JP4750435B2 - 半導体スイッチ集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、FET(電界効果トランジスタ)スイッチ素子を用いた半導体スイッチ集積回路に係り、特に、耐サージ性の向上を図ったものに関する。
携帯電話端末のアンテナと無線機回路との間の送受信切り替えや、複数の周波数帯の送受信機と複数のアンテナ端子間の切り替えには半導体スイッチが用いられている。この半導体スイッチを構成するスイッチ素子としては、主としてPINダイオードを用いたものと、GaAsFETを用いたものがあり、前者は送信出力が大きいGSM(Global System for Mobile Communications)に、後者はGSMに比べて送信電力が比較的小さいPDC(Personal Digital Cellular)、PHS(Personl Handyphone System)、CDMA(Code Division Multiple Access)等の携帯端末に用いられている。
上述のような携帯端末において、GaAsFETを用いた半導体スイッチは、複数のアンテナ端子、送受信機端子の切り替えのためのアンテナスイッチとして用いられるため、内部には複数のスイッチ素子が組み込まれると共に、各スイッチ素子を制御するためのデコーダ回路が組み込まれることもあり回路構成の複雑化の傾向が顕著である。
このようなGaAsFETを用いたアンテナスイッチでは、主にデプレッション型FETがスイッチ素子として用いられる。このデプレッション型FETを用いてスイッチを構成する方法としては主に以下に述べるように2種類の構成の方法がある。
その内の1つは、高周波信号端子間にFETのドレインとソースを配置し、ゲート端子を制御端子として論理値Highに相当する電位にすることで、FETをオン状態にして高周波端子間を導通させる一方、ゲート端子を接地電位であるLow電位とすることでFETの遮断特性によってFETをオフ状態として、高周波端子間を遮断するように構成した直列型スイッチと称されるものがある。
また、他の1つは、高周波信号端子と接地端子間にFETのドレインとソースを配置したもので、制御端子としてのゲート端子に論理値Highに相当する電位を印加することでFETをオン状態とし、高周波信号端子と接地端子を導通させることで高周波信号端子間を遮断状態とする一方、ゲート端子に論理値Lowに相当する電位を印加することでFETをオフ状態とし、高周波信号端子と接地端子間を遮断することで、高周波信号端子間を導通状態とするよう構成した並列スイッチと称されるものがある。
アンテナスイッチを構成する場合には、これらを適宜併用することで、低挿入損失、高アイソレーションを有し、かつ、複雑な経路を切り替えることが可能となる。
アンテナスイッチは、複数のスイッチ素子を駆動するが、基本的には1つのスイッチ素子に対して1つの駆動信号が必要である。実際には、アンテナスイッチの外部からのスイッチ制御は、必要最低限の端子数で制御できるようにし、アンテナスイッチ内にデコーダ等の制御回路を設けて、外部から入力された制御信号を各スイッチ素子の制御に振り分ける構成を採ることが多い。
アンテナスイッチを携帯端末に用いる場合、携帯端末に用いられる種々の半導体素子の中では外部に晒される可能性が比較的高い。そのため、静電気放電(ESD:Electro Static Discharge)に対する耐性が高いことが要求される。
しかしながら、GaAsFET自体のESD耐性は必ずしも高くはない。特に、ゲート端子やオフ状態でのドレイン・ソース間は、デバイス構造にもよるが15Vから30V程度であり、低雑音素子などではこれよりも低い素子もある。
アンテナスイッチでは比較的高耐圧でゲート幅の大きいFETがスイッチ素子として用いられることが多く、また、線形性を向上させる観点から直列接続されて用いられる場合もあるので、ESD耐量という点では低雑音素子に比べれば一般的には高い耐性を有するが、必ずしも十分なものではなく、ESD耐性技術の向上が必要である。
アンテナスイッチの高周波信号端子におけるESD保護能力を高くするには、高周波信号端子と接地端子間にESD保護素子を設けることで実現できるが、次述するような問題を生ずる。
すなわち、ESD保護素子は、ESDサージが印加されない通常の動作時には高インピーダンスとなるように設計されるが、ESDによる大電流を放電させるという機能の特性上、素子サイズが大きいため、寄生容量が無視できない。かかる寄生容量は、高周波信号に対する不整合素子として作用し、挿入損失の増加、反射損失の増加を招く。このため、高周波信号端子にESD保護素子を接続する場合には寄生容量値はできる限り低いことが望ましい。
また、ESD保護素子は、歪みの発生源ともなる。低歪みが要求されるWCDMA、送信電力が大きなGSMではわずかな歪みの発生が問題となるため、厳しい規格が適用されている。
