JP4745020B2 - 電子機器の電源端子構造 - Google Patents

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Description

本発明は、インターホン機器等の電子機器に設けた速結端子に電源線を接続する電源端子構造に関し、特に壁面等に背部を埋め込んで設置する電子機器の電源端子構造に関する。
ケース背部を壁面に埋設して取り付ける形態の電子機器は、ケースの一部を壁面に取り付けてから結線することになる。そのため、電源端子は通常ケース内に備えられることになり、電源線をケース背部からケース内に引き込んで電源端子に接続され、電源の供給を受ける。例えば、非特許文献1の取付図に示すVH(K)−RMタイプの住宅情報盤(居室親機)では、ケース内の背板上に設置した回路基板に電源端子として速結端子を組み付けて、電源線はケース背部に設けられた開口部を介して上方或いは後方からケース内に挿入されて接続されるよう構成されている。
「アイホン総合カタログ2005/2006年版」アイホン株式会社 p.129(取付図)
しかしながら、電源線は太くて曲げにくいため、機器ケース内に引き込んだ電源線は狭い空間で引き回して速結端子に結線することになり、結線作業は簡易な作業ではなく手間が掛かっていた。また、機器ケース内に引き込んだ電源線を引き回して電源線接続部に結線するための配線空間が必要なため、電源端子をケース内に配置した構成のものは、小型化が難しかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、ケース内で速結端子に電源線を結線する構成であっても、電源線を引き回すこと無く結線することを可能とし、ケース内に配線空間を殆ど必要としない電子機器の電源端子構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、請求項1に記載の発明は、少なくとも一部が壁面に収容される後ケースと後ケースの開口した前面を覆う前ケースとを有し、前後に分離可能に構成されたケースの内部に速結端子から成る電源端子を組み付けた電子機器の電源端子構造であって、速結端子は、後ケース背面を前ケース側となる前方に隆起させた隆起部に配置すると共に、隆起部の形成によってケース背面側に形成された空間を電源線引き込み空間とし、隆起部の速結端子の電線挿入部と同一方向の側部に電源線を引き込むための開口部を設け、ケース背部から開口部を介して電源線を引き込んで速結端子に接続することを特徴とする。
この構成により、速結端子背部方向から電源線を引き込むため、電源線を引き込んで速結端子まで配線するためのケース内の配線空間を小さくすることができ、ケースの小型化に有効である。
また、速結端子を後ケースの隆起部に配置するため、堅牢に固定することができ、電源線の挿脱操作がし易い。
また、速結端子の電線挿入部と同一方向の側部に電源線を引き込むための開口部を設けたので、挿入した電線の結線がしやすい。
請求項の発明は、請求項1に記載の発明において、電源線引き込み空間の開口部へ通ずる部位には、電源線を速結端子の電線挿入部に案内するためのガイド壁が設けられて成ることを特徴とする。
この構成により、電源線引き込み空間から開口部へ挿入した電源線は速結端子の電線挿入部に案内されるので、入線処理しやすく施工性が向上する。
本発明によれば、速結端子の背部方向から電源線を引き込むため、電源線を引き込んで速結端子まで配線するための配線空間を別途ケース内に設ける必要がなく、ケースの小型化に有効である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図4は本発明に係る電子機器の電源端子構造の一例を示し、インターホン居室親機の後ケースを示している。図1は速結端子と電源トランスを組み付けた後ケースの斜視図、図2はA部の拡大図、図3は後ケースの背面方向斜視図、図4は回路基板を組み付けた後ケースの正面図である。図に示すように、この居室親機のケース1は、壁面内に主要部が埋設される後ケース1aと、後ケース1aの開口した前面を覆い操作部が設けられた前ケース1bとから成り、前ケース1bを後ケース1aに組み付けたケース1の外観を図5に示している。尚、5は電源線、16は電源トランスを示している。
後ケース1aは、壁面に当接させて前ケース1bを組み付けるための係合部を備えた枠部2と、枠部2内部に配置されて壁面内に埋設される箱部3とから成り、箱部3内部に電源線5を結線するための速結端子4が組み付けられている。
速結端子4は、後ケース1aの左上隅部に配置され、前方に向けて(図1では斜め上方に向けて)隆起形成された隆起部7の前面に、電線挿入部4aを下方に向けてネジ止め固定されている。この隆起部7の背部は空洞形成され、図3に示すように、後方、上方及び左方の3方から電源線をケース内に挿入できるよう電源線引き込み空間8が形成されている。
