JP4750595B2 - 有機発光素子アレイ - Google Patents

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Description

本発明は、有機発光素子アレイに関し、パーソナルコンピューター・テレビ・携帯電話等のディスプレイの表示部に使用されるフルカラーの有機発光素子アレイに関するものである。
有機発光素子は、原理的に薄型・軽量のため、ディスプレイの中でもモバイル製品への適用が数多く考えられている。そのため車載を含めたモバイル製品として、耐熱性・耐久性が求められている。
有機発光素子の耐熱性・耐久性向上をめざし、ガラス転移点(Tg)に着目した例をあげる。
高温での耐久性向上をめざしドーパントとして緑色発光するクマリン誘導体をガラス転移点(Tg)≧150℃とし、好ましくは素子中の全ての有機層のTg≧120℃とした例(たとえば特許文献1参照)がある。
また熱的安定をめざし電荷輸送層としてポリアミノフルオレン誘導体をTg>150℃とした例(たとえば特許文献2参照)がある。
また耐熱性改善のため電荷輸送層としてターフェニル基を有するトリフェニルアミン化合物をTg≧200℃とした先行例(たとえば特許文献3参照)がある。
また発光層・正孔輸送層・電子輸送層等有機化合物薄膜を構成する全材料のそれぞれのTg≧100℃とした先行例(たとえば特許文献4参照)がある。
特開2004−265623号公報(第1頁、解決手段。第13頁、[0099]) 特開2002−179630号公報(第3頁、[0007]) 特開2002−53533号公報(第5頁、[0012]、[0014]) 特開2002―324676号公報(第2頁、[請求項11])
しかし、上記例では、素子内の着目する1つの材料のみのTgを高くするものや、素子中の全ての有機層材料のTgを一定温度以上に規定するものが提案されてはいるが、車載を考慮した120℃の耐熱性試験ではいずれも耐久性が不十分である。
すなわち、有機発光素子を構成する材料の一部にのみTgの高い材料を使用しても、低いTgの材料があると、全体の耐熱性は達成されない。
環境温度あるいは通電発光によってその低いTgの材料の耐熱温度(Tg)を越えたとき、この材料を含む層では熱膨張率の急激な変化で体積膨張し、異種材料の界面でひび・ひずみが発生しする。
Tgを越えることで液体(過冷却液体)状態となるためこのひびから層内・層間に浸透し、他材料へのにじみ・マイグレートが発生しやすくなる。
この結果、一時的にイオン化ポテンシャルの変化で効率の上昇も見込まれるが、むしろ、色ずれや、電子漏れ・ホール漏れによるキャリアバランスの崩れ、π電子系の重なりによる濃度消光等が起こり、耐久性が低下するという問題があった。引き続き再結晶化が起った場合は結晶の局在化も加わり、上記問題を促進してしまうという問題があった。
また、素子中の全ての有機層材料のTg≧120℃の提案もされてはいるが、車載を考慮した120℃の耐熱性試験ではいずれも耐久性が不十分であった。
そこで、本発明は有機発光素子の高温での特性・耐久性の向上を図ることを目的とする。
よって、本発明は基板上に、一対の電極と有機化合物からなる発光層とを少なくとも有する有機発光素子を複数有する有機発光素子アレイにおいて、
前記複数の有機発光素子はそれぞれ、赤色を発光する赤画素と、緑色を発光する緑画素と、青色を発光する青画素であり、
前記赤画素と前記緑素と前記青画素のそれぞれの前記発光層同士のガラス転移点の差が10℃以内であることを特徴とする有機発光素子アレイを提供する。
本発明によれば構成材料間のガラス転移点の関係を規定することにより、バランスのとれた耐熱性が実現でき、高温での特性・耐久性の向上に優れた有機発光素子アレイを提供することが出来る。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明するが、本発明は本実施形態に限るものではない。
本発明において有機発光素子アレイとは、複数の有機発光素子の集合体のことである。