しかしながら、ESD保護と歪みの低減は、トレードオフの関係にあり、高周波信号端子にESD保護素子を用いた場合には、ESD保護と歪みの低減の双方を満足することは困難であった。
アンテナスイッチでは、既に述べたように、通常、ディプレッション型FETが用いられ、先に述べた並列型FETの接続端子側は直接接地せずに、大容量のキャパシタを用いて高周波的に短絡させる方法が用いられる。この場合、ESD保護素子を用いない場合には、高周波信号端子と接地端子間には放電経路が存在しないため、キャパシタの両端間にESD保護素子を付加する方法が考えられる。このような構成とした場合は、高周波信号に対してESD保護端子はほとんど影響を与えないので、歪み発生の問題は回避できる。
この方法の場合、高周波信号端子とESD保護素子の間には、スイッチFET素子が直列に複数箇所に接続されていることになるため、ESD保護素子を有効に動作させるには、全てのスイッチ素子がオン状態、すなわち、導通状態にあることが不可欠となる。
図7には、上述のような構成を有するアンテナスイッチICの回路構成例が示されており、以下、同図を参照しつつこのアンテナスイッチICにおけるESD保護素子の使用に対する回路動作上の問題について説明する。
図7に示されたアンテナスイッチICは、単極双投スイッチ(以下、「SPDTスイッチ」と称す)としての機能を果たすものであり、第1のスイッチFET素子1は、第1の高周波信号端子51と第2の高周波信号端子52との間に直列接続され、第2のスイッチFET素子2は、第1の高周波信号端子51と第3の高周波信号端子53間に直列接続されたものとなっている。ここで、説明の便宜上、第1及び第2のスイッチFET素子1,2を”直列スイッチ素子”と称することとする。
一方、第3のスイッチFET素子3は、第2の高周波信号端子52と接地間に第1のキャパシタ25を介して接続されており、また、第4のスイッチFET素子4は、第3の高周波信号端子53と接地間に第2のキャパシタ26を介して接続されている。ここで、説明の便宜上、第3及び第4のスイッチFET素子3,4を”並列スイッチ素子”と称することとする。
これら第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4は、それぞれのゲートに、ゲート抵抗器41〜44を介してスイッチ制御回路102からの制御信号が印加されることで、その動作が制御できるようになっている。そして、スイッチ制御回路102は、外部からスイッチ制御回路用のスイッチ制御信号がスイッチ制御外部端子58へ入力され、このスイッチ制御信号に応じて、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4の駆動に必要な制御信号を出力するよう構成されたものとなっている。
なお、各スイッチFET素子1〜4を通過する高周波信号がスイッチ制御回路102内へ漏洩することによる誤動作の発生を防止するため、各ゲート抵抗器41〜44とスイッチ制御回路102の各々の接続点と接地間には、バイパスキャパシタ31〜34が接続されている。
かかる構成において、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4は、ディプレッション型FETであるとする。
ディプレッション型FETは、ノーマリーオン型と称され、オン状態が実現し易い素子である。例えば、ゲート電極を開放状態とした場合に、ソース又はドレインにESDが印加されると、ゲート・ドレイン間、又は、ゲート・ソース間の容量を通じてゲート電位が上昇し、ドレイン又はソース電極よりも高電位となるので、必ずオン状態となる。
これを図7に示された回路で見ると、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4は、ESDサージの有力な放電経路となるので、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4自体が破壊に到ることは少なくなる。
なお、この種の半導体スイッチ回路としては、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されたようなものが知られている。
特開2003−100893号公報(第5−9頁、図1−図9) 特開2004−229075号公報(第4−8頁、図1−図7)
ところが、図7に示されたようにアンテナスイッチIC内部にスイッチ制御回路102が設けられると、各スイッチFET素子1〜4のゲートがスイッチ制御回路102で終端されることとなる。この部分は、特に電圧が固定されているわけではないが、通常は低電位となる。それは、スイッチ制御回路102自体は小電流で動作させるため内部に使用される素子サイズが小さいためであり、したがって、通常、スイッチ制御回路102のESD耐量は低い。
