JP4746318B2 - シクレソニドと抗ヒスタミン剤との組合せ物を含有するアレルギー性鼻炎の治療用医薬組成物 - Google Patents

シクレソニドと抗ヒスタミン剤との組合せ物を含有するアレルギー性鼻炎の治療用医薬組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP4746318B2
JP4746318B2 JP2004532150A JP2004532150A JP4746318B2 JP 4746318 B2 JP4746318 B2 JP 4746318B2 JP 2004532150 A JP2004532150 A JP 2004532150A JP 2004532150 A JP2004532150 A JP 2004532150A JP 4746318 B2 JP4746318 B2 JP 4746318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pharmaceutical composition
ciclesonide
water
mucosa
osmotic pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004532150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005539044A (ja
Inventor
マルクス デーゲンハルト
ミュラー ヘルゲルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda GmbH
Original Assignee
Nycomed GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nycomed GmbH filed Critical Nycomed GmbH
Publication of JP2005539044A publication Critical patent/JP2005539044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4746318B2 publication Critical patent/JP4746318B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K45/00Medicinal preparations containing active ingredients not provided for in groups A61K31/00 - A61K41/00
    • A61K45/06Mixtures of active ingredients without chemical characterisation, e.g. antiphlogistics and cardiaca
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/56Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
    • A61K31/58Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids containing heterocyclic rings, e.g. danazol, stanozolol, pancuronium or digitogenin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0043Nose
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • A61P11/02Nasal agents, e.g. decongestants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P27/00Drugs for disorders of the senses
    • A61P27/02Ophthalmic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P27/00Drugs for disorders of the senses
    • A61P27/02Ophthalmic agents
    • A61P27/14Decongestants or antiallergics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/08Antiallergic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

