JP4749963B2 - リール及び記録テープカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、磁気テープ等の記録テープを巻き回すリール及び記録テープカートリッジに関する。
コンピュータ等の外部記録媒体として、例えば、磁気テープを巻装したリールをケース内に収容した記録テープカートリッジが知られている。リールは、その軸心部を構成し外周に磁気テープが巻き回されるハブと、ハブの軸線方向両端からそれぞれ径方向外側に張り出した上フランジと下フランジとを備えている。
従来から、コンピューター等のデータ記録再生媒体として使用されている磁気テープ等の記録テープを単一のリールに巻装し、そのリールを合成樹脂製のケース内に回転可能に収容してなる記録テープカートリッジが知られている。この記録テープの先端(自由端)には、リーダーピンやリーダーテープ、リーダーブロックといったリーダー部材が設けられており、そのリーダー部材をドライブ装置側に設けられた引出手段が記録テープカートリッジの開口から引き出し、それに固着された記録テープをドライブ装置側の巻取リールに巻装させるようになっている。
このような記録テープカートリッジのリールにおいて、記録テープは通常、そのハブの外周面に巻回される。ハブの上下には、それぞれ上フランジと下フランジが設けられており、この上下フランジによって、記録テープは、その上下方向の高さ位置が規制されたり、巻姿が良好となるように保持され走行安定性が向上されたり、更には、不使用時において過度のダメージが防止されたりしている。
ところで、ハブは、軸線方向一方側が開口すると共に他方側が閉塞された有底円筒状に形成されることが多い。このような有底円筒状に形成されたハブは、磁気テープの巻圧によって強度の低い開口端側が変形し易い。このように、ハブが変形した場合、該ハブの開口端側に設けられたフランジが磁気テープの幅方向端部(エッジ)に接触する方向に変形する。
このため、例えば、特許文献1、2のように、ハブの変形を防止するため、ハブを金属リングで補強する構成が考えられるが、インサート成形により金属リングの外周面を樹脂で覆い、金属リングと樹脂とを一体化させる場合、ハブを成形する金型内で金属リングを上手く固定しないと、射出成形時の樹脂による圧力によって金属リングの位置がずれてしまう。
特開2004−14022号公報 特開2005−116163号公報
本発明は、上記事実を考慮して、金属リングの位置ズレを防止したリール及び記録テープカートリッジを得ることが目的である。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、リールにおいて、記録テープが巻回されるハブと、前記ハブの両端部に設けられ、前記記録テープの幅方向端部を保持するフランジと、を備え、前記ハブが、筒状の補強リングと、前記補強リングの外周面に一体成形された樹脂リングと、で構成され、前記補強リングの一端部を覆い前記樹脂リングと連続すると共に、一方の前記フランジと接合される樹脂製の連設部と、前記連設部に形成され、前記補強リングの一端部の端面が露出する露出部と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、補強リングの外周面に樹脂リングを一体成形してハブを形成しているが、補強リングの一端部を、樹脂リングと連続すると共に一方のフランジと接合される樹脂製の連設部で覆い、該連設部に補強リングの一端部の端面が露出する露出部を形成している。
つまり、該露出部に相当する箇所には、金型側に露出部用凸部が形成されることとなり、金型の型締め時には、該露出部用凸部が補強リングの一端部の端面に当接する
一方、補強リングの他端面には連設部は形成されていないため、補強リングの他端面は露出していることとなる。つまり、金型の型締め時には、補強リングの他端面にも金型が当接することとなる。このため、成形時において、補強リングの移動は規制される
したがって、射出成形時に補強リングが樹脂による圧力を受けたとしても、補強リングの移動は規制されるため、補強リングの位置ズレを防止することができ、補強リングの変形も防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリールにおいて、前記露出部は、金型内で前記補強リングの軸方向への移動を規制したために形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のリールにおいて、前記補強リングの内周面側に、前記連設部と連続するリブが形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、補強リングの内周面側に、連設部と連続するリブを形成している。このリブを形成することで、ハブの補強を行うことができる。