このため、スイッチ制御回路102には、通常、ESD保護素子が電源端子や入力端子等に付加されてESD耐性の向上が図られるが、保護素子にはクランプ電圧が生ずるため、スイッチ制御回路102はそのクランプ電圧で固定されることとなる。本願出願人によるシュミレーションによれば、このようなスイッチ制御回路102は、電位が固定された部位とみなすことができる。
また、図7に示された回路において、バイパスキャパシタ31〜34は、ESDサージが印加される前には充電されていないものとみなすことができるので、ESDサージが印加された場合には短絡素子として機能することとなる。
したがって、このようなことから、バイパスキャパシタ31〜34とスイッチ制御回路102は、各スイッチFET素子1〜4のゲートを接地電位、又は、これに近い低電位に固定する作用をなすものであると捉えることができる。
このような回路において、高周波信号端子にESDが印加されると、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4がデプレッション型FETであってもオフ状態になってしまう。このためスイッチFET素子1〜4は、ESD放電経路として動作することができなくなり、結果としてFETの破壊電圧以上の電圧が端子間に印加され、遂には破壊に到ることとなる。
すなわち、スイッチ制御回路102を内蔵するアンテナスイッチICでは、スイッチFET素子が必ずしもオン状態にならず、オフ状態となる場合もあり、結果としてESD耐量の低下を招くという問題があった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ESD保護素子が高周波特性に影響を与えることなく、ESD保護特性の良好な半導体スイッチ集積回路を提供するものである。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係る半導体スイッチ集積回路は、 複数の高周波信号端子を有し、当該複数の高周波信号端子間には、それぞれ信号通過用スイッチFET素子が少なくとも1つ接続される一方、前記信号通過用スイッチFET素子の端部にそれぞれ接続された高周波信号端子のいずれか一方と接地間に少なくとも1つのバイパス用スイッチFET素子が接続されると共に、前記信号通過用スイッチFET素子及び前記バイパス用スイッチFET素子の動作を制御する信号を出力し、前記複数の高周波信号端子の内、所望の高周波信号端子間を導通可能とするよう構成されてなるスイッチ制御回路を具備してなる半導体スイッチ集積回路であって、
前記信号通過用スイッチFET素子及び前記バイパス用スイッチFET素子のゲートと前記スイッチ制御回路との間に、非動作時における前記各々のゲートを開放状態とする分離スイッチを設け、
前記バイパス用スイッチFET素子はキャパシタを介して接地されると共に、当該キャパシタには、ESD保護素子が並列接続されてなり、
ESDサージ印加時に全ての前記信号通過用スイッチFET素子及びバイパス用スイッチFET素子を導通せしめ、ESD放電を可能としてなるものである。
本発明によれば、ESDサージが印加された場合に全ての信号通過用スイッチFET素子及びバイパス用スイッチFET素子が導通状態となるようにしたので、ESD保護素子を介して確実に放電が行われる一方、通常の動作の際には、ESD保護素子が回路動作に何ら影響を与えることがなく、高周波信号端子間の特性劣化が防止され、しかも、従来に比して少ないESD保護素子を用いて高いESD保護能力を有する半導体スイッチ集積回路を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図6を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。また、図7に示された従来回路と同一の構成要素については、同一の符号を付すこととする。
最初に、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の基本構成例について、図1を参照しつつ説明する。
本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路は、スイッチ部101とスイッチ制御回路102とに大別されて構成されたものとなっており、スイッチ部101は、単極双投スイッチ(SPDTスイッチ)が構成された例となっている。
そして、スイッチ部101は、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4と第1乃至第4の分離スイッチ61〜64とを主たる構成要素としてなり、第1の高周波信号端子51と第2又は第3の高周波信号端子52,53との接続が可能に構成されたものとなっている。
第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4は、具体的にはディプレッション型FET(電界効果トランジスタ)が用いられている。
