JP4750510B2 - 水晶発振回路 - Google Patents

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Description

本発明は、水晶振動子を用いた水晶発振回路に関するものである。
近年の移動体無線の基準発振器等には、安定した発振周波数が求められるため、発振周波数精度が高い水晶振動子を用いた水晶発振回路が広く用いられている。その発振周波数は、搭載される機器や電子回路によって異なるため、様々な周波数に対応している。
様々な周波数の水晶発振回路を作るために、水晶発振回路に分周回路を備え、一つの水晶振動子から複数の周波数を作る方法が知られている。つぎに、この方法を用いた従来知られている水晶発振回路を図を用いて説明する。
図15は従来知られている水晶発振回路を説明する図である。図15において、1は発振回路、3は分周回路、5は出力バッファ部、11は出力端子、13はVSS電源、21はVDD電源である。VDD電源21は正側の電源、VSS電源13は負側の電源である。200はこれらを有する水晶発振回路である。
水晶発振回路200は、水晶振動子を接続した発振回路1を用いることで安定した発振を行い、分周回路3を用いて発振周波数の変換を行い、出力バッファ部5を用いて信号を増幅して出力端子11に信号を出力する構成である。図15に示した水晶発振回路200の振る舞いは、電源投入直後の発振初期状態においては、発振回路1の出力が電源電圧の1/2付近で一定であり、時間が経つにつれて、振幅が微小な状態から次第に成長していき、振幅が一定になって、発振が安定状態になる。
しかしながら、図15に示した従来知られている水晶発振回路200は、発振回路1と分周回路3と出力バッファ部5とが、正側の電源であるVDD電源21と負側の電源であるVSS電源13との単一の駆動電圧で動作しているため、発振回路1が電源ノイズの影響を受けてしまうという問題があった。
すなわち、発振回路1と出力バッファ部5との電源が共通であるため、電流消費量の大きい出力バッファ部5が動作した際に発生する電源ノイズにより、発振回路1の発振状態が影響を受けるのである。特に発振初期状態においては、発振回路1の発振状態は不安定で外部の影響を受けやすいため、電源ノイズによって異常発振などが発生してしまう。一旦、異常発振が発生してしまうと異常発振状態を持続し、発振状態が安定化しない場合がある。
ところで、水晶発振回路を用いたシステムによっては、低消費電力化のために発振回路を間欠的に動作させる場合がある。このように、発振開始と発振停止とを繰り返すシステムに従来知られている水晶発振回路200を用いると、異常発振によって発振状態が安定せず、システム全体が動作しないということが頻繁に発生してしまう。
このように、出力バッファ部5が動作したときの電源ノイズは、発振回路1の発振初期状態に影響を及ぼし、発振状態の安定化を妨げるため、非常に大きな問題である。この問題を解決するために、発振初期状態時に発振回路1以外の回路の動作を停止させる水晶発振回路が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に示した従来技術の概要を図15に示した従来知られている水晶発振回路を用いて説明すると、分周回路3および出力バッファ部5の動作を停止することで、発振回
路1への影響を無くし、すみやかに発振状態を安定化させるというものである。
特許文献1に示した従来技術の水晶発振回路について図16を用いて詳しく説明する。図16は、特許文献1に示した従来技術を説明しやすいようにその主旨を逸脱しない程度に書き直したものである。特許文献1に示した従来技術の水晶発振回路は、発振開始検出回路を設けて、発振状態が安定化するまで分周回路および出力バッファ部を停止させるものである。
図16において、1は発振回路、3は分周回路、5は出力バッファ部、11は出力端子、13はVSS電源、23は水晶振動子、25は発振インバータ、27は帰還抵抗、37hはインバータ、55は発振開始検出回路、57はパワーオンリセット回路、C5は容量である。VSS電源13は負側の電源であり、図16では正側の電源は省略してある。201はこれらを有する水晶発振回路である。
発振回路1は、発振インバータ25と並列に帰還抵抗27と水晶振動子23とを接続し、発振インバータ25の入力および出力とVSS電源13との間にそれぞれ容量C5を接続している。発振インバータ25の出力をインバータ37hに入力しており、インバータ37hの出力を分周回路3に入力するとともに発振開始検出回路55に入力している。分周回路3の出力を出力バッファ部5に入力し、出力バッファ部5の出力は出力端子11と接続している。発振開始検出回路55の出力は、分周回路3および出力バッファ部5に接続している。パワーオンリセット回路57の出力は、発振開始検出回路55に入力している。
