JP4751284B2 - キャッピング装置 - Google Patents

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Description

本発明はキャッピング装置若しくは螺子締め装置に関する。
螺子締め装置、特に、キャッピング装置では、キャップと容器の形状寸法が同一品種であっても成形時や保管時の事情により変化し、キャップと容器のネジ噛合不良を招く等によってキャップ噛合部にキズを生じ、液漏れ等のトラブルを発生するおそれがある。多品種多形態のキャップを扱うキャッピング装置では、そのトラブルを一層多発するおそれがあり、生産性を阻害する。
そこで従来、キャップと容器のネジ噛合不良を低減するため、特許文献1、2に記載の如きキャッピング装置が提案されている。
特許文献1のキャピング装置は、ポンプキャップをネジ噛合方向と逆方向に回転させてキャップの姿勢を矯正させた後、該キャップを仮締めし、更に本締めする。
特許文献2のキャッピング装置は、円筒キャップをネジ噛合方向と逆方向に回転させてキャップの姿勢を矯正させた後、該キャップを仮締めし、更に本締めする。
特開平11-255292 特開平9-118392
キャップは容器に押し付けた状態で回転させることで容器と結合するためのネジが噛合い可能になる。キャップの回転角度範囲において、キャップと容器とのネジ止めを容易に開始できる領域はネジ条数やネジ山の形状により異なるので、その螺着開始がスムーズになる角度範囲が可能な限り広がるように考えられている。一般的には概ね180度の範囲が容易に螺着開始できる範囲であり、残る概ね180度の範囲がキャップと容器が擦れる状態、或いは、キャップの姿勢不良に伴う不良噛合いを生じ易い範囲になる。特許文献1、2のキャッピング装置は、キャップにネジ噛合方向と逆方向の回転を与えてキャップの姿勢を矯正させ、キャップが螺着困難な概ね180度の回転角度範囲にあっても、キャップの不良噛合いを回避しようとするものである。
しかしながら、特許文献1、2のキャッピング装置は、キャップの姿勢を矯正するために、キャップを逆回転するための操作と時間を必要とし、生産性の向上に困難がある。
本発明の課題は、キャップのネジを容器のネジに対し、簡易かつ迅速・確実に噛合いさせることにある。
請求項1の発明は、キャップを容器に対して仮締めする仮締装置と本締めする本締装置とを有してなるキャッピング装置において、ハウジングと、該ハウジングに回転可能に支持された回転部と、キャップを吸着する吸着部を備え、吸着部が前記回転部の先端に方向自在に支持されるとともに、前記吸着部の側に突出することで前記吸着部の基端面を加圧する加圧突出部を前記回転部が備えたものである。
参考例1)(図1〜図11)
キャッピング装置10は、キャップ1を容器2にネジ噛合いさせることでキャッピングするものである。容器2は、容器供給コンベア20により供給される。
キャッピング装置10は、架台31の昇降ガイド32に昇降可能に昇降台33を設け、昇降台33に本締装置35を設け、本締装置35に仮締装置70を一体となるように付帯させている。具体的には本締装置35と仮締装置70は回転させるキャップの回転中心が一致するように、即ち、キャッピング位置が同軸となるように配置される。仮締装置70はキャップ1を容器2に対して小トルクで仮締めし(仮締装置70の最大トルクはネジ山を壊さない)、本締装置35はキャップ1を容器2に対して大トルク(最終締め力)で本締めする。
本締装置35は、図3〜図6に示す如く、キャップ挟持チャック50を構成する複数個の締付ローラ51、52、53、54でキャップ1の外周面を挟持し、この締付ローラ51〜54の回転によりキャップ1をボトル2に螺着させる。このとき、本締装置35は、前述の架台31の昇降ガイド32に昇降駆動されるように設けた昇降台33に、第1昇降台41を固定し、第1昇降台41にて第2昇降台42を支持している。そして、本締装置35は、締付ローラ51〜54のためのローラ開閉装置43とローラ回転装置44とを有している。