信号通過用スイッチFET素子としての第1及び第2のスイッチFET素子1,2のドレイン(又はソース)は共に第1の高周波信号端子51に接続される一方、第1のスイッチFET素子のソース(又はドレイン)は第2の高周波信号端子52に、また、第2のスイッチFET素子2のソース(又はドレイン)は第3の高周波信号端子53に、それぞれ接続されている。なお、説明の便宜上、第1及び第2のスイッチFET素子1,2を”直列スイッチ素子”と称することとする。
また、バイパス用スイッチFET素子としての第3のスイッチFET素子3は、そのドレイン(又はソース)が第2の高周波信号端子52に接続される一方、ソース(又はドレイン)と接地側との間には、第1のキャパシタ25と第1のESD保護素子21が並列接続されている。
さらに、バイパス用スイッチFET素子としての第4のスイッチFET素子4は、そのドレイン(又はソース)が第3の高周波信号端子53に接続される一方、ソース(又はドレイン)と接地側との間には、第2のキャパシタ26と第2のESD保護素子22が並列接続されている。なお、説明の便宜上、第3及び第4のスイッチFET素子3,4を”並列スイッチ素子”と称することとする。
またさらに、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4の各々のゲートと、これら第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4のゲートへの制御信号が出力されるスイッチ制御回路102の第1乃至第4の制御信号端子54a〜54dとの間には、第1、第2、第3及び第4の分離スイッチ61、62、63、64が、それぞれ設けられている。そして、これら第1乃至第4の分離スイッチ61〜64の所定の箇所には、スイッチ制御回路102からの電源電圧が、スイッチ制御回路102に設けられた内部電源端子55から印加されるようになっている。
スイッチ制御回路102は、外部接地端子56を介して接地される一方、スイッチ外部電源端子57を介して外部から所定の電源電圧が印加されるようになっている。また、スイッチ制御外部端子58には、図示されない外部の回路から所定の制御電圧が印加され、その制御電圧に応じて、第1乃至第4の制御信号端子54a〜54dへ第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4を、オン状態、又は、オフ状態とするための制御信号が出力されるようになっている。
かかる構成において、高周波信号スイッチとしての動作は、この種の公知・周知のスイッチと基本的に変わるところはなく、以下、概括的に説明すれば、スイッチ制御回路102のスイッチ制御外部端子58には、所望する高周波信号経路、すなわち、第1乃至第3の高周波信号端子51〜53の内、導通状態としたい端子間に応じた制御電圧が印加される。そして、その制御電圧の論理状態に応じて、第1乃至第4の制御信号端子54a〜54dへ制御信号が出力され、その結果、所望する高周波信号端子間が導通状態とされ高周波信号経路が形成されることとなる。
次に、かかる構成の半導体スイッチ集積回路におけるESD保護機能について説明する。
通常、ESD保護は、回路が個別部品として扱われている状態での問題、すなわち、換言すれば、半導体スイッチ集積回路に電源電圧が印加されておらず、かつ、第1乃至第3の高周波信号端子51〜53が開放状態での問題であるので、以下の説明においては、集積半導体回路がそのような状態にあるものとする。
かかる状態にあって、第1の高周波信号端子51と外部接地端子56との間に、第1の高周波信号端子51側を正極性とするESDサージが印加されたとする。
スイッチ制御回路102には、電源電圧が印加されていないため、内部電源端子55にも電圧は生じないので、接地電位と同電位となる。このため、第1乃至第4の分離スイッチ61〜64のゲートも接地電位となり、第1乃至第4の分離スイッチ61〜64はオフ状態となる。
かかる状態は、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4のゲート側から第1乃至第4の分離スイッチ61〜64を見た場合、開放状態に等価である。
そして、第1の高周波信号端子51は、正極性のESDが印加されることにより、電位が急激に正極側で上昇してゆき、第1のスイッチFET素子1のドレイン(又はソース)及び第2のスイッチFET素子2ドレイン(又はソース)の電位は正極側で増大してゆく。
それによって第1のスイッチFET素子1においては、ドレイン(又はソース)とゲート間及びゲートとソース(又はドレイン)間の静電容量によってゲート電位の上昇を招くこととなる。
すると第1のスイッチFET素子1は、ソース(又はドレイン)電位よりもゲート電位が高い状態になるので、第1のスイッチFET素子1はオン状態となり、ドレイン(又はソース)とソース(又はドレイン)の電位はほぼ同電位となる。同様にして、第2のスイッチFET素子2もオン状態となる。
これは、並列スイッチ素子である第3及び第4のスイッチFET素子3,4においても同様であり、結局、全てのスイッチFET素子1〜4がオン状態となる。