続いて、図16に示した水晶発振回路201の動作を説明する。
水晶発振回路201に電源を投入するとその直後、パワーオンリセット回路57がリセット信号を出力し、発振開始検出回路55を初期化する。このとき、発振開始検出回路55の出力信号によって、分周回路3および出力バッファ部5の動作は停止する。
電源投入直後では、発振インバータ25およびインバータ37hの出力振幅は微小であるが、時間が経過するについて、徐々に出力振幅が大きくなっていき、出力振幅がある値になると発振開始検出回路55が発振開始を検出する。このとき、発振開始検出回路55の出力信号が切り替わり、分周回路3および出力バッファ部5が動作開始し、出力端子11に出力信号が出力される。
以上で説明したように、特許文献1に示した水晶発振回路201は、発振初期状態において、分周回路3および出力バッファ部5の動作を停止することができる。これにより出力バッファ部5が駆動することで発生する電源ノイズを無くし、発振インバータ25への影響を抑えることができる。
特許文献1に示した従来技術の水晶発振回路201は、発振開始検出回路55を用いることで、異常発振を無くし、発振状態を安定化させることができる。また、異常発振がなくなることから、発振起動時間を短くすることも可能となる。
特開平5−48440号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に示した従来技術の水晶発振回路201は、電源投入後にすぐさま発振開始を検出できないという問題があった。
すなわち、発振開始検出回路55は、インバータ37hの出力振幅の値を検知すること
で発振開始を検出するが、インバータ37hの出力振幅は滑らかに変化するので、出力振幅が所望の値になったことを検出するためには、複雑な回路、例えば、AD変換器や電圧比較回路等が必要となる。また、発振開始を検出する必要があるのは、電源投入直後の極めて短時間である。このような複雑な回路は、一般的に電源投入後に動作が安定するまで時間がかかるため、電源投入後にすぐに発振開始検出回路55が正常に動作せず、発振開始を検出できないというものである。
また、特許文献1に示した従来技術の水晶発振回路201は、発振開始検出回路55およびパワーオンリセット回路57が必要となるため、回路占有面積をなるべく小さくしたい小型の情報端末などのシステムには搭載できないという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、分周回路を設けた水晶発振器の発振起動時間を確実に短くすることを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明の水晶発振回路は下記記載の構造を採用する。
水晶振動子を用いた水晶発振回路であって、発振回路と分周回路と出力バッファ部とを備え、これらがそれぞれ異なる駆動電圧で動作する水晶発振回路において、
発振回路と分周回路と出力バッファ部との負側の電源を第1の電源とし、発振回路の正側の電源を第2の電源とし、分周回路の正側の電源を第3の電源とし、出力バッファ部の正側の電源を第4の電源とするとき、
第2の電源の電圧は、第3の電源の電圧より低く、第3の電源の電圧は、第4の電源の電圧より高く、第2の電源の電圧は、発振回路を構成するスイッチング素子のしきい値電圧の絶対値をほぼ2倍にした値より大きく、第3の電源の電圧は、分周回路を構成するスイッチング素子のしきい値電圧の絶対値をほぼ2倍にした値より大きいことを特徴とする。
第2の電源と第3の電源と第4の電源とは、それぞれ異なる電源手段であってもよい
記憶回路と制御回路とを備え、その制御回路は、記憶回路に記憶している、発振回路の発振周波数に関る動作条件情報に基づ、発振回路の発振周波数を制御するようにしてもよい
第1の可変手段を有し、この第1の可変手段は、記憶回路に記憶している、分周回路の分周周波数もしくは分周数に関る動作条件情報に基づき、分周回路を制御して、その出力周波数を可変するようにしてもよい
第2の可変手段を有し、この第2の可変手段は、記憶回路に記憶している、定電圧を発生する電源回路の出力電圧を制御する動作条件情報に基づき、第2の電源もしくは第3の電源もしくは第4の電源を制御して、その出力電圧を可変し、発振回路の動作電圧や分周回路の電源電圧や出バッファ部の出力振幅の調整をするようにしてもよい
