JP4748382B2 - インターポーザーの実装方法および実装装置 - Google Patents
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また、本発明は、第1非導電層と、この第1非導電層上に設けられた拡大電極と、拡大電極上に設けられたICチップとを有するインターポーザーを、第2非導電層と、この第2非導電層上に設けられた複数のアンテナとを有し、帯状に延びるアンテナ形成済シート上に実装するインターポーザーの実装装置において、アンテナ形成済シートを連続的に移動させながら支持する受け部材と、アンテナ形成済シート上に載置されたインターポーザーを、受け部材との間で挟持してアンテナ形成済シート側に押圧する回転押圧体と、を備え、回転押圧体は、内側に配置された固定ヒータと、固定ヒータの外側に耐熱ベアリングを介して設けられた回転加熱部とを有し、回転押圧体と受け部材との間でアンテナ形成済シートおよびインターポーザーを連続的に移動させながら挟圧するとともに、回転押圧体の内部にある固定ヒータにより加熱された回転押圧体の回転加熱部によってインターポーザーの第1非導電層を融解し、インターポーザーの拡大電極とアンテナ形成済シートのアンテナとを接合させるようになっており、回転押圧体において、回転加熱部は外周上に伝熱性のカシメ突部を複数有しており、回転押圧体における回転加熱部のカシメ突部の設置ピッチは、アンテナ形成済シート上のインターポーザーの載置ピッチと同一であり、回転加熱部のカシメ突部がインターポーザーをアンテナ形成済シート側に押圧するとともに、カシメ突部の熱によりインターポーザーの第1非導電層を融解することを特徴とするインターポーザーの実装装置である。
このようなインターポーザーの実装装置によれば、インターポーザーの第1非導電層を回転押圧体の回転加熱部のみならず受け部材の熱によっても融解させることができるので、インターポーザーの拡大電極をより確実にアンテナ形成済シートのアンテナに電気的に接続させることができる。
このようなインターポーザーの実装装置によれば、実装工程においてカシメ突部を所期の温度に維持することができ、インターポーザーの第1非導電層をより確実にカシメ突部の熱により融解させることができる。
図1乃至図5は、本発明によるインターポーザーの実装装置および実装方法の実施の形態を示す図である。
図5に示すように、インターポーザー実装済シート1は、第2非導電層21と、この第2非導電層21上に設けられたアンテナ(第2導電層)22とを有するアンテナ形成済シート20と、このアンテナ形成済シート20上に実装され、第1非導電層11と、この第1非導電層11上に設けられた一対の拡大電極(第1導電層)12,12と、拡大電極12,12上に設けられたICチップ13とを有するインターポーザー10とを備えている。図5に示すように、インターポーザー10の一対の拡大電極12,12は、各々アンテナ形成済シート20のアンテナ22に直接的に接合されている。
インターポーザーの実装装置は、図1に示すように、アンテナ形成済シート20を供給する供給ロール31および巻取ロール32と、アンテナ形成済シート20の各アンテナ22上に複数のインターポーザー10を一定ピッチで順次載置するインターポーザー載置装置33とを備えている。この場合、供給ロール31と巻取ロール32とによりアンテナ形成済シート20を図1の矢印方向に搬送するアンテナ形成済シート搬送装置が構成される。
このうち回転押圧体40は、アンテナ形成済シート20と、このアンテナ形成済シート20上に載置されたインターポーザー10のうち、インターポーザー10側に配置されている。一方、受ローラ60は内部に加熱源を有する加熱ローラからなり、アンテナ形成済シート20の裏側(第2非導電層21側)に配置されている。
図3に示すように、回転加熱部47の外周上におけるカシメ刃48の設置ピッチAは、アンテナ形成済シート20上においてインターポーザー載置装置33により載置されたインターポーザー10の載置ピッチBと同一となっている。
まず、図1および図2に示すように、アンテナ形成済シート20が供給ロール31から繰り出され、巻取ロール32に巻き取られる。この間、インターポーザー載置装置33によりインターポーザー10がアンテナ形成済シート20のアンテナ22上に載置される。この際に、インターポーザー10の第1非導電層11の裏面またはアンテナ形成済シート20のアンテナ22の表面に接着剤が予め塗布されており、インターポーザー10をアンテナ形成済シート20に仮接着させる。その後、アンテナ形成済シート20およびインターポーザー10は図1の矢印方向に搬送されて、図3に示す回転押圧体40と受ローラ60とが配置された箇所まで達する。
アンテナ形成済シート20およびインターポーザー10は、回転押圧体40まで達した後もなお連続的に搬送されて回転押圧体40と受ローラ60との間で挟持される。
このときに、カシメ刃48は固定ヒータ45により耐熱ベアリング46および回転加熱部47を介して加熱されている。また、熱電対50がカシメ刃48の温度を測定し、カシメ刃48の測定温度が無線信号によりヒータ温度制御部51に送られる。ヒータ温度制御部51は、この測定温度に基づいて固定ヒータ45を制御してカシメ刃48の温度を調整しており、その結果カシメ刃48は例えば200℃以上に維持される。