請求項に記載の発明は、請求項3に記載のリールにおいて、前記リブに、樹脂材の注入口とされたゲート跡が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、成形時に樹脂材の注入口であるゲート跡がリブに形成されている。この場合、ハブを成形する金型内に補強リングをインサートした後、該ゲートを経て、金型で形成された空間内に樹脂が充填される。
つまり、リブを形成する空間から、連設部を形成する空間を経て、樹脂リングを形成する空間内に樹脂が流動し、補強リングとハブとが一体的となる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のリールにおいて、前記リブが前記補強リングの周方向に沿って等間隔に少なくとも3箇所形成され、隣り合うリブの略中央部における前記連設部に、前記露出部が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、補強リングの周方向に沿って等間隔にリブを設けることで、そのリブに設けられたゲートから射出された樹脂が金型の空間内を均等に流動するため、ハブ精度(真円度)を向上させることができる。
また、隣り合うリブの略中央部は、隣り合うゲートから流れ込んだ樹脂が互いに交わるため、いわゆるウエルド(溶融した樹脂同士が接合して形成される)が生じてしまう。
このため、ハブの端面において、ウエルドが生じる箇所を露出部として切欠くことで、ハブの高さ方向の寸法のバラツキを低減することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は請求項5に記載のリールにおいて、前記ゲート跡は、前記連設部から離間させた位置に形成されており、前記リブは、前記連設部側の方が幅広になっていることを特徴とする。
インサート成形により補強リングを樹脂と一体化させるハブ構造の場合、樹脂の流動圧力が高すぎると補強リングが変形し、本来の補強リングの位置からずれる懸念があり、最悪の場合、補強リングが樹脂層から露出する場合もある。
一方、リブにゲートを設けた場合、リブを狭くしすぎると樹脂の流動性が悪化し、反り、ヒケなど形状不良の原因となる。また、ゲートでは、樹脂圧力が最大となるが、この樹脂圧力が、ハブの内径側から外径側へ向かって一方向へ掛かることとなる。
このため、請求項6に記載の発明では、リブにおいて、連設部から離間する位置をゲートとし、連設部側を幅広とすることで、請求項1に記載の発明の効果に加え、ゲートでのリブのリブ幅を最小として予め樹脂圧力を下げるようにする。そして、ゲートから離間するに従って該リブ幅を拡大させることで、流速を落とし圧力を上げるようにしている。これにより、樹脂流動性の悪化を防ぐことが可能となる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のリールにおいて、前記リブが、前記連設部へ行くに従って徐々に幅広となっていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、ゲート側から連設部へ行くに従って、リブの幅を徐々に広くすることで、樹脂流動性をさらに向上させることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載のリールにおいて、前記補強リングに、前記フランジに形成された突起に嵌り、該フランジに対する前記ハブの周方向への相対移動を規制する回転止め溝が形成されていることを特徴とする。
リールが二つのフランジとハブの3つの部品で構成される場合、ハブをフランジの周方向に対して位置決めする必要が生じる。このため、請求項8に記載の発明では、補強リングに、フランジに形成された突起に嵌る回転止め溝を設けている。
この回転止め溝を設けるには、ハブを成形する金型において、該回転止め溝に相当する箇所に、回転止め溝と略同一形状の回転止め凸部を形成する。そして、該金型の型締め時において、該回転止め凸部が補強リングの回転止め溝に相当する箇所に当接することとなる。つまり、インサート成形時には、この回転止め凸部によって、補強リングの回転が防止されることとなる。
請求項9に記載の発明は、請求項に記載のリールにおいて、前記回転止め溝は、前記露出部と周方向で同一位置に形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明では、回転止め溝を露出部と周方向で同一位置に形成することで、露出部用凸部と回転止め凸部は周方向で同一位置に形成されることとなる。つまり、補強リングの同一軸線上の上下で補強リングの移動を規制することができるため、補強リングの位置ズレはほとんど生じない。