ローラ開閉装置43は、第1昇降台41に相対する2個の両ローラヘッド45、46をそれぞれ横行ガイド(リニアガイドとリニアレール)100を介して横移動可能に支持し、該第1昇降台41の裏面に設けた開閉駆動モータ47の出力時に固定されて駆動されるピニオン48と、両ローラヘッド45、46のそれぞれに設けたラック45A、46Aとを、ピニオン48の上面と下面とに噛合いさせている。そして、一方のローラヘッド45には2個の締付ローラ51、52が、他方のローラヘッド46には2個の締付ローラ53、54が互いに相対して支持される。締付ローラ51、52、53、54はそれらの回転軸51A、52A、53A、54Aによりローラヘッド45、46に強制駆動可能に支持される。ローラ開閉装置43は、開閉駆動モータ47により両ローラヘッド45、46を互いに接離する方向に平行移動し、相対する締付ローラ51、52と締付ローラ53、54をそれらが挟むキャップ締付領域に対して互いに開閉可能とする。これにより、締付ローラ51、52と締付ローラ53、54は、キャップ1を挟持するキャップ挟持チャック50を形成する。
ローラ回転装置44は、第2昇降台42に設けた回転駆動モータ61と、第2昇降台42側の両ローラヘッド45、46に設けた締付ローラ51、52と締付ローラ53、54との間の回転力伝達経路に、該回転力伝達経路を伸縮可能とする伸縮回転軸62、63を設け、両ローラヘッド45、46の平行移動を許容しながら、締付ローラ51、52と締付ローラ53、54を前述した如くに強制駆動可能としている。このとき、第2昇降台42側では、伸縮回転軸62、63の上端軸62A、63Aが第2昇降台42の軸受台に支持され、上端軸62A、63Aにはプーリ64、65が固定されるとともに、アイドルプーリ66A〜66Cが支持され、回転駆動モータ61の出力軸に固定のプーリ67に巻き回されたタイミングベルト67Aがそれらのプーリ64、65、66A〜66Cに巻き回され、モータ61により伸縮回転軸62、63を駆動可能としている。また、第1昇降台41側には、第1昇降台41に横移動可能に支持されている両ローラヘッド45、46のそれぞれに伸縮回転軸62、63の下端軸62B、63Bを支持し、下端軸62Bに伝達された回転力をギア68A、68B、68C、68Dを介して前述した締付ローラ51、52の回転軸51A、52Aに伝達して締付ローラ51、52を強制回転可能とするとともに、下端軸63Bに伝達された回転力をギア69A、69B、69C、69Dを介して前述した締付ローラ53、54の回転軸53A、54Aに伝達して締付ローラ53、54を強制回転可能としている。これにより、ローラ回転装置44は、ローラヘッド45の締付ローラ51、52と、ローラヘッド46の締付ローラ53、54を強制回転可能とする。
仮締装置70は、図3に示す如く、第2昇降台42の前面にリニア昇降機71を設け、リニア昇降機71の昇降台72に中空軸モータ73を設け、モータ73の回転軸74にキャップ保持手段(キャップヘッド)75を構成する蛇腹状バキュームパッド75Aを備える。バキュームパッド75Aは、揺動を自在とするものが好ましく、蛇腹状のものが最も適しているが、硬度の高い材質でなければ、一般的な平型形状のものを用いても良い。
バキュームパッド75Aは回転軸74の上端部の回転継手76を介して真空接続され、キャップ1の天面を真空吸着により保持する。キャップ保持手段75は、キャップ1に粘着する厚肉粘着製シート等の柔軟粘着製素材にて構成されても良い。一例として、ゴム系樹脂やゴム系混合物を使用できる。例えば、エーテル系ポリウレタン樹脂、ポリアミド系樹脂、スチレン−エチレン系樹脂、ブチレン−スチレン系樹脂、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンブロック共重合体や上記共重合とナフテン系の混合物などを採用でき、常温粘着性を有する溶液タイプ、エマルジョンタイプ、ホットメルトタイプの粘着材や、アクリル系、ゴム系、ウレタン系、シリコーン系の粘着材も採用できる。この柔軟粘着製素材にて構成されたキャップ保持手段によれば、バキュームが不要であるため、回転継手76などの真空配管も不要となり、装置構造の単純化が可能である。