その結果、第1の高周波信号端子51に印加されたESDは、2つの経路に分かれ、第3のスイッチFET素子3のソース(又はドレイン)及び第4のスイッチFET素子4のソース(又はドレイン)にそのまま現れることとなるが、それぞれESD保護素子21,22が接続されているため、この部分での電位がESD保護素子21,22の動作電圧を超えると、ESD保護素子21,22は急激に導通状態となり、放電が行われる。
このため、第1の高周波信号端子51における電位は、ESD保護素子21,22のクランプ電圧に対してわずかに高い電圧で保持されることとなる。
ここで、ESD保護素子21,22のクランプ電圧は、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4並びに第1及び第2のキャパシタ25,26の破壊電圧に対して低くなるように設定しておけば、半導体スイッチ集積回路はESDにより破壊されることはない。
次に、第1の高周波信号端子51に負極性のESDサージが印加された場合について説明する。
第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4のゲート電位に関しては、前述した正極性のESDサージが印加された場合と同様である。
第1の高周波信号端子51に、負のESDサージが印加されると、第1のスイッチFET素子1のドレイン(又はソース)電位は、接地電位よりも低下する。これに対して第1のスイッチFET素子1のゲート電位は、接地電位であるにも関わらす、相対的にはドレイン(又はソース)の電位よりも高くなるので、結局、第1のスイッチFET素子1はオン状態となる。これは、他の第2乃至第4のスイッチFET素子2〜4においても同様であり、結局、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4は全てオン状態となる。すると、第1の高周波信号端子51に印加されたESDサージは、第3のスイッチFET素子3のソース(又はドレイン)及び第4のスイッチFET素子4のソース(又はドレイン)に現れることとなる。
第3及び第4のスイッチFET素子3,4のソース(又はドレイン)には、ESD保護素子21,22が接続されているので、この部分の電位がESD保護素子21,22の負の動作電圧Vrに達すると、ESD保護素子21,22は導通状態となり、放電が行われる。
したがって、第1の高周波信号端子51の電位は、ESD保護素子21,22のクランプ電圧よりわずかに高い電位に保持されることとなる。
このため、ESD保護素子21,22のクランプ電圧を第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4、第1及び第2のキャパシタ25,26の破壊電圧に対して低く設定しておけば、半導体スイッチ集積回路はESDにより破壊されることなない。
なお、上述したESDに対する保護動作は、第2及び第3の高周波信号端子52,53にESDサージが印加された場合であっても基本的に同様である。
このように本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路は正極性及び負極性のいずれのESDサージに対しても十分な保護機能を発揮するものとなっている。
次に、上述の基本構成例に基づいたより具体的な回路構成例について図2を参照しつつ説明する。なお、図1に示された構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付してその詳細な説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
この具体回路構成例は、特に、先の図1に示された基本回路構成における第1乃至第4の分離スイッチ61〜64のより具体的な回路例が示されたもので、以下、第1乃至第4の分離スイッチ61〜64の構成及びその周辺部分との接続について説明することとする。
まず、第1乃至第4の分離スイッチ61〜64は、いずれも同一の回路構成を有してなるもので、ここでは、第1の分離スイッチ61の構成を説明し、この説明を以て第2乃至第4の分離スイッチ62〜64の構成の説明に代えることとする。なお、図2においては、第1の分離スイッチ61の構成要素に対応する第2乃至第4の分離スイッチ62〜64の構成要素についてそれぞれ符号を付すこととする。
第1の分離スイッチ61は第1のゲートスイッチFET5と第1のダイオード11とから構成されたものとなっている。ここで、第1のゲートスイッチFET5は、エンハンスメント型FETが好適であるが、スイッチ制御回路102の内部電源端子55からの印加電圧を考慮することでディプレッション型FETを用いることも可能である。
第1のゲートスイッチFET5のドレイン(又はソース)は第1のゲート抵抗器41を介して第1のスイッチFET素子1のゲートに接続されると共に、第1のゲートスイッチFET5と第1のゲート抵抗器41との接続点は第1のバイパスキャシタ31を介して接地されている。