ここで、上述のような2段階の実装工程を設ける代わりに、回転押圧体40および受ローラ60をそれぞれ2つ用意し、一本の回転軸41により2つの回転押圧体40を支持させるとともに一本の回転軸61により2つの受ローラ60を支持させるようになっていてもよい。この場合、各回転押圧体40および各受ローラ60はアンテナ形成済シート20の送り方向に沿って平行状態となり、2つの回転押圧体40は同時に対応する各受ローラ60との間でアンテナ形成済シート20およびインターポーザー10を挟圧し、このことによりインターポーザー10の2つの拡大電極12とアンテナ形成済シート20のアンテナ22とをそれぞれ同時に接合させることができる。このような構成によれば、2段階の実装工程を設ける場合に比べて装置全体の設置スペースを小さくすることができる。
そして、この無端状の循環ベルトと回転押圧体40との間でアンテナ形成済シート20とインターポーザー10とを連続的に移動させながら挟圧することにより、インターポーザー10の拡大電極12とアンテナ形成済シート20のアンテナ22との接合を行うことができるようになっている。
10 インターポーザー
11 第1非導電層
12,12 拡大電極
13 ICチップ
20 アンテナ形成済シート
21 第2非導電層
22 アンテナ
31 供給ロール
32 巻取ロール
33 インターポーザー載置装置
40 回転押圧体
41 回転軸
42 カップリング
43 モータ
44 固定軸
45 固定ヒータ
46 耐熱ベアリング
47 回転加熱部
48 カシメ刃(カシメ突部)
49 ヒータ固定装置
50 熱電対(温度測定部)
51 ヒータ温度制御部
60 受ローラ(受け部材)
61 回転軸
Claims (6)
- 第1非導電層と、この第1非導電層上に設けられた拡大電極と、拡大電極上に設けられたICチップとを有するインターポーザーを、第2非導電層と、この第2非導電層上に設けられた複数のアンテナとを有し、帯状に延びるアンテナ形成済シート上に実装するインターポーザーの実装方法において、
アンテナ形成済シートの各アンテナ上にインターポーザーを順次載置する工程と、
回転押圧体と受け部材との間でアンテナ形成済シートおよびインターポーザーを連続的に移動させながら挟圧するとともに、回転押圧体の内部にある固定ヒータにより加熱された回転押圧体の回転加熱部によってインターポーザーの第1非導電層を融解し、インターポーザーの拡大電極とアンテナ形成済シートのアンテナとを接合させる工程と、
を備え、
回転押圧体において、回転加熱部は外周上に伝熱性のカシメ突部を複数有しており、回転押圧体における回転加熱部のカシメ突部の設置ピッチは、アンテナ形成済シート上のインターポーザーの載置ピッチと同一であり、
回転加熱部のカシメ突部がインターポーザーをアンテナ形成済シート側に押圧するとともに、カシメ突部の熱によりインターポーザーの第1非導電層を融解することを特徴とするインターポーザーの実装方法。 - 前記カシメ突部の熱伝導率は25〜35W/m・℃であることを特徴とする請求項1記載のインターポーザーの実装方法。
- 第1非導電層と、この第1非導電層上に設けられた拡大電極と、拡大電極上に設けられたICチップとを有するインターポーザーを、第2非導電層と、この第2非導電層上に設けられた複数のアンテナとを有し、帯状に延びるアンテナ形成済シート上に実装するインターポーザーの実装装置において、
アンテナ形成済シートを連続的に移動させながら支持する受け部材と、
アンテナ形成済シート上に載置されたインターポーザーを、受け部材との間で挟持してアンテナ形成済シート側に押圧する回転押圧体と、を備え、
回転押圧体は、内側に配置された固定ヒータと、固定ヒータの外側に耐熱ベアリングを介して設けられた回転加熱部とを有し、
回転押圧体と受け部材との間でアンテナ形成済シートおよびインターポーザーを連続的に移動させながら挟圧するとともに、回転押圧体の内部にある固定ヒータにより加熱された回転押圧体の回転加熱部によってインターポーザーの第1非導電層を融解し、インターポーザーの拡大電極とアンテナ形成済シートのアンテナとを接合させるようになっており、
回転押圧体において、回転加熱部は外周上に伝熱性のカシメ突部を複数有しており、回転押圧体における回転加熱部のカシメ突部の設置ピッチは、アンテナ形成済シート上のインターポーザーの載置ピッチと同一であり、
回転加熱部のカシメ突部がインターポーザーをアンテナ形成済シート側に押圧するとともに、カシメ突部の熱によりインターポーザーの第1非導電層を融解することを特徴とするインターポーザーの実装装置。 - 受け部材は加熱ローラからなることを特徴とする請求項3記載のインターポーザーの実装装置。
- 前記カシメ突部の熱伝導率は25〜35W/m・℃であることを特徴とする請求項3または4記載のインターポーザーの実装装置。
- 回転加熱部は、カシメ突部に内蔵されこのカシメ突部の温度を測定する温度測定部を更に有しており、
固定ヒータには、温度測定部によるカシメ突部の測定温度に基づいて、当該固定ヒータを制御してカシメ突部の温度を調整するヒータ温度制御部が接続されていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載のインターポーザーの実装装置。
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