尚、仮締装置70は、回転軸74に軸方向の緩衝手段77(スプリング式バッファ)を介してキャップ保持手段75を備える。
仮締装置70は、キャップ1をバキュームパッド75Aの軽い吸着力により柔軟に保持し、かつ該キャップ1をモータ73により回転させる状態で、キャップ1と容器2との接触力によりバキュームパッド75Aを柔軟かつ自在な方向に弾性変形させ、こうすることでキャップ1の中心軸を容器2の中心軸に対して揺動可能にし、ひいてはキャップ1と容器2を自動調芯的にネジ合せして噛合いを開始させる。
従って、キャッピング装置10は以下の如くにキャッピング動作する。
(A)仮締め行程(図7〜図11)
(1)仮締装置70のキャップ保持手段75たるバキュームパッド75Aによりキャップ1の天面を保持する(図10(A)、図11(A))。
(2)モータ73によりバキュームパッド75A及びキャップ1を正回転させつつ、昇降台33及び昇降台72の下降により、キャップ1を容器2の口部に接触させる(図10(B)、図11(B))。
(3)キャップ1はめねじ1Aを、容器2はおねじ2Aを備えており(図8)、それらのめねじ1Aとおねじ2Aが図9(A)に示す如く概ね180度の範囲の螺着容易領域Aにある状態から上述(2)の如く接触し回転を開始するときには、そのままスムーズにキャッピングが開始される(図10(C))。キャップ1は容器2に一定の小トルクで仮締めされる。
他方、キャップ1のめねじ1Aと容器2Aのおねじ2Aが図9(B)に示す如く概ね180度の範囲の螺着困難領域にある状態から上述(2)の如く接触し回転を開始するときには、キャッピングが開始されず約180度(又は、最初の約180度回転位置で噛合いミスを生じたら更に1回転して約540度)空転し、螺着容易な相対位置に到達してからキャッピングが開始される(図11(E))。キャップ1は容器2に一定の小トルクで仮締めされる。このキャップ1の空転時、仮締装置70は前述の如くキャップ1の中心軸を容器2の中心軸に対して揺動自在に構成してあるので、キャップ1と容器2とが自動調芯的にねじ合せして噛合い開始に導く(図11(C)、(D))。回転開始のタイミングは接触前からでも接触してからでも良い。樹脂キャップと樹脂ボトルにて実施時の一例として、回転時の最高回転数は、80〜600RPMが好ましく、特に好ましくは、200〜400RPMである。
尚、仮締装置70がキャップ1に与える仮締めトルクは、モータ73の回転力と、バキュームパッド75Aのキャップ保持力に起因するものであり、キャップ1と容器2のネジ山(1A、2A)を壊さない大きさである。
(4)仮締装置70のバキュームパッド75Aによるキャップ1の保持を解除する(図10(D)、図11(F))。キャップ1は続いて本締装置35により本締めされる。
(B)本締め行程
(1)キャップ挟持チャック50の締め付けローラ51〜54によりキャップ1の外周面を挟持する。尚、本締装置35の締め付けローラ51〜54がキャップ1の外周面を挟持完了した後に、前述した仮締装置70のバキュームパッド75Aによるキャップ1の天面保持解除を実行するものとする。
(2)ローラ回転装置44によりキャップ挟持チャック50を一定の大トルクで回転させつつ、昇降台33を下降し、チャック50が挟持しているキャップ1を容器2に本締めする。