請求項1に記載の発明は、請求項8又は請求項9に記載のリールにおいて、前記補強リングの内周面側に前記回転止め溝が形成されていることを特徴とする。
リブを補強リングの内周面側に設けているため、請求項10に記載の発明では、回転止め溝を補強リングの内周面側、つまり、露出部用凸部をゲート側に設けている。射出成形時の樹脂による圧力は、ゲート付近が一番高いので、露出部用凸部をゲート側に設けることで、補強リングの位置ズレを防止できる。
請求項1に記載の発明は、請求項1〜請求項10の何れか1項に記載のリールにおいて、一方の前記フランジの同心円上に形成され、前記ハブが外挿可能な第1円弧リブと、他方の前記フランジに前記第1円弧リブに対応して形成され、該第1円弧リブの端面に溶着されて、一方の前記フランジと他方の前記フランジとの間で前記ハブを挟持させる第2円弧リブと、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、一方のフランジの同心円上に、ハブが外挿可能な第1円弧リブを形成し、他方のフランジには、該第1円弧リブに対応して第2円弧リブを形成している。この第2円弧リブを第1円弧リブの端面に溶着させ、一方のフランジと他方のフランジとの間でハブを挟持させるようにしている。
つまり、一方のフランジと他方のフランジを第1円弧リブ及び第2円弧リブを介して直接溶着させることで、一方のフランジと他方のフランジとの間でハブを挟持して、一方のフランジ、他方のフランジ及びハブを一体化させる。
このように、ハブと一方のフランジ及び他方のフランジとを直接溶着させないことにより、ハブに作用する記録テープの巻き締まり力を一方のフランジ及び他方のフランジに伝達させないようにすることができる。これにより、一方のフランジ及び他方のフランジの変形を防止することができる。
請求項1に記載の発明は、記録テープカートリッジにおいて、請求項1〜請求項11の何れか1項に記載のリールを備えたことを特徴とする。
本発明は上記構成としたので、補強リングの位置ズレを防止したリール及び記録テープカートリッジを得ることができる。
本発明の実施形態に係るリール10について図1乃至図4に基づいて説明する。先ず、リール10が適用された記録テープカートリッジ12の該略全体構成を説明し、次いでリール10を詳細に説明することとする。なお、説明の便宜上、矢印Aで示す記録テープカートリッジ12のドライブ装置への装填方向を前方向(前側)とし、矢印Aと直交する矢印B、矢印C方向をそれぞれ右方向、上方向とする。
(記録テープカートリッジの構成)
図1には記録テープカートリッジ12の分解斜視図が示されている。記録テープカートリッジ12は、平面視で略矩形状のケース14内に、情報記録再生媒体である記録テープとしての磁気テープTを巻装した単一のリール10を回転可能に収容して構成されている。
ケース14の右側壁の前端部には、磁気テープTをケース14外に引き出すための開口16が設けられている。この開口16は、記録テープカートリッジ12(磁気テープT)の不使用時にはドア18によって閉塞され、記録テープカートリッジ12の使用時にはドライブ装置内で開放されるようになっている。
また、磁気テープTの先端には、リーダ部材であるリーダピン20が取り付けられている。このリーダピン20は、小円柱状に形成されており、磁気テープTの幅方向端部よりも上下に突出する長手方向両端にそれぞれ設けられたフランジ部20Aが、ドライブ装置の引出部材に引掛けられて磁気テープTをケース14から引き出させるようになっている。
ケース14は、上ケース22と下ケース24とを接合して構成されている。上ケース22は、平面視略矩形状の天板22Aの外縁に沿って略枠状の周壁22Bが立設されて構成されており、下ケース24は、天板22Aに略対応した形状の底板24Aの外縁に沿って周壁24Bが立設されて構成されている。そして、ケース14は、周壁22Bの開口端と周壁24Bの開口端とを突き当てた状態で、超音波溶着やビス止め等によって上ケース22と下ケース24とが接合されて、略箱状に形成されている。
開口16は、側面視で略矩形状に形成され、ケース14における矢印A方向に沿う右側壁14A(周壁22Bと周壁24Bとで構成されるケース14の右向き壁)における前端で右向きに開口している。天板22A及び底板24Aには、それぞれ直立したリーダピン20のフランジ部20Aを収容するピン受け凹部26が設けられている。各ピン受け凹部26は、開口16の前端近傍で右向きにも開口しており、開口16を経由したリーダピン20のケース14に対する出入りを可能としている。