本発明の水晶発振回路は、発振回路と分周回路と出力バッファ部とを有し、それぞれ異なる電源電圧で動作するものである。このような構成とすることによって、発振回路がそ
れ以外の回路の影響を受けなくなるために、異常発振などの誤動作を起こすことなく正常に発振し、さらに、誤動作がないことから発振起動時間を短くすることができるという効果を有する。
また、発振開始検出回路およびパワーオンリセット回路など、複雑な回路を必要としないので、安定し確実な動作が可能となるという効果も有する。
本発明の水晶発振回路によれば、発振回路を間欠的に動作させ、発振開始と発振停止とを繰り返すシステムに搭載されても正常に発振をすることができるのである。
[本発明の構造の説明:図1〜図6]
以下、図面を用いて本発明を実施するための最適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態における水晶発振回路を示す回路図である。この水晶発振回路は、発振回路と分周回路と出力バッファ部と制御回路と記憶回路とを有している。
1は発振回路、3は分周回路、5は出力バッファ部、7は制御回路、9は記憶回路、11は出力端子、13は第1の電源であるVSS電源、15は第2の電源であるV1電源、17は第3の電源であるV2電源、19は第4の電源であるV3電源である。100はこれらを有する水晶発振回路である。
発振回路1の正側の電源はV1電源15とし、分周回路3の正側の電源はV2電源17とし、出力バッファ部5の正側の電源はV3電源19とする。発振回路1と分周回路3と出力バッファ部5との負側の電源はVSS電源13とする。
つまり、発振回路1は、第1の電源であるVSS電源13の電圧と第2の電源であるV1電源15の電圧との間の第1の駆動電圧で動作し、分周回路3は、VSS電源13の電圧と第3の電源であるV2電源17の電圧との間の第2の駆動電圧で動作し、出力バッファ部5は、VSS電源13の電圧と第4の電源であるV3電源19の電圧との間の第3の駆動電圧で動作するのである。
記憶回路9は、制御回路7に動作条件を出力し、制御回路7の制御信号によって発振回路1の動作を制御する。発振回路1の出力を分周回路3に入力し、分周回路3の出力は、出力バッファ部5に入力する。出力バッファ部5から出力端子11へ出力波形を出力する。
ここで、V1電源15の電圧は、V2電源17の電圧より低くする。つまり、第1の駆動電圧より第2の駆動電圧を大きくするのである。このようにすることによって、発振回路1は、より小さな駆動電圧で動作することができるため、消費する電流を低く抑えることができる。さらに、V1電源15の電圧は、発振回路1を構成する発振用インバータのスイッチング素子(例えば、MOSFET:MOS型電界効果トランジスタ)のしきい値電圧の絶対値のほぼ2倍より高くする。このようにすることによって、充分な発振ゲインが得られ、電源投入後、すみやかに発振が安定状態に移行することが可能となる。なお、発振回路1の構成の詳細については、後述する。
また、V2電源17の電圧は、V3電源19の電圧より高くする。これは、出力バッファ部5の出力振幅は、仕様によって様々に設定する必要があるため、V3電源19を変化させることで出力振幅を設定するが、出力バッファ部5を確実に駆動するために、出力バッファ部5の入力、すなわち、分周回路3の出力振幅は、常にV3電源19より大きくする必要があるためである。さらに、V2電源17の電圧は、分周回路3を構成するスイッチング素子(例えば、MOSFET)のしきい値電圧の絶対値のほぼ2倍より高くする。
これにより、分周回路3は、高い周波数における動作マージンを広げることができる。なお、分周回路3の構成の詳細については、後述する。
このように、図1に示す水晶発振回路100において、発振回路1と分周回路3と出力バッファ部5とは、それぞれ異なる駆動電圧で動作する構成となっている。
[発振回路の説明:図2]
続いて、発振回路1の具体的な回路構成を示す。図2は、本発明の実施形態における発振回路1の回路構成を説明する図である。図2に示す発振回路1は、可変容量の両端子に制御信号を入力し、負荷容量を可変にすることで、発振周波数を制御する発振回路である。
図2において、23は水晶振動子、25は発振インバータ、27は帰還抵抗、R1〜R4は抵抗、29aと29bとは制御端子、C1〜C3は容量、Cv1とCv2は可変容量、31は発振出力端子である。すでに説明した構成には同じ番号が付与してある。