キャップ1の容器2に対するキャッピングは、概ね(i)空回り(ii)(噛合って)単純回転(iii)容器とキャップの接触(iv)キャップヘッドの回転トルク供給(この部分を仮締め・予備締めということもある)(v)(本締め)設計トルク(又は回転で決まった位置)を与える(vi)安定時間/良否確認時間(本締めトルクを与えた後はキャップヘッドに与え続ける回転をクラッチのスリップ等で逃げて過剰トルクは与えない)という手順で行なう。本発明は、キャップ設計毎に適正な設計トルクを二段階保証するものであり、その仮締めでは(iv)〜(v)の範囲内のキャッピングトルクを与える。(iv)の回転トルクが強い場合には、極く僅かな噛合いを提供することになり、回転トルクが弱い場合には、本締め完了にかなり近いところまで噛合いを提供することとなる。ただ、このような傾向についても、キャップ保持手段75としてのバキュームパッド75A等の吸引力や粘着力の程度(弱又は微)及びキャップとの接触面積等の簡単な条件変更で調整可能である。各キャッッピング時の(本締め)供給設計トルクをN1、N2、N3・・・とすると、本発明で供給される仮締めトルクは、(0.1〜0.99)×(N1、N2、N3・・・)、好ましくは(0.1〜0.6)×(N1、N2、N3・・・)の如くなる。
本参考例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)仮締装置70に保持されたキャップ1が螺着容易な概ね180度の回転角度範囲から回転を開始したときには、そのままスムーズに噛合いを開始して仮締めされる(図10)。他方、キャップ1が螺着困難な概ね180度の回転角度範囲から回転開始したときには、キャップ1は容器2に対する姿勢を矯正される方向に揺動しつつ容器2に対してスリップし、その後の螺着容易な回転角度位置にて噛合いを開始して仮締めされる(図11)。キャップ1は姿勢矯正のために逆回転されることなく、正回転下で容器2に対して揺動しつつ自動調芯的にネジ合せされるから、短時間に噛合いを開始でき、生産効率が良い。
(b)仮締装置70が回転軸74にキャップ保持手段75を備えることにより、仮締装置70を簡素化できる。
(c)仮締装置70が回転軸74に軸方向の緩衝手段77を介してキャップ保持手段75を備えることにより、キャップ1を容器2に対して過剰に押し付けずに柔軟に保持できるし、キャップ1が容器2に噛合いを開始した後、キャップ保持手段75をキャップ1のネジ噛合い代分だけ回転軸74の軸方向に下降変位することを可能にする。
(d)キャップ保持手段75がキャップ1の天面を保持することにより、キャップ1に仮締めに必要な弱い締め付けトルクを簡易に付与できる。キャップ保持手段75は単純な形態になり、単一のキャップ保持手段75を多品種のキャップ1に兼用できる。
(e)仮締装置70と本締装置35を単一のキャッピング位置に、即ち、回転中心が同軸となるように配置することにより、キャッピング装置10のコンパクトを図ることができる。
参考例2)(図12)
参考例2のキャッピング装置100は、昇降台101に仮締め/本締め兼用の回転モータ102を設け、回転モータ102の回転軸103の上側中間部に伸縮空圧シリンダ104を介装し、回転軸103の下側中間部に開閉装置105を設け、開閉装置105に左右一対の開閉チャック106を設けるとともに、回転軸103の下端部に自在継手107を介してキャップ保持手段108となるバキュームパッド108Aを設けた。回転軸103に設けた回転式空圧継手109はシリンダ104と開閉装置105に空気圧を供給する。空圧シリンダ104は、開閉装置105とバキュームパッド108Aを昇降動作させるとともに、回転軸103の軸方向の緩衝手段として機能する。
キャッピング装置100は、本発明の仮締装置110をバキュームパッド108Aにより構成し、本締装置120を開閉チャック106により構成する。
本参考例によれば、参考例1の(a)〜(e)と同様の作用効果を奏する。
尚、本参考例のようなチューブ付きキャップ1を容器2の口部に接触させる際には、チューブ位置決めチャック130にてチューブ下部先端が容器2に挿入されるよう位置合わせを行なってから、仮締め装置210が下降する。
参考例3)(図13〜図16)