本発明は、シクレソニドおよび抗ヒスタミン剤を含有し、290mOsm未満の浸透圧を有する、アレルギー性鼻炎の治療用の水性医薬組成物に関する。
背景技術
アレルギー性鼻炎は、普通の疾患であり、患者の数は、着実に増加している。この疾患は、周囲の空中に浮遊しているアレルゲンによって引き起こされ、この場合このアレルゲンは、鼻粘膜内でアレルギー性炎症を引き起こし、しばしば結膜炎を伴う。アレルゲンにより、アレルギー性鼻炎は、季節性アレルギー性鼻炎(アレルゲン、例えばイネ科植物の花粉、西洋杉の花粉)と四季を通じてのアレルギー性鼻炎(室内のアレルゲン、例えばカビ、動物に由来するアレルゲンおよびハウスダストのダニ類)とに細分化される。アレルギー性鼻炎は、生命の特性に大きな影響を持っている。患者は、痒みおよび鼻水の出る鼻、鼻の閉塞、頭痛および疲労に苦しむ。アレルギー性結膜炎は、しばしばアレルギー性鼻炎と連係しており、共通の治療を必要とする。結膜炎の主な症状は、灼熱感および目の痒みおよび流涙である。この疾患に含まれる基本的な機序は、アレルギー性鼻炎と同様である。
アレルギー性鼻炎の通常の治療は、主に症状の除去に焦点が当てられる。経口的抗ヒスタミン剤およびよりいっそう少ない広さの局所的な抗ヒスタミン剤は、最も幅広く使用された医薬品である。経口的抗ヒスタミン剤は、ヒスタミンによって導かれる症状のみを緩和する。アレルゲンの接触は、粘膜の肥満細胞の脱顆粒を引き起こし、ヒスタミンが放出される。ヒスタミンは、痒みおよびくしゃみおよび鼻分泌の増加にとって重要である。抗ヒスタミン剤は、ヒスタミンとヒスタミン−H1−受容体との結合およびそのヒスタミンにより媒介された症状を遮断する。この明らかな経路に加えて、アレルゲンは、鼻粘膜の好酸球性炎症を引き起こし、この好酸球性炎症は、主に種々の症状、例えば鼻の過反応性、鼻の閉塞および所謂フロアー変化の恐怖にとって重要であり、この場合このフロアー変化の恐怖は、治療していないアレルギー性鼻炎が静脈洞炎および気管支喘息に発展しうることを意味する。
グルココルチコイドによる治療法は、通常、基礎アレルギー性炎症を標的とする唯一の治療法である。典型的には、グルココルチコイドに対する体系的な副作用、例えば免疫抑制、減少された蛋白質合成、児童の欠陥的成長を回避させるために、グルココルチコイドでの局所的な治療は、投与の好ましい方法である。
鼻ステロイドの欠点は、作用の遅い開始および連続的な治療の必要性にある。この鼻ステロイドは、症状の除去が観察されうる前に4〜6日の連続的な治療を必要とする。それ故、患者には、花粉の季節が始まる前にグルココルチコイドの摂取を開始することが推奨されている。作用の遅い開始、論上必然の治療の必要性およびステロイドにより誘発された副作用の恐れは、鼻腔内ステロイドの使用および患者のコンプライアンスに対して不利な衝撃を及ぼす。
治療、まさに症状の除去にとって有効な他の薬物は、例えば鼻腔内でのムスカリセン様作用を有するアンタゴニスト(鼻分泌を減少させるためのイプラトロピウム)、アドレナリン受容体アゴニスト(鼻コンゲスチンを減少させるためのキシロメタゾリン)である。
WO 97/01337には、ベクロメタソン、フルニソリド、トリアムシノロン、デキサメタソンまたはブデソニドを抗ヒスタミン剤レボカバスチン、アゼラスチンまたはアザタジンおよび滅菌水と組み合わせて含有する鼻内噴霧処方物または点鼻液処方物が記載されている。
WO 97/46243の記載は、鼻腔内ステロイドおよび抗ヒスタミン剤を含有する鼻内噴霧処方物に関する。
WO 98/48839の記載は、治療的に有効量の抗炎症剤ならびに血管収縮薬、ノイラミニダーゼ阻害剤、ロイコトリエン阻害剤、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤、抗コリン作動性薬、麻酔剤および粘液溶解剤から構成される群から選択された、治療的に有効量の少なくとも1つの薬剤を有する局所的に適用しうる鼻腔用組成物に関する。
WO 01/22955の記載は、ロテプレドノール、所謂ソフトステロイド(soft steroid)と抗ヒスタミン剤との新規の組合せ物に関する。
WO 03/049770には、H1アンタゴニスト/抗アレルギー剤および安全なステロイドで鼻炎を治療するための組成物および方法が開示されている。
米国特許第5164194号明細書の記載は、アゼラスチンの鼻腔内処方物に関する。
発明の詳細な記載
ところで、意外なことに、シクレソニドとアゼラスチン塩酸塩との組み合わされた投与は、アレルギー性鼻炎および/またはアレルギー性結膜炎を伴う症状に極めて有効で安全な治療をもたらすことが見出された。殊に、低張水性製薬学的処方物としてシクレソニドと抗ヒスタミン剤とを組み合わせて投与することによって、グルココルチコイド様副作用の恐れなしに作用の迅速な開始および症状の急速な除去が観察される。このような本発明による低張水性製薬学的組成物を鼻粘膜に投与することによって、作用成分は、急速に鼻粘膜に侵入し、極めて長い保持時間を有する。それ故に、極めて低い用量のシクレソニドおよび一日1回、最大一日2回の治療は、有効な治療の達成に必要とされる。
それ故、1つの視点で、本発明は、アレルギー性鼻炎を治療するための、シクレソニドとアゼラスチン塩酸塩との組み合わされた投与に関する。それ故、本発明の別の対象は、作用成分としてアゼラスチン塩酸塩とシクレソニドとの組合せ物を、シクレソニドまたはその溶媒化合物および製薬学的に認容性の担持剤および/または1つ以上の賦形剤との任意の混合比で有する、アレルギー性鼻炎の治療用医薬組成物である。
前記組合せ物の化合物が同時に同じ製薬学的処方物(以下、固定された組合せ物とも呼ぶ)でかまたは異なる製薬学的処方物(以下、自由な組合せ物とも呼ぶ)でかまたは逐次的に任意の順序で投与されてよいことは、評価される。逐次的投与の場合、第2の化合物の投与における遅延は、前記組合せ物の有効な治療効果を失うほどのものではない。1例として、2つの薬剤は、別々に経口的処方物として準備されてよいか、または1つの薬剤が経口的調製物であることができ、他方の薬剤が吸入剤であることができるか、或いは双方の薬剤は、粘膜への適用に適した形で準備されてよい(鼻腔内への適用)。投与は、同時であってよい。或いは、2つの薬剤は、時間的に接近して投与されてもよいし、時間的に離れて投与されてもよく、例えば1つの薬剤は、朝に投与され、第2の薬剤は、晩に投与される。
従って、本発明は、哺乳動物、例えばヒトにおいてアレルギー性鼻炎および/またはアレルギー性結膜炎を予防または治療するための方法をも提供し、この方法は、アゼラスチン塩酸塩またはその製薬学的に相容性の塩、溶媒化合物もしくは生理的に官能性の誘導体およびシクレソニドまたはその製薬学的に相容性の塩、溶媒化合物もしくは生理的に官能性の誘導体、ならびに製薬学的に相容性の担持剤および/または1つ以上の賦形剤を有する、治療的に有効量の製薬学的処方物を投与することを特徴とする。1つの好ましい視点によれば、アゼラスチン塩酸塩およびシクレソニドならびに製薬学的に相容性の担持剤および/または1つ以上の賦形剤を有する治療的に有効量の組合せ物を投与することを特徴とする方法が提供される。