これは例えば共通する基材に複数の有機発光素子が配置されている構成が該当する。
また有機発光素子とは、一対の電極とその間に配置される有機化合物である発光層とから少なくとも構成される素子である。
そしてこのような有機発光素子アレイは、複数の有機発光素子がそれぞれ異なる色を発光する場合にフルカラー色表示が可能である。
図1は本発明の有機発光素子の3画素分を模式的に示す断面図である。図2は本発明の有機発光素子の数画素分を模式的に示す平面図である。また、図3は本発明の有機発光素子を模式的に示す断面図である。
図1において、100はスイッチング素子が配置されたガラス基板、101は下電極、102は有機発光層、103は有機化合物層、104は上電極、105は素子分離膜、106は保護膜である。
図2において、201は画素、202は素子分離膜である。
図3において、300はガラス基板、301は下電極、302はホール輸送層、303は有機発光層、304は電子輸送層、305は上電極、306は有機化合物層、307は封止接着層、308は保護用ガラス基板である。
はじめに本発明の実施形態の有機発光素子全般に共通することを説明する。
画素に対応したスイッチング素子が配置されたガラス基板100上に、一対の電極101、104を有し、電極間に少なくともR・G・B画素201がそれぞれ複数配されてなる有機発光層102を有する有機化合物層103を挟持するよう形成されている。
構成によっては、ホール輸送層302、電子輸送層304を設けても良い。また、各画素の周囲にはR・G・Bの3原色の混色を防止する素子分離膜105を設けても良い。素子の外周・端部には、水分・酸素等の雰囲気から素子を遮断する封止接着層307を設けても良い。
基板100としては、たとえばガラス基板上に作成した低温Poly−Siを用いたTFTのスイッチング素子基板等を使用できる。また、下電極101としては、たとえばCrのスパッタ膜を使用できる。
素子分離膜105は、たとえば感光性ポリイミドを用いてスピンコートにより成膜し、各画素を取り囲む形状にパターニング出来る。
有機発光層102を有する有機化合物層103は、たとえばホール輸送層302、有機発光材料、電子輸送層304等の構成材料を、抵抗過熱方式の真空蒸着装置により連続成膜により作成する。
有機発光層を形成するR・G・B各発光材料は、単独で発光する材料でも、ホストとドーパントの組み合わせで発光するものを用いても良い。
上電極104はたとえばITOのスパッタ膜を使用できる。
封止接着層307は、乾燥雰囲気中で保護用ガラス308を被せアクリル系封止接着剤の端面塗布により作成できる。
(第一の実施の形態)
第一の実施形態の有機発光素子アレイについて説明する。
有機発光層102に用いられる赤画素緑画素青画素(以下R・G・B画素と記す)を形成する材料には、それぞれのガラス転移点(Tg)の差がいずれも10℃以内であるものを使用する。
それによれば、R・G・B画素を形成するそれぞれの材料のTgを10℃以内に抑えることで、熱膨張・熱収縮による最大のずれを10−4台に抑えられる(熱膨張率×温度差)。
具体的には、たとえば熱膨張率:いずれも5×10−5/K、画素サイズ:20μm角、画素膜厚:20nmの時、次のような結果となる。
結果:
R・G・Bの画素のずれが面内10nm
厚さ方向0.01nm程度
そしてこれは影響が無視できる程度である。
このような材料を用いることにより120℃の耐熱性試験において、色ずれもなく耐久性を満足することが出来る。
これらR・G・B画素を形成する材料のTgをいずれも150℃以上とすることで、耐久性はさらに向上する。
(第二の実施の形態)
第二の実施形態の有機発光素子アレイについて説明する。
有機化合物層103に設けられるR・G・B画素を形成するそれぞれの材料とホール輸送層302を形成する材料には、それぞれのTgの差がいずれも30℃以内であるものを使用する。また、有機化合物層103に設けられるR・G・B画素を形成するそれぞれの材料と電子輸送層304を形成する材料には、それぞれのTgの差がいずれも30℃以内であるものを使用する。