そして、図2に示すように電線挿入部4aと同一方向となる隆起部7の下面には、電源線5を引き込むための開口部9が形成されている。この開口部9は斜め前方に向けて形成され、この電源線引き込み空間8と、開口部9とで電源線挿入孔を構成している。また、開口部9へ通ずる電源線引き込み空間8内には、電源線5を案内するための平坦な傾斜面からなるガイド壁10が設けられている。
また、隆起部7に隣接する箱部3上面には背面にかけて各種ケーブルを入出するための配線処理孔12が大きく開口形成され、図4に示すように、箱部3内に配設された接続端子アレイ13へのケーブルの接続を容易に実施できるよう構成されている。この接続端子アレイ13は、上下方向に平行に2列配置されて構成され、箱部3の背板上に配置されたターミナル基板14に組み付けられている。
一方、図4に示すように、箱部3の左側には電源回路が組み付けられた電源基板15が取り付けられている。電源基板15は、箱部3の側面に沿って縦配置されて取り付けられ、電源基板15の下部には電源スイッチ17が組み付けられている。尚、居室親機を動作させるための各素子が搭載された動作基板は、前ケース1bに組み付けられ(図示せず)、速結端子4と電源基板15とは図示しないリード線により接続されている。
このように、電源線挿入孔を速結端子の真後ろに設けて速結端子背部方向から電源線を引き込むため、電源線を引き込んで速結端子まで配線するためのケース内の配線空間を小さくすることができ、ケースの小型化に有効であるし、挿入した電源線の結線がし易い。
また、速結端子を隆起部に固定するので堅牢に固定することができ、電源線の挿脱操作がし易いし、電源線挿入孔に挿入した電源線はガイド壁により速結端子の電線挿入部に案内されるので、入線処理しやすく施工性が向上する。
また、電源基板を縦配置してケース側面近傍に設置することで、ターミナル基板を後ケースの底面全体を使用して組み付けることができ、左右に組み付けた縦長の接続端子アレイ間のスペースが充分確保できる。そのため、中央に形成されたスペースに配線を収納することができ、接続端子側の配線処理がしやすくなる。逆に言えば、ケース幅を狭くすることが可能となり、機器全体の大きさを更に小さくすることが可能となる。
尚、上記実施形態は、後ケース1a背面の隅部に隆起部7を形成して速結端子4を配置したが、隆起部7は背面の任意の位置に設けて良く、ケース1内の部品配置や入線方向により決定すればよい。また、各種センサ等の機器を接続することを想定して接続端子を多数設けた構成を示しているが、各種機器の接続が必要ない機器であればこのような接続端子アレイ13は必要ないし、そのための大きな配線処理孔12も必要ない。
更に、速結端子4と電源基板15とはリード線を介して接続される構成となっているが、速結端子4は隆起部7に固定せずに直接電源基板15に搭載しても良い。この場合電源基板15との電気的接続が必要なくなるので組立性が向上する。
また、速結端子4は電線挿入部4aを下に向けて取り付けてあるが、他の方向を向けても良いし、接続する電源線5の曲げ量を小さくするために僅かに背部方向に向けて傾斜させて取り付けても良い。
本発明の電子機器の電源端子構造は、居室親機の電源端子構造だけでなく、壁面に設置される電子機器に対して適用でき、その小型化に有効である。
本発明に係る電子機器の電源端子構造の実施形態の一例を示し、インターホン機器の後ケース斜視図である。 図1のA部拡大図である。 図1の背面方向斜視図である。 図1の後ケースに電源基板を組み付けた状態の正面図である。 図1の後ケースに前ケースを組み付けた斜視図である。
符号の説明
1a・・後ケース、1b・・前ケース、2・・枠部、3・・箱部、4・・速結端子、5・・電源線、7・・隆起部、8・・電源線引き込み空間(電源線挿入孔)、9・・開口部(電源線挿入孔)、10・・ガイド壁。

Claims (2)

  1. 少なくとも一部が壁面に収容される後ケースと前記後ケースの開口した前面を覆う前ケースとを有し、前後に分離可能に構成されたケースの内部に速結端子から成る電源端子を組み付けた電子機器の電源端子構造であって、
    前記速結端子は、前記後ケース背面を前記前ケース側となる前方に隆起させた隆起部に配置すると共に、前記隆起部の形成によってケース背面側に形成された空間を電源線引き込み空間とし、
    前記隆起部の前記速結端子の電線挿入部と同一方向の側部に電源線を引き込むための開口部を設け、ケース背部から前記開口部を介して電源線を引き込んで前記速結端子に接続することを特徴とする電子機器の電源端子構造。
  2. 前記電源線引き込み空間の前記開口部へ通ずる部位には、電源線を前記速結端子の電線挿入部に案内するためのガイド壁が設けられて成ることを特徴とする請求項1記載の電子機器の電源端子構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0670091U (ja) * 1993-02-26 1994-09-30 松下電工株式会社 感知器ベース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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