参考例3のキャッピング装置200は、図13、図14に示す如く、容器供給コンベア201に沿って相互に隣り合ったキャッピング位置(仮締め位置と本締め位置)のそれぞれに、仮締装置210と本締装置220を並置したものである。
仮締装置210は、図15に示す如く、架台211に昇降可能に設けた昇降台212の前面にリニア昇降機213を設け、昇降機213の昇降台214に中空軸モータ215を設け、モータ215の回転軸216にキャップ保持手段(キャップヘッド)217を構成する蛇腹状バキュームパッド217Aを備える。バキュームパッド217Aは回転軸216の上端部の回転継手218を介して真空接続され、キャップ1の天面を真空吸着により保持する。キャップ保持手段217は、キャップ1に粘着する厚肉粘着製シート等の柔軟粘着製素材にて構成されても良い。尚、仮締装置210は、回転軸216に軸方向の緩衝手段219(スプリング式バッファ)を介してキャップ保持手段217を備える。
仮締装置210は、キャップ1をバキュームパッド217Aの軽い吸着力により柔軟に保持し、かつ該キャップ1をモータ215により回転させる状態で、キャップ1と容器2との接触力によりバキュームパッド217Aを柔軟かつ自在な方向に弾性変形させ、キャップ1の中心軸を容器2の中心軸に対して揺動自在に変位可能にし、ひいてはキャップ1と容器2を自動調芯的にネジ合せして噛合いを開始することを可能にし、キャップ1を容器2に仮締にする。
本締装置220は、図16に示す如く、架台221に昇降可能に設けた昇降台222に回転モータ223を設け、モータ223の回転軸224の下端部にキャップ挟持チャック225を設けた。キャップ挟持チャック225はカップ内に不図示のチャック爪を備え、空気圧の供給により開閉させるチャック爪によりキャップ1を挟持する。本締装置220は、容器2に仮締めされているキャップ1をチャック225により挟持し、モータ223によりチャック225を回転し、キャップ1を容器2に本締め可能にする。
本参考例によれば、参考例1の(a)〜(d)と同様な作用効果に加え、以下の作用効果を奏する。
仮締装置210と本締装置220を隣り合ったキャッピング位置に並置することにより、キャップ1の品種に応ずる仮締装置210と本締装置220の段取り替えの容易を図ることができる。本締装置220が異形状のキャップ1のために専用のキャップヘッド(キャップ挟持チャック225)を用いるとき、交換作業対象となる本締装置220は仮締装置210から離隔配置されていることが好ましい。本締装置220は、キャップ1を増し締めするだけであり、動作時間は著しく短くて良いから、キャップヘッド数を仮締装置210に比して少なくできる。
参考例4)(図17)
参考例4のキャッピング装置300は、参考例1の仮締装置70における第2昇降台42の前面にリニア昇降機301(不図示)を設け、リニア昇降機301の昇降台302に中空軸モータ303を設け、モータ303の回転軸304の下端部に一方向自在継手305を介してキャップ保持手段(キャップヘッド)306を構成する平型状バキューム部306Aを備える。平型状バキューム部306Aはウレタンゴム306Bを介してキャップ1の天面を吸着する。
キャップ保持手段306の平型状バキューム部306Aは、真空配管307、回転軸304の中空通気路、回転軸304の上端部の回転継手308を介して真空接続され、キャップ1の天面を真空吸着により保持する。尚、キャッピング装置300は、回転軸304に該回転軸304の中間部に設けた軸方向の緩衝手段309(スプリング式バッファ)を介してキャップ保持手段306を備える。
キャッピング装置300は、キャップ1を平型状バキューム部306Aの軽い吸着力により柔軟に保持し、かつキャップ1をモータ303により回転させる状態で、キャップ1と容器2との接触により一方向自在継手305を揺動自在にし、こうすることでキャップ1の中心軸を容器2の中心軸に対して揺動可能にし、ひいてはキャップ1と容器2を自動調芯的にネジ合せして噛合いを開始させる。キャップ1の吸着部をウレタンゴム306Bの如き形状にてキャップ1との接触面積を増大させたことにより、キャップ1との回転トルクの伝達を高めることが可能となり、更にバキュームパッド75Aと比較するとウレタンゴム306Bの寿命を著しく伸ばすことが可能となる。