また、ケース14の前端近傍には、板ばね28が取り付けられており、板ばね28には上下一対のアーム28Aが設けられている。板ばね28は、各アーム28Aの先端をリーダピン20のフランジ部20Aに係合させてリーダピン20をケース14に対し保持するようになっている。この保持状態は、リーダピン20を所定値以上の力で右方に引張ることで解除される構成である。
この開口16を開閉するドア18は、単独で開口16を閉塞可能な略矩形平板状に形成されている。ドア18の上下の端部は、開口16の開放面及び右側壁14Aに沿って天板22A及び底板24Aに設けられたガイド溝30に摺動可能に入り込んでいる。
これにより、ドア18は、ガイド溝30に案内されつつ前後方向にスライドすることで、開口16を閉塞する閉塞位置と、開口16を開放する開放位置とを選択的に取り得る構成とされている。そして、ドア18は、ケース14との間に設けられた付勢部材であるコイルばね32によって前方に付勢されており、通常はこの付勢力によって閉塞位置に位置するようになっている。ドア18の前端には、操作部18Aが右方に張り出して設けられており、この操作部18Aを後方に押圧することで、コイルばね32の付勢力に抗してドア18を開放位置に移動することができるようになっている。
また、ケース14の底板24Aの中央部には、リール10の後述するリールギヤ50(図2参照)を露出するためのギヤ開口34が設けられている。リール10は、リールギヤに噛み合わされたドライブ装置の駆動ギヤが回転することで、ケース14内で非接触で回転駆動される構成である。
さらに、ケース14には、ギヤ開口34と同軸的な円周に沿って天板22A及び底板24Aから部分的に立設されると共に上下端を突き合わせて構成された遊動規制壁36を備えている。遊動規制壁36は、リール10のガタつきを抑えると共に、端部を周壁22B、24Bに連続させてリール10の設置領域に塵芥等が進入することを防止する構成とされている。
(リールの構成)
図2及び図3には、リール10の断面図が示されている。このリール10は、環状の上フランジ48、略円筒状のハブ40及び略円盤状の下フランジ46に大別され、それぞれ樹脂(例えば、ガラス強化繊維を10%含んだポリカーボネート)で成形されるが、ハブ40にはアルミニウム製の金属リング60(補強リング)が樹脂と一体に成形されている。
図4及び図5に示すように、ハブ40の内側には、肉厚が約1.25mmの金属リング60が設けられており、ハブ40の外側には、肉厚が約1.0mmの樹脂部(樹脂リング)62が設けられている。また、金属リング60の内側には、幅寸法が約2mmの略直方体状のゲート用リブ64(第1リブ)がハブ40の軸方向に沿って形成され、ハブ40の周方向に沿って等間隔に3箇所設けられている。
このゲート用リブ64には、ハブ40の成形時に樹脂材の注入口とされたゲート66が設けられている。また、ハブ40の上端面(他端面)には、ハブ40の全周に渡って肉厚が約0.8〜1.0mmの樹脂部68(連設部)が設けられており、ゲート用リブ64と繋がっている。
これにより、図8に示すように、ハブ40を成形する金型70内に金属リング60をインサートした後、ゲート66を経て、金型70で形成された空間74内に樹脂が充填される。つまり、本発明では、ゲート用リブ64を形成する空間76から、樹脂部68を形成する空間78を経て、樹脂部62を形成する空間80内に樹脂が流動し、金属リング60と樹脂部62、68が一体に成形されることとなる。
また、図3〜図5に示すように、金属リング60の下端面(一端面)には、隣り合うゲート用リブ64の略中央部に、略矩形状の回転止め溝82が設けられている。一方、下フランジ46の中央側には、下フランジ46の同一円周上に、回転止め溝82と略同一の形状を有し、該回転止め溝82に係合する位置決めリブ84が突設している。
また、位置決めリブ84の外側には、位置決めリブ84の近傍に、断面が三角形状の溶着リブ86が下フランジ46の全周に渡って突設している。下フランジ46の位置決めリブ84にハブ40の回転止め溝82を係合させることで、下フランジ46に対して、ハブ40は回転止めされた状態で位置決めされる。
そして、下フランジ46の位置決めリブ84にハブ40の回転止め溝82を係合させ、下フランジ46の溶着リブ86にハブ40の樹脂部62を当接させた状態で、超音波溶着等によって該溶着リブ86を溶融させると、ハブ40が下フランジ46に溶着される。
また、ハブ40の上端部には、ハブ40の周方向に沿って、断面が三角形状の溶着リブ86が突設している。さらに、ハブ40の上端部には、ハブ40の軸線と平行に、回転止め溝82の同一軸線上に、金属リング60の上端部が露出する切欠き部(露出部)88(幅寸法約4mm)が形成されている。
