射波に基づいて送受信手段の検知軸の方向を判定するので、広い検知エリア全体からエイミングの妨げになる物体を取り除かなくても、検知エリアよりも狭いエイミングエリアからエイミングの妨げになる物体を取り除くだけでエイミングを支障なく行えるようになり、狭いスペースでエイミングを行うことが可能になる。
特に請求項1の構成によれば、エイミングエリア内に基準反射体候補以外の物体が検知され、基準反射体候補からの反射波レベルが物体からの反射波レベルよりも小さい場合には物体を基準反射体候補と誤認する虞があるが、この場合に基準反射体候補からの反射波に基づく送受信手段の軸調整を行わないことで、不適切な軸調整が行われるのを防止することができる。
特に請求項2の構成によれば、単位角度毎の反射波レベルの分布から反射波レベルが最大となる検知方向を求め、反射波レベルが最大となる検知方向を含む所定の検知方向範囲内における複数の反射波レベルの分布から該分布の頂点となる検知方向を算出し、所定の検知方向範囲を変更した場合に頂点となる検知方向の変化量が所定値未満となる物体を基準反射体候補とするので、エイミングの妨げになる物体が存在しても基準反射体候補を精度良く抽出することができる。
また請求項の構成によれば、基準反射体候補を中心としてエイミングエリアを設定するので、エイミングエリアの面積を最小限に抑えることができる。
また請求項の構成によれば、物体検知手段により検知された物体のうち、距離および反射波レベルが予め設定された判定閾値内にある物体を基準反射体候補とするので、基準反射体候補を的確に抽出することができる。
また請求項の構成によれば、エイミングエリア内に基準反射体候補以外の物体が検知されない場合には、その基準反射体候補が基準反射体であると確認されるので、その基準反射体候補からの反射波に基づいて送受信手段の検知軸の方向を判定することで正確な判定が可能になる。
また請求項6の構成によれば、エイミングエリア内に基準反射体候補以外の物体が検知されても、基準反射体候補からの反射波レベルが物体からの反射波レベルよりも大きい場合には物体を基準反射体候補と誤認する虞は少ないが、基準反射体候補と物体との距離が閾値以下の場合には前記誤認の虞があるので、この場合に基準反射体候補からの反射波に基づく送受信手段の軸調整を行わないことで、不適切な軸調整が行われるのを防止することができる。
また請求項7の構成によれば、基準反射体候補と物体との距離の閾値を、基準反射体候補からの反射波レベルと物体からの反射波レベルとの差に基づいて設定するので、前記物体がエイミングの障害になるものか否かを的確に判別することができる。
また請求項の構成によれば、前記所定値は前記単位角度の2分の1以下とするので、基準反射体候補の抽出精度を確保することができる。
また請求項の構成によれば、単位角度毎の反射波レベルの分布と、反射波レベルが最大となる検知方向とを求め、反射波レベルが最大となる検知方向を中心とする反射波レベルの分布がほぼ左右対称形状となる物体を基準反射体候補とするので、基準反射体候補を精度良く抽出することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1は移動体用検知軸方向判定装置のブロック図、図2はエイミングの作用説明図、図3は作用を説明するフローチャート、図4は実施の形態の作用効果の説明図である。
図2に示すように、車両Vの先端の車幅方向中央部には前方の物体を検知するためのレーダー装置11が搭載される。レーダー装置11は前方が左右方向に広がった扇状の検知エリア12を走査すべく、左右方向の角度が所定量ずつ異なった複数本のビームを所定時間間隔で順番に送信し、そのビームが物体に反射された反射波を受信することで前記物体の方向や距離を検知する。符号Lvは車両Vの中心線であり、レーダー装置11が車両に正しく搭載されていれば、つまりレーダー装置11のエイミングが正常に完了していれば、検知エリア12の中心線Lr(つまりレーダー装置11の検知軸)は車両Vの中心線Lvに一致する。
車両Vの中心線Lvは以下のようにして引くことができる。先ず車両Vを平坦なエイミングスペースに停止させ、車体に設けられたジャッキアップポイント等を用いて、車体前端の車幅方向中央点13と、車体後端の車幅方向中央点14とを決定する。そして前後の中央点13,14の直下のフロアに印した二つの点を結ぶ直線を前方に延長することで、車両Vの中心線Lvを引くことができる。車両Vの中心線Lv上であって、レーダー装置11から前方に所定距離(実施の形態では5m)だけ離れた位置に基準反射体16が設置される。