それによれば、R・G・B画素を形成するそれぞれの材料のTgとホール輸送層あるいは電子輸送層を形成する材料のTgの差をいずれも30℃以内に抑えることで、熱膨張・熱収縮による最大のずれは10−3台に抑えられる。
具体的には、たとえば熱膨張率:いずれも5×10−5/K、画素サイズ:20μm角、画素膜厚:20nm、ホール輸送層・電子輸送層膜厚いずれも50nmの時、次のような結果となる。
結果:
R・G・B素子の平面方向に与えるずれが面内30nm/画素
厚さ方向のずれは最大でも0.075nm程度
そしてこれは影響が無視できる程度である。
隣接層としてのホール輸送層・電子輸送層のずれは、層間すべりを考慮してもRGB画素自体をずらすものではなくフルカラー素子としては影響を無視できる程度である。
このような材料をもちいることにより120℃の耐熱試験において、微少なひびやにじみがその部分で発生しても寿命の減少や色ずれが問題となることもなく耐久性を満足することが出来る。
さらにこれらR・G・B画素を形成する材料、ホール輸送層、電子輸送層のTgをいずれも130℃以上とすることで、耐久性はさらに向上する。
(第三の実施の形態)
第三の実施形態の有機発光素子について説明する。
R・G・B画素を形成するそれぞれの材料と封止接着層307を形成する材料には、それぞれのTgの差が75℃以内であるものを使用する。
それによれば、R・G・B画素を形成するそれぞれの材料のTgと封止接着剤を形成する材料のTgの差を75℃以内に抑えることで、それぞれの材料のTgを越えたとしても熱膨張・熱収縮の影響は10−1から10−3台に抑えられる。
具体的に次の場合を示す。
封止接着層を形成する材料の熱膨張率を1.5×10−3/Kとする、
R・G・B画素画素を形成する材料の熱膨張率:それぞれ5×10−5/Kとする。
そして画素サイズ:20μm角、封止接着層を形成する材料の膜厚4μm、R・G・B画素の膜厚20nmとして概算する。
R・G・B画素を形成する材料のTgのほうが低かった場合、R・G・Bの平面方向に与えるずれが面内75nm/画素、厚さ方向のずれは7.5×10−nm程度となり、画素自体をずらすものではなくフルカラー素子としては影響を無視できる程度である。
このような材料をもちいることにより120℃の耐熱試験において、微少なひびやにじみがその部分で発生しても寿命の減少や色ずれが問題となることもなく耐久性を満足することが出来る。
逆に、封止接着層を形成する材料のTgのほうが低かった場合、接着層の厚みのずれは300nm程度となる。R・G・B画素自体の物性変化はほとんどないので、接着層に軟化が生じても画素ずれの影響は無視できる程度である。
このような材料をもちいることにより120℃の耐熱試験において、微少なひびやにじみがその部分で発生しても寿命の減少や色ずれが問題となることもなく耐久性を満足することが出来る。
さらにこれらR・G・B画素を形成する材料、封止接着層を形成する材料のTgをいずれも130℃以上とすることで、耐久性はさらに向上する。
(第四の実施の形態)
第四の実施形態の有機発光素子について説明する。
R・G・B画素を形成するそれぞれの材料のTgを150℃以上であるものを使用し、ホール輸送層を形成する材料、電子輸送層を形成する材料、封止接着層を形成する材料のTgを構成に応じて150℃以上であるものを使用する。
有機発光素子は、車載を考慮すると一般的に−40℃〜120℃での耐熱性が必要と考えられる。ガラス転移点(Tg)をすべて150℃以上にすることで、有機発光素子に必要な環境耐久性をもつことが出来る。
Tgはこのピンポイントの温度で物性がガラス状態から過冷却液体状態に急に変化するわけではない。たとえばTgの−15℃付近から徐々に液化が始まり、Tgの+15℃付近で全てが過冷却液体となる。
この温度の幅は物質やアモルファス化した時の状態(冷却速度・アモルファス状態・速定時の昇温速度)にも依存するが、アモルファス状態が単一の状態ではないことも考慮すると、一般的にTg±5〜30℃と考えられる。