また、第1のゲートスイッチFET5のソース(又はドレイン)はスイッチ制御回路102の第1の制御信号端子54aに接続される一方、ゲートは、分離スイッチ用第1のゲート抵抗器45を介してスイッチ制御回路102の内部電源端子55に接続されている。
同様に、第2の分離スイッチ62を構成する第2のゲートスイッチFET6のドレイン(又はソース)は、第2のゲート抵抗器42を介して第2のスイッチFET素子2のゲートに接続されると共に、第2のバイパスキャパシタ32を介して接地されている。
また、第2のゲートスイッチFET6のソース(又はドレイン)は第2の制御信号端子54bに接続される一方、ゲートは、分離スイッチ用第2のゲート抵抗器46を介してスイッチ制御回路102の内部電源端子55に接続されている。
第3の分離スイッチ63を構成する第3のゲートスイッチFET7のドレイ(又はソース)は、第3のゲート抵抗器43を介して第3のスイッチFET素子3のゲートに接続されると共に、第3のバイパスキャパシタ33を介して接地されている。
また、第3のゲートスイッチFET7のソース(又はドレイン)は第3の制御信号端子54cに接続される一方、ゲートは、分離スイッチ用第3のゲート抵抗器47を介してスイッチ制御回路102の内部電源端子55に接続されている。
第4の分離スイッチ64を構成する第4のゲートスイッチFET8のドレイン(又はソース)は、第4のゲート抵抗器44を介して第4のスイッチFET素子4のゲートに接続されると共に、第4のバイパスキャパシタ34を介して接地されている。
また、第4のゲートスイッチFET8のソース(又はドレイン)は第4の制御信号端子54dに接続される一方、ゲートは、分離スイッチ用第4のゲート抵抗器48を介してスイッチ制御回路102の内部電源端子55に接続されている。
なお、上記構成において、第1乃至第4のゲート抵抗器41〜44及び第1乃至第4のバイパスキャパシタ31〜34は、高周波信号の分離を目的とするものであって、ESD保護機能を果たすものではない。
かかる構成における高周波スイッチとしての動作は、図1に示された基本回路構成例と異なるところは無く、一般のこの種の高周波スイッチと同一であるので、ここでの再度の説明は省略する。
また、ESD保護動作についても図1に示された基本回路構成例で説明したと同様であるので、ここでは、概括的な説明に留めることとする。
なお、ESD保護動作を考えるに際しての前提条件は、先の図1の基本回路構成例で説明したと同一であるとする。
まず、第1の高周波信号端子51に正極性のESDが印加された場合、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4は、そのゲートが第1乃至第4の分離スイッチ61〜64のオフ状態により開放状態とされるため、全てオン状態となる。
そして、第3及び第4のスイッチFET素子3,4のソース(又はドレイン)にESDがそのまま現れる結果、ESDがそれぞれのソースに接続されているESD保護素子21,22の動作電圧Vtを越えた際に、ESD保護素子21,22が急激に導通状態になり、放電が行われることとなる。
一方、第1の高周波信号端子51に負極性のESDが印加された場合、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4のゲートがドレイン(又はソース)に対して相対的に高い電位となることにより、正極性のESDが印加された場合同様に第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4が全てオン状態となる。その結果、正極性のESDが印加された場合と同様にして、第3及び第4のスイッチFET素子3,4のソース(又はドレイン)電圧がESD保護素子21,22の動作電圧Vtを越えた際に、ESD保護素子21,22が急激に導通状態になり、放電が行われることとなる。
このように本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の特徴的な点は、スイッチ制御回路102と第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4との間に第1乃至第4の分離スイッチ61〜64が設けられた構成とされていることにあるが、この第1乃至第4の分離スイッチ61〜64が無い場合には次述するような状態となる。
まず、第1乃至第4の分離スイッチ61〜64が無い場合、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4のゲートは、ESD印加時においても接地電位に固定された状態となる。第1の高周波信号端子51の電位が正極側で増加してゆくと、第1のスイッチFET素子1においては、オフ状態であっても、ドレイン・ソース間のリーク電流によってドレインの電位はソースに伝えられ、増加してゆくこととなる。このとき第1のスイッチFET素子1のゲートは接地電位に保たれるため、第1のスイッチFET素子1はオフ状態が維持されることとなる。