治療的に有効量の製薬学的処方物は、殆んどの適した経路が例えば受容体の症状および疾患に依存しうるけれども、経口、皮下、皮内、筋肉内、静脈内および関節内を含めて非腸管外、鼻腔内、吸入(種々の型の計量化された用量の加圧エアロゾル、ネブライザーまたは注入器を用いて発生させることができる微細粒子のダストまたはミストを含む)、直腸および局所(皮膚、頬側、舌下および眼内への投与を含む)に適した処方物を含む。本発明による1つの好ましい実施態様において、処方物は、局所的投与に適している。1つの好ましい実施態様において、本発明による処方物は、アレルギー性鼻炎の治療の場合には、粘膜への適用に適した処方物である。アレルギー性結膜炎の治療の場合には、1つの好ましい処方物は、結膜炎への投与に適した処方物である(結膜嚢への適用)。前記処方物は、有利に単位用量形で存在することができ、薬剤の分野において十分に公知の任意の方法によって調製されることができる。全ての方法は、1つ以上の補助的な成分/賦形剤を構成する担持剤に関連した作用成分をもたらす工程を含む。一般に、処方物は、作用成分と液体担持剤もしくは微粒状の固体担持剤またはこれら双方との関連を均一かつ緊密にもたらし、次に必要に応じて、生成物を望ましい処方物に形成させることによって調製される。
1つの好ましい実施態様において、本発明は、作用成分としてアゼラスチン塩酸塩とシクレソニドとの組合せ物を有する、粘膜に適用してアレルギー性鼻炎を治療する水性の医薬組成物に関する。殊に、水性の医薬組成物は、滅菌された水性の医薬組成物である。
更に、本発明は、作用成分としてアゼラスチン塩酸塩とシクレソニドとの組合せ物を1つ以上の水不溶性物質および/または低水溶性物質と一緒に有しかつ290mOsm未満の浸透圧を有する、粘膜に適用してアレルギー性鼻炎を治療するための水性の医薬組成物に関する。好ましくは、浸透圧は、150mOsm未満、よりいっそう好ましくは72mOsm未満、よりいっそう好ましくは60mOsm未満、よりいっそう好ましくは40mOsm未満、よりいっそう好ましくは30mOsm未満、さらによりいっそう好ましくは20mOsm未満(例えば、10mOsm未満)である。
本発明によれば、浸透圧を調節するための物質(浸透圧調節剤)を添加することは、特に必要ないが、しかし、添加する場合には、任意の物質を使用することができる。本発明において、浸透圧を調節するための物質(浸透圧調節剤)は、浸透圧の調節のために添加されることができ、この浸透圧を調節するための物質の詳細な例は、塩、例えば塩化ナトリウムおよび水溶性の糖、例えばグルコースを含み、この場合グルコースは、特に好ましい例である。
1つの好ましい実施態様において、医薬組成物は、WO 01/28562またはWO 01/28563にシクレソニドについて記載されたような医薬組成物である。
従って、1つの視点において、本発明は、作用成分としてアゼラスチン塩酸塩とシクレソニドとの組合せ物を1つ以上の水不溶性物質および/または低水溶性物質と一緒に有しかつ290mOsm未満の浸透圧を有する、粘膜に適用するアレルギー性鼻炎の治療用水性医薬組成物に関する。
水不溶性物質または低水溶性物質は、任意の物質であることができ、好ましい例は、セルロース、よりいっそう好ましくは結晶質セルロース、特に好ましくは微晶質セルロースを含む。本発明によれば、水性媒体中に固体粒子の形で存在する水不溶性物質および/または低水溶性物質の濃度は、好ましくは前記組成物の全体量に対して有利に0.3w/w%以上、特に有利に0.5w/w%〜5w/w%である。
付加的に、水性ポリマー物質は、当該の医薬組成物中に添加されてもよい。このような水性ポリマー物質の詳細な例は、プロピレングリコールアルギネート、ペクチン、低級メトキシルペクチン、グアールゴム、アラビアゴム、カラギナン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、キサンタンゴムヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロースを含み、一方、特に好ましい例は、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリエチレングリコールおよびヒドロキシプロピルセルロース含む。微晶質セルロースと配合されたカルボキシメチルセルロースナトリウムは、本発明で使用することができる、前記水溶性物質と水不溶性物質との組合せ物の1例である。更に、前記の水溶性ポリマー物質を添加する場合には、この物質の濃度は、有利に水不溶性物質および/または低水溶性物質に対して1w/w%〜30w/w%である。
本発明の1つの好ましい実施態様において、ヒドロキシプロピルメチルセルロースは、本発明による医薬組成物中に含有されている。ヒドロキシプロピルメチルセルロースは、任意の等級であることができ、1つの詳細な例は、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910である。ヒドロキシプロピルメチルセルロースは、任意の濃度で存在していてよいけれども、その濃度は、有利に前記組成物の全体量に対して0.001w/w%〜30w/w%、特に有利に0.01w/w%〜5w/w%、殊に有利に0.01w/w%〜1w/w%、最も有利に0.01w/w%〜0.5w/w%である。
界面活性剤および/または湿潤剤は、本発明においては本質的ではないけれども、添加されてよく、その詳細な例は、Polysorbate 80、グリセリンモノステアレート、ポリオキシルステアレート、ラウロマクロゴール、ソルビタンオレエートおよびスクロース脂肪酸エステルを含む。
本発明において使用される有効量のシクレソニドおよび局所的な抗ヒスタミン剤は、それぞれの疾患の型および程度ならびに患者の年齢および体重等に応じて決定されることができる。好ましくは、本発明による医薬組成物は、1日に1回または2回それぞれの鼻孔に1〜4回の噴霧として投与される。1回の行為当たり抗ヒスタミン剤の投与量は、抗ヒスタミン剤の型および投与の経路に依存する。有利に、用量は、1回の行為当たり10μg〜500μg、好ましくは25μg〜250μgである。アゼラスチンの場合、用量は、好ましくは米国特許第5164194号明細書に記載の範囲内である。