また、ガラス状態が組織の内部エネルギー的に一定の安定状態を意味するわけではないことを考えると、発光素子に必要なガラス転移点は、環境耐熱温度+30℃程度が妥当な値と言える。
上記各実施形態に共通するガラス転移点について、その測定方法を説明する。装置として、たとえばDSC(示差走査熱量計)パーキン・エルマー製 Pyris1を使用できる。
測定条件としては、試料は2mg、昇温・降温条件は、融点+30℃以上まで加熱(昇温速度10℃/min.)後、10分間この温度を保持する。次にガラス転移点−50℃以下まで急冷(降温速度500℃/min.)後、10分間この温度を保持する。次にガラス転移点+50℃以上まで加熱(昇温速度20℃/min.)後、得られた階段状の曲線から求める。
なお、融解後すぐに急激に蒸発をはじめる試料や融解後すぐに分解が始まる試料の場合は、融点+5℃までの加熱にとどめる等適宜測定条件を変える必要がある。また、得られた測定曲線が不明瞭な場合は、急冷条件を40℃/min.に変更した方が良い場合もある。
(実施例1)
画素に対応したスイッチング素子が配置されたガラス基板100上に、各画素の下電極101として、Crをスパッタ法により約300nm成膜し、パターニングを行った。
次に、素子分離膜105を形成するために、感光性ポリイミドをスピンコートにより約2μm成膜したのち、各画素を取り囲むような形状にパターニングを行った。
次に、抵抗加熱方式の真空蒸着装置を用いて、表1に示すホール輸送材料、有機発光材料、電子輸送材料の各有機層の構成材料を用いて有機化合物を連続成膜し有機化合物層103を設けた。
発光層Gはホストとドーパントを同時に成膜した。発光層Rと発光層Bはそれぞれ使用する化合物(この場合名称R1、B1)のみからなる層である。
続いて、上電極104として、スパッタ法を用いてITOを100nm成膜した。最後に、水分や酸素等の雰囲気から素子を遮断するために、乾燥雰囲気中で保護用ガラス308を被せアクリル系封止接着剤により封止した(封止接着層307)。
実施例1で用いた有機化合物層の各材料及び各膜厚、Tgを下記表1に示し、その化学構造を下記に示す。
Figure 0004750595
Figure 0004750595
Figure 0004750595
Figure 0004750595
Figure 0004750595
Figure 0004750595
Figure 0004750595
(比較例1)
有機発光層のR1をR2にした以外は実施例1と同様に作成した。
比較例1で用いた有機化合物層の各材料及び各膜厚、Tgを下記表2に示す。変更した発光層Rに用いたR2の化学構造を下記に示す。
Figure 0004750595
Figure 0004750595
(比較例2)
ホール輸送層のHT1をHT2に、電子輸送層のET1をET2に変更した以外は実施例1と同様に作成した。
比較例2で用いた有機化合物層の各材料及び各膜厚、Tgを下記表3に示す。変更したホール輸送層、電子輸送層に用いたHT2、ET2の化学構造を下記に示す。
Figure 0004750595
Figure 0004750595
Figure 0004750595
(実施例2)
実施例1と同様に有機発光素子を作成した。実施例2で用いた有機化合物層の各材料及び各膜厚、Tgを下記表4に示す。
Figure 0004750595
(比較例3)
封止接着層のAD1をAD2にした以外は実施例2と同様に作成した。
比較例3で用いた有機化合物層の各材料及び各膜厚、Tgを下記表5に示す。
Figure 0004750595
実施例1・比較例1・比較例2・実施例2・比較例3で作成した有機発光素子を120℃の恒温槽に24時間放置し、恒温槽に入れる前後の素子の特性を比較した。輝度の初期値に対する割合を示す。
Figure 0004750595
総合評価は表4に示す数値から判断した。
より具体的には有機発光素子アレイを構成する有機発光素子のうち1つでも有機発光素子の数値が0.8を下回れば特性未達とした。表中には総合評価にNGと記す。