図1に示すように、車両Vの中心線Lvに対する検知エリア12の中心線Lr(以下、検知軸Lrという)のずれを判定する電子制御ユニットUは、物体検知手段M1と、基準反射体候補抽出手段M2と、エイミングエリア設定手段M3と、軸方向判定手段M4とを備えており、物体検知手段M1にはレーダー装置11が接続される。尚、反射波レベル分布算出手段M5、最大値方向検知手段M6および頂点方向算出手段M7は、本発明の第3の実施の形態で用いられる。
物体検知手段M1は、レーダー装置11からの信号に基づいて自車前方のターゲットの方向および距離を検知する。基準反射体候補抽出手段M2は、検知軸Lrの左右各8°の検知エリア12に存在するターゲットを検知し、1個のターゲットだけが検知された場合には該ターゲットを基準反射体16の候補とし、複数のターゲットが検知された場合には、基準反射体16である確率が最も高いターゲット、つまり距離が5mに最も近いターゲットを基準反射体16の候補として抽出する。
エイミングエリア設定手段M3は、基準反射体16の候補の方向を基準として左右に各4°、かつ距離が3mから7mの範囲を前記検知エリア12に含まれるエイミングエリア17として設定し、軸方向判定手段M4は前記エイミングエリア17のターゲットを検知し、そこに基準反射体16の候補以外のターゲットが検知されなければ、その基準反射体16の候補の方向(つまり車両Vの中心線Lvの方向)を基準として、レーダー装置11の検知軸Lrの方向のずれを算出する。エイミングエリア17を、基準反射体16の候補の方向を中心とて左右均等(左右各4°)に配置すること、エイミングエリア17の面積を最小限に抑えることができる。
これを図2に基づいて具体的に説明する。図2(A)に示すように、エイミング完了前の状態で、レーダー装置11の検知軸Lrの方向が車両Vの中心線Lvの方向に対して左側に3°(+3°)ずれており、車両Vの中心線Lvの方向に対して左側に6°(+6°)の方向で距離が6mの位置に、エイミングの邪魔になるターゲット18が存在するとする。
この状態でレーダー装置11で検知軸Lrの左右各8°の検知エリア12を走査すると、物体検知手段M1が基準反射体16およびターゲット18を検知する。基準反射体候補抽出手段M2は、基準反射体16およびターゲット18のうち、距離5m(基準反射体16の本来の位置)に近い方の物体であり、かつその反射レベルが所定値以上の物体を基準反射体16の候補として抽出する。そしてエイミングエリア設定手段M3が、図2(B)に示すように、基準反射体16の候補の方向を基準として左右に各4°の範囲で距離が3m〜7mの領域をエイミングエリア17として設定する。その結果、エイミングの邪魔になるターゲット18はエイミングエリア17から外れることになる。そして軸方向判定手段M4が、エイミングエリア17に基準反射体16の候補以外のターゲットが存在しないことを確認し、基準反射体16の候補の方向(つまり車両Vの中心線Lvの方向)を基準とするレーダー装置11の検知軸Lrの方向のずれを判定する。
次に、上記作用を、図3のフローチャートを参照して説明する。
先ずステップS1で車両Vを平坦なエイミングスペースに停止させ、基準反射体16を車両Vの中心線Lv上でレーダー装置11から前方に5m離れた位置に設置した後、ステップS2で基準反射体16の検知を開始する。
ステップS3で左右各8°、距離4m〜6mの範囲にターゲットが無ければ、基準反射体16の設置位置が誤っている可能性があるため、ステップS4で基準反射体16を正しい位置に設置する。ステップS5でターゲットの数が複数個であれば、基準反射体16とそれ以外のターゲットとが検知されているため、ステップS6で距離が5mに最も近いターゲットを基準反射体として抽出する。ステップS7でターゲットの幅が規定以内でなければ、基準反射体16が斜めに設置されている可能性があるため、ステップS8で基準反射体16の設置状態を確認し、正しい角度で基準反射体16を設置する。
ステップS9で基準反射体16が静止していなければ、基準反射体16が揺れている可能性があるため、ステップS10で基準反射体16の設置状態を確認し、基準反射体16を静止させる。ステップS11で基準反射体16の反射レベルが−30dB〜−40dBの間になければ、基準反射体16の位置が誤っているか、基準反射体16に近接して他の反射物が存在する可能性があるため、ステップS12で基準反射体16を正しい位置に設置するか、他の反射物を取り除く。