一方、上フランジ48の中央部には、上フランジ48の同一円周上に、切欠き部88と略同一の形状を有し、該切欠き部88に係合する位置決めリブ90が突設しており、ハブ40の切欠き部88に上フランジ48の位置決めリブ90を係合させることで、ハブ40に対して、上フランジ48は回転止めされた状態で位置決めされる。
また、上フランジ48の中央部には、位置決めリブ90の外側に、環状の溶着リブ89が突設しており、ハブ40の切欠き部88に上フランジ48の位置決めリブ90を係合させ、溶着リブ89をハブ40の上端面に当接させた状態で、超音波溶着等によって該溶着リブ89を溶融させると、上フランジ48がハブ40に溶着される。
以上のようにして、上フランジ48、下フランジ及びハブ40が同軸的に配置された状態で、上フランジ48、下フランジ及びハブ40が一体化される。そして、ハブ40の外周面に磁気テープTが巻き回され、下フランジ46及び上フランジ48は、このハブ40に巻き回された磁気テープTの幅方向(ハブ40の軸線方向)への位置ずれを規制する。
一方、下フランジ46の中央部の外面(下面)には、環状に形成されたリールギヤ50が設けられている。このリールギヤ50は、ケース14(図1参照)のギヤ開口34から露出され、ドライブ装置の回転シャフトに対し軸線方向に沿って相対移動することで、該回転シャフトの先端に設けられた駆動ギヤに対する噛み合い及び噛み合いの解除が可能とされている。
また、リールギヤ50の径方向内側には、磁性材料より成るリールプレート52が、インサート成形により一体に設けられている。このリールプレート52は、回転シャフトの先端に設けられたマグネットによって非接触で吸着保持される構成である。
さらに、下フランジ46の内面(上面)の内側には、磁気テープTの不使用時にリール10の回転を阻止するための図示しないロック機構が設けられるようになっている。このロック機構は、ケース14に対し回り止めされたロック部材を有し、このロック部材をリール10に対して接離可能に支持している。また、ロック部材は、リール10に対する接離によって、下フランジ46の係合部(図示省略)に係合してリール10のケース14に対する回転を阻止する回転ロック位置と、該係合状態を解除してリール10の回転を許容する解除位置とを取り得る構成である。
このため、下フランジ46にはロック部材が係合する係合部が設けられると共に、ドライブ装置のロック解除部材が外部からロック部材を操作するための操作孔54が形成されている。この実施形態では、操作孔54がリールギヤ50の形成部位に設けられた構成を例示しているが、例えば、下フランジ46の中央部の軸心部に操作孔54を設けても良い。
以上説明したように、下フランジ46は、リールギヤ50が形成されてドライブ装置から回転力が伝達される機能、不使用時にケース14のギヤ開口34を閉塞する機能、ロック部材を係合させリール10のケース14に対する回転を阻止する機能等をそれぞれ果たすようになっている。
次に、本発明の実施形態の作用について説明する。
図1及び図2に示すリール10は、磁気テープTに情報を記録する際、又は磁気テープTに記録された情報を再生する際に記録テープカートリッジ12がドライブ装置に装填されると、ケース14に対する回転ロックが解除され、そのリールギヤ50に駆動ギヤを噛み合わせた回転シャフトが回転することでリール10がケース14内で回転する。
このとき、すでに開口16から取出されたリーダピン20がドライブ装置の巻取リールに保持されており、この巻取リールがリール10と同期して回転することによって、磁気テープTがケース14から順次引き出される。そして、所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッドが磁気テープTに情報を書き込み、又は磁気テープTに記録されている情報を読み取る。磁気テープTの使用後には、リール10は、磁気テープTを巻き取り初期状態に復帰する。
ところで、本発明では、図4及び図5に示すように、金属リング60の外周面に樹脂部62を一体成形してハブ40を形成しているが、金属リング60の上端部を、樹脂部62と連続する樹脂部68で覆い、金属リング60の内周面側には、樹脂部68と連続するゲート用リブ64を形成している。そして、このゲート用リブ64には、成形時に樹脂材の注入口となるゲート66を設けている。
図8に示すように、ハブ40を成形する金型70内に金属リング60をインサートした後、ゲート66を経て、金型70で形成された空間74内に樹脂が充填される。つまり、本発明では、ゲート用リブ64を形成する空間76から、樹脂部68を形成する空間78を経て、樹脂部62を形成する空間80内に樹脂が流動する。
このゲート用リブ64を、金属リング60の周方向に沿って等間隔に設けることで、ゲート66から射出された樹脂が金型70の空間74内を均等に流動するため、ハブ精度(真円度)を向上させることができる。