図2に示す発振回路において、発振インバータ25の正側の電源は、図1におけるV1電源15とし、負側の電源は、VSS電源13とする。
発振インバータ25と並列に帰還抵抗27を接続する。VSS電源13と発振インバータ25の入力との間に、発振インバータ25の入力側から順に、容量C1と可変容量Cv1と容量C3とを直列に接続する。容量C3と可変容量Cv1との接続点と発振インバータ25の出力との間に、発振インバータ25の出力側から順に、抵抗R1と容量C2と可変容量Cv2とを直列に接続する。
抵抗R1と容量C2との接続点と発振インバータ25の入力との間に水晶振動子23を接続する。制御端子29bは、抵抗R3を介して可変容量Cv1および可変容量Cv2と容量C3との接続点に接続する。制御端子29aは、抵抗R2を介して可変容量Cv1と容量C1との接続点に接続し、また、抵抗R4を介して可変容量Cv2と容量C2との接続点に接続する。
制御端子29aおよび制御端子29bは、図1に示す制御回路7と接続し、可変容量Cv1および可変容量Cv2の端子電圧を制御する。これにより、図2に示す発振回路は、可変容量Cv1および可変容量Cv2の容量値を変化させ、発振周波数を制御することができる。例えば、水晶振動子23が3次関数で近似できる周波数対温度特性を持つ場合には、制御端子29aに水晶振動子23の3次成分をキャンセルする信号を入力し、制御端子29bに水晶振動子23の1次成分をキャンセルする信号および中心周波数を調整する信号を合成した信号を入力することで、周囲温度に対して発振周波数を安定化させることができる。
[分周回路の説明:図3]
続いて、分周回路3の具体的な回路構成を示す。図3は、本発明の実施形態における分周回路の回路構成を説明する図である。図3に示す分周回路は、一般的にフリップフロップ回路と呼ばれる回路である。
図3において、33は分周入力端子、35は分周出力端子、37b〜37gはインバータ、39aと39bとはトランスミッションゲート、41aと41bとはトライステートインバータである。S1とS2とは分周クロックである。なお、トランスミッションゲート39aおよび39bとトライステートインバータ41aおよび41bとは、イネーブル端子をローレベルにすると、それぞれの出力がハイインピーダンスとなる。
インバータ37b〜37gとトランスミッションゲート39aおよび39bとトライス
テートインバータ41aおよび41bとにおいて、正側の電源は、図1におけるV2電源17とし、負側の電源は、VSS電源13とする。
分周入力端子33とインバータ37bの入力とを接続し、インバータ37bとインバータ37cとを直列に接続する。インバータ37bの出力を分周クロックS1とし、インバータ37cの出力を分周クロックS2とする。
次に、インバータ37dとインバータ37eとの間にトランスミッションゲート39aを接続し、トランスミッションゲート39aのイネーブル端子に分周クロックS1を入力する。インバータ37eとインバータ37fとの間にトランスミッションゲート39bを接続し、トランスミッションゲート39bのイネーブル端子に分周クロックS2を入力する。インバータ37fの出力をインバータ37dおよびインバータ37gに入力する。インバータ37gの出力を分周出力端子35に接続する。
インバータ37eとトライステートインバータ41aとにおいて、お互いの入力と出力同士を接続し、トライステートインバータ41aのイネーブル端子に分周クロックS2を入力する。インバータ37fとトライステートインバータ41bとにおいて、お互いの入力と出力同士を接続し、トライステートインバータ41bのイネーブル端子に分周クロックS1を入力する。
続いて、図3に示す分周回路の動作を説明する。分周入力端子33に周波数fの信号を入力すると、インバータ37bおよびインバータ37cによって分周クロックS1とその反転信号である分周クロックS2とが作られる。この分周クロックS1および分周クロックS2によって、トランスミッションゲート39aおよびトランスミッションゲート39bとトライステートインバータ41aおよびトライステートインバータ41bとを制御し、分周動作を行い、分周出力端子35に周波数f/2の信号を出力する。
このような構成とすることで、分周入力端子33に周波数fの信号が入力されたとき、分周出力端子35には周波数f/2の信号が出力される。
[電源構成の説明:図4〜図6]
続いて、図1に示した水晶発振回路の電源構成について、図4〜図6を用いて説明する。まず、図4は本発明の実施形態における電源構成を説明する図である。図4において、43a〜43cはレギュレータ回路である。すでに説明した構成には同じ番号が付与してある。