前記ステップS3、S5、S7、S9、S11の答が全てYESになると、ステップS13でターゲット(基準反射体16)の方向を算出する。続くステップS14でターゲット(基準反射体16)の検知方向を基準として左右各4°、距離±2mの範囲をエイミングエリア17とし、そのエイミングエリア17に基準反射体16以外のターゲットが無いか確認する。その結果、基準反射体16以外のターゲットが有れば、ステップS15でそのターゲットを取り除く。そしてステップS16で基準反射体16の検知方向(つまり車両Vの中心線Lvの方向)にレーダー装置11の検知軸Lrの方向が一致するように、レーダー装置11の取付状態を調整してエンミングを終了する。
以上のように、第1の実施の形態によれば、基準反射体16の候補を抽出するときに、図4(A)に示すように24°の検知エリア12を走査する必要があるが、基準反射体16の候補を抽出した後は、図4(B)に示すように8°のエイミングエリア17だけを走査すれば良いため、僅か8°の狭いエイミングエリア17に邪魔なターゲット18が存在しないようにすればエイミング作業を支障なく行うことができ、従来よりも狭いスペースでのエイミングが可能になる。それに対し、図13(D)に示す従来例では、24°の広い検知エリア12に邪魔なターゲット18が存在するとエイミングが行えないため、そのスペースの確保および整備が面倒なものとなる。
次に、図5および図6に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、基準反射体16の候補の方向を基準として左右に各4°、かつ距離が4m〜6mのエイミングエリア17に他のターゲット18が存在しないことを確認してエイミングを行うものであるが、第2の実施の形態ではターゲット18の位置だけでなく、その反射レベルを考慮してエイミングに影響を及ぼすターゲット18であるか否かを判断している。
図5のフローチャートのステップS1〜ステップS13は、図3のフローチャート(第1の実施の形態)のステップS1〜ステップS13と同じである。
図5のフローチャートのステップS13で基準反射体16の候補の検知方向を算出すると、図6のフローチャートのステップS21で基準反射体16の候補の検知方向を基準として左右各4°、距離10m以内のエイミングエリア17に他のターゲット18が有るか無いかを判断する。前記エイミングエリア17に他のターゲット18が有れば、ステップS22で基準反射体16の候補の反射レベルと他のターゲット18の反射レベルとを比較し、他のターゲット18の反射レベルが基準反射体16の候補の反射レベルよりも大きければ、他のターゲット18を基準反射体16の候補と誤認する虞があるために、ステップS29で基準反射体16の候補の反射レベルを大きくするか、他のターゲット18を取り除いた後に前記ステップS2に復帰する。
続くステップS23で基準反射体16の候補の反射レベルが他のターゲット18の反射レベルよりも5dBを越えて大きくなく、かつステップS24で他のターゲット18が基準反射体16の候補から半径3m以上離れていなければ、他のターゲット18を基準反射体16の候補と誤認する虞があるために前記ステップS29に移行する。続くステップS25で基準反射体16の候補の反射レベルが他のターゲット18の反射レベルよりも10dBを越えて大きくなく、かつステップS26で他のターゲット18が基準反射体16の候補から半径2m以上離れていなければ、他のターゲット18を基準反射体16の候補と誤認する虞があるために前記ステップS29に移行する。続くステップS27で基準反射体16の候補の反射レベルが他のターゲット18の反射レベルよりも15dBを越えて大きくなく、かつステップS28で他のターゲット18が基準反射体16の候補から半径1m以上離れていなければ、他のターゲット18を基準反射体16の候補と誤認する虞があるために前記ステップS29に移行する。
前記ステップS21で前記エイミングエリア17に他のターゲット18が無い場合、あるいは前記ステップS22、S23、S25、S27の答が全てYESであり、かつステップS30でエイミングエリア17内の全てのターゲットを確認した場合には、ステップS31で基準反射体16の検知方向(つまり車両Vの中心線Lvの方向)にレーダー装置11の検知軸Lrの方向が一致するように、レーダー装置11の取付状態を調整してエンミングを終了する。
このように、基準反射体16の候補の反射レベルが他のターゲット18の反射レベルを大きく越えるほど、他のターゲット18を基準反射体16の候補と誤認する可能性が低くなるため、他のターゲット18が基準反射体16の候補の近くにあっても取り除く必要がなくなる。これにより、より狭いスペースでもエイミングを支障なく行うことが可能となる。
しかして、この第2の実施の形態によっても、検知エリア12よりも狭いエイミングエリア17から他のターゲット18を排除するだけで正確なエイミングを行うことが可能となり、第1の実施の形態と同様の作用効果を達成することができる。