これは、他の第2乃至第4のスイッチFET素子2〜4においても同様であり、結局、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4の全てがオフ状態となる。したがって、第1乃至第4の分離スイッチ61〜64が設けられた場合と異なり、第3及び第4のスイッチFET素子3,4のソース電位がESD保護素子21,22の動作電位Vtを越えることによるESD保護素子21,22の動作がなされず、ESD印加電圧が、第3及び第4のスイッチFET素子3,4にそのまま印加されるため、ESDサージ電圧の大きさによっては、これら第3および第4のスイッチFET素子3,4が破壊されることとなる。
一方、第1乃至第4の分離スイッチ61〜64が無い場合において、負極性のESDが第1の高周波信号端子51に印加された場合には、第1乃至第4の分離スイッチ61〜64の有無に関わらず、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4はオン状態となり、この点に関しては、第1乃至第4の分離スイッチ61〜64の有無による差は無い。しかしながら、ESD保護は、正極性、負極性の双方で耐性が無ければ本来的な意味は無い。このため、第1乃至第4の分離スイッチ61〜64を用いない場合には、特に、正極性のESD印加時におけるESD耐性が低下することとなる。
本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路は、3つの高周波信号端子51〜53を有しており、高周波信号端子に直接ESD保護素子を接続する構成の従来回路であれば、3個のESD保護素子が必要となるところ、本発明の場合には、2個のESD保護素子でESD保護が実現できるものとなっている。しかも、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路のESD保護素子21,22は、高周波信号に対する歪み特性の劣化を生ずることなく、かつ、ESD保護素子21,22の静電容量も問題とならない箇所に設けられており、しかも、特別な仕様のESD保護素子である必要がないものである。
次に、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の内、図2に示された構成の半導体スイッチ集積回路のESD保護試験例について同様の従来回路における試験例と共に図3乃至図6を参照しつつ説明する。
最初に、図3に示された試験例について説明すれば、同図は、ESDサージとしてMM(Machine Model)+200Vのサージを第1の高周波信号端子51と接地間に印加した場合における第1の高周波信号端子51における端子電圧変化を示すものである。同図において、実線の特性線が本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の特性を示し、点線は同様な試験に対する従来回路での変化特性を示している。なお、従来回路は、図2に示された本発明の実施の形態における回路構成例の第1乃至第4の分離スイッチ61〜64を有しない構成であるとし、これは、以下、他の試験例でも同様である。
この試験結果によれば、従来回路ではサージ印加後、大凡30ns後に端子電圧(第1の高周波信号端子51の電圧に相当)は約130Vに達しているのに対して、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の場合、第1の高周波信号端子51における端子電圧は最大でも40Vにクランプされていることが確認できるものとなっている。
この40Vの電圧の内、約20VはESD保護素子21,22によるクランプ電圧であり、第1乃至第4のスイッチFET素子1〜4にはそれぞれ約10V程度の電圧が直接かかっているだけで、電圧破壊を十分免れることができている。
これに対して、従来回路の場合55Vに達し、破壊が生じてしまう。
次に、ESDサージとしてMM−200Vを同様に第1の高周波信号端子51に印加した場合の試験例について図4を参照しつつ説明する。
この試験例では、端子電圧が負極性となっているサージ印加後約40ns付近までは、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路と従来回路との間にさほどの差はなく、−40V程度でクランプされている。
これは、先に述べたように、負極性サージ印加の場合には、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路、従来回路いずれにおいても全てのスイッチFET素子1〜4がオン状態を維持できるためである。