レギュレータ回路43aとレギュレータ回路43bとレギュレータ回路43cとにおいて、正側の電源はVDD電源21に接続し、負側の電源はVSS電源13に接続する。レギュレータ回路43aは、VSS電源13の電圧とVDD電源21の電圧とから第2の電源であるV1電源15の電圧を生成し、レギュレータ回路43bは、VSS電源13の電圧とVDD電源21の電圧とから第3の電源であるV2電源17の電圧を生成し、レギュレータ回路43cは、VSS電源13の電圧とVDD電源21の電圧とから第4の電源であるV3電源19の電圧を生成する。
レギュレータ回路43aと43bと43cとは、定電圧を発生する回路で、VDD電源21の電圧とVSS電源13の電圧とを用いて一定の電圧を安定して発生することが可能な回路である。
次に、これらレギュレータ回路の回路構成を図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施形態におけるレギュレータ回路構成を説明する図である。図5において、45はリファレンス部、47は差動部、49は増幅部、51はレギュレータ出力端子である。すでに説明した構成には同じ番号が付与してある。
リファレンス部45と差動部47と増幅部49とにおいて、正側の電源は、VDD電源21に接続し、負側の電源は、VSS電源13に接続する。リファレンス部45の出力を差動部47に入力する。差動部47の出力を増幅部49に入力し、差動部47のもう一方の入力に増幅部49からの帰還出力を入力する。増幅部49の出力をレギュレータ出力端子51と接続する。
リファレンス部45は、VSS電源13に対して一定の電圧を発生する部分で、VDD電源21の電圧変動を吸収し、常に一定の電圧を発生することが可能である。差動部47は、リファレンス部45の出力と増幅部49の帰還出力との電圧差に応じた出力を発生し、増幅部49の出力が常に一定になるように補正する。増幅部49はレギュレータ出力端子51に接続する負荷を駆動するために電流供給能力を高めている。
次に、これらレギュレータ回路の具体的な回路を図6を用いて説明する。図6は本発明の実施形態におけるレギュレータ回路の具体的な回路を示す図である。図6において、R4〜R7は抵抗、C4は容量、N1〜N5はNchMOSFET(以下、NMOSと記載する)、P1〜P5はPchMOSFET(以下、PMOSと記載する)、53は電流制御端子である。すでに説明した構成には同じ番号が付与してある。
リファレンス部45は、VDD電源21からVSS電源13に向かって順に、PMOSP1とNMOSN1と抵抗R4とを直列に接続する。さらに、VDD電源21からVSS電源13に向かって順に、PMOSP2とNMOSN2とを直列に接続する。PMOSP1とPMOSP2とのバルクは、VDD電源21に接続し、NMOSN1とNMOSN2とのバルクは、VSS電源13に接続する。PMOSP1とPMOSP2とのゲート同士を接続し、その接続点とPMOSP1のドレインとを接続する。NMOSN1とNMOSN2とのゲート同士を接続し、その接続点とNMOSN2のドレインとを接続する。
このような構成とすることで、NMOSN2のドレインにおける電圧は、VSS電源13に対して、常に一定の電圧を発生することができる。
次に、差動部47は、VDD電源21からVSS電源13に向かって順に、PMOSP3とNMOSN4とNMOSN3とを直列に接続する。VDD電源21からNMOSN4とNMOSN3との接続点に向かって順に、PMOSP4とNMOSN5とを直列に接続する。PMOSP3とPMOSP4とのバルクは、VDD電源21に接続し、NMOSN3とNMOSN4とNMOSN5とのバルクは、VSS電源13に接続する。NMOSN4のゲートは、リファレンス部45のNMOSN2のドレインと接続する。NMOSN3のゲートは、電流制御端子53と接続する。PMOSP3とPMOSP4とのゲート同士を接続し、その接続点をPMOSP4のドレインと接続する。電流制御端子53は、一定の電圧を入力することで、差動部47が消費する電流を制御する。
続いて、増幅部49は、VDD電源21からVSS電源13に向かって順に、PMOSP5と抵抗R6と抵抗R7とを直列に接続する。PMOSP5のバルクは、VDD電源21と接続する。PMOSP5のゲートは、差動部47のPMOSP3のドレインと接続するとともに、PMOSP5のゲートからドレインに向かって順に、容量C4と抵抗R5とを直列に接続する。抵抗R6と抵抗R7との接続点と差動部47のNMOSN5のゲートとを接続する。PMOSP5と抵抗R6との接続点を、レギュレータ出力端子51と接続する。