参考例5)(図18)
参考例5のキャッピング装置300が図17の参考例4と異なる点は、一方向自在継手305を、直交する二方向に揺動できるユニバーサル継手310に代えたことにある。二方向に揺動することにより、更にキャップ1と容器2を自動調芯的にネジ合せして噛合いを開始させることが容易となった。
また、ボール形状を内包する自在継手(不図示)を用いることも可能であるが、ボール部とその周囲との摩擦状態の微調整が必要となる。ボール部とその周囲との摩擦が大きいと、キャップを回転させることは容易であるが、振動が制約を受けて自動調芯的なネジ合せが困難となる。逆に摩擦が小さいと、振動への制約は微小となり自動調芯的なネジ合せが容易となるが、キャップの回転自体が困難となる。
参考例6)(図19)
参考例6のキャッピング装置300が図17の参考例4と異なる点は、回転軸304の中間部から緩衝手段309を撤去し、一方向自在継手305を、全方向に揺動でき、かつ回転軸304の軸方向の緩衝機能をもつばね式自在継手320に代えたことにある。
ばね式自在継手320は、図19(B)、(C)に示す如く、有天筒状の上部ケース321の下端開口部に有底筒状の下部ケース322の上端部を間隔を介して遊挿し、上部ケース321と下部ケース322の内部に圧縮ばね323を挿入し、圧縮ばね323の両端部のそれぞれを上部ケース321の天面と下部ケース322の底面のそれぞれに取着し、上部ケース321と下部ケース322を全方向に揺動自在にしている。ばね式自在継手320は、上部ケース321の周方向複数位置に設けたスリット321Aに、下部ケース322の外周の周方向複数位置に設けた回り止めリブ322Aを周方向に隙間を介して差し込み、上部ケース321と下部ケース322の間で回転力を伝達可能にしている。
キャッピング装置300は、回転軸304の下端部に上部ケース321を固定し、キャップ保持手段306の上端部に下部ケース322を固定する。キャッピング装置300は、キャップ1を平型状バキューム部306Aの軽い吸着力により柔軟に保持し、かつキャップ1をモータ303により回転させる状態で、キャップ1と容器2との接触により自在継手320(上部ケース321、下部ケース322)を揺動自在にし、こうすることでキャップ1の中心軸を容器2の中心軸に対して揺動可能にし、ひいてはキャップ1と容器2を自動調芯的にネジ合せして噛合いを開始させる。ばね式自在継手320自身が緩衝機能を有すことで、緩衝手段309が不要となり、装置構造を単純化することが可能である。
(実施例)(図20〜図24)
実施例のキャッピング装置400は、図20に示す如く、参考例1の仮締装置70における第2昇降台42の前面に設けたリニア昇降機71の昇降台72にキャップ締装置410を備える。
キャップ締装置410は、図21〜図24に示す如く、昇降台72に支持されるハウジング411に軸受412A、412B、シール部材413A、413Bを備えた洩れ防止部413を介して、中空軸状の回転部414を回転自在に支持する。ハウジング411の側傍にはサーボモータ415が支持され、サーボモータ415の出力軸に固定したプーリ416と、回転部414の外周に固定したプーリ417にはタイミングベルト418が巻き回され、回転部414をモータ415により回転可能にする。回転部414の先端の直径上には左右の長孔状スライド孔414A、414Aが設けられ、方向自在吸着部420の両側の支軸420A、420Aをそれらのスライド孔414A、414Aに揺動かつ上下動可能に支持し、吸着部420の方向自在性を具備する。方向自在吸着部420はバキュームパッド421を備え、バキュームパッド421はウレタンゴム421Aを介してキャップ1を保持し、回転部414の回転力により回転できる。