シクレソニド(以下、作用成分とも呼ばれる)は、化学的名称[11β,16α(R)]−16,17−[(シクロヘキシルメチレン)ビス(オキシ)]−11−ヒドロキシ−21−(2−メチル−1−オキソプロポキシ)プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオンを有する化合物のINN(国際一般的名称)である。シクレソニドおよびその製造は、ドイツ連邦共和国特許第4129535号明細書に開示されている。また、本明細書中で使用されるようなシクレソニドは、シクレソニド、シクレソニドの溶媒化合物、シクレソニドの生理的に官能性の誘導体またはその溶媒化合物との任意の混合比でシクレソニドの製薬学的に相容性の塩、シクレソニドのエピマー(例えば、[11β,16α(S)]−16,17−[(シクロヘキシルメチレン)ビス(オキシ)]−11−ヒドロキシ−21−(2−メチル−1−オキソプロポキシ)プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン)を含む。”生理的に官能性の誘導体”の用語は、例えば体内で転位可能であるかまたはシクレソニドの活性の代謝産物であることによってシクレソニドと同じ生理的機能を有するシクレソニドの化学的誘導体を意味する。本発明と関連して挙げることができるシクレソニドの生理的に官能性の誘導体は、例えば化学的名称16α,17−(22R,S)−シクロヘキシルメチレンジオキシ−11β,21−ジヒドロキシプレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン、16α,17−(22S)−シクロヘキシルメチレンジオキシ−11β,21−ジヒドロキシプレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオンおよび殊に16α,17−(22R)−シクロヘキシルメチレンジオキシ−11β,21−ジヒドロキシプレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオンを有するシクレソニドの21−ヒドロキシ誘導体である。この化合物およびその製造は、WO 9422899に開示されている。
好ましくは、シクレソニドは、固体粒子の形で水性媒体中に分散される。
本発明のシクレソニドの濃度は、好ましくは前記組成物の全体量に対して0.01w/w%〜1w/w%、特に有利に0.05w/w%〜0.5w/w%である。
本発明で使用されることができるシクレソニド粒子は、任意の寸法であることができるけれども、このシクレソニド粒子は、10nm〜100μmの範囲内、特に有利に100nm〜10μmの範囲内である。
本発明に関連して挙げることができる抗ヒスタミン剤は、アレルギー性鼻炎および/またはアレルギー性結膜炎を治療するために適した任意の抗ヒスタミン剤であることができる。挙げることができる例は、(E)−6−[(E)−3−(1−ピロリジニル)−1−p−トリルプロペニル]−2−ピリジンアクリル酸[INN:ACRIVASTINE]、6,11−ジヒドロ−11−(1−メチル−4−ピペリジリデン)−5H−ベンゾ[5,6]シクロヘプタ−[1,2−b]ピリジン[INN:AZATADINE]、4−[(4−クロロフェニル)メチル]−2−(ヘキサヒドロ−1−メチル−1H−アゼピン−4−イル)−1(2H)フタラジノン[INN:AZELASTINE]、(+)−(S)−4−[4−[1−(4−クロロフェニル)−1−(2−ピリジル)メトキシ]ピペリジン−1−イル]−ブタン酸[INN:BEPOTASTINE]、(+/−)−[2−[4−(p−クロロ−α−フェニルベンジル)−1−ピペラジニル]エトキシ]−酢酸[INN:CETIRIZINE]、(+)−2−{2−[(p−クロル−α−メチル−α−フェニルベンジル)オキシ]−エチル}−1−メチルピロリジン[INN:CLEMASTINE]、8−クロロ−6,11−ジヒドロ−11−(4−ピペリジリデン)−5H−ベンゾ[5,6]シクロヘプタ−[1,2−b]ピリジン[INN:DESLORATADINE]、[3−(4−クロロフェニル)−3−ピリジン−2−イル−プロピル]−ジメチルアミン[INN:DEXCHLORPHENIRAMINE]、4′−第三ブチル−4−[4−(ジフェニルメトキシ)−ピペリジノ]ブチロフェノン[INN:EBASTINE]、[2−[4−[ビス(p−フルオロフェニル)メチル]−1−ピペラジニル]エトキシ]−酢酸[INN:EFLETIRIZINE]、1−(2−エトキシエチル)−2−(ヘキサヒドロ−4−メチル−1H−1,4−ジアゼピン−1−イル)−ベンズイミダゾール[INN:EMEDASTINE]、3−アミノ−9,13b−ジヒドロ−1H−ジベンズ[c,f]イミダゾ[1,5−a]アゼピン[INN:EPINASTINE]、(+/−)−p−[1−ヒドロキシ−4−[4−(ヒドロキシジフェニルメチル)ピペリジノ]−ブチル]−α−メチルヒドラトロパ酸[INN:FEXOFENADINE]、3−[4−(8−フルオロ−5,11−ジヒドロベンズ[b]オキセピノ[4,3-b]ピリジン−11−イリデン)−ピペリジン−1−イル]プロピオン酸[調査コード:HSR-609]、(−)−(3S,4R)−1−[シス−4−シアノ−4−(p−フルオロフェニル)シクロヘキシル]−3−メチル−4−フェニルイソニペコチン酸[INN:LEVOCABASTINE]、[2−[4−[(R)−p−クロロ−α−フェニルベンジル]−1−ピペラジニル]エトキシ]−酢酸[INN:LEVOCETIRIZINE]、エチル4−(8−クロロ−5,6−ジヒドロ−11H−ベンゾ[5,6]シクロヘプタ[1,2−b]ピリジン−11−イリデン)−1−ピペリジンカルボキシレート[INN:LORATADINE]、2−[N−[1−(4−フルオロベンジル)−1H−ベンズイミダゾール−2−イル]−4−ピペリジニル]−N−メチル−アミノピリミジン−4(3H)−オン[INN:MIZOLASTINE]、1−(4−フルオロベンジル)−2−(ピペリジン−4−イルアミノ)−1H−ベンズイミダゾール[INN:NORASTEMIZOLE]、3−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a,d]シクロヘプテン−5−イリデン)−N−メチル−1−プロパナミン[INN:NORTRIPTYLINE]、9−メチル−3−(1H−テトラゾール−5−イル)−4H−ピリド[1,2−a]ピリミジン−4−オン[INN:PEMIROLAST]、8−クロロ−11−[1−(5−メチルピリジン−3−イルメチル)−ピペリジン−4−イリデン]−6,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[5,6]シクロヘプタ[1,2−b]ピリジン[INN:RUPATADINE]、1−[2−[(p−クロロ−α−メチル−α−フェニルベンジル)オキシ]エチル]ヘキサヒドロ−1H−アゼピン[INN:SETASTINE]、S−(7−カルボキシ−4−ヘキシル−9−オキソキサンテン−2−イル)−S−メチルスルホキシミン[INN:SUDEXANOX]、1−(p−第三ブチルフェニル)−4−[4′−(α−ヒドロキシジフェニルメチル)−1′−ピペリジル]−ブタノール[INN:TERFENADINE]、N−ベンジル−N,N′−ジメチル−N−(2−ピリジル)−エチレンジアミン[INN:TRIPELENAMINE]および1−(4−フルオロベンジル)−2−(ピペリジン−4−イルアミン)−1H−ベンズイミダゾール[INN:TECASTEMIZOLE]およびこれらの混合物である。