差動部47は、リファレンス部45と増幅部49とからの入力の差に応じて、増幅部49に補正信号を出力し、レギュレータ出力端子51を一定の電圧に保つように動作する。
[動作説明:図1、図7、図8]
続いて、本発明の実施形態における水晶発振回路の動作を説明する。はじめに、電源投入後における発振回路1の出力振幅の過渡特性を、図7を用いて説明する。図7は、横軸に時間を、縦軸に発振回路1の出力電圧を模式的に示すものである。
図7に示すように、電源投入後、しばらくの間、図1の発振回路1の出力電圧は、電源電圧の1/2で一定になっている。そして、時間が経つにつれ、徐々に出力振幅が大きくなっていき、最終的に一定の出力振幅になり、安定状態に移行する。
次に、図8を用いて、分周回路3にも使わているインバータの入出力特性を説明する。図8は、横軸にインバータの入力電圧を、縦軸にインバータの出力電圧を模式的に示すものである。
図8に示すように、インバータの入力電圧が、0Vから電源電圧の1/2未満までの間は、出力電圧は電源電圧であり、入力電圧の反転となる。そして、入力電圧が電源電圧の1/2付近の狭い電圧範囲で急激に出力が反転する。さらに、入力電圧が電源電圧のほぼ1/2から電源電圧までは、出力電圧は0Vであり、入力電圧の反転となる。このように、インバータの入出力特性は、入力電圧が電源電圧の1/2付近で急激に出力が反転する特性を持つ。
ここで、インバータの入力に、DCレベルが電源電圧の1/2で、微小な振幅の入力信号が入った場合を説明する。図8のAに示すように、DCレベルが電源電圧の1/2で、微小な振幅の入力信号が入った場合、インバータの入出力特性は電源電圧の1/2付近で急激に出力が変化するため、出力信号は図8のBに示すように増幅されて出力される。ここで、発振回路1と分周回路3との電源電圧が同電圧の場合は、発振回路1と分周回路3とのそれぞれの電源電圧の1/2が一致する。そのような状況においては、電源投入直後の発振初期状態では、分周回路3の入力信号が微小な振幅で、かつ、DCレベルが電源電圧の1/2であるために、分周回路3が動作し、出力バッファ部5も動作してしまう。これにより、電源ノイズが発生し、発振回路1に影響を及ぼし、発振状態の安定化を妨げてしまう。
しかしながら、本発明では発振回路1の電源と分周回路3の電源とを、それぞれV1電源15とV2電源17とし、それらの回路を異なる駆動電圧で動作させるため、上記のような問題が起こらない。すなわち、発振回路1の出力のDCレベルが、分周回路3の電源電圧の1/2とは異なるため、分周回路3の入力に微小な振幅の信号が入っても出力信号は変化しないのである。これは、図8に示したインバータの入出力特性を見れば明らかで、入力のDCレベルが電源電圧の1/2から若干移動することによって、微小な振幅の信号が入力されても、出力電圧は変化しない。
このように、本発明の実施形態の水晶発振回路では、電源投入後の発振初期状態における発振回路の出力が微小な振幅な場合においても、分周回路が動作せず、さらに出力バッファ部も動作しない。そして、出力バッファ部の動作に起因する電源ノイズが発生せず、電源を経由した発振回路への影響を無くすことができる。これによって、確実に発振状態を安定化させることができ、発振起動時間を短くすることができる。
また、発振開始検出回路およびパワーオンリセット回路など、複雑な回路を必要としないので、電源投入直後においても安定した動作が可能となる。
以上、説明した本発明の水晶発振回路は、可変容量Cv1および可変容量Cv2の両端子に、制御信号29aと制御信号29bとを入力していたが、これに限定するものではな
い。
図9に示すように、可変容量Cv1および可変容量Cv2の片側の端子をVSS電源13に接続し、もう一方の端子に制御信号29cを入力してもよい。この構成も、電圧制御型水晶発振回路の一般的な構成であり、この構成においても、本発明の実施形態と同様の効果が得られる。
また同様に、図10に示すように、可変容量Cv1および可変容量Cv2を無くし、容量C1および容量C2のみとしてもよい。これは、例えば、発振周波数の温度依存性に対し、高い精度が不要な場合などに用いられる構成であり、この構成においても、本発明の実施形態と同様の効果が得られる。
さらに、説明した本発明の分周回路は、一般的なフリップフロップ回路を用いたが、これに限定するものではない。分周回路の入力部分に相当する素子が、図8に示す入出力特性を持つならば、他の回路方式の分周回路を用いても本発明の実施形態と同様の効果が得られる。