一方、図5に示すように、隣り合うゲート用リブ64の略中央部、かつ金属リング60の下端部には、下フランジ46に対する金属リング60の周方向への移動を規制する回転止め溝82を設けている。また、ハブ40の軸線と平行に、回転止め溝82の同一軸線上には、ハブ40の上端部に、金属リング60の上端部が露出する切欠き部88を形成している。
ここで、まず、回転止め溝82を設けるためには、図6〜図8に示すように、ハブ40を成形する金型70において、該回転止め溝82に相当する箇所に、回転止め溝82と略同一形状の凸部(回転止め凸部)92を形成している。このため、図8に示すように、金型70の型締め時には、該凸部92が金属リング60の回転止め溝82に相当する箇所に当接することとなる。したがって、インサート成形時には、この凸部92によって、金属リング60の回転が防止される。
また、切欠き部88に相当する箇所には、図6〜図8に示すように、金型70において、該切欠き部88と略同一形状の凸部(露出部用凸部)94が形成されており、金型70の型締め時には、該凸部94が金属リング60の上端部に当接することとなる。
したがって、射出成形時に金属リング60が樹脂による圧力を受けたとしても、金属リング60の上端部に金型70の凸部94が当接し、金属リング60の下端部に金型70の凸部92が当接するため、金属リング60の移動は規制される。このため、金属リング60の位置ズレを防止することができ、金属リング60の変形も防止することができる。
また、凸部92と凸部94を同一軸線上に設けることで、金属リング60の同一軸線上の上下で金属リング60の移動を規制することができるため、さらに効果的に、金属リング60の移動を規制することができる。
ここで、隣り合うゲート用リブ64の略中央部は、隣り合うゲート66から流れ込んだ樹脂が互いに交わるため、いわゆるウエルド(溶融した樹脂同士が接合して形成される)が生じてしまう。このため、ハブ40の端面において、ウエルドが生じる箇所に切欠き部88を設けることで、ハブ40の高さ方向の寸法のバラツキを低減することができる。
また、ゲート用リブ64を金属リング60の内周面に設けているため、凸部92は金属リング60の内周面側、つまり、ゲート66側に設けている。射出成形時の樹脂による圧力はゲート66付近は一番高いので、凸部92をゲート66側に設けることで、金属リング60の位置ズレを防止する。
ところで、本形態では、図9に示すように、金属リング60の内側に、幅寸法が約2mmの略直方体状のゲート用リブ64をハブ40の軸方向に沿って設けたが、図示はしないが、成形時のゲートが設けられたゲート用リブを狭くしすぎると樹脂の流動性が悪化し、反り、ヒケなど形状不良の原因となる。また、ゲート66では、樹脂圧力が最大となるが、ハブ40の内径側から外径側へ向かって一方向へ向かって射出される。
このため、図10に示すように、ゲート用リブ96(第2リブ)の形状を、ゲート66側から樹脂部68側へ行くにしたがって徐々に幅広(ゲート部のリブ幅:約2mm、樹脂部68のリブ幅:約4mm)となるようにする。
つまり、ゲート66でのゲート用リブ96のリブ幅を最小として予め樹脂圧力を下げるようにする。そして、ゲート66から離間するにしたがって該リブ幅を拡大させることで、流速を落とし圧力を上げるようにしている。
これにより、樹脂流動性の悪化を防ぐことが可能となる。また、ゲート66側から樹脂部68へ行くにしたがって、ゲート用リブ96の幅を徐々に広くすることで、樹脂流動性さらに向上させることができる。
なお、本形態では、補強リングとして、肉厚が約1.25mmのアルミニウム製の金属リング60を用いたが、ハブ40の剛性を高めることができれば良いため、肉厚はこれに限るものではない。また、補強リングの材料もこれに限るものではなく、非金属材を用いてもよい。ただし、補強リングにアルミニウムなど腐食性を有する材料を用いた場合は、補強リングの表面にメッキ等、腐食防止加工を施したものを使うのが望ましい。また、樹脂部62、68の材料もPCに限らず射出成形が可能な他の樹脂材料であってもよい。
また、ハブ40を成形する金型70の構造に関しては、金属リング60を移動規制する凸部92、94が設けられていれば良いため、これに限るものではなく、ゲート方式もこれに限るものではない。さらに、第1リブとしてのゲート用リブ64及び第2リブとしてのゲート用リブ96に、ゲート66を設けたが、第1リブ、第2リブには必ずしもゲートを設ける必要はなく、補強用のリブであっても良い。
また、上記各実施形態では、単一のリールをケース14内に収容して構成される記録テープカートリッジ12にリール10を適用した例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、2つのリールをケース内に収容した2リールタイプの記録テープカートリッジにリール10を適用しても良い。