また、抗ヒスタミン剤は、製薬学的に相容性の塩および/または溶媒化合物の形で存在していてもよい。化学構造に依存して、抗ヒスタミン剤は、異なる立体異性体の形で存在することができる。抗ヒスタミン剤の用語は、純粋な立体異性体(例えば、純粋なエピマー、ジアステレオ異性体またはエナンチオマー)および任意の混合比でのその混合物を含む。抗ヒスタミン剤の適当な薬理学的に相容性の塩は、殊に酸、例えば塩酸、臭化水素酸、燐酸、硝酸、硫酸、酢酸、クエン酸、D−グルコン酸、安息香酸、2−(4−ヒドロベンゾイル)安息香酸、酪酸、スルホサリチル酸、マレイン酸、ラウリン酸、リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、蓚酸、酒石酸、エンボン酸、ステアリン酸、トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、または1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸との水溶性の酸付加塩および水不溶性の酸付加塩であり、この場合前記酸は、一塩基酸であるかまたは多塩基酸であるか否か、およびどの塩が望ましいかに依存して、等モル量比かまたはそれとは異なる比で塩の製造に使用される。”生理的に官能性の誘導体”の用語の場合には、例えば体内で転位可能であるかまたは抗ヒスタミン剤の活性の代謝産物であることによって抗ヒスタミン剤と同じ生理的機能を有する抗ヒスタミン剤の化学的誘導体を意味する。1つの好ましい実施態様において、抗ヒスタミン剤は、局所的な作用を長時間作用させる抗ヒスタミン剤である。アザタジン、アゼラスチン、レボカバスチンおよびその製薬学的に相容性の塩は、特に好ましい。アザタジンは、例えば米国特許第3326924号明細書の記載から公知である。アザタジンの好ましい塩は、マレイン酸塩、硫酸塩、コハク酸塩および酢酸塩を含む。アゼラスチンは、米国特許第3813384号明細書および米国特許第5164194号明細書の記載から公知である。好ましいのは、有機酸との酸付加塩、例えばヒドロハロゲン塩および有機酸との塩である。好ましい塩は、塩酸塩、ヒドロブロミド、エンボン酸との塩、マレイン酸との塩、クエン酸との塩および酒石酸との塩を含む。レボカバスチンは、米国特許第4369184号明細書の記載から公知である。適当な塩は、塩酸塩、ヒドロブロミドならびに硫酸との塩、硝酸との塩、酢酸との塩およびプロピオン酸との塩である。
水溶性の抗ヒスタミン剤、例えばアゼラスチン塩酸塩の場合には、抗ヒスタミン剤は、本発明による医薬組成物中に溶解される。
局所的な抗ヒスタミン剤の濃度は、前記組成物の全体量に対して好ましくは0.01w/w%〜0.5w/w%、特に好ましくは0.05w/w%〜0.2w/w%である。
水不溶性物質および/または低水溶性物質を水性媒体中に分散させる任意の方法は、本発明による水性の医薬組成物の製造に使用されることができ、その詳細な例は、ホモミキサーを使用する方法である。
公知の防腐剤、pH調節剤、保存剤、緩衝液、着色剤、匂い矯正薬等は、必要に応じて本発明による医薬組成物に添加されてよく、この医薬組成物の処方物の物理的性質、安定性、外観または匂い等が改善される。
防腐剤の例は、ベンズアルコニウムクロリドを含み、pH調節剤の例は、塩酸および水酸化ナトリウムを含み、保存剤の例は、カリウムソルベートを含み、緩衝液の例は、燐酸およびその塩を含み、着色剤の例は、赤色染料No.2を含み、匂い矯正薬の例は、メントールを含む。
独特のガレヌス製剤処方物によれば、シクレソニドは、迅速に鼻粘膜に侵入し、極めて長い保持時間を有する。それ故、効果的な治療の達成のために、極めて低い用量のシクレソニドおよび1日1回、最大1日2回の治療が必要とされる。局所的な抗ヒスタミン剤(例えば、アゼラスチンまたはレボカバスチン)との組合せ物での低張水性懸濁液中での低い用量のシクレソニドは、アレルギー性鼻炎を伴う全ての症状の極めて有効で安全な治療をもたらす。この組合せ物の明らかな利点は、副作用のようなグルココルチコイドの恐れなしに作用の迅速な開始および急速な症状の除去である。
別の実施態様において、本発明は、シクレソニドとアゼラスチンとの組合せ物に関し、シクレソニドは、WO 01/28562またはWO 01/28563にシクレソニドについて記載されているように医薬組成物中に使用され、アゼラスチンは、米国特許第5164194号明細書に記載の医薬組成物中に使用されている。
鼻粘膜について記載する場合には、本発明による処方物は、プラスチック製スクィーズボトルまたはプラスチック製ボトルもしくはガラス製ボトル中に充填されることができ、この場合これらのボトルは、軽量型噴霧ポンプおよび鼻用アダプターまたは適当なドロッパを備えている。眼について記載する場合には、本発明による処方物は、プラスチック製スクィーズボトルまたはプラスチック製ボトルもしくはガラス製ボトル中に充填されることができ、この場合これらのボトルは、適当なドロッパを備えている。
実施例
下記した成分を含有するシクレソニドの水性の医薬組成物は、ホモミキサーで処理することによって製造される。ホモミキサーでの処理は、例えば6000rpmで30分間実施される。
例1:シクレソニドとアゼラスチン塩酸塩との組合せ物
シクレソニド: 0.05%
アゼラスチン塩酸塩 0.14%
微晶質セルロースおよびカルボキシメチルセルロースナトリウム 1.7%
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910 0.1%
鼻用塗布装置によって導出される噴霧液100mgは、それぞれシクレソニド50μgおよびアゼラスチン塩酸塩140μgを導出する。
例2:
シクレソニド: 0.05%
レボカバスチン塩酸塩 0.054%
微晶質セルロースおよびカルボキシメチルセルロースナトリウム 1.7%
ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910 0.1%
鼻用塗布装置によって導出される噴霧液100mgは、それぞれシクレソニド50μgおよびレボカバスチン塩酸塩54μgを導出する(レボカバスチン50μgに対して等量)。