図7〜図12は本発明の第3の実施の形態を示すもので、図7は作用を説明するフローチャート、図8は図7のステップS41のサブフローチャート、図9は正確なエイミングができる状態の作用説明図、図10は正確なエイミングができない状態の作用説明図、図11は図8のフローチャートのステップS54〜S59の説明図、図12は図8のフローチャートのステップS54〜S58およびS60の説明図である。
図7のフローチャートは、図3のフローチャート(第1の実施の形態)のステップS7およびステップS8を削除し、図3のフローチャートのステップS11をステップS41およびステップS42に変更したものである。よって、図7のフローチャートのステップS9でターゲットが静止していれば、ステップS41でターゲット反射状態確認サブフローを実行する。
図8はターゲット反射状態確認サブフローを示すもので、ステップS51でターゲットの最大反射レベルが−30db以上であり、ステップS52で例えば15本のビームのうち、ターゲットを検知したビームの本数が5〜7本であり、かつステップS53でターゲットの検知周波数に最小値および最大値の差が500Hz以内であってターゲットが実質的に停止しているとき、基準反射体16を確定するに足りる反射波が得られると判断し、ステップS54に移行する。
図9は正確なエイミングが可能な状態(基準反射体16以外のターゲット18が存在しない場合)が示されており、ここではNo. 1からNo. 15までの15本のビームのうち、No. 6〜No. 13の8本のビームの反射波が得られ、そのうち閾値以上の強い反射波が得られるのはNo. 8〜No. 12の5本のビームである。
図10は正確なエイミングが不可能な状態(基準反射体16とそれ以外のターゲット18とが融合する場合)が示されており、ここではNo. 1からNo. 15までの15本のビームのうち、No. 6〜No. 13の8本のビームの反射波が得られ、そのうち閾値以上の強い反射波が得られたのはNo. 7〜No. 12の6本のビームである。
図8のフローチャートのステップS54で検知レベルの大きい方から3本のビームを選び、この3本のビームの検知レベルの分布を近似する2次曲線を求め、この2次曲線の頂点の角度(方向)を算出する。続くステップS55で検知レベルの大きい方から4本のビームを選び、この4本のビームの検知レベルの分布を近似する2次曲線を求め、この2次曲線の頂点の角度(方向)を算出する。続くステップS56で検知レベルの大きい方から5本のビームを選び、この5本のビームの検知レベルの分布を近似する2次曲線を求め、この2次曲線の頂点の角度(方向)を算出する。
前記ステップS54、S55、S56の処理は、図1の反射波レベル分布算出手段M5、最大値方向検知手段M6および頂点方向算出手段M7により実行される。
続くステップS57でターゲットを検知した全てのビームの加重平均の角度(中心角度)を算出し、ステップS58で前記中心角度を基準とする前記3種類の2次曲線の頂点と全ビームの加重平均とが成す四つの角度の最大値および最小値の差を閾値0.4°と比較する。この閾値の0.4°は、1本のビームの幅である1.0°の半分以下の値として設定される。そして前記差が閾値0.4°未満であれば、ステップS59で正しいエイミングが可能であると判断して基準ターゲットフラグ=「1」にセットし、前記差が閾値0.4°以上であればば、ステップS60で正しいエイミングが不可能であると判断して基準ターゲットフラグ=「0」にリセットする。尚、前記ステップS51、S52、S53の答がNOの場合も、前記ステップS60で正しいエイミングが不可能であると判断して基準ターゲットフラグ=「0」にリセットする。
図9および図11は基準反射体16以外のターゲット18が存在しないために正しいエイミングが可能な状態であり、この場合には図11のビーム5本を近似した2次曲線の頂点の角度(MAX)と、ビーム4本を近似した2次曲線の頂点の角度(MIN)との差が0.4°未満になっている。一方、図10および図12は基準反射体16以外のターゲット18が存在するために正しいエイミングが不可能な状態であり、この場合には図11のビーム3本を近似した2次曲線の頂点の角度(MAX)と、ビーム5本を近似した2次曲線の頂点の角度(MIN)との差が0.4°以上になっている。
その理由は次のように考えられる。基準反射体16だけが検知されている状態では反射波レベルの分布がほぼ左右対称となり、ビームの本数を3本、4本、5本と変更しても2次曲線の頂点の角度の振れは小さくなるが、基準反射体16に他のターゲット18が融合すると反射波レベルの分布が歪むため、ビームの本数を変更すると2次曲線の頂点の角度が大きく振れるからである。