さらに、本形態では、リールを上フランジ、ハブ及び下フランジの3つの部品で構成したが、ハブを上フランジ或いは下フランジと一体成形させた2つの部品で構成しても良い。
例えば、図11に示すように、ハブ100と上フランジ102を一体成形させたものを下フランジ(図示省略)に溶着させるようにしても良い。この場合、図13に示すように、ハブ100を成形する金型104において、当接凸部106を形成し、金型104の型締め時には、該当接凸部106が金属リング108の下端面に当接する。これにより、ハブ100及び上フランジ102の成形時には、金属リング108は、当接凸部106と金型104のいわゆる可動側型板104Aにより、金属リング108の移動が規制されることとなる。
また、成形時に、金属リング108の下端面と金型104のいわゆる固定側型板104Bの底面との間で生じる隙間に樹脂が流れ込むことで、図11及び図12に示すように、樹脂部110が形成される。このため、ハブ100の下端部には、当接凸部106によって形成された凹部(露出部)112が形成されることとなるが、下フランジ側には該凹部112に嵌り込む凸部を形成し、該凸部に凹部112を嵌め込むことで、下フランジの周方向に対してハブ100が回り止めされることとなる。
さらに、本形態では、図3に示すように、下フランジ46の位置決めリブ84の外側に環状の溶着リブ86を突設させて、下フランジ46をハブ40に溶着させ、上フランジ48には環状の溶着リブ89を突設させて、上フランジ48をハブ40に溶着させることで、上フランジ48、下フランジ46及びハブ40を同軸的に一体化させるようにしたが、上フランジ48と下フランジ46とを直接溶着させて、上フランジ48と下フランジ46とでハブ40を挟持するようにしても良い。
具体的には、図14に示すように、下フランジ46の上面の下フランジ46の同心円上には、ハブ40に内挿可能な略環状の下リブ(第1円弧リブ)114を立設させる。下リブ114はハブ40に形成されたゲート用リブ64と干渉しないように切欠き部116を設け、該切欠き部116内にゲート用リブ64が配置可能となるようにする。
また、切欠き部116と切欠き部116の間には、下リブ114の外周面側の基部に、ハブ40に形成された回転止め溝82が嵌め込み可能な位置決め突部118を設ける。さらに、下リブ114の端面中央部には、下リブ114の周方向に沿って、断面が三角形状の溶着リブ124を突設させる。
一方、上フランジ48の下面には、該下リブ114に対応する位置に複数の上リブ(第1円弧リブ)120を断続的に垂下させ、ゲート用リブ64と干渉しないように断続的に形成する。そして、隣り合う上リブ120と上リブ120の間に、該ゲート用リブ64が配置可能となるようにする。また、上リブ120の中央部の外周面側の基部に、ハブ40に形成された切欠き部88に嵌め込み可能な位置決め突部122を設ける。
このような構成で、下フランジ46の下リブ114の位置決め突部118にハブ40の回転止め溝82を嵌め込むようにして下リブ114にハブ40を外挿させ、下フランジ46に対してハブ40を回り止めさせる。そして、ハブ40の切欠き部88に上フランジ48の位置決め突部122を嵌め込むようにしてハブ40に上リブ120を内挿させ、ハブ40に対して上フランジ48を回り止めさせる。
この状態で、超音波溶着等によって下リブ114の該溶着リブ124を溶融させることで、図15に示すように、複数の上リブ120を下リブ114に溶着させ(溶着部124A)、上フランジ48と下フランジ46との間でハブ40を挟持させる。
このように、複数の上リブ120を下リブ114に溶着させ、ハブ40と上フランジ48及び下フランジ46とを直接溶着させないことで、ハブ40に作用する磁気テープTの巻き締まり力を上フランジ48及び下フランジ46に伝達させないようにすることができ、上フランジ48及び下フランジ46の変形を防止することができる。