Claims (20)

  1. 粘膜に適用する、アレルギー性鼻炎の治療用医薬組成物であって、作用成分として
    アゼラスチン塩酸塩とシクレソニドとの組合せ物を、シクレソニドまたはその溶媒化合物および製薬学的に認容性の担持剤および/または1つ以上の賦形剤との任意の混合比で有し、作用成分を1つ以上の水不溶性物質および/または低水溶性物質と一緒に有しかつ290mOsm未満の浸透圧を有する水性の医薬組成物である、粘膜に適用する、アレルギー性鼻炎治療用医薬組成物において、水不溶性物質および/または低水溶性物質がセルロースであることを特徴とする、粘膜に適用する、アレルギー性鼻炎の治療用医薬組成物。
  2. 固体粒子の形で存在する水不溶性物質および/または低水溶性物質の濃度が、前記組成物の量に対して有利に0.3w/w%以上である、請求項1記載の医薬組成物。
  3. 固体粒子の形で存在する水不溶性物質および/または低水溶性物質の濃度が、前記組成物の量に対して0.5w/w%〜5w/w%である、請求項2記載の医薬組成物。
  4. 浸透圧が150mOsm以下である、請求項1記載の粘膜に適用する医薬組成物。
  5. 浸透圧が60mOsm以下である、請求項1記載の粘膜に適用する医薬組成物。
  6. 浸透圧が40mOsm以下である、請求項1記載の粘膜に適用する医薬組成物。
  7. 浸透圧が20mOsm以下である、請求項1記載の粘膜に適用する医薬組成物。
  8. さらに塩化ナトリウムまたはグルコースである浸透圧調節剤を有する、請求項1記載の粘膜に適用する医薬組成物。
  9. セルロースが微晶質セルロースである、請求項1記載の粘膜に適用する医薬組成物。
  10. セルロースが水性媒体中に固体粒子として存在する、請求項1記載の粘膜に適用する医薬組成物。
  11. さらに水溶性ポリマー物質を有し、この水溶性ポリマー物質がプロピレングリコール、アルギネート、ペクチン、低級メトキシルペクチン、グアールゴム、アラビアゴム、カラギナン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、キサンタンゴム、ヒドロキシプロピルメチルセルロースまたはヒドロキシプロピルセルロースである、請求項1記載の粘膜に適用する医薬組成物。
  12. 水不溶性物質と水溶性ポリマーとの組合せ物が存在し、この組合せ物が微晶質セルロースおよびカルボキシメチルセルロースナトリウムである、請求項11記載の粘膜に適用する医薬組成物。
  13. さらに界面活性剤および/または湿潤剤を有する、請求項1記載の粘膜に適用する医薬組成物。
  14. ヒドロキシプロピルメチルセルロースを有する、請求項1記載の医薬組成物。
  15. 粘膜が鼻粘膜である、請求項1記載の粘膜に適用する医薬組成物。
  16. アゼラスチン塩酸塩が医薬組成物中に溶解されている、請求項記載の医薬組成物。
  17. シクレソニドが、[11β,16α(R)]−16,17−[(シクロヘキシルメチレン)ビス(オキシ)]−11−ヒドロキシ−21−(2−メチル−1−オキソプロポキシ)プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオンである、請求項1記載の医薬組成物。
  18. シクレソニドが、[11β,16α(R)]−16,17−[(シクロヘキシルメチレン)ビス(オキシ)]−11−ヒドロキシ−21−(2−メチル−1−オキソプロポキシ)プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオンと[11β,16α(S)]−16,17−[(シクロヘキシルメチレン)ビス(オキシ)]−11−ヒドロキシ−21−(2−メチル−1−オキソプロポキシ)プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン)との任意の混合比での混合物として存在する、請求項1記載の医薬組成物。
  19. シクレソニドが水性媒体中に固体粒子の形で分散されている、請求項1記載の医薬組成物。
  20. 作用成分を1つ以上の水不溶性物質および/または低水溶性物質と一緒に有しかつ290mOsm未満の浸透圧を有する水性の医薬組成物である、粘膜に適用する、アレルギー性鼻炎の治療用医薬組成物を製造するための、アゼラスチン塩酸塩と組み合わせた、シクレソニドまたはその溶媒化合物との任意の混合比でのシクレソニド、シクレソニドの製薬学的に相容性の塩、シクレソニドのエピマーの使用において、水不溶性物質および/または低水溶性物質がセルロースであることを特徴とする、上記のシクレソニド、シクレソニドの製薬学的に相容性の塩、シクレソニドのエピマーの使用。
JP2004532150A 2002-08-30 2003-08-29 シクレソニドと抗ヒスタミン剤との組合せ物を含有するアレルギー性鼻炎の治療用医薬組成物 Expired - Lifetime JP4746318B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP02019406 2002-08-30
EP02019406.4 2002-08-30
PCT/EP2003/009622 WO2004019955A1 (en) 2002-08-30 2003-08-29 The use of the combination of ciclesonide and antihistamines for the treatment of allergic rhinitis