すでに説明した本発明の分周回路は、入力した周波数の1/2を出力する場合を例にしたが、これに限定するものではない。分周回路を複数段直列に接続することで、出力周波数を1/4、1/8、1/16・・・と様々に変化させることもできるのである。この場合においても、本発明の実施形態と同様の効果が得られる。
また、分周回路を直接制御して出力する周波数を制御することもできる。例えば、図11に示すように記憶回路9から情報を読み出して第1の可変手段61を介して分周回路3を制御するのである。図11において、その他の符号はすでに説明しているので説明を省略する。
記憶回路9の一部の領域に予め分周回路3を制御する動作条件情報を記憶させておき、その動作条件情報の内容を第1の可変手段61が読み出して分周回路3を制御するのである。
動作条件情報とは、発振回路1の発振周波数、分周回路3の分周周波数や分周数、出力バッファ部の振幅などである。
これらの動作条件情報を少なくとも1つ記憶回路9に記憶させておき、これを読み出してその内容を用いて分周回路3を制御するのである。例えば、分周数の情報から分周段数の切り替えなどを行って発振周波数の制御を行うのである。もちろん、この場合であっても、本発明の実施形態と同様の効果が得られる。
第1の可変手段61は、例えば、トランスミッションゲートと論理回路とを有しており、分周段数に応じて、分周回路のイネーブル、ディスエーブルと信号経路の切り替えとを行うように動作する回路である。
すでに説明した本発明の水晶発振回路の電源構成は、レギュレータ回路43aと43bと43cとをそれぞれ独立して用いたが、これに限定するものではない。図12に示すようにリファレンス部45を共通にし、独立した差動部と増幅部とをそれぞれ用いてもよい。図12において、47aと47bと47cとは差動部、49aと49bと49cとは増幅部であり、リファレンス部45からの出力をそれぞれの差動部に入力する構成となっている。
このような構成とすることによって、リファレンス部を複数設ける場合に比べ、リファレンス部同士の素子間バラツキが無くなり、結果としてレギュレータ出力のバラツキも低減されるのである。もちろん、リファレンス部45は1つでよいため、回路の専有面積を小さくすることができる。
さらに、すでに説明した例では、分周回路3は、第3の電源であるV2電源17の電源電位を供給していたが、図13に示すように、VDD電源21で駆動してもよい。これにより、レギュレータ回路43bを省略することができるので、さらに回路の専有面積を小さくすることができる。
また、分周回路3を直接制御する場合と同様に、レギュレータ回路43aか43bか43c、あるいは3つのレギュレータ回路全てを直接制御して出力する電圧を制御することもできる。例えば、図14に示すように記憶回路9から情報を読み出して第2の可変手段62を介してレギュレータ回路を制御するのである。図14において、その他の符号はすでに説明しているので説明を省略する。
記憶回路9の一部の領域に予めレギュレータ回路43aと43bと43cとを制御する動作条件情報を少なくとも1つ記憶させておき、その動作条件情報の内容を第2の可変手段62が読み出してレギュレータ回路を制御するのである。
このような構成とすることによって、第2の電源であるV1電源15と第3の電源であるV2電源17と第4の電源であるV3電源19との電圧を制御することができるため、本発明の水晶発振回路がシステムに組み込まれた後であっても、発振回路1の動作電圧の調整や分周回路3の電源電圧調整や出力バッファ部5の出力振幅の調整が可能となる。
図14に示す例では、レギュレータ回路43aと43bと43cとの全てを記憶回路9を用いて制御したが、これに限定するものではなく、1つまたは2つのレギュレータ回路を制御してもよい。
第2の可変手段62は、例えば、デジタル・アナログコンバータによって制御される可変抵抗を有しており、図6に示すレギュレータ回路において、増幅部49の抵抗R6と抵抗R7との抵抗比を調整することで、レギュレータ出力端子51の出力電圧を変化させることができるように動作する回路である。
本発明の水晶発振回路は、発振回路と分周回路と出力バッファ部とを有し、それぞれ異なる駆動電圧で駆動する。このため、発振初期状態において発振回路の出力が微小な振幅の信号においても、分周回路が動作することがなく、出力バッファ部も動作しないため電源ノイズの発生を抑制することができる。これによって、発振回路は、発振状態を安定化させることができ、確実に発振起動時間を短くすることができる。