本発明の実施の形態に係る記録テープカートリッジの全体構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るリールの概略断面図である。 本発明の実施の形態に係るリールの概略分解断面図である。 本発明の実施の形態に係るリールの下フランジ及びハブを示す概略断面図である。 本発明の実施の形態に係るリールのハブの斜視図である。 本発明の実施の形態に係るリールのハブを成形する金型の概略分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るリールのハブを成形する金型の概略断面図であり、型開きの状態である。 本発明の実施の形態に係るリールのハブを成形する金型の概略断面図であり、型閉めの状態である。 本発明の実施の形態に係るリールのハブの概略展開図である。 本発明の実施の形態に係るリールのハブの変形例を示す概略展開図である。 本発明の実施の形態に係るリールの第1変形例を示す上フランジ及びハブを示す概略断面図である。 本発明の実施の形態に係るリールの第1変形例を示す上フランジ及びハブを下方から見た概略断面図である。 本発明の実施の形態に係るリールの第1変形例を示す上フランジ及びハブを成形する金型の概略分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るリールの第2変形例を示すリールの概略分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るリールの第2変形例を示すリールの概略断面図である。
符号の説明
10 リール
12 記録テープカートリッジ
40 ハブ
46 下フランジ
48 上フランジ
60 金属リング(補強リング)
62 樹脂部(樹脂リング)
64 ゲート用リブ(第1リブ)
68 樹脂部(連設部)
82 回転止め溝
88 切欠き部(露出部)
92 凸部(回転止め凸部)
94 凸部(露出部用凸部)
96 ゲート用リブ(第2リブ)
100 ハブ
102 上フランジ
108 金属リング(補強リング)
110 樹脂部(連設部)
114 下リブ(第1円弧リブ)
120 上リブ(第2円弧リブ)

Claims (12)

  1. 記録テープが巻回されるハブと、前記ハブの両端部に設けられ、前記記録テープの幅方向端部を保持するフランジと、を備え、
    前記ハブが、筒状の補強リングと、前記補強リングの外周面に一体成形された樹脂リングと、で構成され、
    前記補強リングの一端部を覆い前記樹脂リングと連続すると共に、一方の前記フランジと接合される樹脂製の連設部と、
    前記連設部に形成され、前記補強リングの一端部の端面が露出する露出部と、
    を有することを特徴とするリール。
  2. 前記露出部は、金型内で前記補強リングの軸方向への移動を規制したために形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリール。
  3. 前記補強リングの内周面側に、前記連設部と連続するリブが形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリール。
  4. 前記リブに、樹脂材の注入口とされたゲート跡が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のリール。
  5. 前記リブが前記補強リングの周方向に沿って等間隔に少なくとも3箇所形成され、隣り合うリブの略中央部における前記連設部に、前記露出部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のリール。
  6. 前記ゲート跡は、前記連設部から離間させた位置に形成されており、前記リブは、前記連設部側の方が幅広になっていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のリール。
  7. 前記リブが、前記連設部へ行くに従って徐々に幅広となっていることを特徴とする請求項6に記載のリール。
  8. 前記補強リングに、前記フランジに形成された突起に嵌り、該フランジに対する前記ハブの周方向への相対移動を規制する回転止め溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか1項に記載のリール。
  9. 前記回転止め溝は、前記露出部と周方向で同一位置に形成されていることを特徴とする請求項8に記載のリール。
  10. 前記補強リングの内周面側に前記回転止め溝が形成されていることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載のリール。
  11. 一方の前記フランジの同心円上に形成され、前記ハブが外挿可能な第1円弧リブと、
    他方の前記フランジに前記第1円弧リブに対応して形成され、該第1円弧リブの端面に溶着されて、一方の前記フランジと他方の前記フランジとの間で前記ハブを挟持させる第2円弧リブと、
    を有することを特徴とする請求項1〜請求項10の何れか1項に記載のリール。
  12. 請求項1〜請求項11の何れか1項に記載のリールを備えたことを特徴とする記録テープカートリッジ。
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