図7のフローチャートに戻り、ステップS42で基準ターゲットフラグが「0」にリセットされていてエイミングが不可能な状態であれば、ステップS12で基準反射体16を正しい位置に設置するか、他の反射物を取り除く。また前記ステップS42で基準ターゲットフラグが「1」にセットされていてエイミングが可能な状態であれば、ステップS13でターゲットの方向を算出する。続くステップS14でターゲットの検知方向を基準として左右各4°、距離±2mの範囲をエイミングエリア17とし、そのエイミングエリア17に基準反射体16以外のターゲットが無いか確認する。その結果、基準反射体16以外のターゲットが有れば、ステップS15でそのターゲットを取り除く。そしてステップS16で基準反射体16の検知方向(つまり車両Vの中心線Lvの方向)にレーダー装置11の検知軸Lrの方向が一致するように、レーダー装置11の取付状態を調整してエンミングを終了する。
以上のように、第3の実施の形態によれば、図10に示すように、近接する基準反射体16および他のターゲット18が融合して検知されたような場合には、反射波レベルの分布に基づいて基準反射体候補を抽出するので、エイミングの妨げになるターゲット18の存在を精度良く検知することができる。特に、ビーム毎の反射波レベルの分布から反射波レベルが最大となる検知方向を求め、反射波レベルが最大となる検知方向を含む所定の検知方向範囲内における複数の反射波レベルの分布から該分布の頂点となる検知方向を算出し、ビームの本数を3本、4本、5本と変更した場合に頂点となる検知方向の変化量が所定値未満となる物体を基準反射体候補とするので、他の反射物の影響を受けていない基準反射体候補を一層精度良く抽出することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、第3の実施の形態の変形として、反射波レベル分布算出手段M5で単位角度毎の反射波レベルの分布を求め、最大値方向検知手段M6で反射波レベルの分布から反射波レベルが最大となる検知方向を求め、基準反射体候補抽出手段M2で物体検知手段M1により検知された物体のうち、反射波レベルが最大となる検知方向を中心とする反射波レベルの分布がほぼ左右対称形状となる物体を基準反射体候補とすることができる。このようにしても、第3の実施の形態と同様の作用効果を達成することができる。何故ならば、基準反射体16だけが検知されている状態では反射波レベルの分布がほぼ左右対称となり、基準反射体16に他のターゲット18が融合すると反射波レベルの分布が歪むからである。
また実施の形態では電子制御ユニットUをレーダー装置11の外部に配置しているが、レーダー装置11の内部に電子制御ユニットUを組み込んでも良い。
また移動体は車両Vに限定されず、船舶や航空機であっても良い。
移動体用検知軸方向判定装置のブロック図 エイミングの作用説明図 作用を説明するフローチャート 実施の形態の効果の説明図 第2の実施の形態の作用を説明するフローチャートの第1分図 上記フローチャートの第2分図 第3の実施の形態の作用を説明するフローチャート 図7のフローチャートのターゲット反射状態確認サブフローチャート 正確なエイミングができる状態の作用説明図 正確なエイミングができない状態の作用説明図 図8のフローチャートのステップS54〜S59の説明図 図8のフローチャートのステップS54〜S58およびS60の説明図 従来例のエイミングの作用説明図
11 レーダー装置(送受信手段)
12 検知エリア
16 基準反射体
17 エイミングエリア
Lr 送受信手段の検知軸
M1 物体検知手段
M2 基準反射体候補抽出手段
M3 エイミングエリア設定手段
M4 軸方向判定手段
M5 反射波レベル分布算出手段
M6 最大値方向検知手段
M7 頂点方向算出手段
V 車両(移動体)

Claims (9)

  1. 移動体(V)に取り付けられて所定の検知エリア(12)に向けて電磁波を送信するとともに、該電磁波が物体に反射された反射波を受信する送受信手段(11)と、
    物体に反射された反射波に基づいて物体までの距離および物体の方向を検知する物体検知手段(M1)と、
    移動体(V)に対して所定の位置に設置されて前記電磁波を反射する基準反射体(16)と、
    基準反射体(16)からの反射波に基づいて送受信手段(11)の検知軸(Lr)の方向を判定する軸方向判定手段(M4)とを備えた移動体用検知軸方向判定装置において、 物体検知手段(M1)の出力に基づいて基準反射体候補を抽出する基準反射体候補抽出手段(M2)と、
    抽出された基準反射体候補を基準として検知エリア(12)に含まれるエイミングエリア(17)を設定するエイミングエリア設定手段(M3)とを備え、