このように、発振初期状態において誤動作がない水晶発振回路は、発振開始と発振停止とを繰り返す場合に特に有効である。
本発明の水晶発振回路は、複雑な回路を必要とすることなく発振起動時間が短く安定して発振開始できる。このため、できるだけ短い時間で安定して発振を開始しなければならない電子情報機器、電子通信機器などに搭載する温度補償水晶発振器に適用することができる。特に、発振回路を間欠的に動作させ、発振開始と発振停止とを繰り返す小型で低消費電力化がなされた電子機器に好適である。
本発明の水晶発振回路を示す図である。 本発明の発振回路を示す図である。 本発明の分周回路を示す図である。 本発明の水晶発振回路の電源構成を説明する図である。 本発明のレギュレータ回路の回路構成を説明する図である。 本発明のレギュレータ回路の具体的な回路を説明する図である。 発振回路の出力電圧の過渡特性を説明する模式図である。 インバータの入出力特性を説明する模式図である。 本発明の発振回路を示す図である。 本発明の発振回路を示す図である。 本発明の水晶発振回路を示す図である。 本発明の水晶発振回路の電源構成を説明する図である。 本発明の水晶発振回路の電源構成を説明する図である。 本発明の水晶発振回路の電源構成を説明する図である。 従来知られている水晶発振回路を説明する図である。 従来技術の水晶発振回路を示す図である。
符号の説明
1 発振回路
3 分周回路
5 出力バッファ部
7 制御回路
9 記憶回路
11 出力端子
13 VSS電源
15 V1電源
17 V2電源
19 V3電源
21 VDD電源
23 水晶振動子
25 発振インバータ
27 帰還抵抗
29a、29b 制御端子
31 発振出力端子
33 分周入力端子
35 分周出力端子
37a〜37h インバータ
39a、39b トランスミッションゲート
41a、41b トライステートインバータ
43a〜43c レギュレータ回路
45 リファレンス部
47 差動部
49 増幅部
51 レギュレータ出力端子
53 電流制御端子
55 発振開始検出回路
57 パワーオンリセット回路
61 第1の可変手段
62 第2の可変手段
R1〜R7 抵抗
C1〜C5 容量
Cv1、Cv2 可変容量
S1、S2 分周クロック

Claims (5)

  1. 水晶振動子を用いた水晶発振回路であって、発振回路と分周回路と出力バッファ部とを備え、これらがそれぞれ異なる駆動電圧で動作する水晶発振回路において、
    前記発振回路と前記分周回路と前記出力バッファ部との負側の電源を第1の電源とし、
    前記発振回路の正側の電源を第2の電源とし、前記分周回路の正側の電源を第3の電源とし、前記出力バッファ部の正側の電源を第4の電源とするとき、
    前記第2の電源の電圧は、前記第3の電源の電圧より低く、
    前記第3の電源の電圧は、前記第4の電源の電圧より高く、
    前記第2の電源の電圧は、前記発振回路を構成するスイッチング素子のしきい値電圧の絶対値をほぼ2倍にした値より大きく、
    前記第3の電源の電圧は、前記分周回路を構成するスイッチング素子のしきい値電圧の絶対値をほぼ2倍にした値より大きいことを特徴とする水晶発振回路。
  2. 前記第2の電源と前記第3の電源と前記第4の電源とは、それぞれ異なる電源手段であることを特徴とする請求項1に記載の水晶発振回路。
  3. 記憶回路と制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記記憶回路に記憶している、前記発振回路の発振周波数に関る動作条件情報に基づ、前記発振回路の発振周波数を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の水晶発振回路。
  4. 第1の可変手段を有し、
    該第1の可変手段は、前記記憶回路に記憶している、前記分周回路の分周周波数もしくは分周数に関る動作条件情報に基づき、前記分周回路を制御して、その出力周波数を可変することを特徴とする請求項3に記載の水晶発振回路。
  5. 第2の可変手段を有し、
    該第2の可変手段は、前記記憶回路に記憶している、定電圧を発生する電源回路の出力電圧を制御する動作条件情報に基づき、前記第2の電源もしくは前記第3の電源もしくは前記第4の電源を制御して、その出力電圧を可変し、前記発振回路の動作電圧や前記分周回路の電源電圧や前記出バッファ部の出力振幅の調整をすることを特徴とする請求項3ま
    たは4に記載の水晶発振回路。
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