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010248760A Division JP2011021043A (ja) 2002-08-30 2010-11-05 アレルギー性鼻炎を治療するためのシクレソニドと抗ヒスタミン剤との組合せ物の使用

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005539044A JP2005539044A (ja) 2005-12-22
JP4746318B2 true JP4746318B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=31970274

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004532150A Expired - Lifetime JP4746318B2 (ja) 2002-08-30 2003-08-29 シクレソニドと抗ヒスタミン剤との組合せ物を含有するアレルギー性鼻炎の治療用医薬組成物
JP2010248760A Pending JP2011021043A (ja) 2002-08-30 2010-11-05 アレルギー性鼻炎を治療するためのシクレソニドと抗ヒスタミン剤との組合せ物の使用

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010248760A Pending JP2011021043A (ja) 2002-08-30 2010-11-05 アレルギー性鼻炎を治療するためのシクレソニドと抗ヒスタミン剤との組合せ物の使用

Country Status (21)

Country Link
US (2) US7879832B2 (ja)
EP (2) EP1545548B1 (ja)
JP (2) JP4746318B2 (ja)
KR (1) KR101067795B1 (ja)
CN (1) CN1674916A (ja)
AT (1) ATE472329T1 (ja)
AU (1) AU2003273396B2 (ja)
BR (2) BR0313611A (ja)
CA (1) CA2495830C (ja)
DE (1) DE60333205D1 (ja)
DK (1) DK1545548T3 (ja)
ES (2) ES2393864T3 (ja)
IL (1) IL166483A (ja)
MX (1) MXPA05001885A (ja)
NO (1) NO335400B1 (ja)
NZ (1) NZ538954A (ja)
PL (1) PL373433A1 (ja)
PT (1) PT1545548E (ja)
SI (1) SI1545548T1 (ja)
WO (1) WO2004019955A1 (ja)
ZA (1) ZA200500719B (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2389530B (en) 2002-06-14 2007-01-10 Cipla Ltd Pharmaceutical compositions
DK1572217T3 (da) * 2002-12-12 2008-12-15 Nycomed Gmbh Kombinationsmedikament af R,R-formoterol og ciclesonid
WO2004110460A1 (en) * 2003-06-13 2004-12-23 Altana Pharma Ag Formoterol and ciclesonide combination
PE20050941A1 (es) 2003-12-16 2005-11-08 Nycomed Gmbh Suspensiones acuosas de ciclesonida para nebulizacion
US20070020330A1 (en) 2004-11-24 2007-01-25 Medpointe Healthcare Inc. Compositions comprising azelastine and methods of use thereof
US8758816B2 (en) 2004-11-24 2014-06-24 Meda Pharmaceuticals Inc. Compositions comprising azelastine and methods of use thereof
NZ555501A (en) 2004-11-24 2010-01-29 Medpointe Healthcare Inc Compositions comprising azelastine and methods of use thereof
WO2006097458A1 (en) * 2005-03-15 2006-09-21 Nycomed Gmbh Novel combination
US20080015241A1 (en) * 2006-07-13 2008-01-17 Cornerstone Biopharma, Inc. All day rhinitic condition treatment regimen
US20080311196A1 (en) * 2006-07-13 2008-12-18 White Donna F All Day Rhinitic Condition Treatment Regimen
JP5661985B2 (ja) 2006-12-27 2015-01-28 帝人ファーマ株式会社 無菌性水性懸濁製剤
KR100878698B1 (ko) * 2007-04-05 2009-01-13 한미약품 주식회사 결정형의 베포타스틴 금속염 수화물, 이의 제조방법 및이를 포함하는 약학 조성물
EP2624836B1 (en) * 2010-10-06 2015-09-23 Bausch & Lomb Incorporated Bepotastine compositions
JP5683719B2 (ja) * 2011-01-04 2015-03-11 イスタ・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッドIsta Pharmaceuticals,Inc. ベポタスチン組成物
CA2906008C (en) 2013-03-13 2019-07-09 Flatley Discovery Lab, Llc Pyridazinone compounds and methods for the treatment of cystic fibrosis
CN106692115A (zh) * 2015-11-13 2017-05-24 天津金耀集团有限公司 一种环索奈德混悬鼻喷剂组合物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997001337A1 (en) * 1995-06-29 1997-01-16 Mcneil-Ppc, Inc. The combination of topical nasal antihistamines and topical nasal steroids
WO2001028562A1 (en) * 1999-10-20 2001-04-26 Byk Gulden Lomberg Chemische Fabrik Gmbh Ciclesonide contained pharmaceutical composition for application to mucosa