しかし、MMサージでは極性が反転するので、それ以後は両者の動作に差が生じる。すなわち、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路では、+20Vでクランプしている(図4の実線の特性線参照)のに対して、従来回路の場合、サージ印加後、約63ns付近で、+67Vの最大電圧が発生している(図4の点線の特性線参照)。
このように、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路では、サージの極性に関係なくスイッチFET素子がオン状態を維持できるため、サージ印加の際の端子電圧を低くクランプ可能であることが確認できる。
次に、ESDサージとしてHBM(Human Body Model)+2000Vを印加した場合の試験例について図5を参照しつつ説明する。
この試験例では、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路が大凡+30Vで端子電圧のクランプができている(図5の実線の特性線参照)のに対して、従来回路では最大140Vまで達しており(図5の点線の特性線参照)、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路が確実なESD保護機能を発揮していることが確認できる。
図6には、HBM−2000Vに対する試験例が示されており、この場合、本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路と従来回路に差がなく、同一の特性となっていることが確認できる。
これらの試験例から本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路では、従来回路に比べて低い電圧に確実にクランプさせることができ、従来に比して格段のESD保護機能の向上が図られるものとなっていることが確認できる。
本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の基本構成例を示す構成図である。 図1に示された半導体スイッチ集積回路のより具体的な第1の回路構成例を示す回路図である。 MM+200VのESDサージを印加した場合の本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の端子電圧の変化を従来回路の特性と共に示す特性線図である。 MM−200VのESDサージを印加した場合の本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の端子電圧の変化を従来回路の特性と共に示す特性線図である。 HBM+2000VのESDサージを印加した場合の本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の端子電圧の変化を従来回路の特性と共に示す特性線図である。 HBM−2000VのESDサージを印加した場合の本発明の実施の形態における半導体スイッチ集積回路の端子電圧の変化を従来回路の特性と共に示す特性線図である。 従来回路の回路構成例を示す回路図である。
符号の説明
1…第1のスイッチFET素子
2…第2のスイッチFET素子
3…第3のスイッチFET素子
4…第4のスイッチFET素子
21,22…ESD保護素子
51…第1の高周波信号端子
52…第2の高周波信号端子
53…第3の高周波信号端子
61…第1の分離スイッチ
62…第2の分離スイッチ
63…第3の分離スイッチ
64…第4の分離スイッチ
101…スイッチ部
102…スイッチ制御回路

Claims (2)

  1. 複数の高周波信号端子を有し、当該複数の高周波信号端子間には、それぞれ信号通過用スイッチFET素子が少なくとも1つ接続される一方、前記信号通過用スイッチFET素子の端部にそれぞれ接続された高周波信号端子のいずれか一方と接地間に少なくとも1つのバイパス用スイッチFET素子が接続されると共に、前記信号通過用スイッチFET素子及び前記バイパス用スイッチFET素子の動作を制御する信号を出力し、前記複数の高周波信号端子の内、所望の高周波信号端子間を導通可能とするよう構成されてなるスイッチ制御回路を具備してなる半導体スイッチ集積回路であって、
    前記信号通過用スイッチFET素子及び前記バイパス用スイッチFET素子のゲートと前記スイッチ制御回路との間に、非動作時における前記各々のゲートを開放状態とする分離スイッチを設け、
    前記バイパス用スイッチFET素子はキャパシタを介して接地されると共に、当該キャパシタには、ESD保護素子が並列接続されてなり、
    ESDサージ印加時に全ての前記信号通過用スイッチFET素子及びバイパス用スイッチFET素子を導通せしめ、ESD放電を可能としてなることを特徴とする半導体スイッチ集積回路。
  2. 前記分離スイッチは、半導体素子からなるゲートスイッチを用いてなることを特徴とする請求項1記載の半導体スイッチ集積回路。
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