キャップ締装置410は、ハウジング411と回転部414の中空部に摺動可能に内蔵されて方向自在吸着部420の側に突出可能とされる軸状の加圧突出部422を有し、回転部414内の待機位置から方向自在吸着部420の側に突出した加圧突出部422の先端突部422Aにより、方向自在吸着部420の基端面の中心部を加圧し(先端突部422Aの中心軸に沿う加圧方向は方向自在吸着部420の支軸420Aを通る揺動軸に交差する)、方向自在吸着部420の方向自在性を有した状態で、方向自在吸着部420の加圧力(回転部414のスライド孔414Aに沿う下向き加圧力)を加える。加圧突出部422は外周に備えたシール部材422Aを回転部414の内周に摺動自在に挿入し、回転部414の内部に、加圧室423を区画するとともに、加圧室423にはハウジング411に設けた通気路424を連通する。
従って、キャッピング装置410は以下の如くにキャッピング動作する。
(A)仮締め行程
(1)仮締装置70が有するキャップ締装置410の方向自在吸着部420によりキャップ1を受取る。
供給されてきたキャップ1に対し、図21に示す如く、加圧室423に対する加圧空気P1を切り加圧突出部422への加圧を無くしたり、場合によっては加圧室423を減圧し加圧突出部422を待機位置に格納し、結果として方向自在吸着部420を方向自在にする(図24(A))。方向自在吸着部420は自重のみでキャップ1の天面に接して倣い、ハウジング411及び回転部414に設けた通気路421A、柔軟な真空配管421B、方向自在吸着部420に設けた通気路421Cを介して真空接続されたバキュームパッド421により、キャップ1の天面を吸着して保持する。
(2)容器2の口部へのキャップ1の締込み時には、キャップ1を吸着し、これを容器2の口部に位置付ける方向自在吸着部420を上述した図21の如くに方向自在にし、かつモータ415により回転部414を介して方向自在吸着部420を正回転させつつ、昇降台33、72を下降させ、方向自在吸着部420のバキュームパッド421が保持しているキャップ1を容器2の口部に押付けて接触回転する。
容器2の口部へのキャップ1の上述した締込み時に、図22、図23に示す如く、加圧室423に加圧空気P1を供給し、加圧空気P1により加圧突出部422を方向自在吸着部420の側に突出し、加圧突出部422の先端突部422Aにより方向自在吸着部420の基端面の中心部を加圧することにより、方向自在吸着部420のバキュームパッド421が保持しているキャップ1を容器2に対して安定的に揺動自在にし(図24(B))、キャップ1を容器2の口部に安定的に噛合い開始して仮締めできる。キャップ1として樹脂キャップを用い、容器2として樹脂ボトルを用いた実施時の一例として、この加圧力の大きさは、2.0N(0.2kgf)〜9.8N(1.0kgf)が好ましく、特に好ましくは3.9N(0.4kgf)〜5.9N(0.6kgf)となるように調整すると良好な仮締めが可能となる。また他の参考例についても、この加圧力の大きさは、緩衝装置の強さや昇降機の下降速度制御によって適切に調整を行なうことが可能である。
尚、キャップ締装置410において、加圧突出部422及び加圧室423は、方向自在吸着部420のための軸方向の緩衝手段を構成する。
その後、方向自在吸着部420によるキャップ1の吸着を解除する。キャップ1は続いて、本締装置35により本締めされる。
以上の実施例にあっては、間欠的に容器を直線搬送する方式について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。他の例として、本発明は、キャッピング操作が容器の搬送に追従する直線搬送方式や、ロータリー方式、人手による容器供給方式、ロボットによりキャッピングを行なう方式などについても適用可能である。