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL132137C (ja) 1963-04-24
US3813384A (en) 1972-01-17 1974-05-28 Asta Werke Ag Chem Fab Basically substituted benzyl phthalazone derivatives,acid salts thereof and process for the production thereof
US4369184A (en) 1980-01-24 1983-01-18 Janssen Pharmaceutica N.V. 1-(Cyclohexyl)-4-aryl-4-piperidinecarboxylic acid derivatives
JPS6150978A (ja) 1984-08-16 1986-03-13 Takeda Chem Ind Ltd ピリジン誘導体およびその製造法
ATE84968T1 (de) 1987-11-13 1993-02-15 Asta Medica Ag Azelastin enthaltende arzneimittel zur anwendung in der nase und/oder am auge.
GR1001529B (el) 1990-09-07 1994-03-31 Elmuquimica Farm Sl Μέ?οδος για την λήψη νέων 21-εστέρων της 16-17-ακετάλης της πρ να-1,4-διενο-3,20-διόνης.
EP0701565B1 (de) 1993-04-02 1998-10-28 Byk Gulden Lomberg Chemische Fabrik GmbH Neue prednisolonderivate
EP0709099A3 (en) 1994-09-28 1996-07-24 Senju Pharma Co Aqueous suspension for nasal administration containing cyclodextrin
DE19541689A1 (de) 1994-11-14 1996-05-15 Byk Gulden Lomberg Chem Fab Kombinationsarzneimittel
AU6290396A (en) 1995-06-29 1997-01-30 Mcneil-Ppc, Inc. The combination of topical nasal mast cell stabilizers and topical nasal steroids
EP0780127A1 (en) 1995-12-19 1997-06-25 The Procter & Gamble Company A nasal spray containing a steroid and a antihistamine
JPH11511758A (ja) 1996-06-04 1999-10-12 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 鼻腔用ステロイドと抗ヒスタミン剤を含む鼻腔内噴霧薬
FR2754712B1 (fr) * 1996-10-17 1999-09-03 Merck Sharp Dohme Chibret Lab Compositions ophtalmiques
US20020111495A1 (en) * 1997-04-04 2002-08-15 Pfizer Inc. Nicotinamide acids, amides, and their mimetics active as inhibitors of PDE4 isozymes
IL131492A0 (en) 1997-04-30 2001-01-28 Warner Lambert Co Topical nasal antiinflammatory compositions
EP0903151A1 (en) 1997-09-22 1999-03-24 ASTA Medica Aktiengesellschaft Use of combinations comprising non-sedating antihistamines and alpha-adrenergic drugs for the topical treatment of rhinitis/conjunctivitis and cold, cold-like and/or flu symptoms
TWI243687B (en) 1998-04-21 2005-11-21 Teijin Ltd Pharmaceutical composition for application to mucosa
US6297227B1 (en) 1998-09-10 2001-10-02 Schering Corporation Methods and compositions for treating sinusitis, otitis media and other related disorders using antihistamines
US20020061281A1 (en) 1999-07-06 2002-05-23 Osbakken Robert S. Aerosolized anti-infectives, anti-inflammatories, and decongestants for the treatment of sinusitis
DE19947234A1 (de) * 1999-09-30 2001-04-05 Asta Medica Ag Neue Kombination von Loteprednol und Antihistaminika
AR026073A1 (es) 1999-10-20 2002-12-26 Nycomed Gmbh Composicion farmaceutica acuosa que contiene ciclesonida
CA2356177A1 (en) 1999-10-20 2001-04-26 Kazuya Takanashi Aqueous pharmaceutical compositions
AU772406B2 (en) 1999-11-18 2004-04-29 Alcon Inc. Use of H1 antagonist and a safe steroid to treat eye conditions
US20040097486A1 (en) 1999-11-18 2004-05-20 Yanni John M. Use of an H1 antagonist and a safe steroid to treat eye conditions
US6653313B2 (en) * 2000-08-10 2003-11-25 Warner-Lambert Company Llc 1,4-dihydropyridine compounds as bradykinin antagonists
US6706726B2 (en) * 2000-10-14 2004-03-16 Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co. Kg Anticholinergics which may be used as medicaments as well as processes for preparing them
CN1599625A (zh) 2001-12-05 2005-03-23 爱尔康公司 H1拮抗剂和安全类固醇治疗鼻炎的用途
GB2389530B (en) * 2002-06-14 2007-01-10 Cipla Ltd Pharmaceutical compositions
CA2504200A1 (en) 2002-11-12 2004-05-27 Alcon, Inc. The use of an anti-allergy agent and a steroid to treat allergic rhinitis

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997001337A1 (en) * 1995-06-29 1997-01-16 Mcneil-Ppc, Inc. The combination of topical nasal antihistamines and topical nasal steroids
WO2001028562A1 (en) * 1999-10-20 2001-04-26 Byk Gulden Lomberg Chemische Fabrik Gmbh Ciclesonide contained pharmaceutical composition for application to mucosa

Also Published As

Publication number Publication date
CA2495830A1 (en) 2004-03-11
SI1545548T1 (sl) 2010-11-30
NO20051521L (no) 2005-03-22
MXPA05001885A (es) 2005-06-03
KR20050058400A (ko) 2005-06-16
CN1674916A (zh) 2005-09-28
IL166483A0 (en) 2006-01-15
DE60333205D1 (de) 2010-08-12
KR101067795B1 (ko) 2011-09-27
ES2348034T3 (es) 2010-11-29
EP2295062B1 (en) 2012-08-29
US20050245493A1 (en) 2005-11-03
ZA200500719B (en) 2006-02-22
US20110092471A1 (en) 2011-04-21
NO20051521D0 (no) 2005-03-22
NZ538954A (en) 2007-04-27
PT1545548E (pt) 2010-09-02
JP2005539044A (ja) 2005-12-22
CA2495830C (en) 2012-08-21
BRPI0313611B1 (pt) 2018-03-06
ATE472329T1 (de) 2010-07-15
AU2003273396B2 (en) 2008-12-11
JP2011021043A (ja) 2011-02-03
NO335400B1 (no) 2014-12-08
DK1545548T3 (da) 2010-09-27
EP1545548A1 (en) 2005-06-29
IL166483A (en) 2013-11-28
WO2004019955A1 (en) 2004-03-11
AU2003273396A1 (en) 2004-03-19
EP2295062A1 (en) 2011-03-16
EP1545548B1 (en) 2010-06-30
BR0313611A (pt) 2005-06-21
ES2393864T3 (es) 2012-12-28
US8486923B2 (en) 2013-07-16
PL373433A1 (en) 2005-08-22
US7879832B2 (en) 2011-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8486923B2 (en) Use of the combination of ciclesonide and antihistamines for the treatment of allergic rhinitis
AU2012204557B2 (en) Bepotastine compositions
EP2486942B1 (en) Compositions comprising azelastine and methods of use thereof
US20090221541A1 (en) Pharmaceutical formulations
US20060110449A1 (en) Pharmaceutical composition
US20050222102A1 (en) Treatment of rhinitis with anticholinergics alone or in combination with antihistamines, phosphodiesterase 4 inhibitors, or corticosteroids
JP2020090547A (ja) 神経学的及び神経変性疾患及び障害を処置するための鼻腔投与組成物
US20230218630A1 (en) Combination of alcaftadine and a corticosteroid
WO2006097458A1 (en) Novel combination
MXPA06008935A (en) Treatment of rhinitis with anticholinergics alone in combination with antihistamines phosphodiesterase 4 inhibitors, or corticosteroids

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091204

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100203

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101105

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20101201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110513

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4746318

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term