    軸方向判定手段(M4)は、エイミングエリア(17)からの反射波に基づいて送受信手段(11)の検知軸(Lr)の方向を判定するとともに、エイミングエリア(17)内に基準反射体候補以外の物体が検知された場合には、基準反射体候補からの反射波レベルと物体からの反射波レベルとを比較し、基準反射体候補からの反射波レベルが物体からの反射波レベルよりも小さい場合には、基準反射体候補からの反射波に基づく送受信手段(11)の軸調整を行わないことを特徴とする移動体用検知軸方向判定装置。
  2. 動体(V)に取り付けられて所定の検知エリア(12)に向けて電磁波を送信するとともに、該電磁波が物体に反射された反射波を受信する送受信手段(11)と、
    物体に反射された反射波に基づいて物体までの距離および物体の方向を検知する物体検知手段(M1)と、
    移動体(V)に対して所定の位置に設置されて前記電磁波を反射する基準反射体(16)と、
    基準反射体(16)からの反射波に基づいて送受信手段(11)の検知軸(Lr)の方向を判定する軸方向判定手段(M4)とを備えた移動体用検知軸方向判定装置において、 物体検知手段(M1)の出力に基づいて基準反射体候補を抽出する基準反射体候補抽出手段(M2)と、
    抽出された基準反射体候補を基準として検知エリア(12)に含まれるエイミングエリア(17)を設定するエイミングエリア設定手段(M3)と
    単位角度毎の反射波レベルの分布を求める反射波レベル分布算出手段(M5)と、
    反射波レベルの分布から反射波レベルが最大となる検知方向を求める最大値方向検知手段(M6)と、
    反射波レベルが最大となる検知方向を含む所定の検知方向範囲内における複数の反射波レベルの分布から該分布の頂点となる検知方向を算出する頂点方向算出手段(M7)とを備え、
    基準反射体候補抽出手段(M2)は、物体検知手段(M1)により検知された物体のうち、前記所定の検知方向範囲を変更した場合に頂点となる検知方向の変化量が所定値未満となる物体を基準反射体候補とすることを特徴とする移動体用検知軸方向判定装置。
  3. イミングエリア設定手段(M3)は、抽出された基準反射体候補を中心としてエイミングエリア(17)を設定することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の移動体用検知軸方向判定装置。
  4. 準反射体候補抽出手段(M2)は、物体検知手段(M1)により検知された物体のうち、距離および反射波レベルが予め設定された判定閾値内にある物体を基準反射体候補とすることを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の移動体用検知軸方向判定装置。
  5. 方向判定手段(M4)は、エイミングエリア(17)内に基準反射体候補以外の物体が検知されない場合には、基準反射体候補からの反射波に基づいて送受信手段(11)の検知軸(Lr)の方向を判定することを特徴とする、請求項1〜請求項の何れか1項に記載の移動体用検知軸方向判定装置。
  6. 軸方向判定手段(M4)は、エイミングエリア(17)内に基準反射体候補以外の物体が検知された場合には、基準反射体候補からの反射波レベルと物体からの反射波レベルとを比較し、基準反射体候補からの反射波レベルが物体からの反射波レベルよりも大きい場合であっても基準反射体候補と物体との距離が閾値以下の場合には、基準反射体候補からの反射波に基づく送受信手段(11)の軸調整を行わないことを特徴とする、請求項に記載の移動体用検知軸方向判定装置。
  7. 前記閾値は基準反射体候補からの反射波レベルと物体からの反射波レベルとの差に基づいて設定されることを特徴とする、請求項6に記載の移動体用検知軸方向判定装置。
  8. 記所定値は前記単位角度の2分の1以下であることを特徴とする、請求項に記載の移動体用検知軸方向判定装置。
  9. 位角度毎の反射波レベルの分布を求める反射波レベル分布算出手段(M5)と、
    反射波レベルの分布から反射波レベルが最大となる検知方向を求める最大値方向検知手段(M6)とを備え、
    基準反射体候補抽出手段(M2)は、物体検知手段(M1)により検知された物体のうち、最大値方向検知手段(M6)により検知された検知方向を中心とする反射波レベルの分布がほぼ左右対称形状となる物体を基準反射体候補とすることを特徴とする、請求項2に記載の移動体用検知軸方向判定装置。
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