本実施例は何れもが0.8を上回り、特に0.9も上回り更に0.95も上回っており非常に有利な結果を得た。表中には総合評価にOKと記す。
したがって、本実施例によれば、高温耐久時の特性劣化を防止することができ、高品質の有機EL発光素子を提供することができる。
有機発光素子の3画素分を模式的に示す断面図である。 有機発光素子の数画素分を模式的に示す平面図である。 有機発光素子を模式的に示す断面図である。
符号の説明
100 スイッチング素子が配置されたガラス基板
101 下電極
102 有機発光層
103 有機化合物層
104 上電極
105 素子分離膜
106 保護膜
201 画素
202 素子分離膜
300 ガラス基板
301 下電極
302 ホール輸送層
303 有機発光層
304 電子輸送層
305 上電極
306 有機化合物層
307 封止接着層
308 保護用ガラス基板

Claims (12)

  1. 基板上に、一対の電極と有機化合物からなる発光層とを少なくとも有する有機発光素子を複数有する有機発光素子アレイにおいて、
    前記複数の有機発光素子はそれぞれ、赤色を発光する赤画素と、緑色を発光する緑画素と、青色を発光する青画素であり、
    前記赤画素と前記緑画素と前記青画素のそれぞれの前記発光層同士のガラス転移点の差が10℃以内であることを特徴とする有機発光素子アレイ。
  2. 前記有機発光素子アレイは、ホール輸送層と電子輸送層を更に有し、
    前記赤画素と前記緑画素と前記青画素のそれぞれの前記発光層の前記ガラス転移点と、前記ホール輸送層のガラス転移点との差が30℃以内であり、
    且つ前記赤画素と前記緑画素と前記青画素のそれぞれの前記発光層の前記ガラス転移点と、前記電子輸送層のガラス転移点との差も30℃以内であることを特徴とする請求項1に記載の有機発光素子アレイ。
  3. 前記有機発光素子アレイは、前記一対の電極の間の側部に封止接着層を更に有し、
    前記赤画素と前記緑画素と前記青画素のそれぞれの前記発光層の前記ガラス転移点と、前記封止接着剤層のガラス転移点の差が75℃以内であることを特徴とする請求項2に記載の有機発光素子アレイ。
  4. 前記赤画素と前記緑画素と前記青画素のそれぞれの前記発光層の前記ガラス転移点は150℃以上であることを特徴とする請求項1に記載の有機発光素子アレイ。
  5. 前記赤画素と前記緑画素と前記青画素のそれぞれの前記発光層と前記ホール輸送層と前記電子輸送層の前記ガラス転移点は130℃以上であることを特徴とする請求項2に記載の有機発光素子アレイ。
  6. 前記赤画素と前記緑画素と前記青画素のそれぞれの前記発光層と前記封止接着層の前記ガラス転移点は130℃以上であることを特徴とする請求項3に記載の有機発光素子アレイ。
  7. 前記赤画素と前記緑画素と前記青画素のそれぞれの前記発光層と前記ホール輸送層と前記電子輸送層と前記封止接着層の前記ガラス転移点は130℃以上であることを特徴とする請求項3に記載の有機発光素子アレイ。
  8. 前記ホール輸送層と前記電子輸送層の前記ガラス転移点も150℃以上であることを特徴とする請求項4に記載の有機発光素子アレイ。
  9. 前記有機発光素子アレイは、前記一対の電極の間の側部に封止接着層を更に有し、
    前記封止接着層のガラス転移点も150℃以上であることを特徴とする請求項8に記載の有機発光素子アレイ。
  10. 前記赤画素と前記緑画素と前記青画素のそれぞれの間には素子分離膜が配置されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の有機発光素子アレイ。
  11. 前記基板には前記赤画素と前記緑画素と前記青画素のそれぞれに対応したスイッチング素子が配置されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の有機発光素子アレイ。
  12. 車載用である請求項1乃至11のいずれか一項に記載の有機発光素子アレイ。
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