また、本実施例は、容器に対するキャップのキャッピングだけでなく、雄螺子部を有する部品への雌螺子部を有する部品の締込みに広く適用可能である。即ち、(a)螺子部品を仮締めする仮締装置と本締めする本締装置とを有してなる螺子締め装置において、螺子締め装置は雌螺子部を有する部品を保持した状態で、雌螺子部の中心軸を雄螺子部の中心軸に対して揺動自在にすることができる。また、(b)螺子部品を仮締めする仮締装置と本締めする本締装置とを有してなる螺子締め装置において、螺子締め装置は雄螺子部を有する部品を保持した状態で、雄螺子部の中心軸を雌螺子部の中心軸に対して揺動自在にすることができる。これらによれば、雄螺子部と雌螺子部を、簡易かつ迅速・確実に噛合いさせることができる。具体的には、容器へのキャップ締め付けを行なう食品・飲料産業、化粧品産業、雑貨業、化学産業などに留まらず、機械産業、自動車産業、造船産業、電気・電子産業、化学装置産業等、多くの産業分野において利用が可能である。
図1は参考例1のキャッピング装置を示す側面図である。 図2は図1のキャッピング装置の平面図である。 図3は仮締装置と本締装置を示す側面図である。 図4は図3の正面図である。 図5は図3の平面図である。 図6は本締装置を示す平面図である。 図7はキャッピング手順を示す流れ図である。 図8はキャップと容器を示す模式図である。 図9はキャップと容器の相対位置を示す模式図である。 図10はキャップの螺着容易な仮締め状態を示す模式図である。 図11はキャップの螺着困難な仮締め状態を示す模式図である。 図12は参考例2のキャッピング装置を示す側面図である。 図13は参考例3のキャッピング装置を示す側面図である。 図14は図13のキャッピング装置の平面図である。 図15は仮締装置を示す側面図である。 図16は本締装置を示す側面図である。 図17は参考例4のキャッピング装置を示す側面図である。 図18は参考例5のキャッピング装置を示す側面図である。 図19は参考例6のキャッピング装置を示す側面図である。 図20は実施例のキャッピング装置を示す側面図である。 図21はキャップ締装置の方向自在状態を示す断面図である。 図22はキャップ締装置の仮締め中間状態を示す断面図である。 図23はキャップ締装置の仮締め完了状態を示す断面図である。 図24はキャップ締装置の方向自在吸着部を示す模式図である。
符号の説明
1 キャップ
2 容器
10 キャッピング装置
35 本締装置
70 仮締装置
400 キャッピング装置
410 キャップ締装置
414 回転部(回転軸)
420 方向自在吸着部(キャップ保持手段)
422 加圧突出部(緩衝手段)
423 加圧室(緩衝手段)

Claims (4)

  1. キャップを容器に対して仮締めする仮締装置と本締めする本締装置とを有してなるキャッピング装置において、
    ハウジングと、該ハウジングに回転可能に支持された回転部と、キャップを吸着する吸着部を備え、
    吸着部が前記回転部の先端に方向自在に支持されるとともに、
    前記吸着部の側に突出することで前記吸着部の基端面を加圧する加圧突出部を前記回転部が備えたことを特徴とするキャッピング装置。
  2. 前記回転部は中空部を備え、
    前記加圧突出部は、前記回転部の前記中空部に摺動可能に内蔵された請求項1に記載のキャッピング装置。
  3. 前記加圧突出部は、
    その先端突部が前記吸着部の前記基端面の中心部を加圧し、
    前記吸着部は、両側の支軸が、前記回転部の先端の直径上に設けられた左右の長孔状スライド孔に支持された請求項に記載のキャッピング装置。
  4. 請求項3に記載のキャッピング装置を制御する方法であって、前記加圧突出部を前記吸着部の側に加圧することで吸着部を揺動自在とし、加圧を解除することで吸着部を方向自在とするキャッピング装置の制御方法。
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